JP2001137428A - 遊技機用基板ケ−ス - Google Patents

遊技機用基板ケ−ス

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JP2001137428A
JP2001137428A JP31927399A JP31927399A JP2001137428A JP 2001137428 A JP2001137428 A JP 2001137428A JP 31927399 A JP31927399 A JP 31927399A JP 31927399 A JP31927399 A JP 31927399A JP 2001137428 A JP2001137428 A JP 2001137428A
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利治 若山
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貴男 笹崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム用電子回路基板が改ざんされた蓋然性
の高いことを確実に判別することができる遊技機用基板
ケースを提供する。 【解決手段】 遊技機用基板ケース1のケース本体3と
上蓋4との間が複数の第1封印部7B,7Cを介して連
結可能に構成され、上蓋4と遊技機側の受け部との間が
複数の第2封印部7D,7E,7F,7Gを介してそれ
ぞれ連結可能に構成されている。第1封印部7B,7C
および第2封印部7D,7E,7F,7Gは、上蓋4の
取外しを規制するように上蓋4の左右二箇所に所定長さ
で配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゲーム用電子回路
基板を収容して遊技機に取付けられる基板ケースに関
し、詳しくは、ゲーム用電子回路基板の改ざんに対する
保安性を向上させた遊技機用基板ケースに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、パチンコ、ピンボールゲーム、ス
マートボール、スロットマシン等の遊技機の殆どは、マ
イクロコンピュータを用いたゲ−ム用電子回路によって
遊技動作が制御されている。このゲーム用電子回路は、
総括的な演算処理を行う中央処理装置(CPU)、デー
タの読取りおよび書込みが可能な記憶素子(RAM)、
データの読取りのみ可能な記憶素子(ROM)等を備え
ており、これらのRAM,ROMに記憶されたデータを
使用してCPUにより遊技動作を制御している。
【0003】前記ROMには、遊技機の機種に応じて、
例えば役物の大当たり、小当たりの発生確率を決定する
ためのデータ等が記憶されている。そして、このROM
は、ゲーム用電子回路基板に着脱自在に装着され、これ
を交換することで、遊技動作の特性を変更できるように
なっている。
【0004】このような事情から、前述の遊技機におい
ては、ゲーム用電子回路基板のROMを第三者が不正に
交換する虞がある。そこで、ROMを簡単に不正交換で
きないようにするため、ゲーム用電子回路基板は、通
常、基板ケースに収容した状態で遊技機の内部に取り付
けられている。しかしながら、単にゲーム用電子回路基
板を基板ケースに収容しただけでは、ROMの不正交換
は防止できない。そこで、基板ケースが不正に開けられ
ないようにするため、基板ケースの上蓋に施錠装置付き
のホルダ金具を被せた状態で基板ケースを遊技機に取り
付ける構造が提案されている(特開平11−4947号
公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ROMを不
正交換しようとする第三者にとって、ホルダ金具の施錠
装置を不正に解錠することは決して不可能なことではな
い。従って、現在のところ、ゲーム用電子回路基板のR
OMの不正交換に対する防御手段には不十分な点があ
り、その改善策が要望されている。
【0006】本発明は、前記改善策を種々検討した結
果、ROMの不正交換などのゲーム用電子回路基板の改
ざんに対しては、その事実を早期に発見して事後対策を
講じることがより実用的であるとの見解に基づき完成さ
れたものである。すなわち、本発明は、ゲーム用電子回
路基板が改ざんされた蓋然性の高いことを確実に判別す
ることができる遊技機用基板ケースを提供することを課
題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明に係る遊技機用基板ケースは、ゲーム用電子
回路基板を収容して遊技機に取付けられる基板ケースで
あって、ケース本体と上蓋との間、および、上蓋と遊技
機側の受け部との間が封印部材を介してそれぞれ連結可
能に構成されており、前記封印部材は、上蓋の取外しを
規制するように所定位置に所定長さで配設されることを
特徴とする。
【0008】本発明の遊技機用基板ケースにおいては、
ケース本体と上蓋との間を封印部材で連結すると、封印
部材が上蓋の取外しを規制するため、ケース本体から上
蓋を開ける際には封印部材を切断する必要が生じる。ま
た、上蓋と遊技機側の受け部との間を封印部材で連結す
ると、封印部材が上蓋の取外しを規制するため、ケース
本体から上蓋を開ける際、あるいは基板ケースを遊技機
から取り外す際に封印部材を切断する必要が生じる。従
って、封印部材が切断された痕跡により、ケース本体か
ら上蓋が開けられた可能性、あるいは基板ケース全体が
遊技機から取り外された可能性の高いことが判明する。
【0009】本発明の遊技機用基板ケースにおいて、前
記封印部材に、上蓋に連結されるベース部と、このベー
ス部から延出してその先端部がケース本体に連結される
複数の第1封印部と、ベース部から延出してその先端部
が前記受け部に連結される複数の第2封印部とが一体に
成形されていると、基板ケースに収容されたゲーム用電
子回路基板の確認検査が複数回に亘って行われる場合の
取扱い性が向上するので好ましい。
【0010】また、前記封印部材が可撓性のある合成樹
脂から成り、前記ケース本体、上蓋、受け部の被連結箇
所に設けられた連結穴に弾性変形して挿入され、かつ、
連結穴から引抜き不能に弾性復帰する引き千切り可能な
封印ヘッドがこの封印部材に一体に成形されていると、
封印部材による封印作業および開封作業が容易に行える
ので好ましい。
【0011】また、第2封印部の延出部分が曲げ剛さが
小さくなる断面形状に成形されていると、封印作業にお
いて連結穴の位置と封印部材との相対位置に多少のずれ
があっても、このずれは第2封印部の延出部分に吸収さ
れるので好ましい。また、第2封印部の延出部分が曲げ
剛さが小さくなる断面形状に成形されていると、連結穴
に挿入された封印ヘッドの引き千切り部にかかる曲げモ
ーメントの大きさが小さくなり、引き千切り部の疲労に
よって封印ヘッドが千切れることを防止できるので好ま
しい。
【0012】また、封印部材を成形する合成樹脂が結晶
性の熱可塑性樹脂であると、接着性が悪いため、封印部
材を不正に開封した後、再接着する偽装を防止できるの
で好ましい。
【0013】また、前記受け部に連結穴を個々に隔てる
仕切りが設けられていると、連結穴に挿入された封印ヘ
ッドは、この仕切りによって隣接する連結穴を介して外
部から干渉することが出来なくなり、連結穴に挿入され
た封印ヘッドに対する不正行為を防げるので好ましい。
【0014】さらに、封印部材の使用状況を示す検査履
歴シールが上蓋に貼付されており、この検査履歴シール
が破れ易い脆弱紙から成る場合には、検査履歴シールの
改ざんが困難なため、封印部材の不正開封を隠ぺいする
偽装を防止できるので好ましい。
【0015】また、本発明の遊技機用基板ケースが、施
錠装置付きのホルダ金具を介してその解錠時にのみ取外
し可能に遊技機に取付けられていると、施錠装置の施錠
により基板ケース自体の取外し、または、上蓋の開放を
防止できるので好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る遊技機用基板ケースの実施形態を説明する。図1は本
発明の第1実施形態に係る遊技機用基板ケースの分解斜
視図である。
【0017】同図に示すように、第1実施形態の遊技機
用基板ケース1は、ゲーム用電子回路基板2を収容する
ケースであり、概略長方形の浅いトレイ状を呈するケー
ス本体3と、このケース本体3の外側に嵌合する上蓋4
とを備えている。この遊技機用基板ケース1は、ケース
本体3に上蓋4を被せてゲーム用電子回路基板2を収容
した図2に示す状態で遊技機の内部に取り付けられる。
図2はこの遊技機用基板ケース1の斜視図である。
【0018】すなわち、遊技機用基板ケース1は、図3
に示すように、左右一対の固定金具5,6を介して遊技
機としてのスロットマシンSの内部に着脱自在に取付け
られる。図3は遊技機用基板ケース1の取付け構造を示
す分解斜視図である。そして、この遊技機用基板ケース
1は、ケース本体3と上蓋4との間、および、上蓋4と
スロットマシン側の受け部である固定金具5,6との間
が封印部材7,7を介してそれぞれ連結可能に構成され
ている。
【0019】図1に示すように、前記ゲーム用電子回路
基板2は、ケース本体3に収容可能な長方形の基板であ
り、ケース本体3の底部に設けられた支持台3A上にね
じ止め固定される。また、ゲーム用電子回路基板2は、
ネジ止めしなくてもケース本体3と上蓋4との間に挟持
させて固定することもできる。このゲーム用電子回路基
板2は、総括的な演算処理を行うCPU、データの読取
りおよび書込みが可能なRAM、データの読取りのみ可
能なROM等を備えており、これらのRAM,ROMに
記憶されたデータを使用してCPUによりスロットマシ
ンの遊技動作を制御する。前記ROMには、スロットマ
シンの機種に応じたデータ、例えば大当たり、小当たり
の発生確率を決定するためのデータ等が記憶されてい
る。そして、このROMは、ゲーム用電子回路基板2に
着脱自在に装着され、これを交換することで、スロット
マシンの遊技動作の特性を変更できるようになってい
る。
【0020】ケース本体3および上蓋4は、適宜の樹
脂、例えばポリカーボネート樹脂によりそれぞれ一体に
成形されている。ケース本体3の長辺側の外周には、係
合凹部3Bが一対づつ形成され、また、上蓋4の長辺側
の側壁には、前記各係合凹部3Bに弾性的に係合する係
合爪4Aが一対づつ形成されている。そして、各係合凹
部3Bに各係合爪4Aが弾性的に係合することにより、
上蓋4がケース本体3の外周に嵌合して被せられるよう
に構成されている。
【0021】前記上蓋4の短辺側の相対する箇所には、
封印部材7,7の取付け座4B,4Bが上蓋4の前面か
ら側面に亘る切欠き状に形成されている。そして、この
取付け座4B,4Bの前面側には、封印部材7,7を固
定するための2つの連結穴4C,4Cが所定間隔を開け
て形成されている。また、取付け座4B,4Bの側面側
には、2つの切欠き4D,4Dが例えば前記連結穴4
C,4Cに対応した位置に形成されている。一方、ケー
ス本体3の短辺側の側壁には、封印部材7,7を固定す
るための2つの連結穴3C,3Cが上蓋4の切欠き4
D,4Dに合致する箇所に形成されている。
【0022】また、上蓋4の上面には、片側の固定金具
6に付設されたホルダ金具8の係止片8A(図3参照)
に係止される凹部4Eが片側の取付け座4Bの近傍に配
置して形成されている。そして、このような上蓋4の上
面には、封印部材7,7の使用状況を表示する検査履歴
シ−ル9が貼付される。
【0023】固定金具5は、図3に示すように、遊技機
用基板ケース1の左側部を上下方向から挟持する一対の
挟持片5A,5Aと、その左側部の正面を係止する係止
片5Bとがベ−ス板5Cから起立して折り曲げ加工され
た板金製部材である。この固定金具5には、前記上蓋4
の左側の取付け座4Bに取り付けられる封印部材7の受
け部5Dがボックス状に折り曲げ加工され、その前面に
は封印部材7を固定するための4つの連結穴5Eが上下
に並べて形成されている。そして、この固定金具5のベ
−ス板5Cは、図4に示すように、スロットマシンSの
取付板Pにねじ止めされている。図4は遊技機用基板ケ
ース1の封印構造を示す断面図である。
【0024】一方、固定金具6は、図3に示すように、
遊技機用基板ケース1の右側部を上下方向から挟持する
一対の挟持片6A,6Aがベ−ス板6Bから起立して折
り曲げ加工された板金製部材である。この固定金具6に
は、前記上蓋4の右側の取付け座4Bに取り付けられる
封印部材7の受け部6Cがボックス状に折り曲げ加工さ
れ、その前面には封印部材7を固定するための4つの連
結穴6Dが上下に並べて形成されている。そして、この
固定金具6のベ−ス板6Bは、図4に示すように、スロ
ットマシンSの取付板Pにねじ止めされている。
【0025】固定金具6に付設されるホルダ金具8は、
図3および図5に示すように、上蓋4の凹部4Eを係止
可能な係止片8Aを有するボックス状に折り曲げ加工さ
れており、固定金具6の下端部にヒンジ結合されて上方
に回動可能に連結されている。図5は図3に示す上蓋4
の右側部を拡大して示す部分斜視図である。そして、こ
のホルダ金具8には、固定金具6に折り曲げ加工された
ラッチ受け6Eに係合して施錠されるシリンダ錠10が
付設されている。また、施錠位置のホルダ金具8に隠れ
る箇所の、前記ケース本体3の側部にはねじ止め用のブ
ラケット3Dが突設されている。
【0026】前記封印部材7,7は、可撓性のある合成
樹脂、好ましくは結晶性の熱可塑性樹脂から成り、例え
ば、ポリプロピレンにより一体に成形されている。図6
はこの封印部材7の斜視図、図7はこの封印部材7の正
面図である。各封印部材7には、これら各図に示すよう
に、帯状に延びるベース部7Aと、このベース部7Aの
上下の端部から横方向に延びる2条の第1封印部7B,
7Cと、これらの間に配置されてベ−ス部7Aから横方
向に延びる4条の第2封印部7D,7E,7F,7Gと
が一体に成形されている。
【0027】各第1封印部7B,7Cは、図4、図9お
よび図11に示すように、上蓋4とケース本体3とを緩
みなく連結できる所定の長さに設定され、また、各第2
封印部7D,7E,7F,7Gは、上蓋4と固定金具5
または固定金具6とを緩みなく連結できる所定の長さに
設定されている。図9は基板ケース1の平面図であり、
図4の断面図はこの平面図を破断した図である。図11
は図9に示す基板ケース1の右方側面断面図である。
【0028】前記ベ−ス部7Aの裏面には、上蓋4の取
付け座4Bに形成された連結穴4C,4Cに挿入される
封印ヘッド7H,7Hが一体に突設されている。また、
各第1封印部7B,7Cの裏面には、ケース本体3の連
結穴3Cに挿入される封印ヘッド7Hがそれぞれ突設さ
れている。さらに、各第2封印部7D,7E,7F,7
Gの先端部の裏面には、固定金具5の連結穴5Eまたは
固定金具6の連結穴6Dに挿入される封印ヘッド7Hが
それぞれ突設されている。
【0029】前記の各封印ヘッド7Hは、図8に拡大し
て示すような矢じり状を呈しており、その先端部には、
相互に内側に弾性変形可能な一対の係止片7I,7Iが
形成されている。また、第1封印部7B,7Cおよび第
2封印部7D,7E,7F,7Gに突設された各封印ヘ
ッド7Hにおいては、その基端部に半円状のストッパ7
Jが形成されている。そして、このストッパ7Jは、第
1封印部7B,7Cまたは第2封印部7D,7E,7
F,7Gの先端に形成された半円状の開口部7Kに一対
の引き千切り部7L,7Lを介して引き千切り可能に連
結されている。
【0030】前記検査履歴シ−ル9は破れ易い脆弱紙か
ら成る。この検査履歴シ−ル9には、図9に示すよう
に、封印部材7,7の第1封印部7B,7Cおよび第2
封印部7D,7E,7F,7Gの使用状況をそれぞれ表
示する項目として、封印目的、封印年月日、封印担当者
を記載する項目が設けられている。
【0031】本発明の第1実施形態に係る遊技機用基板
ケース1においては、まず、図1に示すように、ケース
本体3の各支持台3Aにゲーム用電子回路基板2をねじ
止めする。そして、図2に示すように、ケース本体3の
外周に上蓋4を嵌合して被せ、この上蓋4の各係合爪4
Aをケース本体3の各係合凹部3Bに弾性的に係合させ
る。
【0032】こうしてゲーム用電子回路基板2が収容さ
れた遊技機用基板ケース1に対しては、まず、上蓋4の
取付け座4B,4Bにそれぞれ封印部材7,7を取り付
ける。この取り付け作業は、封印部材7のベ−ス部7A
に突設された各封印ヘッド7H,7Hを上蓋4の連結穴
4C,4Cに挿入して行う。連結穴4Cに挿入された各
封印ヘッド7Hは、図10に示すように、一対の係止片
7I,7Iが弾性復帰して連結穴4Cの周辺に係合する
ことにより、連結穴4Cから引抜き不能となる。
【0033】つぎに、封印部材7の第1封印部7Bを使
用して上蓋4とケース本体3との間を封印する。すなわ
ち、第1封印部7Bの先端に突設された封印ヘッド7H
をケース本体3の連結穴3Cに挿入する。連結穴3Cに
挿入された封印ヘッド7Hは、図10に示すように、一
対の係止片7I,7Iが弾性復帰して連結穴3Cの周辺
に係合することにより、連結穴3Cから引抜き不能とな
る。この封印作業は左右の第1封印部7B,7Bにおい
て同様に行う。
【0034】前述した一連の作業、すなわち、ケース本
体3と上蓋4から成る遊技機用基板ケース1内にゲーム
用電子回路基板2を収容し、上蓋4とケース本体3との
間を左右の第1封印部7B,7Bで封印する作業は、ゲ
ーム用電子回路基板2を取り扱う所定の組合が行う。こ
の場合、第1封印部7B,7Bを使用した封印作業の担
当者は、検査履歴シ−ル9に封印作業の目的、作業年月
日、作業担当者名を記入する。
【0035】組合において上蓋4とケース本体3との間
が左右の第1封印部7B,7Bにより封印された遊技機
用基板ケース1は、遊技機であるスロットマシンSのメ
ーカに輸送される。その輸送過程においては、ケース本
体3から上蓋4が開けられると、ゲーム用電子回路基板
2上のROMの不正交換が可能となる。しかしながら、
左右の第1封印部7B,7Bは、図10に示すように緩
みのない状態で上蓋4とケース本体3とを連結してい
る。また、取付け座4Bは上蓋4の表面から一段落ち込
んだ構造をしているため、カッター等によってベース部
7Aの封印ヘッド7Hを切断することは出来ない。この
ため、何れか一方の第1封印部7Bを切断または破断し
ない限り、ケース本体3から上蓋4を開けることはでき
ない。従って、ゲーム用電子回路基板2のROMの不正
交換などを目論む第三者は、第1封印部7Bを切断また
は破断せざるを得ない。
【0036】また、第1封印部7Bを含めて封印部材7
は再接着が困難な結晶性の熱可塑性樹脂、具体的にはポ
リプロピレンにより構成されている。この樹脂からなる
封印部材7は基板ケース1や固定金具5,6にも接着し
難い。このため、第1封印部7Bを一旦切断または破断
すると再接着が困難であるためにその痕跡が残り、ゲー
ム用電子回路基板2のROMの不正交換などの不正行為
は発覚する。
【0037】スロットマシンSのメーカに輸送された遊
技機用基板ケース1は、図3に示すように、その左側部
を挟持する固定金具5およびその右側部を挟持する固定
金具6を介してスロットマシンSに固定される。その
際、ケース本体3の右側部に突設されたブラケット3D
が固定金具6のベ−ス板6Bにねじ止めされる。そし
て、ホルダ金具8が上方に起立回動されてシリンダ錠1
0がラッチ受け6Eに施錠されることにより、上蓋4の
右側部の凹部4Eがホルダ金具8の係止片8Aに図5に
示すように係止される。
【0038】こうして固定金具5,6を介してスロット
マシンSの取付板Pに固定された遊技機用基板ケース1
に対しては、封印部材7の第2封印部7Dを使用して上
蓋4とスロットマシンS側の受け部との間を封印する。
すなわち、図12に示すように、第2封印部7Dの先端
に突設された封印ヘッド7Hを固定金具5の受け部5D
に設けた連結穴5Eに挿入し、封印ヘッド7Hを連結穴
5Eから引抜き不能とする。同様に、右側の第2封印部
7Dの封印ヘッド7Hを固定金具6の受け部6Cに設け
た連結穴6Dに挿入し、封印ヘッド7Hを連結穴6Dか
ら引抜き不能とする。この場合、メーカにおいて第2封
印部7D,7Dを使用した封印作業の担当者は、検査履
歴シ−ル9に封印作業の目的、作業年月日、作業担当者
名を記入する。
【0039】メーカにおいて上蓋4と固定金具5の受け
部5Dとの間、および上蓋4と固定金具6の受け部6C
との間が左右の第2封印部7D,7Dにより封印された
遊技機用基板ケース1は、スロットマシンSに内蔵され
た状態でホールに輸送される。その輸送過程において、
遊技機用基板ケース1の上蓋4は、シリンダ錠10付き
のホルダ金具8に突設された係止片8Aに正面側が係止
されているため、シリンダ錠10を解錠しない限り取り
外すことができない。
【0040】また、左右の第2封印部7D,7Dは、図
4に示すように緩みの少ない状態で上蓋4と固定金具5
の受け部5Dとの間、および上蓋4と固定金具6の受け
部6Cとの間を連結しているため、シリンダ錠10が不
正に解錠されたとしても、何れか一方の第2封印部7D
を切断または破断しない限り、ケース本体3から上蓋4
を開けることは不可能となる。従って、ゲーム用電子回
路基板2のROMの不正交換などを目論む第三者は、第
2封印部7Dを切断または破断せざるを得ず、そうした
場合には、基板ケース1自体の不正交換などの不正行為
が発覚する。
【0041】スロットマシンSが設置されたホールにお
いては、スロットマシンS内の遊技機用基板ケース1に
収容されたゲーム用電子回路基板2を対象とし、ROM
の不正交換などの有無を確認する警察官の立入検査が数
回行われる。この立入検査に際しては、まず、図14に
示すように、シリンダ錠10をキー操作により解錠して
ホルダ金具8を下方に引下げ、その係止片8Aによる上
蓋4の凹部4Eの係合を解除する。
【0042】つぎに、上蓋4と固定金具6の受け部6C
とを連結している第2封印部7Dを引き千切り部7Lか
ら封印ヘッド7Hを残して引き千切る。同様に、上蓋4
と固定金具5の受け部5Dとを連結している第2封印部
7Dを引き千切り部7Lから封印ヘッド7Hを残して引
き千切る(図13参照)。そして、上蓋4とケース本体
3とを連結している左右の第1封印部7B,7Bをそれ
ぞれ引き千切り部7Lから封印ヘッド7Hを残して引き
千切る(図15参照)。
【0043】以上の一連の作業により、上蓋4はケース
本体3から取り外し可能となる。そこで、ケース本体3
から上蓋4およびゲーム用電子回路基板2を順次取り外
し、ゲーム用電子回路基板2についてROMの不正交換
などの有無を検査する。そして、この立入検査の結果、
ROMの不正交換などの異常があれば、ケース本体3の
ブラケット3Dのねじ止めを外し、遊技機用基板ケース
1ごとゲーム用電子回路基板2を回収する。
【0044】一方、立入検査の結果、ROMの不正交換
などの異常がなければ、ケース本体3にゲーム用電子回
路基板2を取り付けて上蓋4を被せ、ホルダ金具8を起
立回動させてシリンダ錠10を施錠する。そして、第2
封印部7E,7Eを使用して上蓋4と固定金具5の受け
部5Dとの間、および上蓋4と固定金具6の受け部6C
との間を前述と同様の手順で封印する。この場合、立入
検査において第2封印部7E,7Eを使用した封印作業
の担当者は、検査履歴シ−ル9にその封印作業の目的、
作業年月日、作業担当者名を記入する。
【0045】封印部材7の第2封印部7F,7Gは、以
後2回の立入検査に対応したものであり、立入検査の結
果、ROMの不正交換などの異常がない場合、前述と同
様の手順で上蓋4と固定金具5の受け部5Dとの間、お
よび上蓋4と固定金具6の受け部6Cとの間を封印する
ために使用する。
【0046】また、第1封印部7Bや第2封印部7D〜
7Gを引き千切り部7Lから封印ヘッド7Hを残して引
き千切り、検査履歴シ−ル9の記入事項を改ざんすれ
ば、不正行為を偽装することができるが、検査履歴シ−
ル9は破れ易い脆弱紙から成るため、その記入事項の改
ざんは困難であり、結局のところゲーム用電子回路基板
2のROMの不正交換などの不正行為が発覚する。
【0047】また立入検査の結果や故障等により、ゲー
ム用電子回路基板2を収容した遊技機用基板ケース1を
回収してメーカに輸送する場合には、固定金具5および
固定金具6から遊技機用基板ケース1を取り外す。その
後、封印部材7の左右の第1封印部7C,7Cを使用し
て上蓋4とケース本体3との間をそれぞれ封印する。そ
して、封印作業の担当者は、検査履歴シ−ル9に封印作
業の目的、作業年月日、作業担当者名を記入する。
【0048】その輸送過程においては、組合からスロッ
トマシンSのメーカに遊技機用基板ケース1が輸送され
る場合と同様、ケース本体3から上蓋4が開けられる
と、ゲーム用電子回路基板2上のROMの不正交換が可
能となる。しかしながら、ゲーム用電子回路基板2のR
OMの不正交換などを目論む第三者は、第1封印部7C
を切断または破断せざるを得ないため、その痕跡から不
正が発覚する。
【0049】上述した本発明の第1の実施形態に係る遊
技機用基板ケース1においては、封印部材7の4条の第
2封印部7D,7E,7F,7Gは長方形の板状に成形
されており、図12に示されるように撓んで連結穴5
E、6Dに取り付けられる。従って、封印ヘッド7Hの
引き千切り部7Lに大きな曲げモーメントが加わる。こ
のため、時間の経過と伴に引き千切り部7Lが疲労し、
破断してしまう虞がある。従って、この虞を解消するた
めに、第2封印部7D〜7Gの形状を図29に示すよう
な形状にしてもよい。
【0050】図29は、封印部材77の正面図である。
【0051】この封印部材77は、図7に示す封印部材
7と同様に結晶性の熱可塑性樹脂から成り、例えば、ポ
リプロピレンにより一体に成形されている。また、ベー
ス部77A、第1封印部77B,77Cおよび各封印ヘ
ッド77Hの形状は、図7に示す封印部材7のベース部
7A、第1封印部7B,7Cおよび封印ヘッド7Hの形
状とほぼ同様である。
【0052】第2封印部77D〜77Gの形状は、封印
ヘッド77Hを含む先端部分の形状に関しては図7に示
す封印部材7の第2封印部7D〜7Gの先端部分の形状
とほぼ同様であり、ベース部77Aからの延出部分77
d〜77gの形状のみが異なる。延出部分77d〜77
gは、図7に示す第2封印部7D〜7Gのベース部7A
からの延出部分に比べて断面積が小さく形成されてお
り、水平方向に振幅した波形に成形されている。
【0053】ここで延出部分77d〜77gを梁と考
え、この梁にかかる曲げモーメントをM,断面2次モー
メントをI,縦弾性係数をE,撓みをvとし、xを梁の
長手方向の位置座標とした場合、周知のように次の
(1)式が成り立つ。
【0054】 dv/dx=−M/(EI)…(1) Eは梁の材料によって、Iは梁の断面形状によって定ま
る。EIは梁の曲げ剛さを表している。図7に示す封印
部材7も図29に示す封印部材77も、連結穴5E、6
Dに取り付けられる際の撓み状態は図12に示す状態と
同じであるから、撓みvはいずれの封印部材7,77を
使用しても同じである。従って、延出部分77d〜77
gの断面積を小さくして式(1)の断面2次モーメント
Iを小さくすると、(dv/dx)の値は一定であ
るから、断面2次モーメントIが小さくなった分、曲げ
モーメントMも小さくなる。
【0055】つまり、曲げ剛さEIが小さくなる断面形
状に成形されている封印部材77を用いて封印を行った
場合、封印部材7を用いて封印を行った場合に比べて封
印ヘッド77Hの引き千切り部77Lに生じる曲げモー
メントMは小さくなる。従って、封印部材77を用いて
封印を行った場合、封印後長期間経過しても疲労により
引き千切り部77Lが破断する虞は薄くなる。
【0056】また、固定金具5,6の受け部5D,6C
に形成される連結穴5E,6Dが、例えば、板金工程で
何らかの原因によって封印部材77との相対位置にずれ
を生じても、波形の延出部分77d〜77gが封印時に
連結穴5E,6Dのずれた方向に容易に屈曲してこのず
れを吸収する。従って、多少の相対位置のずれならば補
正することができる。このため、板金工程によって製作
される固定金具5,6に部品精度は必要とされなくな
る。
【0057】また、上述した本発明の第1の実施形態に
係る遊技機用基板ケース1においては、固定金具5,6
の連結穴5E,6Dに封印部材7の第2封印部の封印ヘ
ッド7Hを挿入することによって上蓋4と固定金具5,
6との間を封印していた。しかし、ボックス状の受け部
5D,6Cの内部は空洞となっているため、封印ヘッド
7Hが挿入された連結穴5E,6Dに隣接する連結穴5
E,6Dから器具等を挿入し、封印ヘッド7Hを取り外
すことが考えられる。このため、図30に示すように、
固定金具5の受け部5Dの空洞に樹脂製の連結穴仕切部
材80を挿入し、受け部5Dの内部に連結穴5E毎に仕
切りを設けるようにしてもよい。なお、同図において
は、受け部6Cについては図示していないが、受け部6
Cにも同様に連結穴仕切部材80が挿入される。以下の
説明では、受け部5Dについてだけ説明するが、受け部
6Cについても同様である。
【0058】連結穴仕切部材80の側面には、凸部80
Aが設けられており、連結穴仕切部材80を受け部5D
へ矢示方向から挿入すると、この凸部80Aと、受け部
5Dの側面に形成された凹部5Fとが係合する。このよ
うに挿入すると、連結穴仕切部材80の3枚の仕切壁8
0Bが受け部5Dの内部空間を仕切るので、受け部5D
は連結穴5Eごとに独立した4つの受け部に分割された
状態となる。従って、ある1つの連結穴5Eを有する内
部空間から他の連結穴5Eを有する内部空間に対して干
渉することはできない。すなわち、前述したように、封
印ヘッド7Hが挿入された連結穴5Eに隣接する連結穴
5Eより器具等を挿入し、この器具等を受け部5Dの内
部空間内で操作することによって封印ヘッド7Hを取り
外すという行為は不可能となる。
【0059】また、ここでは、連結穴仕切部材80を固
定金具5,6の受け部5D,6Cに挿入する方法を説明
したが、固定金具5,6の受け部5D,6C自体に仕切
壁80Bが備わるようにしてもよい。あるいは、受け部
5D,6Cと連結穴仕切部材80とを樹脂で一体成型
し、これを固定金具5,6に取り付けてもよい。このよ
うな各場合においても、上記と同様な効果が得られる。
【0060】次に、本発明の第2実施形態に係る遊技機
用基板ケースを説明する。図16および図17に示すよ
うに、第2実施形態に係る遊技機用基板ケース20は、
パチンコ機の取付板Pに固定金具21を介して着脱自在
に固定される構造を備えている。
【0061】前記遊技機用基板ケース20は、図示の方
向に横長の概略長方形を呈し、ゲーム用電子回路基板
(図示省略)を収容したケース本体22と上蓋23とを
備えている。上蓋23の左側上面には上下方向に延びる
切欠き段部23Aが形成されている。また、上蓋23の
右側上面には、前記封印部材7と略同様に構成された封
印部材24の取付け座23Bが形成されている。そし
て、この取付け座23Bには、封印部材24のベース部
24Aが固定されている。一方、上蓋23の上面には、
前記検査履歴シ−ル9と同様の検査履歴シ−ル25が貼
付されている。
【0062】封印部材24には、先端部の封印ヘッド2
4Hがケース本体22の連結穴22Aに抜け止めして挿
入される2条の第1封印部24B,24Cと、先端部の
封印ヘッド24Hが固定金具21の受け部21Aに形成
された連結穴21Bに抜け止めして挿入される4条の第
2封印部24D,24E,24F,24Gとが一体に成
形されている。
【0063】固定金具21は、遊技機用基板ケース20
のケース本体22に面接触するベース板21Cを備えて
いる。このベース板21Cには、遊技機用基板ケース2
0の左側部を包持して切欠き段部23Aに係合する包持
片21Dと、遊技機用基板ケース20の右側部を包持し
て取付け座23Bに係合するL字状断面の前記受け部2
1Aと、遊技機用基板ケース20の左側上面を挟持する
ボックス状のラッチ受け21Eと、遊技機用基板ケース
20の左側下面を支持する支持片21Fとが一体に折曲
げ加工されている。
【0064】前記固定金具21の支持片21Fには、ホ
ルダ金具26が上方に起立回動可能に枢着されている。
このホルダ金具26には、遊技機用基板ケース20の上
蓋23の切欠き段部23Aに当接する帯状のホルダ部2
6Aと、前記ラッチ受け21Eの外側に嵌合するボック
ス状のカバー部26Bとが一体折曲げ加工されている。
そして、このカバー部26Bには、前記ラッチ受け21
Eに係合して施錠されるシリンダ錠27が付設されてい
る。
【0065】一方、前記ベース板21Cの上下の縁部に
は、一対の補強片21G(片側図示省略)が背面側へ折
曲げ加工され、この補強片21Gの右側端部には、上下
一対のヒンジ部21H,21Hが突設されている。そし
て、このヒンジ部21H,21Hは、前記パチンコ機の
取付板Pに固定されたヒンジ受け台28にヒンジ結合さ
れている。
【0066】第2実施形態の遊技機用基板ケース20
は、図16に示すように、その右側部が固定金具21の
受け部21Aの内側に挿入され、左側下面が支持片21
F上に支持されることでベース板21C上にセットされ
る。そして、ホルダ金具26を上方に起立回動させ、そ
のカバー部26Bをラッチ受け21Eに被せ、シリンダ
錠27を施錠することにより、ホルダ部26Aが上蓋2
3の切欠き段部23Aに接合して遊技機用基板ケース2
0が固定金具21に取付けられる。
【0067】固定金具21に取り付けられた遊技機用基
板ケース20は、図17に示すように、封印部材24の
第2封印部24D,24E,24F,24Gの各封印ヘ
ッド24Hが受け部21A側の連結穴21Bに対し、引
抜き不能な状態で挿入可能となる。従って、第2実施形
態の遊技機用基板ケース20においても、前述した第1
実施形態の遊技機用基板ケース1と同様の作用効果が得
られる。
【0068】また、第2実施形態の遊技機用基板ケース
20においては、図18に示すように、固定金具21が
ヒンジ受け台28に対して前後方向に回動可能に構成さ
れているため、パチンコ機などにおいて遊技機用基板ケ
ース20を着脱する際の作業性に優れている。また、固
定金具21をロックするとパチンコ機の取付板Pの背後
に存在する遊技パネルの裏面が見えなくなるが、このよ
うに固定金具21が回動可能に構成されていると、適
時、遊技パネルの裏面を見ることが出来る。
【0069】続いて、遊技機用基板ケースの他の形態を
説明する。図19の縦断面図に示すように、この形態に
係る遊技機用基板ケース30は、ゲーム用電子回路基板
31をねじ止めして収容するケース本体32と、このケ
ース本体32に被せられる上蓋33とを備えている。そ
して、この遊技機用基板ケース30は、スロットマシン
側の取付板Pにねじ止めされる左右一対の固定金具3
4,34に対して着脱自在にねじ止め固定される構造を
備えている。なお、ゲーム用電子回路基板31は、前述
したゲーム用電子回路基板2と同様の構成であるから詳
細な説明は省略する。
【0070】ケース本体32および上蓋33は樹脂から
成り、図20の横断面図に示すように、固定金具34に
長ねじ35を介して固定されるフランジ部32A,33
Aが四隅に配置して突設されている(図21参照)。図
21は遊技機用基板ケース30の平面図であり、図19
の縦断面図および図20の横断面図はそれぞれ図21を
破断して得られる断面図である。また、このケース本体
32および上蓋33は、左右中央部の長辺よりの箇所が
止ネジ36を介して相互に締結可能に構成されている。
そして、上蓋33の上面には、前記検査履歴シ−ル9と
同様の検査履歴シ−ル37が貼付されている。
【0071】この遊技機用基板ケース30においては、
図22〜図24に示すように、ケース本体32と上蓋3
3とを連結する第1封印部38,39、および、上蓋3
3と固定金具34とを連結する第2封印部40,41,
42,43が構成されている。
【0072】第1封印部38は、ケース本体32の側壁
からくびれ部38Aを介して突出する下部連結片38B
と、同様に上蓋33の側壁からくびれ部38Cを介して
突出する上部連結片38Dと、これらを貫通する戻り止
めネジ38Eと、この戻り止めネジ38Eの先端に螺合
する戻り止めナット38Fとを備えている。戻り止めネ
ジ38Eおよび戻り止めナット38Fは、緩み方向への
相対回動が規制された状態で上部連結片38Dと下部連
結片38Bとを連結する。第1封印部39も同様に構成
された下部連結片39B、くびれ部39C、上部連結片
39D、戻り止めネジ39Eと、戻り止めナット39F
を備えている。
【0073】第2封印部40は、ケース本体32の側壁
からくびれ部を介して突出する下部連結片40Bと、同
様に上蓋33の側壁からくびれ部を介して突出する上部
連結片40Dと、これらを貫通する戻り止めネジ40E
とを備え、この戻り止めネジ40Eの先端は、固定金具
34に螺合するように構成されている。他の第2封印部
41,42,43も同様に構成された下部連結片41
B,42B,43B、上部連結片41D,42D,43
D、戻り止めネジ41E,42E,43Eを備えてい
る。
【0074】この遊技機用基板ケース30においては、
第1封印部38の戻り止めネジ38Eを戻り止めナット
38Fに捩じ込むことにより、上部連結片38Dと下部
連結片38Bとが連結される。この連結状態において、
戻り止めネジ38Eおよび戻り止めナット38Fは緩み
方向への相対回動が規制されるため、ケース本体32と
上蓋33との間が封印される。そして、くびれ部38C
およびくびれ部38Aをカッタ等で切断すれば、ケース
本体32と上蓋33との間の封印が解除される。第1封
印部39も第1封印部38と同様に機能する。
【0075】一方、第2封印部40の戻り止めネジ40
Eを固定金具34に捩じ込むことにより、上部連結片4
0Dと固定金具34とが連結される。この連結状態にお
いて、戻り止めネジ40Eは緩み方向への回動が規制さ
れるため、上蓋33と固定金具34との間が封印され
る。そして、くびれ部40Cをカッタ等で切断すれば、
上蓋33と固定金具34との間の封印が解除される。他
の第2封印部41,42,43も同様に機能する。従っ
て、この遊技機用基板ケース30においても、前述した
第1実施形態の遊技機用基板ケース1と同様の作用効果
が得られる。
【0076】しかし、この遊技機用基板ケース30で
は、戻り止めネジ38E〜43Eを用いて封印する構造
であるため、市販されている戻り止めネジ解除用の専用
工具を使用すると、くびれ部38C,40C等を切断し
なくても、上蓋33を開けることが出来、また、固定金
具34から基板ケース30を取り外すことが出来る。ま
た、戻り止めネジ解除用の専用工具を使用しなくても、
戻り止めネジ38E〜43Eを締結限界以上に締め込ん
でネジばかにすることによっても、くびれ部38C,4
0C等を切断することなく、上蓋33を開けることが出
来、また、固定金具34から基板ケース30を取り外す
ことが出来る。このようにネジばかにした状態は外見か
ら見分けをつけることが困難である。
【0077】これに対して、封印部材7を用いた前述し
た第1実施形態の遊技機用基板ケース1や、封印部材2
4を用いた前述した第2実施形態の遊技機用基板ケース
20では、引き千切った封印ヘッドHが被締結部に残る
ため、破壊状況が外見上分かり易い。また、上記の遊技
機用基板ケース30における、上蓋33自体に形成され
たくびれ部38C等や、ケース本体32自体に形成され
たくびれ部40C等を工具を用いて切断するより、より
容易に封印の解除を行える。従って、上記の遊技機用基
板ケース30における封印構造は、前述した第1実施形
態の遊技機用基板ケース1や、第2実施形態の遊技機用
基板ケース20における封印構造に比較すると、劣って
いる。
【0078】次に、さらに他の別の形態に係る遊技機用
基板ケースを説明する。図25に示すように、この形態
に係る遊技機用基板ケース50は、ゲーム用電子回路基
板51をねじ止めして収容するケース本体52と、この
ケース本体52に被せられる上蓋53とを備えている。
そして、ケース本体52には、スロットマシン側の取付
板Pに着脱自在にねじ止めされる取付けフランジ52A
が突設されている。なお、ゲーム用電子回路基板51
は、前述したゲーム用電子回路基板2と同様の構成であ
るから詳細な説明は省略する。
【0079】ケース本体52および上蓋53は樹脂から
成り、止ネジ54を介して相互に締結可能に構成されて
いる。そして、上蓋53の上面には、前記検査履歴シ−
ル9と同様の検査履歴シ−ル(図示省略)が貼付されて
いる。また、この遊技機用基板ケース50においては、
上蓋53とケース本体52との間を連結する封印部材5
5が付設されている。この封印部材55は、可撓性のあ
る樹脂から成る。
【0080】図26(a)は封印部材55の平面図、同
図(b)は封印部材55の断面図である。同図に示すよ
うに、前記封印部材55には、帯状のベース部55A
と、その片側へ並列に延びる5条の封印部55B,55
C,55D,55E,55Fとが一体に成形されてい
る。そして、ベース部55Aには、その下縁に沿って3
個の封印ヘッド55G,55H,55Iが等間隔に配置
して突設されている。また、各封印部55B,55C,
55D,55E,55Fの先端部にも封印ヘッド55
J、55K,55L,55M,55Nが一体に突設され
ている。
【0081】図25に示すように、ベース部55Aに突
設された封印ヘッド55Gは、ケース本体52の側壁内
面から捩じ込まれる戻り止めネジ56によってケース本
体52の側壁外面に固定されている。他の封印ヘッド5
5H,55Iも同様にしてケース本体52の側壁外面に
固定されている。一方、封印部55Bに突設された封印
ヘッド55Jは、上蓋53の上面側から捩じ込まれる戻
り止めネジ57が上蓋53内に埋設された戻り止めナッ
ト58に螺合されることにより、上蓋53の上面に固定
可能となっている。他の封印ヘッド55K,55L,5
5M,55Nも同様にして上蓋53の上面に固定可能と
なっている。
【0082】また、図27に示すように、ケース本体5
2と取付板Pとの間には、これらの間を連結する封印部
材65が付設されている。この封印部材65は、可撓性
のある樹脂から成る。
【0083】図28(a)は封印部材65の平面図、同
図(b)は封印部材65の断面図である。同図に示すよ
うに、前記封印部材65には、帯状のベース部65A
と、その片側へ並列に延びる3条の封印部65B,65
C,65Dとが一体に成形されている。そして、ベース
部65Aには、その上縁に沿って3個の封印ヘッド65
E,65F,65Gが等間隔に配置して突設されてい
る。また、各封印部65B,65C,65Dの先端部に
も封印ヘッド65H,65I,65Jが一体に突設され
ている。そして、各封印部65B,65C,65Dの長
手方向中央部には、U字状湾曲部65K,65L,65
Mが形成されている。
【0084】図27に示すように、ベース部65Aに突
設された封印ヘッド65Eは、ケース本体62の側壁内
面から捩じ込まれる戻り止めネジ67によってケース本
体52の側壁外面に固定されている。他の封印ヘッド6
5F,65Gも同様にしてケース本体52の側壁外面に
固定されている。一方、封印部65Bに突設された封印
ヘッド65Hは、図27の上から下へ向けて捩じ込まれ
る戻り止めネジ66が取付け板P上にねじ止めされた戻
り止めナット部材68に螺合されることにより、取付け
板Pの上面に固定可能となっている。他の封印ヘッド6
5I,65Jも同様にして取付け板P上に固定可能とな
っている。
【0085】この遊技機用基板ケース50においては、
図25に示すように、例えば戻り止めネジ57を封印ヘ
ッド55Jに挿通して戻り止めナット58に螺合するこ
とにより、上蓋53とケース本体52とが封印部55B
を介して連結される。この連結状態において、戻り止め
ネジ57および戻り止めナット58は緩み方向への相対
回動が規制されるため、ケース本体52と上蓋53との
間が封印される。そして、封印部55Bをカッタ等で切
断すれば、ケース本体52と上蓋53との間の封印が解
除される。他の封印部55C,55D,55E,55F
および封印ヘッド55K、55L,55M,55Nも同
様に機能する。
【0086】また、図27に示すように、例えば戻り止
めネジ66を封印ヘッド65Hに挿通して戻り止めナッ
ト部材68に螺合することにより、ケース本体52と取
付け板Pとが封印部65Bを介して連結される。この連
結状態において、戻り止めネジ66および戻り止めナッ
ト部材68は緩み方向への相対回動が規制されるため、
ケース本体62と取付け板Pとの間が封印される。そし
て、U字状湾曲部65Kをカッタ等で切断すれば、ケー
ス本体52と取付け板Pとの間の封印が解除される。他
の封印部65C,65DおよびU字状湾曲部65L,6
5Mも同様に機能する。
【0087】従って、この遊技機用基板ケース60にお
いても、前述した第1実施形態の遊技機用基板ケース1
と同様の作用効果が得られる。しかし、この遊技機用基
板ケース60でも、上記の遊技機用基板ケース30の場
合と同様、戻り止めネジ57,66を用いて封印する構
造である。このため、市販されている戻り止めネジ解除
用の専用工具を使用したり、戻り止めネジ57,66を
締結限界以上に締め込んでネジばかにすることにより、
封印部材55の封印部55Bや、封印部材65のU字状
湾曲部65K等を切断することなく、上蓋53を開ける
ことが出来、また、取付板Pから基板ケース60を取り
外すことが出来る。
【0088】従って、この遊技機用基板ケース60にお
ける封印構造も、封印部材7を用いた前述した第1実施
形態の遊技機用基板ケースや、封印部材24を用いた前
述した第2実施形態の遊技機用基板ケース20における
封印構造に比較すると、劣っている。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の遊技機用
基板ケースにおいては、ケース本体と上蓋との間を封印
部材で連結すると、封印部材が上蓋の取外しを規制する
ため、ケース本体から上蓋を開ける際には封印部材を切
断する必要が生じる。また、上蓋と遊技機側の受け部と
の間を封印部材で連結すると、封印部材が上蓋の取外し
を規制するため、ケース本体から上蓋を開ける際、ある
いは基板ケースを遊技機から取り外す際に封印部材を切
断する必要が生じる。従って、本発明の遊技機用基板ケ
ースによれば、封印部材が切断された痕跡により、ケー
ス本体から上蓋が開けられた可能性、あるいは基板ケー
ス全体が遊技機から取り外された可能性の高いことが判
明するので、ゲーム用電子回路基板が改ざんされた蓋然
性の高いことを確実に判別することができる。
【0090】本発明の遊技機用基板ケースにおいて、前
記封印部材に、上蓋に連結されるベース部と、このベー
ス部から延出してその先端部がケース本体に連結される
複数の第1封印部と、ベース部から延出してその先端部
が前記受け部に連結される複数の第2封印部とが一体に
成形されている場合、基板ケースに収容されたゲーム用
電子回路基板の確認検査が複数回に亘って行われる場合
の取扱い性を向上させることができる。
【0091】また、前記封印部材が可撓性のある合成樹
脂から成り、この封印部材に、前記ケース本体、上蓋、
受け部の被連結箇所に設けられた連結穴に弾性変形して
挿入され、かつ、連結穴から引抜き不能に弾性復帰する
引き千切り可能な封印ヘッドが一体に成形されている場
合、封印部材による封印作業および開封作業が容易に行
えるので好ましい。
【0092】また、第2封印部の延出部分が曲げ剛さが
小さくなる断面形状に成形されていると、封印作業にお
いて連結穴の位置と封印部材との相対位置に多少のずれ
があっても、このずれは第2封印部の延出部分に吸収さ
れるので好ましい。また、第2封印部の延出部分が曲げ
剛さが小さくなる断面形状に成形されていると、連結穴
に挿入された封印ヘッドの引き千切り部にかかる曲げモ
ーメントの大きさが小さくなり、引き千切り部の疲労に
よって封印ヘッドが千切れることを防止できるので好ま
しい。
【0093】また、封印部材を成形する合成樹脂が結晶
性の熱可塑性樹脂であると、接着性が悪いため、封印部
材を不正に開封した後、再接着する偽装を防止すること
ができる。
【0094】また、前記受け部に連結穴を個々に隔てる
仕切りが設けられていると、連結穴に挿入された封印ヘ
ッドは、この仕切りによって隣接する連結穴を介して外
部から干渉することが出来なくなり、連結穴に挿入され
た封印ヘッドに対する不正行為を防げるので好ましい。
【0095】さらに、前記封印部材の使用状況を示す検
査履歴シールが上蓋に貼付されており、この検査履歴シ
ールが破れ易い脆弱紙から成る場合には、検査履歴シー
ルの改ざんが困難なため、封印部材の不正開封を隠ぺい
する偽装を防止することができる。
【0096】本発明の遊技機用基板ケースが、施錠装置
付きのホルダ金具を介してその解錠時にのみ取外し可能
に遊技機に取付けられている場合、施錠装置の施錠によ
り基板ケース自体の取外し、または、上蓋の開放を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る遊技機用基板ケー
スの分解斜視図である。
【図2】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースの斜視
図である。
【図3】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースの取付
け構造を示す分解斜視図である。
【図4】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースの封印
構造を示す断面図である。
【図5】図3に示す上蓋の右側部を拡大して示す部分斜
視図である。
【図6】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースにおけ
る封印部材の斜視図である。
【図7】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースにおけ
る封印部材の平面図である。
【図8】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースにおけ
る封印部材の部分拡大斜視図である。
【図9】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースの封印
構造を示す平面図である。
【図10】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースの封
印構造を示す部分拡大断面図である。
【図11】図9に示す基板ケースの右方側面断面図であ
る。
【図12】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースにお
いて上蓋と固定金具との間の封印構造を示す断面図であ
る。
【図13】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースおい
て上蓋と固定金具との間の封印が解かれた状態を示す断
面図である。
【図14】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースの右
方の封印構造およびホルダ金具による施錠構造を示す部
分斜視図である。
【図15】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースの左
方の封印構造を示す部分斜視図である。
【図16】本発明の第2実施形態に係る遊技機用基板ケ
ースの取付け前の構造を示す斜視図である。
【図17】第2実施形態に係る遊技機用基板ケースの取
付け後の構造および封印構造を示す斜視図である。
【図18】第2実施形態に係る遊技機用基板ケースの固
定金具の機能を示す平面図である。
【図19】他の形態に係る遊技機用基板ケースの封印構
造を示す縦断面図である。
【図20】図19に示す遊技機用基板ケースの封印構造
を示す横断面図である。
【図21】図19に示す遊技機用基板ケースの封印構造
を示す平面図である。
【図22】図20に対応した拡大断面図である。
【図23】図21に示す遊技機用基板ケースの左方の端
部を拡大した部分拡大平面図である。
【図24】図19に示す遊技機用基板ケースの左方の端
部を拡大した部分拡大断面図である。
【図25】他のさらに別の形態に係る遊技機用基板ケー
スの上蓋とケース本体との間の封印構造を示す部分拡大
断面図である。
【図26】(a)は図25に示す封印構造に用いられる
封印部材の平面図、(b)はこの封印部材の断面図であ
る。
【図27】図25に示す形態に係る遊技機用基板ケース
のケース本体と取付板との間の封印構造を示す部分拡大
断面図である。
【図28】(a)は図27に示す封印構造に用いられる
封印部材の平面図、(b)はこの封印部材の断面図であ
る。
【図29】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースにお
ける封印部材の変形例を示す正面図である。
【図30】第1実施形態に係る遊技機用基板ケースにお
ける受け部への連結穴仕切部材の取り付け構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1…遊技機用基板ケース 2…ゲーム用電子回路基板 3…ケース本体 3C…連結穴 4…上蓋 4C…連結穴 5…固定金具 6…固定金具 7,77…封印部材 7A,77A…ベース部 7B,7C,77B,77C…第1封印部 7D〜7G,77D〜77G…第2封印部 7H,77H…封印ヘッド 7I…係止片 7J…ストッパ 7K…開口部 7L,77L…引き千切り部 8…ホルダ金具 9…検査履歴シ−ル 10…シリンダ錠

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲーム用電子回路基板を収容して遊技機
    に取付けられる基板ケースであって、ケース本体と上蓋
    との間、および、上蓋と遊技機側の受け部との間が封印
    部材を介してそれぞれ連結可能に構成されており、前記
    封印部材は、上蓋の取外しを規制するように所定位置に
    所定長さで配設されることを特徴とする遊技機用基板ケ
    ース。
  2. 【請求項2】 前記封印部材には、上蓋に連結されるベ
    ース部と、このベース部から延出してその先端部がケー
    ス本体に連結される複数の第1封印部と、ベース部から
    延出してその先端部が前記受け部に連結される複数の第
    2封印部とが一体に成形されていることを特徴とする請
    求項1に記載の遊技機用基板ケース。
  3. 【請求項3】 前記第2封印部は、前記ベース部からの
    延出部分が曲げ剛さが小さくなる断面形状に成形されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の遊技機用基板ケ
    ース。
  4. 【請求項4】 前記封印部材は可撓性のある合成樹脂か
    ら成り、この封印部材には、前記ケース本体、上蓋、受
    け部の被連結箇所に設けられた連結穴に弾性変形して挿
    入され、かつ、連結穴から引抜き不能に弾性復帰する引
    き千切り可能な封印ヘッドが一体に成形されていること
    を特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記
    載の遊技機用基板ケース。
  5. 【請求項5】 前記合成樹脂は結晶性の熱可塑性樹脂で
    あることを特徴とする請求項4に記載の遊技機用基板ケ
    ース。
  6. 【請求項6】 前記受け部は、前記連結穴を個々に隔て
    る仕切りを備えていることを特徴とする請求項4または
    請求項5に記載の遊技機用基板ケース。
  7. 【請求項7】 前記封印部材の使用状況を示す検査履歴
    シールが上蓋に貼付されており、この検査履歴シールは
    破れ易い脆弱紙から成ることを特徴とする請求項1から
    請求項6のいずれか1項に記載の遊技機用基板ケース。
  8. 【請求項8】 施錠装置付きのホルダ金具を介してその
    解錠時にのみ取外し可能に遊技機に取付けられることを
    特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載
    の遊技機用基板ケース。
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