JPH119800A - 遊技機の基板収納ボックス - Google Patents

遊技機の基板収納ボックス

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JPH119800A
JPH119800A JP18311797A JP18311797A JPH119800A JP H119800 A JPH119800 A JP H119800A JP 18311797 A JP18311797 A JP 18311797A JP 18311797 A JP18311797 A JP 18311797A JP H119800 A JPH119800 A JP H119800A
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inspection
assembling
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JP18311797A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0266Marks, test patterns or identification means

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  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも回路基板を覆わない状態になるよ
うに検査履歴記録部(検査履歴シール)を設けること
で、簡易的な基板検査が確実に行える遊技機の基板収納
ボックスを提供する。 【解決手段】 回路基板61を検査したときにその検査
履歴を記録しておく検査履歴シール107と、回路基板
61を外部から視認可能にする上板81と、を備え、検
査履歴シール107は、回路基板ボックス62を弾球遊
技機に取り付けた状態で、上板81(回路基板61)を
覆う位置と上板81(回路基板61)を覆わない位置と
に移動可能な可動板106に貼付して設ける。これによ
り、回路基板ボックス62の検査履歴が一目で分かり、
然も回路基板61を覆わない位置に可動板106を移動
させた状態で簡易的な基板検査が確実に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板を収納す
る基体及び蓋体を備えた遊技機の基板収納ボックスに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、弾球遊技機やスロットマ
シン等の遊技機には、多くの回路基板が設けられてい
る。特に、遊技動作を制御する遊技制御回路基板には、
マイクロコンピュータを構成するMPU、ROM、RA
M等の電子素子が多数実装されている。そして、遊技動
作を制御するプログラムが格納されるROMを交換する
ことにより、多くの場合、異なる遊技内容を実現するこ
とが可能である。このため、遊技制御回路基板は、通
常、封印シールを貼着して密閉状態を担保する樹脂製の
基板収納ボックス内に収納して設けられることで、不正
行為を防止するようになっていた。また、このような基
板収納ボックスは、透視性を有する材料から形成される
ことにより、収納した回路基板を外部から視認できるよ
うにして簡易的な基板検査(回路基板ボックスを開放せ
ずに行う検査)を可能にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
基板収納ボックスでは、不正回路基板での遊技を確実に
防止するため、定期的にボックスを開放して回路基板の
検査を行うようになっていた。従って、基板収納ボック
スには、検査を行った際に「検査者」「検査日」等の検
査履歴を記入しておく検査履歴シールが貼付されてい
た。しかしながら、このような検査履歴シールを貼付し
た部分は、回路基板を覆うこととなり、その部分につい
ては外部から視認することができなかった。言い換えれ
ば、検査履歴シールで覆った部分の回路基板に不正が行
われた場合、簡易的な基板検査ではその不正を確認する
ことができなかった。本発明は、上記した事情に鑑みな
されたもので、その目的とするところは、少なくとも回
路基板を覆わない状態になるように検査履歴記録部(検
査履歴シール)を設けることで、基板収納ボックスの検
査履歴が一目で分かり、然も簡易的な基板検査が確実に
行える遊技機の基板収納ボックスを提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1が採用した解決手段は、図1、図
4、図7、図15、及び図16に示すように、回路基板
(遊技制御回路基板61)を収納する基体(ボックス本
体110)及び蓋体80を備えた遊技機(弾球遊技機
1)の基板収納ボックス(回路基板ボックス62・17
0・180)において、前記基体と前記蓋体とを第一の
組付固着手段(ワンウェイネジ140)により組み付け
て非可逆的な固着状態とする第一の組付部(取付片部8
3a)と、該第一の組付部の固着状態を解除するための
組付解除部(連結部84a・85a)と、該組付解除部
の解除状態で第二の組付固着手段(ワンウェイネジ14
0)により前記基体と前記蓋体とを再び組み付けて非可
逆的な固着状態とする第二の組付部(取付片部83b・
83c)と、前記組付解除部の解除状態で前記回路基板
を検査したときにその検査履歴を記録しておく検査履歴
記録部(可動板106・171・181及び検査履歴シ
ール107)と、前記回路基板を外部から視認可能にす
る透視部(透視性を有する上板81)と、を備え、前記
検査履歴記録部は、当該基板収納ボックスを遊技機に取
り付けた状態で、前記透視部を覆う位置と透視部を覆わ
ない位置とに移動可能に設けられていることを特徴とす
る。このように構成することにより、回路基板の検査以
外で組付解除部が解除(連結部84a・85aが切断)
されるような場合は、この解除により回路基板に不正が
行われたことが即座に且つ確実に判別できるため、基板
収納ボックスの防犯効果を高めることができる。また、
基板収納ボックスの検査履歴が一目で分かり、然も透視
部を覆わない位置に検査履歴記録部を移動させた状態で
簡易的な基板検査が確実に行える。さらに、この構成で
は、透視部を覆う位置に検査履歴記録部を移動させて検
査履歴記録部を透視部上に配置することができるので、
検査履歴記録部の破損を防止することができると共に、
透視部を検査履歴記録部の下敷きとすることができて検
査履歴を記入し易くできる。
【0005】また、前記検査履歴記録部は、前記組付解
除部を解除しない限り当該基板収納ボックスから取り外
しできないようにした場合には、検査履歴記録部を不正
にすり替える行為を防止することができる。
【0006】また、前記検査履歴記録部は、検査履歴の
記入を可能にした非可逆性のシール部材(検査履歴シー
ル107)から構成した場合には、検査履歴記録部を不
正にすり替える行為を防止することができる。
【0007】また、図16に示すように、前記検査履歴
記録部が前記透視部を覆わない位置に検査履歴記録部を
保持する保持部(保持突起182及び係合穴181b)
を備えた場合には、遊技履歴(検査履歴記録部)と回路
基板とを共に見易い状態に保持することができる。
【0008】また、上記目的を達成するために本発明の
請求項5が採用した解決手段は、図17に示すように、
回路基板(遊技制御回路基板61)を収納する基体(ボ
ックス本体110)及び蓋体80を備えた遊技機(弾球
遊技機1)の基板収納ボックス(回路基板ボックス19
0)において、前記基体と前記蓋体とを第一の組付固着
手段(ワンウェイネジ140)により組み付けて非可逆
的な固着状態とする第一の組付部(取付片部83a)
と、該第一の組付部の固着状態を解除するための組付解
除部(連結部84a・85a)と、該組付解除部の解除
状態で第二の組付固着手段(ワンウェイネジ140)に
より前記基体と前記蓋体とを再び組み付けて非可逆的な
固着状態とする第二の組付部(取付片部83b・83
c)と、前記組付解除部の解除状態で前記回路基板を検
査したときにその検査履歴を記録しておく検査履歴記録
部(可動板191及び検査履歴シール107)と、前記
回路基板を外部から視認可能にする透視部(透視性を有
する上板81)と、を備え、前記検査履歴記録部は、当
該基板収納ボックスを遊技機に取り付けた状態で、前記
透視部を覆わない位置に設けられていることを特徴とす
る。このように構成することにより、回路基板の検査以
外で組付解除部が解除(連結部84a・85aが切断)
されるような場合は、この解除により回路基板に不正が
行われたことが即座に且つ確実に判別できるため、基板
収納ボックスの防犯効果を高めることができる。また、
基板収納ボックスの検査履歴が一目で分かり、然も透視
部を覆わない位置に検査履歴記録部を移動させた状態で
簡易的な基板検査が確実に行える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1及び図2を参照
して遊技機としての弾球遊技機1の全体の構成について
説明する。図1は、実施形態に係る弾球遊技機1の正面
図であり、図2は、弾球遊技機1の背面図である。
【0010】弾球遊技機1は、縦長な方形状に枠組み形
成される外枠2と、該外枠2の一側に開閉自在に軸支さ
れ且つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべてが集約し
て設けられる枠基体3と、該枠基体3の前面上部に開閉
自在に設けられるガラス板保持枠4と、から構成されて
いる。枠基体3に設けられる主要構成部としては、ガラ
ス板保持枠4、遊技盤40、上皿12、灰皿21を含む
下皿18、操作ハンドル22、機構板50、打球発射装
置71がある。また、図示の実施形態では、弾球遊技機
1の側方に遊技者に遊技玉を貸し出すためのユニット装
置としてのカードユニット装置30が付設されている。
【0011】ガラス板保持枠4には、後述する遊技盤4
0の遊技領域をほぼ透視し得る円形透視窓5が開設さ
れ、該円形透視窓5の裏面からガラス板が装着されてい
る。また、ガラス板保持枠4には、円形透視窓5の外周
に沿って、その上部に装飾LED7が、その左右両側方
に装飾蛍光灯6a・6bが設けられている。この装飾L
ED7や装飾蛍光灯6a・6bは、遊技状態に応じて点
灯又は点滅されるものであり、特別の遊技状態の発生時
や継続時を遊技者に報知すると共に遊技の雰囲気を盛り
上げるものである。また、ガラス板保持枠4の軸支側上
部には、払い出すべく景品玉が不足したことを報知する
玉切れLED8や、入賞玉の発生に基づいて所定個数の
景品玉が払い出されたことを報知する払出LED9が設
けられ、更に、ガラス板保持枠4の上部左右に遊技の進
行に応じた効果音を発生するスピーカ10a・10bが
設けられている。なお、上記した構成のうち、装飾LE
D7や玉切れLED8及び払出LED9は、複数のLE
Dがプリント配線基板上に実装されるように構成される
ものであるが、このプリント配線基板を金属ベースプリ
ント配線基板で構成することにより、LEDから発生さ
れる熱の放熱効果を高めることができる。
【0012】次に、ガラス板保持枠4の下部で開閉自在
に取り付けられる上皿12の構成について説明すると、
上皿12は、合成樹脂製の上皿開閉板11の表面に複数
の合成樹脂製部材を組合せた皿部材を固着することによ
り構成されている。上皿開閉板11には、その開放側の
上端に玉抜き操作レバー16が設けられている。この玉
抜き操作レバー16は、左右方向に移動可能に設けら
れ、図示しないスプリングの付勢力に抗して一方向に移
動させることにより、上皿12に貯留されていた玉を上
皿開閉板11の裏面に形成される玉抜き路(図示しな
い)を流下させて下皿18に誘導するものである。ま
た、上皿12には、その内部に圧電ブザー17が内蔵さ
れている。この圧電ブザー17は、遊技玉の貸出異常が
生じたとき(例えば、ピッ、ピッ、ピッという連続
音)、あるいは遊技玉の貸出時(例えば、100円相当
の遊技玉が払い出される毎にピーという音)に、その旨
を報知する報知音が発生されるものである。
【0013】上記した上皿12について、さらに詳細に
説明すると、上皿12は、その上流側に形成される賞球
払出口14とその下流側に形成される打球供給口15と
を連絡するように貯留整列路13が形成されており、そ
の貯留整列路13の中程底面裏面に上皿玉検出器(図示
しない)が設けられている。この上皿玉検出器は、上皿
12に残留する打玉を検出するものである。また、上皿
12には、弾球遊技機1に隣接して設けられるカードユ
ニット装置30を介して遊技玉を借り受ける際に操作す
る操作部が設けられている。なお、この操作部は、玉貸
スイッチ、返却スイッチ、自動玉貸スイッチ、度数表示
LED、及び自動玉貸表示LED(共に図示しない)か
ら構成されている。玉貸スイッチは、カードユニット装
置30によって遊技玉を借り受ける際に操作するもので
ある。返却スイッチは、遊技終了の際にカードユニット
装置30のカード挿入口33に差し込まれたカードを返
却するためのものである。度数表示LEDは、カードユ
ニット装置30のカード挿入口33に差し込まれたカー
ドの残額が表示されるものである。また、自動玉貸スイ
ッチは、借り受けるべき遊技玉を前記玉貸スイッチを操
作して行うマニュアルモードと、上皿12の打玉の残量
が前記上皿玉検出器によって検出されなくなったときに
自動的に遊技玉を払い出す自動モードと、のいずれかの
モードに設定するものであり、自動モータが選択設定さ
れているときには、自動玉貸表示LEDが点灯してい
る。
【0014】しかして、後述する遊技盤40の遊技内容
において大当り遊技状態が発生すると、短時間に多量の
入賞玉を獲得するチャンスがある。このように大当り遊
技状態という遊技者にとって極めて大きなチャンスは、
上皿12の残留玉がほとんどなくなった時点で発生する
場合もあり、このような場合、続けて打玉を発射させて
打玉を可変入賞球装置42の特定入賞領域に入賞させる
必要があるにも拘らず、打玉が上皿12に残存しないの
で、慌てて玉貸スイッチを操作して遊技玉を借り受けな
ければならない。しかし、玉貸スイッチを操作してから
遊技玉が払い出され、しかもその玉が発射されて可変入
賞球装置42の特定入賞領域に到達するまでに多少の時
間がかかるため、その時間の間に有利なチャンス(継続
権の成立)を逃してしまうという不都合があるが、本実
施形態においては、自動玉貸スイッチを自動モードに設
定しておけば、上皿玉検出器が打玉の不存在を検出した
時点で自動的に遊技玉を上皿12に払い出すので、上記
したような不都合は生じない。なお、上皿12として上
記した制御を行わないならば、上皿玉検出器及び自動玉
貸スイッチを省略したものでも良い。
【0015】また、枠基体3の下部に取り付けられる下
皿18は、前記上皿12から溢れた賞球であって余剰玉
通路(図示しない)を介して余剰玉払出口19から排出
される余剰の賞球を貯留するものであり、その下皿18
の前面壁には、玉抜き操作レバー20がスライド可能に
取り付けられるようになっている。この玉抜き操作レバ
ー20を操作することにより、下皿18に貯留されてい
た賞球を下方に玉抜きして持ち運び可能な玉箱に移し替
えることができる。また、下皿の左側には、灰皿21が
設けられ、右側には、操作ハンドル22が設けられてい
る。操作ハンドル22は、後述する打球発射装置71の
発射装置モータ72の駆動を開始せしめるメインスイッ
チ及びタッチアンテナ(共に図示しない)を内蔵してい
ると共に、弾発力を調節するものである。
【0016】弾球遊技機1の正面構造は、概ね上記した
通りであるが、図示の実施形態では、弾球遊技機1にカ
ードユニット装置30が隣接されている。このカードユ
ニット装置30は、前記上皿12の上面に設けられる前
述した操作部を操作することにより作動されるものであ
る。しかして、カードユニット装置30は、使用可能状
態であるか否かを表示する使用可能表示器31と、当該
カードユニット装置30がいずれの側の弾球遊技機1に
対応しているか否かを表示する連結台方向表示器32
と、記録媒体としての磁気カードを挿入するカード投入
口33とが設けられている。そして、このように構成さ
れるカードユニット装置30は、独自の制御回路によっ
て制御されるものであるが、上皿12に設けられる玉貸
スイッチ、返却スイッチ、及び度数表示LEDや、後述
する制御基板ボックス64内に収納された賞球払出制御
基板63と接続されている。なお、カードユニット装置
30を弾球遊技機1に内蔵しても良い。なお、本実施形
態においては、遊技者に遊技玉を貸し出すためのユニッ
ト装置としてカードユニット装置30を例示したが、例
えば、紙幣等を挿入し得るユニット装置であっても良
い。
【0017】次に、遊技盤40の正面構造について説明
すると、遊技盤40は、前記枠基体3の裏面側に一体的
に形成される遊技盤収納枠(図示しない)に収納固定さ
れるべく、ほぼ正方形状の合板により形成され、その表
面には、円形うず巻き状に誘導レール(図示しない)が
取り付けられ、該誘導レールの内側が遊技領域とされて
発射された打玉が落下するものである。遊技領域には、
図示の場合、ドラム状可変表示装置41や可変入賞球装
置42やドラム状可変表示装置41の可変表示を許容す
る始動入賞口43が設けられると共に、単に打玉を入賞
とする入賞口44・45、打玉の流下方向及び速度を変
化せしめる風車又は多数の障害釘が設けられ、また、遊
技領域の最下方には、いずれの入賞領域にも入賞しない
打玉が取り込まれるアウト口46が設けられている。
【0018】一方、弾球遊技機1の裏面側には、図2に
示すように、機構板50が開閉自在に設けられている。
機構板50の中央には窓開口51が開設され、該窓開口
51からは、前記遊技盤40の裏面に取り付けられた入
賞玉集合カバー体52が貫通されている。入賞玉集合カ
バー体52には、中継基板53と、ドラム表示制御回路
基板54を備えた前記ドラム状可変表示装置41と、が
設けられている。なお、各基板53・54は、相互間で
接続されている。また、中継基板53には、遊技盤40
上の各種電気部品が接続されると共に、後述する遊技制
御回路基板61が接続されている。一方、ドラム表示制
御回路基板54には、前記可変表示装置41を構成する
各種電気部品(ドラムモータ、ドラムランプ、ドラムセ
ンサ等)が接続されると共に、遊技制御回路基板61が
接続されている。
【0019】また、前記機構板50には、発生した入賞
玉に基づいて所定個数の賞球を払い出す玉タンク55
と、賞球払出装置56と、玉タンク55内の玉を賞球払
出装置56に送る玉整列レール57、カーブ樋58、及
び通路体59と、玉止め部材60a及び入賞玉排出ソレ
ノイド60bを備えた入賞玉処理装置60と、遊技制御
回路基板61を収納した回路基板ボックス62と、賞球
払出制御基板63を収納した制御基板ボックス64と、
ユニット中継基板65を収納した中継基板ボックス66
と、ターミナル基板67を収納したターミナル基板ボッ
クス68と、が設けられている。遊技制御回路基板61
は、CPU、RAM、及びROMを備えてドラム式可変
表示装置41や可変入賞球装置42等の遊技装置の遊技
動作を制御するものである。賞球払出制御基板63は、
賞球払出装置56の動作を制御するものである。ユニッ
ト中継基板65は、弾球遊技機1とカードユニット装置
30との配線を中継するものである。ターミナル基板6
7は、遊技制御回路基板61に電源を供給するものであ
る。また、弾球遊技機1の裏面には、上記した機構板5
0以外の領域に、装飾制御基板69を収納した制御基板
ボックス70と、発射装置モータ72を備えた打球発射
装置71とが設けられている。装飾制御基板69は、遊
技制御回路基板61からの指令又はデータに基づいて弾
球遊技機1の前面に設けられる電気的装飾部品(ランプ
等)の動作を制御するものである。
【0020】なお、上記した各種基板及び装置には、所
定の配線を接続するためのコネクタが設けられており、
特に、ターミナル基板ボックス68に収納されるターミ
ナル基板67は、遊技制御回路基板61に電源を供給す
るだけでなく、弾球遊技機1に設けられる各種電気的装
置、例えば、上記した各基板及び打球発射装置71にも
電源を供給すると共に、弾球遊技機1の内部での信号線
の中継、あるいは弾球遊技機1と外部との信号線の中継
を行うための端子も設けられている。
【0021】次に、各種制御用の回路基板を収納してな
る基板ボックスの構成について回路基板ボックス62を
例に挙げて説明する。回路基板ボックス62は、図3に
示すように、前記遊技制御回路基板61を内部に収納す
る蓋体80及びボックス本体110の組付体からなり、
この組付体が取付台150を介して前記機構板50に取
り付けられて構成される。先ず、ボックス62内に収納
される遊技制御回路基板61について図6を参照して説
明する。回路基板61は、図6に示すように、長方形状
のプリント配線基板によって構成されており、その上面
の大部分はROM等の電子部品73を実装する電子部品
実装領域74として形成される一方、幅方向一側の領域
がコネクタ75を実装するコネクタ実装領域76として
形成されている。また、回路基板61には、幅方向一側
の両端に止め穴77が穿設される一方、幅方向他側の両
端には係合穴78が穿設されている。なお、回路基板6
1の上面及び下面における止め穴77の外周には、メッ
キ部(図示しない)が設けられている。このメッキ部
は、回路基板61を後述の本体枠116にビス119止
めする際、回路基板61のグランドライン(図示しな
い)と本体枠116とを導通させるためのものであり、
ボックス62内で発生する静電気から回路基板61を保
護するようになっている。また、各実装領域74・76
が形成された回路基板61の上面には、電子部品73と
コネクタ75を電気的に接続する結線パターン79が形
成されている(図7参照)。
【0022】また、上記した回路基板61のコネクタ実
装領域76には、図6に示すように、透明合成樹脂製の
被覆部材161が取り付けられるようになっている。被
覆部材161は長板形状をなし、その長手方向の両端側
には、ビス139で回路基板61と共締めする取付穴1
62が穿設されている。各取付穴162間には、コネク
タ実装領域76に並設されたコネクタ75を個々に挿通
する挿通穴163が複数穿設されている。また、被覆部
材161の幅方向一側の両端部には、被覆部材161の
長手方向に沿って延びる規制壁164が上方に突設さ
れ、その規制壁164の内向側端部分から被覆部材16
1の下面にかけて規制壁165が突設されている。規制
壁165の下端部には、後述する底板111の取付穴1
11aに嵌合する取付突起166が突設されている。
【0023】蓋体80は、図4に示すように、透視性を
有する上板81と、金属製の蓋枠93と、透視性及び導
電性を有する導電板100と、を備えている。上板81
は、透明合成樹脂の長方形板からなり、その下面側の外
周端部には、所定間隔を置いて複数の溶着突起82が突
設されている。また、上板81の長手方向の両端側に
は、複数(実施形態中では、3つ)の取付片部83a〜
83cが並設されている。取付片部83a〜83cは、
各々、上板81の側壁を構成する部分と、上板81の上
壁を構成する部分と、を有した断面L字状をなし、上板
81の側壁構成部分には、各取付片部83a〜83c間
を連結する連結部84a〜84cが一体成形され、上板
81の上壁構成部分には、各取付片部83a〜83c間
を連結する連結部85a〜85cが一体成形されてい
る。なお、各取付片部83a〜83c間には、スリット
状の溝が形成され、連結部84a〜84c・85a〜8
5cは、取付片部83a〜83cの外壁面から突出した
状態で設けられている(図9参照)。また、取付片部8
3a〜83cの上壁構成部分には、それぞれ取付穴86
a〜86cが穿設されており、取付片部83cの隣接部
であり且つ上板81の幅方向一側の両端隅角部には、取
付穴86dが穿設されている。
【0024】なお、上記した各取付穴86a〜86d・
88の上方部分は、ボックス本体110との組み付け状
態で組み付け用のビスを蓋枠93の外壁面に入り込ませ
るような凹形状をなしている(図9(A)参照)。この
ため、ビスの頭部を切断してビス止めを解除する不正行
為が防止できる。また、各連結部84a〜84c・85
a〜85cには、それぞれ回路基板ボックス62の開放
手順を示唆するための刻印「1〜3」が施されている
(図7及び図11参照)。具体的には、取付片部83a
に対応する連結部84a・85aには「1」の刻印が施
され、取付片部83bに対応する連結部84b・85b
には「2」の刻印が施され、取付片部83cに対応する
連結部84c・85cには「3」の刻印が施されてい
る。
【0025】また、上板81の上面には、弾球遊技機1
の機種名が記された機種名シール89を貼付するための
凹部90が形成されると共に、後述の可動板106を保
持するための保持突起91が突設されており(図8
(A)参照)、上板81の幅方向一側には、取付突起9
2が下方に突出形成されている。取付突起92は、図8
(B)に示すように、軸受穴92aが形成された断面凹
形状をなし、その底壁面には、軸受穴92aと連通する
挿通穴92bが穿設されている。そして、この取付突起
92には、検査履歴シール107を貼付した可動板10
6が回転可能に取り付けられている。可動板106は、
検査履歴シール107を貼付するための凹部106aが
上面に形成された平板形状をなし、その下面側の一隅角
部には、ビス止め穴106cを備えた回転軸106bが
突設されている。また、回転軸106bが設けられた一
隅角部に対して対称位置となる可動板106の隅角部に
は、図8(A)に示すように、上板81側の保持突起9
1と係合する係合穴106dが穿設されている。
【0026】しかして、可動板106は、取付突起92
の軸受穴92aに回転軸106bが挿入され、その回転
軸106bのビス止め穴106cに挿通穴92bを通し
てビス108が取り付けられることで、回転軸106b
を中心として回転可能に上板81に取り付けられてい
る。なお、このようにして上板81に取り付けられた可
動板106は、後で詳述する回路基板ボックス62の組
み付け状態を解除(回路基板ボックス62を開放)しな
い限り取り外しが行えないようになっている。また、可
動板106の回転において、係合穴106dを上板81
側の保持突起91と係合させたときには、可動板106
全体を上板81の上面に当接させた状態(図7に示す実
線位置)で可動板106を保持するようになっている。
そして、通常時は、可動板106を図7に示す実線位置
に保持しておき、可動板106の破損を防止する。な
お、この状態は、可動板106の下面側に上板81が当
接して配されるので、上板81を可動板106(検査履
歴シール107)の下敷きとすることができ、後で詳述
するような検査履歴シール107への検査履歴の記入状
態ともなる。一方、透視性を有する上板81から内部の
遊技制御回路基板61を確認(遊技制御回路基板61に
不正が行われていないかの確認)する場合には、図7に
示す二点鎖線の方向に可動板106を回転させる。これ
により、遊技制御回路基板61全体が外部から視認で
き、簡易的な基板検査(回路基板ボックス62を開放せ
ずに行う検査)が確実に行える。
【0027】なお、可動板106に貼付される検査履歴
シール107には、回路基板ボックス62内に収納され
る遊技制御回路基板61の基板番号と、回路基板ボック
ス62を検査した際に書き込む「検査者」及び「検査
日」の各項目と、が記されている。また、検査履歴シー
ル107は、「検査者」及び「検査日」の各項目に書き
込む文字が視認し易いように文字を書き込む部分が白色
をなしている。これに対して、上板81のほぼ中央に貼
付される機種名シール89は、透視性を有する上板81
から内部の遊技制御回路基板61が視認し易いように、
印刷された機種名以外は透明になっている。また、機種
名シール89及び検査履歴シール107の色調及び透視
性の有無は、特に限定するものではないが、いずれのシ
ール89・107においても回路基板61を覆う部分
は、電源部など制御自体に関係しない部分(ROMやC
PUなどの不正行為が行われる可能性がある部分以外)
が望ましい。また、検査履歴シール107は、剥した形
跡が残る非可逆性のホログラムシールからなり、シール
107の不正な貼り替えを防止するようになっている。
なお、検査履歴シール107は、簡単に剥せて形跡が残
らないような可逆性のものでもよいが、剥した形跡が残
る、一部剥れずに残る、あるいは貼り直した場合に跡が
残る等の非可逆性シールを用いた方が不正防止の面で有
効である。
【0028】なお、検査履歴シールと機種名シールを1
つのシールにまとめてもよいし、基板ボックスを交換し
た旨を記録する交換履歴シールと検査履歴シールを1つ
のシールにまとめてもよい。また、検査履歴シールに替
えて交換履歴シールを可動板に貼付するなどしてもよ
い。また、可動板に検査履歴が書き込めるような特殊印
刷を施したものを検査履歴記録部としてもよい。即ち、
文字を書き込む部分は、必ずしもシールに限定するもの
ではない。
【0029】蓋枠93は、上面に開口部94を有し、該
開口部94以外となる残りの上面領域には、上板81側
の複数の溶着突起82を個々に挿通する挿通穴95が複
数穿設されている。また、蓋枠93の外周縁部には、全
周に亘って側壁が垂下形状されている。蓋枠93の長手
方向両端の側壁は、ボックス本体110との組み付け状
態で後述する取付片130の先端部分と当接する当接壁
97として形成され(図9参照)、その下端側の前後2
箇所には、係合爪96が突設されている。蓋枠93の幅
方向一側の側壁は、回路基板ボックス62内に収納され
る回路基板61の電子部品実装領域74とコネクタ実装
領域76とを蓋枠93の内外に仕切る仕切り壁98とし
て形成されている(図14参照)。
【0030】導電板100は、上板81と同様に透明合
成樹脂の長方形板からなり、その上面側には黒色塗装を
施した導電性繊維101が全域に接合して設けられてい
る。導電板100の外周端部には、蓋枠93に穿設され
た挿通穴95と同様に、上板81側の溶着突起82を個
々に挿通する挿通穴102が複数穿設されている。ここ
で、導電性繊維について簡単に説明すると、導電性繊維
は、大きく分けて金属製(銅、黄銅、ニッケル、アルミ
ニューム等)のフィラメントを網状に織ったものと、合
成繊維に導電性粒子(銅、カーボン等)を塗布又は含浸
させたものと、があり、いずれの種類の導電性繊維にお
いても、電磁シールド効果及び光線透過率の見地から、
50〜250メッシュ(特に、100〜200メッシュ
がよい)程度で、その開口率10〜90%(特に、30
〜80%がよい)であることが望ましい。そして、メッ
シュという構造上、どうしても透視性が悪くなるが、本
実施形態では、これを抑制するために、導電性繊維10
1を金属色を避けた濃色(実施形態中では、黒色)にす
ることで透視性を向上させている。
【0031】なお、本実施形態では、透明合成樹脂板に
導電性繊維101を接合することで導電板100を構成
しているが、導電板の構成はこれに限定するものではな
く、透明合成樹脂板に導電性繊維を埋設して導電板(俗
にCRTフィルターなどともいう)を構成してもよい。
この場合、その透明合成樹脂板を濃色とすることにより
透視性を向上させることができる。また、透明導電層の
形成によって導電板を構成してもよい。この透明導電層
について簡単に説明すると、透明導電層は、金、白金、
銀、錫、アルミニウム、ニッケル、パラジウム、あるい
はアンチモン等の金属や酸化インジウムあるいは酸化錫
等の金属酸化物、又はこれらの混合物を真空蒸着、スパ
ッタリング、イオンプレーティング、CVD等の方法に
より導電性と透視性を有する厚みの層として樹脂材等の
表面に形成されるものである。透明導電層の厚みは、通
常5〜1000nm程度であり、その電気伝導性は、1
0000Ω/□以下、好ましくは1000Ω/□以下の
電気抵抗率が適当である。
【0032】しかして、蓋体80は、図5(A)(B)に
示すように、蓋枠93の挿通穴95及び導電板100の
挿通穴102を挿通した上板81の溶着突起82が超音
波溶着されることで、上板81、蓋枠93、及び導電板
100の組付体として構成されている。また、このよう
な溶着突起82の溶着により、導電板100の導電性繊
維101は、蓋枠93と確実に導通される。なお、溶着
突起82の溶着において、上板81(溶着突起82)と
導電板100とを同一素材で形成した場合には、溶着突
起82の溶着部分が導電板100に混じり合い、より一
層強固な溶着が可能になる。また、蓋体80の組み付け
方法は、超音波溶着以外にも熱溶着したり、溶剤又は接
着剤を用いてもよい。また、このような蓋体80の組み
付け状態において、上板81の上面と蓋枠93の側面と
の間には、長方形状のホログラムシール104が貼着さ
れ、これによって蓋体80の組み付け状態が担保される
ようになっている。
【0033】一方、ボックス本体110は、図6に示す
ように、透視性を有する底板111と、金属製の本体枠
116と、を備えている。底板111は、透明合成樹脂
の長方形板からなり、その上面側には、回路基板61の
下面を支承するためのフランジ片112が四隅近傍部及
び幅方向両端の中央部に立設されている。なお、幅方向
一側の二隅近傍部に立設されたフランジ片112には、
後述する係合片124との干渉を逃がすためのスリット
部113が形成されている。一方、幅方向他側の二隅近
傍部に立設されたフランジ片112の近傍には、後述す
る取付片122を貫通する貫通穴114が穿設され、そ
の近傍には、被覆部材161の取付突起166を嵌合す
る取付穴111aが穿設されている。また、長手方向一
側のほぼ中央部には、切欠部115が穿設されている。
この切欠部115は、回路基板ボックス62を取付台1
50に取り付けた状態で後述する係合突起154との干
渉を逃がすための切り欠きである。
【0034】本体枠116は、下面に開口部117を有
すると共に、その外周縁部には全周に亘って側壁を有す
る形状となっている。開口部117の内周縁部には、そ
の幅方向両側に断面L字状をなす係合片118が所定の
条設長さで形成され、内周縁部の長手方向一側には、係
止穴120を穿設した係止片119が形成されている。
また、開口部117以外となる残りの下面領域には、複
数の軽減穴121が穿設されている。下面領域における
幅方向一側の両端には、取付穴123を穿設した取付片
122が形成され、下面領域における幅方向他側の両端
には、係合突起125を備えた係合片124が形成され
ている。また、上記した係合片118は、後で詳述する
取付台150への取り付け時に取付台150側の係合レ
ール151と係合し易いように先端部分が若干下方に折
曲されている。
【0035】また、本体枠116の幅方向一側壁には、
複数の放熱穴128が穿設されている。本体枠116の
幅方向の両側壁には、その長手方向の両端部に補強片1
29が延設されている。この補強片129は、延設部分
から内向側に折曲されることで本体枠116の長手方向
両側壁を内側から押さえ、本体枠116の強度を向上す
るようになっている。また、側壁間の隙間を塞ぐので、
側壁間を広げて不正に改造しようとしてもできない。な
お、このような補強片は、本体枠116に限らず蓋枠9
3側に設けてもよい。本体枠116の長手方向の両側壁
の上端部分は、内向側に折曲された取付片130として
形成されており、該取付片130には、蓋体80側の取
付穴86a〜86dと個々に対応する取付穴131〜1
34が穿設されている。取付穴132〜134の近傍に
は、それぞれ装備用のワンウェイネジ140を挿通状態
で装備しておく装備穴135〜137が穿設されてい
る。また、取付片130の先端側の前後2箇所には、蓋
体80側の係合爪96を係止する係止溝138が形成さ
れている。さらに、本体枠116の長手方向一側の下端
部分には、回路基板ボックス62を取付台150に固着
状態で取り付けるための取付穴149a〜149dを個
々に穿設した取付突起148a〜148dが形成されて
いる。
【0036】しかして、上記した蓋体80及びボックス
本体110は、以下に示す組み付けによって回路基板6
1を収納した組付体(回路基板ボックス62)として構
成される。先ず、回路基板61と底板111とを重畳し
て本体枠116に装着し、回路基板61の係合穴78に
係合片124の係合突起125を挿通する。次に、回路
基板61のコネクタ75を挿通穴158に挿通させて被
覆部材161をコネクタ実装領域76に装着し、被覆部
材161の取付穴162と回路基板61の止め穴77を
取付片122の取付穴123にビス139で共締めす
る。これにより、被覆部材161及び回路基板61が底
板111を挟んで本体枠116にビス139止めされた
状態となる(図14(A)参照)。なお、このような回
路基板61の取り付け固定において、止め穴77と取付
穴123との穴位置を合せる際、回路基板61が若干ズ
レることで係合突起125と係合穴78とが係合し、ビ
ス止めされない回路基板61の幅方向一側も固定され
る。また、コネクタ実装領域76は、図7及び図14に
示すように、その上面に被覆部材161が取り付けられ
ることで、コネクタ75以外の部分、言い換えれば結線
パターン79を形成した部分が被覆部材161によって
被覆される。このようにして結線パターン79を被覆し
た被覆部材161は、取付突起166が底板111の取
付穴111aに嵌合することで底板111に対して位置
決めされている。
【0037】次に、上面が開放しているボックス本体1
10に蓋体80を被せる。このとき、蓋体80側の4つ
の係合爪96は、図4及び図6に示すように、それぞれ
C〜F方向への挿入によってボックス本体110側の係
止溝138に係止され、ボックス本体110及び蓋体8
0の位置決め的な取り付けが行われる。なお、このよう
な係合爪96と係止溝138の係合は、図13(A)
(C)に示すように、先ず、係合爪96を係止溝138
内に挿し込み、次いで図13(B)(D)に示すように、
蓋体80(係合爪96)をスライド移動させて係止溝1
38と係合させることで行われる。この係合状態は、固
着状態を解除しなければ解除されないので、固着部の代
わりになる。このため、固着箇所を少なくでき、組み付
け易くコストダウンが招来できる。つまり、四隅にこの
ような係合部があれば、四隅を全て固着しなくてもよい
(四隅を開けることができない)。また、蓋枠93の仕
切り壁98は、回路基板61の電子部品実装領域74と
コネクタ実装領域76とを蓋体80の内外に仕切った状
態にある。これにより、蓋体80を取り外すことなく、
コネクタ75への配線取り付け及び配線取り外しが可能
になる。
【0038】そして、図4及び図6に示すA・B方向に
おいて、取付片部83aの取付穴86aを本体枠116
の取付穴131にワンウェイネジ(ビス)140で止め
(図9(A)参照)、そのビス140止め部分を長方形
状のホログラムシール105で封印する。これにより、
蓋体80とボックス本体110との内部空間に回路基板
61を封止状態で収納した組付体(回路基板ボックス6
2)が構成される。なお、このような回路基板61の封
止状態において、外部に露出して設けられるコネクタ実
装領域76は、結線パターン79が被覆部材156で被
覆されている。このため、コネクタ実装領域76を外部
に露出して設けた構成でも、結線パターン79を利用し
た不正行為を防止することができる。また、このような
組み付け状態で、仕切り壁98の先端部分は、被覆部材
161と当接することにより、各規制壁164・165
を蓋体80の内側に配している。これにより、不正行為
でビス139が取り外された場合でも、回路基板61の
封止状態(蓋体80の固着状態)を解除しない限り被覆
部材161が取り外せないようになっている。
【0039】また、上記した蓋体80とボックス本体1
10との組み付け状態において、各装備穴135〜13
7に挿通されたワンウェイネジ140は、その上方から
蓋体80が覆いかぶさるようにして取り付けられること
で、装備穴135〜137から外れることなくボックス
62内に収納されている。即ち、このような収納状態
で、蓋体80の各取付片部83b・83c及び取付穴8
6d近傍の上壁面が個々にワンウェイネジ140の飛び
出しを阻止している。なお、ワンウェイネジ140の装
備方法は、実施形態中に記載のものに限定しない。例え
ば、ボックス62の組み付け状態で、ワンウェイネジ1
40の頭部を蓋体80(取付片部など)によって完全に
押え込む構成としたり、あるいはワンウェイネジ140
の径と装備穴135〜137の径をほぼ同じ構成として
もよい。このような構成とした場合には、回路基板ボッ
クス62の閉塞状態で、装備されたワンウェイネジ14
0のガタ付きを押えることができる。
【0040】ここで、ワンウェイネジ140について説
明する。ワンウェイネジ140は、ネジ締め方向にしか
回らない特殊なネジであり、一旦締め付けるとネジを破
壊しない限り取り外すことができない。具体的には、図
10(A)(B)に示すように、その頭部141に設けら
れたネジ溝が当接面部142と凹部143と中心穴部1
44とから構成されている。そして、図10(C)(D)
に示す特殊マイナスドライバー145でネジ140締め
を行う場合には、ドライバー145の中心軸部146を
中心穴部144に差し込み、この状態からドライバー1
45の当接片部147を当接面部142に当接させて一
方向(図10(A)の時計回り方向)に頭部141を回
転させることでネジ140締めを行う。一方、ドライバ
ー145で頭部141を他方向(図10(A)の反時計
回り方向)に回転させてネジ140を取り外そうとした
場合には、ドライバー145が凹部143に入り込んで
滑ってしまい頭部141を回転させることができずにネ
ジ140の取り外しが行えない。なお、通常のマイナス
ドライバーでも頭部141を一方向に回転させてネジ1
40締めすることは可能であるが、特殊マイナスドライ
バー145のように、中心軸部146をワンウェイネジ
140の中心穴部144に差し込んでワンウェイネジ1
40との位置決めを行った方が締め付け作業が容易に行
える。
【0041】また、上記した蓋体80及びボックス本体
110の組み付けを行うビス140は、螺着状態で蓋枠
93の外壁面に入り込む構成となっている。このため、
ビス140止め部分を封印するホログラムシール105
は、突起のない平坦面上に貼付され、シール105の剥
れ及び損傷が防止できると共に、シール105に対する
不正行為の判別が容易になる。ここで、ホログラムシー
ルについて簡単に説明すると、ホログラムシールは、ホ
ログラム層と光反射層と接着剤層とを備え、ホログラム
層に形成されるホログラム図柄を偽造困難な図柄に構成
することで、不正行為に伴うシールの貼り替えを防止す
るようになっている。このホログラム図柄は、ホログラ
ムシールの表面に入射したコヒーレント光(レーザー
光)がホログラム層のエンボス面を透して光反射層に入
り、光反射層からホログラム干渉光としてホログラムシ
ールの外方に反射されることで形成される。また、ホロ
グラムシールを剥した場合は、もう一度貼り直してもホ
ログラム図柄が元の形状にならないので、剥した痕跡が
残る。
【0042】以上のように、回路基板ボックス62は、
蓋体80とボックス本体110とのビス140止め部分
をホログラムシール105で封印することにより回路基
板61の被覆状態を担保している。また、ボックス62
内に設けられた導電板100によって電磁シールド効果
を奏し得るようになっている。さらに、回路基板ボック
ス62は、その上壁面を構成する上板81と導電板10
0、及び下壁面を構成する底板111をそれぞれ透視性
を有する素材から形成することで、回路基板61の実装
面(上面)及びハンダ面(下面)を外部から透視できる
ようにしている。このため、回路基板61に不正な工作
(例えば、ジャンパー配線を接続したり、電子部品を実
装したりする不正工作)が施された場合には、直ちにそ
の不正工作が判るようになっている。
【0043】次に、上記した回路基板ボックス62を機
構板50に取り付けるための取付台150について図3
を参照して説明する。取付台150は、図3に示すよう
に、合成樹脂(金属でもよい)によって形成された長方
形板からなり、その基板中央には断面逆L字状をなす一
対の係合レール151が所定間隔を置いて条設されてい
る。なお、係合レール151の条設方向は、取付台15
0の長辺部に沿った左右方向となっている。取付台15
0の各長辺部(前後端縁)には、基板面に対して直交す
るガイド片152が突設されている。取付台150の右
側端部には、弾性変形する解除レバー153が形成され
ており、該解除レバー153の基部には、ボックス本体
110側の係止穴120と係合する係合突起154が突
設されている。また、取付台150の基板面には、機構
板50側の取付ボス(図示しない)に取付台150をビ
ス止めするための止め穴155が穿設されている。
【0044】一方、上記した取付台150の左側端部に
は、複数(本実施形態では、3つ)の取付片部156a
〜156cが並設されている。取付片部156a〜15
6cには、それぞれ取付台150の基板面との間を連結
する連結部157a〜157c・158a〜158cが
一体成形されている。なお、各取付片部156a〜15
6cと取付台150の基板面との間には、スリット状の
溝が形成されており、連結部157a〜157c・15
8a〜158cは、取付台150の基板面から上方に突
出した状態で設けられている。また、取付片部156a
〜156cには、それぞれ取付穴159a〜159cが
穿設されており、取付片部156cに隣接する取付台1
50の基板面には、取付穴159dが穿設されている。
これらの取付穴159a〜159dは、本体枠116の
取付穴149a〜149dと個々に対応するようになっ
ている。
【0045】しかして、上記した取付台150は、止め
穴155を介して機構板50にビス止めされることで機
構板50上の所定部位に取り付けられる。また、この取
付台150に回路基板ボックス62を取り付けるときに
は、取付台150に対してボックス62を左側方からス
ライド装着させる。このとき、取付台150側の係合レ
ール151は、ボックス62側の係合片118と係合し
た状態にあり、ガイド片152は、ボックス62のスラ
イド移動を案内する。その後、このようなボックス62
のスライド移動によって取付台150側の解除レバー1
53が下方に弾性変形し、遂には、ボックス62側の係
止穴120が取付台150側の係合突起154と係合し
てボックス62が装着される。そして、回路基板ボック
ス62の取付突起148aに穿設された取付穴149a
を取付片部156aの取付穴159aにワンウェイネジ
160で共締めすることにより、回路基板ボックス62
を取付台150に対して非可逆的な固着状態で取り付け
る。
【0046】ところで、上記取付台150を介した回路
基板ボックス62の弾球遊技機1への取り付け状態で
は、図2に示すように、被覆部材161の配設側が上側
になるように取り付けられる。言い換えれば、図13に
示す回路基板ボックス62の左側部分が上側になるよう
に取り付けられる。このため、後述する回路基板61の
検査等によって蓋体80とボックス本体110との固着
状態を解除した場合でも、蓋体80側の係合爪96とボ
ックス本体110側の係止溝138との係合状態(係合
爪96が係止溝138に引っ掛かって蓋体80がボック
ス本体110にぶら下がった状態)が維持されるので、
回路基板ボックス62の開閉作業が容易になる。
【0047】次に、上記した回路基板ボックス62を回
路基板61の検査(出荷納入後にROMが正規のものか
否かを検査する)のために開放し、その後再度閉塞状態
に復元する手順を図11に基づいて説明する。先ず、図
11(A)に示す回路基板ボックス62の閉塞状態にお
いて、取付片部83aのビス140止め部分に貼着され
たホログラムシール105を剥した後、刻印「1」を目
印に各連結部84a・85aをニッパー等の切断工具で
切断する。これにより、取付片部83aは、蓋体80か
ら完全に分離され且つワンウェイネジ140によってボ
ックス本体110に固着された状態となる。即ち、ボッ
クス本体110に対する蓋体80の固着が全て解除され
て、回路基板ボックス62の開放が可能になる。そし
て、図11(B)に示すように、ボックス本体110か
ら蓋体80を取り外して回路基板61の検査を行う。ま
た、このような蓋体80の取り外し(連結部84a・8
5aの切断)によって、各装備穴135〜137に挿通
されたワンウェイネジ140は、取り出し可能な状態と
なり、このうち装備穴135に挿通されたワンウェイネ
ジ140をボックス62の復元用に取り出す。その後、
回路基板ボックス62を閉塞するときには、図11
(C)に示すように、蓋体80をボックス本体110に
被せた状態で、取り出したワンウェイネジ140を刻印
「2」を目印に取付片部83bの取付穴86bに螺着す
る。これにより、取付片部83bの取付穴86bとこれ
に対応する本体枠116の取付穴132とがワンウェイ
ネジ140によって共締めされる。そして、この取付片
部83bのビス140止め部分に新しいホログラムシー
ル105を貼着することで、回路基板ボックス62が再
度閉塞状態に復元される。
【0048】なお、上記した回路基板61の検査作業
は、回路基板ボックス62のメーカー側の営業マンが行
い、その営業マンは、検査履歴シール107に自分の氏
名(検査者)と検査日を記入することで、検査した旨を
回路基板ボックス62に明記するようになっている。さ
らには、基板番号、検査者、検査日、及びデータ入力者
などをメーカー側の管理コンピュータに入力しておくこ
とで、検査履歴シール107の記載が正規のものか否か
判別できるようにしておく。また、このような検査履歴
のデータ入力方法としては、ホールコンピュータとメー
カーの管理コンピュータと営業所の端末コンピュータと
の間でネットワークを組み、営業所で入力したデータ内
容を管理コンピュータに記録しておく。そして、ホール
コンピュータから入力された基板番号などのデータによ
ってその検査履歴データを管理コンピュータから読み出
して閲覧できるようにしてもよい。
【0049】その後、回路基板ボックス62を再度検査
(2回目の検査)する場合には、刻印「2」を目印に各
連結部84b・85bを切断する。これにより、取付片
部83bを蓋体80から分離させて回路基板ボックス6
2を開放する。後は同様に、各連結部84b・85bの
切断に伴って取り出したワンウェイネジ140(装備穴
136のワンウェイネジ140)を刻印「3」を目印に
取付片部83cの取付穴86cに螺着して新しいホログ
ラムシール105を貼着する。これにより、回路基板ボ
ックス62が再度閉塞状態に復元される。それ以降、回
路基板ボックス62を検査(3回目の検査)する場合に
は、刻印「3」を目印に各連結部84c・85cを切断
することで、取付片部83cを蓋体80から分離させて
回路基板ボックス62を開放する。また、回路基板ボッ
クス62の復元時には、各連結部84c・85cの切断
に伴って取り出したワンウェイネジ140(装備穴13
7のワンウェイネジ140)を最後に残った取付穴86
dに螺着して新しいホログラムシール105を貼着す
る。
【0050】ところで、上記した回路基板ボックス62
の閉塞状態においては、連結部84a〜84c・85a
〜85cを切断して取付片部83a〜83cと上板81
との連結を解除しない限り、回路基板ボックス62が開
放できないようになっている。従って、回路基板61の
検査以外で連結部84a〜84c・85a〜85cが切
断されるような場合は、この切断により回路基板61に
不正が行われたことが即座に且つ確実に判別できるた
め、回路基板ボックス62の防犯効果を高めることがで
きる。また、回路基板ボックス62の構成では、上板8
1の溶着突起82を切り離しても、導電板100が回路
基板61上に落ち込むため、溶着突起82を切り離した
隙間から回路基板61に細工をしようとしても導電板1
00がそれを阻止する。また、ホログラムシール105
を剥した場合には、ホログラムシール105の痕跡がし
っかりと残るため不正が行われたことが即座に分かる。
【0051】次に、回路基板61の不慮の故障等によっ
て回路基板ボックス62を交換する手順を図12に基づ
いて説明する。先ず、図12(A)に示す回路基板ボッ
クス62と取付台150との固着状態において、各連結
部157a・158aをニッパー等の切断工具で切断す
る。これにより、取付片部156aは、取付台150か
ら完全に分離され且つワンウェイネジ160によって回
路基板ボックス62に固着された状態となる。即ち、回
路基板ボックス62は、取付台150との固着が解除さ
れて取付台150からの取り外しが可能になる。そし
て、解除レバー153を下方に押して係止穴120と係
合突起154との係合を解除し、この状態からボックス
62を図12(B)に示すG方向にスライドさせること
で取付台150から取り外す。その後は、図12(C)
に示すように、新しい回路基板ボックス62’を取付台
150にスライド装着し、取付突起148bを取付片部
156bにワンウェイネジ160で止めることにより、
回路基板ボックス62’を取付台150に対して非可逆
的な固着状態で取り付ける。
【0052】その後、回路基板ボックス62’を再度交
換(2回目の交換)する場合には、各連結部157b・
158bを切断して回路基板ボックス62’と取付台1
50との固着を解除し、回路基板ボックス62’を取付
台150から取り外す。次に、新しい回路基板ボックス
を取付台150にスライド装着し、その後、新しい回路
基板ボックスの取付突起148cを取付片部156cに
ワンウェイネジ160で止めることにより、回路基板ボ
ックスを取付台150に対して非可逆的な固着状態で取
り付ける。それ以降、回路基板ボックスを交換(3回目
の交換)する場合には、各連結部157c・158cの
切断によって古い回路基板ボックスを取付台150から
取り外す。そして、新しい回路基板ボックスを取付台1
50にスライド装着して、取付突起148dを取付片部
156dにワンウェイネジ160で止める。これによ
り、回路基板ボックスの3回目の交換が完了する。
【0053】また、上記した回路基板ボックス62に収
納される遊技制御回路基板61は、図2に示すように、
各種コネクタ75に配線167が接続されるものである
が、この配線167には、1つのコネクタ75を1単位
とした複数本毎に配線チューブ168が取り付けられて
いる。配線チューブ168は、無色透明なビニールから
なり、複数本の配線167を束ねて配線167の外周を
覆うことにより、外部から配線167を保護するように
なっている。このため、不正基板を配線167に接続し
て配線チューブ168内に隠す不正が行われた場合で
も、無色透明な配線チューブ168を透して不正箇所が
容易に発見できるようになっている。
【0054】以上のように、本実施形態に係る回路基板
ボックス62は、ボックス本体110と蓋体80とをワ
ンウェイネジ140により組み付けて非可逆的な固着状
態とする取付片部83aと、該取付片部83aの固着状
態を解除するための連結部84a・85aと、該連結部
84a・85aの切断状態でワンウェイネジ140によ
りボックス本体110と蓋体80とを再び組み付けて非
可逆的な固着状態とする取付片部83b・83cと、連
結部84a・85aの切断状態で回路基板61を検査し
たときにその検査履歴を記録しておく検査履歴シール1
07と、回路基板61を外部から視認可能にする上板8
1と、を備え、検査履歴シール107は、当該回路基板
ボックス62を弾球遊技機1に取り付けた状態で、上板
81(回路基板61)を覆う位置と上板81(回路基板
61)を覆わない位置とに移動可能な可動板106に貼
付して設けたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、回路基板61の検査以外で連結部84a・8
5aが切断されるような場合は、この解除により回路基
板61に不正が行われたことが即座に且つ確実に判別で
きるため、回路基板ボックス62の防犯効果を高めるこ
とができる。つまり、回路基板ボックス62を非可逆的
な固着状態とするので、不正に解除しようとすれば、必
ずその痕跡が残る。故に、検査履歴が記録されているか
どうかで回路基板ボックス62の解除が不正なものか否
かが判別できる。また、回路基板ボックス62の検査履
歴が一目で分かり、然も回路基板61を覆わない位置に
可動板106を移動させた状態で簡易的な基板検査が確
実に行える。さらに、この構成では、回路基板61を覆
う位置に可動板106を移動させて可動板106を上板
81上に配置することができるので、可動板106の破
損を防止することができると共に、上板81を検査履歴
シール107の下敷きとすることができて検査履歴を記
入し易くできる。
【0055】また、前記可動板106は、連結部84a
・85aを切断(回路基板ボックス62を開放)しない
限り回路基板ボックス62から取り外しできず、然も検
査履歴シール107は、非可逆性のホログラムシールか
ら構成しているので、可動板106及び検査履歴シール
107を不正にすり替える行為を防止することができ
る。また、可動板106は、上板81側の保持突起91
と係合する係合穴106dを備えているので、上板81
と当接した状態が保持できるようになっている。なお、
可動板106を保持するための保持部は、保持突起91
と係合穴106dに限定するものではなく、係合爪で引
っかけたり又はレバーで止めるようなものであってもよ
い。さらには、可動板106に貼付された検査履歴シー
ル107(検査履歴記録部)は、回路基板ボックス62
の蓋体80側(回路基板61の実装面側)から視認でき
る位置に設けられている。このため、回路基板ボックス
62を弾球遊技機1から取り外したり移動させなくて
も、容易に履歴を確認することができる。
【0056】なお、上記した実施形態(第一実施形態)
は、本発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で
種々の変更が可能である。以下、その他の構成を第二乃
至第四の実施形態として説明する。また、以下の説明で
は、前記第一実施形態と同様の構成部材については同一
の符号を付記すると共に、その詳細な説明は省略する。
第二実施形態の回路基板ボックス170は、図15に示
すように、上板81の幅方向一側(被覆部材161側)
に可動板171を設けている。可動板171は、その平
板面に検査履歴シール107を貼付すると共に、幅方向
一側には筒状をなした軸受部172が形成されている。
一方、上板81の上面には、左右一対の回転軸片173
・174がワンウェイネジ175によって固着されてい
る。なお、回転軸片173・174には、可動板171
の軸受部172と係合する軸突起173a・174aが
形成されている。しかして、検査履歴シール107を貼
付した可動板171は、軸受部172が上板81側の軸
突起173a・174aに軸支して取り付けられること
で、軸突起173a・174aを回転軸として回転可能
に設けられている。
【0057】そして、回路基板ボックス170を弾球遊
技機1に取り付けた状態での通常時は、自重によって可
動板171が図15に示す実線位置に下がり、回路基板
61(上板81)の一部を覆った状態となる。なお、こ
の状態では、可動板171の下面側に上板81が当接し
て配されるので、上板81を可動板171(検査履歴シ
ール107)の下敷きとすることができ、検査履歴シー
ル107への検査履歴の記入が容易になり、然も可動板
171の破損が防止できる。一方、透視性を有する上板
81から内部の回路基板61を確認する場合には、図1
5に示す二点鎖線の方向に可動板171を回転させる
(捲る)。これにより、回路基板61全体が外部から視
認でき、簡易的な基板検査が確実に行える。なお、回転
軸片173・174の上板81に対する固着方法は、ワ
ンウェイネジ175に限定せず溶着などでもよい。ま
た、上板81に対して可動板171を着脱自在に取り付
けてもよいが、検査履歴に対する不正を防止する意味で
可動板171を非可逆的に取り付ける方が望ましい。
【0058】図16(A)(B)に示す第三実施形態の回
路基板ボックス180は、前記第一実施形態の回路基板
ボックス62と同様に、回転軸181aを中心として回
転可能に上板81に取り付けられた可動板181を備え
ると共に、該可動板181には、上板81に形成された
保持突起182と係合する係合穴181bが穿設されて
いる。但し、第三実施形態の可動板181では、回転軸
181aと係合穴181bが第一実施形態の可動板10
6とは違う位置に形成されている。具体的に、回路基板
ボックス180を弾球遊技機1に取り付けた状態での通
常時は、可動板181を図16(A)に示す位置(可動
板181が回路基板61を覆わない位置)に回転させ
る。このとき、可動板181は、係合穴181bが上板
81側の保持突起182と係合することにより、図16
(A)に示す回転位置に保持された状態となっている。
即ち、第三実施形態の回路基板ボックス180では、通
常状態で可動板181を保持して検査履歴(検査履歴シ
ール107)と回路基板61を確実に視認できるように
している。これに対して、検査履歴シール107に検査
履歴を記入する際には、可動板181を図16(B)に
示す位置(可動板181が回路基板61を覆う位置)に
回転させる。これにより、可動板181の下面側に上板
81が当接して配されるので、上板81を可動板181
(検査履歴シール107)の下敷きとすることができ、
検査履歴の記入が容易に行える。なお、回路基板ボック
ス180の製造段階では、破損防止の意味で可動板18
1を図16(B)に示す位置に回転させておいた方が望
ましい。また、可動板181を保持するための保持部
は、保持突起182と係合穴182bに限定するもので
はなく、係合爪で引っかけたり又はレバーで止めるよう
なものであってもよい。
【0059】ところで、上記した第一乃至第三の実施形
態では、回路基板を覆う位置と回路基板を覆わない位置
とに移動可能に可動板(検査履歴シール)を設けている
が、この構成に限定するものではない。例えば、検査履
歴シールを貼付した平板を回路基板ボックス(上板)に
対して着脱自在に設ける構成としてもいいし、回路基板
ボックスの側壁面(回路基板を覆わない位置)に平板状
の突出片を一体成形して、この突出片に検査履歴シール
を貼付してもよい。また、このような回路基板を覆わな
い位置に検査履歴記録部(検査履歴シール)を設ける構
成として図17(A)〜(C)に示す第四実施形態の回
路基板ボックス190が挙げられる。回路基板ボックス
190は、蓋枠93の幅方向一側(被覆部材161の反
対側)の側壁面に可動板191を設けている。可動板1
91は、その平板面に検査履歴シール107を貼付する
と共に、幅方向一側には筒状をなした軸受部192が形
成されている。一方、蓋枠93の側壁面には、左右一対
の回転軸片193・194が固着されている。なお、回
転軸片193・194には、可動板191の軸受部19
2と係合する軸突起193a・194aが形成されてい
る。しかして、検査履歴シール107を貼付した可動板
191は、軸受部192が蓋枠93側の軸突起193a
・194aに軸支して取り付けられることで、軸突起1
93a・194aを回転軸として回転可能に設けられて
いる。
【0060】そして、回路基板ボックス190を弾球遊
技機1に取り付けた状態での通常時は、図17(A)
(B)に示すように、自重によって可動板191が垂れ
下がり、検査履歴(検査履歴シール107)と回路基板
61が確実に視認できるようになっている。一方、回路
基板ボックス190を弾球遊技機1から取り外すと共に
回路基板ボックス190を開放して回路基板61の検査
を行った場合には、回路基板ボックス190を再度閉塞
した後、図17(C)に示すように、回路基板ボックス
190の側壁面上に可動板191の下面を当接すること
で、回路基板ボックス190の側壁面を可動板191
(検査履歴シール107)の下敷きとして検査履歴の記
入を行う。
【0061】なお、以上記載の第一乃至第四の実施形態
では、本発明を弾球遊技機に適用した場合を例示してい
るが、弾球遊技機以外の遊技機(例えば、スロットマシ
ンやコインゲーム等)に本発明を適用し得ることはいう
までもない。また、回路基板ボックスの固着方法(組付
固着手段)は、実施形態中に記載のようなワンウェイネ
ジに限定せず、リベット、破断ネジ、溶着、あるいは接
着等による固着方法を採用してもよい。また、非可逆的
な固着状態で組み付けられる回路基板ボックス内に収納
される回路基板は、遊技制御回路基板に限定するもので
はなく、賞球基板などいずれの回路基板であってもよ
い。
【0062】なお、以上説明した実施形態から把握でき
る発明として以下のものがある。 (1)回路基板を収納する基体及び蓋体を備えた遊技機
の基板収納ボックスにおいて、前記基体と前記蓋体とを
第一の組付固着手段により組み付けて非可逆的な固着状
態とする第一の組付部と、該第一の組付部の固着状態を
解除するための組付解除部と、該組付解除部の解除状態
で第二の組付固着手段により前記基体と前記蓋体とを再
び組み付けて非可逆的な固着状態とする第二の組付部
と、前記組付解除部の解除状態で前記回路基板を検査し
たときにその検査履歴を記録しておく検査履歴記録部
と、前記回路基板を外部から視認可能にする透視部と、
を備え、前記検査履歴記録部は、前記透視部を覆わない
位置に設けると共に、当該基板収納ボックスの壁面と当
接する位置に移動可能に設けたことを特徴とする。この
ように構成することにより、回路基板の検査以外で組付
解除部が解除されるような場合は、この解除により回路
基板に不正が行われたことが即座に且つ確実に判別でき
るため、基板収納ボックスの防犯効果を高めることがで
きる。また、基板収納ボックスの検査履歴が一目で分か
り、然も透視部を覆わない位置に検査履歴記録部を移動
させた状態で簡易的な基板検査が確実に行える。さら
に、この構成では、検査履歴記録部を基板収納ボックス
の壁面と当接する位置に移動させることができるので、
この状態で基板収納ボックスの壁面を検査履歴記録部の
下敷きとすることができ、検査履歴記録部への検査履歴
の記録が容易に行える。 (2)前記第二の組付部を複数設けると共に、これら複
数の第二の組付部の固着状態を個々に解除するための第
二の組付解除部を設けたことを特徴とする。このように
構成することにより、防犯効果の高い基板収納ボックス
に復元することを前提とした回路基板の検査が複数回行
える。
【0063】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1においては、回路基板を収納する
基体及び蓋体を備えた遊技機の基板収納ボックスにおい
て、前記基体と前記蓋体とを第一の組付固着手段により
組み付けて非可逆的な固着状態とする第一の組付部と、
該第一の組付部の固着状態を解除するための組付解除部
と、該組付解除部の解除状態で第二の組付固着手段によ
り前記基体と前記蓋体とを再び組み付けて非可逆的な固
着状態とする第二の組付部と、前記組付解除部の解除状
態で前記回路基板を検査したときにその検査履歴を記録
しておく検査履歴記録部と、前記回路基板を外部から視
認可能にする透視部と、を備え、前記検査履歴記録部
は、当該基板収納ボックスを遊技機に取り付けた状態
で、前記透視部を覆う位置と透視部を覆わない位置とに
移動可能に設けられていることを特徴とする。このよう
に構成することにより、回路基板の検査以外で組付解除
部が解除されるような場合は、この解除により回路基板
に不正が行われたことが即座に且つ確実に判別できるた
め、基板収納ボックスの防犯効果を高めることができ
る。また、基板収納ボックスの検査履歴が一目で分か
り、然も透視部を覆わない位置に検査履歴記録部を移動
させた状態で簡易的な基板検査が確実に行える。さら
に、この構成では、透視部を覆う位置に検査履歴記録部
を移動させて検査履歴記録部を透視部上に配置すること
ができるので、検査履歴記録部の破損を防止することが
できると共に、透視部を検査履歴記録部の下敷きとする
ことができて検査履歴を記入し易くできる。
【0064】また、本発明の請求項2においては、前記
検査履歴記録部は、前記組付解除部を解除しない限り当
該基板収納ボックスから取り外しできないようにしたこ
とを特徴とする。このように構成することにより、検査
履歴記録部を不正にすり替える行為を防止することがで
きる。
【0065】また、本発明の請求項3においては、前記
検査履歴記録部は、検査履歴の記入を可能にした非可逆
性のシール部材から構成したことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、検査履歴記録部を不正にすり
替える行為を防止することができる。
【0066】また、本発明の請求項4においては、前記
検査履歴記録部が前記透視部を覆わない位置に検査履歴
記録部を保持する保持部を備えたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、遊技履歴(検査履歴記録
部)と回路基板とを共に見易い状態に保持することがで
きる。
【0067】また、本発明の請求項5においては、回路
基板を収納する基体及び蓋体を備えた遊技機の基板収納
ボックスにおいて、前記基体と前記蓋体とを第一の組付
固着手段により組み付けて非可逆的な固着状態とする第
一の組付部と、該第一の組付部の固着状態を解除するた
めの組付解除部と、該組付解除部の解除状態で第二の組
付固着手段により前記基体と前記蓋体とを再び組み付け
て非可逆的な固着状態とする第二の組付部と、前記組付
解除部の解除状態で前記回路基板を検査したときにその
検査履歴を記録しておく検査履歴記録部と、前記回路基
板を外部から視認可能にする透視部と、を備え、前記検
査履歴記録部は、当該基板収納ボックスを遊技機に取り
付けた状態で、前記透視部を覆わない位置に設けられて
いることを特徴とする。このように構成することによ
り、回路基板の検査以外で組付解除部が解除されるよう
な場合は、この解除により回路基板に不正が行われたこ
とが即座に且つ確実に判別できるため、基板収納ボック
スの防犯効果を高めることができる。また、基板収納ボ
ックスの検査履歴が一目で分かり、然も透視部を覆わな
い位置に検査履歴記録部を移動させた状態で簡易的な基
板検査が確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における弾球遊技機を示す
正面図である。
【図2】弾球遊技機を示す背面図である。
【図3】回路基板ボックス及び取付台を示す斜視図であ
る。
【図4】蓋体を示す分解斜視図である。
【図5】同図(A)(B)はそれぞれ溶着突起の溶着状態
を示す説明図である。
【図6】回路基板とボックス本体を示す分解斜視図であ
る。
【図7】回路基板ボックスを示す平面図である。
【図8】同図(A)は可動板の係合穴が上板の保持突起
と係合した状態を示す部分断面図であり、同図(B)は
可動板の回転軸が上板の取付突起に取り付けられた状態
を示す部分断面図である。
【図9】同図(A)は蓋体の取付片部がボックス本体に
ビス止めされた状態を示す部分断面図であり、同図
(B)は回路基板ボックス内に装備用のワンウェイネジ
が収納された状態を示す部分断面図である。
【図10】同図(A)(B)はそれぞれワンウェイネジを
示す説明図であり、同図(C)(D)はそれぞれ特殊マイ
ナスドライバーを示す説明図である。
【図11】同図(A)〜(C)はそれぞれ回路基板ボッ
クスの復元手順を示す側面図である。
【図12】同図(A)〜(C)はそれぞれ回路基板ボッ
クスの交換手順を示す部分平面図である。
【図13】同図(A)〜(B)はそれぞれ蓋体の係合爪
とボックス本体の係止溝との係合関係を示す説明図であ
る。
【図14】同図(A)(B)はそれぞれ回路基板の上面を
覆う被覆部材を示す縦断面図である。
【図15】第二実施形態の回路基板ボックスに設けられ
た可動板を示す平面図である。
【図16】同図(A)(B)はそれぞれ第三実施形態の回
路基板ボックスに設けられた可動板を示す平面図であ
る。
【図17】同図(A)〜(C)はそれぞれ第四実施形態
の回路基板ボックスに設けられた可動板を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 弾球遊技機(遊技機) 40 遊技盤 50 機構板 61 遊技制御回路基板(回路基板) 62 回路基板ボックス(基板収納ボックス) 80 蓋体 81 上板(透視部) 82 溶着突起 83a 取付片部(第一の組付部) 83b・83c 取付片部(第二の組付部) 84a・85a 連結部(組付解除部) 84b・84c・85b・85c 連結部 86a〜86d 取付穴 89 機種名シール 91 保持突起 92 取付突起 92a 軸受穴 93 蓋枠 100 導電板 101 導電性繊維 104・105 ホログラムシール 106 可動板 106b 回転軸 106d 係合穴 107 検査履歴シール(シール部材) 110 ボックス本体(基体) 111 底板 116 本体枠 130 取付片 131〜134 取付穴 135〜137 装備片 140 ワンウェイネジ(第一及び第二の組付固着手
段) 145 特殊マイナスドライバー 148a〜148c 取付突起 149a〜149d 取付穴 150 取付台 155 止め穴 156a〜156c 取付片部 157a〜157c・158a〜158c 連結部 159a〜159d 取付穴 160 ワンウェイネジ 167 配線 168 配線チューブ 170 回路基板ボックス(基板収納ボックス) 171 可動板 180 回路基板ボックス(基板収納ボックス) 181 可動板 181a 回転軸 181b 係合穴(保持部) 182 保持突起(保持部) 190 回路基板ボックス(基板収納ボックス) 191 可動板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板を収納する基体及び蓋体を備え
    た遊技機の基板収納ボックスにおいて、 前記基体と前記蓋体とを第一の組付固着手段により組み
    付けて非可逆的な固着状態とする第一の組付部と、 該第一の組付部の固着状態を解除するための組付解除部
    と、 該組付解除部の解除状態で第二の組付固着手段により前
    記基体と前記蓋体とを再び組み付けて非可逆的な固着状
    態とする第二の組付部と、 前記組付解除部の解除状態で前記回路基板を検査したと
    きにその検査履歴を記録しておく検査履歴記録部と、 前記回路基板を外部から視認可能にする透視部と、を備
    え、 前記検査履歴記録部は、当該基板収納ボックスを遊技機
    に取り付けた状態で、前記透視部を覆う位置と透視部を
    覆わない位置とに移動可能に設けられていることを特徴
    とする遊技機の基板収納ボックス。
  2. 【請求項2】 前記検査履歴記録部は、前記組付解除部
    を解除しない限り当該基板収納ボックスから取り外しで
    きないようにしたことを特徴とする請求項1記載の遊技
    機の基板収納ボックス。
  3. 【請求項3】 前記検査履歴記録部は、検査履歴の記入
    を可能にした非可逆性のシール部材から構成したことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機の基板収
    納ボックス。
  4. 【請求項4】 前記検査履歴記録部が前記透視部を覆わ
    ない位置に検査履歴記録部を保持する保持部を備えたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の遊技機の基板収納ボックス。
  5. 【請求項5】 回路基板を収納する基体及び蓋体を備え
    た遊技機の基板収納ボックスにおいて、 前記基体と前記蓋体とを第一の組付固着手段により組み
    付けて非可逆的な固着状態とする第一の組付部と、 該第一の組付部の固着状態を解除するための組付解除部
    と、 該組付解除部の解除状態で第二の組付固着手段により前
    記基体と前記蓋体とを再び組み付けて非可逆的な固着状
    態とする第二の組付部と、 前記組付解除部の解除状態で前記回路基板を検査したと
    きにその検査履歴を記録しておく検査履歴記録部と、 前記回路基板を外部から視認可能にする透視部と、を備
    え、 前記検査履歴記録部は、当該基板収納ボックスを遊技機
    に取り付けた状態で、前記透視部を覆わない位置に設け
    られていることを特徴とする遊技機の基板収納ボック
    ス。
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