JPH10309360A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JPH10309360A
JPH10309360A JP13932997A JP13932997A JPH10309360A JP H10309360 A JPH10309360 A JP H10309360A JP 13932997 A JP13932997 A JP 13932997A JP 13932997 A JP13932997 A JP 13932997A JP H10309360 A JPH10309360 A JP H10309360A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板収納ボックスを開放する不正、及び複製
品の基板収納ボックスにすり替える不正を防止し得る遊
技機を提供する。 【解決手段】 取付台150と回路基板ボックス62と
を取付固着手段(ワンウェイネジ160、取付突起14
8a〜148c、取付片部156a〜156c)により
取り付け、非可逆的な固着状態とすると共に、ボックス
本体110と蓋体80とを組付固着手段(ワンウェイネ
ジ、取付片部83a〜83c、取付片)により組み付
け、非可逆的な固着状態とする。これにより、回路基板
ボックス62の閉塞を非可逆的な固着状態にすると共
に、回路基板ボックス62を弾球遊技機(取付台15
0)に非可逆的な固着状態で取り付けることで、回路基
板ボックス62を開放する不正、及び複製品の回路基板
ボックスにすり替える不正を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路基板を収納す
る基体及び蓋体からなる基板収納ボックスを備えた遊技
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、パチンコ遊技機やスロッ
トマシン等の遊技機には、多くの回路基板が設けられて
いる。特に、遊技動作を制御する遊技制御回路基板に
は、マイクロコンピュータを構成するMPU、ROM、
RAM等の電子素子が多数実装されている。そして、遊
技動作を制御するプログラムが格納されるROMを交換
することにより、多くの場合、異なる遊技内容を実現す
ることが可能である。このため、遊技制御回路基板は、
通常、封印シールを貼着して密閉状態を担保する樹脂製
の基板収納ボックス内に収納して設けられることで、不
正行為を防止するようになっていた。また、このような
基板収納ボックスは、遊技機に固定された取付台に対し
て着脱可能に取り付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
基板収納ボックスでは、封印シールを巧みに剥してボッ
クスを開放し、回路基板に不正を行った後に再度封印シ
ールを貼着する不正行為が行われていた。また、この不
正行為を防止するためにホログラムシールなどの剥離痕
跡の残るシールを封印シールとして用いた場合でも、取
付台から基板収納ボックスを取り外し、正規外の回路基
板を備えた複製品の基板収納ボックスにすり替える不正
が行われていた。本発明は、上記した事情に鑑みなされ
たもので、その目的とするところは、基板収納ボックス
の閉塞を非可逆的な固着状態にすると共に、基板収納ボ
ックスを遊技機に非可逆的な固着状態で取り付けること
で、基板収納ボックスを開放する不正、及び複製品の基
板収納ボックスにすり替える不正を防止し得る遊技機を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1が採用した解決手段は、図1、図
3、図6、図10、図11、図14、図16、及び図2
0に示すように、回路基板(遊技制御回路基板61・1
81)を収納する基体(ボックス本体110)及び蓋体
80からなる基板収納ボックス(回路基板ボックス6
2)を備えた遊技機(弾球遊技機1・170・180・
210)において、前記基板収納ボックスを当該遊技機
に取り付ける取付部(取付台150、取付基板190)
を備え、該取付部と前記基板収納ボックスとを取付固着
手段(ワンウェイネジ160、取付突起148a〜14
8c、取付片部156a〜156c)により取り付け、
非可逆的な固着状態とすると共に、前記基体と前記蓋体
とを組付固着手段(ワンウェイネジ140、取付片部8
3a〜83c、取付片130)により組み付け、非可逆
的な固着状態としたことを特徴とする。このように構成
することにより、基板収納ボックスの閉塞を非可逆的な
固着状態にすると共に、基板収納ボックスを遊技機に非
可逆的な固着状態で取り付けることで、基板収納ボック
スを開放する不正、及び複製品の基板収納ボックスにす
り替える不正を防止することができる。
【0005】また、前記取付固着手段は、少なくとも第
一の取付固着手段(ワンウェイネジ160、取付突起1
48a、取付片部156a)及び第二の取付固着手段
(ワンウェイネジ160、取付突起148b・148
c、取付片部156b・156c)を含み、第一の取付
固着手段による固着状態を解除するための取付解除部
(連結部157a・158a)を設け、該取付解除部の
解除状態で前記取付部と前記基板収納ボックスとを前記
第二の取付固着手段により取り付け、再び非可逆的な固
着状態とした場合には、不慮の故障等による基板収納ボ
ックスの交換が行える。
【0006】また、前記組付固着手段は、少なくとも第
一の組付固着手段(ワンウェイネジ140、取付片13
0、取付片部83a)及び第二の組付固着手段(ワンウ
ェイネジ140、取付片130、取付片部83b・83
c)を含み、第一の組付固着手段による固着状態を解除
するための組付解除部(連結部84a・85a)を設
け、該組付解除部の解除状態で前記基体と前記蓋体とを
前記第二の組付固着手段により組み付け、再び非可逆的
な固着状態とした場合には、再度防犯効果の高い基板収
納ボックスに復元することを前提に回路基板の検査が行
える。
【0007】また、上記目的を達成するために本発明の
請求項4が採用した解決手段は、図17乃至図19に示
すように、回路基板(遊技制御回路基板201)を収納
する基体(ボックス本体203)及び蓋体204からな
る基板収納ボックス(回路基板ボックス202)を備え
た遊技機(弾球遊技機200)において、前記基板収納
ボックスを当該遊技機に取り付ける取付部(取付台15
0’)を備え、固着手段(ワンウェイネジ160、取付
突起205a〜205c、取付片部156a〜156
c)により前記取付部と前記基板収納ボックスとの取り
付け及び前記基体と前記蓋体との組み付けを同時に行
い、非可逆的な固着状態としたことを特徴とする。この
ように構成することにより、基板収納ボックスの閉塞を
非可逆的な固着状態にすると共に、基板収納ボックスを
遊技機に非可逆的な固着状態で取り付けることで、基板
収納ボックスを開放する不正、及び複製品の基板収納ボ
ックスにすり替える不正を防止することができる。ま
た、この構成では、固着箇所を必要最小限に削減するこ
とができるので、コストダウンが招来できると共に、基
板収納ボックスの組み付け作業が容易になる。
【0008】また、前記固着手段は、少なくとも第一及
び第二の固着手段を含み、第一の固着手段(ワンウェイ
ネジ160、取付突起205a、取付片部156a)に
よる固着状態を解除するための解除部(連結部157a
・158a)を設け、該解除部の解除状態で前記第二の
固着手段(ワンウェイネジ160、取付突起205b・
205c、取付片部156b・156c)により前記取
付部と前記基板収納ボックスとの取り付け及び前記基体
と前記蓋体との組み付けを同時に行い、再び非可逆的な
固着状態とした場合には、不慮の故障等による基板収納
ボックスの交換が行えると共に、再度防犯効果の高い基
板収納ボックスに復元することを前提に回路基板の検査
が行える。
【0009】また、図14乃至図16に示すように、前
記取付部を取付台(取付台150、取付基板190)か
ら構成し、遊技領域を形成する遊技盤40を備えると共
に、該遊技盤40に前記取付台を非可逆的な固着(ワン
ウェイネジ178・192による固着)状態で取り付け
た場合には、遊技盤40の入れ替えと同時に基板収納ボ
ックスを交換することができる。このため、遊技盤40
の入れ替えによる基板収納ボックスの交換に伴って余分
な構成部材を交換する必要がなくなる。例えば、基板収
納ボックスを機構板に取り付けた場合には、交換する必
要のない機構板まで取り替えなければならなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について説明する。まず、図1及び図2を参照
して遊技機としての弾球遊技機1の全体の構成について
説明する。図1は、実施形態に係る弾球遊技機1の正面
図であり、図2は、弾球遊技機1の背面図である。
【0011】弾球遊技機1は、縦長な方形状に枠組み形
成される外枠2と、該外枠2の一側に開閉自在に軸支さ
れ且つ弾球遊技機1の主要構成部のほぼすべてが集約し
て設けられる枠基体3と、該枠基体3の前面上部に開閉
自在に設けられるガラス板保持枠4と、から構成されて
いる。枠基体3に設けられる主要構成部としては、ガラ
ス板保持枠4、遊技盤40、上皿12、灰皿21を含む
下皿18、操作ハンドル22、機構板50、打球発射装
置71がある。また、図示の実施形態では、弾球遊技機
1の側方に遊技者に遊技玉を貸し出すためのユニット装
置としてのカードユニット装置30が付設されている。
【0012】ガラス板保持枠4には、後述する遊技盤4
0の遊技領域をほぼ透視し得る円形透視窓5が開設さ
れ、該円形透視窓5の裏面からガラス板が装着されてい
る。また、ガラス板保持枠4には、円形透視窓5の外周
に沿って、その上部に装飾LED7が、その左右両側方
に装飾蛍光灯6a・6bが設けられている。この装飾L
ED7や装飾蛍光灯6a・6bは、遊技状態に応じて点
灯又は点滅されるものであり、特別の遊技状態の発生時
や継続時を遊技者に報知すると共に遊技の雰囲気を盛り
上げるものである。また、ガラス板保持枠4の軸支側上
部には、払い出すべく景品玉が不足したことを報知する
玉切れLED8や、入賞玉の発生に基づいて所定個数の
景品玉が払い出されたことを報知する払出LED9が設
けられ、更に、ガラス板保持枠4の上部左右に遊技の進
行に応じた効果音を発生するスピーカ10a・10bが
設けられている。なお、上記した構成のうち、装飾LE
D7や玉切れLED8及び払出LED9は、複数のLE
Dがプリント配線基板上に実装されるように構成される
ものであるが、このプリント配線基板を金属ベースプリ
ント配線基板で構成することにより、LEDから発生さ
れる熱の放熱効果を高めることができる。
【0013】次に、ガラス板保持枠4の下部で開閉自在
に取り付けられる上皿12の構成について説明すると、
上皿12は、合成樹脂製の上皿開閉板11の表面に複数
の合成樹脂製部材を組合せた皿部材を固着することによ
り構成されている。上皿開閉板11には、その開放側の
上端に玉抜き操作レバー16が設けられている。この玉
抜き操作レバー16は、左右方向に移動可能に設けら
れ、図示しないスプリングの付勢力に抗して一方向に移
動させることにより、上皿12に貯留されていた玉を上
皿開閉板11の裏面に形成される玉抜き路(図示しな
い)を流下させて下皿18に誘導するものである。ま
た、上皿12には、その内部に圧電ブザー17が内蔵さ
れている。この圧電ブザー17は、遊技玉の貸出異常が
生じたとき(例えば、ピッ、ピッ、ピッという連続
音)、あるいは遊技玉の貸出時(例えば、100円相当
の遊技玉が払い出される毎にピーという音)に、その旨
を報知する報知音が発生されるものである。
【0014】上記した上皿12について、さらに詳細に
説明すると、上皿12は、その上流側に形成される賞球
払出口14とその下流側に形成される打球供給口15と
を連絡するように貯留整列路13が形成されており、そ
の貯留整列路13の中程底面裏面に上皿玉検出器(図示
しない)が設けられている。この上皿玉検出器は、上皿
12に残留する打玉を検出するものである。また、上皿
12には、弾球遊技機1に隣接して設けられるカードユ
ニット装置30を介して遊技玉を借り受ける際に操作す
る操作部が設けられている。なお、この操作部は、玉貸
スイッチ、返却スイッチ、自動玉貸スイッチ、度数表示
LED、及び自動玉貸表示LED(共に図示しない)か
ら構成されている。玉貸スイッチは、カードユニット装
置30によって遊技玉を借り受ける際に操作するもので
ある。返却スイッチは、遊技終了の際にカードユニット
装置30のカード挿入口33に差し込まれたカードを返
却するためのものである。度数表示LEDは、カードユ
ニット装置30のカード挿入口33に差し込まれたカー
ドの残額が表示されるものである。また、自動玉貸スイ
ッチは、借り受けるべき遊技玉を前記玉貸スイッチを操
作して行うマニュアルモードと、上皿12の打玉の残量
が前記上皿玉検出器によって検出されなくなったときに
自動的に遊技玉を払い出す自動モードと、のいずれかの
モードに設定するものであり、自動モータが選択設定さ
れているときには、自動玉貸表示LEDが点灯してい
る。
【0015】しかして、後述する遊技盤40の遊技内容
において大当り遊技状態が発生すると、短時間に多量の
入賞玉を獲得するチャンスがある。このように大当り遊
技状態という遊技者にとって極めて大きなチャンスは、
上皿12の残留玉がほとんどなくなった時点で発生する
場合もあり、このような場合、続けて打玉を発射させて
打玉を可変入賞球装置42の特定入賞領域に入賞させる
必要があるにも拘らず、打玉が上皿12に残存しないの
で、慌てて玉貸スイッチを操作して遊技玉を借り受けな
ければならない。しかし、玉貸スイッチを操作してから
遊技玉が払い出され、しかもその玉が発射されて可変入
賞球装置42の特定入賞領域に到達するまでに多少の時
間がかかるため、その時間の間に有利なチャンス(継続
権の成立)を逃してしまうという不都合があるが、本実
施形態においては、自動玉貸スイッチを自動モードに設
定しておけば、上皿玉検出器が打玉の不存在を検出した
時点で自動的に遊技玉を上皿12に払い出すので、上記
したような不都合は生じない。なお、上皿12として上
記した制御を行わないならば、上皿玉検出器及び自動玉
貸スイッチを省略したものでも良い。
【0016】また、枠基体3の下部に取り付けられる下
皿18は、前記上皿12から溢れた賞球であって余剰玉
通路(図示しない)を介して余剰玉払出口19から排出
される余剰の賞球を貯留するものであり、その下皿18
の前面壁には、玉抜き操作レバー20がスライド可能に
取り付けられるようになっている。この玉抜き操作レバ
ー20を操作することにより、下皿18に貯留されてい
た賞球を下方に玉抜きして持ち運び可能な玉箱に移し替
えることができる。また、下皿の左側には、灰皿21が
設けられ、右側には、操作ハンドル22が設けられてい
る。操作ハンドル22は、後述する打球発射装置71の
発射装置モータ72の駆動を開始せしめるメインスイッ
チ及びタッチアンテナ(共に図示しない)を内蔵してい
ると共に、弾発力を調節するものである。
【0017】弾球遊技機1の正面構造は、概ね上記した
通りであるが、図示の実施形態では、弾球遊技機1にカ
ードユニット装置30が隣接されている。このカードユ
ニット装置30は、前記上皿12の上面に設けられる前
述した操作部を操作することにより作動されるものであ
る。しかして、カードユニット装置30は、使用可能状
態であるか否かを表示する使用可能表示器31と、当該
カードユニット装置30がいずれの側の弾球遊技機1に
対応しているか否かを表示する連結台方向表示器32
と、記録媒体としての磁気カードを挿入するカード投入
口33とが設けられている。そして、このように構成さ
れるカードユニット装置30は、独自の制御回路によっ
て制御されるものであるが、上皿12に設けられる玉貸
スイッチ、返却スイッチ、及び度数表示LEDや、後述
する制御基板ボックス64内に収納された賞球払出制御
基板63と接続されている。なお、カードユニット装置
30を弾球遊技機1に内蔵しても良い。なお、本実施形
態においては、遊技者に遊技玉を貸し出すためのユニッ
ト装置としてカードユニット装置30を例示したが、例
えば、紙幣等を挿入し得るユニット装置であっても良
い。
【0018】次に、遊技盤40の正面構造について説明
すると、遊技盤40は、前記枠基体3の裏面側に一体的
に形成される遊技盤収納枠(図示しない)に収納固定さ
れるべく、ほぼ正方形状の合板により形成され、その表
面には、円形うず巻き状に誘導レール(図示しない)が
取り付けられ、該誘導レールの内側が遊技領域とされて
発射された打玉が落下するものである。遊技領域には、
図示の場合、ドラム状可変表示装置41や可変入賞球装
置42やドラム状可変表示装置41の可変表示を許容す
る始動入賞口43が設けられると共に、単に打玉を入賞
とする入賞口44・45、打玉の流下方向及び速度を変
化せしめる風車又は多数の障害釘が設けられ、また、遊
技領域の最下方には、いずれの入賞領域にも入賞しない
打玉が取り込まれるアウト口46が設けられている。
【0019】一方、弾球遊技機1の裏面側には、図2に
示すように、機構板50が開閉自在に設けられている。
機構板50の中央には窓開口51が開設され、該窓開口
51からは、前記遊技盤40の裏面に取り付けられた入
賞玉集合カバー体52が貫通されている。入賞玉集合カ
バー体52には、中継基板53と、ドラム表示制御回路
基板54を備えた前記ドラム状可変表示装置41と、が
設けられている。なお、各基板53・54は、相互間で
接続されている。また、中継基板53には、遊技盤40
上の各種電気部品が接続されると共に、後述する遊技制
御回路基板61が接続されている。一方、ドラム表示制
御回路基板54には、前記可変表示装置41を構成する
各種電気部品(ドラムモータ、ドラムランプ、ドラムセ
ンサ等)が接続されると共に、遊技制御回路基板61が
接続されている。
【0020】また、前記機構板50には、発生した入賞
玉に基づいて所定個数の賞球を払い出す玉タンク55
と、賞球払出装置56と、玉タンク55内の玉を賞球払
出装置56に送る玉整列レール57、カーブ樋58、及
び通路体59と、玉止め部材60a及び入賞玉排出ソレ
ノイド60bを備えた入賞玉処理装置60と、遊技制御
回路基板61を収納した回路基板ボックス62と、賞球
払出制御基板63を収納した制御基板ボックス64と、
ユニット中継基板65を収納した中継基板ボックス66
と、ターミナル基板67を収納したターミナル基板ボッ
クス68と、が設けられている。遊技制御回路基板61
は、CPU、RAM、及びROMを備えてドラム式可変
表示装置41や可変入賞球装置42等の遊技装置の遊技
動作を制御するものである。賞球払出制御基板63は、
賞球払出装置56の動作を制御するものである。ユニッ
ト中継基板65は、弾球遊技機1とカードユニット装置
30との配線を中継するものである。ターミナル基板6
7は、遊技制御回路基板61に電源を供給するものであ
る。また、弾球遊技機1の裏面には、上記した機構板5
0以外の領域に、装飾制御基板69を収納した制御基板
ボックス70と、発射装置モータ72を備えた打球発射
装置71とが設けられている。装飾制御基板69は、遊
技制御回路基板61からの指令又はデータに基づいて弾
球遊技機1の前面に設けられる電気的装飾部品(ランプ
等)の動作を制御するものである。
【0021】なお、上記した各種基板及び装置には、所
定の配線を接続するためのコネクタが設けられており、
特に、ターミナル基板ボックス68に収納されるターミ
ナル基板67は、遊技制御回路基板61に電源を供給す
るだけでなく、弾球遊技機1に設けられる各種電気的装
置、例えば、上記した各基板及び打球発射装置71にも
電源を供給すると共に、弾球遊技機1の内部での信号線
の中継、あるいは弾球遊技機1と外部との信号線の中継
を行うための端子も設けられている。
【0022】次に、各種制御用の回路基板を収納してな
る基板ボックスの構成について回路基板ボックス62を
例に挙げて説明する。回路基板ボックス62は、図3に
示すように、前記遊技制御回路基板61を内部に収納す
る蓋体80及びボックス本体110の組付体からなり、
この組付体が取付台150を介して前記機構板50に取
り付けられて構成される。先ず、ボックス62内に収納
される遊技制御回路基板61について図6を参照して説
明する。回路基板61は、図6に示すように、長方形状
のプリント配線基板によって構成されており、その上面
の大部分はROM等の電子部品73を実装する電子部品
実装領域74として形成される一方、幅方向一側の領域
がコネクタ75を実装するコネクタ実装領域76として
形成されている。また、回路基板61には、幅方向一側
の両端に止め穴77が穿設される一方、幅方向他側の両
端には係合穴78が穿設されている。なお、回路基板6
1の上面及び下面における止め穴77の外周には、メッ
キ部(図示しない)が設けられている。このメッキ部
は、回路基板61を後述の本体枠116にビス119止
めする際、回路基板61のグランドライン(図示しな
い)と本体枠116とを導通させるためのものであり、
ボックス62内で発生する静電気から回路基板61を保
護するようになっている。また、各実装領域74・76
が形成された回路基板61の上面には、電子部品73と
コネクタ75を電気的に接続する結線パターン79が形
成されている(図7参照)。
【0023】また、上記した回路基板61のコネクタ実
装領域76には、図6に示すように、透明合成樹脂製の
被覆部材161が取り付けられるようになっている。被
覆部材161は長板形状をなし、その長手方向の両端側
には、ビス139で回路基板61と共締めする取付穴1
62が穿設されている。各取付穴162間には、コネク
タ実装領域76に並設されたコネクタ75を個々に挿通
する挿通穴163が複数穿設されている。また、被覆部
材161の幅方向一側の両端部には、被覆部材161の
長手方向に沿って延びる規制壁164が上方に突設さ
れ、その規制壁164の内向側端部分から被覆部材16
1の下面にかけて規制壁165が突設されている。規制
壁165の下端部には、後述する底板111の取付穴1
11aに嵌合する取付突起166が突設されている。
【0024】蓋体80は、図4に示すように、透視性を
有する上板81と、金属製の蓋枠93と、透視性及び導
電性を有する導電板100と、を備えている。上板81
は、透明合成樹脂の長方形板からなり、その下面側の外
周端部には、所定間隔を置いて複数の溶着突起82が突
設されている。また、上板81の長手方向の両端側に
は、複数(実施形態中では、3つ)の取付片部83a〜
83cが並設されている。取付片部83a〜83cは、
各々、上板81の側壁を構成する部分と、上板81の上
壁を構成する部分と、を有した断面L字状をなし、上板
81の側壁構成部分においては、各取付片部83a〜8
3c間を連結する連結部84a〜84cが一体成形さ
れ、上板81の上壁構成部分においては、各取付片部8
3a〜83c間を連結する連結部85a〜85cが一体
成形されている。なお、各取付片部83a〜83c間に
は、スリット状の溝が形成されており、連結部84a〜
84c・85a〜85cは、取付片部83a〜83cの
外壁面から突出した状態で設けられている(図8参
照)。また、取付片部83a〜83cの上壁構成部分に
は、それぞれ取付穴86a〜86cが穿設されており、
取付片部83cの隣接部であり且つ上板81の幅方向一
側の両端隅角部には、取付穴86dが穿設されている。
上板81の上面には、凹部90・92が形成されてお
り、凹部90には、弾球遊技機1の機種名を記した機種
名シール84が貼着され、凹部92には、回路基板ボッ
クス62を交換した際に書き込む「交換者」「交換日」
の各項目を記した交換履歴シール91が貼着されてい
る。
【0025】なお、上記した各取付穴86a〜86d・
88の上方部分は、ボックス本体110との組み付け状
態で組み付け用のビスを蓋枠93の外壁面に入り込ませ
るような凹形状をなしている(図8(A)参照)。この
ため、ビスの頭部を切断してビス止めを解除する不正行
為が防止できる。また、各連結部84a〜84c・85
a〜85cには、それぞれ回路基板ボックス62の開放
手順を示唆するための刻印「1〜3」が施されている
(図7及び図10参照)。具体的には、取付片部83a
に対応する連結部84a・85aには「1」の刻印が施
され、取付片部83bに対応する連結部84b・85b
には「2」の刻印が施され、取付片部83cに対応する
連結部84c・85cには「3」の刻印が施されてい
る。
【0026】蓋枠93は、上面に開口部94を有し、該
開口部94以外となる残りの上面領域には、上板81側
の複数の溶着突起82を個々に挿通する挿通穴95が複
数穿設されている。また、蓋枠93の外周縁部には、全
周に亘って側壁が垂下形状されている。蓋枠93の長手
方向両端の側壁は、ボックス本体110との組み付け状
態で後述する取付片130の先端部分と当接する当接壁
97として形成され(図8参照)、その下端側の前後2
箇所には、係合爪96が突設されている。蓋枠93の幅
方向一側の側壁は、回路基板ボックス62内に収納され
る回路基板61の電子部品実装領域74とコネクタ実装
領域76とを蓋枠93の内外に仕切る仕切り壁98とし
て形成されている(図13参照)。
【0027】導電板100は、上板81と同様に透明合
成樹脂の長方形板からなり、その上面側には黒色塗装を
施した導電性繊維101が全域に接合して設けられてい
る。導電板100の外周端部には、蓋枠93に穿設され
た挿通穴95と同様に、上板81側の溶着突起82を個
々に挿通する挿通穴102が複数穿設されている。ここ
で、導電性繊維について簡単に説明すると、導電性繊維
は、大きく分けて金属製(銅、黄銅、ニッケル、アルミ
ニューム等)のフィラメントを網状に織ったものと、合
成繊維に導電性粒子(銅、カーボン等)を塗布又は含浸
させたものと、があり、いずれの種類の導電性繊維にお
いても、電磁シールド効果及び光線透過率の見地から、
50〜250メッシュ(特に、100〜200メッシュ
がよい)程度で、その開口率10〜90%(特に、30
〜80%がよい)であることが望ましい。そして、メッ
シュという構造上、どうしても透視性が悪くなるが、本
実施形態では、これを抑制するために、導電性繊維10
1を金属色を避けた濃色(実施形態中では、黒色)にす
ることで透視性を向上させている。
【0028】なお、本実施形態では、透明合成樹脂板に
導電性繊維101を接合することで導電板100を構成
しているが、導電板の構成はこれに限定するものではな
く、透明合成樹脂板に導電性繊維を埋設して導電板(俗
にCRTフィルターなどともいう)を構成してもよい。
この場合、その透明合成樹脂板を濃色とすることにより
透視性を向上させることができる。また、透明導電層の
形成によって導電板を構成してもよい。この透明導電層
について簡単に説明すると、透明導電層は、金、白金、
銀、錫、アルミニウム、ニッケル、パラジウム、あるい
はアンチモン等の金属や酸化インジウムあるいは酸化錫
等の金属酸化物、又はこれらの混合物を真空蒸着、スパ
ッタリング、イオンプレーティング、CVD等の方法に
より導電性と透視性を有する厚みの層として樹脂材等の
表面に形成されるものである。透明導電層の厚みは、通
常5〜1000nm程度であり、その電気伝導性は、1
0000Ω/□以下、好ましくは1000Ω/□以下の
電気抵抗率が適当である。
【0029】しかして、蓋体80は、図5(A)(B)に
示すように、蓋枠93の挿通穴95及び導電板100の
挿通穴102を挿通した上板81の溶着突起82が超音
波溶着されることで、上板81、蓋枠93、及び導電板
100の組付体として構成されている。また、このよう
な溶着突起82の溶着により、導電板100の導電性繊
維101は、蓋枠93と確実に導通される。なお、溶着
突起82の溶着において、上板81(溶着突起82)と
導電板100とを同一素材で形成した場合には、溶着突
起82の溶着部分が導電板100に混じり合い、より一
層強固な溶着が可能になる。また、蓋体80の組み付け
方法は、超音波溶着以外にも熱溶着したり、溶剤又は接
着剤を用いてもよい。また、このような蓋体80の組み
付け状態において、上板81の上面と蓋枠93の側面と
の間には、長方形状のホログラムシール104が貼着さ
れ、これによって蓋体80の組み付け状態が担保される
ようになっている。
【0030】一方、ボックス本体110は、図6に示す
ように、透視性を有する底板111と、金属製の本体枠
116と、を備えている。底板111は、透明合成樹脂
の長方形板からなり、その上面側には、回路基板61の
下面を支承するためのフランジ片112が四隅近傍部及
び幅方向両端の中央部に立設されている。なお、幅方向
一側の二隅近傍部に立設されたフランジ片112には、
後述する係合片124との干渉を逃がすためのスリット
部113が形成されている。一方、幅方向他側の二隅近
傍部に立設されたフランジ片112の近傍には、後述す
る取付片122を貫通する貫通穴114が穿設され、そ
の近傍には、被覆部材161の取付突起166を嵌合す
る取付穴111aが穿設されている。また、長手方向一
側のほぼ中央部には、切欠部115が穿設されている。
この切欠部115は、回路基板ボックス62を取付台1
50に取り付けた状態で後述する係合突起154との干
渉を逃がすための切り欠きである。
【0031】本体枠116は、下面に開口部117を有
すると共に、その外周縁部には全周に亘って側壁を有す
る形状となっている。開口部117の内周縁部には、そ
の幅方向両側に断面L字状をなす係合片118が所定の
条設長さで形成され、内周縁部の長手方向一側には、係
止穴120を穿設した係止片119が形成されている。
また、開口部117以外となる残りの下面領域には、複
数の軽減穴121が穿設されている。下面領域における
幅方向一側の両端には、取付穴123を穿設した取付片
122が形成され、下面領域における幅方向他側の両端
には、係合突起125を備えた係合片124が形成され
ている。また、上記した係合片118は、後で詳述する
取付台150への取り付け時に取付台150側の係合レ
ール151と係合し易いように先端部分が若干下方に折
曲されている。
【0032】また、本体枠116の幅方向一側壁には、
複数の放熱穴128が穿設されている。本体枠116の
幅方向の両側壁には、その長手方向の両端部に補強片1
29が延設されている。この補強片129は、延設部分
から内向側に折曲されることで本体枠116の長手方向
両側壁を内側から押さえ、本体枠116の強度を向上す
るようになっている。また、側壁間の隙間を塞ぐので、
側壁間を広げて不正に改造しようとしてもできない。な
お、このような補強片は、本体枠116に限らず蓋枠9
3側に設けてもよい。本体枠116の長手方向の両側壁
の上端部分は、内向側に折曲された取付片130として
形成されており、該取付片130には、蓋体80側の取
付穴86a〜86dと個々に対応する取付穴131〜1
34が穿設されている。取付穴132〜134の近傍に
は、それぞれ装備用のワンウェイネジ140を挿通状態
で装備しておく装備穴135〜137が穿設されてい
る。また、取付片130の先端側の前後2箇所には、蓋
体80側の係合爪96を係止する係止溝138が形成さ
れている。さらに、本体枠116の長手方向一側の下端
部分には、回路基板ボックス62を取付台150に固着
状態で取り付けるための取付穴149a〜149dを個
々に穿設した取付突起148a〜148dが形成されて
いる。
【0033】しかして、上記した蓋体80及びボックス
本体110は、以下に示す組み付けによって回路基板6
1を収納した組付体(回路基板ボックス62)として構
成される。先ず、回路基板61と底板111とを重畳し
て本体枠116に装着し、回路基板61の係合穴78に
係合片124の係合突起125を挿通する。次に、回路
基板61のコネクタ75を挿通穴158に挿通させて被
覆部材161をコネクタ実装領域76に装着し、被覆部
材161の取付穴162と回路基板61の止め穴77を
取付片122の取付穴123にビス139で共締めす
る。これにより、被覆部材161及び回路基板61が底
板111を挟んで本体枠116にビス139止めされた
状態となる(図13(A)参照)。なお、このような回
路基板61の取り付け固定において、止め穴77と取付
穴123との穴位置を合せる際、回路基板61が若干ズ
レることで係合突起125と係合穴78とが係合し、ビ
ス止めされない回路基板61の幅方向一側も固定され
る。また、コネクタ実装領域76は、図7及び図13に
示すように、その上面に被覆部材161が取り付けられ
ることで、コネクタ75以外の部分、言い換えれば結線
パターン79を形成した部分が被覆部材161によって
被覆される。このようにして結線パターン79を被覆し
た被覆部材161は、取付突起166が底板111の取
付穴111aに嵌合することで底板111に対して位置
決めされている。
【0034】次に、上面が開放しているボックス本体1
10に蓋体80を被せる。このとき、蓋体80側の4つ
の係合爪96は、図4及び図6に示すように、それぞれ
C〜F方向への挿入によってボックス本体110側の係
止溝138に係止され、ボックス本体110及び蓋体8
0の位置決め的な取り付けが行われる。なお、このよう
な係合爪96と係止溝138の係合は、図12(A)
(C)に示すように、先ず、係合爪96を係止溝138
内に挿し込み、次いで図12(B)(D)に示すように、
蓋体80(係合爪96)をスライド移動させて係止溝1
38と係合させることで行われる。この係合状態は、固
着状態を解除しなければ解除されないので、固着部の代
わりになる。このため、固着箇所を少なくでき、組み付
け易くコストダウンが招来できる。つまり、四隅にこの
ような係合部があれば、四隅を全て固着しなくてもよい
(四隅を開けることができない)。また、蓋枠93の仕
切り壁98は、回路基板61の電子部品実装領域74と
コネクタ実装領域76とを蓋体80の内外に仕切った状
態にある。これにより、蓋体80を取り外すことなく、
コネクタ75への配線取り付け及び配線取り外しが可能
になる。
【0035】そして、図4及び図6に示すA・B方向に
おいて、取付片部83aの取付穴86aを本体枠116
の取付穴131にワンウェイネジ(ビス)140で止め
(図8(A)参照)、そのビス140止め部分を長方形
状のホログラムシール105で封印する。これにより、
蓋体80とボックス本体110との内部空間に回路基板
61を封止状態で収納した組付体(回路基板ボックス6
2)が構成される。なお、このような回路基板61の封
止状態において、外部に露出して設けられるコネクタ実
装領域76は、結線パターン79が被覆部材156で被
覆されている。このため、コネクタ実装領域76を外部
に露出して設けた構成でも、結線パターン79を利用し
た不正行為を防止することができる。また、このような
組み付け状態で、仕切り壁98の先端部分は、被覆部材
161と当接することにより、各規制壁164・165
を蓋体80の内側に配している。これにより、不正行為
でビス139が取り外された場合でも、回路基板61の
封止状態(蓋体80の固着状態)を解除しない限り被覆
部材161が取り外せないようになっている。
【0036】また、上記した蓋体80とボックス本体1
10との組み付け状態において、各装備穴135〜13
7に挿通されたワンウェイネジ140は、その上方から
蓋体80が覆いかぶさるようにして取り付けられること
で、装備穴135〜137から外れることなくボックス
62内に収納されている。即ち、このような収納状態
で、蓋体80の各取付片部83b・83c及び取付穴8
6d近傍の上壁面が個々にワンウェイネジ140の飛び
出しを阻止している。なお、ワンウェイネジ140の装
備方法は、実施形態中に記載のものに限定しない。例え
ば、ボックス62の組み付け状態で、ワンウェイネジ1
40の頭部を蓋体80(取付片部など)によって完全に
押え込む構成としたり、あるいはワンウェイネジ140
の径と装備穴135〜137の径をほぼ同じ構成として
もよい。このような構成とした場合には、回路基板ボッ
クス62の閉塞状態で、装備されたワンウェイネジ14
0のガタ付きを押えることができる。
【0037】ここで、ワンウェイネジ140について説
明する。ワンウェイネジ140は、ネジ締め方向にしか
回らない特殊なネジであり、一旦締め付けるとネジを破
壊しない限り取り外すことができない。具体的には、図
9(A)(B)に示すように、その頭部141に設けられ
たネジ溝が当接面部142と凹部143と中心穴部14
4とから構成されている。そして、図9(C)(D)に示
す特殊マイナスドライバー145でネジ140締めを行
う場合には、ドライバー145の中心軸部146を中心
穴部144に差し込み、この状態からドライバー145
の当接片部147を当接面部142に当接させて一方向
(図9(A)の時計回り方向)に頭部141を回転させ
ることでネジ140締めを行う。一方、ドライバー14
5で頭部141を他方向(図9(A)の反時計回り方
向)に回転させてネジ140を取り外そうとした場合に
は、ドライバー145が凹部143に入り込んで滑って
しまい頭部141を回転させることができずにネジ14
0の取り外しが行えない。なお、通常のマイナスドライ
バーでも頭部141を一方向に回転させてネジ140締
めすることは可能であるが、特殊マイナスドライバー1
45のように、中心軸部146をワンウェイネジ140
の中心穴部144に差し込んでワンウェイネジ140と
の位置決めを行った方が締め付け作業が容易に行える。
【0038】また、上記した蓋体80及びボックス本体
110の組み付けを行うビス140は、螺着状態で蓋枠
93の外壁面に入り込む構成となっている。このため、
ビス140止め部分を封印するホログラムシール105
は、突起のない平坦面上に貼付され、シール105の剥
れ及び損傷が防止できると共に、シール105に対する
不正行為の判別が容易になる。ここで、ホログラムシー
ルについて簡単に説明すると、ホログラムシールは、ホ
ログラム層と光反射層と接着剤層とを備え、ホログラム
層に形成されるホログラム図柄を偽造困難な図柄に構成
することで、不正行為に伴うシールの貼り替えを防止す
るようになっている。このホログラム図柄は、ホログラ
ムシールの表面に入射したコヒーレント光(レーザー
光)がホログラム層のエンボス面を透して光反射層に入
り、光反射層からホログラム干渉光としてホログラムシ
ールの外方に反射されることで形成される。また、ホロ
グラムシールを剥した場合は、もう一度貼り直してもホ
ログラム図柄が元の形状にならないので、剥した痕跡が
残る。
【0039】以上のように、回路基板ボックス62は、
蓋体80とボックス本体110とのビス140止め部分
をホログラムシール105で封印することにより回路基
板61の被覆状態を担保している。また、ボックス62
内に設けられた導電板100によって電磁シールド効果
を奏し得るようになっている。さらに、回路基板ボック
ス62は、その上壁面を構成する上板81と導電板10
0、及び下壁面を構成する底板111をそれぞれ透視性
を有する素材から形成することで、回路基板61の実装
面(上面)及びハンダ面(下面)を外部から透視できる
ようにしている。このため、回路基板61に不正な工作
(例えば、ジャンパー配線を接続したり、電子部品を実
装したりする不正工作)が施された場合には、直ちにそ
の不正工作が判るようになっている。
【0040】次に、上記した回路基板ボックス62を機
構板50に取り付けるための取付台150について図3
を参照して説明する。取付台150は、図3に示すよう
に、合成樹脂(金属でもよい)によって形成された長方
形板からなり、その基板中央には断面逆L字状をなす一
対の係合レール151が所定間隔を置いて条設されてい
る。なお、係合レール151の条設方向は、取付台15
0の長辺部に沿った左右方向となっている。取付台15
0の各長辺部(前後端縁)には、基板面に対して直交す
るガイド片152が突設されている。取付台150の右
側端部には、弾性変形する解除レバー153が形成され
ており、該解除レバー153の基部には、ボックス本体
110側の係止穴120と係合する係合突起154が突
設されている。また、取付台150の基板面には、機構
板50側の取付ボス(図示しない)に取付台150をビ
ス止めするための止め穴155が穿設されている。
【0041】一方、上記した取付台150の左側端部に
は、複数(本実施形態では、3つ)の取付片部156a
〜156cが並設されている。取付片部156a〜15
6cには、それぞれ取付台150の基板面との間を連結
する連結部157a〜157c・158a〜158cが
一体成形されている。なお、各取付片部156a〜15
6cと取付台150の基板面との間には、スリット状の
溝が形成されており、連結部157a〜157c・15
8a〜158cは、取付台150の基板面から上方に突
出した状態で設けられている。また、取付片部156a
〜156cには、それぞれ取付穴159a〜159cが
穿設されており、取付片部156cに隣接する取付台1
50の基板面には、取付穴159dが穿設されている。
これらの取付穴159a〜159dは、本体枠116の
取付穴149a〜149dと個々に対応するようになっ
ている。
【0042】しかして、上記した取付台150は、止め
穴155を介して機構板50にビス止めされることで機
構板50上の所定部位に取り付けられる。また、この取
付台150に回路基板ボックス62を取り付けるときに
は、取付台150に対してボックス62を左側方からス
ライド装着させる。このとき、取付台150側の係合レ
ール151は、ボックス62側の係合片118と係合し
た状態にあり、ガイド片152は、ボックス62のスラ
イド移動を案内する。その後、このようなボックス62
のスライド移動によって取付台150側の解除レバー1
53が下方に弾性変形し、遂には、ボックス62側の係
止穴120が取付台150側の係合突起154と係合し
てボックス62が装着される。そして、回路基板ボック
ス62の取付突起148aに穿設された取付穴149a
を取付片部156aの取付穴159aにワンウェイネジ
160で共締めすることにより、回路基板ボックス62
を取付台150に対して非可逆的な固着状態で取り付け
る。
【0043】ところで、上記取付台150を介した回路
基板ボックス62の弾球遊技機1への取り付け状態で
は、図2に示すように、被覆部材161の配設側が上側
になるように取り付けられる。言い換えれば、図12に
示す回路基板ボックス62の左側部分が上側になるよう
に取り付けられる。このため、後述する回路基板61の
検査等によって蓋体80とボックス本体110との固着
状態を解除した場合でも、蓋体80側の係合爪96とボ
ックス本体110側の係止溝138との係合状態(係合
爪96が係止溝138に引っ掛かって蓋体80がボック
ス本体110にぶら下がった状態)が維持されるので、
回路基板ボックス62の開閉作業が容易になる。
【0044】次に、上記した回路基板ボックス62を回
路基板61の検査(出荷納入後にROMが正規のものか
否かを検査する)のために開放し、その後再度閉塞状態
に復元する手順を図10に基づいて説明する。先ず、図
10(A)に示す回路基板ボックス62の閉塞状態にお
いて、取付片部83aのビス140止め部分に貼着され
たホログラムシール105を剥した後、刻印「1」を目
印に各連結部84a・85aをニッパー等の切断工具で
切断する。これにより、取付片部83aは、蓋体80か
ら完全に分離され且つワンウェイネジ140によってボ
ックス本体110に固着された状態となる。即ち、ボッ
クス本体110に対する蓋体80の固着が全て解除され
て、回路基板ボックス62の開放が可能になる。そし
て、図10(B)に示すように、ボックス本体110か
ら蓋体80を取り外して回路基板61の検査を行う。ま
た、このような蓋体80の取り外し(連結部84a・8
5aの切断)によって、各装備穴135〜137に挿通
されたワンウェイネジ140は、取り出し可能な状態と
なり、このうち装備穴135に挿通されたワンウェイネ
ジ140をボックス62の復元用に取り出す。その後、
回路基板ボックス62を閉塞するときには、図10
(C)に示すように、蓋体80をボックス本体110に
被せた状態で、取り出したワンウェイネジ140を刻印
「2」を目印に取付片部83bの取付穴86bに螺着す
る。これにより、取付片部83bの取付穴86bとこれ
に対応する本体枠116の取付穴132とがワンウェイ
ネジ140によって共締めされる。そして、この取付片
部83bのビス140止め部分に新しいホログラムシー
ル105を貼着することで、回路基板ボックス62が再
度閉塞状態に復元される。
【0045】その後、回路基板ボックス62を再度検査
(2回目の検査)する場合には、刻印「2」を目印に各
連結部84b・85bを切断する。これにより、取付片
部83bを蓋体80から分離させて回路基板ボックス6
2を開放する。後は同様に、各連結部84b・85bの
切断に伴って取り出したワンウェイネジ140(装備穴
136のワンウェイネジ140)を刻印「3」を目印に
取付片部83cの取付穴86cに螺着して新しいホログ
ラムシール105を貼着する。これにより、回路基板ボ
ックス62が再度閉塞状態に復元される。それ以降、回
路基板ボックス62を検査(3回目の検査)する場合に
は、刻印「3」を目印に各連結部84c・85cを切断
することで、取付片部83cを蓋体80から分離させて
回路基板ボックス62を開放する。また、回路基板ボッ
クス62の復元時には、各連結部84c・85cの切断
に伴って取り出したワンウェイネジ140(装備穴13
7のワンウェイネジ140)を最後に残った取付穴86
dに螺着して新しいホログラムシール105を貼着す
る。
【0046】ところで、上記した回路基板ボックス62
の閉塞状態においては、連結部84a〜84c・85a
〜85cを切断して取付片部83a〜83cと上板81
との連結を解除しない限り、回路基板ボックス62が開
放できないようになっている。従って、回路基板61の
検査以外で連結部84a〜84c・85a〜85cが切
断されるような場合は、この切断により回路基板61に
不正が行われたことが即座に且つ確実に判別できるた
め、回路基板ボックス62の防犯効果を高めることがで
きる。また、回路基板ボックス62の構成では、上板8
1の溶着突起82を切り離しても、導電板100が回路
基板61上に落ち込むため、溶着突起82を切り離した
隙間から回路基板61に細工をしようとしても導電板1
00がそれを阻止する。また、ホログラムシール105
を剥した場合には、ホログラムシール105の痕跡がし
っかりと残るため不正が行われたことが即座に分かる。
【0047】次に、回路基板61の不慮の故障等によっ
て回路基板ボックス62を交換する手順を図11に基づ
いて説明する。先ず、図11(A)に示す回路基板ボッ
クス62と取付台150との固着状態において、各連結
部157a・158aをニッパー等の切断工具で切断す
る。これにより、取付片部156aは、取付台150か
ら完全に分離され且つワンウェイネジ160によって回
路基板ボックス62に固着された状態となる。即ち、回
路基板ボックス62は、取付台150との固着が解除さ
れて取付台150からの取り外しが可能になる。そし
て、解除レバー153を下方に押して係止穴120と係
合突起154との係合を解除し、この状態からボックス
62を図11(B)に示すG方向にスライドさせること
で取付台150から取り外す。その後は、図11(C)
に示すように、新しい回路基板ボックス62’を取付台
150にスライド装着し、取付突起148bを取付片部
156bにワンウェイネジ160で止めることにより、
回路基板ボックス62’を取付台150に対して非可逆
的な固着状態で取り付ける。
【0048】なお、上記した回路基板ボックスの交換作
業は、回路基板ボックスのメーカー側の営業マンが行
い、その営業マンは、図11(D)に示すように、交換
履歴シール91に自分の氏名(交換者「佐久間」)と交
換日「H9年4月1日」を記入することで、交換した旨
を回路基板ボックス62’に明記するようになってい
る。さらには、古いボックス62を営業マンが持ち帰っ
た際、交換日、製造番号、遊技店名等をメーカー側の保
守管理用コンピューターにインプットしておけば、回路
基板ボックスが不正にすり替えられたか否かの判断を容
易にすることができる。即ち、メーカー側にその記録が
なければ偽造ということになる。当然、交換履歴シール
91に交換の記述がなくボックスの固着が解除されてい
れば、このことから不正を判断することもできる。ま
た、製造番号は、シール89・91に書かれていてもよ
いし、封印用のシール104・105に書かれていても
よい。また、交換履歴シール91は、交換時に貼り付け
られるものでもよいし、交換時に新しい回路基板ボック
スに貼り替えられるものでもよい。さらに、履歴シール
は、検査履歴を記入するものであってもよい。
【0049】その後、回路基板ボックス62’を再度交
換(2回目の交換)する場合には、各連結部157b・
158bを切断して回路基板ボックス62’と取付台1
50との固着を解除し、回路基板ボックス62’を取付
台150から取り外す。次に、新しい回路基板ボックス
を取付台150にスライド装着し、その後、新しい回路
基板ボックスの取付突起148cを取付片部156cに
ワンウェイネジ160で止めることにより、回路基板ボ
ックスを取付台150に対して非可逆的な固着状態で取
り付ける。それ以降、回路基板ボックスを交換(3回目
の交換)する場合には、各連結部157c・158cの
切断によって古い回路基板ボックスを取付台150から
取り外す。そして、新しい回路基板ボックスを取付台1
50にスライド装着して、取付突起148dを取付片部
156dにワンウェイネジ160で止める。これによ
り、回路基板ボックスの3回目の交換が完了する。
【0050】また、上記した回路基板ボックス62に収
納される遊技制御回路基板61は、図2に示すように、
各種コネクタ75に配線167が接続されるものである
が、この配線167には、1つのコネクタ75を1単位
とした複数本毎に配線チューブ168が取り付けられて
いる。配線チューブ168は、無色透明なビニールから
なり、複数本の配線167を束ねて配線167の外周を
覆うことにより、外部から配線167を保護するように
なっている。このため、不正基板を配線167に接続し
て配線チューブ168内に隠す不正が行われた場合で
も、無色透明な配線チューブ168を透して不正箇所が
容易に発見できるようになっている。
【0051】以上のように、本実施形態に係る弾球遊技
機1は、遊技制御回路基板61を収納するボックス本体
110及び蓋体80からなる回路基板ボックス62と、
該回路基板ボックス62を弾球遊技機1に取り付ける取
付台150と、を備え、該取付台150と回路基板ボッ
クス62とを取付固着手段(ワンウェイネジ160、取
付突起148a〜148c、取付片部156a〜156
c)により取り付け、非可逆的な固着状態とすると共
に、ボックス本体110と蓋体80とを組付固着手段
(ワンウェイネジ140、取付片部83a〜83c、取
付片130)により組み付け、非可逆的な固着状態とし
たことを特徴とする。このように構成することにより、
回路基板ボックス62の閉塞を非可逆的な固着状態にす
ると共に、回路基板ボックス62を弾球遊技機1(取付
台150)に非可逆的な固着状態で取り付けることで、
回路基板ボックス62を開放する不正、及び複製品の回
路基板ボックスにすり替える不正を防止することができ
る。
【0052】また、前記取付固着手段は、第一及び第二
の取付固着手段を含み、第一の取付固着手段(ワンウェ
イネジ160、取付突起148a、取付片部156a)
による固着状態を解除するための連結部157a・15
8aを設け、該連結部157a・158aの解除状態で
取付台150と回路基板ボックス62とを前記第二の取
付固着手段(ワンウェイネジ160、取付突起148b
・148c、取付片部156b・156c)により取り
付け、再び非可逆的な固着状態としたので、不慮の故障
等による回路基板ボックス62の交換が行える。また、
本実施形態では、第二の取付固着手段による固着状態を
解除するための連結部157b・157c・158b・
158cも設けているので、回路基板ボックスの交換が
複数回行える。
【0053】また、前記組付固着手段は、第一及び第二
の組付固着手段を含み、第一の組付固着手段(ワンウェ
イネジ140、取付片130、取付片部83a)による
固着状態を解除するための連結部84a・85aを設
け、該連結部84a・85aの解除状態でボックス本体
110と蓋体80とを前記第二の組付固着手段(ワンウ
ェイネジ140、取付片130、取付片部83b・83
c)により組み付け、再び非可逆的な固着状態としたの
で、再度防犯効果の高い回路基板ボックス62に復元す
ることを前提に回路基板61の検査が行える。また、本
実施形態では、第二の組付固着手段による固着状態を解
除するための連結部84b・84c・85b・85cも
設けているので、再度防犯効果の高い回路基板ボックス
62に復元することを前提に回路基板61の検査が複数
回行える。
【0054】なお、上記した実施形態(第一実施形態)
は、本発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で
種々の変更が可能である。以下、その他の構成を第二乃
至第六の実施形態として説明する。なお、以下の説明で
は、前述する実施形態と同様の構成部材については同一
の符号を付記すると共に、その詳細な説明は省略する。
先ず、第一実施形態では、取付台150を介して回路基
板ボックス62を機構板50に取り付けると共に、取付
台150と機構板50との取り付けを着脱自在なビス止
めによって行っているが、この構成に限定するものでは
ない。第二実施形態の弾球遊技機170では、図14及
び図15に示すように、回路基板ボックス62を取り付
けるための取付台150が取付基板173を介して遊技
盤40に取り付けられている。取付基板173は方形状
の平板からなり、その左右両端には、折曲形状をなすフ
ランジ部174が形成されている。取付基板173の平
板部分には、取付穴177が穿設されており、フランジ
部174には、取付穴175が穿設されている。しかし
て、取付基板173は、フランジ部174の取付穴17
5にワンウェイネジ176が螺着されて遊技盤40の裏
面に非可逆的な固着状態で取り付けられる。
【0055】また、上記した取付基板173に対して
は、その取付穴177に取付台150の止め穴155が
ワンウェイネジ178で共締めされることにより、取付
台150が非可逆的な固着状態で取付基板173に取り
付けられる。そして、このようにして取り付けられた取
付台150に、回路基板ボックス62(第一実施形態と
同様)が前記第一実施形態と同様に取り付けられる。ま
た、弾球遊技機170の裏面側には、機構板171が開
閉自在に設けられ、該機構板171の中央には、遊技盤
40の裏面側に突出して設けられるドラム式可変表示装
置41と前述の回路基板ボックス62を貫通する窓開口
172が開設されている。
【0056】以上のように、第二実施形態に係る弾球遊
技機170は、取付基板173を遊技盤40にワンウェ
イネジ176で固着し、その取付基板173にワンウェ
イネジ178で固着した取付台150に回路基板ボック
ス62を取り付けている。このため、遊技盤40の入れ
替えと同時に回路基板ボックス62を交換することがで
き、ひいては回路基板ボックス62の交換に伴って余分
な構成部材を交換する必要がなくなる。例えば、前記第
一実施形態のように回路基板ボックス62を機構板50
に取り付けた場合には、交換する必要のない機構板50
まで取り替えなければならなくなる。また、第二実施形
態では、取付台150と取付基板173を介して遊技盤
40に回路基板ボックス62を取り付けると共に、回路
基板ボックス62の取付部をワンウェイネジによる固着
部分(取付片部156a〜156c)のみとしている
が、この構成に限定するものではなく、以下に示す第三
実施形態の構成でもよい。
【0057】第三実施形態の弾球遊技機180では、図
16に示すように、遊技制御回路基板181を収納した
回路基板ボックス182が取付基板190を介して遊技
盤40に取り付けられている。取付基板190は方形状
の平板からなり、その左右両端には、折曲形状をなすフ
ランジ部191が形成されている。取付基板190の平
板部分には、前記取付台150と同様に切断可能な取付
片部193a〜193cが形成されている。また、取付
基板190には、回動自在な係止レバー194と、左右
一対の係止部195a・195bと、が形成されてい
る。一方、回路基板ボックス182には、前記回路基板
ボックス62の取付突起148a〜148dと同様な取
付突起183a〜183dが形成されると共に、係止レ
バー194と係合する係合片部184と、係止部195
a・195bと係合する左右一対の係合爪185a・1
85bと、が形成されている。
【0058】しかして、上記した取付基板190は、フ
ランジ部191の取付穴(図示しない)にワンウェイネ
ジ192が螺着されて遊技盤40の裏面に非可逆的な固
着状態で取り付けられる。また、回路基板ボックス18
2は、係合爪185a・185bが係止部195a・1
95bに係止されると共に、係合片部184が係止レバ
ー194に係止され、この状態で取付突起183aが取
付片部193aにワンウェイネジ196で止められてい
る。
【0059】以上のように、第三実施形態に係る弾球遊
技機180は、取付基板190を遊技盤40にワンウェ
イネジ192で固着し、その取付基板192に回路基板
ボックス182を固着状態で取り付けている。即ち、第
三実施形態では、取付基板190を本発明の取付台とし
て構成としている。また、回路基板ボックス182の取
付部は、ワンウェイネジによる固着部分(取付片部19
3a〜193c)のみならず、係止レバー194及び係
止部195a・195bを設けている。
【0060】また、前記第一実施形態では、ボックス本
体110と蓋体80とを非可逆的な固着状態で組み付け
る組付固着手段(ワンウェイネジ140、取付片部83
a〜83c、取付片130)と、回路基板ボックス62
を弾球遊技機1側(取付台150)に非可逆的な固着状
態で取り付ける取付固着手段(ワンウェイネジ160、
取付突起148a〜148c、取付片部156a〜15
6c)と、を別体に構成しているが、これに限定するも
のではない。以下、それぞれの固着手段を同一に設定し
た構成を第四実施形態として図17乃至図19(A)を
参照して説明する。第四実施形態の弾球遊技機200
は、図17及び図18に示すように、遊技制御回路基板
201を収納するボックス本体203及び蓋体204か
らなる回路基板ボックス202と、遊技盤40にワンウ
ェイネジ176で取り付けられた取付基板173に非可
逆的に固着され且つ回路基板ボックス202を非可逆的
な固着状態で取り付ける取付台150’と、を備えてい
る。蓋体204は、図19(A)に示すように、回路基
板ボックス202の上面を構成する上板205を備え、
該上板205の側壁の下端には、前記取付突起148a
〜148cと同様な取付突起205a〜205cが形成
されている。なお、この取付突起205a〜205c
は、回路基板ボックス202の長手方向両端に位置する
各側面壁にそれぞれ形成されている。一方、取付台15
0’は、前記取付台150とほぼ同様に構成されるが、
解除レバー153が形成された長手方向の一側にも他側
と同一の取付片部156a〜156cが形成されてい
る。
【0061】しかして、第四実施形態の回路基板ボック
ス202は、上板205の取付突起205aが取付台1
50’の取付片部156aにワンウェイネジ(ビス)1
60で取り付けられることにより、取付台150’と回
路基板ボックス202との取り付け及びボックス本体2
03と蓋体204との組み付けが同時に非可逆的な固着
状態で行われる。また、第一実施形態の回路基板ボック
ス62と同様に、取付片部156a〜156cと一体成
形された連結部157a〜157c・158a〜158
cを切断することで、回路基板ボックス202の検査あ
るいは交換が複数回可能である。また、第四実施形態の
構成では、固着箇所を必要最小限に削減することができ
るので、前記第一実施形態の効果に加えて、コストダウ
ンが招来できると共に、基板収納ボックスの組み付け作
業が容易になる。なお、第四実施形態では、ボックス本
体203と蓋体204との組み付けをビス160止めで
のみ行っているが、この構成に限定するものではない。
例えば、図19(B)に示す第五実施形態のように、上
板205の側壁内面に係合爪206を形成する一方、ボ
ックス本体203側にその係合爪206を係止する係止
穴207を穿設してもよい。この場合、回路基板ボック
ス202を取付台150’にビス160止めしなくても
ボックス本体203と蓋体204とを仮止め状態に組み
付けることができる。このため、回路基板201を収納
したボックス単体の状態で回路基板ボックス202が扱
えるので、製造時も回路基板201を保護することがで
きる。
【0062】また、前記第一乃至第五の実施形態では、
弾球遊技機用の遊技制御回路基板を収納する回路基板ボ
ックスに本発明を適用しているが、この構成に限定する
ものではなく、内部の回路基板に対する不正行為を防止
する必要がある基板収納ボックスであれば、いずれの基
板収納ボックスに本発明を適用してもよい。例えば、図
20に示す第六実施形態の弾球遊技機210のように、
賞球払出制御基板63を収納する制御基板ボックス6
4、装飾制御基板69を収納する制御基板ボックス7
0、及び表示制御基板211を収納する制御基板ボック
ス212に対して本発明を適用してもよい。即ち、第六
実施形態では、制御基板ボックス64に、前記回路基板
ボックス62の取付片部83a〜83cと同様な取付片
部64a〜64cを設けることで、制御基板ボックス6
4を非可逆的な固着状態で組み付け、制御基板ボックス
64を弾球遊技機210に取り付ける取付台213に、
前記取付台150の取付片部156a〜156cと同様
な取付片部213a〜213cを設けることで、制御基
板ボックス64を非可逆的な固着状態で弾球遊技機21
0(取付台213)に取り付けている。また、制御基板
ボックス70に、取付片部83a〜83cと同様な取付
片部70a〜70cを設けることで、制御基板ボックス
70を非可逆的な固着状態で組み付け、制御基板ボック
ス70を弾球遊技機210に取り付ける取付台214
に、取付片部156a〜156cと同様な取付片部21
4a〜214cを設けることで、制御基板ボックス70
を非可逆的な固着状態で弾球遊技機210(取付台21
4)に取り付けている。また、制御基板ボックス212
に、取付片部83a〜83cと同様な取付片部212a
〜212cを設けることで、制御基板ボックス212を
非可逆的な固着状態で組み付け、制御基板ボックス21
2を弾球遊技機210に取り付ける取付台215に、取
付片部156a〜156cと同様な取付片部215a〜
215cを設けることで、制御基板ボックス212を非
可逆的な固着状態で弾球遊技機210(取付台215)
に取り付けている。
【0063】なお、上記した各制御基板ボックス64・
70・212は、それぞれ回路基板ボックス62と同様
に構成されている。具体的に、制御基板ボックス64・
70・212の各上板64d・70d・212dは、透
明な合成樹脂から形成されることで、収納される各基板
63・69・211は、開口64e・70e・212e
を透して外部から視認できるようになっている。また、
各制御基板ボックス64・70・212には、それぞれ
電磁シールド効果を奏する導電板(図示しない)が設け
られている。
【0064】また、以上記載の第一乃至第六の実施形態
では、本発明を弾球遊技機に適用した場合を例示してい
るが、弾球遊技機以外の遊技機(例えば、スロットマシ
ンやコインゲーム等)に本発明を適用し得ることは言う
までもない。また、固着方法は、実施形態中に記載のよ
うなワンウェイネジによる固着方法に限定せず、リベッ
ト、破断ネジ、溶着、あるいは接着等による固着方法を
採用してもよい。
【0065】なお、以上説明した実施形態から把握でき
る発明として以下のものがある。 (1)前記第二の組付固着手段は、少なくとも締結部材
(ワンウェイネジ140)を含み、その締結部材を前記
基板収納ボックスに装備したことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、基板収納ボックスの検査毎に
締結部材を用意する必要がなく、基板収納ボックスの検
査後の復元作業が行い易くなる。 (2)前記第二の取付固着手段を複数設けると共に、該
複数の第二の取付固着手段による固着状態を解除するた
めの第二の取付解除部(連結部157b・157c・1
58b・158c)を設けたことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、基板収納ボックスの交換が複
数回行える。 (3)前記第二の組付固着手段を複数設けると共に、該
複数の第二の組付固着手段による固着状態を解除するた
めの第二の組付解除部(連結部84b・84c・85b
・85c)を設けたことを特徴とする。このように構成
することにより、再度防犯効果の高い基板収納ボックス
に復元することを前提に回路基板の検査が複数回行え
る。
【0066】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1においては、回路基板を収納する
基体及び蓋体からなる基板収納ボックスを備えた遊技機
において、前記基板収納ボックスを当該遊技機に取り付
ける取付部を備え、該取付部と前記基板収納ボックスと
を取付固着手段により取り付け、非可逆的な固着状態と
すると共に、前記基体と前記蓋体とを組付固着手段によ
り組み付け、非可逆的な固着状態としたことを特徴とす
る。このように構成することにより、基板収納ボックス
の閉塞を非可逆的な固着状態にすると共に、基板収納ボ
ックスを遊技機に非可逆的な固着状態で取り付けること
で、基板収納ボックスを開放する不正、及び複製品の基
板収納ボックスにすり替える不正を防止することができ
る。
【0067】また、本発明の請求項2においては、前記
取付固着手段は、少なくとも第一及び第二の取付固着手
段を含み、第一の取付固着手段による固着状態を解除す
るための取付解除部を設け、該取付解除部の解除状態で
前記取付部と前記基板収納ボックスとを前記第二の取付
固着手段により取り付け、再び非可逆的な固着状態とし
たことを特徴とする。このように構成することにより、
不慮の故障等による基板収納ボックスの交換が行える。
【0068】また、本発明の請求項3においては、前記
組付固着手段は、少なくとも第一及び第二の組付固着手
段を含み、第一の組付固着手段による固着状態を解除す
るための組付解除部を設け、該組付解除部の解除状態で
前記基体と前記蓋体とを前記第二の組付固着手段により
組み付け、再び非可逆的な固着状態としたことを特徴と
する。このように構成することにより、再度防犯効果の
高い基板収納ボックスに復元することを前提に回路基板
の検査が行える。
【0069】また、本発明の請求項4においては、回路
基板を収納する基体及び蓋体からなる基板収納ボックス
を備えた遊技機において、前記基板収納ボックスを当該
遊技機に取り付ける取付部を備え、固着手段により前記
取付部と前記基板収納ボックスとの取り付け及び前記基
体と前記蓋体との組み付けを同時に行い、非可逆的な固
着状態としたことを特徴とする。このように構成するこ
とにより、基板収納ボックスの閉塞を非可逆的な固着状
態にすると共に、基板収納ボックスを遊技機に非可逆的
な固着状態で取り付けることで、基板収納ボックスを開
放する不正、及び複製品の基板収納ボックスにすり替え
る不正を防止することができる。また、この構成では、
固着箇所を必要最小限に削減することができるので、コ
ストダウンが招来できると共に、基板収納ボックスの組
み付け作業が容易になる。
【0070】また、本発明の請求項5においては、前記
固着手段は、少なくとも第一及び第二の固着手段を含
み、第一の固着手段による固着状態を解除するための解
除部を設け、該解除部の解除状態で前記第二の固着手段
により前記取付部と前記基板収納ボックスとの取り付け
及び前記基体と前記蓋体との組み付けを同時に行い、再
び非可逆的な固着状態としたことを特徴とする。このよ
うに構成することにより、不慮の故障等による基板収納
ボックスの交換が行えると共に、再度防犯効果の高い基
板収納ボックスに復元することを前提に回路基板の検査
が行える。
【0071】また、本発明の請求項6においては、前記
取付部を取付台から構成し、遊技領域を形成する遊技盤
を備えると共に、該遊技盤に前記取付台を非可逆的な固
着状態で取り付けたことを特徴とする。このように構成
することにより、遊技盤の入れ替えと同時に基板収納ボ
ックスを交換することができる。このため、基板収納ボ
ックスの交換に伴って余分な構成部材を交換する必要が
なくなる。例えば、基板収納ボックスを遊技機の機構板
に取り付けた場合には、交換する必要のない機構板まで
取り替えなければならなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における弾球遊技機を示す
正面図である。
【図2】弾球遊技機を示す背面図である。
【図3】回路基板ボックス及び取付台を示す斜視図であ
る。
【図4】蓋体を示す分解斜視図である。
【図5】同図(A)(B)はそれぞれ溶着突起の溶着状態
を示す説明図である。
【図6】回路基板とボックス本体を示す分解斜視図であ
る。
【図7】回路基板ボックスを示す平面図である。
【図8】同図(A)は蓋体の取付片部がボックス本体に
ビス止めされた状態を示す部分断面図であり、同図
(B)は回路基板ボックス内に装備用のワンウェイネジ
が収納された状態を示す部分断面図である。
【図9】同図(A)(B)はそれぞれワンウェイネジを示
す説明図であり、同図(C)(D)はそれぞれ特殊マイナ
スドライバーを示す説明図である。
【図10】同図(A)〜(C)はそれぞれ回路基板ボッ
クスの復元手順を示す側面図である。
【図11】同図(A)〜(C)はそれぞれ回路基板ボッ
クスの交換手順を示す部分平面図であり、同図(D)は
交換者と交換日が記入された交換履歴シールを示す平面
図である。
【図12】同図(A)〜(B)はそれぞれ蓋体の係合爪
とボックス本体の係止溝との係合関係を示す説明図であ
る。
【図13】同図(A)(B)はそれぞれ回路基板の上面を
覆う被覆部材を示す縦断面図である。
【図14】第二実施形態の弾球遊技機を示す背面図であ
る。
【図15】第二実施形態の弾球遊技機を示す分解斜視図
である。
【図16】第三実施形態の弾球遊技機を示す背面図であ
る。
【図17】第四実施形態の弾球遊技機を示す分解斜視図
である。
【図18】第四実施形態の弾球遊技機を示す背面図であ
る。
【図19】同図(A)は第四実施形態の回路基板ボック
スを示す部分断面図であり、同図(B)は第五実施形態
の回路基板ボックスを示す部分断面図である。
【図20】第六実施形態の弾球遊技機を示す背面図であ
る。
【符号の説明】
1 弾球遊技機(遊技機) 40 遊技盤 50 機構板 61 遊技制御回路基板(回路基板) 62 回路基板ボックス(基板収納ボックス) 80 蓋体 81 上板 82 溶着突起 83a〜83c 取付片部(組付固着手段) 84a・85a 連結部(組付解除部) 84b・84c・85b・85c 連結部 86a〜86d 取付穴 89 機種名シール 91 交換履歴シール 93 蓋枠 100 導電板 101 導電性繊維 104・105 ホログラムシール 110 ボックス本体(基体) 111 底板 116 本体枠 130 取付片(組付固着手段) 131〜134 取付穴 135〜137 装備片 140 ワンウェイネジ(組付固着手段) 145 特殊マイナスドライバー 148a〜148c 取付突起(取付固着手段) 149a〜149d 取付穴 150・150’ 取付台(取付部) 155 止め穴 156a〜156c 取付片部(取付固着手段、固着手
段) 157a・158a 連結部(取付解除部、解除部) 157b・157c・158b・158c 連結部 159a〜159d 取付穴 160 ワンウェイネジ(取付固着手段、固着手段) 167 配線 168 配線チューブ 170 弾球遊技機(遊技機) 180 弾球遊技機(遊技機) 181 遊技制御回路基板(回路基板) 190 取付基板(取付部) 200 弾球遊技機(遊技機) 201 遊技制御回路基板(回路基板) 202 回路基板ボックス(基板収納ボックス) 203 ボックス本体(基体) 204 蓋体 205a〜205c 取付突起(固着手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板を収納する基体及び蓋体からな
    る基板収納ボックスを備えた遊技機において、 前記基板収納ボックスを当該遊技機に取り付ける取付部
    を備え、 該取付部と前記基板収納ボックスとを取付固着手段によ
    り取り付け、非可逆的な固着状態とすると共に、 前記基体と前記蓋体とを組付固着手段により組み付け、
    非可逆的な固着状態としたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記取付固着手段は、少なくとも第一及
    び第二の取付固着手段を含み、第一の取付固着手段によ
    る固着状態を解除するための取付解除部を設け、 該取付解除部の解除状態で前記取付部と前記基板収納ボ
    ックスとを前記第二の取付固着手段により取り付け、再
    び非可逆的な固着状態としたことを特徴とする請求項1
    記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記組付固着手段は、少なくとも第一及
    び第二の組付固着手段を含み、第一の組付固着手段によ
    る固着状態を解除するための組付解除部を設け、 該組付解除部の解除状態で前記基体と前記蓋体とを前記
    第二の組付固着手段により組み付け、再び非可逆的な固
    着状態としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の遊技機。
  4. 【請求項4】 回路基板を収納する基体及び蓋体からな
    る基板収納ボックスを備えた遊技機において、 前記基板収納ボックスを当該遊技機に取り付ける取付部
    を備え、 固着手段により前記取付部と前記基板収納ボックスとの
    取り付け及び前記基体と前記蓋体との組み付けを同時に
    行い、非可逆的な固着状態としたことを特徴とする遊技
    機。
  5. 【請求項5】 前記固着手段は、少なくとも第一及び第
    二の固着手段を含み、第一の固着手段による固着状態を
    解除するための解除部を設け、 該解除部の解除状態で前記第二の固着手段により前記取
    付部と前記基板収納ボックスとの取り付け及び前記基体
    と前記蓋体との組み付けを同時に行い、再び非可逆的な
    固着状態としたことを特徴とする請求項4記載の遊技
    機。
  6. 【請求項6】 前記取付部を取付台から構成し、遊技領
    域を形成する遊技盤を備えると共に、該遊技盤に前記取
    付台を非可逆的な固着状態で取り付けたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の遊技機。
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