JP2018007988A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技に関する情報を誤表示させる等の不正行為を防止可能としつつ、遊技に関する情報を確実に視認することが可能な遊技機を提供する。【解決手段】制御基板が開放可能な収納ケースに収納された状態で設けられ、収納ケースは、開放不能に固着するためのカシメ部を備え、固着後に収納ケースを開放する際にはカシメ部が破壊されるように形成され、制御基板が収納された状態で収納ケースの表面を正面視した際には、収納ケースの表面を通して、制御基板の実装面を視認可能な遊技機において、制御基板の実装面には、制御装置と、制御装置と電気的に接続される表示装置とが実装され、収納ケースの表面には記録手段が設けられ、制御装置、表示装置及び記録手段は、収納ケースの表面を正面視した際に互いに重なって視認されることの無い位置に配置し、表示装置は制御装置に隣接して配置する。【選択図】図7

Description

本発明は、遊技機に関し、詳しくは、電子部品を実装した制御基板が、開放可能な収納ケースに収納された状態で設けられた遊技機に関するものである。
従来、この種の遊技機として、遊技領域に設けられた始動入賞口に遊技球が入球することに基づいて大当たりの抽選が行われるとともに、液晶表示装置等の演出装置により大当たりの抽選の結果を報知する変動演出が行われ、大当たりの抽選により大当たりに当選した場合に、遊技球が入球可能な大入賞口が開放される特別遊技を実行可能なものが知られている。このような遊技機においては、始動入賞口や大入賞口への遊技球の入球に基づいて所定個数の賞球が払い出されるようになっている。
また、近年では、遊技場側においては正確な遊技履歴を把握でき、遊技者においては遊技履歴に基づいた戦略性の高い遊技を行うことができるようにするために、始動入賞口や大入賞口等の遊技領域に設けられた入賞口へ入球した遊技球の数、いずれの入賞口へも入球しなかった遊技球が到達するアウト口へ入球した遊技球の数、賞球数、出玉率等の遊技に関する情報を、液晶表示装置に表示可能とした遊技機も考案されている(特許文献1参照)。
特開平07−051460号公報
ここで、上述のような遊技機においては、一般的に、遊技の進行を制御する主制御装置が実装された主制御基板と、主制御装置からの信号を受信し当該信号に基づいて遊技の進行に伴う演出を制御する副制御装置が実装された副制御基板とを備えており、各入賞口への遊技球の入球を検知するセンサは主制御装置に接続されているものの、変動演出の実行や遊技に関する情報の表示が行われる液晶表示装置は副制御装置に接続されるようになっている。そのため、各入賞口へ入球した遊技球の数、賞球数等のデータは主制御装置において取得かつ記憶され、主制御装置からこれらのデータを副制御装置へ送信することで、液晶表示装置に遊技に関する情報が表示されることとなる。
しかし、上述のように、主制御装置及び副制御装置はそれぞれ別基板に実装されており、これらはハーネス等により接続されているため、たとえば、当該ハーネスに不正な基板を取り付け不正な信号等を出力することにより、主制御装置から送信される各種データを改竄し、遊技に関する情報を誤表示させるといった不正行為が行われるおそれが生じていた。
そこで、本発明は、上述した事情によりなされたものであり、遊技に関する情報を誤表示させる等の不正行為を防止可能としつつ、遊技に関する情報を確実に視認することが可能な遊技機の提供を目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明は次のように構成されている。
以下、本発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。なお、下記の符号及び記載は、本発明の構成に相当する発明の実施の形態における構成の符号及び名称を示したものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(1)本発明は、電子部品を実装した制御基板(主制御基板100)が、開放可能な収納ケース(主制御基板ケース150)に収納された状態で設けられ、前記収納ケースは、当該収納ケースが開放不能となるように固着するためのカシメ部160を備えるとともに、当該収納ケースが固着された後に当該収納ケースを開放する際には、前記カシメ部160が破壊されるように形成され、当該収納ケースに前記制御基板が収納された状態で当該収納ケースの表面を正面視した際には、当該収納ケースの表面を通して、前記制御基板における電子部品の実装面を視認可能に形成されている遊技機(パチンコ機P)であって、前記制御基板における電子部品の実装面には、遊技の進行を制御する制御装置(メインIC104)と、当該制御装置と電気的に接続され、かつ遊技に関する情報を表示する表示装置(メイン情報表示装置105)とが少なくとも実装され、前記収納ケースの表面には、当該収納ケースの固着及び開放の履歴を記録する記録手段(開封履歴管理シール172)が設けられ、前記制御装置、前記表示装置及び前記記録手段は、前記収納ケースに前記制御基板が収納された状態で当該収納ケースの表面を正面視した際に、互いに重なって視認されることの無い位置に配置されているとともに、前記表示装置は、前記制御装置に隣接して配置されていることを特徴とする。
本発明に係る遊技によれば、同一の制御基板上に実装された制御装置と表示装置との間に不正な基板等を接続することは極めて困難であるため、遊技に関する情報を誤表示させる等の不正行為を防止することができるのである。また、収納ケースの表面には記録手段が設けられているものの、収納ケースに制御基板が収納された状態で収納ケースの表面を正面視した際に、記録手段、制御装置及び記録手段が互いに重なって視認されることが無いようになっているため、遊技に関する情報を確実に視認することが可能となるのである。さらに、表示装置と制御装置とは隣接して配置されているため、制御基板上における両者の電気的な接続距離が短くなり、制御装置から表示装置へ各種データを送信する速度を向上させることができるのである。
(2)また、前記遊技機には、前記制御基板と異なる他の基板(発射払出制御基板200、副制御基板300、遊技球貸出制御基板400)が設けられ、前記他の基板は、前記収納ケースに前記制御基板が収納された状態で当該収納ケースの表面を正面視した際に、当該制御基板とともに視認可能であるものの、前記制御装置、前記表示装置及び前記記録手段に重なって視認されることの無い位置に設けてもよい。
本発明によれば、遊技に関する情報を誤表示させる等の不正行為を防止可能としつつ、遊技に関する情報を確実に視認することが可能な遊技機を提供することができる。
パチンコ機の外観斜視図である。 パチンコ機の前扉を開けた状態の外観斜視図である。 パチンコ機の遊技盤の正面概略図である。 パチンコ機の遊技盤の裏面概略図である。 パチンコ機の主制御基板ケースの外観斜視図である。 パチンコ機の主制御基板ケースの分解斜視図である。 パチンコ機の主制御基板ケースの正面概略図である。 パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 パチンコ機のメインICとメイン情報表示装置の電気的接続を示す概略図である。 パチンコ機のメインRAMにおけるデータ記憶領域の概略図である。 パチンコ機の主制御基板におけるメイン処理の概略を示すフローチャートである。 パチンコ機の主制御基板における初期設定処理の概略を示すフローチャートである。 パチンコ機の主制御基板におけるデータ記憶処理の概略を示すフローチャートである。 パチンコ機の主制御基板における発射球検出時処理の概略を示すフローチャートである。 パチンコ機の主制御基板における更新処理の概略を示すフローチャートである。 パチンコ機の主制御基板における一般入賞口検出時処理の概略を示すフローチャートである。 パチンコ機の主制御基板における第1始動入賞口検出時処理の概略を示すフローチャートである。 パチンコ機の主制御基板における第2始動入賞口検出時処理の概略を示すフローチャートである。 パチンコ機の主制御基板における大入賞口検出時処理の概略を示すフローチャートである。 パチンコ機の主制御基板における情報表示処理の概略を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
(パチンコ機Pの外部構成)
本形態に係る遊技機は、遊技媒体として遊技球を使用するパチンコ機Pである。特に図示していないが、パチンコ機Pが設置される遊技場においては、島と呼ばれる遊技機の設置領域に、複数台のパチンコ機Pが並べて配設されるとともに、遊技球を貸し出すための遊技球貸出装置が各パチンコ機Pに隣接して設置される。また、各パチンコ機Pは対応する遊技球貸出装置Rに接続されている。
遊技球貸出装置Rは、紙幣の投入や遊技球の貸し出しに必要な価値情報が記憶される記憶媒体(カード)の挿入が可能となっている。そして、遊技球貸出装置Rに紙幣を投入(又は、カードを挿入)した上で、パチンコ機Pに対して所定の操作を行うことにより、遊技球貸出装置Rから遊技球の貸し出しを受けることができるようになっている。
本形態に係るパチンコ機Pは、図1又は図2に示すように、島に固定される四角形状の枠体であって、中空部(特に図示しておらず)を有する機枠1と、この機枠1にヒンジ機構(特に図示しておらず)により開閉自在に取り付けられる四角形状の枠体であって、中空部(特に図示しておらず)を有する本体枠2と、この本体枠2にヒンジ機構(特に図示しておらず)により開閉自在に取り付けられ、正面に開口部(特に図示しておらず)が形成された前扉3と、を備えている。
機枠1の左下部には、図2に示すように、音声出力装置10としてのスピーカが設けられている。また、本体枠2の中空部には、遊技領域12を形成するための遊技盤11が収容されている。また、前扉3には、開口部を覆う透明板4と、透明板4の下方に位置し遊技球を受容可能な上皿6及び受皿7と、受皿7の右方に取り付けられ遊技球の発射操作を行うための操作ハンドル5と、透明板4の左右上方にそれぞれ1個ずつ取り付けられた音声出力装置10としてのスピーカと、が設けられている。
このパチンコ機Pでは、機枠1に対して本体枠2を閉じ、さらに、前扉3を閉じると、遊技盤11の前方に間隙を挟んで透明板4が位置することとなる。これにより、透明板4を介して、後方に位置する遊技盤11を視認することができるようになっている。
また、上皿6には、遊技球貸出装置Rにより貸し出される遊技球や、パチンコ機Pから払い出される賞球が導かれるようになっている。上皿6は、所定量の遊技球を受容可能となっているが、この上皿6が遊技球で一杯になると、その後に貸し出されたり、払い出されたりする遊技球は受皿7に導かれるようになっている。また、受皿7の底面には、特に図示していないが、貯留されている遊技球を排出するための排出孔と、排出孔を開閉可能な開閉板と、が設けられている。常態において、排出孔は開閉板により閉じられているものの、開閉板と一体に取り付けられた開閉レバー8(図1参照)を横方向に移動させることで、開閉板も同方向に移動し、排出孔が開放される。これにより、遊技球を排出孔から落下させて、受皿7の外に排出することができるようになっている。
また、操作ハンドル5は、遊技者が所定方向へ向けて回転操作できるように形成されている。そして、遊技者が操作ハンドル5を回転操作すると、上皿6に受容されている遊技球が発射装置(特に図示しておらず)に送られ、操作ハンドル5の回転角度に応じた強度で、発射装置によって遊技球が遊技領域12へ向けて発射される。このように発射された遊技球は、遊技盤11に固定された一対のレール13a、13bに案内されて上昇し、遊技領域12に到達する。
ここで、遊技領域12は、機枠1に対し本体枠2及び前扉3を閉じた状態で遊技盤11と透明板4との間に形成される空間のうち、遊技盤11に固定された一対のレール13a、13bにより略円形状に仕切られた部分であって、遊技球が流下可能な領域である。
この遊技領域12は、図3に示すように、パチンコ機Pに対向する遊技者から見て左側の領域である第1遊技領域12aと、パチンコ機Pに対向する遊技者から見て右側の領域である第2遊技領域12bとから構成されている。これら2つの遊技領域12は、発射装置の発射強度により、遊技球の進入可能性が異なるようになっている。具体的には、発射装置の発射強度が所定の強度未満(発射装置により発射される遊技球が遊技領域12の最高地点に到達しない程度の強度)の場合には、遊技球は第1遊技領域12aに進入する。これに対して、発射装置の発射強度が所定の強度以上(発射装置により発射される遊技球が遊技領域12の最高地点に到達可能な強度)の場合には、遊技球は第2遊技領域12bに進入する。
この遊技領域12内には、図3に示すように、遊技球の流下方向を不規則にするための風車及び多数の釘と、遊技球が入球可能な一般入賞口14と、始動領域としての第1始動入賞口15及び第2始動入賞口16と、遊技球が通過可能なゲート20と、所定条件を満たすことで作動するアタッカー装置17と、遊技球を遊技領域12外へ導くアウト口19と、遊技の進行等に伴って演出を行う演出装置としての演出表示装置21と、が設けられている。
一般入賞口14は、図3に示すように、遊技領域12の左側下部に設けられており、当該一般入賞口14へ遊技球が入球すると、所定個数(本形態では5個)の賞球が払い出される。なお、一般入賞口14の設置個数や設置位置は特に限定されるものではない。
第1始動入賞口15は、図3に示すように、遊技領域12の中央からやや下寄りの位置に設けられている。第1始動入賞口15へは、第1遊技領域12aを流下する遊技球が入球可能となっており、第2遊技領域12bを流下する遊技球はほぼ入球できないようになっている。これに対して、第2始動入賞口16は、図3に示すように、遊技領域12の中央から右寄りの位置(すなわち、第2遊技領域12b内)に設けられている。第2始動入賞口16へは、第2遊技領域12bを流下する遊技球が入球可能となっており、第1遊技領域12aを流下する遊技球はほぼ入球できないようになっている。
また、第2始動入賞口16には、図3に示すように、左右に開閉可能な可動片16b(普通電動役物)が設けられている。そして、可動片16bが閉じているときには第2始動入賞口16が閉状態となっており、第2始動入賞口16への遊技球の入球は不可能又は困難である。これに対して、可動片16bが開くと、第2始動入賞口16が開状態となるとともに、この可動片16bが遊技球を第2始動入賞口16へ向けて案内するガイド部材として機能することにより、第2始動入賞口16への遊技球の入球が容易となる。
なお、第1始動入賞口15や第2始動入賞口16の設置位置は特に限定されるものではない。
そして、第1始動入賞口15又は第2始動入賞口16へ遊技球が入球すると、所定個数の賞球(本形態では3個)が払い出されるとともに、大当たりの抽選が行われ、予め定められた複数の特別図柄の中から1の特別図柄が決定される。各特別図柄には種々の遊技利益が対応付けられており、決定された特別図柄の種別に応じて、遊技者にとって有利な特別遊技の実行、所定の遊技状態の設定等の遊技利益を得られるようになっている。
なお、第1始動入賞口15又は第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球は、1個以上であれば特に限定されるものではなく、いかなる個数にしてもよい。また、可動片16bが設けられている始動入賞口(第2始動入賞口16)と可動片16bが設けられていない始動入賞口(第1始動入賞口15)とでは、賞球の数を同一にしてもよいし、異ならせてもよい。
ゲート20は、図3に示すように、第2始動入賞口16の上方に設けられている。このゲート20を遊技球が通過すると、後述する普通図柄の抽選が行われる。そして、当該抽選の結果が当たりであった場合、上述の第2始動入賞口16に設けられた可動片16bが所定時間開かれるようになっている。
アタッカー装置17は、図3に示すように、第2始動入賞口16の下方に設けられている。このアタッカー装置17は、遊技球が入球可能な大入賞口18と、この大入賞口18を開閉する開閉扉18bと、を備えている。常態においては、開閉扉18bが閉じられ大入賞口18は閉鎖されているため、当該大入賞口18への遊技球の入球は不可能となっているものの、上述の特別遊技が実行されると、開閉扉18bが開き大入賞口18が開放されるとともに、開閉扉18bが遊技球を大入賞口18へ導く受皿部材として機能することにより、大入賞口18への遊技球の入球が可能となる。
そして、大入賞口18へ遊技球が入球すると、所定個数(本形態では15個)の賞球が払い出される。
アウト口19は、図3に示すように、遊技領域12の最下部に設けられており、一般入賞口14、第1始動入賞口15、第2始動入賞口16及び大入賞口18のいずれにも入球しなかった遊技球を受け入れるものである。そして、アウト口19に受け入れられた遊技球は、遊技盤11の背面側に導かれ回収される。
本形態に係るパチンコ機Pは、演出装置として、演出表示装置21のほか、上述の音声出力装置10としてのスピーカや、種々の色や点灯パターンで発光することにより演出を行う演出照明装置23としてのランプ(図1参照)を備えている。演出表示装置21には、動画や静止画等の画像を表示するための表示部21aが設けられており、この表示部21aには、背景画像が表示されるほか、演出図柄(特に図示しておらず)が変動表示され、各演出図柄の停止表示態様により後述する大当たりの抽選の結果を遊技者に報知する変動演出が行われるようになっている。また、演出装置としては、これらに限定されるものではなく、たとえば、種々のタイミングや態様で可動する演出役物装置等を備えてもよい。
また、上皿6の前方位置には、遊技者が操作することにより遊技中や待機中等に実行される演出の進行や切り替えが可能な演出操作装置9が設けられている。この演出操作装置9は、回転操作が可能な操作ダイヤル9aと押下操作が可能な操作ボタンとから構成されている。
また、図3に示すように、遊技盤11の右下部であって、かつ、遊技領域12の外側には、遊技についての種々の状況を表示するための装置として、第1特別図柄表示装置30、第2特別図柄表示装置31、第1特図保留表示装置38、第2特図保留表示装置39、普通図柄表示装置32及び普通図柄保留表示装置33が設けられている。
また、上述の如く、本形態に係るパチンコ機Pには、遊技球貸出装置Rが電気的に接続されているが、遊技球の貸し出しやカードの排出等の遊技球貸出装置Rに対する操作を、パチンコ機Pで受け付けられるようにしている。そのため、パチンコ機Pには、図1に示すように、カードに記憶されている価値情報(残高情報)を表示する価値情報表示装置35と、押下操作が可能な球貸ボタン36と、押下操作が可能なカード返却ボタン37と、が設けられている。
また、遊技盤11の裏面側には、図4に示すように、パチンコ機Pの遊技の基本動作を制御する主制御基板100が透明箱型の主制御基板ケース150に収納された状態で取り付けられており、遊技球の発射及び賞球の払い出しを制御する発射払出制御基板200が透明箱型の発射払出制御基板ケース250に収納された状態で取り付けられており、各種演出を制御する副制御基板300が透明箱型の副制御基板ケース350に収納された状態で取り付けられており、遊技球貸出装置Rへの操作を中継する遊技球貸出制御基板400が透明箱型の遊技球貸出制御基板ケース450に収納された状態で取り付けられている。
以下、主制御基板100及び主制御基板100が収納される主制御基板ケース150について詳述する。
本形態における主制御基板100は、図6に示すように、長方形板状の基板であって、配線パターンが片面にのみ設けられた片面基板(1層基板)となっている。
なお、主制御基板100は、配線パターンが両面に設けられた両面基板(2層基板)を採用してもよい。また、主制御基板100としては、配線パターンが設けられた基板を複数層重ねて構成された多層基板(たとえば、4層基板)を採用することも考えられるが、たとえば中間層に違法な配線パターンが設けられた場合に当該違法な配線パターンの発見が困難となることから、1層基板や2層基板を採用するのが望ましい。
また、主制御基板100の表面には、図6に示すように、各種演算処理を行うメインCPU101、遊技を進行するための制御プログラム、遊技に必要なデータやテーブル等を格納するメインROM102、及び、演算処理時の一時記憶領域等として用いられるメインRAM103を一体に構成したワンチップ型のメインIC104その他複数のICと、メインIC104から送信されるデータの受信に基づいて遊技に関する情報(出玉率、特別電動役物比率、役物比率等)を表示するためのメイン情報表示装置105と、各種ハーネスやケーブル等を接続する複数のコネクタ106と、が設けられている。なお、主制御基板100の表面に設けられる装置や電子部品は、これらに限定されるものではなく、たとえば、メイン情報表示装置105への各種情報の表示の実行や表示内容の切り換えを行うためのスイッチ等を設けてもよい。
また、上述の装置や電子部品は、電気的な接続を行うためのリード線や足等を主制御基板100に設けられた部品孔(スルーホール)に挿通させ、主制御基板100の裏面でハンダ付けする挿入実装方式により、主制御基板100に取り付けられている。なお、上述の装置や電子部品は、リード線や足等を主制御基板100の表面でハンダ付けする面実装方式により取り付けることも考えられるが、これらの装置や電子部品が適切に取り付けられているかどうかの判断が困難となることから、挿入実装方式により取り付けることが望ましい。
また、上述の如く、主制御基板100は透明箱型の主制御基板ケース150に収納された状態で遊技盤11の裏面に取り付けられるが(図4参照)、遊技盤11の裏面を正面視したときに、主制御基板ケース150を介して、上述の各種装置や部品が設けられた主制御基板100の表面を視認できるようになっている。
そして、メインIC104は、図6及び図7に示すように、主制御基板100の表面中央からやや左上側に配置されている。
また、メイン情報表示装置105は、横並びに配設された4つのデシマルポイント付き7セグメント表示器により構成されており、主制御基板100の表面における左上端部(メインIC104の上側)において、メインIC104に隣接して設けられている(図6及び図7参照)。本形態におけるメイン情報表示装置105は、受信したデータについて独自に演算処理を行うCPU等の処理装置を内蔵しておらず、メインIC104から受信したデータに基づく表示のみを行うものとなっている。
このように、本形態に係るパチンコ機Pにおいては、同一の主制御基板100上にメインIC104とメイン情報表示装置105とが実装されており、送信データを改竄するような不正信号を送信する不正な基板等を接続することは困難であるため、遊技に関する情報を誤表示させる等の不正行為を防止することができるのである。また、メインIC104とメイン情報表示装置105とは隣接して配置されているため、主制御基板100上における両者の電気的な接続距離が短くなり、メインIC104からメイン情報表示装置105へ各種データを送信する速度を向上させることができるのである。
なお、メイン情報表示装置105の設置位置は、メインIC104の上側に限定されるものではなく、メインIC104に隣接していれば、メインIC104の右側、左側、下側等に設けてもよい。また、メイン情報表示装置105は、4つの7セグメント表示器を横並びに配設して構成するのではなく、縦並びに配設して構成してもよいし、2行2列に配設して構成してもよい。また、メイン情報表示装置105を構成する7セグメント表示器の数は3つ以下であってもよいし、5つ以上であってもよい。また、メイン情報表示装置105は、7セグメント表示器により構成するのではなく、液晶表示器やドットマトリクス表示器等により構成してもよい。また、メイン情報表示装置105は、メインIC104から受信したデータを独自に処理する装置が内蔵されていなければ他の装置を内蔵してもよく、たとえば、メイン情報表示装置105の作動をコントロールするためのドライバ回路等を内蔵してもよい。
また、遊技に関する情報は、主制御基板100に設けられたメイン情報表示装置105に表示するのではなく、主制御基板100に接続可能な別個の表示装置を用いて、当該表示装置に表示することも考えられるが、当該表示装置を主制御基板100に接続した際に不正信号を送信する等の違法行為が行われるおそれがあるため、上述のメイン情報表示装置105に表示するのが望ましい。なお、主制御基板100にメイン情報表示装置105が設けられていれば、その上で、主制御基板100以外の所定箇所(他の基板上やパチンコ機P内部の所定位置)に、メイン情報表示装置105と同一内容の表示が行われる表示装置を別途設けてもよい。
メイン情報表示装置105に表示される遊技に関する情報については、後程詳述する。
また、コネクタ106は、図6及び図7に示すように、主制御基板100の表面における下部及び上部中央に設けられている。
主制御基板ケース150は、図5〜図7に示すように、遊技盤11の裏面に固定される透明な長方形板状のベース部150aと、ベース部150aに重ね合わせることが可能なカバー部150bとを備えている。カバー部150bは、ベース部150aに重ね合わせた際に、ベース部150a側に開口する透明な箱型形状となっている。そして、カバー部150bをベース部150aに重ね合わせると、ベース部150aとカバー部150bとの間に、主制御基板100を収納できる収納空間が形成される。
また、カバー部150bには、主制御基板100を固定するためのネジ孔(特に図示しておらず)が設けられており、主制御基板100をカバー部150bにネジ止めした上でカバー部150bをベース部150aに固定することにより、主制御基板100を収納した主制御基板ケース150が形成されるようになっている。さらに、ネジ止め等によりベース部150aを遊技盤11の裏面に固定することで、主制御基板ケース150が遊技盤11の裏面に取り付けられることとなる。
そして、主制御基板ケース150を遊技盤11の裏面に取り付けた状態で遊技盤11の裏面を正面視したときには、主制御基板ケース150のカバー部150bの表面を視認することができ、また、カバー部150bは透明な箱型形状であるため、カバー部150bを介して、主制御基板ケース150内に収納されている主制御基板100の表面も視認することができるようになっている。
図5〜図7に示すように、ベース部150a及びカバー部150bにおける一方の側部(遊技盤11の裏面に取り付けた主制御基板ケース150を正面視した場合の左側部)には、カバー部150bとベース部150aとが固定された後にこれらを開放した場合に、その痕跡を残すためのカシメ部160が設けられている。
カシメ部160は、図6に示すように、カバー部150bに設けられたカバー側固定部161と、ベース部150aに設けられたベース側固定部162とから構成されており、カバー部150bをベース部150bに重ね合わせると、カバー側固定部161とベース側固定部162とが合致するようになっている。
カバー側固定部161は、図5及び図6に示すように、並設された2つの円筒部161aと、各円筒部161aのベース側固定部162と反対側の開口を塞ぐ蓋部161bとを備えている。円筒部161aの内部にはそれぞれネジ(特に図示しておらず)が収納されている。また、蓋部161bは、僅かな圧力を加えることで破断する薄板部材により形成されており、蓋部161bの表面には、プラスドライバの先端部を差し込み可能な十字形状の切欠部161cが設けられている。
ベース側固定部162は、図6に示すように、並設された2つの溝部162aを備えており、各溝部162aには、ネジ孔162bが設けられている。そして、カバー部150bをベース部150bに重ね合わせると、2つの円筒部161aと2つの溝部162aとがそれぞれ合致するようになっている。
本実施の形態におけるパチンコ機Pでは、カバー部150bをベース部150aに重ね合わせた状態で、一方の円筒部161aを塞ぐ蓋部161bをプラスドライバにより突き破り、円筒部161aの内部に収納されたネジをネジ孔162bに螺合させることにより、カバー部150bとベース部150aとが固定される。そして、カバー部150bをベース部150aから取り外して主制御基板ケース150を開放する場合には、螺合された円筒部161a及び溝部162aを、カバー部150b及びベース部150aから切断する必要があるため、これにより主制御基板ケース150が開放された旨の痕跡を確実に残すことができるようになっている。
なお、主制御基板ケース150を開放した後は、他方の円筒部161aにおいてネジをネジ孔162bに螺合させることにより、カバー部150bとベース部150aとを再度固定することができる。
また、図5〜図7に示すように、ベース部150a及びカバー部150bにおける他方の側部(遊技盤11の裏面に取り付けた主制御基板ケース150を正面視した場合の右側部)には、所定の封印シール170が貼付されるシール貼付部180が設けられている。
封印シール170は、ICタグ(特に図示しておらず)が内蔵され、かつ貼付面に接着剤が塗布されたものであり、一旦貼り付けると、剥がした際にその痕跡が残るようになっている。ICタグは、特に図示していないが、固有の識別情報が記憶されたICチップと、アンテナとを備えている。そして、ICチップに記憶された識別情報は、アンテナを介して非接触型の読み取り機等により読み取ることが可能となっている。
シール貼付部180は、図6に示すように、カバー部150bに設けられたカバー側貼付部181と、ベース部150aに設けられたベース側貼付部182とから構成されており、カバー部150bをベース部150bに重ね合わせると、カバー側貼付部181とベース側貼付部182とが合致するようになっている。
カバー側貼付部181は、図6に示すように、2つのカバー側プレート部181aを備えており、これら2つのカバー側プレート部181aは、左右方向へ延びるカバー側スリット181bを挟んで上下に並設されている。下側のカバー側プレート部181aには、ネジを挿通させることが可能なカバー側ネジ孔181cが設けられている。
また、ベース側貼付部182は、図6に示すように、2つのベース側プレート部182aを備えており、これら2つのベース側プレート部182aは、左右方向へ延びるベース側スリット182bを挟んで上下に並設されている。ベース側スリット182bの幅及び長さは、カバー側スリット181bの幅及び長さと同一となっている。また、特に図示していないが、下側のベース側プレート部182aには、ネジを挿通させることが可能なベース側ネジ孔が設けられている。
そして、カバー部150bをベース部150bに重ね合わせると、2つのカバー側プレート部181aと2つのベース側プレート部182aとが重なり合い、また、カバー側スリット181bとベース側スリット182bとが合致し、さらに、カバー側ネジ孔181cとベース側ネジ孔とが合致するようになっている。カバー側プレート部181aとベース側プレート部182aとが重なり合った状態で、カバー側ネジ孔181c及びベース側ネジ孔にネジを挿通させて螺合することにより、カバー側プレート部181aとベース側プレート部182aとが固定される。
そして、カバー側プレート部181aとベース側プレート部182aとが固定された状態で、カバー側プレート部181a及びベース側プレート部182aに跨って封印シール170が貼付されるようになっている。
また、図5〜図7に示すように、封印シール170が貼付されたシール貼付部180には、シールカバー190が取り付けられるようになっている。シールカバー190は、シール貼付部180の外側を覆うものであり、カバー側プレート部181aを覆う透明なカバー側覆い部191と、ベース側プレート部182aを覆うベース側覆い部192とを備えている。ベース側覆い部192はカバー側覆い部191に嵌め込み可能に形成されており、ベース側覆い部192をカバー側覆い部191に嵌め込むと、側方に開口し、かつカバー側プレート部181a及びベース側プレート部182aを収納可能な収納空間を備えた箱型形状のシールカバー190が形成されるようになっている。なお、ベース側覆い部192をカバー側覆い部191に嵌め込むと、ベース側覆い部192をカバー側覆い部191から取り外すことができないように(いわゆる嵌め殺しに)なっている。
そして、封印シール170が貼付されたシール貼付部180を挟み込むようにして、ベース側覆い部192をカバー側覆い部191に嵌め込むことにより、シール貼付部180にシールカバー190が取り付けられることとなる。なお、ベース側覆い部192は透明であるため、シールカバー190がシール貼付部180に取り付けられた状態で、シールカバー190を通してシール貼付部180に貼付された封印シール170を視認できることとなる。
また、ベース側覆い部192における、カバー側スリット181b及びベース側スリット182bと対応する位置には、封印シール170を破断可能なカッター片193が設けられており、ベース側覆い部192をカバー側覆い部181に嵌め込むと、カッター片193が、カバー側スリット181b及びベース側スリット182b内の左端に位置するとともに、カッター片193の突端がカバー側覆い部191に当接するようになっている。
ここで、上述の如く、ベース側覆い部192をカバー側覆い部191に嵌め込むと、ベース側覆い部192をカバー側覆い部191から取り外すことができないようになっているため、シールカバー190をシール貼付部180から取り外す場合には、シールカバー190を右方向にスライドさせることとなる。そして、シールカバー190を右方向にスライドさせると、これに併せて、ベース側覆い部192に設けられたカッター片193も同方向に移動することとなる。すると、シール貼付部180に貼付された封印シール170にカッター片193が接触し、さらにシールカバー190を右方向にスライドさせると、カッター片193により封印シール170が切断されることとなる。
すなわち、本形態に係るパチンコ機Pにおいては、シールカバー190をシール貼付部180から取り外す際には必ず、封印シール170が切断される。換言すれば、封印シール170を切断しないと、シールカバー190をシール貼付部180から取り外すことができない。これにより、シールカバー190を取り外して、主制御基板ケース150が開放された旨の痕跡を確実に残すことができるようになっている。
また、カバー部150bには、主制御基板100の表面に設けられた各コネクタ106と対応する位置に、コネクタ106をカバー部150bの表面から露呈させるためのコネクタ孔163が設けられている。具体的には、コネクタ孔163は、図5〜図7に示すように、カバー部150bの下部及び上部中央に設けられている。
また、図5〜図7に示すように、カバー部150bの表面における右半分の領域には、定格電圧や消費電力等の情報が記載されたパチンコ機Pに関する情報が記載された機種情報シール171が貼付され、主制御基板ケース150の表面における左下半分の領域には、主制御基板ケース150の開封(開放)を行った日付等の開封履歴情報が記載された開封履歴管理シール172等が貼付されている(図7参照)。
ここで、上述したように、主制御基板100の表面中央からやや左上側にメインIC104が配置されており、主制御基板100の表面における左上端部(メインIC104)の上側に、メイン情報表示装置105が配置されている(図7参照)。
また、主制御基板ケース150が遊技盤11の裏面に取り付けられた状態で遊技盤11の裏面を正面視したときには、主制御基板ケース150の表面(カバー部150bの表面)を視認できるとともに、主制御基板ケース150を介して主制御基板100の表面を視認できるようになっている。
したがって、本形態に係るパチンコ機Pでは、メインIC104、メイン情報表示装置105、機種情報シール171及び履歴情報シール172は、遊技盤11の裏面に取り付けられた主制御基板ケース150を正面視した際に互いに重なって視認されることの無いようになっている(図7参照)。換言すれば、主制御基板100に設けられたメインIC104及びメイン情報表示装置105、並びに、カバー部150bの表面に貼付された機種情報シール171及び開封履歴管理シール172は、遊技盤11の裏面に取り付けられた主制御基板ケース150を正面視した際に互いに重なって視認されることの無い位置に配置されている。
また、本形態に係るパチンコ機Pでは、遊技盤11の裏面に、主制御基板ケース150、発射払出制御基板ケース250、副制御基板ケース350及び遊技球貸出制御基板ケース450が取り付けられた状態で遊技盤11の裏面を正面視した際には、他のケースに重なって、メインIC104、メイン情報表示装置105、機種情報シール171及び履歴情報シール172が視認されることの無いようになっている(図4参照)。すなわち、主制御基板100に設けられたメインIC104及びメイン情報表示装置105、並びに、カバー部150bの表面に貼付された機種情報シール171及び開封履歴管理シール172は、遊技盤11の裏面を正面視した際に他のケースに重なって視認されることの無い位置に配置されている。
以上のように、本形態に係るパチンコ機Pによれば、遊技盤11の裏面を正面視した際には必ず、メインIC104及びメイン情報表示装置105を視認することが可能となっているため、メインIC104に対して何らかの不正が行われている場合にはその旨を迅速かつ確実に把握できるとともに、メイン情報表示装置105に表示される遊技に関する情報も確実に視認できるのである。
なお、上述したように、主制御基板100には、メインIC104以外の複数のICが設けられている。メインIC104以外のICは、特に図示していないが、主制御基板100の表面における、機種情報シール171及び開封履歴管理シール172と重なる位置にも配置されており、これらのICは、遊技盤11の裏面に取り付けられた主制御基板ケース150を正面視した際には機種情報シール171や開封履歴管理シール172に重なって視認することができないが、機種情報シール171や開封履歴管理シール172が貼付されていない箇所から主制御基板ケース150の内部を覗き込むことで視認できるようになっている。
以上のように、本形態に係るパチンコ機Pによれば、主制御基板100の表面に設けられたIC等の装置や電子部品を全て視認できるため、主制御基板ケース150を開放しなくとも主制御基板100に対して行われた不正行為を把握できるのである。
(パチンコ機Pの制御手段の構成)
次に、パチンコ機Pの遊技や演出を制御する制御手段について説明する。
上述の制御手段は、図8に示すように、主制御基板100、発射払出制御基板200、副制御基板300及び遊技球貸出制御基板400により構成されている。
また、図8に示すように、主制御基板100には、発射払出制御基板200及び副制御基板300が接続され、また、発射払出制御基板200には、遊技球貸出制御基板400が接続されている。さらに、主制御基板100及び発射払出制御基板200には、遊技進行上の種々の情報をパチンコ機Pの外部(たとえば、遊技場のホールコンピュータ等)に出力するための外部情報端子基板500が接続されている。
また、特に図示していないが、本形態に係るパチンコ機Pが備える各基板には電源基板が接続されている。この電源基板にはバックアップ電源が設けられており、パチンコ機Pに供給される電源の電圧値が所定値以下になった場合に電断と判断し、主制御基板100に電断信号を出力する。
主制御基板100は、パチンコ機Pにおいて行われる遊技を制御するものであり、具体的には、遊技球が第1始動入賞口15又は第2始動入賞口16へ入球することを契機に開始される特図遊技、及び、遊技球がゲート20を通過することを契機に開始される普図遊技を制御する。
この主制御基板100は、図8に示すように、メインCPU101と、メインROM102と、メインRAM103と、を備えている。そして、メインCPU101は、後述する各検出センサやタイマからの信号に基づき、メインROM102に格納されている制御プログラムを読み出して演算処理を行うとともに、メインCPU101に接続されている各種装置の制御や、演算処理の結果に基づく他の基板へのコマンド送信等を行う。
また、図8に示すように、主制御基板100には、一般入賞口14へ遊技球が入球したことを検出する一般入賞口検出センサ14aと、第1始動入賞口15へ遊技球が入球したことを検出する第1始動入賞口検出センサ15aと、第2始動入賞口16へ遊技球が入球したことを検出する第2始動入賞口検出センサ16aと、大入賞口18へ遊技球が入球したことを検出する大入賞口検出センサ18aと、ゲート20を遊技球が通過したことを検出するゲート検出センサ20aと、遊技盤11に向けられる磁気や電波及び遊技盤11を揺らす等により生ずる振動を検出する不正検出センサ35と、が接続されている。そして、これらの各検出センサから出力される検出信号が、主制御基板100に入力されるようになっている。
さらに、主制御基板100には、制御の対象となる機器として、第2始動入賞口16の可動片16bを開閉駆動する始動入賞口ソレノイド16cと、大入賞口18の開閉扉18bを開閉駆動する大入賞口ソレノイド18cと、第1特別図柄表示装置30と、第2特別図柄表示装置31と、普通図柄表示装置32と、第1特図保留表示装置38と、第2特図保留表示装置39と、普通図柄保留表示装置33と、メイン情報表示装置105とが接続されている。
そして、主制御基板100によって、各ソレノイドが駆動されることで第2始動入賞口16や大入賞口18の開閉制御がなされ、また、各表示装置の表示制御がなされるようになっている。
発射払出制御基板200は、特に図示していないが、主制御基板100と同様に、CPU、ROM及びRAMを備えており、主制御基板100と双方向に通信可能となるように接続されている。
図8に示すように、発射払出制御基板200には、遊技球の発射を制御するための機器として、操作ハンドル5に遊技者が触れたことを検出するタッチセンサ5aと、操作ハンドル5の操作角度(回転角度)を検出する操作ボリューム5bと、遊技球の発射を停止する発射停止スイッチ5cと、上皿6に受容されている遊技球を発射装置(図示しておらず)に送る球送りソレノイド60と、遊技球を発射する発射モータ61と、が接続されている。また、タッチセンサ5a、操作ボリューム5b及び発射停止スイッチ5cから出力される制御信号が、発射払出制御基板200に入力されるようになっている。
そして、タッチセンサ5a及び操作ボリューム5bからの制御信号が発射払出制御基板200に入力されると、球送りソレノイド60及び発射モータ61を通電して遊技球を発射させる制御がなされる。これに対して、発射停止スイッチ5cからの制御信号が発射払出制御基板200に入力されると、球送りソレノイド60及び発射モータ61の通電を止めて遊技球の発射を停止させる制御がなされる。
また、発射払出制御基板200には、図8に示すように、遊技球の払い出しを制御するための機器として、遊技球貯留部(特に図示しておらず)に貯留されている遊技球を賞球として払い出す払出モータ62と、払い出された遊技球を検出して計数する払出計数スイッチ63と、発射モータ61により遊技球が発射されたことを検出する発射球検出センサ64とが接続されている。そして、主制御基板100から送信される払出数コマンドを発射払出制御基板200が受信すると、当該発射払出制御基板200は、この払出数コマンドに基づいて所定個数の遊技球(賞球)を払い出すように払出モータ62を制御する。このとき、払い出された遊技球の個数が払出計数スイッチ63によって計数され、所定個数の遊技球(賞球)が払い出されたか否かの判定が可能となっている。
さらに、発射払出制御基板200には、図8に示すように、前扉3の開放状態を検出する前扉開放検出センサ3aと、受皿7の満タン状態を検出する受皿満タン検出センサ7aと、が接続されている。
また、上述の如く、発射払出制御基板200には、遊技球貸出装置Rへの操作を中継する遊技球貸出制御基板400が接続されている。図8に示すように、発射払出制御基板200には、遊技球貸出制御基板400を介して、価値情報表示装置35と、球貸ボタン36の押下操作を検出する球貸スイッチ36aと、カード返却ボタン37の押下操作を検出するカード返却スイッチ37aと、が接続されている。
球貸ボタン36が押下操作されると、遊技球貸出装置Rにより、記憶されている価値情報から所定の価値情報を減算する処理がなされるとともに、減算された価値情報に対応する個数の遊技球を払い出す制御がなされる。また、カード返却ボタン37が押下操作されると、遊技球貸出装置Rによりカードを排出する制御がなされる。
副制御基板300は、遊技中や待機中等に実行される演出を制御するものである。
この副制御基板300は、図8に示すように、各種演算処理を行うサブCPU301と、演出を実行するための制御プログラム、演出の実行に必要なデータやテーブル等を格納するサブROM302と、演算処理時の一時記憶領域等として用いられるサブRAM303と、を備えており、主制御基板100から副制御基板300への一方向に通信可能となるように接続されている。
サブCPU301は、主制御基板100から送信されるコマンドやタイマからの信号に基づき、サブROM302に格納されている制御プログラムを読み出して演算処理を行うとともに、画像表示を制御するための画像制御基板(特に図示しておらず)、音声出力を制御するための音声制御基板(特に図示しておらず)、照明の点灯を制御するための電飾制御基板(特に図示しておらず)に、演出実行用のコマンドを送信する。
また、副制御基板300には、画像制御基板を介して演出表示装置21が接続され、音声制御基板を介して音声出力装置10が接続されている。また、副制御基板300には、電飾制御基板を介して、演出照明装置23と、操作ダイヤル9aの回転操作を検出する回転操作検出センサ9cと、操作ボタン9bの押下操作を検出する押下操作検出センサ9dと、が接続されている。
そして、副制御基板300から送信されたコマンドに基づき、画像制御基板は演出表示装置21による画像表示を制御し、音声制御基板は音声出力装置10からの音声出力を制御し、電飾制御基板は演出照明装置23による照明の点灯を制御する。
(メインIC104とメイン情報表示装置105との電気的接続)
次に、メインIC104とメイン情報表示装置105との電気的接続の概略を説明する。
図9に示すように、メインIC104には、各種データを送信するための7本の信号線D1〜D7が接続されており、この7本の信号線D1〜D7はいずれも、ソースドライバを介して、メイン情報表示装置105を構成する4つの7セグメント表示器それぞれに接続されている。
また、図9に示すように、7本の信号線D1〜D7のうちの4本の信号線D4〜D7は、7セグメント表示器それぞれに対して電力を供給するためのコモン線C1〜C4となっており、この4本のコモン線C1〜C4はそれぞれ、中継基板を介して、対応する7セグメント表示器に接続されている。
そして、メイン情報表示装置105を構成する4つの7セグメント表示器は、それぞれに対応するコモン線C1〜C4により電力が供給されて作動し、7本の信号線D1〜D7により各種データが送信され、当該データに基づく表示が行われるようになっている。
(パチンコ機Pの遊技の概略)
次に、本形態のパチンコ機Pにおける遊技の概略を説明する。
上述の如く、本形態のパチンコ機Pにおいては、特図遊技と普図遊技とが並行して進行する。また、これら両遊技を進行する際の遊技状態としては、大当たりの抽選によって大当たりに当選する確率が異なる低確率遊技状態(いわゆる非確変状態)及び高確率遊技状態(いわゆる確変状態)のいずれかの遊技状態と、可動片16bの開放し易さが異なる非時短遊技状態及び時短遊技状態のいずれかの遊技状態と、が組み合わされたいずれかの遊技状態が設定される。
なお、工場出荷直後やリセット後の初期状態においては、低確率遊技状態と非時短遊技状態とを組み合わせた遊技状態が設定されるようになっている。
本形態に係るパチンコ機Pでは、発射装置(図示しておらず)により発射され遊技領域12を流下する遊技球が第1始動入賞口15又は第2始動入賞口16へ入球すると、所定の乱数が取得され、当該取得された乱数に基づいて大当たりの抽選が行われるとともに、第1始動入賞口15へ遊技球が入球した場合には、第1特別図柄表示装置30において特別図柄の変動表示が開始され、第2始動入賞口16へ遊技球が入球した場合には、第2特別図柄表示装置31において特別図柄の変動表示が開始される。大当たりの抽選では、上述の乱数に基づいて、大当たりに当選したか否か(大当たり又はハズレ)が決定されるとともに、予め定められた複数の特別図柄の中から、当該決定の結果(大当たり又はハズレ)に対応付けられたいずれかの特別図柄が決定されるようになっている。また、第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31において特別図柄の変動表示が開始されると、これに伴って、液晶表示装置21の表示部21aでは大当たりの抽選の結果を報知する変動演出が開始される。
その後、所定の変動時間が経過すると、第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31において、特別図柄の変動表示が停止し、大当たりの抽選により決定された特別図柄が停止表示される。すなわち、大当たりに当選した場合には大当たりに対応付けられた特別図柄が停止表示され、ハズレの場合にはハズレに対応付けられた特別図柄が停止表示されることとなる。また、特別図柄が停止表示されると、これに伴って、液晶表示装置20において行われていた変動演出が終了し、大当たりの抽選の結果が報知される。
そして、大当たりに対応付けられた特別図柄が停止表示された場合には、大入賞口18が開放され当該大入賞口18へ遊技球を入球させることが可能となる特別遊技が開始される。
特別遊技中においては、大入賞口18が開放されてから、予め定められた開放時間が経過するか又は大入賞口18へ所定個数の遊技球が入球するかのいずれかの条件が成立することで終了するラウンド遊技が複数回実行される。ラウンド遊技の数、大入賞口18の開放時間等は、大当たりの抽選において決定された特別図柄の種別に応じて定められているため、特別遊技中には、特別図柄の種別に応じた数の賞球を獲得できるようになっている。
そして、特別遊技の終了後には、高確率遊技状態と時短遊技状態とを組み合わせた遊技状態が設定され、その後、大当たりに当選することなく大当たりの抽選が予め定められた回数行われると、低確率遊技状態と非時短遊技状態とを組み合わせた遊技状態へ移行する。なお、特別遊技の終了後には必ず、高確率遊技状態と時短遊技状態とを組み合わせた遊技状態を設定するのではなく、大当たりの抽選において決定された特別図柄の種別に応じた遊技状態が設定されるようにしてもよい。
またここで、第1特別図柄表示装置30又は第2特別図柄表示装置31において特別図柄の変動表示が行われている間、又は特別遊技の実行中に、第1始動入賞口15又は第2始動入賞口16へ遊技球が入球した場合には、当該入球に基づいて取得される乱数が記憶(保留)され、第1始動入賞口15への遊技球の入球に基づく乱数の記憶数(保留数)は第1特図保留表示装置33に、第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づく保留数は第2特図保留表示装置34に、それぞれ表示される。本形態に係るパチンコ機Pでは、第1特図保留表示装置33及び第2特図保留表示装置34はそれぞれ4つのランプにより構成されており、点灯するランプの数により、保留数が報知されるようになっている。そして、特別図柄の変動表示が終了し又は特別遊技が終了した場合には、保留されていた乱数に基づいて大当たりの抽選が行われる。保留数は最大4個までとなっており、保留されていた乱数に基づいて大当たりの抽選が行われると保留数が減じられ、これに伴って、第1特図保留表示装置33又は第2特図保留表示装置34の表示も減じられる。
また、本形態に係るパチンコ機Pでは、ゲート20を遊技球が通過すると、所定の乱数が取得され、当該取得された乱数に基づいて、第2始動入賞口16に設けられた可動片16bを開いて第2始動入賞口16を開放されるか否かの抽選が行われる。この抽選は、第2始動入賞口16の開放(当たり)、非開放(ハズレ)にそれぞれ対応付けられた複数種類の普通図柄の中から一の普通図柄を決定する普通図柄の抽選として行われる。そして、当該抽選の結果が当たりであった場合、可動片16bが所定時間開き、第2始動入賞口16が開放されるようになっている。
また、ゲート20を遊技球が通過すると、普通図柄表示装置32において、普通図柄の変動表示が開始される。その後、所定の普通図柄変動時間が経過すると、普通図柄表示装置32において、普通図柄の変動表示が停止し、上述の抽選の結果を示す普通図柄が停止表示される。すなわち、当たりの場合には当該当たりに対応付けられた普通図柄が停止表示され、ハズレの場合にはハズレに対応付けられた普通図柄が停止表示される。当たりに対応付けられた普通図柄が停止表示されると、第2始動入賞口16が開放される。第2始動入賞口16が開放されている場合には、より多くの遊技球を第2始動入賞口16へ入球させることができ、大当たりの抽選を受ける機会が増え、第2始動入賞口16が開放されていない場合よりも有利な状態とすることができる。
また、普通図柄表示装置32において普通図柄の変動表示が行われている間に、ゲート20を遊技球が通過した場合には、上記と同様に、当該通過に基づいて取得される乱数が最大4個まで保留され、普通図柄保留表示装置35に保留数が表示される。そして、普通図柄の変動表示が終了した場合には、保留に基づいて普通図柄の抽選が行われ、保留数が減じられるとともに普通図柄保留表示装置35の表示が減じられる。
(遊技に関する情報の表示)
本形態に係るパチンコ機Pでは、工場出荷後やリセット後の初期状態において遊技が開始されると、メインRAM103の所定の記憶領域に、発射球数や払い出された賞球数等のデータが記憶される。そして、このメインRAM103に記憶されたデータに基づいて、出玉率、特別電動役物比率、役物比率等の遊技に関する情報がメイン情報表示装置105に表示されるようになっている。
具体的には、図10に示すように、本形態におけるメインRAM103には、所定の算定期間中に発射された遊技球の数(以下、発射球数という)をカウントするための第1領域103aが設けられているとともに、算定期間ごとに、当該算定期間において一般入賞口14への遊技球の入球に基づいて払い出された賞球数をカウントし当該賞球数の総数(以下、一般総賞球数という)を記憶する第2領域103b、第1始動入賞口15への遊技球の入球に基づいて払い出された賞球数をカウントし当該賞球数の総数(以下、非電動役物総賞球数という)を記憶する第3領域103c、第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づいて払い出された賞球数をカウントし当該賞球数の総数(以下、普通電動役物総賞球数という)を記憶する第4領域103d、大入賞口18への遊技球の入球に基づいて払い出された賞球数をカウントし当該賞球数の総数(以下、特別電動役物総賞球数という)を記憶する第5領域103e、これら全ての賞球数をカウントし当該賞球数の総数(以下、全賞球数という)を記憶する第6領域103fが設けられている。
ここで、本形態における算定期間は、発射球数が所定の基準数(本形態では6000発)に至るまでの期間である。第1領域103aにおいて発射球数のカウントが開始されることにより一の算定期間が開始され、第1領域103aにおける発射球数のカウント値が基準数に達すると当該算定期間が終了する。当該算定期間が終了すると、第1領域103aにおける発射球数のカウント値がリセットされ、発射球数のカウントが開始されることにより次の算定期間が開始される。
そして、第2領域103b〜第6領域103fにはそれぞれ、最大10個の算定期間について上記各データ(一般総賞球数、非電動役物総賞球数、普通電動役物総賞球数、特別電動役物総賞球数、全賞球数)を記憶できるように構成されている。具体的には、第2領域103b〜第6領域103fはそれぞれ、10個の2バイトの記憶領域を循環的な配列構造とすることにより構成されたリングバッファとなっている(図10参照)。そして、初期状態において遊技が開始されると、第2領域103b〜第6領域103fにおける先頭の記憶領域(1個目の記憶領域)に上記各データが記憶され、第1領域103aにおける発射球数のカウント値が6000発に到達するごとに(すなわち、一の算定期間が終了し、次の算定期間が開始されるごとに)次の記憶領域へ切り替わり、この切り替わった記憶領域に上記各データが記憶される。そして、最後の記憶領域(10個目の記憶領域)において上記各データの記憶が開始された後、第1領域103aにおける発射球数のカウント値が6000発に到達すると、再度、先頭の記憶領域へ切り替わり、当該記憶領域に上記各データが上書きされることとなる。
より具体的には、初期状態において遊技が開始されると、発射球数が1発から6000発に至るまでの算定期間における上記各データが、第2領域103b〜第6領域103fにおける先頭の記憶領域に記憶され、発射球数が6001発から12000発に至るまでの算定期間における上記各データが、2番目の記憶領域に記憶され、発射球数が12001発から18000発に至るまでの算定期間における上記各データが、3番目の記憶領域に記憶され、発射球数が18001発から24000発に至るまでの算定期間における上記各データが、4番目の記憶領域に記憶され、発射球数が24001発から30000発に至るまでの算定期間における上記各データが、5番目の記憶領域に記憶され、発射球数が30001発から36000発に至るまでの算定期間における上記各データが、6番目の記憶領域に記憶され、発射球数が36001発から42000発に至るまでの算定期間における上記各データが、7番目の記憶領域に記憶され、発射球数が42001発から48000発に至るまでの算定期間における上記各データが、8番目の記憶領域に記憶され、発射球数が48001発から54000発に至るまでの算定期間における上記各データが、9番目の記憶領域に記憶され、発射球数が54001発から60000発に至るまでの算定期間における上記各データが、10番目の記憶領域に記憶される。
その後は、再度、先頭の記憶領域へ戻り上記各データが上書きされる。たとえば、発射球数が60001発から66000発に至るまでの算定期間における上記各データは、先頭の記憶領域に上書きされ、発射球数が66001発から72000発に至るまでの算定期間における上記各データは、2番目の記憶領域に上書きされる。
このように、本形態に係るパチンコ機Pにおいては、直近10個の算定期間における上記各データが第2領域103b〜第6領域103fに記憶されるようになっている。
また、図10に示すように、メインRAM103には、第1領域103a〜第6領域103fの他、直近10個の算定期間における一般総賞球数の合計を記憶する4バイトの第7領域103g、非電動役物総賞球数の合計を記憶する4バイトの第8領域103h、普通電動役物総賞球数の合計を記憶する4バイトの第9領域103i、特別電動役物総賞球数の合計を記憶する4バイトの第10領域103j、全賞球数の合計を記憶する第11領域103kが設けられているとともに、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における一般総賞球数の合計を記憶する4バイトの第12領域103l、非電動役物総賞球数の合計を記憶する4バイトの第13領域103m、普通電動役物総賞球数の合計を記憶する4バイトの第14領域103n、特別電動役物総賞球数の合計を記憶する4バイトの第15領域103o、全賞球数の合計を記憶する第16領域103p、発射球数の合計を記憶する第17領域103qも設けられている。
第7領域103g〜第11領域103kに記憶される各データ(直近10個の算定期間における一般総賞球数の合計、非電動役物総賞球数の合計、普通電動役物総賞球数の合計、特別電動役物総賞球数の合計、全賞球数の合計)、及び、第12領域103l〜第17領域103qに記憶される各データ(初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における一般総賞球数の合計、非電動役物総賞球数の合計、普通電動役物総賞球数の合計、特別電動役物総賞球数の合計、全賞球数の合計、発射球数の合計)は、算定期間が経過するごとに更新されるようになっている。なお、第12領域103l〜第17領域103qに記憶される各データは、所定の上限値(4バイトで表される最大値)に到達した場合には更新が停止されるようになっている。
さらに、図10に示すように、メインRAM103には、直近10個の算定期間における出玉率(以下、中期出玉率という)を記憶する1バイトの中期出玉率記憶領域104a、直近10個の算定期間における特別電動役物比率(以下、中期特別電動役物比率という)を記憶する1バイトの中期特別電動役物比率記憶領域104b、直近10個の算定期間における一般賞球比率(以下、中期一般賞球比率という)を記憶する1バイトの中期一般賞球比率記憶領域104c、直近10個の算定期間における役物比率(以下、中期役物比率という)を記憶する1バイトの中期役物比率記憶領域104dが設けられているとともに、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における出玉率(以下、長期出玉率という)を記憶する長期出玉率記憶領域104e、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における特別電動役物比率(以下、長期特別電動役物比率という)を記憶する1バイトの長期特別電動役物比率記憶領域104f、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における一般賞球比率(以下、長期一般賞球比率という)を記憶する1バイトの長期一般賞球比率記憶領域104g、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における役物比率(以下、長期役物比率という)を記憶する1バイトの長期役物比率記憶領域104hが設けられている。
ここで、出玉率は、発射球数に対する総賞球数の割合であり、総賞球数/発射球数により算出される値である。上述したように、中期出玉率記憶領域104aには、直近10個の算定期間における出玉率(中期出玉率)が記憶されるため、第11領域103kの記憶値/60000(すなわち、直近10個の算定期間における全賞球数の合計/直近10個の算定期間における発射球数の合計)により算出される値が記憶される。また、長期出玉率記憶領域104eには、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における出玉率(長期出玉率)が記憶されるため、第16領域103pの記憶値/第17領域103qの記憶値(すなわち、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における全賞球数の合計/初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における発射球数の合計)により算出される値が記憶される。
なお、中期出玉率記憶領域104aに記憶される中期出玉率、及び、長期出玉率記憶領域104eに記憶される長期出玉率は、算定期間が経過するごとに更新されるようになっている。
また、特別電動役物比率は、総賞球数に対する特別電動役物総賞球数の割合であり、特別電動役物総賞球数/総賞球数により算出される値である。上述したように、中期特別電動役物比率記憶領域104bには、直近10個の算定期間における特別電動役物比率(中期特別電動役物比率)が記憶されるため、第10領域103jの記憶値/第11領域103kの記憶値(すなわち、直近10個の算定期間における特別電動役物総賞球数の合計/直近10個の算定期間における総賞球数の合計)により算出される値が記憶される。また、長期特別電動役物比率記憶領域104fには、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における特別電動役物比率(長期特別電動役物比率)が記憶されるため、第14領域103oの記憶値/第16領域103pの記憶値(すなわち、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における特別電動役物総賞球数の合計/初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における総賞球数の合計)により算出される値が記憶される。
なお、中期特別電動役物比率記憶領域104bに記憶される中期特別電動役物比率、及び、長期特別電動役物比率記憶領域104fに記憶される長期特別電動役物比率は、算定期間が経過するごとに更新されるようになっている。
また、一般賞球比率は、総賞球数に対する一般総賞球数の割合であり、一般総賞球数/総賞球数により算出される値である。上述したように、中期一般賞球比率記憶領域104cには、直近10個の算定期間における一般賞球比率(中期一般賞球比率)が記憶されるため、第7領域103gの記憶値/第11領域103kの記憶値(すなわち、直近10個の算定期間における一般総賞球数の合計/直近10個の算定期間における総賞球数の合計)により算出される値が記憶される。また、長期一般賞球比率記憶領域104gには、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における一般賞球比率(長期一般賞球比率)が記憶されるため、第12領域103lの記憶値/第16領域103pの記憶値(すなわち、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における一般総賞球数の合計/初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における総賞球数の合計)により算出される値が記憶される。
なお、中期一般賞球比率記憶領域104cに記憶される中期一般賞球比率、及び、長期一般賞球比率記憶領域104gに記憶される長期一般賞球比率は、算定期間が経過するごとに更新されるようになっている。
また、役物比率は、総賞球数に対する非電動役物総賞球数、普通電動役物総賞球数、
特別電動役物総賞球数の合計の割合であり、(非電動役物総賞球数+普通電動役物総賞球数+特別電動役物総賞球数)/総賞球数により算出される値である。上述したように、中期役物比率記憶領域104dには、直近10個の算定期間における役物比率(中期役物比率)が記憶されるため、(第8領域103hの記憶値+第9領域103iの記憶値+第10領域103jの記憶値)/第11領域103kの記憶値(すなわち、直近10個の算定期間における非電動役物総賞球数、普通電動役物総賞球数、特別電動役物総賞球数の合計/直近10個の算定期間における総賞球数の合計)により算出される値が記憶される。また、長期役物比率記憶領域104hには、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における役物比率(長期役物比率)が記憶されるため、(第13領域103mの記憶値+第14領域103nの記憶値+第13領域103mの記憶値+/第16領域103pの記憶値(すなわち、初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における非電動役物総賞球数、普通電動役物総賞球数、特別電動役物総賞球数の合計/初期状態において遊技が開始されてからの全算定期間における総賞球数の合計)により算出される値が記憶される。
なお、中期役物比率記憶領域104dに記憶される中期役物比率、及び、長期役物比率記憶領域104hに記憶される長期役物比率は、算定期間が経過するごとに更新されるようになっている。
また、本形態に係るパチンコ機Pにおいては、メインCPU101が、中期出玉率記憶領域104aに記憶されている中期出玉率、中期特別電動役物比率記憶領域104bに記憶されている中期特別電動役物比率、中期一般賞球比率記憶領域104cに記憶されている中期一般賞球比率、中期役物比率記憶領域104dに記憶されている中期役物比率、長期出玉率記憶領域104eに記憶されている長期出玉率、長期特別電動役物比率記憶領域104fに記憶されている長期特別電動役物比率、長期一般賞球比率記憶領域104gに記憶されている長期一般賞球比率、長期役物比率記憶領域104hに記憶されている長期役物比率の各データを、メイン情報表示装置105へ送信する。そして、メイン情報表示装置105が当該データを受信することに基づき、メイン情報表示装置105において中期出玉率、中期特別電動役物比率、中期一般賞球比率、中期役物比率、長期出玉率、長期特別電動役物比率、長期一般賞球比率、長期役物比率(遊技に関する情報)が表示されるようになっている。
具体的には、所定の表示時間(本形態では3秒)ごとに、遊技に関する情報が予め定められた順番で繰り返しメイン情報表示装置105へ送信され、これにより、メイン情報表示装置105において、表示時間ごとの遊技に関する情報の表示が常時行われるようになっている。本形態に係るパチンコ機Pでは、中期出玉率(1番目)→中期特別電動役物比率(2番目)→中期一般賞球比率(3番目)→中期役物比率(4番目)→長期出玉率(5番目)→長期特別電動役物比率(6番目)→長期一般賞球比率(7番目)→長期役物比率(8番目)という順番で、遊技に関する情報が表示される。
以上のように、本形態に係るパチンコ機Pによれば、メイン情報表示装置105において出玉率、特別電動役物比率、一般賞球比率、役物比率等の遊技に関する情報が表示されるようになっているため、これらの情報に基づき、たとえば、いわゆるゴト行為や故障の発生等によって、一般入賞口14や大入賞口18への遊技球の入球の難易度が変化してしまっているような状況を迅速かつ確実に把握することができ、ひいては、当該状況が長期間に亘って放置されることを防止することができるのである。
なお、メインRAM103に記憶されるデータは、上記内容に限定されるものではなく、たとえば、大当たりの当選の回数、ハズレの回数、特別遊技の終了後に高確率遊技状態が設定された回数、連続して高確率遊技状態が設定された回数等を記憶してもよい。
また、各データを記憶可能な算定期間の数についても、上記内容に限定されるものではなく、たとえば、10個未満の算定期間における各データを記憶できるようにしてもよいし、11個以上の算定期間における各データを記憶できるようにしてもよい。
また、メインRAM103に記憶される遊技に関する情報も、上記内容に限定されるものではなく、たとえば、総賞球数に対する普通電動役物総賞球数、特別電動役物総賞球数の合計の割合である電動役物比率等を記憶してもよい。
また、遊技に関する情報(中期出玉率、中期特別電動役物比率、中期一般賞球比率、中期役物比率、長期出玉率、長期特別電動役物比率、長期一般賞球比率、長期役物比率)については、所定の記憶領域における記憶値に基づいて算出し、この算出された値を予めメインRAM103に記憶するように設定されていたが、これに限定されるものではなく、メイン情報表示装置105への送信直前に算出し、この算出された値をメイン情報表示装置105へ送信するように設定してもよい。
(パチンコ機Pにおける処理の概要)
次に、主制御基板100で実行される処理の概要について、主に、メインRAM103への各種データの記憶に係るデータ記憶処理、及び、メイン情報表示装置105における遊技に関する情報の表示に係る情報表示処理を中心に、フローチャートを用いて説明する。
まず、主制御基板100で実行されるメイン処理について、図11のフローチャートを参照して説明する。
ステップ100において、メインCPU101は、工場出荷直後やリセット後の初期状態であるか否かを判定する。そして、初期状態でないと判定した場合、ステップ102に進む。一方、初期状態であると判定した場合、次のステップ101に進む。
ステップ101において、メインCPU101は、初期状態におけるメインRAM103への各種データの記憶、メイン情報表示装置105への遊技に関する情報の表示の設定を行う初期設定処理を実行する。そして、次のステップ102に進む。
ステップ102において、メインCPU101は、各種タイマカウンタを更新するタイマ更新処理を実行する。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、メインCPU101は、第1始動入賞口15又は第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づいて、大当たりの抽選、取得された乱数の保留に関する処理、特別図柄の変動表示や停止表示等の各種処理を行う特図遊技制御処理を実行する。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、メインCPU101は、上記ステップ103の特別遊技制御処理における大当たりの抽選により大当たりに当選した場合に、特別遊技の実行、特別遊技終了後の遊技状態の設定等の各種処理を行う特別遊技制御処理を実行する。そして、次のステップ105に進む。
ステップ105において、メインCPU101は、遊技球がゲート20を通過することに基づいて、普通図柄の抽選、取得された乱数の保留に関する処理、普通図柄の変動表示や停止表示、普通図柄の抽選の結果に応じた可動片16bの作動制御等の各種処理を行う普図遊技制御処理を実行する。そして、次のステップ106に進む。
ステップ106において、メインCPU101は、一般入賞口検出センサ14a、第1始動入賞口検出センサ15a、第2始動入賞口検出センサ16a、大入賞口検出センサ18aからの検出信号が入力された場合に、それぞれの検出信号に対応する払出個数指定コマンドを発射払出制御基板200に送信する。これにより、発射払出制御基板200により、それぞれの検出信号に対応する数の賞球の払い出しが行われる。そして、次のステップ107に進む。
ステップ107において、メインCPU101は、メインRAM103への各種データの記憶に係るデータ記憶処理を実行する。そして、次のステップ108に進む。
ステップ108において、メインCPU101は、メイン情報表示装置105における遊技に関する情報の表示に係る情報表示処理を実行する。そして、次のステップ109に進む。
ステップ109において、メインCPU101は、各種処理により作成された各データの信号を出力するポート出力、及び、各種演出を実行するために用いられるコマンドを副制御基板300へ送信するコマンド送信等の処理を行う出力制御処理を実行する。そして、メイン処理を終了する。
次に、上述したステップ101の初期設定処理について、図12のフローチャートを参照して説明する。
ステップ200において、メインCPU101は、所定の変数N及びDにそれぞれ1を入力する。変数Nは、第2領域103b〜第6領域103fにおける1番目〜10番目の記憶領域を特定するために用いられるものであり、この変数Nにより、後述の処理の対象となる記憶領域が特定される。また、変数Dは、表示する順番(1番目〜8番目)が定められた遊技に関する情報のうち、何番目の遊技に関する情報を表示するかを特定するために用いられるものであり、この変数Dにより、メイン情報表示装置105において表示する遊技に関する情報が特定される。そして、ステップ201に進む。
ステップ201において、メインCPU101は、D番目の遊技に関する情報に係るデータをメイン情報表示装置105に送信する。この時点で変数Dには1が入力されているため、1番目の遊技に関する情報(本形態では中期出玉率)に係るデータ、すなわち、中期出玉率記憶領域104aに記憶されている中期出玉率のデータが送信される。これにより、メイン情報表示装置105において、中期出玉率が表示されることとなる。そして、次のステップ202に進む。
ステップ202において、メインCPU101は、遊技に関する情報をメイン情報表示装置105に表示する時間である表示時間(本形態では3秒)を、所定の表示時間タイマカウンタにセットする。これにより、表示時間の計時が開始される。そして、初期設定処理を終了する。
次に、上述したステップ107のデータ記憶処理について、図13のフローチャートを参照して説明する。
ステップ300において、メインCPU101は、遊技球が発射されたことに基づいて、データの記憶を行うための発射球検出時処理を実行する。そして、次のステップ301に進む。
ステップ301において、メインCPU101は、遊技球が一般入賞口14に入球したことに基づいて、データの記憶を行うための一般入賞口検出時処理を実行する。そして、次のステップ302に進む。
ステップ302において、メインCPU101は、遊技球が第1始動入賞口15に入球したことに基づいて、データの記憶を行うための第1始動入賞口検出時処理を実行する。そして、次のステップ303に進む。
ステップ303において、メインCPU101は、遊技球が第2始動入賞口16に入球したことに基づいて、データの記憶を行うための第2始動入賞口検出時処理を実行する。そして、次のステップ304に進む。
ステップ304において、メインCPU101は、遊技球が大入賞口18に入球したことに基づいて、データの記憶を行うための大入賞口検出時処理を実行する。そして、データ記憶処理を終了する。
次に、上述したステップ300の発射球検出時処理について、図14のフローチャートを参照して説明する。
ステップ400において、メインCPU101は、発射球検出センサ64からの検出信号が入力されたか否かを判定する。そして、発射球検出センサ64からの検出信号が入力されていないと判定した場合、発射球検出時処理を終了する。一方、そして、発射球検出センサ64からの検出信号が入力されたと判定した場合、次のステップ401に進む。
ステップ401において、メインCPU101は、第1領域103aの記憶値を1インクリメントする。そして、次のステップ402に進む。
ステップ402において、メインCPU101は、第17領域103qの記憶値が所定の上限値(4バイトで表される最大値)に到達しているか否かを判定する。そして、上限値に到達していると判定した場合、ステップ404に進む。一方、上限値に到達していないと判定した場合、次のステップ403に進む。
ステップ403において、メインCPU101は、第17領域103qの記憶値を1インクリメントする。そして、次のステップ404に進む。
ステップ404において、メインCPU101は、第1領域103aの記憶値が所定の基準値(本形態では6000)に到達しているか否かを判定する。そして、基準値に到達していないと判定した場合、発射球検出時処理を終了する。一方、基準値に到達していると判定した場合、次のステップ405に進む。
ステップ405において、メインCPU101は、第1領域103aの記憶値をクリアする。そして、次のステップ406に進む。
ステップ406において、メインCPU101は、変数Nの値を1インクリメントする。そして、次のステップ407に進む。
ステップ407において、メインCPU101は、変数Nの値が10(すなわち、第2領域103b〜第6領域fにおける記憶領域の数)よりも大きいか否かを判定する。そして、10以下であると判定した場合、ステップ409に進む。一方、10よりも大きいと判定した場合、次のステップ408に進む。
ステップ408において、メインCPU101は、変数Nに1を入力する。そして、次のステップ409に進む。
ステップ409において、メインCPU101は、遊技に関する情報等の更新を行う更新処理を実行する。そして、発射球検出時処理を終了する。
次に、上述したステップ409の更新処理について、図15のフローチャートを参照して説明する。
ステップ500において、メインCPU101は、現時点における所定の領域の記憶値に基づいて、中期出玉率記憶領域104aに記憶されている中期出玉率、及び、長期出玉率記憶領域104eに記憶されている長期出玉率を更新する。そして、次のステップ501に進む。
ステップ501において、メインCPU101は、現時点における所定の領域の記憶値に基づいて、中期特別電動役物比率記憶領域104bに記憶されている中期特別電動役物比率、及び、長期特別電動役物比率記憶領域104eに記憶されている長期特別電動役物比率を更新する。そして、次のステップ502に進む。
ステップ502において、メインCPU101は、現時点における所定の領域の記憶値に基づいて、中期一般入賞球比率記憶領域104cに記憶されている中期一般入賞球比率、及び、長期特別電動役物比率記憶領域104fに記憶されている長期一般入賞球比率を更新する。そして、次のステップ503に進む。
ステップ503において、メインCPU101は、現時点における所定の領域の記憶値に基づいて、中期役物比率記憶領域104dに記憶されている中期役物比率、及び、長期役物比率記憶領域104gに記憶されている長期役物比率を更新する。そして、次のステップ504に進む。
ステップ504において、メインCPU101は、現時点における所定の領域の記憶値に基づいて、第7領域103g〜第16領域103pの記憶値を更新する。そして、次のステップ505に進む。
ステップ505において、メインCPU101は、第2領域103b〜第6領域103fにおけるN番目の記憶領域の記憶値をクリアする。そして、更新処理を終了する。
次に、上述したステップ301の一般入賞口検出時処理について、図16のフローチャートを参照して説明する。
ステップ600において、メインCPU101は、一般入賞口検出センサ14aからの検出信号が入力されたか否かを判定する。そして、一般入賞口検出センサ14aからの検出信号が入力されていないと判定した場合、一般入賞口検出時処理を終了する。一方、そして、一般入賞口検出センサ14aからの検出信号が入力されたと判定した場合、次のステップ601に進む。
ステップ601において、メインCPU101は、第2領域103bにおけるN番目の記憶領域の記憶値を、一般入賞口14への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球数分インクリメントする。そして、次のステップ602に進む。
ステップ602において、メインCPU101は、第6領域103fにおけるN番目の記憶領域の記憶値を、一般入賞口14への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球数分インクリメントする。そして、一般入賞口検出時処理を終了する。
次に、上述したステップ302の第1始動入賞口検出時処理について、図17のフローチャートを参照して説明する。
ステップ700において、メインCPU101は、第1始動入賞口検出センサ15aからの検出信号が入力されたか否かを判定する。そして、第1始動入賞口検出センサ15aからの検出信号が入力されていないと判定した場合、第1始動入賞口検出時処理を終了する。一方、そして、第1始動入賞口検出センサ15aからの検出信号が入力されたと判定した場合、次のステップ701に進む。
ステップ701において、メインCPU101は、第3領域103cにおけるN番目の記憶領域の記憶値を、第1始動入賞口15への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球数分インクリメントする。そして、次のステップ702に進む。
ステップ702において、メインCPU101は、第6領域103fにおけるN番目の記憶領域の記憶値を、第1始動入賞口15への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球数分インクリメントする。そして、第1始動入賞口検出時処理を終了する。
次に、上述したステップ303の第2始動入賞口検出時処理について、図18のフローチャートを参照して説明する。
ステップ800において、メインCPU101は、第2始動入賞口検出センサ16aからの検出信号が入力されたか否かを判定する。そして、第2始動入賞口検出センサ16aからの検出信号が入力されていないと判定した場合、第2始動入賞口検出時処理を終了する。一方、そして、第2始動入賞口検出センサ16aからの検出信号が入力されたと判定した場合、次のステップ801に進む。
ステップ801において、メインCPU101は、第4領域103dにおけるN番目の記憶領域の記憶値を、第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球数分インクリメントする。そして、次のステップ802に進む。
ステップ802において、メインCPU101は、第6領域103fにおけるN番目の記憶領域の記憶値を、第2始動入賞口16への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球数分インクリメントする。そして、第2始動入賞口検出時処理を終了する。
次に、上述したステップ304の大入賞口検出時処理について、図19のフローチャートを参照して説明する。
ステップ900において、メインCPU101は、大入賞口検出センサ18aからの検出信号が入力されたか否かを判定する。そして、大入賞口検出センサ18aからの検出信号が入力されていないと判定した場合、大入賞口検出時処理を終了する。一方、そして、大入賞口検出センサ18aからの検出信号が入力されたと判定した場合、次のステップ901に進む。
ステップ901において、メインCPU101は、第5領域103eにおけるN番目の記憶領域の記憶値を、大入賞口18への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球数分インクリメントする。そして、次のステップ902に進む。
ステップ902において、メインCPU101は、第6領域103fにおけるN番目の記憶領域の記憶値を、大入賞口18への遊技球の入球に基づいて払い出される賞球数分インクリメントする。そして、大入賞口検出時処理を終了する。
次に、上述したステップ108の情報表示処理について、図20のフローチャートを参照して説明する。
ステップ1000において、メインCPU101は、表示時間タイマカウンタにセットされた表示時間が経過したか否かを判定する。そして、経過していないと判定した場合、情報表示処理を終了する。一方、表示時間が経過したと判定した場合、次のステップ1001に進む。
ステップ1001において、メインCPU101は、変数Dの値を1インクリメントする。そして、次のステップ1002に進む。
ステップ1002において、メインCPU101は、変数Dの値が8(すなわち、メイン情報表示装置105に表示される遊技に関する情報の数)よりも大きいか否かを判定する。そして、8以下であると判定した場合、ステップ1004に進む。一方、8よりも大きいと判定した場合、次のステップ1003に進む。
ステップ1003において、メインCPU101は、変数Dに1を入力する。そして、次のステップ1004に進む。
ステップ1004において、メインCPU101は、D番目の遊技に関する情報に係るデータをメイン情報表示装置105に送信する。これにより、メイン情報表示装置105において、D番目の遊技に関する情報が表示されることとなる。そして、次のステップ1005に進む。
ステップ1005において、メインCPU101は、表示時間を表示時間タイマカウンタにセットする。そして、情報表示処理を終了する。
次に、上述の実施の形態の変形例について説明する。
上述の実施の形態では、メイン情報表示装置105において常時、遊技に関する情報が表示されるようになっていたが、これに限定されるものではなく、たとえば、主制御基板100上に、メイン情報表示装置105における遊技に関する情報の表示に係る操作を行うためのスイッチを設け、当該スイッチの操作に基づき、遊技に関する情報の表示の開始や表示内容の切り換え等が行われるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、メイン情報表示装置105においては遊技に関する情報が表示されるのみとなっていたが、これに限定されるものではなく、たとえば、いずれか情報に係る表示値が所定の数値範囲に属しないような場合には、その旨を報知するようにしてもよい。具体的には、中期出玉率が予め定められた数値範囲(たとえば、0.5〜2.0)に属していない場合、中期特別電動役物比率又は長期特別電動役物比率が予め定められた数値範囲(たとえば、0.6未満)に属していない場合、中期役物比率又は長期役物比率が予め定められた数値範囲(たとえば、0.7未満)に属していない場合、中期一般賞球比率又は長期一般賞球比率が予め定められた数値範囲(たとえば、0.1〜0.6)に属していない場合等においては、メイン情報表示装置105において点滅表示がなされるようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、算定期間は発射球数を基準として定められていたが、これに限定されるものではなく、賞球総数を基準として定めてもよい。具体的には、一の算定期間としては、賞球総数が6000発に達するまでの期間としてもよい。
また、上述の実施の形態では、発射球検出センサ64は、発射モータ61により遊技球が発射されたことを検出するようになっていたが、これに限定されるものではない。たとえば、発射球検出センサ64を、遊技盤11に固定されたレール13a、13bにおける遊技領域12側の終端位置に設けることで、遊技領域12に到達した遊技球を検出するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、1個の大入賞口18が設けられていたが、2個の大入賞口18を設けてもよい。そして、2個の大入賞口18を設けた場合には、各大入賞口18への遊技球の入球に基づく賞球数をそれぞれ別個に記憶してもよい。
また、上述の実施の形態では、大当たりの当選に基づいて決定された特別図柄の種別に応じて、特別遊技終了後の遊技状態が設定されるようになっていたが、これに限定されるものではなく、特別遊技中の遊技結果に応じて、特別遊技終了後の遊技状態が設定されるようにしてもよい。具体的には、大入賞口18内に遊技球が進入可能な特定領域を設け、特別遊技中における特定領域への遊技球の有無に基づいて、当該特別遊技終了後における高確率遊技状態の設定の可否が決定されるように設定してもよい。
なお、上述の変形例は、可能な範囲で互いに組み合わせて構成することもできる。
また、上述の実施の形態は、パチンコ機P以外の遊技機に応用することもできる。たとえば、遊技媒体として遊技メダルを用いて遊技を行わせるスロットマシンや、遊技球を用いてスロットマシンと同様の遊技を行わせるパロット(登録商標)遊技機等に適用してもよい。たとえば、遊技回数(たとえば400回)を基準として算定期間を設定し、この算定期間内において、投入された遊技メダルの枚数、払い出された遊技メダルの枚数所定枚数の遊技メダルが払い出されることを条件として終了するボーナス遊技の当選回数、抽選結果が報知されるアシストタイム遊技の継続回数等のデータをメインRAM103に記憶できるようにするとともに、メインRAM103に記憶された各データに基づく遊技に関する情報(出玉率等)を、主制御基板100上に設けられたメイン情報表示装置105に表示するようにしてもよい。
なお、上述の実施の形態における主制御基板100は、本発明の制御基板に相当する。また、上述の実施の形態における主制御基板ケース150は、本発明の収納ケースに相当する。また、上述の実施の形態におけるパチンコ機Pは、本発明の遊技機に相当する。また、上述の実施の形態におけるメインIC104は、本発明の制御装置に相当する。また、上述の実施の形態におけるメイン情報表示装置105は、本発明の表示装置に相当する。また、上述の実施の形態における開封履歴管理シール172は、本発明の記録手段に相当する。また、上述の実施の形態における発射払出制御基板200、副制御基板300、遊技球貸出制御基板400は、本発明の制御基板と異なる他の基板に相当する。
P パチンコ機
100 主制御基板
101 メインCPU
102 メインROM
103 メインRAM
104 メインIC
105 メイン情報表示装置
150 主制御基板ケース
171 機種情報シール
172 開封履歴管理シール
(1)本発明は、遊技球が流下可能な遊技領域12と、前記遊技領域12へ向けて遊技球を発射可能な発射装置と、前記遊技領域12を流下する遊技球が進入可能な入賞口(一般入賞口14、第1始動入賞口15、第2始動入賞口16、大入賞口18)と、前記入賞口へ遊技球が進入することに基づき、賞球として遊技球を払い出す払出装置(発射払出制御基板200、払出モータ62)と、を備えるとともに、電子部品を実装した制御基板(主制御基板100)が、開放可能な収納ケース(主制御基板ケース150)に収納された状態で設けられ、前記収納ケースは、当該収納ケースが開放不能となるように固着するためのカシメ部160を備えるとともに、当該収納ケースが固着された後に当該収納ケースを開放する際には、前記カシメ部160が破壊されるように形成され、当該収納ケースに前記制御基板が収納された状態で当該収納ケースの表面を正面視した際には、当該収納ケースの表面を通して、前記制御基板における電子部品の実装面を視認可能に形成されている遊技機(パチンコ機P)であって、前記制御基板における電子部品の実装面には、遊技の進行を制御する制御装置(メインIC104)と、当該制御装置と電気的に接続され、かつ遊技に関する情報を表示する表示装置(メイン情報表示装置105)とが少なくとも実装され、前記収納ケースの表面には、当該収納ケースの固着及び開放の履歴を記録する記録手段(開封履歴管理シール172)が設けられ、前記制御装置、前記表示装置及び前記記録手段は、前記収納ケースに前記制御基板が収納された状態で当該収納ケースの表面を正面視した際に、互いに重なって視認されることの無い位置に配置されており、前記制御装置は、所定の算定期間において、前記払出装置により払い出された賞球の数に対応する値及び前記発射装置により発射された遊技球の数に対応する値に基づく算出値を導出可能であり、前記表示装置は、前記制御装置により導出された所定の算定期間における算出値を表示可能に設定されていることを特徴とする。

Claims (2)

  1. 電子部品を実装した制御基板が、開放可能な収納ケースに収納された状態で設けられ、
    前記収納ケースは、
    当該収納ケースが開放不能となるように固着するためのカシメ部を備えるとともに、当該収納ケースが固着された後に当該収納ケースを開放する際には、前記カシメ部が破壊されるように形成され、
    当該収納ケースに前記制御基板が収納された状態で当該収納ケースの表面を正面視した際には、当該収納ケースの表面を通して、前記制御基板における電子部品の実装面を視認可能に形成されている遊技機であって、
    前記制御基板における電子部品の実装面には、遊技の進行を制御する制御装置と、当該制御装置と電気的に接続され、かつ遊技に関する情報を表示する表示装置とが少なくとも実装され、
    前記収納ケースの表面には、当該収納ケースの固着及び開放の履歴を記録する記録手段が設けられ、
    前記制御装置、前記表示装置及び前記記録手段は、前記収納ケースに前記制御基板が収納された状態で当該収納ケースの表面を正面視した際に、互いに重なって視認されることの無い位置に配置されているとともに、前記表示装置は、前記制御装置に隣接して配置されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技機には、
    前記制御基板と異なる他の基板が設けられ、
    前記他の基板は、
    前記収納ケースに前記制御基板が収納された状態で当該収納ケースの表面を正面視した際に、当該制御基板とともに視認可能であるものの、前記制御装置、前記表示装置及び前記記録手段に重なって視認されることの無い位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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