JP4958227B2 - 遊技機、遊技機システム、及び遊技機の製造方法 - Google Patents

遊技機、遊技機システム、及び遊技機の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、遊技媒体を貸し出すための操作ボタン(CR用ボタン)を遊技機に設ける場合に、既存の部品を用いて設けることができ、かつ、不正を防止できる遊技機、遊技機システム、及び遊技機の製造方法に関するものである。
従来の遊技機、例えばスロットマシンや弾球遊技機において、操作スイッチ(CR用の(遊技媒体を貸し出すための)スイッチ)を必要とする遊技機と、操作スイッチを必要としない遊技機のいずれにも取り付けることができるスイッチ装置を備える遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、操作スイッチを必要とする遊技機と必要としない遊技機との双方に対応できるようにしたものである。
特開平10−261337号公報
具体的には、遊技機の所定位置に開口部を形成して、この開口部に操作ボタンを配置する場合に、第1の取付位置では突起部が押し込み操作を阻止し、第2の取付位置では押し込み操作を許容するものである。そして、操作ボタンを必要とする遊技機の場合には、第2の取付位置にて取り付け、操作ボタンを必要としない遊技機の場合には、第1の取付位置にて取り付けるものである。
しかし、前述の従来の技術において、操作ボタンを取り外せば、開口部から遊技機の内部にアクセスすることができるので、不正が行われるおそれがあるという問題がある。特に、操作ボタンを必要としない遊技機にも開口部が形成されてしまうので、不正が行われやすいという問題がある。
また、操作ボタンを必要としない場合であっても、開口部を閉塞する部材が必要になるという問題がある。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、操作ボタンを遊技機に設ける場合に、既存の部品を用いて設けることができ、かつ操作ボタンの開口部から内部にアクセスしにくくし、不正を困難にすることである。
本発明は、以下の解決手段によって、上述の課題を解決する。
なお、かっこ書きで、対応する実施形態の構成を示す。
請求項1の発明は、抽選手段を有するとともに、遊技の進行を制御するメイン制御基板(メイン制御基板11、221)と、前記メイン制御基板と電気的に接続され、遊技媒体の払出しを行う遊技媒体払出し装置(メダル払出し装置90、遊技球払出し装置208)と、筐体の前面側の所定位置に設けられ、演出のために点灯又は点滅するランプ装置(60、210)と、遊技媒体を貸し出すときに遊技者によって操作される操作ボタン(貸出しボタン61、211)とを備える遊技機であって、前記ランプ装置は、ランプを実装したランプ基板(サイドランプ基板14、224)と、前記ランプ基板の前面側に配置され、前記ランプ基板を覆うランプカバー(ランプカバー63、213)とを備え、前記ランプカバーの一部には、開口部(63a)が形成され、前記開口部内に前記操作ボタンが配置され、前記開口部の後方に前記ランプ基板が位置することで、前記開口部から前記ランプ基板の後方にアクセスできないようにし、前記ランプ基板は、前記操作ボタンと電気的に接続され、前記操作ボタンの信号が入力される第1接続端子(コネクタ14b)と、前記第1接続端子から入力された信号を前記ランプ基板の外部に出力するための第2接続端子(コネクタ14c)とを備え、前記メイン制御基板と前記第2接続端子とが、直接に又は他の中継基板を介して電気的に接続され、前記メイン制御手段は、前記操作ボタンの信号を受信したときは、前記遊技媒体払出し装置を駆動制御して、所定数の遊技媒体を払い出すように制御することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記第1接続端子は、前記ランプ基板の一方端側に設けられ、前記第2接続端子は、前記ランプ基板の他方端側に設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、遊技機と、前記遊技機と電気的に接続され、遊技媒体の貸出し可能な度数を記録した度数記録媒体を処理するための度数記録媒体処理装置(カード処理装置100)とを含む遊技機システムであって、前記遊技機は、抽選手段を有するとともに、遊技の進行を制御するメイン制御基板と、前記メイン制御基板と電気的に接続され、遊技媒体の払出しを行う遊技媒体払出し装置と、筐体の前面側の所定位置に設けられ、演出のために点灯又は点滅するランプ装置と、遊技媒体を貸し出すときに遊技者によって操作される操作ボタンとを備え、前記ランプ装置は、ランプを実装したランプ基板と、前記ランプ基板の前面側に配置され、前記ランプ基板を覆うランプカバーとを備え、前記ランプカバーの一部には、開口部が形成され、前記開口部内に前記操作ボタンが配置され、前記開口部の後方に前記ランプ基板が位置することで、前記開口部から前記ランプ基板の後方にアクセスできないようにし、前記ランプ基板は、前記操作ボタンと電気的に接続され、前記操作ボタンの信号が入力される第1接続端子と、前記第1接続端子から入力された信号を前記ランプ基板の外部に出力するための第2接続端子とを備え、前記メイン制御基板と前記第2接続端子とが、直接に又は他の中継基板を介して電気的に接続され、前記メイン制御手段は、前記操作ボタンの信号を受信したときは、前記遊技媒体払出し装置を駆動制御して、所定数の遊技媒体を払い出すように制御し、前記度数記録媒体処理装置は、紙幣挿入口(紙幣挿入口101)と、前記紙幣挿入口から投入された紙幣の金額を検知する金額検知手段(金額検知手段103)とを備え、前記金額検知手段によって検知された金額の情報を、前記遊技機の前記メイン制御基板に送信し、前記メイン制御基板は、前記遊技機の前面側に設けられ、貸出し可能な遊技媒体の度数を表示する度数表示部(度数表示部46、207)と電気的に接続され、前記金額の情報を受信したときは、前記金額に相当する遊技媒体の度数を前記度数表示部に表示することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の遊技機システムにおいて、前記操作ボタンは、遊技媒体を貸し出すときに遊技者によって操作される第1操作ボタンと、度数記録媒体を遊技者に返却するときに遊技者によって操作される第2操作ボタンとを備え、前記メイン制御手段は、前記第2操作ボタンが操作された旨の信号を受信したときは、その旨の信号を前記度数記録媒体処理装置に送信し、前記度数記録媒体処理装置は、前記第2操作ボタンが操作された旨の信号を受信したときは、その時点での遊技媒体の度数を前記度数記録媒体に書き込んだ後、その度数記録媒体を所定の返却口(カード着脱口102)から返却するように制御することを特徴とする。
請求項5の発明は、抽選手段を有するとともに、遊技の進行を制御するメイン制御基板と、前記メイン制御基板と電気的に接続され、遊技媒体の払出しを行う遊技媒体払出し装置と、筐体の前面側の所定位置に、演出のために点灯又は点滅するランプ装置とを備える遊技機であって、遊技媒体を貸し出すときに遊技者によって操作される操作ボタンを設ける遊技機と、前記操作ボタンを設けない遊技機とを製造する製造方法であって、前記ランプ装置は、ランプを実装したランプ基板と、前記ランプ基板の前面側に配置され、前記ランプ基板を覆うランプカバーとを備え、前記操作ボタンを設ける遊技機においては、一部に開口部が形成された前記ランプカバーを用いるとともに、その開口部内に前記操作ボタンを配置し、前記開口部の後方には前記ランプ基板が位置することで、前記開口部から前記ランプ基板の後方にアクセスできないようにし、前記操作ボタンを設けない遊技機においては、前記開口部が形成されていない前記ランプカバーを用い、前記操作ボタンを設ける遊技機に用いる前記ランプ基板は、前記操作ボタンと電気的に接続され、前記操作ボタンの信号が入力される第1接続端子と、前記第1接続端子から入力された信号を前記ランプ基板の外部に出力するための第2接続端子とを備え、前記メイン制御基板と前記第2接続端子とを、直接に又は他の中継基板を介して電気的に接続することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5に記載の遊技機の製造方法において、前記操作ボタンを設ける遊技機と、前記操作ボタンを設けない遊技機とで、前記第1接続端子及び前記第2接続端子を有する共通の前記ランプ基板を用いることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5に記載の遊技機の製造方法において、前記第1接続端子及び前記第2接続端子を有する第1ランプ基板と、前記第1接続端子及び前記第2接続端子を有さない第2ランプ基板との2種類を設け、前記操作ボタンを設ける遊技機においては、前記第1ランプ基板を用い、前記操作ボタンを設けない遊技機においては、前記第2ランプ基板を用いることを特徴とする。
(作用)
本発明においては、筐体の前面側の所定位置には、ランプ装置が設けられる。そして、ランプ装置には、ランプカバーが設けられ、このランプカバーに覆われるようにランプ基板が配置される。また、ランプカバーには、開口部(貫通穴)が形成され、この開口部内に操作ボタンが配置される。
そして、ランプ基板には、操作ボタンの信号が入力される第1接続端子と、第1接続端子から入力された信号をランプ基板の外部(例えば、メイン制御基板のような、遊技媒体の貸出しを制御する基板)に出力するための第2接続端子とが設けられる。
なお、本発明における「ランプ」とは、以下の実施形態では発光ダイオード(LED)であるが、電球、蛍光灯、その他の全ての発光体を含む概念で使用する。
本発明によれば、ランプカバーに開口部を形成して操作ボタンを取り付けるので、操作ボタンを取り付けるための新たな部材を用いる必要がなく、コスト削減を図ることができる。
また、ランプ装置のランプ基板を利用して操作ボタンを配線したので、操作ボタンの配線のための基板を新たに設ける必要がなく、コスト削減を図ることができる。
さらにまた、操作ボタンを取り付けるための開口部のすぐ後にランプ基板が配置されるので、開口部から針金等が挿入されても、ランプ基板が壁となる。よって、ランプ基板の後方にアクセスしにくくなるので、不正行為を防止することができる。
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
なお、第1実施形態では、遊技機の1つとして、スロットマシン10を例に挙げて説明する。また、第2実施形態では、遊技機の他の1つとして、弾球遊技機200を例に挙げて説明する。さらにまた、度数記録媒体処理装置として、カード処理装置100を例に挙げて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の遊技機システム1を正面から見た外観図である。また、図2は、遊技機システム1を示すブロック図(電気的構成図)である。
遊技機システム1は、スロットマシン10と、カード処理装置100(本発明における度数記録媒体処理装置に相当するもの)とから構成されている。
図2において、スロットマシン10のメイン制御基板11は、役の抽選、リール31の駆動制御、入賞時の払出し等の遊技の進行を制御するための基板であり、演算等を行うCPU、遊技の進行に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
また、サブ制御基板12は、遊技中における演出の出力等を制御するものであり、メイン制御基板11と同様に、演算等を行うCPU、演出に必要なプログラム等を記憶しておくROM、CPUが各種の制御を行うときに取り込んだデータ等を一時的に記憶しておくRAM等を備える。
図1に示すように、スロットマシン10には、ベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42が設けられている。そして、図2に示すように、これらのベットスイッチ40、スタートスイッチ41、及びストップスイッチ42は、メイン制御基板11に電気的に接続されている。
ベットスイッチ40は、遊技者が貯留メダルを投入するときに操作するスイッチであって、その操作によって有効ラインが設定されるスイッチである。なお、メダル投入口43(図1参照)は、ベットスイッチ40と同様に、有効ラインを設定するために実際のメダルを投入する部分であり、メダル投入口43からのメダルの投入は、ベットスイッチ40の操作と同様のものである。
また、スタートスイッチ41は、リール31を始動させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらにまた、ストップスイッチ42は、3つのリール31に対応して3つ設けられ、対応するリール31を停止させるときに遊技者が操作するスイッチである。
さらに、図2に示すように、メイン制御基板11には、モータ32が電気的に接続されている。
モータ32は、リール31を回転させるためのものであり、リール31の回転中心部に連結され、メイン制御基板11によって制御される。
リール31は、リング状のものであって、その外周面には複数種類の図柄(役に対応する図柄の組合せを構成している図柄等)を印刷したリールテープを貼付したものである。
また、図1に示すように、スロットマシン10の前面部には、フロントパネル20が設けられているとともに、その一部に透明窓20aが設けられている。リール31は、この透明窓20aから見えるように並列に3つ設けられている。
さらにまた、図1に示すように、スロットマシン10には、上部ランプ装置50、サイドランプ装置60及び60A、スピーカ70、及び画像表示装置80等の演出出力機器が電気的に接続されている。
上部ランプ装置50は、スロットマシン10の筐体前面における上側に配置されており、サイドランプ装置60及び60Aは、それぞれ筐体前面における左右両側に配置されている。
上部ランプ装置50及びサイドランプ装置60、60Aは、スロットマシン10の演出用のランプであり、所定の条件を満たしたとき(例えば、演出出力時や役の入賞時等)に所定のパターンで点灯/点滅する。
なお、図示しないが、他のランプ装置として、各リール31の内周側に配置されたバックランプ装置等が設けられているが、図示を省略する。
また、スピーカ70は、遊技中に各種の演出を行うべく、所定の条件を満たしたときに、所定のサウンドを出力するものであり、図1に示すように、画像表示装置80の両側に設けられている。
さらにまた、画像表示装置80は、液晶画像表示装置やドットディスプレイ等からなるものであり、遊技中に各種の演出画像や所定の情報等を表示するものである。
さらにまた、サイドランプ装置60(本実施形態では、図1中、左側)には、メダルの貸出しを行うときに遊技者が操作する貸出しボタン61(図1中、上側)と、磁気カードの返却を行うときに遊技者が操作する返却ボタン62(図1中、下側)とが設けられている。
さらに、これらの貸出しボタン61及び返却ボタン62の右側であって、フロントパネル20の一部には、残度数表示部46が設けられている。残度数表示部46は、磁気カードの残度数を表示するためのものである。
また、スロットマシン10の前面下側端部には、メダル受け皿45が設けられており、そのすぐ上に、メダル払出し口44が設けられている。スロットマシン10から払い出されるメダルは、メダル払出し口44から払い出され、メダル受け皿45に貯留されるように形成されている。
また、図2に示すように、メイン制御基板11には、メダル払出し装置90が電気的に接続されている。メダル払出し装置90は、メダルを貯留しておくホッパーや、メダルを払い出すときの駆動源となるモータ等から構成されている。
さらにまた、図2に示すように、上部ランプ装置50の一部を構成する上部ランプ基板13と、サイドランプ装置60、60Aの一部を構成するサイドランプ基板14とが設けられている。
上部ランプ基板13及びサイドランプ基板14は、それぞれサブ制御基板12と電気的に接続されており、サブ制御基板12によって制御される。上部ランプ基板13及びサイドランプ基板14は、サブ制御基板12からの信号を受信して、それぞれランプを制御する。
さらに、サブ制御基板12には、画像表示制御基板15が電気的に接続されている。画像表示制御基板15は、演出のうち、画像表示を専門に担当する基板であり、画像表示装置80と電気的に接続されている。画像表示制御基板15は、例えば、画像表示に必要な演算を行うCPU、プログラムROM、制御用RAM、キャラクタROM、ビデオRAM、及び画像制御IC等を備える。画像表示制御基板15は、サブ制御基板12からの信号を受信して、その信号に基づいて画像表示装置80を制御する。
さらに、スロットマシン10には、中継基板(CRユニット用)16が設けられている。中継基板16は、スロットマシン10とカード処理装置100との間で通信を行うためのものである。中継基板16は、メイン制御基板11、及びカード処理装置100と電気的に接続されている。そして、メイン制御基板11から、中継基板16を経由してカード処理装置100に信号を送信することができるとともに、カード処理装置100から、中継基板16を経由してスロットマシン10(メイン制御基板11)に信号を送信することができるように構成されている。
また、中継基板16には、上述した残度数表示部46が電気的に接続されている。これにより、残度数表示部46の表示は、中継基板16によって制御される。
さらにまた、貸出しボタン61及び返却ボタン62は、サイドランプ基板14を経由して中継基板16と電気的に接続されており、貸出しボタン61や返却ボタン62が操作された(押された)信号は、中継基板16に入力される。
以上の構成からなるスロットマシン10において、遊技の開始時には、遊技者は、ベットスイッチ40を操作して予め貯留されたメダルを投入するか、又はメダル投入口43からメダルを投入し、スタートスイッチ41をオンする。スタートスイッチ41が操作されると、有効ラインが設定されるとともに、そのときに発生する信号がメイン制御基板11に入力される。メイン制御基板11は、この信号を受信すると、全てのモータ32を駆動制御して、全てのリール31を回転させるように制御する。このようにしてリール31がモータ32によって回転されることで、リール31上の図柄は、所定の速度で表示窓13内で上下方向に移動表示される。
そして、遊技者は、各ストップスイッチ42を押すことで各リール31の回転を停止させる。ストップスイッチ42が操作されると、そのときに発生する信号がメイン制御基板11に入力される。メイン制御基板11は、この信号を受信すると、そのストップスイッチ42に対応するモータ32を駆動制御して、そのモータ32に係るリール31の停止制御を行う。そして、全てのリール31の停止時に、有効ライン上に停止したリール31上の図柄の組合せが予め定められたいずれかの役の図柄の組合せと一致し、その役の入賞となったときは、成立役に応じてメダルの払出し等が行われる。
また、サブ制御基板12は、遊技中における各種の演出の出力を制御する。サブ制御基板12は、複数の演出パターンを記憶している。演出パターンは、当選役に応じて、それぞれ複数種類が設けられている。例えば、特別役(BBやRB等)当選時、小役当選時、リプレイ当選時、及び非当選時等ごとに、それぞれ複数種類の演出パターンが設けられている。
演出パターンは、遊技の進行に伴って、どのようなタイミングで(スタートスイッチ41の操作時や各ストップスイッチ42の操作時等)、どのような演出を出力するか(上部ランプ装置50及びサイドランプ装置60、60Aをどのように点灯、点滅又は消灯させるか、スピーカ70からどのようなサウンドを出力するか、及び画像表示装置80にどのような画像を表示させるか等)を定めたものである。
サブ制御基板12は、遊技ごとに、役の抽選結果に基づいて、いずれかの演出パターンを選択する。特に本実施形態では、遊技の開始時等に、役の抽選が行われた後、ソフトウェア乱数を用いた抽選によっていずれか1つの演出パターンを選択する。
そして、サブ制御基板12は、選択した演出パターンに従い、上部ランプ基板13、サイドランプ基板14、スピーカ70、及び画像表示制御基板15を制御することで、所定のタイミングで演出出力機器から演出を出力するように制御する。
次に、カード処理装置100について説明する。
図1に示すように、カード処理装置100は、スロットマシン10の左側に設けられている。そして、カード処理装置100の前面側には、紙幣挿入口101と、カード着脱口102とが設けられている。
紙幣挿入口101は、遊技者が遊技を開始するときに、メダルを借りるために、紙幣を挿入する部分である。
また、カード着脱口102は、遊技者が遊技を開始するときに磁気カードを挿入したり、遊技者が遊技を中止するときに磁気カードが返却される部分である。
また、図2に示すように、カード処理装置100の内部には、金額検知手段103と、カードリーダーライター104とが設けられている。
金額検知手段103は、紙幣挿入口101から挿入された紙幣を検知するとともに、併せて、投入された紙幣の額面(金額)を検知するものである。
また、カードリーダーライター104は、磁気カードに度数の情報(磁気データ)を書き込んだり、記録内容の更新等を行うものである。
上述したように、カード処理装置100は、スロットマシン10(具体的には、中継基板16)と電気的に接続されており、双方向通信が可能となっている。
先ず、カード処理装置100の紙幣挿入口101から紙幣が投入されると、金額検知手段103がそれを検知し、投入された金額の情報をスロットマシン10側に送信する。スロットマシン10の中継基板16は、この信号を受信すると、その金額に対応する残度数を、残度数表示部46に表示する。
ここで、本実施形態では、1度数あたり100円に設定されている。したがって、例えば1万円札が投入されたときは、残度数は「100」と表示される。
次に、残度数を有する状態で、貸出しボタン61が押されると、その信号は、サイドランプ基板14を経由して中継基板16に入力される。中継基板16は、この信号を受信すると、メイン制御基板11に送信する。メイン制御基板11は、その信号を受け取ると、メダル払出し装置90(のモータ)を駆動制御して、メダルを払い出す。
ここで、本実施形態では、貸出しボタン61が1回押されると、度数「10」に相当する分のメダルが払い出される。そして本実施形態では、1度数あたりメダル5枚に設定されている。したがって、貸出しボタン61が1回押されると、50枚のメダルが払い出される。
なお、本実施形態では、貸出しボタン61を1回押すと、50枚全てのメダルがメダル払出し口44から払い出されるように設定しているが、これに限らず、一部又は全部のメダルがスロットマシン10の内部に貯留されるように設定しても良い。貯留されたメダルの枚数は、貯留メダル表示部(図示せず)によって表示される。なお、貯留メダルの上限枚数は、例えば50枚に設定される。
そして、メダルの払い出しが行われると同時に、中継基板16は、残度数表示部46の表示を更新するように制御する。上記の例では、1万円札が投入されると、残度数が「100」と表示されるとともに、貸出しボタン61が1回操作されることで50枚のメダル(度数「10」に相当)が払い出されるので、残度数が「90」に更新される。
このようにして残度数が表示され、残度数が「0」となったときは、カード着脱口102から、残度数「0」の磁気カードを遊技者に返却しても良いが、本実施形態では、磁気カードの不正防止のため、残度数「0」の磁気カードは返却しないように設定している。
また、残度数を有する状態で返却ボタン62が操作されると、サイドランプ基板14を経由してその信号が中継基板16に入力される。中継基板16は、この信号を受信すると、現時点での残度数の情報をカード処理装置100に送信する。そして、カード処理装置100は、この情報を受信すると、カードリーダーライター104によって磁気カードに残度数の情報を書き込むとともに、その磁気カードをカード着脱口102から排出する。
さらにまた、残度数を有する磁気カードを保有する遊技者により、カード着脱口102から磁気カードが挿入されると、カードリーダーライター104によって残度数が読み取られ、その情報が中継基板16に送信される。中継基板16は、この情報に基づいて、残度数表示部46に残度数を表示する。
続いて、本実施形態のサイドランプ装置60の構造について説明する。図3は、サイドランプ装置60を分解して示す斜視図である。また、図4は、サイドランプ装置60を分解して示す側面図である。
図3及び図4に示すように、サイドランプ装置60は、貸出しボタン61と、返却ボタン62と、ランプカバー(レンズ)63と、サイドランプ基板14とから構成されている。
ランプカバー63は、白色半透明であって、断面が略凹状の縦長に形成されたものである。そして、フロントパネル20には、ランプカバー63がぴったりと嵌め込まれるための切欠き部21が形成されている。そして、ランプカバー63が切欠き部21にはめ込まれる。
また、ランプカバー63の下側には、図3に示すように、2つの開口部(貫通穴)63aが形成されている。そして、図4に示すように、この開口部63aの内部に、それぞれ貸出しボタン61及び返却ボタン62が(ほとんど隙間なく)配置される。
貸出しボタン61及び返却ボタン62は、それぞれ、外形が略円筒状に形成されるとともに、内部にスイッチング素子(図示せず)が設けられたものである。そして、貸出しボタン61及び返却ボタン62の下端に、前記スイッチング素子と電気的に接続されたハーネス64が取り付けられている。そして、2本のハーネス64の端部には、(オス)コネクタ65が取り付けられている。
サイドランプ基板14は、ネジ止めによって固定されている。そして、ランプカバー63が取り付けられると、サイドランプ基板14は、ランプカバー63に覆われる。また、サイドランプ基板14の前面側には、発光ダイオード14a(図3の例では9個)が実装されている。
さらにまた、サイドランプ基板14の前面側(遊技者側)においてその下端部には、接続端子である(メス)コネクタ(第1接続端子)14bが設けられている。そして、このコネクタ14bにコネクタ65を嵌合させることで(図4)、貸出しボタン61及び返却ボタン62とサイドランプ基板14とが電気的に接続される。
また、図4に示すように、サイドランプ基板14の裏面側においてその上端部には、接続端子であるコネクタ(第2接続端子)14cが設けられている。そして、コネクタ14bとコネクタ14cは、サイドランプ基板14に設けられた配線パターン(図示せず)により電気的に接続されている。さらにまた、コネクタ14cには、ハーネス67を有するコネクタ66が嵌合される。なお、ハーネス67の他端側には、コネクタ(図示せず)が設けられており、中継基板16に設けられたコネクタ(図示せず)に嵌合される。
以上より、貸出しボタン61及び返却ボタン62は、中継基板16と電気的に接続される。
これにより、貸出しボタン61及び返却ボタン62がオンされると、その信号がハーネス64を介してサイドランプ基板14に入力される。そして、ハーネス67から、外部(中継基板16)にその信号が出力される。
以上のようにして、本実施形態では、貸出しボタン61及び返却ボタン62の配線には、それ専用の基板を設けることなく、既存のサイドランプ基板14を利用しているので、部品点数を削減し、コスト低減を図ることができる。
次に、スロットマシン10の製造方法について説明する。
本実施形態では、貸出しボタン61及び返却ボタン62を有するスロットマシン10と、貸出しボタン61及び返却ボタン62を有さないスロットマシン10Aとの2種類を製造する。
そして、前者については、上述した通りである。
これに対し、後者の場合には、図5に示すように、ランプカバー63Aが用いられる。ランプカバー63Aは、開口部63aが形成されていない点でランプカバー63と異なる。それ以外の外形等は、ランプカバー63と同一である。よって、貸出しボタン61及び返却ボタン62を有さない場合には、そもそも開口部63aが設けられない。
ここで、貸出しボタン61及び返却ボタン62を有さないスロットマシン10Aに対して、ランプカバー63を用いると、開口部63aが存在してしまう。
そして、この開口部63aを目隠しするために、閉塞部材等を用いなければならなくなる。さらに、開口部63aが存在すると、閉塞部材を設けてもそれを取り外し、開口部63aからスロットマシン10Aの内部に針金等が挿入され、不正行為が行われるおそれがある。
そこで、本実施形態では、開口部63aを有さないランプカバー63Aを用いるようにした。
なお、ランプカバー63から貸出しボタン61及び返却ボタン62が取り外され、開口部63aからスロットマシン10の内部に針金等が挿入され、不正行為が行われるおそれがある。しかし、本実施形態では、開口部63aのすぐ後にサイドランプ基板14が壁のように配置されているので、このサイドランプ基板14のさらに後方に針金等を挿入することは極めて困難である。よって、貸出しボタン61及び返却ボタン62を設けた場合であっても不正行為を防止することができる。
また、貸出しボタン61及び返却ボタン62を有さないスロットマシン10Aについても、サイドランプ基板14を用い。スロットマシン10Aのサイドランプ基板14として、コネクタ14b、コネクタ14c及び両者を接続する配線があっても何ら問題はないからである。
ただし、図5に示すように、コネクタ14b、コネクタ14c、及び両者を接続する配線が設けられていないサイドランプ基板14Aを用いても良い。貸出しボタン61及び返却ボタン62を有さない場合には、これらは不要だからである。
なお、サイドランプ基板14の他にサイドランプ基板14Aを製造することが、かえってコスト高となってしまう場合には、上述のように、サイドランプ基板14のみを製造し、スロットマシン10と10Aとで共用すれば良い。
(第2実施形態)
続いて、第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の説明において、第1実施形態と共通する部分については、適宜説明を省略する。
図6は、第2実施形態の遊技機システム1’を示す正面図及び側面図である。また、図7は、遊技機システム1’を示すブロック図(電気的構成図)である。
図6において、弾球遊技機200は、遊技盤201と、遊技盤201を支持する枠体202とを備える。遊技盤201の前面側には、ガラス板203が配置されている。
遊技盤201の詳細は図示を省略するが、遊技盤201の外縁には、円弧状に形成されたガイドレールによって囲まれた遊技領域が設けられている。そして、この遊技領域には、各種の(複数の)入賞口231が設けられている。なお、図7では、入賞口231は、1つだけ図示している。
弾球遊技機200としては、種々の種類が挙げられるが、本実施形態では、デジタルパチンコ遊技機であり、遊技領域の中央部には、液晶画像表示装置等の画像表示装置233が設けられている。また、遊技領域には、入賞口231の1つとして、画像表示装置233の図柄を変動させるためのスタートチャッカー(図示せず)が設けられており、このスタートチャッカーに遊技球が入賞すると、大当たりか否かの抽選が行われるとともに、図柄表示装置233の図柄の変動を行う。そして、大当たりが否かに基づいて図柄が停止し、大当たりである場合には、例えば「777」等を表示する。大当たりになると、大当たり以外では閉鎖されていた大入賞口(入賞口231の1つ)が開放され、この大入賞口に遊技球が入賞することで、多くの遊技球の払出しが行われる。
また、図6に示すように、遊技盤201の下側には、上受け皿204が設けられ、さらにその下側に下受け皿205が設けられている。
上受け皿204は、払い出された遊技球が払い出された遊技球を貯留しておくとともに、遊技領域内に遊技球を発射するための発射装置206に供給するためのものである。上受け皿204に球技級が所定量満たされているときは、その後に払い出された遊技球は、下受け皿205に送られる。
発射装置206は、弾球遊技機200の前面側の右下部分に設けられ、遊技者が操作するハンドルを備える。遊技者は、このハンドルを、図1中、時計回りに回動させることで、遊技球を発射させる。発射装置206により発射された遊技球は、上述したガイドレール内をガイドレールに沿って遊技領域内に送られる。
また、遊技領域の下側には、第1実施形態の残度数表示部46に相当する残度数表示部207が設けられている。
さらにまた、遊技領域の上側には、上部ランプ装置214(第1実施形態の上部ランプ装置50に相当するもの)が設けられている。さらに、遊技領域の左右両側には、サイドランプ装置210、210A(第1実施形態におけるサイドランプ装置60及び60Aに相当するもの)が設けられている。
そして、サイドランプ装置210は、貸出しボタン211(第1実施形態における貸出しボタン61に相当するもの)と、返却ボタン212(第1実施形態における返却ボタン62に相当するもの)と、ランプカバー213(第1実施形態におけるランプカバー63に相当するもの)と、サイドランプ基板224(第1実施形態におけるサイドランプ基板14に相当するもの)とから構成されている。なお、サイドランプ装置210Aは、貸出しボタン210及び返却ボタン212が設けられていないものであり、第1実施形態のサイドランプ装置60Aに相当する。
そして、第1実施形態のサイドランプ装置60と同様に、ランプカバー213の一部に、開口部が2箇所形成され、この開口部内に、貸出しボタン211及び返却ボタン212が配置されている。また、第1実施形態と同様に、ランプカバー213の内部(背後)にサイドランプ基板224が配置される。よって、ランプカバー213の開口部のすぐ後にサイドランプ基板224が配置されているので、第1実施形態と同様に不正行為を防止することができる。
また、貸出しボタン211及び返却ボタン212は、第1実施形態と同様の構造で、サイドランプ基板224と電気的に接続される。
図7において、カード処理装置100は、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
また、メイン制御基板221、サブ制御基板222、上部ランプ基板223、サイドランプ基板224、及び画像表示制御基板225は、それぞれ、第1実施形態におけるメイン制御基板11、サブ制御基板12、上部ランプ基板13、サイドランプ基板14、画像表示制御基板15に相当するものである。
さらにまた、メイン制御基板221には、入賞センサ232が電気的に接続されている。入賞センサ232は、全ての入賞口231にそれぞれ設けられ、入賞口231に遊技球が入賞したことを検知するセンサであり、遊技球が入賞センサ232によって検知されると、その信号がメイン制御基板221に送信される。
さらに、払出し制御基板226は、遊技球の払出しを制御するための基板であり、メイン制御基板221と双方向通信が可能に形成されている。
また、遊技球払出し装置接続端子板(中継基板)227は、第1実施形態の中継基板16に相当するものであり、払出し制御基板226と双方向通信が可能に形成されている。さらにまた、遊技球払出し装置接続端子板227は、カード処理装置100と双方向の通信が可能に形成されている。さらに、遊技球払出し装置接続端子板227は、遊技球払出し装置208と電気的に接続され、遊技球払出し装置208を駆動制御する。
また、遊技球払出し装置接続端子板227には、残度数表示部207が電気的に接続されており、残度数表示部207の表示は、遊技球払出し装置接続端子板227によって制御される。
さらにまた、上述した発射装置206は、メイン制御基板221と電気的に接続され、メイン制御基板221によって駆動制御される。さらに、スピーカ234は、第1実施形態におけるスピーカ70と同様のものであり、サブ制御基板222に電気的と接続され、サブ制御基板222によって制御される。
さらに、画像表示装置233は、画像表示制御基板225と電気的に接続され、画像表示制御基板225によって制御される。
さらに、上部ランプ装置214の一部を構成する上部ランプ基板223(第1実施形態の上部ランプ基板13に相当するもの)、及びサイドランプ装置210、210Aの一部を構成するサイドランプ基板224(第1実施形態のサイドランプ基板14に相当するもの)は、サブ制御基板222に電気的に接続され、サブ制御基板222によって点灯/点滅が制御される。
また、サイドランプ基板224と、遊技球払出し装置接続端子板227とが電気的に接続されている。これにより、第1実施形態と同様に、貸出しボタン211又は返却ボタン212が操作されると、その信号は、サイドランプ基板224を経由して遊技球払出し装置接続端子板227に入力される。
第2実施形態において、カード処理装置100の紙幣挿入口101から紙幣が投入されると、金額検知手段103がそれを検知し、投入された金額の情報を弾球遊技機200側に送信する。弾球遊技機200の遊技球払出し装置接続端子板227がこの信号を受信すると、その金額に対応する残度数を、残度数表示部207に表示する。
ここで、第2実施形態では、第1実施形態と同様に、1度数あたり100円に設定されている。したがって、例えば1万円札が投入されたときは、残度数は「100」と表示される。
次に、残度数を有する状態で、貸出しボタン211が押されると、その信号は、サイドランプ基板224を経由して遊技球払出し装置接続端子板227に入力される。遊技球払出し装置接続端子板227は、この信号を受信すると、遊技球払出し装置208を駆動制御して、遊技球を払い出す。
ここで、第2実施形態では、貸出しボタン211が1回押されると、度数「5」に相当する分の遊技球が払い出される。そして本実施形態では、1度数あたりの遊技球は25個に設定されている。したがって、貸出しボタン211が1回押されると、125個の遊技球が払い出される。
そして、遊技球の払い出しが行われると同時に、遊技球払出し装置接続端子板227は、残度数表示部207の表示を更新するように制御する。残度数が「100」と表示されている状態において、貸出しボタン211が1回操作されることで125個の遊技球(度数「5」に相当する分)が払い出されたときは、残度数が「95」に更新される。
また、残度数を有する状態で返却ボタン212が操作されると、サイドランプ基板224を経由してその信号が遊技球払出し装置接続端子板227に入力される。遊技球払出し装置接続端子板227は、この信号を受信すると、現時点での残度数の情報を、カード処理装置100に送信する。そして、カード処理装置100は、この情報を受信すると、カードリーダーライター104によって磁気カードに残度数の情報を書き込むとともに、その磁気カードをカード着脱口102から排出する。
さらにまた、残度数を有する磁気カードを保有する遊技者により、カード着脱口102から磁気カードが挿入されると、カードリーダーライター104によって残度数が読み取られ、その情報が遊技球払出し装置接続端子板227に送信される。遊技球払出し装置接続端子板227は、この情報に基づいて、残度数表示部207に残度数を表示する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、以下のような種々の変形が可能である。
(1)カード処理装置100は、スロットマシン10、弾球遊技機200の正面(遊技者側)から見て左側に設けたが、右側に設けても良い。あるいは、スロットマシン10、弾球遊技機200の上部に設けても良い。
(2)貸出しボタン61、返却ボタン62は、縦に並べて配置したが、これに限らず、横に並べて配置しても良い。ただし、縦に並べて配置することで、縦長のランプカバー63からはみ出すことなく配置することができる。第2実施形態についても同様である。
(3)第1実施形態では、貸出しボタン61及び返却ボタン62をフロントパネル20の左側に設け、第2実施形態では、貸出しボタン211及び返却ボタン212を遊技領域の右側に設けた。このように、貸出しボタン及び返却ボタンは、遊技機の左側、右側、上側、下側のどの位置に設けても良い。
(4)第1実施形態において、貸出しボタン61及び返却ボタン62は、上部ランプ装置50に設けても良い。すなわち、上部ランプ装置50のランプカバーに開口部を設け、この開口部内に貸出しボタン61及び返却ボタン62を配置する。そして、上部ランプ基板13と貸出しボタン61及び返却ボタン62とを電気的に接続するとともに、上部ランプ基板13と中継基板16とを電気的に接続することで、貸出しボタン61及び返却ボタン62の信号が中継基板16に入力されるようにすれば良い。第2実施形態についても同様である。
(5)第1実施形態において、貸出しボタン61のみをスロットマシン10に設け、返却ボタン62については、カード処理装置100側に設けても良い。第2実施形態についても同様である。
(6)本実施形態では、残度数表示部46、207は、それぞれスロットマシン10、弾球遊技機200に設けたが、これに限らず、カード処理装置100に設けても良い。
(7)本実施形態では、度数記録媒体として、磁気カードを例に挙げて説明したが、これに限らず、度数記録媒体としては、磁気カード以外に、ICカード、光記録カード、又はICコイン(コイン状に形成されたものの内部にICを配置したもの)等が挙げられ、これらについても本発明を適用することができる。すなわち、本発明は、度数記録媒体が磁気カードに設定されるものではなく、度数記録媒体処理装置は、実施形態であるカード処理装置100に限定されるものではない。
第1実施形態の遊技機システムを正面から見た外観図である。 第1実施形態の遊技機システムを示すブロック図(電気的構成図)である。 貸出しボタン及び返却ボタンを有するサイドランプ装置を分解して示す斜視図である。 サイドランプ装置を分解して示す側面図である。 貸出しボタン及び返却ボタンを有さないサイドランプ装置を分解して示す斜視図である。 第2実施形態の遊技機システムを示す正面図及び側面図である。 第2実施形態の遊技機システムを示すブロック図(電気的構成図)である。
符号の説明
1、1’ 遊技機システム
10 スロットマシン
11 メイン制御基板
12 サブ制御基板
13 上部ランプ基板
14、14A サイドランプ基板
14b コネクタ(接続端子)
14c コネクタ(接続端子)
14a 発光ダイオード
15 画像表示制御基板
16 中継基板
20 フロントパネル
20a 表示窓
21 切欠き部
31 リール
32 モータ
40 ベットスイッチ
41 スタートスイッチ
42 ストップスイッチ
43 メダル投入口
46 残度数表示部
50 上部ランプ装置
60、60A、 サイドランプ装置
61 貸出しボタン
62 返却ボタン
63 ランプカバー
70 スピーカ
80 画像表示装置
90 メダル払出し装置
100 カード処理装置
101 紙幣挿入口
102 カード着脱口
103 金額検知手段
104 カードリーダーライター
200 弾球遊技機
201 遊技盤
202 枠体
203 ガラス板
204 上受け皿
205 下受け皿
206 発射装置
207 残度数表示部
208 遊技球払出し装置
210、210A サイドランプ装置
211 貸出しボタン
212 返却ボタン
213 ランプカバー
221 メイン制御基板
222 サブ制御基板
223 上部ランプ基板
224 サイドランプ基板
225 画像表示制御基板
226 払出し制御基板
227 遊技球払出し装置接続端子板
231 入賞口
232 入賞センサ
233 画像表示装置
234 スピーカ

Claims (7)

  1. 抽選手段を有するとともに、遊技の進行を制御するメイン制御基板と、
    前記メイン制御基板と電気的に接続され、遊技媒体の払出しを行う遊技媒体払出し装置と、
    筐体の前面側の所定位置に設けられ、演出のために点灯又は点滅するランプ装置と、
    遊技媒体を貸し出すときに遊技者によって操作される操作ボタンと
    を備える遊技機であって、
    前記ランプ装置は、
    ランプを実装したランプ基板と、
    前記ランプ基板の前面側に配置され、前記ランプ基板を覆うランプカバーと
    を備え、
    前記ランプカバーの一部には、開口部が形成され、
    前記開口部内に前記操作ボタンが配置され、
    前記開口部の後方に前記ランプ基板が位置することで、前記開口部から前記ランプ基板の後方にアクセスできないようにし、
    前記ランプ基板は、
    前記操作ボタンと電気的に接続され、前記操作ボタンの信号が入力される第1接続端子と、
    前記第1接続端子から入力された信号を前記ランプ基板の外部に出力するための第2接続端子と
    を備え、
    前記メイン制御基板と前記第2接続端子とが、直接に又は他の中継基板を介して電気的に接続され、
    前記メイン制御手段は、前記操作ボタンの信号を受信したときは、前記遊技媒体払出し装置を駆動制御して、所定数の遊技媒体を払い出すように制御する
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記第1接続端子は、前記ランプ基板の一方端側に設けられ、
    前記第2接続端子は、前記ランプ基板の他方端側に設けられている
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 遊技機と、
    前記遊技機と電気的に接続され、遊技媒体の貸出し可能な度数を記録した度数記録媒体を処理するための度数記録媒体処理装置と
    を含む遊技機システムであって、
    前記遊技機は、
    抽選手段を有するとともに、遊技の進行を制御するメイン制御基板と、
    前記メイン制御基板と電気的に接続され、遊技媒体の払出しを行う遊技媒体払出し装置と、
    筐体の前面側の所定位置に設けられ、演出のために点灯又は点滅するランプ装置と、
    遊技媒体を貸し出すときに遊技者によって操作される操作ボタンと
    を備え、
    前記ランプ装置は、
    ランプを実装したランプ基板と、
    前記ランプ基板の前面側に配置され、前記ランプ基板を覆うランプカバーと
    を備え、
    前記ランプカバーの一部には、開口部が形成され、
    前記開口部内に前記操作ボタンが配置され、
    前記開口部の後方に前記ランプ基板が位置することで、前記開口部から前記ランプ基板の後方にアクセスできないようにし、
    前記ランプ基板は、
    前記操作ボタンと電気的に接続され、前記操作ボタンの信号が入力される第1接続端子と、
    前記第1接続端子から入力された信号を前記ランプ基板の外部に出力するための第2接続端子と
    を備え、
    前記メイン制御基板と前記第2接続端子とが、直接に又は他の中継基板を介して電気的に接続され、
    前記メイン制御手段は、前記操作ボタンの信号を受信したときは、前記遊技媒体払出し装置を駆動制御して、所定数の遊技媒体を払い出すように制御し、
    前記度数記録媒体処理装置は、
    紙幣挿入口と、
    前記紙幣挿入口から投入された紙幣の金額を検知する金額検知手段と
    を備え、
    前記金額検知手段によって検知された金額の情報を、前記遊技機の前記メイン制御基板に送信し、
    前記メイン制御基板は、
    前記遊技機の前面側に設けられ、貸出し可能な遊技媒体の度数を表示する度数表示部と電気的に接続され、
    前記金額の情報を受信したときは、前記金額に相当する遊技媒体の度数を前記度数表示部に表示する
    ことを特徴とする遊技機システム。
  4. 請求項3に記載の遊技機システムにおいて、
    前記操作ボタンは、
    遊技媒体を貸し出すときに遊技者によって操作される第1操作ボタンと、
    度数記録媒体を遊技者に返却するときに遊技者によって操作される第2操作ボタンとを備え、
    前記メイン制御手段は、前記第2操作ボタンが操作された旨の信号を受信したときは、その旨の信号を前記度数記録媒体処理装置に送信し、
    前記度数記録媒体処理装置は、前記第2操作ボタンが操作された旨の信号を受信したときは、その時点での遊技媒体の度数を前記度数記録媒体に書き込んだ後、その度数記録媒体を所定の返却口から返却するように制御する
    ことを特徴とする遊技機システム。
  5. 抽選手段を有するとともに、遊技の進行を制御するメイン制御基板と、
    前記メイン制御基板と電気的に接続され、遊技媒体の払出しを行う遊技媒体払出し装置と、
    筐体の前面側の所定位置に、演出のために点灯又は点滅するランプ装置と
    を備える遊技機であって、
    遊技媒体を貸し出すときに遊技者によって操作される操作ボタンを設ける遊技機と、前記操作ボタンを設けない遊技機とを製造する製造方法であって、
    前記ランプ装置は、
    ランプを実装したランプ基板と、
    前記ランプ基板の前面側に配置され、前記ランプ基板を覆うランプカバーと
    を備え、
    前記操作ボタンを設ける遊技機においては、
    一部に開口部が形成された前記ランプカバーを用いるとともに、その開口部内に前記操作ボタンを配置し、
    前記開口部の後方には前記ランプ基板が位置することで、前記開口部から前記ランプ基板の後方にアクセスできないようにし、
    前記操作ボタンを設けない遊技機においては、前記開口部が形成されていない前記ランプカバーを用い、
    前記操作ボタンを設ける遊技機に用いる前記ランプ基板は、
    前記操作ボタンと電気的に接続され、前記操作ボタンの信号が入力される第1接続端子と、
    前記第1接続端子から入力された信号を前記ランプ基板の外部に出力するための第2接続端子と
    を備え、
    前記メイン制御基板と前記第2接続端子とを、直接に又は他の中継基板を介して電気的に接続する
    ことを特徴とする遊技機の製造方法。
  6. 請求項5に記載の遊技機の製造方法において、
    前記操作ボタンを設ける遊技機と、前記操作ボタンを設けない遊技機とで、前記第1接続端子及び前記第2接続端子を有する共通の前記ランプ基板を用いる
    ことを特徴とする遊技機の製造方法。
  7. 請求項5に記載の遊技機の製造方法において、
    前記第1接続端子及び前記第2接続端子を有する第1ランプ基板と、
    前記第1接続端子及び前記第2接続端子を有さない第2ランプ基板と
    の2種類を設け、
    前記操作ボタンを設ける遊技機においては、前記第1ランプ基板を用い、
    前記操作ボタンを設けない遊技機においては、前記第2ランプ基板を用いる
    ことを特徴とする遊技機の製造方法。
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