JP2009077888A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】右利きおよび左利きいずれの遊技者であっても、操作し易い遊技機を提供する。
【解決手段】遊技媒体を用いて、所定の入力に応じて遊技を開始し、抽籤を実行し、抽籤結果および所定の入力に応じて遊技を実行し、遊技の実行結果に応じて遊技価値を付与する遊技機であって、キャビネット2と、キャビネット2の操作側に着接自在に設けられ、着接により第1姿勢または第2姿勢でキャビネット2の操作側に着接されるベース100と、ベース100に設けられ、遊技に関する入力を入力する遊技入力手段(1−BETボタン11、最大BETボタン12、C/Pボタン14、スタートレバー6、メダル投入口22等)とを有し、遊技入力手段は、第1姿勢における遊技入力手段の位置と第2姿勢における遊技入力手段の位置とが、筐体の操作側から視て左右対称となるようにベース100に配置されている。
【選択図】図1
【解決手段】遊技媒体を用いて、所定の入力に応じて遊技を開始し、抽籤を実行し、抽籤結果および所定の入力に応じて遊技を実行し、遊技の実行結果に応じて遊技価値を付与する遊技機であって、キャビネット2と、キャビネット2の操作側に着接自在に設けられ、着接により第1姿勢または第2姿勢でキャビネット2の操作側に着接されるベース100と、ベース100に設けられ、遊技に関する入力を入力する遊技入力手段(1−BETボタン11、最大BETボタン12、C/Pボタン14、スタートレバー6、メダル投入口22等)とを有し、遊技入力手段は、第1姿勢における遊技入力手段の位置と第2姿勢における遊技入力手段の位置とが、筐体の操作側から視て左右対称となるようにベース100に配置されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、遊技媒体を用いて遊技を行うスロットマシンやパチンコ等の遊技機に関する。
従来、パチスロ遊技機には、正面の表示窓内に複数の図柄を表示する回転リールが備えられている。遊技者がコインやメダル等の遊技媒体を遊技機に投入し、スタートレバーを操作すると、各リールを回転させることにより、図柄を変動表示させ、遊技者が停止ボタンを押下することにより、各リールの回転を順次停止させる。このとき、表示窓内に現れた各リールの図柄が所定の組合せ(入賞図柄)になった場合にコイン、メダル等の遊技媒体を払出すことで遊技者に利益が付与されるものである。
遊技機の筐体の操作側(例えば、正面)には、遊技に関する入力を入力する遊技入力手段としてのメダルを投入する投入口が筐体の操作側から視て右側に設けられている。遊技入力手段としてのスタートレバーが筐体の操作側から視て左側に設けられている。遊技入力手段としての停止ボタンが筐体の操作側に設けられている。
特許文献1には、筐体の操作側に、遊技入力手段としてのメダル投入口が筐体の操作側から視て右側および左側に設けられた遊技機が開示されている。特許文献2には、筐体の操作側に、遊技入力手段としての操作スイッチが4つ設けられており、操作スイッチのいずれか1つをスタートレバーにし、他の操作スイッチを停止ボタンとする選択手段が設けられた遊技機が開示されている。
ところで、メダル投入口、スタートレバー、停止ボタン、およびBETボタン等遊技に関する入力を入力する遊技入力手段の配置について、右利きの遊技者用に配置されることが一般的であり、左利きの遊技者にとって操作しにくいという問題が知られている。
本発明の目的は、右利きおよび左利きいずれの遊技者であっても、操作し易い遊技機を提供することである。
本発明に係る遊技機は、遊技媒体を用いて遊技を行うスロットマシンやパチンコ等の遊技機に関する。そして、本発明に係る遊技機は、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有している。すなわち、本発明の遊技機は以下の特徴を単独で、もしくは、適宜組み合わせて備えている。
上記目的を達成するための本発明に係る遊技機における第1の特徴は、遊技媒体を用いて、所定の入力に応じて遊技を開始し、抽籤を実行し、該抽籤結果および所定の入力に応じて遊技を実行し、遊技の実行結果に応じて遊技価値を付与する遊技機であって、筐体と、前記筐体の操作側に着接自在に設けられ、該着接により第1姿勢または第2姿勢で前記筐体の操作側に着接されるベースと、前記ベースに設けられ、前記遊技に関する入力を入力する遊技入力手段とを有し、前記遊技入力手段は、前記第1姿勢における該遊技入力手段の位置と前記第2姿勢における該遊技入力手段の位置とが、前記筐体の操作側から視て左右対称となるように前記ベースに配置されていることである。
この構成によると、遊技に関する入力を入力する遊技入力手段は、ベースに設けられている。ベースは、筐体の操作側に着接自在に設けられており、着接により第1姿勢または第2姿勢で筐体の操作側に着接される。遊技入力手段は、第1姿勢における遊技入力手段の位置と第2姿勢における遊技入力手段の位置とが、筐体の操作側から視て、左右対称となるようにベースに配置されている。
したがって、第1姿勢における遊技入力手段の位置と第2姿勢における遊技入力手段の位置とが、筐体の操作側から視て左右対称となるように遊技入力手段がベースに配置されているため、遊技者は、ベースを筐体の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、遊技入力手段を筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。
したがって、第1姿勢における遊技入力手段の位置と第2姿勢における遊技入力手段の位置とが、筐体の操作側から視て左右対称となるように遊技入力手段がベースに配置されているため、遊技者は、ベースを筐体の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、遊技入力手段を筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。
また、本発明に係る遊技機における第2の特徴は、前記遊技に関する入力を入力する第1の遊技入力手段と、前記第1の遊技入力手段の入力と同一の入力を入力する第2の遊技入力手段と、を有し、前記ベースは、前記第1の遊技入力手段が設けられる第1の配置部と、前記第2の遊技入力手段が設けられ、前記第2姿勢において、前記第1姿勢における前記第1の配置部と同位置となる第2の配置部と、を備えており、前記第1姿勢における前記第1の遊技入力手段の位置と前記第2姿勢における前記第2の遊技入力手段の位置とが、前記筐体の操作側から視て左右対称となるように、前記第1の遊技入力手段は前記第1の配置部に配置されると共に、前記第2の遊技入力手段は前記第2の配置部に配置されていることである。
この構成によると、ベースは、第1の配置部と、第2の配置部を備えており、第1の配置部には、遊技に関する入力を入力する第1の遊技入力手段が設けられ、第2の配置部には、第1の遊技入力手段の入力と同一の入力を入力する第2の遊技入力手段が設けられている。第1姿勢における第1の配置部と第2の姿勢における第2の配置部との位置が同位置となる。第1姿勢における第1の遊技入力手段の位置と第2姿勢における第2の遊技入力手段の位置とが、筐体の操作側から視て左右対称となるように、第1の遊技入力手段は第1の配置部に配置され、第2の遊技入力手段は第2の配置部に配置されている。
したがって、遊技者は、ベースを筐体の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、同一の入力を入力する遊技入力手段を筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。また、2つの遊技入力手段が設けられたことにより、遊技入力手段が指向性を有するものであっても遊技入力手段を適切な向きで配置させることができる。
したがって、遊技者は、ベースを筐体の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、同一の入力を入力する遊技入力手段を筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。また、2つの遊技入力手段が設けられたことにより、遊技入力手段が指向性を有するものであっても遊技入力手段を適切な向きで配置させることができる。
また、本発明に係る遊技機における第3の特徴は、前記ベースは、前記筐体の操作側から視て前後方向である中心軸を中心に回動自在に設けられており、前記第2の配置部は、前記第1の配置部と、前記回動軸を介して対向しており、前記第2の遊技入力手段は、前記第1の遊技入力手段と対向する位置に配置されていることである。
この構成によると、ベースは中心軸を中心に回動自在であり、第1の配置部と第2の配置部は、中心軸を介して対向しているため、ベースが中心軸中心に180度回動されると、第1姿勢における第1の配置部と第2姿勢における第2の配置部との位置が同位置となる。第1の遊技入力手段と第2の遊技入力手段とは対向しており、ベースが筐体の操作側から視て前後方向である中心軸を中心に180度回動されると、第1姿勢における第1の遊技入力手段の位置と第2姿勢における第2の遊技入力手段の位置とが、筐体の操作側から視て左右対称となる。
したがって、ベースが中心軸中心に180度回動されることにより、ベースを幅方向に大きくでき、併せて配置部もベースの幅方向に大きくできるため、より多くの遊技入力手段を設けることができる。また、ベースを中心軸中心に回動させることにより、回動前後のおける筐体の操作側とベースがずれないように、遊技入力手段を筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。
したがって、ベースが中心軸中心に180度回動されることにより、ベースを幅方向に大きくでき、併せて配置部もベースの幅方向に大きくできるため、より多くの遊技入力手段を設けることができる。また、ベースを中心軸中心に回動させることにより、回動前後のおける筐体の操作側とベースがずれないように、遊技入力手段を筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。
また、本発明に係る遊技機における第4の特徴は、前記第1の遊技入力手段は、前記遊技媒体を前記筐体内部に送入する第1の送入口であり、前記第2の遊技入力手段は、前記遊技媒体を前記筐体内部に送入する第2の送入口であって、前記ベースに備えられ、前記第1の送入口から送入された前記遊技媒体を前記筐体内部に向かって連絡する第1の連絡路と、前記ベースに備えられ、前記第2の送入口から送入された前記遊技媒体を前記筐体内部に向かって連絡する第2の連絡路と、前記筐体に備えられ、前記第1姿勢において前記第1の連絡路と連絡され、前記第2姿勢において前記第2の連絡路と連絡され、前記遊技媒体を前記筐体内部に送入する筐体側送入路と、を有することである。
この構成によると、ベースは、第1の配置部と、第2の配置部を備えており、第1の配置部には、遊技媒体を筐体内部に送出する第1の送入口が設けられ、第2の配置部には、遊技媒体を筐体内部に送出する第2の送入口が設けられている。第1姿勢における第1の配置部と第2の姿勢における第2の配置部との位置が同位置となる。第1姿勢における第1の送入口の位置と第2姿勢における第2の送入口の位置とが、筐体の操作側から視て左右対称となるように、第1の送入口は第1の配置部に配置され、第2の送入口は第2の配置部に配置されている。第1姿勢においては、第1の送入口から送入された遊技媒体を筐体内部に向かって連絡する第1の連絡路と、遊技媒体を筐体内部に送入する筐体側送入路とが連絡される。第2姿勢においては、第2の送入口から送入された遊技媒体を筐体内部に向かって連絡する第2の連絡路と、遊技媒体を筐体内部に送入する筐体側送入路とが連絡される。
したがって、ベースを筐体の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接され、送入口が、筐体の操作側から視て左の位置および右の位置に配置させた場合であっても、確実に遊技媒体を筐体内部に送入することができる。
したがって、ベースを筐体の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接され、送入口が、筐体の操作側から視て左の位置および右の位置に配置させた場合であっても、確実に遊技媒体を筐体内部に送入することができる。
(実施形態1)
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図8に基づいて以下に説明する。
本発明の第1の実施の形態を図1ないし図8に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作により変動表示を停止可能に構成されている。なお、遊技機は、コインやメダル、遊技球、トークン等の他、遊技者に付与された、もしくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、遊技媒体及び遊技価値をメダルとして説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成している筐体としてのキャビネット2の正面には、画像表示手段としての液晶表示装置5が設置されている。液晶表示装置5は、後述する3個のリール3L・3C・3Rと同期する疑似リール(図示せず)や、キャラクタ等による演出画像等を表示することが可能となっている。
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成している筐体としてのキャビネット2の正面には、画像表示手段としての液晶表示装置5が設置されている。液晶表示装置5は、後述する3個のリール3L・3C・3Rと同期する疑似リール(図示せず)や、キャラクタ等による演出画像等を表示することが可能となっている。
液晶表示装置5の下方には、斜め上方に開口したリール表示窓2aが形成されている。そして、リール表示窓2aの奥には、図柄表示手段としての3個のリール3L・3C・3Rが設けられている。3個のリール3L・3C・3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7」、「青7」、「チェリー」、「ベル」、「スイカ」及び「Replay」の図柄からなっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)のボーナスが成立する入賞態様を意味する。
リール3L・3C・3Rの各図柄は、図1に示すように、キャビネット2の正面から縦方向に3つずつ、合計9つの図柄が視認できるようになっている。また、視認可能な9つの図柄の停止位置に対応して、5本の入賞ラインが設定されている。即ち、上下方向に3つ並ぶ図柄を水平に横切るトップライン、センターライン及びボトムライン、斜め方向に横切るクロスダウンライン、クロスアップラインが設けられている。これら各入賞ラインは、遊技者に視認可能に表示してもよいし、表示しなくてもよい。
これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、最大BETボタン12を操作すること、或いはメダル投入口22にメダルを投入することにより、1枚賭け時は1本(センターラインのみ)、2枚賭け時(1−BETボタン11を2回操作(押圧)又は、メダルを2枚投入)は3本(センターラインに加え、トップライン、ボトムライン)、最大枚数(本実施例では3枚)賭け時は5本(2枚賭け時の3本に加え、クロスダウンライン、クロスアップライン)が有効化される。入賞ラインは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組み合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。以下の説明において、有効化された入賞ラインを有効ラインと言う場合がある。
リール表示窓2aの左側には、払出枚数及びクレジット数を表示する表示部17が設けられている。表示部17は、7セグメント表示器からなり、最大4桁の数値が表示される。そして、左側2桁部分には、貯留されているメダルの枚数(クレジット数)が表示され、右側2桁部分には、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示される。
表示部17の右側には、メダル投入ランプ18、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cが設けられている。メダル投入ランプ18は、メダルの投入が受け付け可能であるときに点滅する。なお、一のゲームは、全てのリールが停止したとき、又は、メダルの払い出しが行われる場合には、メダルが払い出されたときに終了する。
また、表示部17の左側には、遊技開始表示ランプ19及びリプレイランプ20が設けられている。遊技開始表示ランプ19は、入賞ラインの少なくとも1本が有効化されたときに点灯する。リプレイランプ20は、後述の「リプレイ」に入賞したときに点灯する。即ち、リプレイランプ20が点灯している場合は、メダルを投入することなく、ゲームを開始できる。
リール表示窓2a及び表示部17の下方には、水平面を有する台座部10が形成されている。台座部10の前面部には、キャビネット2の前後方向を軸とする回動軸101が設けられており、ベース100は、回動軸101を介して、軸Lを中心軸として回動自在に設けられ、台座部10の前面部(筐体の操作側)に着接自在に設けられている。ベース100は、第1姿勢で台座部10の前面部に着接されるとともに、回動軸101を介して、軸Lを中心に180度回動させた姿勢を第2姿勢として台座部10の前面部に着接される。回動軸101はキャビネット2の後方向に向かって付勢手段たるバネで付勢されており、ベース100は、回動軸101を介してキャビネット2に着接するように付勢力が働いている。
第1姿勢におけるベース100の上面部(第1の配置部111)の左寄りには、1−BETボタン11a及び最大BETボタン12aが設けられている。1−BETボタン11aは、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とし、2回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETボタン12aは、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数(本実施例では、3枚)をゲームへの賭け枚数とする。このBETボタン11・12を操作することで、上述の入賞ラインが有効化されるようになっている。第2姿勢におけるベース100の上面部(第2の配置部112)の右寄りには、1−BETボタン11b及び最大BETボタン12bが設けられている。BETボタン11・12は、第1姿勢におけるBETボタン11・12の位置と第2姿勢におけるBETボタン11・12の位置とが筐体の操作側から視て左右対称となるように、配置されている。1−BETボタン11bは、1−BETボタン11aと同様、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とし、2回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETボタン12bは、最大BETボタン12aと同様、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数(本実施例では、3枚)をゲームへの賭け枚数とする。すなわち、1−BETボタン11bは1−BETボタン11aの遊技に関する入力と同一の入力を入力し、最大BETボタン12bは最大BETボタン12aの遊技に関する入力と同一の入力を入力する。
また、第1姿勢におけるベース100の前面部の左寄りには、遊技者が遊技で獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算ボタン14(以下、C/Pボタン14と言う)が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部に設けられたメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、遊技機1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM33等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
ベース100の第1姿勢においてC/Pボタン14の右側には、遊技者の操作によりリール3L・3C・3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。第1姿勢におけるベース100の前面部中央には、3個のリール3L・3C・3Rの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
第1姿勢におけるベース100の上面部(第1の配置部111)の右側には、メダルCをキャビネット2の内部に送入する送入口としてのメダル投入口22aが設けられている。さらに、キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられ、スピーカ21L・21Rの間にはLEDランプ29が設けられており、遊技状態に応じた演出に伴い、点滅等するようになっている。さらに、正面下部のメダル払出口15の右側にもスピーカ21Bが設けられている。第2姿勢におけるベース100の上面部(第2の配置部112)の左側にはメダル投入口22bが設けられている。メダル投入口22は、第1姿勢におけるメダル投入口22aの位置と第2姿勢におけるメダル投入口22bの位置とが筐体の操作側から視て左右対称となるように、配置されている。
(べース100の構造)
図2は、ベース100を示す図である。図2の(a)は、筐体の操作側(前方)から視た第1姿勢におけるベース100を示す正面図である。
図2は、ベース100を示す図である。図2の(a)は、筐体の操作側(前方)から視た第1姿勢におけるベース100を示す正面図である。
第1姿勢におけるベース100は、ベース100の中心軸としての回動軸101と、第1姿勢における上面部(第1の配置部111)と、第1姿勢における下面部(第2の配置部112)とを有しており、第1の配置部111と第2の配置部112とは、回動軸101を介して互いに対向している。よって、ベース100の中心軸を回動軸101とし、第1の配置部111と第2の配置部112とが回動軸101を介して対向することにより、ベース100を180度回動させると、第1姿勢における第1の配置部111の位置と第2姿勢における第2の配置部112の位置とを同位置とすることができる。
第1姿勢における第1の配置部111には、キャビネット2の上下方向の面M(以下、単に面Mという)の左寄りに、第1の遊技入力手段としての1−BETボタン11aおよび最大BETボタン12aが設けられており、面Mの右寄りにメダル投入口22aが設けられている。第1姿勢における第2の配置部112には、面Mの左寄りに、第2の遊技入力手段としての1−BETボタン11bおよび最大BETボタン12bが設けられており、面Mの右寄りにメダル投入口22bが設けられている。
図2の(a)に示すように、1−BETボタン11aと1−BETボタン11bは、第1の配置部111および第2の配置部112において、互いに対向する位置に配置されており、最大BETボタン12aと最大BETボタン12bは、第1の配置部111および第2の配置部112において、互いに対向する位置に配置されており、メダル投入口22aとメダル投入口22bは、第1の配置部111および第2の配置部112において、互いに対向する位置に配置されている。
第1姿勢におけるベース100の前面部には、図2の(a)に示すように、左方から右方へ順に、C/Pボタン14、スタートレバー6、および3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。
図2の(b)は、筐体の上方から視た第1姿勢におけるベース100を示す上側面図である。ベース100の後面部には、凸部109a・109bが設けられており、凸部109a・109bは後述するキャビネット2に設けられた凹部110a・110bに嵌合し、その嵌合力によりベース100の回動を防止するため、ベース100の姿勢を維持することができる。なお、BETボタン11・12、C/Pボタン14、スタートレバー6、および停止ボタン7の信号線は、回動軸101の内部を介して、キャビネット2の内部に導通されている。
図2の(c)は、筐体の上方から視た第2姿勢におけるベース100を示す上側面図である。このように、筐体の操作側から視て前後方向である軸をベース100の中心軸(回動軸101)とし、第1の配置部111と第2の配置部112とは回動軸101を介して対向しており、第1の配置部111に設けられた第1の遊技入力手段の位置と、第2の配置部112に設けられた第2の遊技入力手段の位置とが互いに対向するように第1および第2の遊技入力手段を配置していることにより、図2の(b)に示す第1姿勢における第1の遊技入力手段(BETボタン11a・12a、メダル投入口22a)の位置と、図2の(c)に示す第2姿勢における第2の遊技入力手段(BETボタン11b・12b、メダル投入口22b)の位置とは、面Mに対して筐体の操作側(前方)から視て左右対称となる。
図2の(d)は、キャビネット2の後方から視た第1姿勢におけるベース100を示す背面図である。ベース100の内部には、メダル投入口22に投入されたメダルCをベース100の内部を通ってキャビネット2の内部に向かって連絡する連絡路113・114が設けられており、ベース100の背面には、連絡路113・114と後述するキャビネット2に設けられた筐体側送入路115とを連絡する連絡口104が設けられている。図2の(d)に示すように、連絡路113は、メダル投入口22aに投入されたメダルCを連絡口104aまで連絡する。また、連絡路114は、メダル投入口22bに投入されたメダルCを通って連絡口104bまで連絡する。連絡口104aおよび連絡口104bは、ベース100の背面において、回動軸101を中心に対称位置に配置されている。
(ベース100とキャビネット2との着接部分)
図3は、第1姿勢におけるベース100とキャビネット2との着接部分を示す斜視図である。図3に示すように、キャビネット2の操作側に設けられた回動支持溝106に、回動軸101が嵌合され、ベース100は回動軸101を介して回転自在かつ着接自在に設けられている。回動軸101の軸Lは、キャビネット2の操作側から視て前後方向を軸とするものである。第1の配置部111および第2の配置部112は、軸Lを中心にベース100を180度回動させることにより、互いの位置を同位置に入れ替える。
図3は、第1姿勢におけるベース100とキャビネット2との着接部分を示す斜視図である。図3に示すように、キャビネット2の操作側に設けられた回動支持溝106に、回動軸101が嵌合され、ベース100は回動軸101を介して回転自在かつ着接自在に設けられている。回動軸101の軸Lは、キャビネット2の操作側から視て前後方向を軸とするものである。第1の配置部111および第2の配置部112は、軸Lを中心にベース100を180度回動させることにより、互いの位置を同位置に入れ替える。
キャビネット2の筐体側には、凹部110a・110bが設けられており、これらはベース100に設けられた凸部109a・109bと嵌合する。第1姿勢において凸部109aと凹部110aとが嵌合するとともに、凸部109bと凹部110bとが嵌合する。第2姿勢において凸部109aと凹部110bとが嵌合するとともに、凸部109bと凹部110aとが嵌合する。
キャビネット2の操作側には、遊技媒体たるメダルCをキャビネット2内部に送入する筐体側送入路105が設けられている。筐体側送入路105は、第1姿勢において連絡口104aと連絡され、第2姿勢において連絡口104bと連絡される。第1姿勢において、メダル投入口22aに投入されたメダルCは、連絡路113を通って連絡口104aに到達し、連絡口104aから筐体側送入路105を通過し、キャビネット2内部へ送入される。第2姿勢において、メダル投入口22bに投入されたメダルCは、連絡路114を通って連絡口104bに到達し、連絡口104bから筐体側送入路105を通過し、キャビネット2内部へ送入される。
キャビネット2の操作側には、ベース姿勢検出スイッチ107が設けられている。ベース姿勢検出スイッチ107は、接触部を有し、この接触部に接触されることにより電気的にON/OFFとなるスイッチである。ベース姿勢検出スイッチ107は、第1姿勢においてベース100に設けられた姿勢検出用凹部103の凹部内に接触部が挿入されて接触部が非接触状態となることにより電気的にOFFとなり、第2姿勢において姿勢検出用凹部103の凹部に接触部が挿入されずに接触部が接触状態となることにより電気的にONとなる。すなわち、ベースの姿勢を検出する姿勢検出手段は、姿勢検出用凹部103とベース姿勢検出スイッチ107とで、構成されている。
このように、遊技に関する入力を入力する遊技入力手段としての1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rは、ベース100に設けられている。ベース100は、キャビネット2の操作側に着接自在に設けられており、着接により第1姿勢または第2姿勢でキャビネット2の操作側に着接される。1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rは、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置とが、キャビネット2の操作側から視て、左右対称となるようにベース100に配置されている。
したがって、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rがベース100に配置されているため、遊技者は、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rをキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。
したがって、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rがベース100に配置されているため、遊技者は、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rをキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。
また、このように、ベース100は、第1の配置部111と、第2の配置部112を備えており、第1の配置部111には、遊技に関する入力を入力する第1の遊技入力手段としての1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aが設けられ、第2の配置部112には、第1の遊技入力手段の入力と同一の入力を入力する第2の遊技入力手段としての1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bが設けられている。第1姿勢における第1の配置部111と第2の姿勢における第2の配置部112との位置が同位置となる。第1姿勢における1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aの位置と第2姿勢における1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように、1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aは第1の配置部111に配置され、1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bは第2の配置部112に配置されている。
したがって、遊技者は、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、同一の入力を入力する1−BETボタン11a・11b、最大BETボタン12a・12bおよびメダル投入口22a・22bを筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。また、2つの遊技入力手段が設けられたことにより、遊技入力手段が指向性を有するものであっても遊技入力手段を適切な向きで配置させることができる。
したがって、遊技者は、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、同一の入力を入力する1−BETボタン11a・11b、最大BETボタン12a・12bおよびメダル投入口22a・22bを筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。また、2つの遊技入力手段が設けられたことにより、遊技入力手段が指向性を有するものであっても遊技入力手段を適切な向きで配置させることができる。
また、このように、ベース100は中心軸を中心に回動自在であり、第1の配置部111と第2の配置部112は、中心軸を介して対向しているため、ベース100が中心軸中心に180度回動されると、第1姿勢における第1の配置部111と第2姿勢における第2の配置部112との位置が同位置となる。第1の遊技入力手段としての1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aと第2の遊技入力手段としての1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bとは対向しており、ベース100がキャビネット2の操作側から視て前後方向である中心軸を中心に180度回動されると、第1姿勢における1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aの位置と第2姿勢における1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となる。
したがって、ベース100が中心軸中心に180度回動されることにより、ベース100を幅方向に大きくでき、併せて配置部111・112もベース100の幅方向に大きくできるため、より多くの遊技入力手段を設けることができる。また、ベース100を中心軸中心に回動させることにより、回動前後のおけるキャビネット2の操作側とベース100がずれないように、遊技入力手段をキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。
したがって、ベース100が中心軸中心に180度回動されることにより、ベース100を幅方向に大きくでき、併せて配置部111・112もベース100の幅方向に大きくできるため、より多くの遊技入力手段を設けることができる。また、ベース100を中心軸中心に回動させることにより、回動前後のおけるキャビネット2の操作側とベース100がずれないように、遊技入力手段をキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。
また、このように、ベース100は、第1の配置部111と、第2の配置部112を備えており、第1の配置部111には、遊技媒体をキャビネット2内部に送出するメダル投入口22aが設けられ、第2の配置部112には、遊技媒体をキャビネット2内部に送出するメダル投入口22bが設けられている。第1姿勢における第1の配置部111と第2の姿勢における第2の配置部112との位置が同位置となる。第1姿勢におけるメダル投入口22aと第2姿勢におけるメダル投入口22bの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように、メダル投入口22aは第1の配置部111に配置され、メダル投入口22bは第2の配置部112に配置されている。第1姿勢においては、メダル投入口22aから送入された遊技媒体をキャビネット2内部に向かって連絡する連絡路113と、遊技媒体をキャビネット2内部に送入する筐体側送入路105とが連絡される。第2姿勢においては、メダル投入口22bから送入された遊技媒体をキャビネット2内部に向かって連絡する連絡路114と、遊技媒体をキャビネット2内部に送入する筐体側送入路105とが連絡される。
したがって、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接され、メダル投入口22が、キャビネット2の操作側から視て左の位置および右の位置に配置させた場合であっても、確実に遊技媒体をキャビネット2内部に送入することができる。
したがって、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接され、メダル投入口22が、キャビネット2の操作側から視て左の位置および右の位置に配置させた場合であっても、確実に遊技媒体をキャビネット2内部に送入することができる。
(遊技機1の電気的構成:主制御回路71)
上記のように構成された遊技機1は、図4に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図4に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
上記のように構成された遊技機1は、図4に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図4に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
なお、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、遊技状態、一の遊技におけるメダル投入数、一の遊技におけるメダル払出数、ベース100の姿勢等が格納される。
一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブルや停止ボタンの操作に応じてリール3L・3C・3Rの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。また、ROM32には、後述のメインルーチン、停止ボタン入力変換処理等の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、メダル投入ランプ18、遊技開始表示ランプ19)と、払出枚数及びクレジット数を表示する表示部17と、メダルを収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダルを払い出すホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び表示部17を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、最大BETスイッチ12S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路47、払出完了信号回路44がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22a・22bに投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じて、リール停止信号を発生する。払出完了信号回路44は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から払出されたメダルの枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。1−BETスイッチ11Sは、1−BETボタン11a・11bの操作を検出する。最大BETスイッチ22Sは、最大BETボタン22a・22bの操作を検出する。
リール位置検出回路47は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するためのリール位置検出信号をCPU31へ供給する。CPU31は、受信したリール位置検出信号に基づいて現在のリールの位置を把握するとともに、副制御回路72にリール位置検出信号を送信する。
また、副制御回路72には、通信手段としての外部集中端子板89が接続されている。この外部集中端子板89を介して、主制御回路71と副制御回路72との間で通信が行われる。
(遊技機1の電気的構成:副制御回路72)
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図5に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力制御、及び、LEDランプ29からの光の出力制御を行う。
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、図5に示すように、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力制御、及び、LEDランプ29からの光の出力制御を行う。
副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、マイクロコンピュータ(以下『サブマイクロコンピュータ』という)73を主たる構成要素とし、液晶表示装置5の表示を制御する画像制御回路81、スピーカ21L・21R・21Bから出力させる音声を制御する音源IC78、及び増幅器としてのパワーアンプ79、LEDランプ29を駆動するLED駆動回路77、ベース姿勢検出スイッチ107からの検出信号をサブCPU74に中継するインターフェイス108を備えている。
サブマイクロコンピュータ73は、主制御回路71から送信された制御指令に従って制御動作を行うサブCPU74と、副基板側記憶手段としてのプログラムROM75と、ワークRAM76とを含む。プログラムROM75は、サブCPU74で実行する図示しない演出処理ルーチンや後述するベース姿勢検出処理等の制御プログラム等を格納している。
ワークRAM76は、上記制御プログラムをサブCPU74で実行するときの一時記憶手段として構成される。また、ワークRAM76には、主制御回路71から受け取った内部当籤役や、内部当籤役に対応する停止テーブルの種類等の各種のデータや、遊技状態等が記憶される。
なお、副制御回路72は、クロックパルス発生回路、分周器、乱数発生器及びサンプリング回路を備えていないが、サブCPU74の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成されていてもよい。
画像制御回路81は、画像制御IC82、画像制御ワークRAM83、画像ROM86、及びビデオRAM87で構成される。画像制御IC82は、サブマイクロコンピュータ73で設定されたパラメータに基づき、画像制御プログラムに従って液晶表示装置5での表示内容を決定する。画像制御ワークRAM83は、画像制御プログラムを画像制御IC82で実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROM86は、演出画像等を形成するための画像データを格納する。ビデオRAM87は、画像制御IC82で画像を形成するときの一時記憶手段として構成される。
また、副制御回路72には、通信手段としての外部集中端子板89が接続されている。この外部集中端子板89を介して、主制御回路71と副制御回路72との間で通信が行われる。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『RT遊技状態』、『RB遊技状態』及び『BB遊技状態』からなる4種類の遊技状態を出現させる。これら「4種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『RT遊技状態』、『RB遊技状態』及び『BB遊技状態』からなる4種類の遊技状態を出現させる。これら「4種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
『一般遊技状態』は、基本的に、所謂「出球率」(遊技に賭けられた単位遊技価値に対して遊技者に付与される遊技価値)の期待値が「1」よりも小さい遊技状態であり、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も不利な遊技状態である。
『一般遊技状態』においてBB又はRBに内部当籤し、BB又はRBに入賞していない場合には、基本的に、一又は複数のゲームにわたり、BB又はRBに対応する図柄組み合わせが入賞ライン上に沿って並ぶことが許容される。『一般遊技状態』においてBB又はRBに内部当籤すると、その内部当籤役が持越役としてセットされ、以降のゲームに持ち越されるようになる。ここで、内部当籤役の持ち越しとは、次以降のゲームにおいてBB、RBに内部当籤しなくても、BB、RBに入賞できるようにすることである。具体的には、内部当籤状態では、BB、RBに内部当籤することはないが、内部当籤役が『なし(ハズレ)』となった場合にBB、RBに入賞できるようになっている。
『BB遊技状態』は、『一般遊技状態』又は『リプレイタイム(RT)遊技状態』において、BBに内部当籤し、BBに入賞した場合に発生する。BBの入賞は、『一般遊技状態』において「赤7−赤7−赤7」又は「青7−青7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『BB遊技状態』は、所定枚数のメダルの払い出しが完了すれば終了する。また、本実施の形態において、「赤7−赤7−赤7」に内部当籤すること及び「青7−青7−青7」に内部当籤することはそれぞれ独立であり、同時に内部当籤する可能性がある。
『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』よりも出玉率の期待値が高く、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も有利な遊技状態である。本実施の形態において、『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』又は『RT遊技状態』においてRB(レギュラーボーナス)に入賞した場合に発生する。すわなち、RBの入賞は、『一般遊技状態』又は『RT遊技状態』において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。なお、各遊技状態間の移行は、ボーナス図柄の組み合せが入賞ライン上に表示されたとき等により移行する。
本実施の形態において、『RT遊技状態』は、『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』の後に発生する遊技状態である。『RT遊技状態』は、メダルを投入しなくても次ゲームが行える再遊技に入賞する確率が『一般遊技状態』よりも高くなっている。即ち、『RT遊技状態』では、『一般遊技状態』よりもメダルを減らすことなく遊技が行える可能性が高くなっているため、少しずつメダルを増やしていくことが可能となる。また、本実施の形態において、『RT遊技状態』は、「チェリーの小役」に入賞すると終了し、『一般遊技状態』に移行する。
なお、『RT遊技状態』では、遊技者に、「チェリーの小役」に入賞しないようにナビゲートする報知演出が実行されてもよい。また、RT遊技状態の開始条件は、『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』の後に限定されず、BB又はRBに内部当籤したとき、BB又はRBの図柄が揃ったとき、『一般遊技状態』において特定の図柄が揃ったとき、『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』が終了したときから若しくは『一般遊技状態』において特定の図柄が揃ったときから所定の遊技数が経過したとき、とすることができる。
(図柄組み合わせと払い出し枚数)
次に、遊技状態と入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態においては、『BB』、『RB』と『再遊技(リプレイ)』と『スイカの小役』と『ベルの小役』と『チェリーの小役』とに入賞する可能性がある。『BB』は、「青7−青7−青7」及び「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BB又はRBが成立したときのメダルの払い出し枚数は「0枚」である。また、『再遊技(リプレイ)』は、「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。また、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。
次に、遊技状態と入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態においては、『BB』、『RB』と『再遊技(リプレイ)』と『スイカの小役』と『ベルの小役』と『チェリーの小役』とに入賞する可能性がある。『BB』は、「青7−青7−青7」及び「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。BB又はRBが成立したときのメダルの払い出し枚数は「0枚」である。また、『再遊技(リプレイ)』は、「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。また、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。
BB遊技状態では、再遊技(リプレイ)、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役に入賞する可能性がある。、本実施の形態において、BB遊技状態では、BB及びRBに入賞する場合はない。
RB遊技状態においては、再遊技(リプレイ)、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役に入賞する可能性がある。スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。なお、本実施の形態において、RB遊技状態においては、『BB』及び『RB』に入賞する場合はない。
(遊技機1の動作:主制御回路71)
上記の構成において、図6に示すメインルーチンを参照して、遊技機1の主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
上記の構成において、図6に示すメインルーチンを参照して、遊技機1の主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図6のメインルーチンを実行することにより遊技実行手段として遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図示しない演出処理ルーチンを実行することにより液晶表示装置5において演出画像等の表示等を実施したり、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力を実施したり、これらを実施可能な状態になる。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
主制御回路71によりメインルーチンが実行されると、図6に示すように、初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(A1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容を消去する(A2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次回のゲームに必要なパラメータの書き込み、次回のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。次に、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・12Sからの入力があるまで待機状態となる(A3)。そして、投入メダルセンサ22Sからの入力があると、メダル投入信号を副制御回路72に送信する。そして、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かを判定する(A4)。
主制御回路71によりメインルーチンが実行されると、図6に示すように、初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(A1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容を消去する(A2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次回のゲームに必要なパラメータの書き込み、次回のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。次に、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・12Sからの入力があるまで待機状態となる(A3)。そして、投入メダルセンサ22Sからの入力があると、メダル投入信号を副制御回路72に送信する。そして、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かを判定する(A4)。
CPU31は、スタートスイッチ6Sがオンされてない場合には(A4:NO)、A4の処理を繰り返すことにより入力待ちの状態となり、スタートスイッチ6Sがオンされた場合には(A4:YES)、リール回転処理を行い、副制御回路72に、リール回転信号を送信する(A5)。その後、抽籤用の乱数を抽出する(A6)。そして、遊技状態監視処理を実行することによって、今回のゲームにおける遊技状態を確認し、セットする(A7)。即ち、今回のゲームの遊技状態を一般遊技状態、BB遊技状態、RB遊技状態、及び、リプレイタイム(RT)遊技状態の何れかにセットし、遊技状態信号を副制御回路72に送信する。さらに、CPU31は、確率抽籤処理を行い(A8)、図示しない確率抽籤テーブル及び遊技状態に応じて内部当籤役を決定する。決定した内部当籤役は副制御回路72に送信される。なお、本実施の形態において、役ごとに抽籤するため、複数の役に同時に内部当籤する可能性がある。
なお、本実施形態においては、小役、ボーナスの同時抽籤が可能であり、RT遊技状態においては、再遊技役の当籤確率が増大した値に設定される。また、本実施形態においては、ボーナス内部当籤役の繰り越しはあるが、小役内部当籤役の繰り越し及びボーナス内部当籤役のストックは無いものとする。
続いて、CPU31は、停止テーブル群選択処理を実行する(A9)。具体的には、内部当籤役の種類を用いて特定の停止テーブル群を選択する。かかる停止テーブル群は、後のリール回転停止処理において、リール3L・3C・3Rを停止させる際に使用される。ここで、停止テーブル信号を副制御回路72へ送信する。次に、リール回転停止処理を実行する(A10)。即ち、後述する停止ボタン入力変換処理において、リール停止信号回路46から受信したリール停止信号を変換し、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが押圧操作されたタイミングで滑りコマ数を決定するための滑りコマ数決定処理を行う。具体的には、決定(選択)された停止テーブル、決定された内部当籤役等に基づいて滑りコマ数を決定する。続いて、滑りコマ数分、停止操作された停止ボタンに対応するリールを回転させてから停止させる。なお、停止ボタン7L・7C・7Rが操作され、対応するリールが停止する毎に、後述する停止ボタン入力変換処理において変換されたリール停止信号(左、中、右)を副制御回路72に送信する。また、全てのリール3L・3C・3Rが停止したときに、全リール停止信号を副制御回路72に送信する。
次に、入賞判定を行う(A11)。入賞判定とは、リール3L・3C・3Rの各図柄の停止態様に基づいて入賞役(入賞が成立した役)を識別することである。そして、入賞した役や入賞していない旨等を示す情報としての入賞信号を副制御回路72に送信する。この後、獲得したメダルのクレジット又は払出しを行い、クレジット又は払い出されたメダルの数を払出枚数として含む、クレジット信号を副制御回路72に送信する(A12)。具体的には、入賞成立によりメダルを獲得する場合は、払出枚数表示部18にメダルの獲得枚数を表示する。そして、遊技者によりC/Pボタン14が切替えられることにより、獲得したメダルを遊技機1内にクレジットするか、メダル払出口15からメダルを払い出すかを決定する。なお、クレジットしたメダルは、次ゲームでBETボタン11・12を押すことによりメダルを賭けることができる。なお、ボーナス入賞時に払い出しは無く、小役入賞時だけ払い出しが行われる。
次に、現在の遊技状態が『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』であるか否かを判定する(A13)。遊技状態が『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』であると判定した場合には(A13:YES)、ボーナスの払出枚数のチェック処理を行う(A15)。具体的には、所定の払出枚数に達している場合にはボーナス終了となる。
次に、ボーナスが終了か否かを判定する(A15)。ボーナスが終了でないと判定した場合には(A15:NO)、A2の処理を再実行する。一方、ボーナスが終了であると判定した場合には(A15:YES)、ボーナス終了処理を実行し(A16)、副制御回路72に対してボーナス終了信号を送信する。
次に、RT開始であるか否かを判定する(A17)。例えば、ボーナスがBBである場合又はボーナスがRBであって、RBの最後の遊技において所定の役(ベル、リプレイ)が成立した場合は、RT開始であると判定する。RT開始と判断した場合には(A17:YES)、RT遊技状態に設定し(A18)、A2の処理を再実行する。具体的には、RT開始信号を副制御回路72に送信するとともに、遊技状態をRT遊技状態に移行(セット)を行う。また、ボーナスの種類に応じて所定のRT回数を設定する。
一方、A17の処理において、RT開始でないと判定した場合には(A17:NO)、遊技状態を一般遊技状態に移行し(A23)、A2の処理を再実行する。
一方、A13の処理において、遊技状態が『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』でないと判定した場合には(A13:NO)、ボーナスに入賞したか否かを判定する(A19)。具体的には、入賞した役が『赤7-赤7-赤7』又は『青7-青7-青7』である場合には、ボーナスに入賞したと判断する。ボーナスに入賞したと判定した場合には(A19:YES)、遊技状態をボーナス遊技状態に設定し(A20)、A2の処理を再実行する。
一方、A19の処理において、ボーナスに入賞していないと判定した場合には(A19:NO)、RTが終了したか否かを判定する(A21)。具体的には、RT回数が『0』又はチェリーに入賞した場合には、RTが終了したと判定する。RTが終了していないと判定した場合には(A21:NO)、RAM33に記憶されているRT回数を減算して、A2の処理を再実行する。一方、RTが終了したと判定した場合には(A21:YES)、RT終了処理を行い(A22)、RT終了信号を副制御回路72に送信する。次に、遊技状態を一般遊技状態に設定し(A23)、A2の処理を再実行する。
(主制御回路71の動作:停止ボタン入力変換処理ルーチン)
また、主制御回路71においては、図7に示す停止ボタン入力変換処理ルーチンを、上記のメインルーチンと平行して実行する。
また、主制御回路71においては、図7に示す停止ボタン入力変換処理ルーチンを、上記のメインルーチンと平行して実行する。
すなわち、遊技入力変換手段としての停止ボタン入力変換処理ルーチンが実行されると、図7に示すように、初めに、CPU31は、外部集中端子板89を介して副制御回路72からベース姿勢信号を受信したか否かを判定する(B1)。ベース姿勢信号を受信したと判定した場合には(B1:YES)、ベース姿勢(第1姿勢、または第2姿勢)をRAM33に記憶し(B2)、B1の処理に戻る。
B1の処理において、ベース姿勢信号を受信していないと判定した場合には(B1:NO)、リール停止信号回路46からリール停止信号を受信したか否かを判定する(B3)。リール停止信号を受信していないと判定した場合には(B3:NO)、B1の処理に戻る。一方、リール停止信号を受信したと判定した場合には(B3:YES)、ベース姿勢は第2姿勢であるか否かを判定する(B4)。具体的には、RAM33に記憶されているベース100の姿勢が第2姿勢を示すデータであれば、第2姿勢であると判定する。
B4の処理において、ベース姿勢は第2姿勢であると判定した場合には(B4:YES)、受信したリール停止信号の変換を行う(B5)。具体的には、受信したリール停止信号が左リールを停止した旨を示すリール停止信号であれば、右リールを停止した旨を示すリール停止信号に変換を行う。逆に受信したリール停止信号が右リールを停止した旨を示すリール停止信号であれば、左リールを停止した旨を示すリール停止信号に変換を行う。受信したリール停止信号が中リールを停止した旨を示すリール停止信号である場合には、変換は行わず、変換後のリール停止信号を中リールを停止した旨を示すリール停止信号とする。次に、変換後のリール停止信号を出力し(B6)、B1の処理に戻る。
一方、B4の処理において、ベース姿勢は第2姿勢でないと判定した場合には(B4:NO)、受信したリール停止信号を出力し(B7)、B1の処理に戻る。
(遊技機1の動作:副制御回路72)
上記の主制御回路71におけるメインルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、演出処理ルーチンの実行により、疑似リール(図示せず)、コマンドに基づいた演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。例えば、メダル投入を示すコマンドが入力された場合には、スタートレバー6の操作を促す演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。また、液晶表示装置5からの演出にともなって、或いは独立して、LEDランプ29からの光の出力による演出、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力による演出を行う。
上記の主制御回路71におけるメインルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、演出処理ルーチンの実行により、疑似リール(図示せず)、コマンドに基づいた演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。例えば、メダル投入を示すコマンドが入力された場合には、スタートレバー6の操作を促す演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。また、液晶表示装置5からの演出にともなって、或いは独立して、LEDランプ29からの光の出力による演出、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力による演出を行う。
(副制御回路72の動作:ベース姿勢検出処理ルーチン)
また、副制御回路72においては、図8に示すキャラクタセット処理ルーチンを、上記の演出処理ルーチンと平行して実行する。
また、副制御回路72においては、図8に示すキャラクタセット処理ルーチンを、上記の演出処理ルーチンと平行して実行する。
すなわち、姿勢検出手段としてのベース姿勢検出処理ルーチンが実行されると、図8に示すように、初めに、サブCPU74は、ベース姿勢検出スイッチ107からインターフェイス108を介して検出信号を受信したか否かを判定する(C1)。検出信号を受信したと判定した場合には(C1:YES)、外部集中端子板89を介して主制御回路71にベース姿勢信号(第2姿勢)を送信し(C2)、C1の処理に戻る。一方、C1の処理において、検出信号を受信していないと判定した場合には(C1:NO)、外部集中端子板89を介して主制御回路71にベース姿勢信号(第1姿勢)を送信し(C3)、C1の処理に戻る。
このように、遊技に関する入力を入力する遊技入力手段としての1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rは、ベース100に設けられている。ベース100は、キャビネット2の操作側に着接自在に設けられており、着接により第1姿勢または第2姿勢でキャビネット2の操作側に着接される。1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rは、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置とが、キャビネット2の操作側から視て、左右対称となるようにベース100に配置されている。
したがって、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rがベース100に配置されているため、遊技者は、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rをキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。
したがって、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rがベース100に配置されているため、遊技者は、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rをキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。
また、このように、ベース100は、第1の配置部111と、第2の配置部112を備えており、第1の配置部111には、遊技に関する入力を入力する第1の遊技入力手段としての1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aが設けられ、第2の配置部112には、第1の遊技入力手段の入力と同一の入力を入力する第2の遊技入力手段としての1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bが設けられている。第1姿勢における第1の配置部111と第2の姿勢における第2の配置部112との位置が同位置となる。第1姿勢における1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aの位置と第2姿勢における1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように、1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aは第1の配置部111に配置され、1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bは第2の配置部112に配置されている。
したがって、遊技者は、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、同一の入力を入力する1−BETボタン11a・11b、最大BETボタン12a・12bおよびメダル投入口22a・22bを筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。また、2つの遊技入力手段が設けられたことにより、遊技入力手段が指向性を有するものであっても遊技入力手段を適切な向きで配置させることができる。
したがって、遊技者は、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、同一の入力を入力する1−BETボタン11a・11b、最大BETボタン12a・12bおよびメダル投入口22a・22bを筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。また、2つの遊技入力手段が設けられたことにより、遊技入力手段が指向性を有するものであっても遊技入力手段を適切な向きで配置させることができる。
また、このように、ベース100は中心軸を中心に回動自在であり、第1の配置部111と第2の配置部112は、中心軸を介して対向しているため、ベース100が中心軸中心に180度回動されると、第1姿勢における第1の配置部111と第2姿勢における第2の配置部112との位置が同位置となる。第1の遊技入力手段としての1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aと第2の遊技入力手段としての1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bとは対向しており、ベース100がキャビネット2の操作側から視て前後方向である中心軸を中心に180度回動されると、第1姿勢における1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aの位置と第2姿勢における1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となる。
したがって、ベース100が中心軸中心に180度回動されることにより、ベース100を幅方向に大きくでき、併せて配置部111・112もベース100の幅方向に大きくできるため、より多くの遊技入力手段を設けることができる。また、ベース100を中心軸中心に回動させることにより、回動前後のおけるキャビネット2の操作側とベース100がずれないように、遊技入力手段をキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。
したがって、ベース100が中心軸中心に180度回動されることにより、ベース100を幅方向に大きくでき、併せて配置部111・112もベース100の幅方向に大きくできるため、より多くの遊技入力手段を設けることができる。また、ベース100を中心軸中心に回動させることにより、回動前後のおけるキャビネット2の操作側とベース100がずれないように、遊技入力手段をキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。
また、このように、ベース100は、第1の配置部111と、第2の配置部112を備えており、第1の配置部111には、遊技媒体をキャビネット2内部に送出するメダル投入口22aが設けられ、第2の配置部112には、遊技媒体をキャビネット2内部に送出するメダル投入口22bが設けられている。第1姿勢における第1の配置部111と第2の姿勢における第2の配置部112との位置が同位置となる。第1姿勢におけるメダル投入口22aと第2姿勢におけるメダル投入口22bの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように、メダル投入口22aは第1の配置部111に配置され、メダル投入口22bは第2の配置部112に配置されている。第1姿勢においては、メダル投入口22aから送入された遊技媒体をキャビネット2内部に向かって連絡する連絡路113と、遊技媒体をキャビネット2内部に送入する筐体側送入路105とが連絡される。第2姿勢においては、メダル投入口22bから送入された遊技媒体をキャビネット2内部に向かって連絡する連絡路114と、遊技媒体をキャビネット2内部に送入する筐体側送入路105とが連絡される。
したがって、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接され、メダル投入口22が、キャビネット2の操作側から視て左の位置および右の位置に配置させた場合であっても、確実に遊技媒体をキャビネット2内部に送入することができる。
したがって、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接され、メダル投入口22が、キャビネット2の操作側から視て左の位置および右の位置に配置させた場合であっても、確実に遊技媒体をキャビネット2内部に送入することができる。
また、このように、ベース100に設けられる1の遊技入力手段と、ベース100に設けられ、第1姿勢における1の遊技入力手段の位置と第2姿勢において同位置となるように配置された他の遊技入力手段と、ベース100の姿勢を検出する姿勢検出手段と、姿勢検出手段の検出に基づいて、第1姿勢における1の遊技入力手段の入力と同じ入力になるように、第2姿勢における他の遊技入力手段の入力を変換する変換手段と、を有するようにしても良い。これによると、第1姿勢および第2姿勢において、同配置および同一の入力を行う遊技入力手段を提供することができる。
(実施形態2)
本発明の第2の実施の形態を図9に基づいて以下に説明する。なお、実施形態1と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。図9は、ベース200を示す図であり、図9の(a)は、ベース200を示す斜視図である。本発明の第2の実施の形態に係る遊技機は、図9に示すように、図示しないキャビネット2に、キャビネット2の操作側から視て上下方向を軸とする回動軸101が設けられており、ベース200は、回動軸101を介して、軸Lを中心軸として回動自在に設けられ、キャビネット2の操作側に着接自在に設けられている。ベース200は、第1姿勢でキャビネット2の操作側に着接されるとともに、回動軸101を介して、軸Lを中心に180度回動させた姿勢を第2姿勢としてキャビネット2の操作側に着接される。
本発明の第2の実施の形態を図9に基づいて以下に説明する。なお、実施形態1と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。図9は、ベース200を示す図であり、図9の(a)は、ベース200を示す斜視図である。本発明の第2の実施の形態に係る遊技機は、図9に示すように、図示しないキャビネット2に、キャビネット2の操作側から視て上下方向を軸とする回動軸101が設けられており、ベース200は、回動軸101を介して、軸Lを中心軸として回動自在に設けられ、キャビネット2の操作側に着接自在に設けられている。ベース200は、第1姿勢でキャビネット2の操作側に着接されるとともに、回動軸101を介して、軸Lを中心に180度回動させた姿勢を第2姿勢としてキャビネット2の操作側に着接される。
図9の(b)は、筐体の上方から視た第1姿勢におけるベース200を示す上側面図である。第1姿勢におけるベース200は、図9の(b)に示すように、ベース200の中心軸としての回動軸101と、第1姿勢における前面部(第1の配置部111)と、第1姿勢における背面部(第2の配置部112)とを有しており、第1の配置部111と第2の配置部112とは、回動軸101を介して互いに対向している。よって、ベース200の中心軸を回動軸101とし、第1の配置部111と第2の配置部112とが回動軸101を介して対向することにより、ベース200を180度回動させると、第1姿勢における第1の配置部111と第2姿勢における第2の配置部112の位置とを同位置とすることができる。
第1姿勢における第1の配置部111には、第1の遊技入力手段としてのC/Pボタン14a、スタートレバー6a、および3個の停止ボタン7La・7Ca・7Raが設けられている。第1姿勢における第2の配置部112には、第2の遊技入力手段としてのC/Pボタン14b、スタートレバー6b、および3個の停止ボタン7Lb・7Cb・7Rbが設けられている。
図9の(b)に示すように、C/Pボタン14aとC/Pボタン14bとは、第1の配置部111および第2の配置部112において、軸Lを中心に互いに対称な位置に配置されており、スタートレバー6aとスタートレバー6bは、第1の配置部111および第2の配置部112において、軸Lを中心に互いに対称な位置に配置されており、停止ボタン7La・7Ca・7Raと停止ボタン7Lb・7Cb・7Rbとは、第1の配置部111および第2の配置部112において、軸Lを中心に互いに対称な位置に配置されている。
第1姿勢におけるベース200の上面部には、図9の(b)に示すように、左方から右方へ順に、1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22が設けられている。なお、BETボタン11・12、C/Pボタン14、スタートレバー6、および停止ボタン7の信号線は、回動軸101の内部を介して、キャビネット2の内部に導通されている。
図9の(c)は、筐体の上方から視た第2姿勢におけるベース200を示す上側面図である。このように、筐体の操作側から視て上下方向である軸をベース200の中心軸(回動軸101)とし、第1の配置部111と第2の配置部112とは回動軸101を介して対向しており、第1の配置部111に設けられた第1の遊技入力手段の位置と、第2の配置部112に設けられた第2の遊技入力手段の位置とが互いに対向するように第1および第2の遊技入力手段を配置していることにより、図9の(b)に示す第1姿勢における第1の遊技入力手段(C/Pボタン14a、スタートレバー6a、および3個の停止ボタン7La・7Ca・7Ra)の位置と、図9の(c)に示す第2姿勢における第2の遊技入力手段(C/Pボタン14b、スタートレバー6b、および3個の停止ボタン7Lb・7Cb・7Rb)の位置とは、軸Lに対して筐体の操作側(前方)から視て左右対称となる。
このように、遊技に関する入力を入力する遊技入力手段としての1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rは、ベース200に設けられている。ベース200は、キャビネット2の操作側に着接自在に設けられており、着接により第1姿勢または第2姿勢でキャビネット2の操作側に着接される。1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rは、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置とが、キャビネット2の操作側から視て、左右対称となるようにベース200に配置されている。
したがって、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rがベース100に配置されているため、遊技者は、ベース200をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rをキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。
したがって、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rがベース100に配置されているため、遊技者は、ベース200をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rをキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。
また、このように、ベース200は、第1の配置部111と、第2の配置部112を備えており、第1の配置部111には、遊技に関する入力を入力する第1の遊技入力手段としてのC/Pボタン14a、スタートレバー6a、および停止ボタン7La・7Ca・7Raが設けられ、第2の配置部112には、第1の遊技入力手段の入力と同一の入力を入力する第2の遊技入力手段としてのC/Pボタン14b、スタートレバー6b、および停止ボタン7Lb・7Cb・7Rbが設けられている。第1姿勢における第1の配置部111と第2の姿勢における第2の配置部112との位置が同位置となる。第1姿勢におけるC/Pボタン14a、スタートレバー6a、および停止ボタン7La・7Ca・7Raの位置と第2姿勢におけるC/Pボタン14b、スタートレバー6b、および停止ボタン7Lb・7Cb・7Rbの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように、C/Pボタン14a、スタートレバー6a、および停止ボタン7La・7Ca・7Raは第1の配置部111に配置され、C/Pボタン14b、スタートレバー6b、および停止ボタン7Lb・7Cb・7Rbは第2の配置部112に配置されている。
したがって、遊技者は、ベース200をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、同一の入力を入力するC/Pボタン14a・14b、スタートレバー6a・6b、および停止ボタン7La・7Ca・7Ra・7Lb・7Cb・7Rbを筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。また、2つの遊技入力手段が設けられたことにより、遊技入力手段が指向性を有するものであっても遊技入力手段を適切な向きで配置させることができる。
したがって、遊技者は、ベース200をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、同一の入力を入力するC/Pボタン14a・14b、スタートレバー6a・6b、および停止ボタン7La・7Ca・7Ra・7Lb・7Cb・7Rbを筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。また、2つの遊技入力手段が設けられたことにより、遊技入力手段が指向性を有するものであっても遊技入力手段を適切な向きで配置させることができる。
(実施形態3)
本発明の第3の実施の形態を図10に基づいて以下に説明する。なお、実施形態1と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。図10は、ベース300を示す図であり、図10の(a)は、ベース300を示す斜視図である。本発明の第3の実施の形態に係る遊技機は、図10に示すように、図示しないキャビネット2に、キャビネット2の操作側から視て前後方向を軸とする回動軸101が設けられており、ベース200は、回動軸101を介して、軸Lを中心軸として回動自在に設けられ、キャビネット2の操作側に着接自在に設けられている。ベース300は、第1姿勢でキャビネット2の操作側に着接されるとともに、回動軸101を介して、軸Lを中心に90度または270度回動させた姿勢を第2姿勢としてキャビネット2の操作側に着接される。
本発明の第3の実施の形態を図10に基づいて以下に説明する。なお、実施形態1と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。図10は、ベース300を示す図であり、図10の(a)は、ベース300を示す斜視図である。本発明の第3の実施の形態に係る遊技機は、図10に示すように、図示しないキャビネット2に、キャビネット2の操作側から視て前後方向を軸とする回動軸101が設けられており、ベース200は、回動軸101を介して、軸Lを中心軸として回動自在に設けられ、キャビネット2の操作側に着接自在に設けられている。ベース300は、第1姿勢でキャビネット2の操作側に着接されるとともに、回動軸101を介して、軸Lを中心に90度または270度回動させた姿勢を第2姿勢としてキャビネット2の操作側に着接される。
図10の(b)は、筐体の前方から視た第1姿勢におけるベース300を示す上側面図である。第1姿勢におけるベース300は、図10の(b)に示すように、ベース300の中心軸としての回動軸101と、第1姿勢における上面部(第1の配置部111)と、第1姿勢における右側面部(第2の配置部112)とを有しており、第1の配置部111と第2の配置部112とは、回動軸101を中心とする回動方向に隣接している。よって、ベース300の中心軸を回動軸101とし、第1の配置部111と第2の配置部112とが回動軸101を中心とする回動方向に隣接していることにより、ベース300を90度または270度(所定の角度)回動させると、第1姿勢における第1の配置部111と第2姿勢における第2の配置部112の位置とを同位置とすることができる。
第1姿勢における第1の配置部111には、第1の遊技入力手段としての1−BETボタン11a、最大BETボタン12a、およびメダル投入口22aが設けられている。第1姿勢における第2の配置部112には、第2の遊技入力手段としての1−BETボタン11b、最大BETボタン12b、およびメダル投入口22bが設けられている。
図10の(b)に示すように、1−BETボタン11aと1−BETボタン11bとは、第1の配置部111および第2の配置部112において、軸Lを中心とした回動方向に90度または270度(所定の角度)回動させた位置に配置されており、最大BETボタン12aと最大BETボタン12bとは、第1の配置部111および第2の配置部112において、軸Lを中心とした回動方向に所定の角度回動させた位置に配置されており、メダル投入口22aとメダル投入口22bとは、第1の配置部111および第2の配置部112において、軸Lを中心とした回動方向に所定の角度回動させた位置に配置されている。なお、BETボタン11・12の信号線は、回動軸101の内部を介して、キャビネット2の内部に導通されている。
図10の(c)は、筐体の前方から視た第2姿勢におけるベース300を示す正面図である。このように、筐体の操作側から視て前後方向である軸をベース300の中心軸(回動軸101)とし、第1の配置部111と第2の配置部112とは回動軸101を中心とした回動方向に隣接しており、第1の配置部111に設けられた第1の遊技入力手段の位置と、第2の配置部112に設けられた第2の遊技入力手段の位置とは回動軸101を中心とした回動方向に所定の位置回動させた位置に第1および第2の遊技入力手段を配置していることにより、図10の(b)に示す第1姿勢における第1の遊技入力手段(1−BETボタン11a、最大BETボタン12a、およびメダル投入口22a)の位置と、図10の(c)に示す第2姿勢における第2の遊技入力手段(1−BETボタン11b、最大BETボタン12b、およびメダル投入口22b)の位置とは、軸Lに対して筐体の操作側(前方)から視て左右対称となる。
このように、遊技に関する入力を入力する遊技入力手段としての1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22は、ベース300に設けられている。ベース300は、キャビネット2の操作側に着接自在に設けられており、着接により第1姿勢または第2姿勢でキャビネット2の操作側に着接される。1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22は、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、およびメダル投入口22と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、およびメダル投入口22の位置とが、キャビネット2の操作側から視て、左右対称となるようにベース300に配置されている。
したがって、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、およびメダル投入口22の位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、およびメダル投入口22の位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように1−BETボタン11、最大BETボタン12、およびメダル投入口22がベース300に配置されているため、遊技者は、ベース300をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、1−BETボタン11、最大BETボタン12、およびメダル投入口22をキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。
したがって、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、およびメダル投入口22の位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、およびメダル投入口22の位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように1−BETボタン11、最大BETボタン12、およびメダル投入口22がベース300に配置されているため、遊技者は、ベース300をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、1−BETボタン11、最大BETボタン12、およびメダル投入口22をキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。
また、このように、ベース300は、第1の配置部111と、第2の配置部112を備えており、第1の配置部111には、遊技に関する入力を入力する第1の遊技入力手段としての1−BETボタン11a、最大BETボタン12a、およびメダル投入口22aが設けられ、第2の配置部112には、第1の遊技入力手段の入力と同一の入力を入力する第2の遊技入力手段としての1−BETボタン11b、最大BETボタン12b、およびメダル投入口22bが設けられている。第1姿勢における第1の配置部111と第2の姿勢における第2の配置部112との位置が同位置となる。第1姿勢における1−BETボタン11a、最大BETボタン12a、およびメダル投入口22aの位置と第2姿勢における1−BETボタン11b、最大BETボタン12b、およびメダル投入口22bの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように、1−BETボタン11a、最大BETボタン12a、およびメダル投入口22aは第1の配置部111に配置され、1−BETボタン11b、最大BETボタン12b、およびメダル投入口22bは第2の配置部112に配置されている。
したがって、遊技者は、ベース300をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、同一の入力を入力する1−BETボタン11a・11b、最大BETボタン12a・12b、およびメダル投入口22a・22bを筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。また、2つの遊技入力手段が設けられたことにより、遊技入力手段が指向性を有するものであっても遊技入力手段を適切な向きで配置させることができる。
したがって、遊技者は、ベース300をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、同一の入力を入力する1−BETボタン11a・11b、最大BETボタン12a・12b、およびメダル投入口22a・22bを筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。また、2つの遊技入力手段が設けられたことにより、遊技入力手段が指向性を有するものであっても遊技入力手段を適切な向きで配置させることができる。
(実施形態4)
本発明の第4の実施の形態を図11に基づいて以下に説明する。なお、実施形態1と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。図11は、第1姿勢におけるベース400とキャビネット2との着接部分を示す断面図である。図11に示すように、ベース400の内部には、メダル投入口22に投入されたメダルCをキャビネット2の内部に向かって連絡する連絡路113・114が設けられており、ベース400の背面には、キャビネット2に回動自在に設けられた回動軸101が連結されている。回動軸101の内部は空洞になっており、回動軸101の内部において、キャビネット2の操作側に設けられた遊技媒体たるメダルCをキャビネット2内部に送入する筐体側送入路115と、ベース400の内部に設けられた連絡路113・114とが連絡されている。連絡路113・114および筐体側送入路115の連絡部分には、筐体側送入路115の方向に突出した誤連絡防止部116が設けられている。
本発明の第4の実施の形態を図11に基づいて以下に説明する。なお、実施形態1と同一の部材には同一の符号を付記してその説明を省略する。図11は、第1姿勢におけるベース400とキャビネット2との着接部分を示す断面図である。図11に示すように、ベース400の内部には、メダル投入口22に投入されたメダルCをキャビネット2の内部に向かって連絡する連絡路113・114が設けられており、ベース400の背面には、キャビネット2に回動自在に設けられた回動軸101が連結されている。回動軸101の内部は空洞になっており、回動軸101の内部において、キャビネット2の操作側に設けられた遊技媒体たるメダルCをキャビネット2内部に送入する筐体側送入路115と、ベース400の内部に設けられた連絡路113・114とが連絡されている。連絡路113・114および筐体側送入路115の連絡部分には、筐体側送入路115の方向に突出した誤連絡防止部116が設けられている。
筐体側送入路115は、第1姿勢において連絡路113と連絡され、第2姿勢において連絡路114と連絡される。第1姿勢において、メダル投入口22aに投入されたメダルCは、連絡路113を通り、誤連絡防止部116により筐体側送入路115の方向へ導かれ、筐体側送入路115を通過し、キャビネット2内部へ送入される。第2姿勢において、メダル投入口22bに投入されたメダルCは、連絡路114を通り、誤連絡防止部116により筐体側送入路115の方向へ導かれ、筐体側送入路115を通過し、キャビネット2内部へ送入される。
このように、連絡路113・114と筐体側送入路115が連絡される部分において、筐体側送入路115の方向に突出した誤連絡防止部116により、連絡路113を連絡される遊技媒体が連絡路114に誤連絡されること、および連絡路114を連絡される遊技媒体が連絡路113に誤連絡されることを防止でき、ベース400をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接され、メダル投入口22が、キャビネット2の操作側から視て左の位置および右の位置に配置させた場合であっても、確実に遊技媒体をキャビネット2内部に送入することができる。
なお、本発明の実施の形態において、ベースの中心軸を回動軸としているが、本発明において、筐体の操作側に着接自在であれば、これに特に限定されるものではなく、ベースの如何なる部分を回動軸としてもよい。
また、本発明の実施の形態において、スタートレバー6、BETボタン11・12、メダル投入口22または停止ボタン7を遊技入力手段としているが、本発明において、遊技に関する入力を入力するものであれば、これに特に限定されるものではない。
また、本発明の実施の形態において、第1の配置部および第2の配置部をベースに形成された面としているが、本発明において、第1姿勢における第1の配置部の位置と第2姿勢における第2の配置部の位置とが同位置となれば、これに特に限定されるものではない。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態の遊技機は、遊技媒体を用いて、所定の入力に応じて遊技を開始し、抽籤を実行し、抽籤結果および所定の入力に応じて遊技を実行し、遊技の実行結果に応じて遊技価値を付与する遊技機であって、筐体(キャビネット2等)と、筐体の操作側に着接自在に設けられ、着接により第1姿勢または第2姿勢で筐体の操作側に着接されるベース(ベース100等)と、ベースに設けられ、遊技に関する入力を入力する遊技入力手段(1−BETボタン11、最大BETボタン12、C/Pボタン14、スタートレバー6、メダル投入口22等)とを有し、遊技入力手段は、第1姿勢における遊技入力手段の位置と第2姿勢における遊技入力手段の位置とが、筐体の操作側から視て左右対称となるようにベースに配置されるように構成されている。
以上のように、本実施の形態の遊技機は、遊技媒体を用いて、所定の入力に応じて遊技を開始し、抽籤を実行し、抽籤結果および所定の入力に応じて遊技を実行し、遊技の実行結果に応じて遊技価値を付与する遊技機であって、筐体(キャビネット2等)と、筐体の操作側に着接自在に設けられ、着接により第1姿勢または第2姿勢で筐体の操作側に着接されるベース(ベース100等)と、ベースに設けられ、遊技に関する入力を入力する遊技入力手段(1−BETボタン11、最大BETボタン12、C/Pボタン14、スタートレバー6、メダル投入口22等)とを有し、遊技入力手段は、第1姿勢における遊技入力手段の位置と第2姿勢における遊技入力手段の位置とが、筐体の操作側から視て左右対称となるようにベースに配置されるように構成されている。
この構成によれば、 このように、遊技に関する入力を入力する遊技入力手段としての1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rは、ベース100に設けられている。ベース100は、キャビネット2の操作側に着接自在に設けられており、着接により第1姿勢または第2姿勢でキャビネット2の操作側に着接される。1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rは、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置とが、キャビネット2の操作側から視て、左右対称となるようにベース100に配置されている。
したがって、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rがベース100に配置されているため、遊技者は、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rをキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。
したがって、第1姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置と第2姿勢における1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rがベース100に配置されているため、遊技者は、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、1−BETボタン11、最大BETボタン12、メダル投入口22、スタートレバー6、C/Pボタン14および停止ボタン7L・7C・7Rをキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。
また、本実施の形態の遊技機において、遊技に関する入力を入力する第1の遊技入力手段(1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22a等)と、第1の遊技入力手段の入力と同一の入力を入力する第2の遊技入力手段(1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22b等)とを有し、ベースは、第1の遊技入力手段が設けられる第1の配置部(第1の配置部111等)と、第2の遊技入力手段が設けられ、第2姿勢において、第1姿勢における第1の配置部と同位置となる第2の配置部(第2の配置部112等)と、を備えており、第1姿勢における第1の遊技入力手段の位置と第2姿勢における第2の遊技入力手段の位置とが、筐体の操作側から視て左右対称となるように、第1の遊技入力手段は第1の配置部に配置されると共に、第2の遊技入力手段は第2の配置部に配置されるように構成されている。この構成によれば、ベース100は、第1の配置部111と、第2の配置部112を備えており、第1の配置部111には、遊技に関する入力を入力する第1の遊技入力手段としての1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aが設けられ、第2の配置部112には、第1の遊技入力手段の入力と同一の入力を入力する第2の遊技入力手段としての1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bが設けられている。第1姿勢における第1の配置部111と第2の姿勢における第2の配置部112との位置が同位置となる。第1姿勢における1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aの位置と第2姿勢における1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように、1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aは第1の配置部111に配置され、1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bは第2の配置部112に配置されている。
したがって、遊技者は、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、同一の入力を入力する1−BETボタン11a・11b、最大BETボタン12a・12bおよびメダル投入口22a・22bを筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。また、2つの遊技入力手段が設けられたことにより、遊技入力手段が指向性を有するものであっても遊技入力手段を適切な向きで配置させることができる。
したがって、遊技者は、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接することにより、同一の入力を入力する1−BETボタン11a・11b、最大BETボタン12a・12bおよびメダル投入口22a・22bを筐体の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。よって、遊技者が右利きであっても左利きであっても操作し易い遊技機を提供することができる。また、2つの遊技入力手段が設けられたことにより、遊技入力手段が指向性を有するものであっても遊技入力手段を適切な向きで配置させることができる。
また、本実施の形態の遊技機において、ベースは、筐体の操作側から視て前後方向である中心軸を中心に回動自在に設けられており、第2の配置部は、第1の配置部と、回動軸を介して対向しており、第2の遊技入力手段は、第1の遊技入力手段と対向する位置に配置されるように構成されている。この構成によれば、ベース100は中心軸を中心に回動自在であり、第1の配置部111と第2の配置部112は、中心軸を介して対向しているため、ベース100が中心軸中心に180度回動されると、第1姿勢における第1の配置部111と第2姿勢における第2の配置部112との位置が同位置となる。第1の遊技入力手段としての1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aと第2の遊技入力手段としての1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bとは対向しており、ベース100がキャビネット2の操作側から視て前後方向である中心軸を中心に180度回動されると、第1姿勢における1−BETボタン11a、最大BETボタン12aおよびメダル投入口22aの位置と第2姿勢における1−BETボタン11b、最大BETボタン12bおよびメダル投入口22bの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となる。
したがって、ベース100が中心軸中心に180度回動されることにより、ベース100を幅方向に大きくでき、併せて配置部111・112もベース100の幅方向に大きくできるため、より多くの遊技入力手段を設けることができる。また、ベース100を中心軸中心に回動させることにより、回動前後のおけるキャビネット2の操作側とベース100がずれないように、遊技入力手段をキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。
したがって、ベース100が中心軸中心に180度回動されることにより、ベース100を幅方向に大きくでき、併せて配置部111・112もベース100の幅方向に大きくできるため、より多くの遊技入力手段を設けることができる。また、ベース100を中心軸中心に回動させることにより、回動前後のおけるキャビネット2の操作側とベース100がずれないように、遊技入力手段をキャビネット2の操作側から視て左位置および右位置に配置させることができる。
また、本実施の形態の遊技機において、第1の遊技入力手段は、遊技媒体を筐体内部に送入する第1の送入口(メダル投入口22a等)であり、第2の遊技入力手段は、遊技媒体を筐体内部に送入する第2の送入口(メダル投入口22b等)であって、ベースに備えられ、第1の送入口から送入された遊技媒体を筐体内部に向かって連絡する第1の連絡路(連絡路113等)と、ベースに備えられ、第2の送入口から送入された遊技媒体を筐体内部に向かって連絡する第2の連絡路(連絡路114等)と、筐体に備えられ、第1姿勢において第1の連絡路と連絡され、第2姿勢において第2の連絡路と連絡され、遊技媒体を筐体内部に送入する筐体側送入路(筐体側送入路105、筐体側送入路115等)と、を有するように構成されている。この構成によれば、ベース100は、第1の配置部111と、第2の配置部112を備えており、第1の配置部111には、遊技媒体をキャビネット2内部に送出するメダル投入口22aが設けられ、第2の配置部112には、遊技媒体をキャビネット2内部に送出するメダル投入口22bが設けられている。第1姿勢における第1の配置部111と第2の姿勢における第2の配置部112との位置が同位置となる。第1姿勢におけるメダル投入口22aと第2姿勢におけるメダル投入口22bの位置とが、キャビネット2の操作側から視て左右対称となるように、メダル投入口22aは第1の配置部111に配置され、メダル投入口22bは第2の配置部112に配置されている。第1姿勢においては、メダル投入口22aから送入された遊技媒体をキャビネット2内部に向かって連絡する連絡路113と、遊技媒体をキャビネット2内部に送入する筐体側送入路105とが連絡される。第2姿勢においては、メダル投入口22bから送入された遊技媒体をキャビネット2内部に向かって連絡する連絡路114と、遊技媒体をキャビネット2内部に送入する筐体側送入路105とが連絡される。
したがって、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接され、メダル投入口22が、キャビネット2の操作側から視て左の位置および右の位置に配置させた場合であっても、確実に遊技媒体をキャビネット2内部に送入することができる。
したがって、ベース100をキャビネット2の操作側に第1姿勢または第2姿勢に着接され、メダル投入口22が、キャビネット2の操作側から視て左の位置および右の位置に配置させた場合であっても、確実に遊技媒体をキャビネット2内部に送入することができる。
(本実施の形態の変形例)
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
また、上述の実施の形態の遊技機は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を内部当籤役として決定する内部当籤役決定手段と、内部当籤役に基づいて変動表示手段に入賞態様を表示させる停止制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示されることを告知表示手段に告知態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、遊技結果表示手段又は変動表示手段の一部又は全部の可変表示を停止させる停止指令信号を出力する遊技者による操作が可能な位置に設けられた表示停止指令手段と、所定の単位遊技で内部当籤役決定手段が内部当籤役として決定した特定の役を次回の単位遊技にも内部当籤役として持ち越す内部当籤役持越手段と、内部当籤役決定手段が内部当籤役として決定した特定の役を蓄積して記憶する特定役蓄積手段と、特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を内部当籤役とする蓄積特定役当籤手段とを少なくとも1つ以上備えていてもよい。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると変動表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であってもよいし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でもよい。また、重なって表示されてもよい。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れかの、複数又は全部により遊技者に報知を行うようになっていてもよい。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると停止制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられてもよいし、停止制御手段は内部当籤役決定手段と同一の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、内部当籤役決定手段と別体の基板に設けられてもよい。(別体でもよい。)
『変動表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でもよい。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、変動表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力してもよいし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続くものであれば何でもよい。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行うプログラム等である。また、『内部当籤役決定手段』は、内部当籤役抽籤手段、内部当籤役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当籤手段等から構成されている。
なお、本実施の形態において、『遊技機』は、パチンコ、パチスロ機、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組み合わせの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(単チェリー、2連チェリー等)等を含む。
『外れ態様』は、変動表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当籤?』、『ボーナス当籤?』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様、また、その演出態様を含む。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB、RB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB、RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT,LCD、プラズマディスプレイ、7セグメント表示器、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等を含む。それらが複数設けられたもの、それらが組み合わせられたもの等を含む。
『内部当籤役』は、複数の役から内部当籤役決定手段により内部当籤役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、内部当籤役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用してもよい。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、内部当籤役決定手段が小役を内部当籤役と決定する確率を1単位遊技(1ゲーム)の間だけ高確率とするシングルボーナス、内部当籤役決定手段が小役を内部当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、内部当籤役決定手段がレギュラーボーナスを内部当籤役に決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、内部当籤役決定手段が決定した内部当籤役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する内部当籤役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の内部当籤役ナビゲート機能は、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターンの6種類等)にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで変動表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等を含む。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に変動表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能や、遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイも含む。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用してもよい。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から変動表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで、遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の入賞または通過を検出してから変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の入賞または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用してもよい。
1 遊技機
2 キャビネット
6 スタートレバー
7 停止ボタン
11 1−BETボタン
12 最大BETボタン
14 C/Pボタン
22 メダル投入口
100 ベース
101 回動軸
104 連絡口
105 筐体側送入路
106 回動支持溝
111 第1の配置部
112 第2の配置部
113 連絡路
114 連絡路
115 筐体側送入路
2 キャビネット
6 スタートレバー
7 停止ボタン
11 1−BETボタン
12 最大BETボタン
14 C/Pボタン
22 メダル投入口
100 ベース
101 回動軸
104 連絡口
105 筐体側送入路
106 回動支持溝
111 第1の配置部
112 第2の配置部
113 連絡路
114 連絡路
115 筐体側送入路
Claims (4)
- 遊技媒体を用いて、所定の入力に応じて遊技を開始し、抽籤を実行し、該抽籤結果および所定の入力に応じて遊技を実行し、遊技の実行結果に応じて遊技価値を付与する遊技機であって、
筐体と、
前記筐体の操作側に着接自在に設けられ、該着接により第1姿勢または第2姿勢で前記筐体の操作側に着接されるベースと、
前記ベースに設けられ、前記遊技に関する入力を入力する遊技入力手段と
を有し、
前記遊技入力手段は、前記第1姿勢における該遊技入力手段の位置と前記第2姿勢における該遊技入力手段の位置とが、前記筐体の操作側から視て左右対称となるように前記ベースに配置されていることを特徴とする遊技機。 - 前記遊技に関する入力を入力する第1の遊技入力手段と、
前記第1の遊技入力手段の入力と同一の入力を入力する第2の遊技入力手段と
を有し、
前記ベースは、前記第1の遊技入力手段が設けられる第1の配置部と、
前記第2の遊技入力手段が設けられ、前記第2姿勢において、前記第1姿勢における前記第1の配置部と同位置となる第2の配置部と、
を備えており、
前記第1姿勢における前記第1の遊技入力手段の位置と前記第2姿勢における前記第2の遊技入力手段の位置とが、前記筐体の操作側から視て左右対称となるように、前記第1の遊技入力手段は前記第1の配置部に配置されると共に、前記第2の遊技入力手段は前記第2の配置部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 前記ベースは、前記筐体の操作側から視て前後方向である中心軸を中心に回動自在に設けられており、
前記第2の配置部は、前記第1の配置部と、前記回動軸を介して対向しており、
前記第2の遊技入力手段は、前記第1の遊技入力手段と対向する位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の遊技機。 - 前記第1の遊技入力手段は、前記遊技媒体を前記筐体内部に送入する第1の送入口であり、前記第2の遊技入力手段は、前記遊技媒体を前記筐体内部に送入する第2の送入口であって、
前記ベースに備えられ、前記第1の送入口から送入された前記遊技媒体を前記筐体内部に向かって連絡する第1の連絡路と、
前記ベースに備えられ、前記第2の送入口から送入された前記遊技媒体を前記筐体内部に向かって連絡する第2の連絡路と、
前記筐体に備えられ、前記第1姿勢において前記第1の連絡路と連絡され、前記第2姿勢において前記第2の連絡路と連絡され、前記遊技媒体を前記筐体内部に送入する筐体側送入路と、
を有することを特徴とする請求項2または3に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007249013A JP2009077888A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007249013A JP2009077888A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009077888A true JP2009077888A (ja) | 2009-04-16 |
Family
ID=40653097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007249013A Pending JP2009077888A (ja) | 2007-09-26 | 2007-09-26 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009077888A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009136406A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Sammy Corp | 遊技機 |
JP2013180019A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
-
2007
- 2007-09-26 JP JP2007249013A patent/JP2009077888A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009136406A (ja) * | 2007-12-04 | 2009-06-25 | Sammy Corp | 遊技機 |
JP2013180019A (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-12 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
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