JP2008264360A - 遊技機 - Google Patents

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Iwao Miyazawa
巌 宮澤
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Aruze Corp
アルゼ株式会社
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Abstract

【課題】自店のメダル以外のメダルを容易に排除することができるようにする。
【解決手段】メダル投入口22から投入された、RFIDタグ120を内蔵したメダル115からIDデータを取得し、そのIDデータが正規品のメダル115のIDデータと一致する場合には、キャビネット2の内部に設けられたホッパー40に貯留する一方、そのIDデータが正規品のメダル115のIDデータと異なる場合には、メダル115の表面にマーキングを施した後に、キャビネット2の内部に設けられた不正メダル貯留タンク90に貯留する。
【選択図】図1

Description

本発明は、メダル等の遊技媒体を用いて遊技を行う遊技機に関する。
いわゆるパチスロ機と呼ばれる遊技機は、メダル等の遊技媒体を用いて遊技を行うものであるが、遊技媒体にRFIDタグを内蔵させることが提案されている。
特許文献1には、ICチップをメダルに内蔵させ、投入されたメダルからIDデータを読み取り、このIDデータに基づくID番号が予め定めた当籤番号と一致した場合に、特典を遊技者に付与する遊技装置が開示されている。また、特許文献2には、メダルに取り付けられたRFIDタグから読み込んだ認証データが適正である場合に、メダルの計数を行うことで、遊技者による不正行為を防止するメダル計数装置が開示されている。また、特許文献3には、メダル投入口から投入されたメダルのRFIDタグに記憶されている価値データを読み出して、この価値データに基づいた抽籤テーブルを遊技に使用することによって、メダルの種類によって入賞確率を変動させる遊技機が開示されている。
特開2003−117066号公報 特開2005−245853号公報 特開2006−230694号公報
ところで、遊技機に他店のメダルや不正メダルが使用されると、ホールの収益に影響が出るため、ホール側としては、他店のメダルや不正メダルの混入を防止する必要がある。そこで、特許文献4には、表面に円形バーコードによるホログラムを転写したメダルを使用し、投入されたメダルからID情報を読み取ることにより、他店のメダルや不正メダルを検出するパチスロ用遊戯メダルの不正防止システムが開示されている。また、特許文献5には、自店のメダルの画像情報に基づいて、自店のメダルと他店のメダルとを判別し、それぞれを計数するメダル計数管理システムが開示されている。また、特許文献6には、自店のメダルの画像情報に基づいて、自店のメダルと他店のメダルとを判別し、それぞれを計数し、他店のメダル数が上限値を超えた場合に、撮影カメラを作動させて遊技者を撮影し、この撮影情報に対応付けてメダルの計数情報を管理するメダル計数管理システムが開示されている。
特開2004−222877号公報 特開2006−296989号公報 特開2007−14625号公報
しかしながら、自店のメダルと、他店のメダルや不正メダルとは、外観が極めて類似している場合が多く、遊技機に投入された他店のメダルや不正メダルを払出口から排出したとしても、自店のメダルと容易に交わって、どれが他店のメダルや不正メダルであるのか分からなくなりやすいという問題があった。
本発明の目的は、自店のメダル以外のメダルを容易に排除することが可能な遊技機を提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の遊技機は、筐体と、前記筐体の外部に設けられ、IDデータが記録されたRFIDタグが内蔵されたメダルが投入される投入口と、前記投入口に連通し、前記メダルが進行するメダル通路と、前記メダル通路を進行する前記メダルの前記RFIDタグから前記IDデータを取得するデータ取得手段と、前記データ取得手段が取得した前記IDデータに基づいて、前記メダル通路を進行する前記メダルが正規品か不正品かを判別するメダル判別手段と、前記メダル判別手段が不正品と判別した場合に、前記メダルにマーキングを施すマーキング手段と、を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、不正品と判別されたメダルにマーキングが施されるから、他店のメダルや不正メダルが自店のメダルと混ざった場合であっても、マーキングが施されたメダルを探し出すことで、自店のメダル以外のメダルを容易に排除することができる。
また、本発明の遊技機においては、前記データ取得手段の配設位置よりも前記メダルの進行方向の下流側位置で、前記メダル通路から分岐された不正メダル分岐路と、前記不正メダル分岐路に連絡され、前記メダルが貯留される貯留手段と、前記メダル通路と前記不正メダル分岐路との分岐部に設けられ、当該分岐部を進行する前記メダルの進行方向を前記メダル通路と前記不正メダル分岐路とに切り替える通路切替手段と、前記メダル判別手段が正規品と判別した場合に、前記分岐部における前記メダルの進行方向を前記メダル通路に設定する一方、前記メダル判別手段が不正品と判別した場合に、前記分岐部における前記メダルの進行方向を前記不正メダル分岐路に設定するように、前記通路切替手段を制御する通路切替制御手段と、を更に有していてよい。
上記の構成によれば、不正品と判別されたメダルは、不正メダル分岐路を通って、貯留手段に貯留される。これにより、他店のメダルや不正メダルが自店のメダルと混ざることがないから、貯留手段に貯留されたメダルを回収することによって、自店のメダル以外のメダルを容易に排除することができる。
本発明の実施の形態を図1ないし図9に基づいて以下に説明する。
本実施の形態にかかる遊技機は、図1に示すように、所謂『パチスロ機』であり、複数の図柄の変動表示を入賞ライン上に停止して表示される図柄に基づいて特定の入賞態様が成立するように、遊技者の操作の検知により変動表示を停止可能に構成されている。尚、遊技機は、コインやメダル、遊技球等の他、遊技者に付与された、若しくは付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技するものであるが、以下の説明においては、遊技媒体や遊技価値としてメダル115を用いて説明する。
(遊技機1の機械的構成)
図1は、遊技機1の外観を示す斜視図である。遊技機1の全体を形成している筐体としてのキャビネット2の正面には、液晶表示装置5が設置されている。液晶表示装置5は、疑似リール4L・4C・4Rを後述する3個のリール3L・3C・3Rと同期するように表示することや、キャラクタ等による演出画像等を表示することが可能となっている。
キャビネット2は、箱体2aと、箱体2aに回転自在に設けられたドア枠2bとで構成されている。具体的には、箱体2a及びドア枠2bが一方の側面側(図1左側)で図示しない蝶番により連結され、それを支点にドア枠2bが箱体2aに対して開閉できるようになっている。そして、後述のドア開閉/打ち止め解除装置28を施錠することにより、ドア枠2bが箱体2aに固定されるようになっている。
液晶表示装置5は、ノーマリーホワイトに構成された透明液晶パネルと、この透明液晶パネルを背面側から照明するバックライトとを有している。なお、ノーマリーホワイトとは、液晶を駆動していない状態で白表示(表示面側に透過した光が外部より視認可能である)となる構成である。
液晶表示装置5の下方には、斜め上方に開口したリール表示窓2cが形成されている。そして、リール表示窓2cの奥には、3個のリール3L・3C・3Rが設けられている。3個のリール3L・3C・3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄からなる図柄列が記されている。図柄列は、「00」〜「20」のコードナンバーが付された複数種類の図柄からなっている。具体的には、「赤7」、「青7」、「チェリー」、「ベル」、「スイカ」及び「Replay」の図柄からなっている。各リールは、定速回転(例えば80回転/分)で回転する。上記の図柄列中における「赤7」、「青7」は、特定の入賞態様を構成するものとして設定されている。ここで、特定の入賞態様とは、後述のBB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)のボーナスが成立する入賞態様を意味する。
リール3L・3C・3Rの各図柄は、図1に示すように、キャビネット2の正面から縦方向に3つずつ、合計9つの図柄が視認できるようになっている。また、視認可能な9つの図柄の停止位置に対応して、5本の入賞ラインが設定されている。即ち、上下方向に3つ並ぶ図柄を水平に横切るトップライン、センターライン及びボトムライン、斜め方向に横切るクロスダウンライン、クロスアップラインが設けられている。これら各入賞ラインは、遊技者に視認可能に表示してもよいし、表示しなくてもよい。
液晶表示装置5は、図2に示すように、疑似リール4L・4C・4Rや図示しない演出画像等を表示する。疑似リール4L・4C・4Rは、リール3L・3C・3Rと同期するように表示され、リール3L・3C・3Rの外周面に記されている図柄列と同じ図柄列をスクロール表示・停止表示する。具体的には、疑似リール4L・4C・4Rは、リール3L・3C・3Rの回転開始と同時にスクロール表示を開始し、各リールの回転停止に伴ってスクロール表示を停止する。
疑似リール4L・4C・4Rの各図柄は、図2に示すように、キャビネット2の正面から縦方向に3つずつ、合計9つの図柄が視認できるようになっている。また、視認可能な9つの図柄の停止位置に対応して、5本の入賞ラインが設定されている。即ち、上下方向に3つ並ぶ図柄を水平に横切るトップライン8b、センターライン8c及びボトムライン8d、斜め方向に横切るクロスダウンライン8a、クロスアップライン8eが設けられている。
これらの入賞ラインは、後述の1−BETボタン11、最大BETボタン12を操作すること、或いはメダル投入口22にメダル115を投入することにより、1枚賭け時は1本(センターライン8cのみ)、2枚賭け時(1−BETボタン11を2回操作(押圧)又は、メダル115を2枚投入)は3本(センターライン8cに加え、トップライン8b、ボトムライン8d)、最大枚数(本実施例では3枚)賭け時は5本(2枚賭け時の3本に加え、クロスダウンライン8a、クロスアップライン8e)が有効化される。入賞ライン8a〜8eは、役の入賞の成否に関わる。具体的には、所定の役に対応する図柄組み合せを構成する図柄が何れかの有効化された入賞ラインに対応する所定の位置に並んで停止表示されることにより、所定の役の入賞が成立することとなる。以下の説明において、有効化された入賞ラインを有効ラインと言う場合がある。
疑似リール4L・4C・4Rのスクロール態様は、リール3L・3C・3Rの回転態様と同じである。また、疑似リール4L・4C・4Rの停止態様は、リール3L・3C・3Rの停止態様と同じである。このため、遊技者は、リール3L・3C・3Rに依存せずに、疑似リール4L・4C・4Rに依存して遊技を進めることが可能である。
図1に戻って、リール表示窓2cの左側には、払出枚数及びクレジット数を表示する表示部17が設けられている。表示部17は、7セグメント表示器からなり、最大4桁の数値が表示される。そして、左側2桁部分には、貯留されているメダルの枚数(クレジット数)が表示され、右側2桁部分には、入賞成立時のメダル115の払出枚数が表示される。
表示部17の右側には、メダル投入ランプ18、1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cが設けられている。メダル投入ランプ18は、メダル115の投入が受け付け可能であるときに点滅する。1−BETランプ9a、2−BETランプ9b及び最大BETランプ9cは、一のゲーム(単位遊技)を行うために賭けられたメダル115の数(以下、BET数ともいう)に応じて点灯する。尚、一のゲームは、全てのリールが停止したとき、又は、メダル115の払い出しが行われる場合には、メダル115が払い出されたときに終了する。
また、表示部17の左側には、遊技開始表示ランプ19及びリプレイランプ20が設けられている。遊技開始表示ランプ19は、入賞ライン8a〜8eの少なくとも1本が有効化されたときに点灯する。リプレイランプ20は、後述の「リプレイ」に入賞したときに点灯する。即ち、リプレイランプ20が点灯している場合には、メダル115を投入することなく、ゲームを開始することができる。
リール表示窓2c及び表示部17の下方には、水平面を有する台座部10が形成されている。台座部10の左側には、1−BETボタン11及び最大BETボタン12が設けられている。1−BETボタン11は、1回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの1枚をゲームへの賭け枚数とし、2回の押し操作により、クレジットされているメダルのうちの2枚をゲームへの賭け枚数とする。最大BETボタン12は、1回のゲームに賭けることが可能な最大枚数(本実施例では、3枚)をゲームへの賭け枚数とする。このBETボタン11・12を操作することで、上述の入賞ライン8a〜8eが有効化されるようになっている。
また、台座部10の前面部の左寄りには、遊技者が遊技で獲得したメダル115のクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算ボタン14(以下、C/Pボタン14と言う)が設けられている。このC/Pボタン14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダル115が払い出され、払い出されたメダル115はメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、遊技機1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM33等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
C/Pボタン14の右側には、遊技者の操作によりリール3L・3C・3Rを回転させるためのスタートレバー6が所定の角度範囲で回動自在に取り付けられている。台座部10の前面部中央には、3個のリール3L・3R・3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L・7C・7Rが設けられている。台座部10の右側には、投入口としてのメダル投入口22が設けられている。
3個の停止ボタン7L・7C・7Rの右側には、ドア開閉/打止め解除装置28(以下、開閉装置28と言う)が設けられており、この開閉装置28は、所定の鍵を用いて、右に回すことによりドア枠2bを開錠すると伴に遊技を打止め、左に回すことによりドア枠2bを施錠する。なお、開閉装置28は、施錠すると同時に打止め解除を行う。ここで、「打止め」とは、遊技を行えない状態(停止状態)にすることを言う。この開閉装置28は、所定の鍵を有するホールの店員によって操作される。
遊技機1の内部を示す図である図3に示すように、ドア枠2bには、メダル投入口22から投入されたメダル115を正規品と不正品とに選別するメダル選別装置100が設けられている。メダル選別装置100の後方には、メダル選別装置100から正規品のメダル115が送出されるホッパー40が配設されている。
ホッパー40は、リール3L・3C・3Rの下方に設けられている。ホッパー40は、正規品のメダル115を貯留するホッパータンク40aと、貯留されたメダル115を排出するホッパー本体40bとを備えている。ホッパー本体40bの内部には、図示しないメダル投入機構が設けられており、遊技結果に基づいて所定枚数のメダル115を投出ノズル40cから投出するように構成されている。投出されたメダル115は、ドア枠2bに開口したメダル払出口15を介してメダル受部16に受け入れられるようになっている。
また、ホッパー40の右隣りには、不正品のメダル115が貯留される貯留手段としての不正メダル貯留タンク90が設けられている。メダル選別装置100によって不正品と判別されたメダル115は、後述する不正メダル通路107を通って不正メダル貯留タンク90に貯留される。
図1に戻って、キャビネット2の上方の左右には、スピーカ21L・21Rが設けられている。これら2台のスピーカ21L・21Rの間には、LEDランプ29が設けられており、遊技状態に応じた演出に伴い、点滅等するようになっている。さらに、正面下部のメダル払出口15の右側に、スピーカ21Bが設けられている。
(メダル選別装置100の機械的構成)
上記のように構成された遊技機1には、図3のメダル選別装置100が着脱可能に設けられている。なお、メダル選別装置100は、メダル投入口22が一体的に形成されていてもよいし、メダル投入口22を備えた部材が組み付けられるようになっていてもよい。
メダル選別装置100は、図4(a)〜(d)に示すように、外枠体101と、外枠体101の内部に設けられたメダル通路102とを有している。なお、図4(b)は図4(a)のA−A断面図、図4(d)は図4(c)のA−A断面図である。メダル通路102は、メダル115が自重で進行するように形成されている。メダル通路102は、メダル115の進行方向の上流端に位置し、メダル投入口22に連通されたメダル投入部102aと、メダル115の進行方向の下流端に位置し、図3のホッパー40に連絡された正規メダル排出部102bと、正規メダル排出部102b側に位置し、後述する不正メダル通路107が接続された分岐部としての不正メダル排出部102cと、不正メダル排出部102cと正規メダル排出部102bとの間に位置された正規メダル検出部102eと、不正メダル排出部102cの上流側に位置された不正メダル検出部102fと、不正メダル検出部102fの上流側に位置されたメダル減速部102gとを有している。
上記の正規メダル検出部102eには、投入メダルセンサ103が設けられている。投入メダルセンサ103は、メダル115を検出することによりメダル115の枚数を計数するためのものである。投入メダルセンサ103は、例えば、互いに対向した発光部と受光部とを有して断面コ字状に形成され、その検出光軸を正規メダル検出部102e内に上方から臨ませて位置するフォトカプラである。
尚、投入メダルセンサ103の断面は、コ字状に形成された発光部と受光部とを備えた構成に限定されるものではなく、受光部だけを設けた構成にされていてもよい。また、正規メダル検出部102eには、2個の投入メダルセンサ103がメダル115の案内方向(進行方向)に隣接された2箇所に配設されていてもよい。この場合には、メダル115の枚数を検出するだけでなく、メダル115の通過が正常か否かを監視することが可能になる。即ち、投入メダルセンサ103を2つ隣接させて設けることによって、メダル115の通過速度や通過方向を検出することができ、これにより枚数だけでなく、逆方向に移動する不正行為を感知することが可能になる。
不正メダル検出部102fには、メダル115に内蔵された後述するRFIDタグ120からIDデータを非接触で受信するデータ取得手段としてのアンテナ105が設けられている。このアンテナ105が受信したIDデータに基づいて、メダル115が正規品であるか不正品であるかが判別される。
なお、メダル115は、図1に示すように、一定厚みに形成された円盤状のメダル基体115aと、メダル基体115aの外周端にメダル基体115aよりも大きな厚みで形成された周縁部115bとを有している。そして、メダル基体115aには、RFIDタグ120が内蔵されている。RFIDタグ120は、ICチップ120aと、このICチップ120aに接続された円盤状の送信アンテナ120bとを有している。
図4(a)、(c)に示すように、不正メダル検出部102fの上流側に位置されたメダル減速部102gは、メダル通路102を進行するメダル115の進行速度を減速させる機能を有している。具体的に説明すると、メダル減速部102gは、メダル通路102を曲折して形成された曲折通路部102hを有しており、曲折通路部102hは、メダル115の進行方向を急速に変化させることによって、メダル115に対してブレーキ力を付与するようになっている。これにより、メダル減速部102gは、メダル115を減速させた後に不正メダル検出部102fに進行させることによって、アンテナ105によるメダル115からのIDデータの受信を可能にしている。さらに、メダル減速部102gは、メダル115を減速させることによって、不正メダル検出部102fから不正メダル排出部102cまでの距離が短くても、メダル115が不正メダル排出部102cに到達する時間を判別の処理時間以上に設定することが可能になる。換言すれば、メダル減速部102gには、メダル115が不正メダル排出部102cに到達する時間を判別の処理時間以上に設定するように、メダル115に対するブレーキ力が設定されている。
なお、メダル減速部102gは、上記の進行方向の急激な変化による曲折通路部102h等の減速機構の他、起毛やメッシュ等による機械的な接触(摩擦)による減速機構、エアーの吹き付けによる減速機構、磁力や圧力による吸引力による減速機構等であってもよいし、これら機構の2以上を組み合わせた構成であってもよい。
上記の不正メダル検出部102fの下流側に位置する不正メダル排出部102cには、不正メダル貯留タンク90に連絡された不正メダル分岐路としての不正メダル通路107が接続されている。また、不正メダル排出部102cには、メダル115の進行方向を不正メダル通路107と正規メダル検出部102eとに切り替える通路切替手段としての通路切替機構108が設けられている。
不正メダル通路107には、この不正メダル通路107を通過するメダル115の表面に先端のパッドを接触させることによって、メダル115の表面を朱色のインクでマーキングするマーキング手段としてのマーカー111が設けられている。よって、不正メダル通路107を通過したメダル115の表面には、朱色のマーク111aが施される。マーカー111は、速乾性・不揮発性の朱色の顔料系インクを用いている。このため、先端のパッドが常に露出した状態であってもインクが揮発してしまうことがない。また、メダル115の表面に施されたマーク111aは素早く乾くために、他のメダル115に転写することがない。なお、インクの色は朱色に限定されるものではない。
通路切替機構108は、切替ソレノイド109と、底面部を揺動自在に支持された断面L字形状の切替板110とを有している。切替ソレノイド109は、励磁及び非励磁により切替板110を揺動可能にしており、この揺動動作によりメダル115の進行方向を切り替え可能にしている。そして、アンテナ105がメダル115から受信したIDデータが正規品を示すIDデータである場合には、切替ソレノイド109は、励磁状態にされることにより、メダル115の進行方向が正規メダル検出部102eになるように制御される一方、アンテナ105がメダル115から受信したIDデータが正規品を示すIDデータでない場合には、切替ソレノイド109は、非励磁状態にされることにより、メダル115の進行方向が不正メダル通路107になるように制御される。
これにより、通路切替機構108は、図4(a)、(b)に示すように、正規品のメダル115の場合に、切替ソレノイド109の励磁状態により、メダル115を正規メダル検出部102eに進行させて、投入メダルセンサ103による検出後にホッパー40に貯留させるようになっている。また、通路切替機構108は、図4(c)、(d)に示すように、不正品のメダル115の場合に、切替ソレノイド109の非励磁状態により、メダル115を不正メダル通路107に進行させて、マーカー111によるマーキングの後に不正メダル貯留タンク90に貯留させるようになっている。
なお、RFIDタグ120を内蔵していない不正品のメダル115を排除するために、通常、切替ソレノイド109は非励磁状態にされている。このため、RFIDタグ120を内蔵していない不正品のメダル115は、不正メダル通路107に進行し、マーカー111によるマーキングの後に不正メダル貯留タンク90に貯留されることとなる。
このように、不正品と判別されたメダル115にマーキングが施されるから、仮に他店のメダルや不正メダルが自店のメダルと混ざった場合であっても、マーキングが施されたメダル115を探し出すことで、自店のメダル以外のメダルを容易に排除することができる。また、不正品と判別されたメダル115は、不正メダル貯留タンク90に貯留される。これにより、他店のメダルや不正メダルが自店のメダルと混ざることがないから、不正メダル貯留タンク90に貯留されたメダル115を回収することによって、自店のメダル以外のメダルを容易に排除することができる。
(遊技機1の電気的構成)
上記のように構成された遊技機1は、図5に示すように、主基板に設けられた主制御回路71と、副基板に設けられた副制御回路72とで動作が制御されている。図5に示す主制御回路71は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ30を主たる構成要素とし、これに乱数サンプリングのための回路を加えて構成されている。マイクロコンピュータ30は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU31と、主基板側記憶手段であるROM32及びRAM33を有している。
CPU31には、基準クロックパルスを発生するクロックパルス発生回路34及び分周器35と、サンプリングされる乱数を発生する乱数発生器36及びサンプリング回路37とが接続されている。乱数発生器36は、一定の数値範囲に属する乱数を発生する。サンプリング回路37は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。そして、CPU31は、これらの乱数発生器36及びサンプリング回路37でサンプリングされた乱数及びROM32内に格納されている確率抽籤テーブルに基づいて、内部当籤役を決定するようになっている。
ここで、本実施の形態において、サンプリングされた1個の乱数により決定される内部当籤役の数は、「1」に限定されず、「2」の場合がある。具体的には、ボーナスと小役とが同時に内部当籤役として決定される場合や、小役と他の小役とが同時に内部当籤役として決定される場合がある。
尚、乱数サンプリングのための手段として、マイクロコンピュータ30内で、即ち、CPU31の動作プログラム上で乱数サンプリングを実行するように構成しても良い。その場合、乱数発生器36及びサンプリング回路37は省略可能であり、或いは、乱数サンプリング動作のバックアップ用として残しておくことも可能である。
主制御回路71のRAM33には、種々の情報が一時的に格納される。例えば、遊技状態、一の遊技におけるメダル投入数、一の遊技におけるメダル払出数等が格納される。
一方、主制御回路71のROM32には、スタートレバー6を操作(スタート操作)する毎に行われる乱数サンプリングの判定に用いられる確率抽籤テーブルや停止ボタンの操作に応じてリール3L・3C・3Rの停止態様を決定するための停止テーブル群等の各種のデータテーブルと、副制御回路72へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。また、ROM32には、後述のメインルーチン等の各処理ルーチンを実行するプログラム等が格納されている。
上記のマイクロコンピュータ30からの制御信号により動作が制御される主要なアクチュエータとしては、各種ランプ(1−BETランプ9a、2−BETランプ9b、最大BETランプ9c、メダル投入ランプ18、遊技開始表示ランプ19、リプレイランプ20)と、表示部17と、メダル115を収納し、ホッパー駆動回路41の命令により所定枚数のメダル115を払い出すホッパー(払出しのための駆動部を含む)40と、リール3L・3C・3Rを回転駆動するステッピングモータ49L・49C・49Rとがある。
さらに、ステッピングモータ49L・49C・49Rを駆動制御するモータ駆動回路39、ホッパー40を駆動制御するホッパー駆動回路41、各種ランプを駆動制御するランプ駆動回路45、及び表示部17を駆動制御する表示部駆動回路48がI/Oポート38を介してCPU31の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU31から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、主制御回路71は、制御指令を発生するために必要な入力信号を発生する入力信号発生手段に接続されている。主な入力信号発生手段としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11S、最大BETスイッチ12S、C/Pスイッチ14S、投入メダルセンサ22S、リール停止信号回路46、リール位置検出回路47、払出完了信号回路44がある。これらもI/Oポート38を介してCPU31に接続されている。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダル115を検出する。リール停止信号回路46は、各停止ボタン7L・7C・7Rの操作に応じてリール停止信号を発生する。リール位置検出回路47は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各リール3L・3C・3Rの位置を検出するための信号をCPU31へ供給する。払出完了信号回路44は、メダル検出部40Sの計数値(ホッパー40から払い出されたメダル115の枚数)が指定された枚数データに達した時、メダル払出完了を検知するための信号を発生する。
上記の主制御回路71は、副制御回路72にコマンドや情報等を一方向に出力可能に接続されている。副制御回路72は、主制御回路71を構成する主基板とは別の副基板上に構成され、主制御回路71からの制御指令(コマンド)に基づいて液晶表示装置5の表示制御、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力制御、及び、LEDランプ29からの光の出力制御を行う。
また、主制御回路71には、外部集中端子板89を介してホールコンピュータ200が接続されている。ホールコンピュータ200は、ホールに設置された全ての遊技機1を一元管理している。例えば、各遊技機1におけるペイアウト率を管理している。ペイアウト率とは、遊技機1に賭けられた全メダル数に対して、この遊技機1が払い出した全メダル数の割合を示すものである。
(メダル選別装置100の電気的構成)
上記の主制御回路71、副制御回路72及びホールコンピュータ200は、図5に示すように、外部集中端子板89を介してメダル選別装置100に接続されている。メダル選別装置100は、図4に示すように、外枠体101の内部に設けられたセレクタ基板150を有している。セレクタ基板150には、図6に示すように、マイクロコンピュータ等で構成されたセレクタ制御部151と、切替ソレノイド109に接続され、切替ソレノイド109を作動させるアクチュエータ駆動部156と、外部集中端子板89に着脱可能に接続されたコネクタ157とが実装されている。
上記のセレクタ制御部151は、IDデータ入力部161と、アクチュエータ出力部162と、メダルセンサ入力部163と、通信部164と、演算部165と、記憶部166とを有している。IDデータ入力部161には、アンテナ105が接続されており、アンテナ105が受信したメダル115のIDデータが入力される。アクチュエータ出力部162には、アクチュエータ駆動部156が接続されており、アクチュエータ出力部162は、アクチュエータ駆動部156を駆動させることによって、切替ソレノイド109を作動させる。メダルセンサ入力部163には、投入メダルセンサ103が接続されており、投入メダルセンサ103からの信号が入力される。
通信部164には、コネクタ157が接続されており、通信部164は、外部集中端子板89を介して、主制御回路71や副制御回路72、ホールコンピュータ200等との間でデータ通信を行う。
また、記憶部166には、正規品のメダル115のRFIDタグ120が記憶するIDデータが記憶されている。また、記憶部166には、メダル判別処理ルーチン等の各種のプログラムが記憶されている。
演算部165は、上記のメダル判別処理ルーチン等の各種プログラムを実行する。具体的には、メダル判別手段としての演算部165は、アンテナ105が受信したメダル115のIDデータが、記憶部166が記憶する正規品のIDデータと一致するか否かを判定することによって、メダル通路102を進行するメダル115が正規品か不正品かを判別する。また、通路切替制御手段としての演算部165は、メダル通路102を進行するメダル115が正規品と判別した場合には、切替ソレノイド109を励磁状態にすることにより、メダル115を正規メダル検出部102eに進行させる一方、メダル通路102を進行するメダル115が不正品と判別した場合には、切替ソレノイド109を非励磁状態にすることにより、メダル115を不正メダル通路107に進行させる。
(遊技状態)
以上のように構成された遊技機1は、『一般遊技状態』、『RT遊技状態』、『BB遊技状態』及び『RB遊技状態』からなる4種類の遊技状態を出現させる。これら「4種類」の各遊技状態は、基本的に、内部当籤する可能性のある役の種類、再遊技に内部当籤する確率及び入賞成立を実現することが可能なボーナスの種別、内部当籤と入賞成立との関係により区別される。
『一般遊技状態』は、基本的に、所謂「出球率」(遊技に賭けられた単位遊技価値に対して遊技者に付与される遊技価値)の期待値が「1」よりも小さい遊技状態であり、他の遊技状態と比べて遊技者にとって最も不利な遊技状態である。
『RT遊技状態』は、『一般遊技状態』よりもリプレイに内部当籤する確率が高い遊技状態である。『RT遊技状態』は、『一般遊技状態』において、RT(リプレイタイム)に内部当籤し、RTに入賞した場合に発生する。RTの入賞は、『一般遊技状態』において「ベル−リプレイ−リプレイ」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。また、『RT遊技状態』は、『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』の終了後に所定の確率で発生する。『RT遊技状態』は、単位ゲームが所定回数(例えば、100ゲーム)行われると終了する。しかしながら、『RT遊技状態』においてBB又はRBの入賞が成立した場合には、『RT遊技状態』は直ちに終了する。また、『RT遊技状態』において特定の小役(本実施の形態においてはチェリーの小役)の入賞が成立した場合には、所謂パンクとなり、『RT遊技状態』は直ちに終了する。リプレイタイム(RT)とは、遊技状態が『RT遊技状態』となっている期間を指す。
『BB遊技状態』は、『一般遊技状態』又は『RT遊技状態』において、BB(ビッグボーナス)に内部当籤し、BBに入賞した場合に発生する。BBの入賞は、『一般遊技状態』又は『RT遊技状態』において「赤7−赤7−赤7」又は「青7−青7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『BB遊技状態』は、所定枚数(例えば、240枚)以上のメダル115の払い出しが完了すれば終了する。
『RB遊技状態』は、『一般遊技状態』又は『RT遊技状態』においてRB(レギュラーボーナス)に内部当籤し、RBに入賞した場合に発生する。RBの入賞は、『一般遊技状態』又は『RT遊技状態』において「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『RB遊技状態』は、所定枚数(例えば、120枚)以上のメダル115の払い出しが完了すれば終了する。
(図柄組み合わせと払い出し枚数)
次に、遊技状態と入賞成立を示す図柄組み合わせとメダルの払い出し枚数との関係を説明する。一般遊技状態及びRT遊技状態においては、『BB』、『RB』と『再遊技(リプレイ)』と『スイカの小役』と『ベルの小役』と『チェリーの小役』とに入賞する可能性がある。『BB』は、「青7−青7−青7」又は「赤7−赤7−赤7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。『RB』は、「赤7−赤7−青7」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。このときのメダルの払い出し枚数は「0枚」である。また、『再遊技(リプレイ)』は、「Replay−Replay−Replay」が並ぶことにより成立する。再遊技の入賞が成立すると、投入したメダルの枚数と同数のメダルが自動投入されるので、遊技者はメダルを消費することなく次回のゲームを行うことができる。また、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。
また、一般遊技状態においては、『RT』に入賞する可能性がある。『RT』は、「ベル−リプレイ−リプレイ」が有効ラインに沿って並ぶことにより成立する。このときのメダルの払い出し枚数は「0枚」である。『RT』の入賞が成立すると、遊技状態がRT遊技状態となり、以降の所定回数の遊技において、再遊技(リプレイ)に内部当籤する確率が高くなる。
なお、一般遊技状態及びRT遊技状態において、BB、RBに内部当籤すると、その内部当籤役が持越役としてセットされ、以降のゲームに持ち越されるようになる。ここで、内部当籤役の持ち越しとは、次以降のゲームにおいてBB、RBに内部当籤しなくても、BB、RBに入賞できるようにすることである。具体的には、内部当籤役が『なし(ハズレ)』となった場合に、BB、RBに入賞できるようになっている。但し、同時に2以上の持越役がセットされることはない。
BB遊技状態では、再遊技(リプレイ)、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役に入賞する可能性がある。BB遊技状態では、『RT』、『BB』及び『RB』に入賞する場合はない。また、RB遊技状態においては、再遊技(リプレイ)、スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役に入賞する可能性がある。スイカの小役、ベルの小役、チェリーの小役の場合、それぞれ6枚、10枚、6枚のメダルが払い出される。また、RB遊技状態においては、『RT』、『BB』及び『RB』に入賞する場合はない。
(遊技機1の動作:主制御回路71)
上記の構成において、図7及び図8に示すメインルーチンを参照して、遊技機1の主制御回路71のCPU31の制御動作について説明する。
先ず、電源が投入されると、遊技機1は、主制御回路71において図7及び図8のメインルーチンを実行することにより遊技を実施可能な状態になると共に、副制御回路72において図示しない演出処理ルーチンを実行することにより液晶表示装置5において疑似リール4L・4C・4Rや演出画像等の表示等を実施したり、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力を実施したり、LEDランプ29による光の出力を実施したり、これらを実施可能な状態になる。
(主制御回路71の動作:メインルーチン)
主制御回路71によりメインルーチンが実行されると、図7に示すように、初めに、CPU31は、遊技開始時の初期化を行う(S1)。具体的には、RAM33の記憶内容の初期化、通信データの初期化等を行う。続いてゲーム終了時のRAM33の所定の記憶内容を消去する(S2)。具体的には、前回のゲームに使用されたRAM33の書き込み可能エリアのデータの消去、RAM33の書き込みエリアへの次回のゲームに必要なパラメータの書き込み、次回のゲームのシーケンスプログラムの開始アドレスの指定等を行う。次に、CPU31は、投入メダルセンサ22SやBETスイッチ11S・12Sからの入力があるまで待機状態となる(S3)。この後、メダル投入信号を副制御回路72に送信するとともに、スタートレバー6の操作によりスタートスイッチ6Sがオンされたか否かを判定する(S4)。
スタートスイッチ6Sがオンされていないと判定した場合には(S4:NO)、S4を繰り返すことにより入力待ちの状態となる。スタートスイッチ6Sがオンされたと判定した場合には(S4:YES)、リール回転処理を行い(S5)、リール回転信号を副制御回路72に送信する。その後、抽籤用の乱数を抽出する(S6)。そして、遊技状態監視処理を実行することによって、今回のゲームにおける遊技状態を確認し、セットする(S7)。即ち、今回のゲームの遊技状態を一般遊技状態、RT遊技状態、BB遊技状態、及び、RB遊技状態の何れかにセットし、遊技状態信号を副制御回路72に送信する。さらに、確率抽籤処理を行い(S8)、内部当籤役を決定する。そして、決定した内部当籤役に対応する内部当籤役信号を副制御回路72に送信する。
続いて、停止テーブル選択処理を実行する(S9)。具体的には、内部当籤役の種類を用いて特定の停止テーブル群を選択する。かかる停止テーブル群は、後のリール回転停止処理において、リール3L・3C・3Rを停止させる際に使用される。ここで、停止テーブル信号を副制御回路72へ送信する。次に、リール回転停止処理を実行する(S10)。即ち、何れかの停止ボタン7L・7C・7Rが押圧操作されたタイミングや自動停止タイマが「0」になったタイミングで滑りコマ数を決定するための滑りコマ数決定処理を行う。具体的には、決定(選択)された停止テーブル、決定された内部当籤役等に基づいて滑りコマ数を決定する。続いて、滑りコマ数分、停止操作された停止ボタンに対応するリールを回転させてから停止させる。尚、停止ボタン7L・7C・7Rが操作され、対応するリールが停止する毎にリール停止信号(左、中、右)を副制御回路72に送信する。また、全てのリール3L・3C・3Rが停止したときに、全リール停止信号を副制御回路72に送信する。
次に、CPU31は入賞判定を行う(S11)。入賞判定とは、センターラインにおけるリール3L・3C・3Rの各図柄の停止態様(センターライン8cにおける疑似リール4L・4C・4Rの各図柄の停止態様)に基づいて入賞役(入賞が成立した役)を識別することである。そして、入賞信号を副制御回路72に送信する。この後、獲得したメダルのクレジット又は払い出しを行う(S12)。具体的には、入賞成立によりメダルを獲得する場合は、表示部17にメダルの獲得枚数を表示する。そして、遊技者によりC/Pボタン14が切替えられることにより、獲得したメダルを遊技機1内にクレジットするか、メダル払出口15からメダル115を払い出すかを決定する。尚、クレジットしたメダルは、次ゲームでBETボタン11・12を押すことによりメダルを賭けることができる。
次に、図8に移って、現在の遊技状態が『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』であるか否かを判定する(S13)。遊技状態が『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』であると判定した場合には(S13:YES)、ボーナス(BB,RB)の『払出枚数チェック処理』を行う(S14)。この『払出枚数チェック処理』では、BB遊技状態におけるメダル115の払い出し枚数、RB遊技状態におけるメダル115の払い出し枚数をチェックする。
次に、ボーナスの終了時であるか否かを判定する(S15)。具体的には、BBの入賞が成立した後では、BB遊技状態において所定枚数(例えば、240枚)以上のメダル115の払い出しが完了したか否かを判定する。また、RBの入賞が成立した後では、RB遊技状態において所定枚数(例えば、120枚)以上のメダル115の払い出しが完了したか否かを判定する。この結果、ボーナスの終了時でないと判定した場合には(S15:NO)、S2に戻る。これにより、次回の単位ゲームの遊技状態がBB遊技状態又はRB遊技状態に維持される。
一方、ボーナスの終了時であると判定した場合には(S15:YES)、ボーナス終了信号を副制御回路72に出力し(S16)、BB作動中フラグ又はRB作動中フラグをオフにする(S17)。なお、BB作動中フラグ、RB作動中フラグは、遊技状態がBB遊技状態、RB遊技状態であるか否かを判定するためのフラグである。
そして、RTが開始されるか否かを判定する(S18)。RTが開始されないと判定した場合には(S18:NO)、S2に戻る。これにより、次回の単位ゲームの遊技状態が一般遊技状態となる。一方、RTが開始されると判定した場合には(S18:YES)、RT作動中フラグをオンにし(S19)、S2に戻る。これにより、次回の単位ゲームの遊技状態がRT遊技状態となる。なお、RT作動中フラグは、RT遊技状態であるか否かを判定するためのフラグである。
S13において、遊技状態が『BB遊技状態』又は『RB遊技状態』でないと判定した場合には(S13:NO)、続いて、現在のゲームでBB,RBに入賞したか否かを判定する(S20)。BB、RBに入賞したと判定した場合には(S20:YES)、持越役格納領域をクリアすることによって、持ち越している持越役を消去する(S21)。そして、RT中であるか否かを判定する(S22)。RT中であると判定した場合には(S22:YES)、RT終了信号を副制御回路72に出力し(S23)、RT作動中フラグをオフにする(S24)。
S22において、RT中でないと判定した場合(S22:NO)、又は、S24の後に、BB作動中フラグ又はRB作動中フラグをオンにし(S25)、S2に戻る。これにより、次回の単位ゲームの遊技状態がBB遊技状態又はRB遊技状態となる。
S20において、BB、RBに入賞していないと判定した場合には(S20:NO)、続いて、現在のゲームでRTに入賞したか否かを判定する(S26)。RTに入賞したと判定した場合には(S26:YES)、RT作動中フラグをオンにし(S27)、S2に戻る。これにより、次回の単位ゲームの遊技状態がRT遊技状態となる。一方、RTに入賞していないと判定した場合には(S26:NO)、RTの終了時であるか否かを判定する(S28)。具体的には、RT遊技状態において、単位ゲームが所定回数(例えば、100ゲーム)行われたか否か、現在のゲームで特定の小役(本実施の形態においてはチェリーの小役)の入賞が成立したか否かを判定する。この結果、RTの終了時でないと判定した場合には(S28:NO)、S2に戻る。これにより、次回の単位ゲームの遊技状態が一般遊技状態又はRT遊技状態に維持される。
一方、RTの終了時であると判定した場合には(S28:YES)、RT終了信号を副制御回路72に出力し(S29)、RT作動中フラグをオフにし(S30)、S2に戻る。これにより、次回の単位ゲームの遊技状態が一般遊技状態となる。
(遊技機1の動作:副制御回路72)
上記の主制御回路71におけるメインルーチンにより各種の処理が実行されると、処理に応じた結果や内容がコマンドやデータとして副制御回路72に入力される。副制御回路72においては、図示しない演出処理ルーチン等をそれぞれ独立して実行している。そして、演出処理ルーチンの実行により、疑似リール4L・4C・4Rをリール3L・3C・3Rに同期するように液晶表示装置5に表示させるとともに、コマンドに基づいた演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。例えば、メダル投入を示すコマンドが入力された場合には、スタートレバー6の操作を促す演出画像等を液晶表示装置5に表示させる。また、液晶表示装置5からの演出にともなって、或いは独立して、LEDランプ29からの光の出力による演出、スピーカ21L・21R・21Bからの音の出力による演出を行う。
(遊技機1の動作:メダル選別装置100)
上記のようにして主制御回路71においてメインルーチンが実行されているときに、メダル選別装置100においては、図9のメダル判別処理ルーチンが実行されている。
図9に示すメダル判別処理ルーチンにおいて、演算部165は、まず、メダル115からIDデータを取得したか否かを判定する(A1)。IDデータを取得したと判定した場合には(A1:YES)、取得したIDデータが正規品のメダル115のRFIDタグ120に記憶されているIDデータに一致するか否かを判定する(A2)。取得したIDデータが正規品のメダル115のIDデータに一致すると判定した場合には(A2:YES)、切替ソレノイド109を励磁状態にして(A3)、A1に戻る。これにより、正規品のメダル115は正規メダル検出部102eに進行して、投入メダルセンサ103で検出された後に、ホッパー40に貯留されることとなる。
A1において、IDデータを取得していないと判定した場合には(A1:NO)、切替ソレノイド109を非励磁状態にして(A4)、A1に戻る。これにより、RFIDタグ120を備えていないようなメダル115は、不正メダル通路107を進行し、マーカー111によるマーキングの後に不正メダル貯留タンク90に貯留されることとなる。また、A2において、取得したIDデータが正規品のメダル115のIDデータに一致しないと判定した場合には(A2:NO)、切替ソレノイド109を非励磁状態にして(A4)、A1に戻る。これにより、不正なIDデータを記憶するRFIDタグ120を備えたメダル115は、不正メダル通路107を進行し、マーカー111によるマーキングの後に不正メダル貯留タンク90に貯留されることとなる。
このように、不正品と判別されたメダル115にマーキングが施されるから、仮に他店のメダルや不正メダルが自店のメダルと混ざった場合であっても、マーキングが施されたメダル115を探し出すことで、自店のメダル以外のメダルを容易に排除することができる。また、不正品と判別されたメダル115は、不正メダル貯留タンク90に貯留される。これにより、他店のメダルや不正メダルが自店のメダルと混ざることがないから、不正メダル貯留タンク90に貯留されたメダル115を回収することによって、自店のメダル以外のメダルを容易に排除することができる。
なお、A2において、取得したIDデータが正規品のメダル115のIDデータに一致しないと判定した場合には(A2:NO)、不正なIDデータをホールコンピュータ200に送信してもよい。また、不正なIDデータを副制御回路72に送信することによって、不正品のメダル115が使用された旨を液晶表示装置5に表示させたり、スピーカ21L,21R,21Bから出力させてもよい。
(本実施の形態の概要)
以上のように、本実施の形態の遊技機1は、筐体(キャビネット2等)と、筐体の外部に設けられ、IDデータが記録されたRFIDタグ120が内蔵されたメダル115が投入される投入口(メダル投入口22等)と、投入口に連通し、メダル115が進行するメダル通路102と、メダル通路102を進行するメダル115のRFIDタグ120からIDデータを取得するデータ取得手段(アンテナ105、IDデータ入力部161等)と、データ取得手段が取得したIDデータに基づいて、メダル通路102を進行するメダル115が正規品か不正品かを判別するメダル判別手段(演算部165、図9のメダル判別処理ルーチン等)と、メダル判別手段が不正品と判別した場合に、メダル115にマーキングを施すマーキング手段(マーカー111等)と、を有する構成にされている。
上記の構成によれば、不正品と判別されたメダル115にマーキングが施されるから、他店のメダルや不正メダルが自店のメダルと混ざった場合であっても、マーキングが施されたメダル115を探し出すことで、自店のメダル以外のメダルを容易に排除することができる。
また、本実施の形態の遊技機1においては、データ取得手段の配設位置よりもメダル115の進行方向の下流側位置で、メダル通路102から分岐された不正メダル分岐路(不正メダル通路107等)と、不正メダル分岐路に連絡され、メダル115が貯留される貯留手段(不正メダル貯留タンク90等)と、メダル通路102と不正メダル分岐路との分岐部(不正メダル排出部102c等)に設けられ、分岐部を進行するメダル115の進行方向をメダル通路102と不正メダル分岐路とに切り替える通路切替手段(通路切替機構108、切替ソレノイド109、切替板110等)と、メダル判別手段が正規品と判別した場合に、分岐部におけるメダル115の進行方向をメダル通路102に設定する一方、メダル判別手段が不正品と判別した場合に、分岐部におけるメダル115の進行方向を不正メダル分岐路に設定するように、通路切替手段を制御する通路切替制御手段(演算部165、図9のメダル判別処理ルーチン等)と、を更に有する構成にされている。
上記の構成によれば、不正品と判別されたメダル115は、不正メダル分岐路を通って、貯留手段に貯留される。これにより、他店のメダルや不正メダルが自店のメダルと混ざることがないから、貯留手段に貯留されたメダル115を回収することによって、自店のメダル以外のメダルを容易に排除することができる。
(本実施の形態の変形例)
以上、本発明の実施例を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、具体的構成などは、適宜設計変更可能である。また、発明の実施の形態に記載された、作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
例えば、本実施の形態において、マーカー111がメダル115にマーキングを施す構成にされているが、この構成に限定されるものではなく、インクジェット方式等によって、メダル115に向かってインクを吹き付けてマーキングを行う構成にされていてもよい。
また、本実施の形態において、液晶表示装置5が疑似リール4L,4C,4Rを表示する構成にされているが、この構成に限定されるものではなく、液晶表示装置5の背面側に、リール3L,3C,3Rと同様の機械式のリールが配置されており、液晶表示装置5を介して、機械式のリールに記された図柄が視認可能に構成されていてもよい。
また、上述の実施の形態の遊技機は、以下の構成を上述の実施の形態における構成に加えて、或いは重複して備えていても良い。
即ち、遊技機は、所定の遊技結果が表示された場合に遊技者に遊技価値を付与する遊技価値付与手段と、遊技開始指令信号に基づいて所定の役を内部当籤役として決定する内部当籤役決定手段と、内部当籤役に基づいて変動表示手段に入賞態様を表示させる停止制御手段と、演出表示手段に遊技に関連した演出態様を表示させる演出表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示される可能性があることを予告表示手段に予告態様を表示させる予告表示制御手段と、遊技結果表示手段に特定の遊技結果が表示される以前に、特定の遊技結果が表示されることを告知表示手段に告知態様を表示させる告知表示制御手段と、遊技結果表示手段の表示制御を行う表示制御手段と、遊技結果表示手段又は変動表示手段の一部又は全部の可変表示を停止させる停止指令信号を出力する遊技者による操作が可能な位置に設けられた表示停止指令手段と、所定の単位遊技で内部当籤役決定手段が内部当籤役として決定した特定の役を次回の単位遊技にも内部当籤役として持ち越す内部当籤役持越手段と、内部当籤役決定手段が内部当籤役として決定した特定の役を蓄積して記憶する特定役蓄積手段と、特定役蓄積手段が蓄積して記憶している特定の役を内部当籤役とする蓄積特定役当籤手段とを少なくとも1つ以上備えていてもよい。
ここで、上記の『遊技結果表示手段』は、まとめると変動表示手段、演出表示手段、告知表示手段等を含んで構成されている。それらが、別体の表示装置であってもよいし、単一の表示装置に設けられた所定の表示部(スプライト、深度の異なる3Dオブジェクト)でもよい。また、重なって表示されてもよい。さらには、1又は複数の音、1又は複数の光、1又は複数の色、1又は複数の画像、1又は複数の臭い等、1又は複数の感触(振動、圧力)のうちの何れかの、複数又は全部により遊技者に報知を行うようになっていてもよい。
『遊技価値付与手段』は、遊技価値(コイン)を付与(払出)するプログラム等、有利状態発生手段を含み、賞媒体の払出、磁気カードへの記録、ゲームの得点加算も含む。
『表示制御手段』は、まとめると停止制御手段、演出表示制御手段、告知表示制御手段等を含んで構成されている。単一の基板に設けられていても、別体の複数の基板に設けられてもよいし、停止制御手段は内部当籤役決定手段と同一の基板に設けられてもよい(別体でもよい。)。さらには、演出表示制御手段及び告知表示制御手段は、内部当籤役決定手段と別体の基板に設けられてもよい(別体でもよい。)。
『変動表示手段』は、静止画像・動画像等を表示するものであり、リールやディスクによる移動表示、複数種類の図柄を可変表示または停止表示する1又は複数の図柄表示部から構成されている。例えばパチスロ機やビデオスロットの図柄、パチンコの特図、音図、判定図柄等を表示する。また、遊技結果として、特定の入賞態様を表示すれば何でもよい。
『表示停止指令手段』は、演出表示手段、変動表示手段、告知表示手段等のうちの1つ、複数、全ての可変表示を停止させる信号を出力してもよいし、1つ又は複数の表示部に対応して1つ設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。或いは、1つの表示部に対応して複数設けられていてもよい(表示部は、図柄表示部等)。
『有利状態発生手段』は、複数の遊技単位の間、継続して遊技者に有利な状態が続くものであれば何でもよい。例えば発生判定、継続判定、途中終了判定、発生、継続、終了等を行うプログラム等である。また、『内部当籤役決定手段』は、内部当籤役抽籤手段、内部当籤役持越手段、特定役蓄積手段、蓄積特定役当籤手段等から構成されている。
尚、本実施の形態において、『遊技機』は、パチンコ、パチスロ機、ビデオスロット等を含む。『遊技結果』は、入賞態様、外れ態様、演出態様、告知態様等を含む。『特定の入賞態様』は、特定の図柄の表示(『3』、『7』等)や特定の図柄の組み合わせの表示(『777』『776』等)、複数の図柄うちに特定の図柄が含まれている(単チェリー、2連チェリー等)等を含む。
『外れ態様』は、変動表示手段に表示される入賞態様以外の態様、演出態様、告知態様等を含む。『所定の遊技結果』は、入賞態様等を含む。『演出態様』は、客待ち中、遊技中、遊技間、入賞(前、中、後)、有利状態(前、中、後)等を盛り上げる態様、または、それらの遊技情報(遊技案内)の報知態様、その他の態様等を含み、『大当り』、『ボーナス』、『外れ』、有利状態の継続数等の文字も含む。
『予告態様』は、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されている可能性があることを遊技者に対して予告する態様や外れを予告する態様、また、その演出態様を含む。『外れ?』、『ベル?』、『大当り当籤?』、『ボーナス当籤?』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。『告知態様』は、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されていることを遊技者に対して告知する態様や、所定の内部当籤役または特定の内部当籤役が決定されていないことを遊技者に対して告知する態様、また、その演出態様を含む。『大当り確定』、『ボーナス確定』、『外れ確定』、『ベル確定』、『遊技手順ナビゲート機能当籤?』等の文字も含む。
『態様』は、1又は複数の図柄(動/静止)画像、1又は複数のキャラクタ(動/静止)画像、1又は複数の背景(動/静止)画像、1又は複数の吹出し(動/静止)画像、1又は複数の文字、1図形、1又は複数の可動物の所定の動作等、1又は複数のランプの点灯、点滅等、1又は複数のスピーカの音等を含む。『遊技情報』は、遊技コンセプト(背景)、遊技のルール、操作説明、リーチ目、チャンス目、役・リプレイの説明、有利状態(BB、RB等)の説明、有利状態(BB,RB等)、確率、所定時点(ボーナス、BB、RB、所定操作等)からの経過ゲーム数等を含む。
『遊技開始指令手段』は、スタートレバー、スピンボタン等のスイッチ、遊技媒体投入、図柄始動口(ゲート)等を含む。『表示停止指令手段』は、ボタン、レバー、プログラム(計時手段)等を含む。『図柄表示手段』は、CRT,LCD、プラズマディスプレイ、7セグメント表示器、ドットマトリックス、ランプ、LED、蛍光灯、EL、電子ペーパ、フレキシブルLED、フレキシブル液晶、液晶プロジェクタ、リール、ディスク、可動物等を含む。それらが複数設けられたもの、それらが組み合わせられたもの等を含む。
『内部当籤役』は、複数の役から内部当籤役決定手段により内部当籤役として決定された1または複数の役を含む。『入賞役』は、内部当籤役に対応する入賞態様が表示された役を含む。『遊技価値』は、賞媒体(コイン、メダル、遊技球)の払出し、遊技結果記憶媒体(磁気カード等への所定の書き込み、リプレイ、得点の加算、有利状態の発生等を含む。『遊技媒体(賞媒体)』は、コイン、メダル、遊技球、貨幣、紙幣、磁気カード等を含む。
また、パチスロ等における役は、次のうちの1または複数を適用してもよい。外れ、所定枚数の賞媒体を払出す小役、内部当籤役決定手段が小役を内部当籤役と決定する確率を1単位遊技(1ゲーム)の間だけ高確率とするシングルボーナス、内部当籤役決定手段が小役を内部当籤役と決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするレギュラーボーナス、内部当籤役決定手段がレギュラーボーナスを内部当籤役に決定する確率を複数単位遊技の間だけ高確率とするビッグボーナス、内部当籤役決定手段が決定した内部当籤役に関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する内部当籤役ナビゲート機能。停止パターン選択手段が選択した停止パターンに関する情報を遊技者による表示停止指令手段の操作より以前に報知する押順ナビゲート機能。遊技者にとって有利となる遊技手順を報知する遊技手順ナビゲート機能。
例えば、上述の内部当籤役ナビゲート機能は、左リール、中リール、右リールに対応する左、中、右リール停止ボタンを停止操作する以前に報知されるリール停止パターン(例えば、最初に左リールを停止し、次に中リールを停止、最後に右リールを停止するパターン、同様に左リール停止→右リール停止→中リール停止のパターン、中リール停止→右リール停止→左リール停止のパターン、中リール停止→左リール停止→右リール停止のパターン、右リール停止→左リール停止→中リール停止のパターン、右リール停止→中リール停止→左リール停止のパターンの6種類等)にしたがって、左、中、右リール停止ボタンを停止操作することで変動表示手段に所定の入賞態様が得られるリール停止ナビゲート機能等を含む。リール停止ナビゲート機能は全てのリール(リール以外で図柄を可変表示する画像表示手段も含まれる)の停止順序をナビゲートしなくても、所定回目(例えば、最初、2番目、3番目等)に停止させるリールを遊技者に報知するようなナビゲート機能も含む。また、所定回目に停止させるリールに所定の図柄が表示されている状態でリールを停止させた場合に変動表示手段に所定の入賞態様が得られるものも含む。遊技者による表示停止指令手段からの停止指令信号の出力から最小移動(又は略最小変動)で図柄を停止させる機能や、遊技媒体の投入無しで1単位遊技の遊技を開始できるリプレイも含む。
また、1回の単位遊技は、例えば次のようなもののうち何れかを適用してもよい。遊技開始指令手段からの遊技開始指令信号の出力から遊技結果の表示まで。スタートレバーの操作から変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。スタートレバーの操作から所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から変動表示手段に遊技結果が表示されるまで。ベットボタンが遊技者により操作されたこと、または遊技メダルが遊技者により投入されたこと、等により遊技開始指令信号を出力するように構成し、ベットボタンの操作または遊技メダルの投入から所定の表示手段に特定の表示が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体(例えば遊技球)の入賞または通過を検出してから変動表示手段(所定の表示手段)に遊技結果が表示されるまで。遊技開始指令信号を出力する図柄始動手段が遊技媒体の入賞または通過を検出してから所定の表示手段に特定の表示(例えば、特定の文字情報、特定のキャラクタ、特定の画像)が表示されるまで。また、複数単位遊技は、連続的または間欠的な複数回の単位遊技を適用してもよい。
遊技機の斜視図。 液晶表示装置の表示状態を示す説明図。 遊技機の内部を示す図。 メダル選別装置の構造を示す図。 主制御回路の構成を示すブロック図。 メダル選別装置の電気的構成を示すブロック図。 メインルーチンのフローチャートを示す図。 メインルーチンのフローチャートを示す図。 メダル判別処理ルーチンのフローチャートを示す図。
符号の説明
1 遊技機
2 キャビネット
22 メダル投入口
102 メダル通路
105 アンテナ
111 マーカー
115 メダル
120 RFIDタグ
161 IDデータ入力部
165 演算部

Claims (2)

  1. 筐体と、
    前記筐体の外部に設けられ、IDデータが記録されたRFIDタグが内蔵されたメダルが投入される投入口と、
    前記投入口に連通し、前記メダルが進行するメダル通路と、
    前記メダル通路を進行する前記メダルの前記RFIDタグから前記IDデータを取得するデータ取得手段と、
    前記データ取得手段が取得した前記IDデータに基づいて、前記メダル通路を進行する前記メダルが正規品か不正品かを判別するメダル判別手段と、
    前記メダル判別手段が不正品と判別した場合に、前記メダルにマーキングを施すマーキング手段と、
    を有することを特徴とする遊技機。
  2. 前記データ取得手段の配設位置よりも前記メダルの進行方向の下流側位置で、前記メダル通路から分岐された不正メダル分岐路と、
    前記不正メダル分岐路に連絡され、前記メダルが貯留される貯留手段と、
    前記メダル通路と前記不正メダル分岐路との分岐部に設けられ、当該分岐部を進行する前記メダルの進行方向を前記メダル通路と前記不正メダル分岐路とに切り替える通路切替手段と、
    前記メダル判別手段が正規品と判別した場合に、前記分岐部における前記メダルの進行方向を前記メダル通路に設定する一方、前記メダル判別手段が不正品と判別した場合に、前記分岐部における前記メダルの進行方向を前記不正メダル分岐路に設定するように、前記通路切替手段を制御する通路切替制御手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100994556B1 (ko) * 2010-04-15 2010-11-16 주식회사 에스아이티코리아 카지노칩 식별 모듈을 포함하는 슬롯 머신
JP2016054847A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 捷右 吉川 メダル選別装置

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