JPH1063188A - 開封防止シール及び回路ケース - Google Patents

開封防止シール及び回路ケース

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JPH1063188A
JPH1063188A JP8218916A JP21891696A JPH1063188A JP H1063188 A JPH1063188 A JP H1063188A JP 8218916 A JP8218916 A JP 8218916A JP 21891696 A JP21891696 A JP 21891696A JP H1063188 A JPH1063188 A JP H1063188A
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JP
Japan
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screw
seal
unsealing
opening
case
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JP8218916A
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Tadao Asami
忠男 浅見
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開封防止シールを被着体に貼着した後、これ
を剥した場合には、必ずその痕跡を残すようにして、開
封を抑止する機能の信頼性を高める。 【解決手段】 貼着面部に粘着剤を配した表面基材に、
これを複数の部分に分断可能な形状に沿って切断用部5
8を形成して開封防止シールを構成し、この開封防止シ
ールを一旦被着体に貼着した後、これを剥がすと、粘着
剤の粘着力によって、表面基材が切断用部から切断して
複数の部分に分かれてしまい、原形をとどめない状態と
なって開封防止シールを剥がす行為が行われた痕跡を残
すようにして開封を抑止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、開封が規制され
た開閉部、例えば遊技機における遊技動作制御用の制御
基板を収納したケースの開閉部、に貼着される開封防止
シール及びこれを貼着する回路ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内容の改ざんや秘匿のため、そ
の対象物を密封容器、ケース、又は封筒等に収容し、そ
の開閉部に封印紙等の開封防止シールを貼着することに
より、無断で開封する行為を防止することが広く行われ
ている。このような開封防止シールは、遊技機、例えば
パチンコ機にも用いられている。
【0003】パチンコ機にあっては、電動役物等の遊技
動作を制御するため、多数且つ多種類の電子部品が実装
された制御基板を備えており、この制御基板内に設けら
れた記憶素子(ROM)に記憶されたプログラムにした
がって大当り等の入賞動作を行う遊技動作が制御される
ようになっている。そして、この遊技動作を制御するプ
ログラムを変更して電動役物等の大当りの出る確率を向
上する等、遊技動作を変更することが可能であり、当初
の遊技内容と全く異なる遊技内容とすることもできる。
このため、プログラムの改ざんを行い難いように、制御
基板を支持する平板状の支持板と、この支持基板を収納
支持する制御基板収納ケースの蓋部材との間の外表面に
差し渡されるように開封防止シールを貼付していた。
【0004】従来、このように用いられる開封防止シー
ルには、図10に例示する構成のものがある。この開封
防止シール10は、次のように構成されている。すなわ
ち、透明な塩化ビニル樹脂製の基材12の表面に、まず
シリコン含有の透明インクを用いて剥離したときに残留
させる文字等を特殊印刷して透明層14を形成する。次
に、基材12の特殊印刷済表面上に、例えば溶剤である
銀色インクを印刷し、さらに溶剤としてのアクリル酸エ
ステル系エマルジョンタイプの粘着剤を印刷することに
よって、これらの印刷後の溶剤が馴染合い、銀色の糊層
16が形成される。
【0005】このように構成された開封防止シール10
は未使用時に取り扱いの便宜を図るため、その銀色の糊
層16の表面に、図示しない表面をシリコン加工した剥
離紙(グランシン系ブルーセパレータ)を貼付してお
く。そして、開封防止シール10の使用時には、この剥
離紙を剥がして、糊層16を被着体18に押し当てて、
開封防止シール10を貼着する。
【0006】このように被着体18に貼着された開封防
止シール10を、剥がすと、図10に示すように、透明
層14と銀色の糊層16との間の粘着力より、糊層16
と被着体18との間の粘着力の方が十分に大きいので、
糊層16における透明層14に対応した糊層離型部16
A部分が離型して被着体18上に残留することになる。
【0007】よって、開封防止シール10では、その透
明層14部位が透かし模様状に抜けて見え、文字等が明
瞭に浮き出される。また、被着体18上には糊層離型部
16Aが文字等として描き出され、しかも、これが粘性
を有するので、視覚及び触覚による識別を可能とする。
なお、一度剥がした開封防止用シール10を再び同じ場
所に貼り直しても、剥がすときに糊層離型部16Aが変
型しているために、元通りにはならず傷跡が残るので、
開封防止用シール10を剥がしたことを確認できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成した
従来の開封防止シールでは、糊層16が透明層14より
被着体18により強く貼着する性質を利用しているの
で、この開封防止シール10を加熱し、又は冷却する等
の手段によって糊層16の粘着力を変更すれば、跡形を
残すことなく剥がし、再度貼着できる場合があり、開封
を抑止する機能を十分に発揮できないという問題があっ
た。
【0009】本発明は上述の点に鑑み、開封防止シール
を被着体に貼着した後、これを剥した場合には、必ずそ
の痕跡を残すようにして、開封を抑止する機能の信頼性
を高めた開封防止シールと、この開封防止シールを適切
に貼着可能とした回路ケースとを新たに提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
開封防止シールは、複数の部分に分断可能な切断用部が
形成された基材と、基材の一方の面に形成された粘着層
と、を有することを特徴とする。
【0011】上述のように構成することにより、この開
封防止シールを一旦被着体に貼着した後、これを剥がす
と、粘着剤の粘着力によって、基材が切断用部から切断
して複数の部分に分かれてしまい、原形をとどめない状
態となって開封防止シールを剥がす行為が行われた痕跡
を残すことになるので、開封を禁止する規制を破って秘
密裏に開封することを防止できる。
【0012】本発明の請求項2記載の開封防止シール
は、開閉部を閉塞するため締結されている螺子頭部に貼
着される部位を含む部分の周囲に沿って分断可能な切断
用部が形成された基材と、基材の一方の面に形成された
粘着層と、を有することを特徴とする。
【0013】上述のように構成することにより、この開
封防止シールを一旦開閉部を閉塞するため締結されてい
る螺子頭部を含む被着体に貼着した後、これを剥がす
と、粘着剤の粘着力によって基材が切断用部から切断
し、螺子頭部を含む部分が分断された開封防止シールの
一部に貼着されたままの状態となって被着体上に残るの
で、この分断された開封防止シールの一部を再度剥がさ
なければ螺子をドライバで回動して開封できないし、ま
た開封防止シールの上から螺子をドライバで回動すれば
開封防止シールが破損してしまう。よって、この開封防
止シールを剥がし、開閉部を開封すると開封防止シール
が原形をとどめない状態となって開封防止シールを剥が
す行為が行われた痕跡を強く残すことになるので、開封
を禁止する規制を破って秘密裏に開封することを防止で
きる。
【0014】本発明の請求項3記載の回路ケースは、下
ケースと上ケースとの間に、回路基板を納めた状態で一
体に締結される回路ケースであって、下ケースの一部に
設けられ、螺子螺挿用の孔が穿孔された締結用台部と、
回路基板の一部に設けられ、締結用台部上に載置される
とともに、螺子螺挿用の孔に連通する螺子通し孔が穿設
された締結座部と、上ケースの一部に設けられ、螺子通
し孔に連通するよう穿設された螺子用穴に螺子頭部が納
まるよう螺子が締結された状態でこの螺子頭部を含むよ
うに開封防止シールが貼着される平面部と、を有するこ
とを特徴とする。
【0015】上述のように構成することにより、下ケー
スと上ケースとの間に回路基板を納めた状態で、上ケー
スの螺子用穴から螺子を通し、さらに回路基板の螺子通
し孔を通し、下ケースの螺子螺挿用の孔にこの螺子先端
部を螺挿して締結し、下ケースと上ケースとの間に回路
基板を挟んで一体的に締結し、上ケースの平面部に、こ
の螺子頭部を含むように開封防止シールが貼着されるよ
うにして、この開封防止シールを剥がさないかぎり、螺
子を外して回路ケースを開封できないようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の開封防止シール及び回路
ケースの実施の形態を、図1〜図9に従って説明する。
図1には、本実施の形態に係る開封防止シールを適用す
る回路ケースを有するパチンコ機の裏面部が示されてい
る。
【0017】このパチンコ機の裏面部には、その中央に
センターカバー20が設置され、その横に電動役物の回
路ケース22が配置され、その上部にはタンクセット2
4と出力端子部26が配置され、その下部には本体回路
セット28が配置されている。
【0018】図2〜図5に示すように、この電動役物の
回路ケース22は、上ケース32と下ケース34との間
に、図示しない電動役物の動作制御を行う電子部品を実
装した回路基板30を挟み込んで一体化するように構成
されている。この下ケース34は、略矩形板状で、図3
に示す如く、裏側平面上にパチンコ機の裏面側へ固定す
るための足部36が突設されている。さらに図2〜図5
に示すように、下ケース34には、その四辺の側部に枠
状の枠側部38が形成されている。また、下ケース34
における一方の長辺側部の両端角部には、それぞれ小矩
形台状の締結用台部40が形成されている。この締結用
台部40には、螺子止め用の貫通孔42が穿孔されると
ともに、締結用台部40の近傍部分では枠側部38が除
かれている。
【0019】下ケース34の表側平面上には、回路基板
30が配置されている。この回路基板30には、その一
方の長辺側部に沿って複数の接続端子44が配設され、
この一方の長辺側部の両端角部には、台座状の締結座部
46が形成されている。さらに、締結座部46の所定位
置には螺子通し孔50が穿孔されている。
【0020】上ケース32は、正面及び側面台形状の箱
体における底面部が開放されたケースとして形成され、
回路基板30の一方の長辺側部上の接続端子44以外の
図示しない電子部品を覆うように形成されている。この
上ケース32における接続端子44側の長辺側部両端部
分には、それぞれ締結部48が突設されている。
【0021】各締結部48は、下ケース34の平面に沿
って延出する矩形舌片状の平面部48Aと、これより直
角に折曲して枠側部38に連続するよう対応する構造の
側面部48Bとで形成されている。平面部48Aの所定
位置には、螺子(サラタッピングビス)52の平皿頭部
52Aを収める円錐台形状の穴の底部を貫通させた螺子
用穴54が穿設されている。
【0022】そして、図4に示す如く下ケース34の締
結用台部40上に、回路基板30の締結座部46を載置
し、その上に上ケース32の締結部48を載置し、これ
らの連通した螺子用穴54、螺子通し孔50に螺子52
を通し、貫通孔42に螺子52を螺挿して、上ケース3
2と下ケース34との間に回路基板30を挟み付けるよ
うにして収容する。
【0023】なお、上ケース32と下ケース34とに
は、それぞれこれらの締結用台部40、締結部48が設
けられた長辺側部以外の3個の側部に図示しない係着構
造を設け、この係着構造部分を係着してから、締結用台
部40、締結座部46、及び締結部48を螺子52で締
結することにより、上ケース32と下ケース34との間
に回路基板30が収容された図2、図3、及び図5の状
態に組み立てる。この係着構造は、上ケース32と下ケ
ース34との組立状態において螺子52を外さない限
り、上ケース32、下ケース34を外して、その内部に
収容された回路基板30上の電子部品に触ることができ
ないように、構成されている。
【0024】また、上述した回路基板30を挟んで上ケ
ース32と下ケース34とを螺子52で締結した組立状
態では、締結部48の平面部48からその側面部48B
に折曲し、さらに締結用台部40の裏面へと折曲して連
なる外表面が形成されるとともに、その平面部48Aの
螺子用孔54には螺子52の皿頭部52Aが露呈され
た、シール貼着用部が構成されている。
【0025】このように構成されたシール貼着用部に
は、図6に示すようにして、開封防止シール56が貼着
される。
【0026】この開封防止シール56は、透明の塩化ビ
ニル樹脂シートの基材の貼着面部に、アクリル酸エステ
ル系エマルジョンタイプの粘着剤を配した、前述した図
10に例示するシールと同様に構成したものに、切り外
れ用の切断用部としてのスリット部58を設けて構成さ
れている。
【0027】この切り外れ用のスリット部58は、開封
防止シール56を上ケース32における締結部48の平
面部48Aから、締結用台部40の裏面にかけて貼着し
た際、その平面部48A部分にある螺子52の皿頭部5
2Aに貼着する螺子頭貼着部60部分の皿頭部52Aの
外周に沿う円周上の部位に、ミシン目状に基材が切られ
て形成されている。すなわち、図9に示すように皿頭部
52Aの外周の円周に沿った位置に4個の円弧状の細溝
58Aを穿設してスリット部58が形成されている。な
お、各細溝58Aの間の切り残り部分58Bの長さは、
開封防止シール56を剥がそうとした際、皿頭部52A
に貼着した螺子頭貼着部60の粘着力で切り外れるよう
に設定されており、0.5ミリメートル以下が適当であ
る。なお、螺子頭貼着部60の貼着面に粘着力のより強
固な粘着剤を配し、より確実に切り残り部分58Bが切
れるようにしても良い。
【0028】この切り外れ用のスリット部58は、上ケ
ース32の図2に向って左側の締結部48に貼着するも
のは、図7に示す如く、図に向って右下位置に配され、
図2に向って右側の締結部48に貼着するものは図8に
示す如く、図に向って左下位置に配されている。
【0029】また、各切り外れ用スリット部58、及び
螺子頭貼着部60には、螺子52の皿頭部52Aの絵を
絵部62としてプリントし、螺子頭貼着部60部分が正
確に皿頭部52Aに貼着し、かつ皿頭部52Aの外周が
スリット部58に正確に対応するよう、開封防止シール
56を貼り付ける作業を行なえるようにされている。な
お、この絵部62は、皿頭部52Aの絵以外の絵又はマ
ークとしても良いことは勿論である。
【0030】次に、上述のように構成された、本実施の
形態における開封防止シールの使用法及び作用について
説明する。開封防止シール56は、その未使用時に取り
扱いを容易にするため、その粘着面に図示しない剥離紙
が貼られているので、使用時には、剥離紙を剥がし、図
6に示すように、絵部62を、螺子52の皿頭部52A
上に重ねて、締結部48の平面部48Aに貼着し、さら
に図2、及び図3に示す如く、側面部48Bから締結用
台部40の裏面へと弛みなく貼り付ける。
【0031】この状態では、螺子52の皿頭部52Aの
皿の平面部に、開封防止シール56の螺子頭貼着部60
が密着して貼着している。よって、上ケース32と下ケ
ース34とを取り外すため、螺子52の皿頭部52Aに
ドライバの頭部を当てて回わすと、この螺子頭貼着部6
0がスリット部58で切れて原形をとどめない状態とな
り、上ケース32、下ケース34を開けた痕跡を残す。
【0032】また、開封防止シール56を剥そうとする
と、螺子頭貼着部60における螺子52の皿頭部52A
への貼着力によって、スリット部58で切れ、皿頭部5
2A上へ螺子頭貼着部60が残る。このため、皿頭部5
2A上で貼着された螺子頭貼着部60にドライバ頭部を
当てて螺子52を回わせば、螺子頭貼着部60が原形を
とどめない状態となり、また螺子頭貼着部60を剥がし
た後、再度貼着しても、スリット部58で切れているの
で、上ケース32、下ケース34を開けた痕跡を残す。
よって、上ケース32、下ケース34を開け、その内部
の回路基板30に実装された記憶素子等の電子部品にお
ける記憶内容を書き換える行為等を抑制できる。
【0033】なお、上述した本実施の形態では、スリッ
ト部58を螺子52の皿頭部52Aの外周に沿った円形
に形成したものについて説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、スリット部58を螺子52の皿
頭部52Aを含む部分が切り残されるような閉ループ、
又は一部が側辺に開放する形状等にしても良い。さら
に、図8に例示するように、開封防止シール56にX字
状の切断用部としてのスリット部64を設け、開封防止
シール56が複数に分断されるように構成しても良い。
また、開封防止シール56を貼着する対象も回路基板3
0のケースばかりではなく、その他種々のケース、ハウ
ジング、又は開閉構造等の開閉部であっても良いことは
勿論である。加えて、スリット部64は、一担貼着した
開封防止シール56を剥がすときに、粘着剤の貼着力に
よって破断する構成であれば良く、ミシン目以外に薄肉
構造等の種々の構造とした切断用部としても良い。
【0034】なお、本発明の開封防止シール56の構成
は、図10に示した従来の開封防止シール10の構成と
併合して構成しても良いことは勿論である。
【0035】
【発明の効果】本発明は、基材を複数の部分に分断可能
な切断用部を設けたので、この開封防止シールを一旦被
着体に貼着した後、これを剥がすと、粘着剤の粘着力に
よって、基材が切断用部から切断して複数の部分に分か
れてしまい、原形をとどめない状態となって開封防止シ
ールを剥がす行為が行われた痕跡を残すから、開封を抑
止する機能の信頼性を高めることができるという効果を
有する。
【0036】さらに、本発明は基材における、開閉部を
閉塞するため締結されている螺子頭部に貼着される部位
を含む一部分が分断されるような切断用部を設けたの
で、この開封防止シールを一旦開閉部を閉塞するため締
結されている螺子頭部を含む被着体に貼着した後、これ
を剥がすと、粘着剤の粘着力によって基材が切断用部か
ら切断し、螺子頭部を含む部分が分断された開封防止シ
ールの一部に貼着されたままの状態となって被着体上に
残る。よって、この分断された開封防止シールの一部を
再度剥がさなければ螺子をドライバで回動して開封でき
ないし、また開封防止シールの上から螺子をドライバで
回動すれば開封防止シールが破損してしまう。このた
め、この開封防止シールを剥がし、開閉部を開封すると
開封防止シールが原形をとどめない状態となって開封防
止シールを剥がす行為が行われた痕跡を強く残すことに
なるので、開封を禁止する規制を破って秘密裏に開封す
ることを抑止する機能の信頼性を高めることができると
いう効果を有する。
【0037】本発明の回路ケースは、下ケースの一部
に、螺子螺挿用の孔が穿孔された締結用台部を設け、こ
の締結用台部上に、回路基板の一部に設けられた螺子通
し孔が穿設された締結座部を載置し、この締結座部の上
に上ケースの一部に設けられた平面部を載置し、この平
面部に穿設された螺子用穴から螺子を通し、螺子通し孔
を通し、螺子螺挿用の孔に締結することによって、下ケ
ースと上ケースとの間に、回路基板を納めた状態で一体
に締結する。さらに、上ケースの螺子用穴に螺子頭部が
納まるよう螺子が締結された状態で、上ケースの平面部
に螺子頭部を含む範囲に渡って開封防止シールを貼着可
能とする。よって、下ケースと上ケースとの間に回路基
板を挟んで一体的に締結することにより、下ケースと上
ケースとの間に回路基板を確実に収納でき、さらに上ケ
ースの螺子用穴から通した螺子を回路基板の螺子通し孔
を通し、下ケースの螺子螺挿用の孔に螺挿して締結した
螺子の螺子頭部を含むように、上ケースの平面部に封防
止シールが貼着して、この開封防止シールを剥がさない
かぎり、螺子を外して回路ケースを開封不能にできると
いう効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の開封防止シールで封印した回路ケース
を装着したパチンコ機を背面から見たところを示す斜視
図である。
【図2】本発明の開封防止シールで封印した回路ケース
部分を取り出して示す斜視図である。
【図3】本発明の開封防止シールで封印した回路ケース
部分を取り出して底面から見たところを示す斜視図であ
る。
【図4】本発明の開封防止シールで封印する回路ケース
の締結部分の要部を示す分解斜視図である。
【図5】本発明の開封防止シールで封印する回路ケース
の締結部分を示す要部斜視図である。
【図6】本発明の開封防止シールで回路ケースの締結部
分を封印する状態を示す要部斜視図である。
【図7】本発明の開封防止シールを示す平面図である。
【図8】本発明の開封防止シールの他の構成例を示す平
面図である。
【図9】本発明の開封防止シールのスリット部の構成例
を示す要部平面図である。
【図10】従来の開封防止シールを一旦被着体に貼着し
てから引き剥がしている状態を示す要部縦断面図であ
る。
【符号の説明】
12 基材 16 糊層 30 回路基板 32 上ケース 34 下ケース 40 締結用台部 42 貫通孔(螺子螺挿用の孔) 46 締結座部 48 締結部 48A 平面部 50 螺子通し孔 52 螺子 52A 皿頭部 54 螺子用孔 56 開封防止シール 58 スリット部(切断要部) 58A 細溝(切断要部) 58B 切り残り部分(切断要部) 60 螺子頭貼着部 62 絵部 64 スリット部(切断要部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の部分に分断可能な切断用部が形成
    された基材と、 前記基材の一方の面に形成された粘着層と、 を有することを特徴とする開封防止シール。
  2. 【請求項2】 開閉部を閉塞するため締結されている螺
    子頭部に貼着される部位を含む部分の周囲に沿って分断
    可能な切断用部が形成された基材と、 前記基材の一方の面に形成された粘着層と、 を有することを特徴とする開封防止シール。
  3. 【請求項3】 下ケースと上ケースとの間に、回路基板
    を納めた状態で一体に締結される回路ケースであって、 前記下ケースの一部に設けられ、螺子螺挿用の孔が穿孔
    された締結用台部と、 前記回路基板の一部に設けられ、前記締結用台部上に載
    置されるとともに、前記螺子螺挿用の孔に連通する螺子
    通し孔が穿設された締結座部と、 前記上ケースの一部に設けられ、前記螺子通し孔に連通
    するよう穿設された螺子用穴に螺子頭部が納まるよう螺
    子が締結された状態で当該螺子頭部を含むように開封防
    止シールが貼着される平面部と、 を有することを特徴とする回路ケース。
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