JP5409453B2 - ラベル - Google Patents

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Description

本発明は、ラベルに関し、特に、貼付後に剥離可能で、不正開封したことを識別可能な封止用をはじめとする多用途に適用可能なラベルに関する。
従来の一般的なラベルは、基材表面を印刷面とし、基材裏面に粘着剤を設け、この粘着剤で所望の貼付箇所に貼付するもので、粘着剤の粘着力の強さによって、剥離困難なものと、剥離可能なものとがあり、多種、多様な構成が知られている。
また、不正開封したことを識別可能な封止用ラベルとしては、不正に剥がした場合には破断されて、初期貼付状態に復元不能とし、痕跡が貼付面に残ることにより不正に開封されたことを識別可能とする構成が知られている。例えば、ラベル基材を分割用ミシン目で2等分するとともに、裏面には貼付用の粘着剤層を設け、各分割部分に、各端部から前記分割用ミシン目方向に剥がした場合にはラベル基材を破くようにする一方、前記分割用ミシン目を破断して、ここから端部方向に剥がした場合にはラベル基材を破かないようにする不正開封防止用切断線を形成してなり、前記分割用ミシン目を容器の本体と蓋の境に対応させて貼付して使用する封止用ラベルがある(特許文献1)。
また、例えば、ラベル基材を分割用ミシン目で2等分するとともに、裏面には貼付用の粘着剤層を設け、各端部には不正開封防止用切り込みを形成し、各端部から前記分割用ミシン目方向に剥がした場合には不正開封防止用切り込み部分からラベル基材が破けてしまう一方、前記分割用ミシン目を破断して、ここから端部方向に剥がした場合には不正開封防止用切り込み部分が破断しないようになし、前記分割用ミシン目を容器の本体と蓋の境に対応させて貼付して使用する封止用ラベルがある(特許文献2)。
特開2004−085614号公報 特開2004−205955号公報
しかし、上述した従来の一般的なラベルは、単に、剥離困難に貼付するか、剥離可能に貼付するか、の使用方法しかなく、多用途に適用することができないという不都合がある。
また、上述した従来のラベルを用いた封止用ラベルは、いずれも不正開封防止用の切断線や切り込み部分の切断状態によって、不正開封の有無を識別するのであるが、前記切断線や切り込み部分は粘着剤層に対応して設けられているため、前記粘着剤層を形成する粘着剤の劣化にともない、前記切断線や切り込み部分から剥離してしまい、不正開封防止の機能を果たすことができないという不都合がある。さらに、これら従来の封止用ラベルは、不用意な取り扱いによって、前記切断線や切り込み部分が切断してしまう場合があり、この場合にも不正開封防止の機能を果たすことができないという不都合がある。
本発明は、上述した各不都合を解消し、封止用ラベルをはじめ、多用途に適用可能なラベルを提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明の請求項1に係るラベルは、ラベル基材の一面に、粘着力が相対的に異なる共に貼付後に剥離可能な強粘着剤層と弱粘着剤層とを並列的に設け、前記ラベル基材の各粘着剤層の境に沿った前記弱粘着層側に分断用ミシン目を設けたものである。
この請求項1に係るラベルによれば、強粘着剤層と弱粘着剤層との粘着力が異なるので、貼付状態において、弱粘着剤層側から剥離すると、強粘着剤層側への境界において相対的に粘着力が高まり、剥離に対する抵抗力が急に強くなるので、分断用ミシン目に力が加わってこれが破断される。一方、強粘着剤層側から剥離すると、弱粘着剤層側への境界において相対的に粘着力が弱まるので、剥離に対する抵抗力も弱まって、分断用ミシン目に力が加わることがなく、破断せずに一体的に剥離可能である。この分断用ミシン目の破断は、前記弱粘着剤層と前記強粘着剤層の粘着力を、前記弱粘着剤層の粘着力は前記分断用ミシン目の破断強度より小さく、前記強粘着剤層の粘着力は前記分断用ミシン目の破断強度より大きく設定すると、容易になされる。
同じく上述の目的を達成するため本発明の請求項2に係るラベルは、請求項1の構成に係るラベルを、各分断用ミシン目とは反対側の前記強粘着剤層端において、剥離開始部を介して互いに連接したものである。前記剥離開始部としては、請求項3に記載の剥離開始端を形成するためのミシン目や、請求項4に記載の指先などの適宜な開封具を挿入して剥離を開始するための各粘着剤層設置面側に設けた非粘着部を採用することができる。
この請求項2〜4に係るラベルによれば、強粘着剤層と弱粘着剤層との粘着力が異なるので、貼付状態において、各端部側に対応する弱粘着剤層側から剥離すると、強粘着剤層側への境界において相対的に粘着力が高まり、剥離に対する抵抗力が急に強くなるので、分断用ミシン目に力が加わってこれが破断される。一方、剥離開始部たるミシン目を破断して剥離開始端を形成したり、剥離開始部たる非粘着部に指先を挿入するなどして、連接部分の強粘着剤層側から剥離すると、一体的に剥離可能である。そして、この分断用ミシン目の破断を容易にするためのミシン目の破断強度と、前記弱粘着剤層と前記強粘着剤層の各粘着力との関係は、上述したものと同様である。
本発明の請求項1に係るラベルによれば、貼付状態において、2つの剥離状態を実現できるので、剥離したラベルの状態に応じて多用途に適用できるという効果を奏する。
本発明の請求項2〜4に係るラベルによれば、特に封止用ラベルに適用すると好適であり、不正開封されたか否かを、分断用ミシン目の破断の有無で視覚的に容易に識別でき、また、分断用ミシン目が破断されていない場合でも、連接部のミシン目が破断されていたり、連接部近傍が一旦剥離されたように貼付面から浮き上がっている場合には、不正開封があったと視覚的に容易に識別でき、さらに、開封後には、容器に貼付されたラベル基材を連接部側からきれいに剥がすことができるので、貼付していた容器を再利用する際の美感を損なわないという効果を奏する。
本発明のラベルの一実施形態における表面側を示す平面図。 図1のA−A線断面図。 剥離紙を剥離した裏面側を示す平面図。 第1の剥離状態である分断剥離状態を示す斜視図。 第2の剥離状態である一体剥離状態を示す斜視図。 本発明を封止用ラベルに適用した一実施形態の表面側を示す平面図。 図6のB−B線断面図。 容器に貼付した状態を示す斜視図。 不正開封状態を示す斜視図。 正規開封状態を示す斜視図。 本発明を封止用ラベルに適用した他の実施形態を示す断面図。 剥離紙を剥離した裏面側を示す平面図。 正規開封状態を示す斜視図。 本発明を封止用ラベルに適用した別の実施形態を示す断面図。
以下、本発明のラベルに関する好適な一実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。図1〜図3に示すように、ラベル1は、単片状で、合成樹脂フィルムや紙等からなるラベル基材2に、これを大小2つの分断部2a,2bに二分する分断用ミシン目3を設けている。前記ラベル基材2の裏面側には、貼付後に剥離可能な強粘着剤層4と弱粘着剤層5とを並列的に設け、これら強粘着剤層4と弱粘着剤層5は、剥離紙6によって被覆されている。
図2及び図3に示すように、分断用ミシン目3は、各粘着剤層4,5の境に沿った前記弱粘着層5側に設けている。そして、前記弱粘着剤層5と前記強粘着剤層4の粘着力は、相対的に異なるものであり、互いに特定の粘着力に限定されないが、一旦貼付すると、通常の取り扱いでは貼付面から剥離せず、所定以上の力を与えると剥離可能に設定されている。また、前記弱粘着剤層5の粘着力を前記分断用ミシン目3の破断強度より小さく設定し、前記強粘着剤層4の粘着力を前記分断用ミシン目3の破断強度より大きく設定すると、前記弱粘着剤層5側からの剥離の際には、前記分断用ミシン目3が確実に破断される一方、前記強粘着剤層4側からの剥離の際には、前記分断用ミシン目3が破断されることなく一体的に剥離されて好適である。
続いて、上述したラベル1の使用方法を説明する。ラベル1は、裏面側の剥離紙6を剥離し、露出した各粘着剤層4,5によって、所望の貼付面Pに貼付される。このラベル1を、図4に示すように、弱粘着剤層5側から剥離すると、強粘着剤層4側への境界において相対的に粘着力が高まり、剥離に対する抵抗力が急に強くなるので、分断用ミシン目3に力が加わってこれが破断される。したがって、分断部2bのみが剥離され、分断部2aは貼付面に残る剥離状態となる。この第1の剥離状態を利用するラベル1は、分断部2bを受領票や配達不在票などに適用することができる。
一方、図5に示すように、ラベル1を強粘着剤層4側から剥離すると、弱粘着剤層5側への境界において相対的に粘着力が弱まるので、剥離に対する抵抗力も弱まって、分断用ミシン目3に力が加わらないので、これが破断されることはない。したがって、ラベル1は、一体的に剥離可能な剥離状態となる。この第2の剥離状態を利用するラベル1は、剥離後に、必要に応じて各分断部2a,2bに分断し、各分断部2a,2bを独立したラベルとして使用できる。
次に、本発明を封止用ラベルに適用した一実施形態について、図6〜図10に基づいて説明する。本実施形態の封止用ラベルは、上述したラベル1を一対、各分断用ミシン目3とは反対端側において、すなわち、強粘着剤層5側端において、剥離開始部たる分割用ミシン目を介して連接したものである。
図6及び図7に示すように、封止用ラベル11は、単片状で、合成樹脂フィルムや紙等からなるラベル基材12に、これを2つの分割部2a,2bに二分する分割用ミシン目17を設けている。この分割用ミシン目17は、前記ラベル基材12を図8に示す容器18に貼付するときに、本体18aと蓋18bの境Xに対応するように位置決めされるものである。また、前記ラベル基材12における前記分割用ミシン目17とは反対側には、分断用ミシン目13をそれぞれ設けている。
図7に示すように、ラベル基材12の裏面には、貼付後に剥離可能な強粘着剤層14と弱粘着剤層5とを、強粘着剤層14の両側に弱粘着剤層15が位置するよう並列的に設け、これら強粘着剤層14と弱粘着剤層15は、剥離紙16によって被覆されている。また、各分断用ミシン目13は、前記各粘着剤層14,15の境に沿った前記各弱粘着層15側に設けている。
そして、弱粘着剤層15と強粘着剤層14の粘着力は、相対的に異なるものであり、互いに特定の粘着力に限定されないが、一旦図8に示す容器18に貼付すると、通常の取り扱いでは容器18から剥離せず、所定以上の力を与えると剥離可能に設定されている。また、前記弱粘着剤層15の粘着力を前記分断用ミシン目13の破断強度より小さく設定し、前記強粘着剤層14の粘着力を前記分断用ミシン目13の破断強度より大きく設定すると、前記弱粘着剤層15側からの剥離の際には、前記分断用ミシン目13が確実に破断される一方、前記強粘着剤層14側からの剥離の際には、前記分断用ミシン目13が破断されることなく一体的に剥離されて好適である。
続いて、上述した封止用ラベル11の使用方法を説明する。封止用ラベル11は、裏面側の剥離紙16を剥離し、露出した各粘着剤層14,15によって、図8に示すように、容器18の本体18aと蓋18bにまたがるようにして貼付することができる。この時、分割用ミシン目17が、容器18の本体18aと蓋18bとの境Xに対応するように位置決めされる。
図8状態において、分割用ミシン目17が破断されていれば、不正開封が試みられたことが視覚的に識別される。また、分割用ミシン目17を破断することなく、容器18の蓋18bを開けようとして、不正開封を試みた場合は、ラベル基材12の前記分割用ミシン目17とは反対側端をめくり上げることになる。すると、ラベル基材12の剥離部分が弱粘着剤層15から強粘着剤層14側へ移る境界において相対的に粘着力が高まり、剥離に対する抵抗力が急に強くなるので、分断用ミシン目13に力が加わって、図9に示すように、前記分断用ミシン目13が破断される。そして、この破断状態を修復することはできないので、前記ラベル基材12の破断によって、不正開封したことを視覚的に容易に識別可能である。
一方、正規に開封する場合は、図8状態において、まず、ラベル基材12の分割用ミシン目17を破断するのであるが、この分割用ミシン目17は本体18aと蓋18bの境Xに対応位置しているので、指の爪などで前記境Xに沿って力を加えることにより、破断動作は容易になされる。次いで、この破断端を剥離開始端として、ラベル基材12をめくり上げると、図10に示すように、ラベル基材12は容器18から順次剥離されていく。そして、剥離部分が強粘着剤層14から弱粘着剤層15へ移る境界に達しても、この場合は剥離に抵抗する力が急に弱くなるので、分断用ミシン目13は破断されることなく、円滑に剥離されていく。このようにして、各分割部12a,12b毎に容器18からきれいに剥離される。
この正規の開封動作にあっては、ラベル基材12を、各分割部12a,12b毎に容器18からきれいに剥離することができるので、容器18を再利用するときに、封止用ラベル11を貼付していた痕跡が残らず、美感を損なうことなく使用可能である。
図11は本発明の封止用ラベルに関する別の実施形態において、図7と同一位置における断面を示すものである。本実施形態の封止用ラベル21が上述の封止用ラベル11と相違するのは、剥離開始部として、分割用ミシン目17に替えて非粘着部、より具体的には粘着抑制剤層27を設けた構成だけである。
すなわち、図11及び図12に示すように、封止用ラベル21は、単片状で、合成樹脂フィルムや紙等からなるラベル基材22の両端部側に、分断用ミシン目23をそれぞれ設けている。ラベル基材22の裏面には、貼付後に剥離可能な強粘着剤層24と弱粘着剤層25とを、強粘着剤層24の両側に弱粘着剤層25が位置するよう並列的に設け、前記強粘着剤層24の中央部には、所定幅にわたって分断用ミシン目23と平行に延びる粘着抑制剤層27を設けたうえ、全面的に剥離紙26を設けて被覆している。なお、各分断用ミシン目23は、前記各粘着剤層24,25の境に沿った前記各弱粘着剤層25側に設けている。
そして、弱粘着剤層25と強粘着剤層24の粘着力は、相対的に異なるものであり、互いに特定の粘着力に限定されないが、一旦容器28(図13及び図8参照)に貼付すると、通常の取り扱いでは容器28から剥離せず、所定以上の力を与えると剥離可能に設定されている。また、粘着抑制剤層27は、粘着抑制剤を塗布してなるもので、例えば剥離剤や各種印刷インキを塗布してなるものである。
続いて、上述した封止用ラベル21の使用方法を説明する。封止用ラベル21は、裏面側の剥離紙26を剥離し、露出した各粘着剤層24,25によって、図13に示すように、容器28の本体28aと蓋28bにまたがるようにして貼付することができる。この時、粘着抑制剤層27が、容器28の本体28aと蓋28bとの境Yに対応するように位置決めされる。
容器28の蓋28bを不正に開けようとして、ラベル基材22の端部をめくり上げると、ラベル基材22の剥離部分が弱粘着剤層25から強粘着剤層24側へ移る境界において相対的に粘着力が高まり、剥離に対する抵抗力が急に強くなるので、分断用ミシン目23に力が加わって、これが破断される(図9参照)。そして、この破断状態を修復することはできないので、前記ラベル基材22の分断用ミシン目23の破断、あるいは破断の痕跡によって、不正開封したことを視覚的に容易に識別可能である。
一方、正規に開封する場合は、図13に示すように、封止用ラベル21の粘着抑制剤層27と容器28の間に開封具、例えば開封者の指先Fを挿入して、ラベル基材22を中央部から端部に向けて剥離すると、剥離部分が強粘着剤層24から弱粘着剤層25へ移る境界に達しても、剥離に抵抗する力が急に弱くなって、分断用ミシン目23は破断されることなく、一体状態を保ってきれいに剥離される。したがって、容器28を再利用するときに、封止用ラベル21を貼付していた痕跡が残らず、美感を損なうことなく使用可能である。また、この正規の開封方法によって不正開封を試みた場合には、開封具が挿入された粘着抑制剤層27対応部分が浮き上がった状態となり、初期状態への復元は不可能なので、不正開封が視覚的に容易に識別できる。
図14は、本発明の封止用ラベルに関するさらに別の実施形態を示し、図11と同一位置における断面を示すものである。本実施形態の封止用ラベル31が上述の封止用ラベル21と相違するのは、剥離開始部としての非粘着部の構成だけである。すなわち、ラベル基材32の一面の中央部分(図11の粘着抑制剤層27を設けた部分)に、強粘着剤層34を設けないことにより、基材シート32の露出面たる粘着剤非塗布部37を形成し、この粘着剤非塗布部37で非粘着部を構成する。そして、封止用ラベル31の他の構成は封止用ラベル21と同一であり、図14において、33は分断用ミシン目、35は弱粘着剤層、36は剥離紙である。
本実施形態においても、容器に貼付された封止用ラベル31を不正開封すると分断用ミシン目33が破断する一方、粘着剤非塗布部37と容器の間に開封具を挿入して、ラベル基材32を中央部から端部に向けて剥離する、正規の開封方法によると、分断用ミシン目33が破断されることなく、一体状態を保ってきれいに剥離される。また、この正規の開封方法によって不正開封を試みた場合には、開封具が挿入された粘着剤非塗布部37対応部分が浮き上がった状態となり、初期状態への復元は不可能なので、不正開封が視覚的に容易に識別できる。したがって、本実施形態においても、不正開封されたことを、視覚的に容易に識別可能であるとともに、容器を再利用するときに、封止用ラベル31を貼付していた痕跡が残らず、美感を損なうことなく使用可能である。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、例えば、封止用ラベル1,11,21,31は、単片状態ではなく、切り用ミシン目を介して連接する連続状態としたうえ、ロール状に巻回して構成してもよく、この場合には、ラベル基材2,12,22,32の各粘着剤層4,5,14,15,24,25,34,35と反対面側に剥離剤層を設けることにより、剥離紙6,16,26,36は不要になる。また、分割用ミシン目17に対応する部分の強粘着剤層14を設けないよう構成すると、容器18,28に貼付した状態で分割用ミシン目17の破断がより容易となる。
1 ラベル
2 ラベル基材
2a,2b 分断部
3 分断用ミシン目
4 強粘着剤層
5 弱粘着剤層
6 剥離紙
11,21,31 封止用ラベル
12,22,32 ラベル基材
13,23,33 分断用ミシン目
14,24,34 強粘着剤層
15,25,35 弱粘着剤層
16,26,26 剥離紙
17 分割用ミシン目
18,28 容器
18a,28a 本体
18b,28b 蓋
27 粘着抑制剤層
37 粘着剤非塗布部

Claims (4)

  1. ラベル基材の一面に、粘着力が相対的に異なる、共に貼付後に剥離可能な強粘着剤層と弱粘着剤層とを並列的に設け、前記ラベル基材の前記各粘着剤層の境に沿った前記弱粘着剤層側に分断用ミシン目を設けたことを特徴とするラベル。
  2. 前記ラベルの一対を、前記各ラベル基材の前記分断用ミシン目側とは反対の前記強粘着剤層端において、剥離開始部を介して互いに連接したことを特徴とする請求項1記載のラベル。
  3. 前記剥離開始部は、剥離開始端を形成するためのミシン目であることを特徴とする請求項2記載のラベル。
  4. 前記剥離開始部は、開封具を挿入して剥離を開始するために前記各粘着剤層設置面側に設けた非粘着部であることを特徴とする請求項2記載のラベル。
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