JP2018004723A - セキュリティラベル - Google Patents

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隆仁 永山
Takahito Nagayama
隆仁 永山
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Abstract

【課題】簡単な構造で製造コストを低減し、再封防止効果、改ざん防止効果を高める。
【解決手段】このラベルL1は、上層の樹脂フィルム1と、下層の樹脂フィルム2とからなり、上層の樹脂フィルム1と層間粘着剤11との間の粘着力を下層の樹脂フィルム2と層間粘着剤11との間の粘着力よりも大きくし、貼着用の粘着剤21の粘性を層間粘着剤11の粘性よりも強くした。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装用の箱や容器などの未開封の状態を保持するラベルに関し、特に、ラベルが不正に引き剥がされたときに、再封を防止し、また、ラベルが引き剥がされた痕跡を分かるようにして改ざんを防止するセキュリティラベルに関する。
一般に、商品の販売店では、商品が収納された包装用の箱の蓋に箱本体に跨ってラベルが貼着され、箱が未開封の状態に保持されている。ところが、このラベルがラベル本体の裏面に粘着剤が付けられただけの簡素なものでは、ラベルを蓋や箱から容易に剥がすことができ、この剥がしたラベルをまた簡単に貼り戻すことができる。このため、箱が不正に開封され、商品が使用されたり抜き取られたりしても、箱を外から見ただけでは分からない。
そこで、従来より、箱からラベルが剥がされたときに、ラベルの再封を防止した再封防止ラベルやラベルが引き剥がされた痕跡を分かるようにした改ざん防止ラベルが提案されている。この種のラベルが特許文献1により開示されている。
この文献1のラベルは、接着剤層、易破壊層、剥離層、表面層が順次積層され、さらに接着剤層の表面の一部にこの接着剤層の接着力を低下させるための接着力低下層を、表面層の表面に印刷層をそれぞれ積層されてなり、剥離シート上に仮着される。そして、このラベルでは、接着力低下層部位の接着剤層の接着力をaとし、易破壊層を破壊するのに要する力をbとし、易破壊層を剥離層から引き剥がすのに要する力をcとし、接着力低下層部位以外の接着剤層の接着力をdとして、次の式、
a<c、b<d
を満足するように構成される。
このように、このラベルでは、易破壊層の一方主面に、その接着剤の接着力を低下させる接着力低下層を部分的に形成され、区分されて形成されることにより、このラベルが被貼着材に貼着された場合に、接着力が接着剤層と接着力低下層との間で異なり、表面層が引き剥がされたときに、易破壊層が破れて接着力低下層部分の易破壊層のみが被貼着材より剥がされる。すなわち、易破壊層がその他の部分と引き裂かれて分離し、再び元の状態に戻ることがないので、易破壊層が分離されたことが分かる。したがって、貼着されたラベルが剥離されたことが一目で分かる。
特開昭61−226783公報
しかしながら、上記従来のラベルでは、多層構造で、しかも、接着剤層の表面の一部にこの接着剤層の接着力を低下させる接着力低下層が積層されるため、構造が複雑であり、製造コストは増大せざるを得ない、という問題がある。
本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種のセキュリティラベルにおいて、簡単な構造で、製造コストを大幅に低減し、再封防止効果、改ざん防止効果を高めること、しかも、取り扱いを容易にし、開封を簡単にすること、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のセキュリティラベルは、
上層の樹脂フィルムと、
前記上層の樹脂フィルムの裏面に粘着剤を介して積層される下層の樹脂フィルムと、
前記下層の樹脂フィルムの裏面に塗布され、剥離シートにより保護される粘着剤と、
を備え、
前記上層の樹脂フィルムと前記上層の樹脂フィルム裏面の前記粘着剤との間の粘着力を前記下層の樹脂フィルムと前記上層の樹脂フィルム裏面の前記粘着剤との間の粘着力よりも大きくし、
前記下層の樹脂フィルム裏面の前記粘着剤の粘性を前記上層の樹脂フィルム裏面の前記粘着剤の粘性よりも強くした、
ことを要旨とする。
この場合、上層の樹脂フィルムはPET(ポリエチレンテレフタラート)又はPP(ポリプロピレン)を含む弾性素材からなり、下層の樹脂フィルムは脆質素材からなることが好ましい。
この場合、上層、下層の樹脂フィルムは長さ方向又は幅方向所定の位置で2つに切り離し可能にミシン目が付けられることが好ましい。
この場合、上層の樹脂フィルムはスリットが付けられることが好ましい。
本発明のセキュリティラベルでは、上下層の樹脂フィルムにより2層構造とし、上層の樹脂フィルムと上層の樹脂フィルム裏面の粘着剤との間の粘着力を下層の樹脂フィルムと上層の樹脂フィルム裏面の粘着剤との間の粘着力よりも大きくし、下層の樹脂フィルム裏面の粘着剤の粘性を上層の樹脂フィルム裏面の粘着剤の粘性よりも強くしたので、ラベルの使用に当たり、このラベルを、下層の樹脂フィルムから剥離シートを剥がして、下層の樹脂フィルム裏面の粘着剤で箱、容器などの被着体に貼り付けると、このラベルを被着体から不正に(再び貼り戻すことを目的としてきれいに)引き剥そうとしても、上層の樹脂フィルムが下層の樹脂フィルムから上下層の樹脂フィルム間の粘着剤とともに剥離されて、下層の樹脂フィルムのみが被着体に残され、上層の樹脂フィルムを下層の樹脂フィルムに貼り戻すことができなくなる。
したがって、このラベルによれば、上下2層の樹脂フィルムにより、簡単な構造で、製造コストを大幅に低減することができ、上層の樹脂フィルムと上層の樹脂フィルム裏面の粘着剤との間の粘着力を下層の樹脂フィルムと上層の樹脂フィルム裏面の粘着剤との間の粘着力よりも大きくし、下層の樹脂フィルム裏面の粘着剤の粘性を上層の樹脂フィルム裏面の粘着剤の粘性よりも強くして、このラベルの被着体からの引き剥がしに対して、上層の樹脂フィルムが下層の樹脂フィルムから上下層の樹脂フィルム間の粘着剤とともに剥離されて、下層の樹脂フィルムのみが被着体に残されるようにしたので、簡単な構造でありながら、再封防止の効果、改ざん防止の効果を高めることができる。しかも、ラベルの使用に当たり、このラベルを、下層フィルムから剥離シートを剥がして、下層フィルム裏面の粘着剤で箱、容器を含む被着体に貼り付けるだけなので、取り扱いは極めて容易である。
また、このラベルの上下層の樹脂フィルムに長さ方向又は幅方向所定の位置で2つに切り離し可能にミシン目を付けておけば、このミシン目を箱や容器の開封位置に対応させることにより、このラベルを箱や容器の開封位置で簡単に切断することができ、箱や容器を容易に開封することができる。
さらに、上層の樹脂フィルムにスリットを付けておくことにより、上層の樹脂フィルムを下層の樹脂フィルムから引き剥がしたときに、上層の樹脂フィルムが破壊されやすくなり、再封防止をより強化することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるセキュリティラベルの全体構成を示す図((a)は拡大側面断面図(b)は拡大平面図) 本発明の第2の実施の形態におけるセキュリティラベルの全体構成を示す図(拡大平面図) 本発明の第3の実施の形態におけるセキュリティラベルの全体構成を示す図(拡大平面図) 本発明の第1の実施の形態におけるセキュリティラベルの使用例を示す図((a)は同ラベルを箱に貼り付けた状態を示す図(b)は同ラベルを箱から剥がし取る状態を示す図(c)は同ラベルの箱に残された下層の樹脂フィルムをさらに剥がし取ろうとする状態を示す図(d)は同ラベル(の上層の樹脂フィルム)を箱から剥がし取った後の状態を示す図)
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。
図1に第1の実施の形態を示している。
図1に示すように、この改ざん防止ラベルL1(以下、単にラベルL1と称する場合がある。)は、上層の樹脂フィルム1と、上層の樹脂フィルム1の裏面に粘着剤11を介して積層される下層の樹脂フィルム2と、下層の樹脂フィルム2の裏面に塗布される粘着剤21と、下層の樹脂フィルム2の裏面に貼付されて、粘着剤21を保護する剥離シート3とを備えて構成される。
そして、このラベルL1では、特に、上層の樹脂フィルム1裏面の粘着剤11(以下、層間粘着剤11という。)と上層の樹脂フィルム1との間の粘着力が層間粘着剤11と下層の樹脂フィルム2との間の粘着力よりも大きく、下層の樹脂フィルム2裏面の粘着剤21(以下、貼着用の粘着剤21という。)の粘性が層間粘着剤11の粘性よりも強くなっている。
このラベルL1は、上層の樹脂フィルム1がPET(ポリエチレンテレフタラート)又はPP(ポリプロピレン)を含む弾性素材(コシのある素材)からなる。この場合、上層の樹脂フィルム1はPET樹脂により短冊状の小片に形成される。
下層の樹脂フィルム2は脆質素材からなる。この場合、下層の樹脂フィルム2は、脆質素材により、上層の樹脂フィルム1と同様に、短冊状の小片に形成される。また、この下層の樹脂フィルム2には、印刷により、文字、模様、色(例えば、スミベタ、オレンジベタ、青ベタ、緑ベタ、黄色ベタなど)などが付けられる(下層の樹脂フィルム2の表面に、インキ4のような、部分的又は全面にインキ層が形成される)。文字、模様、色が選択的に組み合わせられても勿論かまわない。
層間粘着剤11、貼着用の粘着剤21には、この種の樹脂ラベルに一般に使用されるアクリル系の強粘性の粘着剤が用いられる。このアクリル系の粘着剤は、PS樹脂のフィルムに比べてPET樹脂のフィルムの方が粘着性(粘着力)がよく、したがって、上層の樹脂フィルム1と層間粘着剤11との間の粘着力が下層の樹脂フィルム2と層間粘着剤11との間の粘着力よりも大きくなる。
また、この場合、層間粘着剤11の粘性と貼着用粘着剤21の粘性とを異なるものとし、貼着用粘着剤21の粘性(粘着力)を層間粘着剤11の粘性(粘着力)より強くしている。
このようにしてラベルL1は、上から順に、上層の樹脂フィルム1、層間粘着剤11、下層の樹脂フィルム2、貼着用の粘着剤21、剥離シート3となるように貼り合わされて形成される。
そして、ラベルL1の使用に際し、下層の樹脂フィルム2から剥離シート3が剥がされて、下層の樹脂フィルム2裏面の貼着用の粘着剤21で、箱、容器を含む各種の被着体に貼り付けられ、再封防止、改ざん防止の用に供せられる。
図4にこのラベルL1の使用例を示している。
この使用例では、図4(a)に示すように、ラベルL1が、箱Bの蓋B1の正面側中央部と箱本体B10の正面上部中央との間に跨って貼り付けられて、箱Bの蓋B1が封止され、箱Bの未開封状態が保持されている。
そして、図4(b)に示すように、このラベルL1を箱Bから不正に(再び貼り戻すことを目的としてきれいに)引き剥そうとすると、このラベルL1は、貼着用の粘着剤21の粘性が層間粘着剤11の粘性よりも強いので、下層の樹脂フィルム2は箱Bに強固に接着されたままで、上層の樹脂フィルム1が変形しながら、下層の樹脂フィルム2から徐々に剥がされていく。そして、上層の樹脂フィルム1と層間粘着剤11との間の粘着力が下層の樹脂フィルム2と層間粘着剤11との間の粘着力よりも大きいため、層間粘着剤11が上層の樹脂フィルム1に追従して下層の樹脂フィルム2から剥離され、その結果、上層の樹脂フィルム1が下層の樹脂フィルム2から層間粘着剤11とともに、下層の樹脂フィルム2から剥離され、図4(d)に示すように、下層の樹脂フィルム2のみが箱Bに残される。このようにして上層の樹脂フィルム1が一度下層の樹脂フィルム2から剥離されると、上層の樹脂フィルム1はゆがみ、また、層間粘着剤11は上層の樹脂フィルム1の裏面に追従して下層の樹脂フィルム2から引き剥がされるので、初期の粘着力は劣化し、上層の樹脂フィルム1を下層の樹脂フィルム2に元通りに貼り戻すことはできない。なお、このラベLルの引き剥がしを途中で止めた場合でも、引き剥がされた部分が上記と同様となる。さらに、図4(c)に示すように、箱Bに残された下層の樹脂フィルム2までをも引き剥がそうとしても、下層の樹脂フィルム2は脆質素材のため、千切れ千切れ(ボロボロ)に剥がれていくばかりで、きれいに剥がし取ることができない。
以上により、ラベルL1の再封は防止され、ラベルL1が引き剥がされた痕跡が明確に残される。
また、箱Bを正当な目的で開封する場合も、同様で、図4(d)に示すように、ラベルL1を箱Bから引き剥すと、ラベルL1は、上層の樹脂フィルム1が層間粘着剤11とともに下層の樹脂フィルム2から剥離され、下層の樹脂フィルム2のみが箱Bに残される。箱Bに下層の樹脂フィルム2が残されることで、この樹脂フィルム2で裏面の貼着用の粘着剤21がカバーされて箱Bがべたつくことがないどころか、下層の樹脂フィルム2の表面は層間粘着剤11が剥離されてサラサラの状態にあり、箱Bを利用する場合に好適である。
以上説明したように、このラベルL1によれば、上下2層の樹脂フィルム1、2により、簡単な構造で、製造コストを大幅に低減することができ、上層の樹脂フィルム1と層間粘着剤11との間の粘着力を下層の樹脂フィルム2と層間粘着剤11との間の粘着力よりも大きくし、貼着用の粘着剤21の粘性(粘着力)を層間粘着剤11の粘性(粘着力)よりも強くして、このラベルL1の被着体(箱や容器など)からの引き剥がしに対して、上層の樹脂フィルム1を下層の樹脂フィルム2から層間粘着剤11とともに剥離して、下層の樹脂フィルム2のみを被着体に残すようにしたので、簡単な構造でありながら、再封防止の効果、改ざん防止の効果を高めることができる。しかも、ラベルL1の使用に当たり、このラベルL1を、下層の樹脂フィルム2から剥離シート3を剥がして、下層の樹脂フィルム2裏面の貼着用の粘着剤21で被着体に貼り付けるだけなので、取り扱いが極めて容易である。
図2に第2の実施の形態を示している。
このラベルL2では、上層、下層の樹脂フィルム1、2は長さ方向又は幅方向所定の位置で2つに切り離し可能にミシン目5が付けられる。
この場合、ラベルL2は、全体が第1の実施の形態と共通の構成を備え、上下層の各樹脂フィルム1、2に長さ方向中間位置に幅方向に向けてミシン目5が付けられる。
このようにしても、第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができ、さらに、このラベルL2では、ミシン目5と箱や容器の開封位置とを対応させて、例えば、箱の場合、ミシン目5を蓋の正面側縁部と箱本体の正面上縁部との間に対応させて、貼り付けることにより、このラベルLを箱や容器の開封位置でミシン目5を使って簡単に切断することができ、箱や容器を容易に開封することができる。
図3に第3の実施の形態を示している。
このラベルL3では、上層の樹脂フィルム1にスリット(隠し刃)6が付けられる。
この場合、ラベルL3は、全体が第1の実施の形態と共通の構成を備え、上層の樹脂フィルム1に幅方向に並列に複数のスリット6が長さ方向に向けて形成される。
このようにしても、第1の実施の形態と同様の作用効果を得ることができ、さらに、このラベルL3では、上層の樹脂フィルム1にスリット6が入っているので、上層の樹脂フィルム1を下層の樹脂フィルム2から引き剥がしたときに、上層の樹脂フィルム1が破壊されやすくなり、再封防止をより強化することができる。
なお、上記各実施の形態では、ラベルL1、L2、L3の剥がれ方を粘着剤11、21の粘着力でコントロールしたが、下層の樹脂フィルム2にベタ印刷を施す場合に、このベタ印刷を用いて、ラベルL1、L2、L3の剥がれ方に変化を付けることが可能である。例えば、スミベタのラベルとオレンジベタのラベルとではラベルの剥がれ方が異なる。これは、インキの種類によって、下層の樹脂フィルム2上での密着力が多少異なるためで、スミベタのラベルの場合、スミのインキ層は箱(箱に残された下層の樹脂フィルム2)に残るが、オレンジベタのラベルは、オレンジのインキ層が下層の樹脂フィルム2から剥がされた上層の樹脂フィルム1の裏面に付着する。もっとも、これはラベルL1、L2、L3の剥がし方にもより、ゆっくりと剥がすのと早く剥がすのとでは、インキ層の剥がれ方が変わり、インキ層が剥がれたり剥がれなかったりする。このようなインキ層の剥がれ方の違いでも、改ざん防止としては効果がある。
また、上記各実施の形態では、ラベルL1、L2、L3の形状を短冊状の小片としたが、このラベルL1、L2、L3の形状は、種々に変更可能であり、例えば、バーベル型、ひょうたん型、丸型、小判型、ハート型、帯型などにすることができ、意匠的なデザインとすることもできる。
さらに、上記第3の実施の形態では、上層の樹脂フィルム1に複数のスリット6を幅方向に並列に長さ方向に向けて形成したが、スリット6は1本でもよく、また、スリット6の切り込み方向は上層の樹脂フィルム1の幅方向でもよく、長さ方向又は幅方向に対して斜めの方向でもよい。
L1、L2、L3 セキュリティラベル
1 上層の樹脂フィルム
11 粘着剤
2 下層の樹脂フィルム
21 粘着剤
3 剥離シート
4 インキ(印刷)
5 ミシン目
6 スリット(隠し刃)

Claims (4)

  1. 上層の樹脂フィルムと、
    前記上層の樹脂フィルムの裏面に粘着剤を介して積層される下層の樹脂フィルムと、
    前記下層の樹脂フィルムの裏面に塗布され、剥離シートにより保護される粘着剤と、
    を備え、
    前記上層の樹脂フィルムと前記上層の樹脂フィルム裏面の前記粘着剤との間の粘着力を前記下層の樹脂フィルムと前記上層の樹脂フィルム裏面の前記粘着剤との間の粘着力よりも大きくし、
    前記下層の樹脂フィルム裏面の前記粘着剤の粘性を前記上層の樹脂フィルム裏面の前記粘着剤の粘性よりも強くした、
    ことを特徴とする改ざん防止ラベル。
  2. 上層の樹脂フィルムはPET(ポリエチレンテレフタラート)又はPP(ポリプロピレン)を含む弾性素材からなり、下層の樹脂フィルムは脆質素材からなる請求項1に記載の改ざん防止ラベル。
  3. 上層、下層の樹脂フィルムは長さ方向又は幅方向所定の位置で2つに切り離し可能にミシン目が付けられる請求項1又は2に記載の改ざん防止ラベル。
  4. 上層の樹脂フィルムはスリットが付けられる請求項1乃至3のいずれかに記載の改ざん防止ラベル。
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