JP5305448B2 - 開封検知ラベル - Google Patents
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Description
図1は本発明の開封検知ラベルを宅配サービスで使用する封印シールに適用した例を示している。この封印シールは、宅配業者のドライバーが利用者の自宅に食材を配達した時に、不在であれば食材を入れた保冷ボックスに貼り付けておくことにより、利用者以外の第三者が勝手に保冷ボックスを開けないように封印するためのものである。本実施形態ではドライバーによる使用時の作業効率を考慮して、所定サイズの連続用紙の上に、短冊形状に形成した複数枚の開封検知ラベル1,1,…が連接して設けられている。また、各々の開封検知ラベル1は、図2に示すようにラベル基材2と剥離シール3と剥離紙4から構成された3層構造になっている。以下その各部の構成を詳細に説明する。
ラベル基材2は、開封時に保冷ボックスに貼り付いたまま残り、その表面に印刷された情報により開封されたことを知らせる表示部として機能する部分である。ラベル基材2の素材は印刷可能なものであれば特に限定されず、例えば上質紙、アート紙、コート紙等の各種紙類や、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム等の各種樹脂フィルムを使用することができる。ラベル基材2の表面には開封を表示する情報として、ここでは「開封されました」という文字が印字されている。なお、印字する情報は、「開封済」や「VOID」といったその他の文字であっても良く、あるいは文字に限らず図形や記号であっても良い。
剥離シール3は、ラベル基材2から剥離されることにより、保冷ボックスが開封されたこと検知する開封検知部として機能する部分である。本実施形態では剥がした後に再度貼り付けることを禁止するため、剥離シール3はラベル基材2に擬似接着されている。剥離シール3もまた印刷可能なものであればその素材は限定されず、ラベル基材2と同じものを使用することができる。ただし、ラベル基材2の全体を完全に隠蔽するように、剥離シール3は、その幅寸法をラベル基材2のそれとほぼ等しくし、その長さ寸法をラベル基材2のそれに比べて長くして、剥離方向について大幅に大きいサイズに形成されている。
剥離紙4は、使用時までラベルを保持するための台紙として機能する部分である。ラベル基材2の裏面には粘着層7が設けられており、剥離紙4はこの粘着層7の粘着面に剥離可能に貼付されている。ここで、粘着層7はゴム系、アクリル系、ホットメルト系、シリコーン系等の各種粘着剤をラベル基材2の裏面に塗布して形成されるが、この中でも特に紙タックに使用されるアクリル系エマルジョン型粘着剤が好適である。ただし、その粘着剤は、保冷ボックスに貼り付けた後で剥がせるように、接着力が再剥離タイプのものを使用する。剥離紙4は、その表面全体にシリコーン系剥離剤が塗布されており、保管時には粘着面を保護し、使用時にラベル基材2から剥離される。なお、使用時の作業性を考慮して、剥離紙4は剥離シール3よりも大きいサイズになっている。
以上が本発明の開封検知ラベル1の構成であるが、以下にその使用方法を説明する。宅配業者のドライバーが利用者の自宅に食材を配達した時、利用者が不在の場合に食材を保冷ボックス10の容器11に入れ、図3に示すように容器11と蓋12の境目に開封検知ラベル1を貼付して封印する。このとき、ラベルの裏側の剥離紙4を剥がし取ってから貼付するが、ラベル基材2の両端には剥離時の切っ掛けとなる易剥離部8,8が設けられているので、ラベルの上下どちらからでも簡単に剥離紙4を剥がすことができる。このため、ドライバーが開封検知ラベル1を貼り付ける際に、手袋をしたままでも作業することができて取り扱いが簡単である。また、貼付された開封検知ラベル1は、ラベル基材2が剥離シール3によって完全に隠蔽されているため、保冷ボックス10を外部から見た時に剥離シール3とラベル基材2の二重構造になっていることに気付かれ難い。
以上の実施形態では、開封検知ラベル1を封印シールに適用した例について説明したが、本発明の用途はこれに限られず、開封検知ラベル1を剥がした後の再貼付を防止する用途のものであれば同様に適用することができる。また、ラベル基材2に設けた易剥離部8について、図8に示すように、短辺方向の中央に粘着層7をラベル基材2の縁まで及ばせて縦方向の剥離時にラベル基材2をより剥がし難くする構成を採用しても良い。
2…ラベル基材
3…剥離シール
4…剥離紙
5…切り取り線
6…擬似接着層
7…粘着層
8…易剥離部
9…コーナーカット
10…保冷ボックス
11…容器
12…蓋
Claims (3)
- ラベル基材と、前記ラベル基材の表面に擬似接着層を介して貼付された剥離シールと、前記ラベル基材の裏面に粘着層を介して貼付された剥離紙とから構成され、前記剥離シールがその長辺方向両端で前記ラベル基材端部を越えて延びており、前記剥離シールが前記ラベル基材から剥離されることにより開封検知部として機能する開封検知ラベルであって、
前記ラベル基材の長辺方向端部に該ラベル基材を前記剥離紙から剥離し易くするための易剥離部が設けられているとともに、前記ラベル基材の角部に前記粘着層を含んで前記易剥離部を斜めに切り落としたコーナーカットが設けられていることを特徴とする開封検知ラベル。 - 前記剥離シールに覆われた前記ラベル基材の表面に開封されたことを示す文字が印刷されていることを特徴とする請求項1に記載の開封検知ラベル。
- 前記ラベル基材の表面に印刷された文字上で前記ラベル基材自身を複数に分離する前記ラベル基材の表面から前記剥離紙の表面まで到達する深さの切り取り線が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の開封検知ラベル。
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