JPH08115051A - 開封判別シール、及び開封判別ケース - Google Patents

開封判別シール、及び開封判別ケース

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JPH08115051A
JPH08115051A JP6249359A JP24935994A JPH08115051A JP H08115051 A JPH08115051 A JP H08115051A JP 6249359 A JP6249359 A JP 6249359A JP 24935994 A JP24935994 A JP 24935994A JP H08115051 A JPH08115051 A JP H08115051A
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material layer
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pressure
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JP6249359A
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Katsunori Hori
桂典 堀
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 剥離やカッター等で切断されたときに、その
有無を目視で確実に判別することができるようにする。 【構成】 シール10は、物品の封止部分に粘着される
とともに、封止部分の開封の有無を判別可能なものであ
り、封止部分に粘着される粘着剤層11と、粘着剤層1
1上に設けられ、粘着された粘着剤層11を剥離する力
よりも弱い力で層の破壊が発生するように形成された基
材層12と、基材層12上に設けられた識別層13と、
基材層12の上方に配置され、識別層13の色彩とは異
なる色彩を有する基材層15と、基材層12と基材層1
5との間の一部の領域に配置され、基材層15と基材層
12側とを非粘着状態にする非粘着部を有して、一部の
領域で基材層15と基材層12側とを粘着する粘着剤層
14とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、物品の封止部分に粘
着され、封止部分の開封の有無を判別可能な開封判別シ
ールとそれを用いた開封判別ケースに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ケース内に収納された金片等
の不正な入れ替え等を牽制するために、ケースの基体と
蓋体との嵌合部分に、開封の有無を判別可能な開封判別
シール(以下、単に「シール」という。)を貼付するこ
とが知られている。このシールは、以下の2つのものが
広く知られている。第1の例として、シールの基体が強
度の弱い材料から形成され、シールを剥離しようとする
と、シールの基材が破れてしまい、きれいに剥離するこ
とができないものがあげられる。基材は、塩化ビニル等
の脆弱な材料で形成され、強い粘着力のある粘着剤
(糊)が用いられている。
【0003】また、第2の例として、シールを剥離する
と、「無効」や「開封済」のような隠し文字等が現れる
ものがあげられる(実開昭59−1077号公報等)。
図7は、従来のこの種のシールの一例の概略層構成を示
す図である。図7において、シール1は、粘着剤層2
と、印刷層3と、パターン状に設けられたシリコン等か
らなる剥離層4と、紙やフィルム等からなる基材層5と
が順次積層されたものである。シール1が図中矢印方向
に剥離されると、剥離層4が設けられた領域では剥離層
4と印刷層3との間で分離し、それ以外の領域では粘着
剤層2と貼付対象物との間で分離する。すなわち、粘着
剤層2及び印刷層3が剥離層4に対応してせん断破壊さ
れる。そして、印刷層3が残った領域により、上記の隠
し文字等が表示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来の
シールでは、貼付されたシールが剥された場合には、基
材が破壊したり隠し文字等が現れる等して、シールの剥
離の有無を判別することができるが、カッター等でシー
ルを切断した場合には、目視によっては判別することが
できない場合があった。図8において、基体6aと蓋体
6bからなるケース6の両者の境目に沿ってシール1を
切断し(図中(a))、再度基体6aと蓋体6bとを嵌
合させた場合(図中(b))には、シール1が切断され
ていても、目視ではその判別が困難である場合が多かっ
た。
【0005】本発明は、上述のような課題を解消するた
めになされたものであって、剥離に対してのみならず、
カッター等で切断されたときでも、剥離,切断等の有無
を目視で確実に判別することができるようにすることを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、物品の封止部分に粘着される
とともに、前記封止部分の開封の有無を判別可能な開封
判別シール(10)であって、前記封止部分に粘着され
る第1の粘着剤層(11)と、前記第1の粘着剤層上に
設けられ、粘着された前記第1の粘着剤層を剥離する力
よりも弱い力で層の破壊が発生するように形成された第
1の基材層(12)と、前記第1の基材層の上方に配置
された第2の基材層(15)と、前記第1の基材層と前
記第2の基材層との間の一部の領域に配置され、前記第
2の基材層と前記第1の基材層側とを非粘着状態にする
非粘着部を有して、前記一部の領域で前記第2の基材層
と前記第1の基材層側とを粘着する第2の粘着剤層(1
4)とを備えることを特徴とする。請求項2の発明は、
請求項1に記載の開封判別シールにおいて、前記第1の
基材層上であって、少なくとも前記非粘着部と厚み方向
で重なる領域には、前記第2の基材層の色彩と異なる色
彩を有する識別層(13)が設けられていることを特徴
とする。請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の開
封判別シールにおいて、前記第2の基材層の、前記非粘
着部と厚み方向で重なる領域の一部には、切り込み(1
5a)が形成されていることを特徴とする。
【0007】請求項4の発明は、物品の封止部分に粘着
されるとともに、前記封止部分の開封の有無を判別可能
な開封判別シール(10A)であって、前記封止部分に
粘着される第1の粘着剤層(11)と、前記第1の粘着
剤層上に設けられ、粘着された前記第1の粘着剤層を剥
離する力よりも弱い力で層の破壊が発生するように形成
された第1の基材層(12)と、前記第1の基材層の上
方に配置された第2の粘着剤層(14A)と、前記第1
の基材層と前記第2の粘着剤層との間の一部の領域に配
置され、前記一部の領域で前記第2の粘着剤層と前記第
1の基材層側とを非粘着状態にする非粘着層(16)
と、前記第2の粘着剤層上に設けられ、前記第2の粘着
剤層に粘着された第2の基材層(15)とを備えること
を特徴とする。請求項5の発明は、請求項4に記載の開
封判別シールにおいて、前記非粘着層は、透明又は半透
明であり、前記第1の基材層上であって、少なくとも前
記非粘着層と厚み方向で重なる領域には、前記第2の基
材層の色彩と異なる色彩を有する識別層(13)が設け
られていることを特徴とする。請求項6の発明は、請求
項4又は5に記載の開封判別シールにおいて、前記第2
の基材層の、前記非粘着層と厚み方向で重なる領域の一
部には、切り込み(15a)が形成されていることを特
徴とする。
【0008】請求項7の発明は、係合可能な基体(2
1)と蓋体(22)とを有し、その内部に物品が収納さ
れる物品収納部材(20)と、前記物品収納部材の前記
基体と前記蓋体との係合部分に粘着される請求項1〜3
のいずれか1項に記載の開封判別シール(10)とを備
え、前記開封判別シールは、前記非粘着部が前記物品収
納部材の前記基体と前記蓋体との境界ライン上に位置す
るように粘着されることを特徴とする。請求項8の発明
は、係合可能な基体(21)と蓋体(22)とを有し、
その内部に物品が収納される物品収納部材(20)と、
前記物品収納部材の前記基体と前記蓋体との係合部分に
粘着される請求項4〜6のいずれか1項に記載の開封判
別シール(10A)とを備え、前記開封判別シールは、
前記非粘着層が前記物品収納部材の前記基体と前記蓋体
との境界ライン上に位置するように粘着されることを特
徴とする。
【0009】
【作用】請求項1又は4の発明においては、物品の封止
部分に貼付された開封判別シールが剥離されると、第1
の粘着剤層が物品の封止部分から分離される前に、第1
の基材層が破壊される。従って、貼付された開封判別シ
ールをきれいに剥離することができない。また、開封判
別シールが切断されると、非粘着部又は非粘着層によっ
て第2の基材層とその下層との間が粘着されていないの
で、切断部分の間隙が増加し、切断部分を目視により容
易に判別することができるようになる。
【0010】請求項2,5の発明においては、開封判別
シールが切断されると、その切断部分の間隙から識別層
が見えるようになる。識別層は第2の基材層の色彩とは
異なる色彩を有するので、切断されていることをより容
易に判別することができる。
【0011】請求項3,6の発明においては、開封判別
シールが切断されると、第2の基材層に形成された切り
込みと切断ラインとが交差することにより、切断部分が
より目立つようになり、さらには第2の基材層の一部が
分離される。従って、切断されたことがより明確にな
る。
【0012】請求項7又は8の発明においては、物品収
納部材に貼付された開封判別シールが剥離されると、第
1の粘着剤層が物品収納部材から分離される前に、第1
の基材層が破壊される。従って、物品収納部材に貼付さ
れた開封判別シールをきれいに剥離することができな
い。また、物品収納部材の基体と蓋体との境界ラインに
沿って開封判別シールが切断されると、非粘着部又は非
粘着層の部分が切断される。切断部分の第2の基材層と
その下層との間は粘着されていないので、切断部分の間
隙が増加し、切断部分が目視により容易に判別すること
ができるようになる。
【0013】
【実施例】以下、図面等を参照して、本発明の一実施例
について説明する。図1は、本発明による開封判別シー
ルの第1の実施例の構成を示す層断面図(図中
(a))、及び平面図(図中(b))である。粘着剤層
11は、シール10を貼付対象物に貼付するためのもの
であり、例えばアクリル系樹脂から形成されている。こ
の粘着剤層11の表面は、貼付対象物への貼付前には剥
離シート等により保護されている。基材層12は、粘着
剤層11上に設けられ、貼付された粘着剤層11を貼付
対象物から剥離する力より弱い力で層の破壊が発生する
材料、例えば塩化ビニルのような脆弱材料から形成され
ている。印刷層13は、特定色を有して基材層12上に
設けられ、例えばグラビア印刷によって形成されてい
る。
【0014】粘着剤層14は、印刷層13上の一部の領
域に設けられ、粘着剤層11と同様の材料から形成され
ている。ここで、粘着剤層14は、図中(b)に示す斜
線部領域、すなわちシール10の上下側を含む中央部の
領域以外の領域に設けられている。基材層15は、例え
ば比較的剛性を有する紙,コート紙,又はフィルムから
形成され、粘着剤層14の上部に、粘着剤層14が設け
られていない領域をも含めて設けられている。従って、
基材層15の一部は粘着剤層14に粘着されているが、
他の部分は粘着されていない。また、基材層15は、印
刷層13の色彩とは異なる色彩を有する。特に、基材層
15の色彩は、印刷層13の色彩に対して目立つような
色関係、すなわち両者が補色の関係にあることが好まし
い。実施例では、基材層15は青紫に、印刷層13は黄
色に設定した。さらに、この基材層15には、図中
(b)に示すように切り欠き15aが形成されている。
切り欠き15aは、粘着剤層14が設けられていない領
域と厚み方向で重なる領域の一部に形成されている。
【0015】次に、このシール10の使用方法について
説明する。図2は、シール10が貼付されたケース20
の一実施例を示す斜視図である。また、図3は、図2の
A−A断面を詳細に示す断面図である。ケース20は、
基体21と蓋体22とから構成されている。そして、シ
ール10は、基体21と蓋体22との境界ライン上に、
粘着剤層14が設けられていない領域が位置するよう
に、貼付されている。先ず、この貼付されたシール10
を剥離すると、粘着剤層11のケース20への粘着力が
基材層12の破壊力よりも大きいので、粘着剤層11が
剥離される前に、基材層12の層破壊が発生する。従っ
て、従来例と同様に、シールをきれいに剥離することは
できない。また、ケース20の基体21と蓋体22との
嵌合部分の境目からカッター等で切断されたときには、
基材層15では切り込み15aと切断ラインとが交差す
る。また、粘着剤層14は切断されない。
【0016】図4は、図3の状態からシール10が切断
されたときの様子を示す断面図である。シール10が切
断されると、基材層15が有する剛性により、基材層1
5の切断部分が外側に向く。従って、この切断部分の隙
間は大きくなり、さらにこの隙間からは、印刷層13が
見えるようになる。従って、基材層15の切断部分は基
材層15の色彩と異なる印刷層13の色彩で見える。こ
れにより、シール10が切断されていることが、容易に
目視で判別することができるようになる。さらに、切り
込み15aが形成されている場合には、切断により発生
する両側のずれがより目立つようになる。さらに、この
実施例の形状のような切り込み15aであれば、図1
(b)の2点鎖線で示す位置が切断されることにより、
切り込み15aと切断ラインとで基材層15の一部(略
三角形状の部分)が分離される。これにより、切断後に
基材層15を密着させたとしても、印刷層13が外部か
ら確実に視認されるようになり、切断の跡を目視で確実
に判別することができるようになる。
【0017】図5は、本発明による開封判別シールの第
2の実施例の構成を示す層断面図である。第2の実施例
において、第1の実施例と同一部分には同一符号を付し
ている。図5のシール10Aにおいて、印刷層13上の
一部の領域には、透明又は半透明の剥離層16が設けら
れている。ここで、剥離層16が設けられている範囲
は、第1の実施例での粘着剤層14が設けられていない
範囲と略同一である。剥離層16は、例えばシリコン系
インキをグラビア印刷等で塗布すること等により形成さ
れる。剥離層16の上側には、粘着剤層14Aがシール
10Aの略全領域に設けられている。従って、粘着剤層
14Aは、剥離層16と粘着するとともに、印刷層13
上の剥離層16が設けられていない領域と粘着する。す
なわち、剥離層16が設けられている領域では、粘着剤
層14Aと印刷層13とは粘着していない。
【0018】以上の構成からなるシール10Aにおいて
は、第1の実施例と同様に剥離されると基材層15が破
壊され、きれいに剥離することができない。また、基材
層15側から切断されると、剥離層16が設けられた領
域が切断されるので、基材層15の剥離層16が設けら
れている領域と対応する領域が外側に向き、この基材層
15の切断部分から印刷層13の色彩が見えるようにな
り、第1の実施例と同様の効果が得られる。
【0019】以上、本発明の一実施例について説明した
が、本発明は、上述した実施例に限定されることなく、
その要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であ
る。図6は、基材層15に形成される切り込み15aの
他の実施例を示す図である。このように、切り込み15
aの形状はいかなる形状であっても良いが、シールを曲
率の大きい面に貼付する場合には、貼付時に基材層15
の一部が基材層15の面上から浮かないような形状であ
ることが好ましい。
【0020】
【発明の効果】請求項1,4の発明によれば、貼付され
た開封判別シールが剥離された場合にはその基材が破壊
され、切断された場合には、切断部分を目視で容易に判
別することができる。これにより、いかなる手段で物品
の封止部分の開封が行われても、開封の有無を目視で確
実に判別することができる。請求項2,5の発明によれ
ば、開封判別シールが切断された場合には、切断部分に
異なる色彩が現れるので、切断されたことをより確実に
判別することができる。請求項3,6の発明によれば、
切断されることにより切断部分にずれが発生したり、基
材の一部が分離されるので、切断後に再粘着されても、
切断の有無を明確にすることができる。請求項7,8の
発明によれば、開封判別シールが剥離されたり切断され
た場合には、その有無を目視で確実に判別することがで
きるので、物品収納部材の開封の有無を判別することが
できる。これにより、物品収納部材内に収納された物品
の不正な入れ替え等を牽制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による開封判別シールの第1の実施例の
構成を示す層断面図及び平面図である。
【図2】シール10が貼付されたケース20の一実施例
を示す斜視図である。
【図3】図2のA−A断面を詳細に示す断面図である。
【図4】図3の状態からシール10が切断されたときの
様子を示す断面図である。
【図5】本発明による開封判別シールの第2の実施例の
構成を示す層断面図である。
【図6】基材層15に形成される切り込み15aの他の
実施例を示す図である。
【図7】従来のシールの一例の概略層構成を示す図であ
る。
【図8】ケースに貼付されたシールがカッター等で切断
されたときの様子を示す斜視図である。
【符号の説明】
10,10A シール 11 粘着剤層 12 基材層 13 印刷層 14,14A 粘着剤層 15 基材層 15a 切り込み 16 剥離層 20 ケース 21 基体 22 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 7/02 JJJ JKN JLE

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の封止部分に粘着されるとともに、
    前記封止部分の開封の有無を判別可能な開封判別シール
    であって、 前記封止部分に粘着される第1の粘着剤層と、 前記第1の粘着剤層上に設けられ、粘着された前記第1
    の粘着剤層を剥離する力よりも弱い力で層の破壊が発生
    するように形成された第1の基材層と、 前記第1の基材層の上方に配置された第2の基材層と、 前記第1の基材層と前記第2の基材層との間の一部の領
    域に配置され、前記第2の基材層と前記第1の基材層側
    とを非粘着状態にする非粘着部を有して、前記一部の領
    域で前記第2の基材層と前記第1の基材層側とを粘着す
    る第2の粘着剤層とを備えることを特徴とする開封判別
    シール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の開封判別シールにおい
    て、 前記第1の基材層上であって、少なくとも前記非粘着部
    と厚み方向で重なる領域には、前記第2の基材層の色彩
    と異なる色彩を有する識別層が設けられていることを特
    徴とする開封判別シール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の開封判別シール
    において、 前記第2の基材層の、前記非粘着部と厚み方向で重なる
    領域の一部には、切り込みが形成されていることを特徴
    とする開封判別シール。
  4. 【請求項4】 物品の封止部分に粘着されるとともに、
    前記封止部分の開封の有無を判別可能な開封判別シール
    であって、 前記封止部分に粘着される第1の粘着剤層と、 前記第1の粘着剤層上に設けられ、粘着された前記第1
    の粘着剤層を剥離する力よりも弱い力で層の破壊が発生
    するように形成された第1の基材層と、 前記第1の基材層の上方に配置された第2の粘着剤層
    と、 前記第1の基材層と前記第2の粘着剤層との間の一部の
    領域に配置され、前記一部の領域で前記第2の粘着剤層
    と前記第1の基材層側とを非粘着状態にする非粘着層
    と、 前記第2の粘着剤層上に設けられ、前記第2の粘着剤層
    に粘着された第2の基材層とを備えることを特徴とする
    開封判別シール。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の開封判別シールにおい
    て、 前記非粘着層は、透明又は半透明であり、 前記第1の基材層上であって、少なくとも前記非粘着層
    と厚み方向で重なる領域には、前記第2の基材層の色彩
    と異なる色彩を有する識別層が設けられていることを特
    徴とする開封判別シール。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載の開封判別シール
    において、 前記第2の基材層の、前記非粘着層と厚み方向で重なる
    領域の一部には、切り込みが形成されていることを特徴
    とする開封判別シール。
  7. 【請求項7】 係合可能な基体と蓋体とを有し、その内
    部に物品が収納される物品収納部材と、 前記物品収納部材の前記基体と前記蓋体との係合部分に
    粘着される請求項1〜3のいずれか1項に記載の開封判
    別シールとを備え、 前記開封判別シールは、前記非粘着部が前記物品収納部
    材の前記基体と前記蓋体との境界ライン上に位置するよ
    うに粘着されることを特徴とする開封判別ケース。
  8. 【請求項8】 係合可能な基体と蓋体とを有し、その内
    部に物品が収納される物品収納部材と、 前記物品収納部材の前記基体と前記蓋体との係合部分に
    粘着される請求項4〜6のいずれか1項に記載の開封判
    別シールとを備え、 前記開封判別シールは、前記非粘着層が前記物品収納部
    材の前記基体と前記蓋体との境界ライン上に位置するよ
    うに粘着されることを特徴とする開封判別ケース。
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