JP3286835B2 - 封 筒 - Google Patents
封 筒Info
- Publication number
- JP3286835B2 JP3286835B2 JP29336497A JP29336497A JP3286835B2 JP 3286835 B2 JP3286835 B2 JP 3286835B2 JP 29336497 A JP29336497 A JP 29336497A JP 29336497 A JP29336497 A JP 29336497A JP 3286835 B2 JP3286835 B2 JP 3286835B2
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- JP
- Japan
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- adhesive
- films
- envelope
- film
- lid
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は封筒に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の封筒は、糊や両面接着テープを使
用して、蓋を封筒本体１に接着することにより封をして
いる。
用して、蓋を封筒本体１に接着することにより封をして
いる。
【０００３】上記のように、糊や両面接着テープを用い
て封をすると、開封しにくいという問題があり、又、開
封する際に接着面の紙が破れたり、開封跡の接着面が汚
くなる等の問題があった。
て封をすると、開封しにくいという問題があり、又、開
封する際に接着面の紙が破れたり、開封跡の接着面が汚
くなる等の問題があった。
【０００４】したがって、例えば、ダイレクトメール用
の封筒などとして使用したい場合、すなわち、封筒の表
面にも印刷を施して告知面として使用したい場合に、そ
の接着面を告知スペースとして使用できないという不満
があった。
の封筒などとして使用したい場合、すなわち、封筒の表
面にも印刷を施して告知面として使用したい場合に、そ
の接着面を告知スペースとして使用できないという不満
があった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、封を
しても開封しやすく、かつ、開封する際に接着面の紙が
破けず、さらに、接着面の開封跡が汚れず、したがっ
て、接着面に印刷を施して告知スペースとして利用する
ことも可能となって、ダイレクトメール用などとして好
適な封筒の提供を課題とする。
しても開封しやすく、かつ、開封する際に接着面の紙が
破けず、さらに、接着面の開封跡が汚れず、したがっ
て、接着面に印刷を施して告知スペースとして利用する
ことも可能となって、ダイレクトメール用などとして好
適な封筒の提供を課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の封筒は、蓋２と封筒本体１に対してそれぞ
れ接着剤５及び接着剤７を介して接着する２枚のフィル
ム３，４を具えるとともに、それら接着剤５及び接着剤
７よりも接着力が弱くて２枚のフィルム３，４同士を接
着させて封をした状態にすることができ、かつ、その２
枚のフィルム３，４を剥離させて開封状態とすることも
できる接着剤６を具え、又、上記の２枚のフィルム３，
４をＶ字形にしたものである。
に、本発明の封筒は、蓋２と封筒本体１に対してそれぞ
れ接着剤５及び接着剤７を介して接着する２枚のフィル
ム３，４を具えるとともに、それら接着剤５及び接着剤
７よりも接着力が弱くて２枚のフィルム３，４同士を接
着させて封をした状態にすることができ、かつ、その２
枚のフィルム３，４を剥離させて開封状態とすることも
できる接着剤６を具え、又、上記の２枚のフィルム３，
４をＶ字形にしたものである。
【０００７】
【実施例】以下、図示した実施例について説明する。ま
ず、図３は封をする前の状態を示したものである。紙製
の封筒本体１と一体的に形成された蓋２の内面に接着剤
５を介して透明なプラスチック製のフィルム３を接着す
るとともに、そのフィルム３の外側に接着剤６を介して
同じく透明なプラスチック製のフィルム４を接着し、更
にそのフィルム４の外側に接着剤７を介して剥離紙８を
接着している。
ず、図３は封をする前の状態を示したものである。紙製
の封筒本体１と一体的に形成された蓋２の内面に接着剤
５を介して透明なプラスチック製のフィルム３を接着す
るとともに、そのフィルム３の外側に接着剤６を介して
同じく透明なプラスチック製のフィルム４を接着し、更
にそのフィルム４の外側に接着剤７を介して剥離紙８を
接着している。
【０００８】なお、これらフィルム３，４、接着剤５，
６，７及び剥離紙８は、蓋２ではなく封筒本体１に設け
てもよい。
６，７及び剥離紙８は、蓋２ではなく封筒本体１に設け
てもよい。
【０００９】また、図４に示すように、２枚のフィルム
３，４を予め分離して、それぞれ蓋２と封筒本体１とに
接着して置いてもよい。すなわち、封筒本体１に対し接
着剤７を介してフィルム４を接着し、又、蓋２に対し接
着剤５を介してフィルム３を接着するとともに、そのフ
ィルム３の外側に接着剤６を介して剥離紙８を接着して
置いてもよい。なお、剥離紙８と接着剤６の層は、蓋２
ではなく封筒本体１に接着したフィルム４の外側に設け
てもよい。
３，４を予め分離して、それぞれ蓋２と封筒本体１とに
接着して置いてもよい。すなわち、封筒本体１に対し接
着剤７を介してフィルム４を接着し、又、蓋２に対し接
着剤５を介してフィルム３を接着するとともに、そのフ
ィルム３の外側に接着剤６を介して剥離紙８を接着して
置いてもよい。なお、剥離紙８と接着剤６の層は、蓋２
ではなく封筒本体１に接着したフィルム４の外側に設け
てもよい。
【００１０】次に、図５は封をした状態を示したもので
ある。剥離紙８を取り除いてから蓋２を折り返して封筒
本体１に重ね合わせると、封をする前の状態が図３のよ
うであれば、接着剤７によってフィルム４が封筒本体１
に接着し、又、封をする前の状態が図４のようであれ
ば、接着剤６によってフィルム３がフィルム４に接着し
て、それぞれ封をした状態となる。
ある。剥離紙８を取り除いてから蓋２を折り返して封筒
本体１に重ね合わせると、封をする前の状態が図３のよ
うであれば、接着剤７によってフィルム４が封筒本体１
に接着し、又、封をする前の状態が図４のようであれ
ば、接着剤６によってフィルム３がフィルム４に接着し
て、それぞれ封をした状態となる。
【００１１】次に、図１及び図２は開封した状態を示し
たものである。すなわち、開封すると、２枚のフィルム
３，４の間が分離して、一方のフィルム３は蓋２に接着
した状態を、他方のフィルム４は封筒本体１に接着した
状態をそれぞれ維持する。
たものである。すなわち、開封すると、２枚のフィルム
３，４の間が分離して、一方のフィルム３は蓋２に接着
した状態を、他方のフィルム４は封筒本体１に接着した
状態をそれぞれ維持する。
【００１２】このように、それぞれのフィルム３，４が
蓋２や封筒本体１から剥離しないで、２枚のフィルム
３，４が互いに剥離するのは、紙製の蓋２や封筒本体１
とフィルム３，４との接着力よりも、プラスチック製の
フィルム３，４同士の接着力の方が弱いためである。
蓋２や封筒本体１から剥離しないで、２枚のフィルム
３，４が互いに剥離するのは、紙製の蓋２や封筒本体１
とフィルム３，４との接着力よりも、プラスチック製の
フィルム３，４同士の接着力の方が弱いためである。
【００１３】なお、２枚のフィルム３，４同士を剥離し
やすくするとともに、蓋２や封筒本体１からフィルム
３，４が剥離するのを確実に防止するために、２枚のフ
ィルム３，４同士を接着する接着剤６には接着力の弱い
ものを使用し、又、蓋２と封筒本体１にそれぞれフィル
ム３，４を接着するための接着剤５，７には接着力の強
いものを使用するのが好ましい。
やすくするとともに、蓋２や封筒本体１からフィルム
３，４が剥離するのを確実に防止するために、２枚のフ
ィルム３，４同士を接着する接着剤６には接着力の弱い
ものを使用し、又、蓋２と封筒本体１にそれぞれフィル
ム３，４を接着するための接着剤５，７には接着力の強
いものを使用するのが好ましい。
【００１４】また、２枚のフィルム３，４は、図１に示
すように、Ｖ字形にするのが好ましい。このようにフィ
ルム３，４をＶ字形にすると、フィルムが直線テープ状
である場合に比べ剥離しやすくなり開封性が向上すると
いう利点がある。
すように、Ｖ字形にするのが好ましい。このようにフィ
ルム３，４をＶ字形にすると、フィルムが直線テープ状
である場合に比べ剥離しやすくなり開封性が向上すると
いう利点がある。
【００１５】
【発明の効果】本発明の封筒は上記の通りであり、２枚
のフィルム３，４を介して封筒本体１と蓋２とを接着し
て封をするように構成したので、開封しやすくなり、
又、開封する際に紙が破れたりせず、更に、開封跡も汚
れらくく綺麗であるという利点がある。そして、フィル
ム３，４を透明にすれば、蓋２や封筒本体１においてフ
ィルム３，４を接着する箇所に、図１に示す如く文字等
を印刷して告知スペースとして利用することもできるの
で、ダイレクトメール用などに極めて適している。ま
た、本発明の封筒は、上記のようにフィルム３，４をＶ
字形とすることにより開封性が更に向上する効果があ
る。
のフィルム３，４を介して封筒本体１と蓋２とを接着し
て封をするように構成したので、開封しやすくなり、
又、開封する際に紙が破れたりせず、更に、開封跡も汚
れらくく綺麗であるという利点がある。そして、フィル
ム３，４を透明にすれば、蓋２や封筒本体１においてフ
ィルム３，４を接着する箇所に、図１に示す如く文字等
を印刷して告知スペースとして利用することもできるの
で、ダイレクトメール用などに極めて適している。ま
た、本発明の封筒は、上記のようにフィルム３，４をＶ
字形とすることにより開封性が更に向上する効果があ
る。
【図１】開封状態の正面図である。
【図２】開封状態の断面図である。
【図３】封をする前の状態断面図である。
【図４】封をする前の状態断面図である。
【図５】封をした状態断面図である。
１ 封筒本体 ２ 蓋 ３ フィルム ４ フィルム ５ 接着剤 ６ 接着剤 ７ 接着剤 ８ 剥離紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65D 27/00 B65D 27/16 B65D 33/16 B65D 33/18 - 33/20
Claims (1)
- 【請求項１】 蓋２と封筒本体１に対してそれぞれ接着
剤５及び接着剤７を介して接着する２枚のフィルム３，
４を具えるとともに、それら接着剤５及び接着剤７より
も接着力が弱くて２枚のフィルム３，４同士を接着させ
て封をした状態にすることができ、かつ、その２枚のフ
ィルム３，４を剥離させて開封状態とすることもできる
接着剤６を具え、又、上記の２枚のフィルム３，４をＶ
字形にした封筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29336497A JP3286835B2 (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 封 筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29336497A JP3286835B2 (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 封 筒 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11115947A JPH11115947A (ja) | 1999-04-27 |
| JP3286835B2 true JP3286835B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=17793839
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29336497A Expired - Fee Related JP3286835B2 (ja) | 1997-10-09 | 1997-10-09 | 封 筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3286835B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5207435B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2013-06-12 | 有限会社早川製袋 | テープ付き袋 |
| JP2012086844A (ja) * | 2010-10-15 | 2012-05-10 | Dainippon Printing Co Ltd | 封筒用紙及び封筒 |
-
1997
- 1997-10-09 JP JP29336497A patent/JP3286835B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11115947A (ja) | 1999-04-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
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