JP2012101514A - 接着シート - Google Patents

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Abstract

【課題】ポケットに収容した伝票等の隠蔽性を保ち、当該伝票等の紛失を簡単に防止することができるようにすること。
【解決手段】接着シートSは、表面に第1情報表示部21と第2情報表示部22とを形成可能な基材シートBSの裏面に、疑似接着剤層11、中間層12、接着剤層13、剥離シート14の順に積層された層構造をなし、第1情報表示部21の裏面側に第2情報表示部22を折り返し、被着体Wに貼付することで隠蔽貼付状態としたときに、被着体Wとの間にポケット30を形成可能に設けられる。接着シートSは、隠蔽貼付状態としたときに、ポケット30の外部に表出する位置に設けられるとともに、ポケット30の開口部30Aを封止可能な封止シール部26を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、接着シートに係り、更に詳しくは、情報を表示する領域の一部を隠蔽して利用することができる接着シートに関する。
従来より、配送物には配送伝票が貼付され、この配送伝票の情報を基に人手を介して受取人に配送されている。このため、配送伝票を通じて配送物に関する情報、例えば、商品名、商品価格等が漏洩し得る危惧があった。商品名は、受取人が購入したものを特定できるため、受取人のプライバシーに大きく関わり、商品価格は、商品価値を把握できるため、流通過程において盗難に合う可能性があり、これら情報は秘匿情報として取り扱われている。
特許文献1には配送伝票が開示されている。この配送伝票は、接着剤層を介して配送物等の被着体に貼付される貼付票と、この貼付票に折り返し可能に連設された配達票及び控票とを備えている。接着剤層は、貼付票の外縁に沿って平面視コ字状に設けられ、これにより、貼付票と被着体との間にポケットを形成可能となっており、このポケットの中に配達票及び控票を折り返し隠蔽状態としている。
特開平11−48639号公報
しかしながら、特許文献1の場合、配達票及び控票を折り返して隠蔽状態で配送物に貼付したとしても、控票を引っ張り出すことで隠蔽していた情報が読み取られてしまったり、配送中に何かの要因で、配達票及び控票がポケットから抜け出て切取部8から切り離されて紛失してしまったりする、という不都合がある。ここで、配達票及び控票を折り返して隠蔽状態とした後でポケットの開口部を粘着テープ等で塞げば、前記不都合を解消できるが、この場合、粘着テープを予め用意する手間やコストが掛かる、という不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明の目的は、ポケットに収容した伝票等の隠蔽性を保ち、当該伝票等の紛失を簡単に防止することができる接着シートを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、表面に第1情報表示部と第2情報表示部とを形成可能な基材シートの裏面に接着剤層が積層され、前記第1情報表示部の裏面側に第2情報表示部を折り返すことで当該第2情報表示部を隠蔽可能な接着シートにおいて、
前記第1情報表示部裏面の接着剤層に設けられ、折り返された第2情報表示部と非接着となる接着不能部と、この接着不能部の外側に位置する前記第1情報表示部裏面の接着剤層により形成されて被着体に貼付可能な貼付部とを備え、
前記第1情報表示部の裏面側に第2情報表示部を折り返し、前記貼付部を介して被着体に貼付することで隠蔽貼付状態としたときに、当該被着体との間にポケットを形成可能に設けられ、
前記隠蔽貼付状態としたときに、前記ポケットの外部に表出する位置に設けられるとともに、前記ポケットの開口部を封止可能な封止シール部を有する、という構成を採っている。
また、本発明は、表面に第1情報表示部と第2情報表示部とを形成可能な基材シートの裏面に、疑似接着剤層、中間層、接着剤層、剥離シートの順に積層され、前記第1情報表示部の裏面側に第2情報表示部を折り返すことで当該第2情報表示部を隠蔽可能な接着シートにおいて、
前記第1情報表示部裏面の剥離シートにより形成され、折り返された第2情報表示部と非接着となる接着不能部と、この接着不能部の外側に位置する前記第1情報表示部裏面の接着剤層により形成されて被着体に貼付可能な貼付部とを備え、
前記第1情報表示部の裏面側に第2情報表示部を折り返して前記貼付部を介して被着体に貼付することで隠蔽貼付状態としたときに、当該被着体との間にポケットを形成可能に設けられ、
前記隠蔽貼付状態としたときに、前記ポケットの外部に表出する位置に設けられるとともに、前記ポケットの開口部を封止可能な封止シール部を有する、という構成を採っている。
本発明において、前記封止シール部の疑似接着剤層における接着力は、隣接する領域の疑似接着剤層の接着力よりも強く設定される、という構成も好ましくは採用される。
本発明によれば、接着シートを被着体に貼付したときに、封止シール部がポケットの外部に表出する位置に設けられるので、接着シートの一部である封止シール部によりポケットの開口部を封止することができ、第2情報表示部の隠蔽性を保ち、当該第2情報表示部の紛失を確実に防止することができる。また、ポケットの開口部を封止するために粘着テープ等を用意する手間やコストを抑制することができる。
本発明に係る接着シートが配送伝票に適用された実施形態を示す概略平面図。 図1のa矢視断面の模式図。 第2情報表示部の引き出し要領を示す図2と同様の模式図。 接着シートを貼付する準備状態の概略分解斜視図。 図3と同様の要領を示す概略斜視図。 ポケットに第2情報表示部を収容する要領を示す概略斜視図。 封止シール部によりポケットの開口部を封止した状態を示す概略斜視図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
なお、本明細書において、特に明示しない限り、「上」、「下」、「左」、「右」は、図1を基準として用いられ、各層や各シート等において、「表」、「表面」とは図1中手前側(図2中上側)、「裏」、「裏面」とは、図1中奥行き側(図2中下側)として用いられる。
図1〜図7において、接着シートSは、本実施形態では、宅配商品等の配送伝票に適用され、宅配商品等の梱包体となる被着体Wに貼付されて使用される。接着シートSは、表面から裏面に向かって基材シートBS、疑似接着剤層11、中間層12、接着剤層13、剥離シート14の順に積層された層構造をなしている。
前記基材シートBSの表面は印字面とされる。基材シートBSとしては、サーマル紙や、表面にサーマルコートを施した上質紙、和紙、フイルム、又は、サーマルコートのない上質紙、和紙、フイルム等が例示できる。
前記疑似接着剤層11は、複数、例えば、二層の積層フイルムによって構成され、それらの界面、すなわち、疑似接着面で剥離可能に設けることができる。疑似接着形成層11に用いるフイルムとしては、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、アクリル樹脂、天然ゴム系樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、紫外線硬化ニス、ポリエチレンテレフタレート樹脂等を例示することができ、それらを任意に組合せた積層フイルムを疑似接着剤層11とすることができる。疑似接着剤層11は、前記疑似接着面で剥離した後、当該疑似接着面同士で再接着不能に設けられている。
前記中間層12は、上質紙、和紙、フイルム等が例示できる。
前記接着剤層13は、中間層12の裏面に積層されており、これにより、中間層12が接着剤層13を介して剥離シート14の表面に仮着されるようになっている。
ここで、接着シートSは、複数の領域に区分されて用いられる。具体的には、基材シートBSの表面には、第1情報表示部21と、第2情報表示部22と、これら第1及び第2情報表示部21、22の間に設けられ、第2情報表示部22と折れ線23を介して連設される引出取っ手部25と、封止シール部26とを備えている。
前記第1情報表示部21には、上下及び左右方向に第1切り込みC1が複数形成され、当該第1切り込みC1は、基材シートBS側から中間層12に達し当該中間層12全部を切り込まない深さとされ、第1情報表示部21に配達票、控票、受領書等の複数の伝票類Dを形成可能に設けられている。これにより、各伝票類Dは、疑似接着剤層11で剥離されるようになっている。
前記剥離シート14は、上質紙、和紙、フイルム等の少なくとも一方の面にシリコーン層等の不接着処理が施されたものが例示できる。そして、第1情報表示部21及び引出取っ手部25の裏面に位置する剥離シート14には、図1中点線で示されるように、閉ループ状の第2切り込みC2が形成され、当該第2切り込みC2は、剥離シート14の裏面側から基材シートBSに達し当該基材シートBS全部を切り込まない深さとされ、この第2切り込みC2の内側の剥離シート14は接着不能部28として形成され、当該接着不能部28の外側に位置する接着剤層13により貼付部29が形成される。貼付部29は、第1情報表示部21の下縁を除く3縁に沿って位置する(図4中格子模様領域参照)。なお、折れ線23の裏側に位置する第2切り込みC2以外は、図2に示されるように、中間層12に達し当該中間層12全部を切り込まない深さとしてもよい。これにより、第1情報表示部21外縁から剥離シート14を剥がすと、第2切り込みC2の外側だけが接着剤層13から剥がれ、第2切り込みC2で囲まれる剥離シート14つまり接着不能部28は、接着剤層13と接着した状態が維持される。
前記第2情報表示部22は、接着不能部28より左右幅及び上下幅が小さい平面形状に形成されている。第2情報表示部22の左右の外縁を形成する第3切り込みC3は、第1切り込みC1と同じ切り込み深さに設定されている。第3切り込みC3は、折れ線23の左右両側において当該折れ線23の延長線上に形成された第6切り込みC6に接続されている。この第6切り込みC6は、基材シートBS側から剥離シート14に達し当該剥離シート14全部を切り込まない深さに設定されている。このような第2情報表示部22の基材シートBS表面には、例えば、商品名、金額等を含む納品書等の秘匿情報の印字が施され、基材シートBSの裏面には、配送商品の保証書や、クーリングオフの条文等の定型的な印字が施される。なお、保証書や、クーリングオフの条文等も間接的に配送物を特定することができるため、秘匿情報といえる。
前記引出取っ手部25は、左右に細長い平面形状とされ、第2情報表示部22と同じ左右幅に設定されている。引出取っ手部25は、第1情報表示部21と第1切り込みC1を挟んで上下に隣り合っており、また、その左右両端は、第1切り込みC1と同じ切り込み深さの第4切り込みC4により形成されている。なお、引出取っ手部25の疑似接着剤層11における接着力は、それ以外の領域における疑似接着剤層11の接着力よりも強く設定されている。これにより、折れ線23で第2情報表示部22を折り返したときに、基材シートBSの剛性によって、引出取っ手部25の疑似接着剤層11での接着が解除されて
しまうことを防止可能となる。なお、引出取っ手部25の裏面の疑似接着剤層11における第1切り込みC1側の接着力は、強く設定しなくてもよく、逆に他の領域の接着力よりも弱い接着力とするとよい。このように構成することで、図3に示すように引出取っ手部25を指先で掴んで疑似接着剤層11で剥離するときに、剥離し易くなる。
前記封止シール部26の外縁を形成する第5切り込みC5は、図1中一点鎖線で囲まれる位置に形成された切り込みからなる。第5切り込みC5は、基材シートBS側から剥離シート14に達し当該剥離シート14全部を切り込まない深さに設定されている。封止シール部26の疑似接着剤層11における接着力は、隣接する第1情報表示部21の疑似接着剤層11より強く設定されている。これにより、封止シール部26を剥離するときに疑似接着剤層11で剥離され難くすることができ、確実に接着剤層13で剥離できるようになっている(図6参照)。なお、封止シール部26は、複数設けてもよい。
次に本実施形態における接着シートSの使用方法について説明する。
先ず、第1情報表示部21の基材シートBS表面に配送商品の届け先等に関する情報等の印字が施される一方、第2情報表示部22の基材シートBS表面に、秘匿情報となる配送商品の情報等が印字される。なお、第2情報表示部22の基材シートBS裏面には、保証書やクーリングオフの条文等が予め印字されていてもよい。
印字が完了すると、第2情報表示部22の外縁側、例えば、図1中矢印Pで示す位置から当該第2情報表示部22を疑似接着剤層11から剥離していくと、第2情報表示部22は、第3切り込みC3に沿って基材シートBSから分割される。そして、折れ線23の左右両側で第6切り込みC6によって、引出取っ手部25及び第1情報表示部21が疑似接着剤層11、中間層12及び接着剤層13を伴って剥離シート14から剥離されることとなる。このとき、剥離シート14は、第2切り込みC2によって分割されて接着剤層13と接着した状態が維持され、当該第2切り込みC2の内側に接着不能部28が形成されるとともに、この接着不能部28の外側に貼付部29が表出する(図2中二点鎖線で示すA−A線及び図4参照)。
このように剥離を終えた後、接着シートSを折れ線23で折り返し、図4中二点鎖線で示されるように、第1情報表示部21裏面側の接着不能部28に第2情報表示部22の裏面が接触する状態とする。この折り返した状態を保ちながら、貼付部29を介して接着シートSを被着体Wに貼付すると、図5に示されるようにポケット30が形成され、このポケット30内に第2情報表示部22が収容されて隠蔽される(隠蔽貼付状態)。この隠蔽貼付状態において、第1情報表示部21と共に引出取っ手部25及び封止シール部26がポケット30の外部に表出した状態となる。また、引出取っ手部25における疑似接着剤層11の接着が維持されるので、第三者が第2情報表示部22を引っ張り出して簡単に秘匿情報を見ることができない上、第2情報表示部22がポケット30から抜け出すことを規制することができる。このように接着シートSが貼付された被着体Wは、配達業者等を介して受取人に配送される。なお、図6に示されるように、封止シール部26を剥離シート14から剥離して、剥離した封止シール部26を引出取っ手部25と被着体Wとを跨ぐように貼付してもよい。これにより、ポケット30の開口部30Aを封止することができ、第2情報表示部22の隠蔽性を保ち、当該第2情報表示部22の紛失を確実に防止することができる。
被着体Wが受取人に配送されると、第1情報表示部21における受領証等の伝票類Dが必要に応じて剥離される。そして、受取人は、図3に示されるように先ず、引出取っ手部25を疑似接着剤層11で剥離し、引出取っ手部25の基材シートBSを指先で掴んで図3中左側に引っ張ることにより、ポケット30内から第2情報表示部22を引き出し、その印字内容を確認し得るようになっている。ここで、疑似接着層11で剥離すると、疑似接着面同士で再接着不能に設けられているので、例えば、配送の途中で第三者が第2情報表示部22を引き出してその印字内容を見た場合、第2情報表示部22を再度ポケット30内に収容しても、引出取っ手部25が接着していないことで視認させた痕跡を残すことができ、第2情報表示部22が第三者に見られたことが分るようになっている。また、第三者が第2情報表示部22を視認しようとするときに、引出取っ手部25を疑似接着剤層11で剥離すれば、例えば粘性がないこと等によって、引出取っ手部25の裏面の疑似接着剤層11が再接着しないことが直ぐに分るので、視認を止めさせる動機を促すことができ、ひいては、秘匿情報が漏洩することを防止することができる。
ところで、例えば、配送商品の不具合等により配送された被着体Wを返送する場合があり、このとき、配送商品の情報が印字された第2情報表示部22も返送することが求められる。この場合、図6に示されるように、第2情報表示部22を折り畳んでポケット30内に収容する。そして、封止シール部26を剥離シート14から剥離して、図7に示されるように、剥離した封止シール部26を被着体Wと引出取っ手部25が積層されていた中間層12とを跨ぐように貼付する。これにより、開口部30Aが封止シール部26により封止され、ポケット30内の第2情報表示部22の脱落を防止することができる。なお、封止シール部26は、開口部30Aを全て封止できる長さとしてもよい。
従って、このような実施形態によれば、図5の状態で第1情報表示部21と同様に封止シール部26がポケット30の外部に表出し、且つ、剥離シート14から剥離可能な位置に設けられるので、ポケット30の開口部30Aを封止するために粘着テープ等を用意する手間やコストを抑制することができ、開口部30Aを封止する作業の簡略化、迅速化を図ることができる。また、複数の伝票類Dにより形成される第1情報表示部21において、不使用で余る領域に第5切り込みC5を設けるだけで封止シール部26を形成可能となり、接着シートSの無駄を少なくして有効利用することが可能となる。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状などの限定の一部若しくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記接着シートSは、前述の第1、第2情報表示部21、22以外の情報表示部を追加してもよいし、第2情報表示部22を折り畳んで状態でポケット30内に収容し、貼付部29を介して被着体Wに貼付するようにしてもよい。
また、本発明に係る接着シートSの層数は、図示構成例に限定されるものではなく、同様の作用を奏する限り、必要に応じて増減させることができる。例えば、疑似接着剤層11、中間層12及び剥離シート14を省略し、第2情報表示部22の裏面に接着剤層13は設けず、第1情報表示部21及び引出取っ手部25の接着剤層13に第2情報表示部22と非接着となる他のシート部材を接着して接着不能部28を形成してもよい。この場合、第5切り込みC5は、基材シートBS側からシート部材に達し当該シート部材全部を切り込まない深さに設定され、基材シートBS裏面に接着剤層13が積層された状態で、前記他のシート部材から剥離可能に設けられる。
更に、引出取っ手部25における疑似接着剤層11の接着力は変更してもよく、例えば、引出取っ手部25を捲り上げるときに、その疑似接着面で剥離されずに中間層12が厚み方向中間で破れる(層間剥離する)ような接着力に設定してもよい。このように設定すれば、引出取っ手部25の裏側に位置する中間層12の表面に疑似接着剤層11のフイルムが残存しないようにすることができ、開口部30A側に貼付される封止シール部26の接着性を向上させることができる。
また、接着シートSは宅配商品の配送伝票に限らず、秘匿情報を外部に漏れることなく隠蔽する必要が要請されるその他のラベル、例えば、懸賞付き商品のラベルや、個人的に通達の必要のある配送物等に適用してもよく、また、接着シートSの平面形状等も変更することができる。
更に、各切り込みC1〜C6は直線に限定されることはなく、各情報表示部21、22や引出取っ手部25、封止シール部26の形状に応じて変更してもよい。
11 疑似接着剤層
12 中間層
13 接着剤層
14 剥離シート
21 第1情報表示部
22 第2情報表示部
26 封止シール部
28 接着不能部
29 貼付部
30 ポケット
30A 開口部
BS 基材シート
S 接着シート
W 被着体

Claims (3)

  1. 表面に第1情報表示部と第2情報表示部とを形成可能な基材シートの裏面に接着剤層が積層され、前記第1情報表示部の裏面側に第2情報表示部を折り返すことで当該第2情報表示部を隠蔽可能な接着シートにおいて、
    前記第1情報表示部裏面の接着剤層に設けられ、折り返された第2情報表示部と非接着となる接着不能部と、この接着不能部の外側に位置する前記第1情報表示部裏面の接着剤層により形成されて被着体に貼付可能な貼付部とを備え、
    前記第1情報表示部の裏面側に第2情報表示部を折り返し、前記貼付部を介して被着体に貼付することで隠蔽貼付状態としたときに、当該被着体との間にポケットを形成可能に設けられ、
    前記隠蔽貼付状態としたときに、前記ポケットの外部に表出する位置に設けられるとともに、前記ポケットの開口部を封止可能な封止シール部を有することを特徴とする接着シート。
  2. 表面に第1情報表示部と第2情報表示部とを形成可能な基材シートの裏面に、疑似接着剤層、中間層、接着剤層、剥離シートの順に積層され、前記第1情報表示部の裏面側に第2情報表示部を折り返すことで当該第2情報表示部を隠蔽可能な接着シートにおいて、
    前記第1情報表示部裏面の剥離シートにより形成され、折り返された第2情報表示部と非接着となる接着不能部と、この接着不能部の外側に位置する前記第1情報表示部裏面の接着剤層により形成されて被着体に貼付可能な貼付部とを備え、
    前記第1情報表示部の裏面側に第2情報表示部を折り返して前記貼付部を介して被着体に貼付することで隠蔽貼付状態としたときに、当該被着体との間にポケットを形成可能に設けられ、
    前記隠蔽貼付状態としたときに、前記ポケットの外部に表出する位置に設けられるとともに、前記ポケットの開口部を封止可能な封止シール部を有することを特徴とする接着シート。
  3. 前記封止シール部の疑似接着剤層における接着力は、隣接する領域の疑似接着剤層の接着力よりも強く設定されていることを特徴とする請求項2記載の接着シート。
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