JP2010030046A - 明細書一体型配送伝票 - Google Patents

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Abstract

【課題】 納品書などが箱の中に同梱不可能な場合でも、貼付の際に手間が掛からず、かつ配送に必要な剥離片を剥がしても、明細書などの個人情報を保護・固定しながら配送でき、その明細書などが配送途中で抜け落ちることがなく、また明細書を取り出す際は、簡単な方法で取り出せる明細書一体型配送伝票を提供することを目的とする。
【解決手段】 1枚目用紙の裏面に擬似接着剤と強接着剤を塗り分けて、1枚目用紙と2枚目用紙とを該擬似及び強接着剤で貼り合わせた明細書一体型配送伝票において、該強接着剤が1枚目用紙の裏面のコの字形のパターン(B)で塗工され、該強接着剤の塗工部に対向する2枚目用紙表面に剥離層が、コの字形のパターン(E)で設けられ、コの字形の強接着剤と2枚目用紙と荷物により囲まれて形成される袋の中に、前記明細書を収納可能とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配送伝票と配達して納品する明細書が一体になった細書一体型配送伝票に関するものである。さらに詳しくは、納品書などが箱の中に同梱不可能な場合でも、貼付の際に手間が掛からず、かつ配送に必要な剥離片を剥がしても、明細書などの個人情報を保護・固定しながら配送でき、その明細書などが配送途中で抜け落ちることがなく、また明細書を取り出す際は、簡単な方法で取り出せる明細書一体型配送伝票に関する。
昨今の印刷コンバーティング技術やIT化の進歩にともない、宅配事業などに用いられている伝票においては、いわゆる1Part式の配送伝票の需要が益々増加している。特に、通信販売の分野では、顧客からの注文を受けた後、顧客の住所、氏名と注文内容といった情報をデータ化した上で、配送伝票とピッキングリストや納品明細書といった付属帳票をプリンタで出力している。その後、配送物を揃え確認した上で、配送伝票を貼付し、宅配業務を行なっている。しかし、配送伝票とピッキングリストや納品明細書といった付属帳票を別々に出力すると、その後の帳票のマッチング作業が必要となり、負荷も掛かる上にマッチングミスを犯す危険性もあった。特に、誤配を起こすと当然再配送を行ない謝罪などの手間がある上に、企業イメージ・信用性の低下に繋がり、昨今の個人情報保護の観点からは、個人情報の流出とみなされる場合もあるなど、慎重な対応が必要となっている。
このような帳票のマッチングミスを解決する手段として、配送伝票と付属帳票が一体となった付属帳票一体型配送伝票も既に開発され、好適に用いられている。この方法では、付属帳票が配送伝票と一体となっているために、プリンタで印字した後、配送物のピッキングなどの必要な作業が行なわれた後、最終的には切り離して、帳票ごとに処理され配送される。したがって、帳票のマッチングを行なう必要がないため、誤配の危険性を軽減させるのに有効な手段とされている。また、配送伝票は、住所・氏名などの配送に必要な最低限の情報のみ表示され、納品明細書などの付属帳票は個人情報保護の観点から、外部からは容易に見えないように同梱する必要があるため、梱包前に箱や袋の中に同梱している場合が多いが、箱や袋が既に封緘されているものなどの理由で同梱が困難な場合があった。
この問題の解決手段としては、例えば、特許文献1における配送伝票の一部に袋となる部分を設け、切り離した納品明細書をその中に入れる方法や、特許文献2、3に記載された納品明細書部分を配送伝票の裏側へ折り返して、配送伝票の粘着剤と接触しない加工を行なった上で貼付する方法などが提案されている。しかし、配送伝票の一部に袋を設ける方法では、納品明細書を切り離して袋部に封入封緘するのに手間が掛かる上に、荷物に伝票が密着しているため遊びがなく、明細書も取り出しにくい問題がある。
また、納品明細書部分を配送伝票の裏側へ折り返して貼付する方法では、糊殺しや剥離紙の一部を残す方法で納品明細書が粘着剤と接触しないようにしているが、基材が略全面で1枚しかないために、配送伝票の受領片などの剥離片を剥がすと、納品明細書が露出してしまったり、貼付の前に剥離紙や台紙から剥がしながらミシンで台紙をカットし、その後剥離紙を部分的に剥がして貼付するなどの方法であるため、作業が複雑で大量処理には不向きであったりした。
また、この剥離紙の一部を残す方法で納品明細書を折り返して貼付する方法の納品明細書の取り出し方も提案されているが、剥離片を剥がす際に納品明細書との間のミシン目を切り離してしまうために、宅配業者によっては、配送先に渡すよりもかなり前の配送途中で剥離片を剥がす場合があり、納品明細書が配送途中で抜け落ちてしまう危険性があった。
特開2005-288989号公報 特開2001−246882号公報 特開2006−281739号公報
したがって、剥離片を剥がした後でも配送中に納品明細書が抜け落ちないようにする必要があった。そこで、納品書などが箱の中に同梱不可能な場合でも、貼付の際に手間が掛からず、かつ配送に必要な剥離片を剥がしても、明細書などの個人情報を保護・固定しながら配送でき、その明細書などが配送途中で抜け落ちることがなく、また明細書を取り出す際は、簡単な方法で取り出せる明細書一体型配送伝票を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1の発明は、配送伝票をなす領域と、前記領域に延出して設けられた明細書部分をなす領域を少なくとも備えた1枚目用紙と、
前記1枚目用紙の配送伝票をなす領域及び明細書部分をなす領域の裏面に設けられ、当該領域と擬似接着剤を介して貼り合わせられ、タック構造を有する2枚目用紙とからなるラベル伝票において、
前記1枚目用紙の配送伝票をなす領域の裏面側周縁にコの字形のパターン(B)で強接着剤が塗工され、
該強接着剤の塗工部に対向する2枚目用紙表面に剥離層が、コの字形のパターン(E)で設けられ、
1枚目用紙のコの字型の領域(B)内側にハーフカット(a1、a2、a3、a4)が施され、また1枚目用紙のコの字形の領域(B)及び該領域(B)で囲まれた領域(C)の隣接部(D)に、ハーフカット(b1、b2、b3、b4)が施され、また上記ハーフカットa4の横で、前記隣接部(D)に折り線(d1)が施され、
2枚目用紙のコの字型の領域(E)内側の周縁にハーフカット(c1、c2、c3、c4)が施され、
また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の隣接部(D)で、ハーフカットされた内側の領域(H)に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層が設けられ、
また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の少なくとも一部に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層が設けられ、
前記剥離層が設けられた2枚目用紙のコの字形の領域(E)を1枚目から剥がし、かつ2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)の隣接部(G)も1枚目用紙の裏面に設けた剥離層から剥がし、
1枚目用紙の前記コの字形で囲まれた領域(C)の隣接部(D)で、ハーフカットされた内側の領域(H)である明細書部分を、前記折り線(d1)の位置で折り返し、
前記2枚目用紙の剥離層から剥がれて露出した強接着剤により、荷物に明細書一体型配送伝票を貼り付け、
前記コの字形の強接着剤と2枚目用紙と荷物により囲まれて形成される袋の中に、
前記明細書を収納可能としたことを特徴とする明細書一体型配送伝票に関するものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載する1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)内で、剥離層の設けられた領域に、前記のa1〜a4のハーフカットの他にハーフカット(a5、a6)が施されていて、前記領域(C)がハーフカット(a1〜a6)で4分割され、該分割された4つの部分(C1、C2、C3、C4)のうち、少なくとも1つが、明細書一体型配送伝票の2枚目用紙から剥離可能であることを特徴とする明細書一体型配送伝票に関するものである。
請求項3の発明は、1枚目用紙の裏面全面に擬似接着剤が塗工されて、剥離紙と粘着紙を積層したタック紙の2枚目用紙と、該粘着紙と擬似接着剤が接するように、1枚目用紙と貼り合わせた明細書一体型配送伝票において、
1枚目用紙のコの字型の領域(B)内側にハーフカット(a1、a2、a3、a4)が施され、また1枚目用紙のコの字形の領域(B)に囲まれた領域(C)の隣接部(D)に、ハーフカット(b1、b2、b3、b4)が施され、また上記ハーフカットa4の横で、前記隣接部(D)に折り線(d1)が施され、
2枚目用紙の剥離紙のコの字型の領域(E)内側にハーフカット(c1、c2、c3、c4)が施され、
また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の隣接部(D)で、ハーフカットされた内側の領域(H)に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層が設けられ、
また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の少なくとも一部に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層が設けられ、
2枚目用紙の剥離紙のコの字形の領域(E)を粘着紙から剥がし、かつ2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)の隣接部(G)のタック紙を1枚目用紙の裏面に設けた剥離層から剥がし、
1枚目用紙の前記コの字形で囲まれた領域(C)の隣接部(D)で、ハーフカットされた内側の領域(H)である明細書部分を、前記折り線(d1)の位置で折り返し、
前記2枚目用紙の剥離紙から剥がれて露出した粘着紙により、荷物に明細書一体型配送伝票を貼り付け、
前記コの字形に露出されて貼り付けられた粘着紙と剥離紙と荷物により囲まれて形成される袋の中に、
前記明細書を収納可能としたことを特徴とする明細書一体型配送伝票に関するものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載する1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)内で、剥離層の設けられた領域に、前記のa1〜a4のハーフカットの他にハーフカット(a5、a6)が施されていて、前記領域(C)がハーフカット(a1〜a6)で4分割され、該分割された4つの部分(C1、C2、C3、C4)のうち、少なくとも1つが、明細書一体型配送伝票の2枚目用紙から剥離可能であることを特徴とする明細書一体型配送伝票に関するものである。
本発明の明細書一体型配送伝票は、まず請求項1又は2記載の明細書一体型配送伝票として、構成される場合、1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)には、例えば配達票、貼付票として利用するための配達先の住所、氏名等が記録され、また1枚目用紙の領域(H)の明細書には、同一用紙上に記録した配達先の住所、氏名及び配達される対象物の品名、数量等が記録される。同一用紙上に、配達票、貼付票、明細書等の各伝票が、それぞれの内容が一致した記録がされるので、マッチングミスが無くなる。
また、納品書などが荷物(配達物)の中に同梱不可能な場合でも、明細書一体型配送伝票として、剥離層が設けられた2枚目用紙のコの字形の領域(E)を1枚目から剥がし、かつ2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)の隣接部(G)も1枚目用紙の裏面に設けた剥離層から剥がして、露出した強接着剤により、荷物に明細書一体型配送伝票を簡単に貼り付けることができる。
さらに、領域(H)である明細書部分を、折り線(d1)の位置で折り返して、コの字形の強接着剤と2枚目用紙と荷物により囲まれて形成される袋の中に、前記明細書を収納した状態で、配達することで、明細書に記載された個人情報(配達される対象物の品名、数量等)を隠蔽して、他人に見られることなく、安心して配達先に届けることができる。また、その明細書は配送途中で抜け落ちることがなく、また明細書を取り出す際は、ハーフカットa4の箇所で、2枚目用紙から明細書の端を剥がして、上記の袋から引き出すことで、簡単に明細書を取り出すことができる。
また、1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)内で、剥離層の設けられた領域に、前記のa1〜a4のハーフカットの他にハーフカット(a5、a6)を施すことで、前記領域(C)がハーフカット(a5、a6)で4分割され、該分割された4つの部分(C1、C2、C3、C4)のうち、少なくとも1つを明細書一体型配送伝票の2枚目用紙から剥離して、配達票(配達記録票)として、配達人が確実に荷物を届けた証拠の伝票を回収できる。
本発明の明細書一体型配送伝票は、請求項3又は4記載の明細書一体型配送伝票として、構成される場合、1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)には、例えば配達票、貼付票として利用するための配達先の住所、氏名等が記録され、また1枚目用紙の領域(H)の明細書には、同一用紙上に記録した配達先の住所、氏名及び配達される対象物の品名、数量等が記録される。同一用紙上に、配達票、貼付票、明細書等の各伝票が、それぞれの内容が一致した記録がされるので、マッチングミスが無くなる。
また、納品書などが荷物(配達物)の中に同梱不可能な場合でも、明細書一体型配送伝票として、2枚目用紙の剥離紙のコの字形の領域(E)を粘着紙から剥がし、かつ2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)の隣接部(G)のタック紙を1枚目用紙の裏面に設けた剥離層から剥がして、露出した粘着紙により、荷物に明細書一体型配送伝票を簡単に貼り付けることができる。
さらに、領域(H)である明細書部分を、折り線(d1)の位置で折り返して、コの字形に露出されて貼り付けられた粘着紙と剥離紙と荷物により囲まれて形成される袋の中に、前記明細書を収納した状態で、配達することで、明細書に記載された個人情報(配達される対象物の品名、数量等)を隠蔽して、他人に見られることなく、安心して配達先に届けることができる。また、その明細書は配送途中で抜け落ちることがなく、また明細書を取り出す際は、ハーフカットa4の箇所で、2枚目用紙から明細書の端を剥がして、上記の袋から引き出すことで、簡単に明細書を取り出すことができる。
また、1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)内で、剥離層の設けられた領域に、前記のa1〜a4のハーフカットの他にハーフカット(a5、a6)を施すことで、前記領域(C)がハーフカット(a5、a6)で4分割され、該分割された4つの部分(C1、C2、C3、C4)のうち、少なくとも1つを明細書一体型配送伝票の2枚目用紙から剥離して、配達票(配達記録票)として、配達人が確実に荷物を届けた証拠の伝票を回収できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。
図1は、本発明の1実施例を示す明細書一体型配送伝票の説明図である。1枚目用紙の裏面にコの字形のパターン(B)で、強接着剤3が塗工され、その強接着剤3の塗工部に対向する2枚目用紙表面には剥離層2が、コの字形のパターン(E)で設けられ、また2枚目用紙表面のコの字形の領域(E)を除いた全ての領域、すなわち図1では、FとGを合わせた領域には擬似接着剤4が塗工されている。このように、1枚目用紙の裏面に擬似接着剤4と強接着剤3を塗り分けて、1枚目用紙と2枚目用紙とを該擬似及び強接着剤で貼り合わせた明細書一体型配送伝票1である。上記では、1枚目用紙の裏面に擬似接着剤4と強接着剤3を塗り分けて説明したが、言い換えれば、2枚目用紙の表面に擬似接着剤4と強接着剤3を塗り分けているとも言える。
上記の1枚目用紙は、配送伝票をなす領域Iと、その領域Iに延出して設けられた明細書6をなす領域Hを含んだ領域Dを備えた構成である。また、上記の1枚目用紙裏面で、強接着剤3が塗工されたコの字形のパターンである領域(B)と、2枚目用紙表面で剥離層2が塗工されたコの字形のパターンである領域(E)との大きさを比較すると、領域(E)≧領域(B)の関係であり、強接着剤の塗工された部分が全て剥離層で覆われるように貼り合わされた状態にさせるためで、強接着剤の塗工された箇所が2枚目用紙の表面に直に接触しないようにしている。なぜならば、1枚目用紙と2枚目用紙とが、強接着剤で接着している箇所で、強接着剤が剥離層と接触していれば、1枚目用紙と2枚目用紙との分離が円滑に行なわれるからである。それに対し、強接着剤が2枚目用紙に直接接触していると、1枚目用紙と2枚目用紙との接着性が大きく、両者を剥離することが困難になる。
1枚目用紙のコの字型の領域(B)内側にハーフカット(a1、a2、a3、a4)が、詳しくは1枚目用紙の表面からハーフカットが施され、また1枚目用紙のコの字形の領域(B)及び該領域(B)で囲まれた領域(C)の隣接部(D)に、ハーフカット(b1、b2、b3、b4)が、1枚目用紙の表面から施されている。また上記ハーフカットa4の横で、前記隣接部(D)に折り線(d1)がミシン目加工や、筋押し処理が、1枚目用紙の表面から施され、ハーフカットのb1、a4、b2で囲まれた領域(H)の明細書6を、その折り線(d1)の位置で折り易くしている。上記のハーフカット(a1、a2、a3、a4)の形成位置は、1枚目用紙のコの字型の領域(B)で囲まれた領域(C)内であればよく、裏面に強接着剤がなければ、適宜位置を変更可能である。
2枚目用紙では、コの字型の領域(E)内側の周縁にハーフカット(c1、c2、c3、c4)が、2枚目用紙の裏面から施されている。また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の隣接部(D)には、ハーフカットされた内側の領域(H)に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層5が設けられている。また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の一部に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層7が設けられている。図示したものでは、1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)のC2、C3及びC4を合わせた領域において、1枚目用紙の裏面で剥離層7が形成されている。図1で示された例では、C1を除くC2〜C4は、配達票、控え票等に利用され、明細書一体型配送伝票の2枚目用紙から剥離可能としたが、これに限らず、剥離層の設ける領域を変化させることで、C1〜C4の少なくとも1つを剥離可能とすることができる。剥離層を設けた領域に対応する部分の1枚目用紙が2枚目用紙から剥離できるからである。尚、後記で説明する図4の場合では、C1〜C4の全ての領域に剥離層を設けた例を示したが、剥離層を設けた1枚目の領域は、2枚目用紙から剥離可能であり、使用上、必ずしも剥離しなければならないという制約はない。
また、ハーフカット(c1、c2、c3、c4)の形成位置は、2枚目用紙表面で剥離層2が塗工されたコの字形のパターンである領域(E)と擬似接着剤4が塗工された領域(F)の境界線上である。但し、ハーフカットc4は、領域(E)と領域(G)との境界線の延長線上である。このようにすれば、前記の2枚目用紙のコの字形の領域(E)を1枚目用紙の強接着剤から剥がす際に、さらに、2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)の隣接部(G)を、1枚目用紙の裏面に設けた剥離層5から剥がす際に、円滑に剥離することができる。また、上記の折り線(d1)の形成位置は、1枚目用紙と2枚目用紙を貼り合わせた明細書一体型配送伝票の形態で、2枚目用紙のハーフカットc4の形成位置よりも、図1、2に示すように、右側に1mm程度ずらしておくことが好ましい。それは、1枚目用紙の領域(H)である明細書部分を、折り線(d1)の位置で折り返す際に、2枚目用紙の剥離層2が設けられたコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)の右端のハーフカットc4で切断された部分を包むように、何ら抵抗無く作業できるからである。言い換えると、折り線(d1)の形成位置が、2枚目用紙のハーフカットc4の形成位置と一致していると、あるいは左側にずれていると、明細書部分を、折り線(d1)の位置で折り返す際に、2枚目用紙の領域(F)の右端のハーフカットc4で切断された部分が邪魔になり、折ることが困難になり、無理に折ると明細書や、2枚目用紙のハーフカットc4で切断された部分にシワや変形が生じてしまう。
図1における1枚目用紙と2枚目用紙とが貼り合わされた明細書一体型配送伝票1で、A−Aに示す位置における断面図は、図2に示すようなものとなる。図2で示されているように、1枚目用紙と2枚目用紙とが同一サイズで貼り合わされて、両用紙の端は一致しており、ずれていない形態である。図2に示されているように、図示した明細書一体型配送伝票1は、位置の違いがあるが、剥離層2と強接着剤3との2層により、また剥離層5、7と擬似接着剤4との2層により、1枚目用紙と2枚目用紙とが貼り合わせられた構成で、2層式の明細書一体型配送伝票の構成と言える。本発明では、2枚目用紙表面には、コの字形のパターンである領域(E)に剥離層2が設けられ、その剥離層2を除く部分には擬似接着剤4が塗工されていて、その擬似接着剤4と対向して、剥離層5が1枚目用紙の裏面に設けられているので、その剥離層5から1枚目用紙と剥離できる構成であり、その構成はタック構造を有する2枚目用紙と言える。
図3は、図1で示された本発明の1実施例を示す明細書一体型配送伝票の使用されるプロセスに合わせた動態を示す概略図であり、図3の1)では、剥離層2が設けられた2枚目用紙のコの字形の領域(E)と、2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)の隣接部(G)が、1枚目用紙から剥がされたことを示し、また図3の2)は、上記1)で示した図のM−Mで示した位置の断面図を示す。尚、図3の1)では、左側に示す貼付票、配達票等が配列した4分割された1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の真下に、2枚目用紙の擬似接着剤4が塗工された領域(F)は、残存している。そして、図3の1)の右側に示す2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)は空洞の状態となっている。
図3の3)は、図3の1)及び2)の状態から、1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の隣接部で、ハーフカットされた内側の領域(H)である明細書部分を、折り線(d1)の位置で折り返して、2枚目用紙の剥離層2から剥がれて露出した強接着剤3により、荷物10に明細書一体型配送伝票1を貼り付けて、コの字形の強接着剤3と2枚目用紙と荷物により囲まれて形成される袋11の中に、明細書6を収納したことを示すものである。明細書が上記の袋11に収納され、明細書に記録された個人情報が隠蔽され、安全に保護される。この状態で、明細書一体型配送伝票が荷物に貼付された状態で、取り扱われ、指定された届け先に荷物が配達される。その際に、配達人は、配達した証拠として、配達票を剥がして、荷物の受領者に判を押してもらい、配達記録として持ち帰る。また届けられた荷物に貼付された明細書一体型配送伝票は、貼付票9がその配送伝票に固定されている。そして、荷物を受け取った人は、明細書6をハーフカットa4の位置で2枚目用紙から剥がし、そして、前記の袋11から明細書6を引き出して、記録された配達先の住所、氏名及び配達された対象物の品名、数量等を確認できる。
図4は、本発明の1実施例を示す明細書一体型配送伝票の説明図である。1枚目用紙の裏面全面に擬似接着剤4が塗工されて、剥離紙17と粘着紙16を積層したタック紙の2枚目用紙と、該粘着紙16と擬似接着剤4が接するように、1枚目用紙と2枚目用紙とを貼り合わせた構成である。但し、1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の隣接部(D)で、a4、b1、b2のハーフカットが施された内側の領域(H)に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層5が設けられ、また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の全面に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層7が設けられている。上記では、1枚目用紙の裏面に擬似接着剤を塗工して説明したが、言い換えれば、2枚目用紙の表面に擬似接着剤を塗工しているとも言える。
上記の1枚目用紙は、配送伝票をなす領域Iと、その領域Iに延出して設けられた明細書6をなす領域Hを含んだ領域Dを備えた構成である。また、1枚目用紙のコの字型の領域(B)内側にハーフカット(a1、a2、a3、a4)が、詳しくは1枚目用紙の表面からハーフカットが施され、また1枚目用紙のコの字形の領域(B)及び該領域(B)で囲まれた領域(C)の隣接部(D)に、ハーフカット(b1、b2、b3、b4)が、1枚目用紙の表面から施されている。また上記ハーフカットa4の横で、前記隣接部(D)に折り線(d1)がミシン目加工や、筋押し処理が、1枚目用紙の表面から施され、ハーフカットのb1、a4、b2で囲まれた領域(H)の明細書6を、その折り線(d1)の位置で折り易くしている。
2枚目用紙では、コの字型の領域(E)内側にハーフカット(c1、c2、c3、c4)が、2枚目用紙の裏面から施されている。また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の隣接部(D)には、ハーフカットされた内側の領域(H)に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層5が設けられている。また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の一部に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層7が設けられている。図示したものでは、1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)のC1〜C4を合わせた領域において、1枚目用紙の裏面で剥離層7が形成されている。
ハーフカット(a1、a2、a3、a4)と、ハーフカット(c1、c2、c3、c4)の形成位置の関係は、対応する部分が一致していなくてもかまわなく、特に制約はない。但し、ハーフカットc4は、領域(E)と領域(G)との境界線の延長線上である。このようにすれば、前記の2枚目用紙のコの字形の領域(E)を剥離紙17から剥がす際に、さらに、2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)の隣接部(G)を、1枚目用紙の裏面に設けた剥離層5から剥がす際に、円滑に剥離することができる。また、上記の折り線(d1)の形成位置は、1枚目用紙と2枚目用紙を貼り合わせた明細書一体型配送伝票の形態で、2枚目用紙のハーフカットc4の形成位置よりも、図4、5に示すように、右側に1mm程度ずらしておくことが好ましい。それは、1枚目用紙の領域(H)である明細書部分を、折り線(d1)の位置で折り返す際に、2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)の右端のハーフカットc4で切断された部分を包むように、何ら抵抗無く作業できるからである。言い換えると、折り線(d1)の形成位置が、2枚目用紙のハーフカットc4の形成位置と一致していると、あるいは左側にずれていると、明細書部分を、折り線(d1)の位置で折り返す際に、2枚目用紙の領域(F)の右端のハーフカットc4で切断された部分が邪魔になり、折ることが困難になり、無理に折ると明細書や、2枚目用紙のハーフカットc4で切断された部分にシワや変形が生じてしまう。
図4における1枚目用紙と2枚目用紙とが貼り合わされた明細書一体型配送伝票1で、A−Aに示す位置における断面図は、図5に示すようなものとなる。図5で示されているように、1枚目用紙と2枚目用紙とが同一サイズで貼り合わされて、両用紙の端は一致しており、ずれていない形態である。
図6は、図4で示された本発明の1実施例を示す明細書一体型配送伝票の使用されるプロセスに合わせた動態を示す概略図であり、図6の1)では、2枚目用紙のコの字形の領域(E)と、2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)の隣接部(G)が、1枚目用紙から剥がされたことを示し、また図6の2)は、上記1)で示した図のM−Mで示した位置の断面図を示す。尚、図6の1)では、左側に示す貼付票、配達票等が配列した4分割された1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の真下に、2枚目用紙の擬似接着剤4が塗工された領域(F)は、残存している。そして、図6の1)の右側に示す2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)は空洞の状態となっている。
図6の3)は、図6の1)及び2)の状態から、1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の隣接部で、ハーフカットされた内側の領域(H)である明細書部分を、折り線(d1)の位置で折り返して、領域(E)の部分である、2枚目用紙の剥離紙から剥がれて露出した粘着紙16の強接着剤14により、荷物10に明細書一体型配送伝票を貼り付けて、コの字形に露出されて貼り付けられた粘着紙16と剥離紙17と荷物10により囲まれて形成される袋11の中に、明細書6を収納したことを示すものである。明細書が上記の袋11に収納され、明細書に記録された個人情報が隠蔽され、安全に保護される。この状態で、明細書一体型配送伝票が荷物に貼付された状態で、取り扱われ、指定された届け先に荷物が配達される。その際に、配達人は、配達した証拠として、配達票8を剥がして、荷物の受領者に判を押してもらい、配達記録として持ち帰る。また届けられた荷物に貼付された明細書一体型配送伝票は、貼付票9がその配送伝票に固定されている。そして、荷物を受け取った人は、明細書6をハーフカットa4の位置で2枚目用紙から剥がし、そして、前記の袋11から明細書6を引き出して、記録された配達先の住所、氏名及び配達された対象物の品名、数量等を確認できる。
本発明の明細書一体型配送伝票における1枚目用紙としては、貼付票、配達票、明細書等として利用可能であれば、その種類は限定されないが、1枚目用紙の表面には、感熱発色記録、熱転写記録や、インクジェット記録などのノンインパクト記録、あるいはドットインパクト記録等で、印字記録するものであり、それらの記録方式に適した用紙が用いられる。例えば、感熱発色用紙(サーマル用紙)、熱転写記録用紙、インクジェット記録用紙などである。また、上記の強接着剤と剥離層、擬似接着剤と剥離層の2層で貼り合わせた形態の明細書一体型配送伝票における2枚目用紙は、上質紙等、ハーフカット加工適性をもち、擬似接着剤塗工適性を有していれば、限定するものではない。
1枚目用紙の裏面に設けられる強接着剤3及び2枚目用紙のタック紙の強接着剤14は、いずれも荷物に一旦接着させた後に、剥離することが困難なものが好ましいが、明細書一体型配送伝票が貼付される荷物が、商品性が高い箱などの場合、該明細書一体型配送伝票を綺麗に剥がしたい場合には、再剥離性を有する強接着剤を用いることも可能である。但し、この場合は、荷物を配送中に明細書一体型配送伝票が剥がれ落ちないような接着性をもつ接着剤を用いたり、接着面積を大きくするなどの配慮が必要である。但し、それらの強接着剤3、14と対向して設ける剥離層2、13はいずれも、強接着剤から剥離可能なシリコーン系離型剤等の既知のものから構成される。
擬似接着剤4は、一旦接着した後に、剥離可能であり、またその剥離された擬似接着剤を利用して、再接着でき、また再剥離できるものである。その擬似接着剤4と対向して設ける剥離層5、7は、いずれも、擬似接着剤から剥離可能となる既知の材料から構成される。
上記に説明した明細書一体型配送伝票は、剥離層2と強接着剤3との2層により、また剥離層5、7と擬似接着剤4との2層により、1枚目用紙と2枚目用紙とが貼り合わせられた構成である2層式の明細書一体型配送伝票と、2枚目用紙にタック紙を用いた構成の明細書一体型配送伝票について説明してきた。いずれの明細書一体型配送伝票についても、その製造に関しては、所定のパターンで剥離層、強接着剤、擬似接着剤を連続的に塗工し、所定の積層構成になるように、ラミネートし、所定の箇所にハーフカットの処理を連続処理して、所定のサイズに、シート状に裁断(シートカット)して、明細書一体型配送伝票を作製することができる。
本発明の1実施例を示す明細書一体型配送伝票の説明図である。 図1に示す明細書一体型配送伝票のA−Aに示す位置における断面図である。 図1で示された本発明の1実施例を示す明細書一体型配送伝票の使用されるプロセスに合わせた動態を示す概略図である。 本発明の1実施例を示す明細書一体型配送伝票の説明図である。 図4で示された明細書一体型配送伝票のA−Aに示す位置における断面図である。 図4で示された本発明の1実施例を示す明細書一体型配送伝票の使用されるプロセスに合わせた動態を示す概略図である。
符号の説明
1 明細書一体型配送伝票
2 剥離層
3 強接着剤
4 擬似接着剤
5 剥離層
6 明細書
7 剥離層
8 配達票
9 貼付票
10 荷物
11 袋
12 剥離原紙
13 剥離層
14 強接着剤
15 タック原紙
16 粘着紙
17 剥離紙

Claims (4)

  1. 配送伝票をなす領域と、前記領域に延出して設けられた明細書部分をなす領域を少なくとも備えた1枚目用紙と、
    前記1枚目用紙の配送伝票をなす領域及び明細書部分をなす領域の裏面に設けられ、当該領域と擬似接着剤を介して貼り合わせられ、タック構造を有する2枚目用紙とからなるラベル伝票において、
    前記1枚目用紙の配送伝票をなす領域の裏面側周縁にコの字形のパターン(B)で強接着剤が塗工され、
    該強接着剤の塗工部に対向する2枚目用紙表面に剥離層が、コの字形のパターン(E)で設けられ、
    1枚目用紙のコの字型の領域(B)内側にハーフカット(a1、a2、a3、a4)が施され、また1枚目用紙のコの字形の領域(B)及び該領域(B)で囲まれた領域(C)の隣接部(D)に、ハーフカット(b1、b2、b3、b4)が施され、また上記ハーフカットa4の横で、前記隣接部(D)に折り線(d1)が施され、
    2枚目用紙のコの字型の領域(E)内側の周縁にハーフカット(c1、c2、c3、c4)が施され、
    また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の隣接部(D)で、ハーフカットされた内側の領域(H)に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層が設けられ、
    また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の少なくとも一部に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層が設けられ、
    前記剥離層が設けられた2枚目用紙のコの字形の領域(E)を1枚目から剥がし、かつ2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)の隣接部(G)も1枚目用紙の裏面に設けた剥離層から剥がし、
    1枚目用紙の前記コの字形で囲まれた領域(C)の隣接部(D)で、ハーフカットされた内側の領域(H)である明細書部分を、前記折り線(d1)の位置で折り返し、
    前記2枚目用紙の剥離層から剥がれて露出した強接着剤により、荷物に明細書一体型配送伝票を貼り付け、
    前記コの字形の強接着剤と2枚目用紙と荷物により囲まれて形成される袋の中に、
    前記明細書を収納可能としたことを特徴とする明細書一体型配送伝票。
  2. 前記の1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)内で、剥離層の設けられた領域に、前記のa1〜a4のハーフカットの他にハーフカット(a5、a6)が施されていて、前記領域(C)がハーフカット(a1〜a6)で4分割され、該分割された4つの部分(C1、C2、C3、C4)のうち、少なくとも1つが、明細書一体型配送伝票の2枚目用紙から剥離可能であることを特徴とする請求項1に記載する明細書一体型配送伝票。
  3. 1枚目用紙の裏面全面に擬似接着剤が塗工されて、剥離紙と粘着紙を積層したタック紙の2枚目用紙と、該粘着紙と擬似接着剤が接するように、1枚目用紙と貼り合わせた明細書一体型配送伝票において、
    1枚目用紙のコの字型の領域(B)内側にハーフカット(a1、a2、a3、a4)が施され、また1枚目用紙のコの字形の領域(B)に囲まれた領域(C)の隣接部(D)に、ハーフカット(b1、b2、b3、b4)が施され、また上記ハーフカットa4の横で、前記隣接部(D)に折り線(d1)が施され、
    2枚目用紙の剥離紙のコの字型の領域(E)内側の周縁にハーフカット(c1、c2、c3、c4)が施され、
    また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の隣接部(D)で、ハーフカットされた内側の領域(H)に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層が設けられ、
    また1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)の少なくとも一部に対応する1枚目用紙の裏面に剥離層が設けられ、
    2枚目用紙の剥離紙のコの字形の領域(E)を粘着紙から剥がし、かつ2枚目用紙のコの字形の領域(E)で囲まれた領域(F)の隣接部(G)のタック紙を1枚目用紙の裏面に設けた剥離層から剥がし、
    1枚目用紙の前記コの字形で囲まれた領域(C)の隣接部(D)で、ハーフカットされた内側の領域(H)である明細書部分を、前記折り線(d1)の位置で折り返し、
    前記2枚目用紙の剥離紙から剥がれて露出した粘着紙により、荷物に明細書一体型配送伝票を貼り付け、
    前記コの字形に露出されて貼り付けられた粘着紙と剥離紙と荷物により囲まれて形成される袋の中に、
    前記明細書を収納可能としたことを特徴とする明細書一体型配送伝票。
  4. 前記の1枚目用紙のコの字形で囲まれた領域(C)内で、剥離層の設けられた領域に、前記のa1〜a4のハーフカットの他にハーフカット(a5、a6)が施されていて、前記領域(C)がハーフカット(a1〜a6)で4分割され、該分割された4つの部分(C1、C2、C3、C4)のうち、少なくとも1つが、明細書一体型配送伝票の2枚目用紙から剥離可能であることを特徴とする請求項3に記載する明細書一体型配送伝票。
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