JP2008213335A - 配送伝票 - Google Patents

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Abstract

【課題】貼付票に印刷された個人情報を簡単かつ確実な方法で隠蔽して廃棄できるようにすること。
【解決手段】貼付票11と受領票12と隠蔽票13を切取線15で連接してなる上紙20と、貼付票11と受領票12との境界よりも貼付票11側へずらした位置にスリット16を形成した下紙30を貼り合わせて配送伝票10−1を構成する。そして、貼付票11に対応する領域の下紙30を剥がして配送伝票10−1を貼り付けた後、隠蔽票13を剥がして貼付票11の上に貼り付けることによって、貼付票11に印刷されている個人情報を隠蔽した状態で廃棄するようにする。
【選択図】図4

Description

本発明は、通信販売業界や百貨店業界、あるいは運輸業界等で使用される配送伝票に関する。
従来、例えば通信販売で注文された商品を配送する際に、販売業者は商品の包装箱に配送伝票を貼り付けて商品管理を行なっている。そして、配達員は配送伝票に従って商品を配達し、配送伝票から剥がし取った受領票に受取人の捺印かサインをもらい、その受領票を配達記録として配達店に持ち帰るようにしている。
それに対し、受取人は包装箱を開封して商品を取り出した後、包装箱を処分することになるが、包装箱に貼付された配送伝票には、商品に関する情報だけでなく受取人の住所や連絡先などの個人情報が印刷されている。そこで、受取人はその個人情報を他人に見られないようにするために、包装箱から配送伝票を引き剥がして別途廃棄するか、あるいは個人情報の部分をペンで塗り潰して廃棄するようにしている。
ところが、通常、配送伝票は商品の配達中に脱落しないように包装箱に強く貼り付いているので、包装箱から引き剥がすのは困難な作業である。特に上紙と下紙の2枚の用紙を貼り合わせて構成された配送伝票の場合、貼付票の部分は強粘着であるため、貼付票に印刷された個人情報を剥がしづらい。また、個人情報の部分を塗り潰す方法の場合にも、ペンを用意する必要があるうえに、塗り潰すのにも手間が掛かるという問題がある。
なお、下記の特許文献1には、個人情報を保護できるようにした配送伝票が開示されている。この配送伝票は伝票基材、タック基材、剥離紙の3層構造からなり、伝票基材には折りミシン目を介して隠蔽基材が連接され、隠蔽基材の周縁に沿ってハーフカットが形成されている。そして、剥離紙を剥がして配送伝票を商品に貼り付けた後、ハーフカットを介して隠蔽基材の周縁部を剥がし取り、隠蔽基材を折りミシン目で折り畳んで伝票基材に貼り付けることによって、伝票基材の情報領域を隠蔽するようになっている。
しかし、この配送伝票は伝票基材、タック基材、剥離紙の3層構造であり、伝票全体の厚みが大きく腰が強いので、印刷が困難になることもある。また、隠蔽基材を折り畳むことによって伝票基材に貼り付けるようになっているので、隠蔽される領域が隠蔽基材に隣接した情報領域に限定されてしまい、伝票領域に印刷された配達先などの個人情報を隠蔽することはできない。
特開2006−297784号公報
本発明は上記のような問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、受取人が配送伝票を廃棄する際に、貼付票に印刷された個人情報を簡単かつ確実な方法で隠蔽して廃棄できるようにした配送伝票を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、プリンタでの印刷適性を有する上紙と下紙を貼り合わせて構成された配送伝票であって、上紙の裏面に粘着層が設けられた貼付票と、上紙の裏面に剥離層が設けられた受領票と、上紙の表面に隠蔽層が設けられ、上紙の裏面に粘着層が設けられた隠蔽票と、が切取線を介して連接されているとともに、下紙には貼付票と受領票との境界又は貼付票と隠蔽票との境界よりも貼付票側へずらした位置にスリットが形成されており、下紙の表面には貼付票の粘着層及び隠蔽票の粘着層と対応する領域に剥離層が設けられ、受領票の剥離層と対応する領域に接着剤層が設けられていることを特徴とする。
また、同様の目的を達成するため、本発明は、プリンタでの印刷適性を有する上紙と下紙を貼り合わせて構成された配送伝票であって、上紙の裏面に粘着層が設けられた貼付票と、貼付票に囲まれてなり、上紙の裏面に剥離層が設けられた受領票と、貼付票に囲まれて受領票に隣接し、上紙の表面に隠蔽層が設けられ、上紙の裏面に粘着層が設けられた隠蔽票と、が切取線を介して連接されているとともに、下紙には貼付票と受領票との境界及び貼付票と隠蔽票との境界よりも貼付票側へずらした位置にスリットが形成されており、下紙の表面には貼付票の粘着層及び隠蔽票の粘着層と対応する領域に剥離層が設けられ、受領票の剥離層と対応する領域に接着剤層が設けられていることを特徴とする。
使用できるプリンタの種類としては各種考えられるが、本発明では用紙にサーマル層や磁気記録層のような特殊加工を施す必要があるサーマルプリンタや磁気プリンタは対象外である。本発明で対象となるプリンタはレーザープリンタやインクジェットプリンタ等のノンインパクトプリンタであり、このようなノンインパクトプリンタで印刷可能な用紙としては、例えば上質紙、普通紙、再生紙等が挙げられる。
本発明において、貼付票は、配送伝票のうち商品や荷物に貼り付けてその配達先を表示するためのものである。また、受領票は、配達先で貼付票から切り離して剥がし取り、配達記録として持ち帰って配達確認処理を行なうためのものである。この受領票には配達票や配達票兼受領書のように同じ機能を持つが別名称で呼ばれる伝票も含まれる。さらに、隠蔽票は、受取人が配送伝票を廃棄する際に貼付票から切り離して剥がし取り、貼付票の上に貼り付けて情報を隠蔽するためのものである。隠蔽票は隠蔽層を備えているが、この隠蔽層は上紙の表面に例えば黒色、青色、濃紺色などの濃色系インキでベタ印刷や地紋印刷などの透過防止加工を施すことにより形成することができる。
また、上記の構成からなる配送伝票において、商品や荷物に貼り付けた後で貼付票から受領票を確実に切り離せるようにするためには、上記切取線に沿った周辺部に粘着剤を塗布しない余白部が設けられていることが好ましい。
本発明によれば、包装箱に貼付された配送伝票について、従来のように配送伝票を引き剥がしたりペンで塗り潰したりする必要がなく、隠蔽票を剥がして貼付票の上に貼り付けるだけの簡単な作業によって、貼付票に印刷されている配達先の住所、氏名、連絡先等の個人情報を隠蔽した状態で廃棄することができる。また、隠蔽票は裏面の粘着層によって貼付票の上に貼り付いており、無理に剥がそうとすると紙破壊を起こすので、貼付票に印刷された個人情報を盗み見ることはできず、確実に個人情報を保護することができる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る配送伝票の第1実施形態を示す外観図である。
図1に示すように、本実施形態の配送伝票10−1は、通信販売業者や運送業者が配送業務で使用する伝票であり、上紙20と下紙30の2枚の上質紙を重ねて貼り合わせることによって表裏面にレーザープリンタやインクジェットプリンタ等のノンインパクトプリンタで印刷できるようになっている。
配送伝票10−1には貼付票11、受領票12、隠蔽票13の3つの伝票が上紙20の同一面に設定されており、図示した例では上紙20の左側に貼付票11、中央に受領票12、右側に隠蔽票13が配置されている。また、隠蔽票13の右端には貼付部14が配置されている。なお、これらの伝票の配置関係は図示した例に限らず、例えば中央に貼付票11を配置し、その左右両側に受領票12と隠蔽票13を配置する構成や、中央に隠蔽票13を配置し、その左右両側に貼付票11と受領票12を配置する構成にしてもよい。
貼付票11は配達する商品に貼り付けて配達先を表示するためのものであり、表面に伝票番号記入欄11aと配達先記入欄11bが設けられている。また、受領票12は配達先で貼付票11から切り離した後持ち帰って配達確認処理を行なうためのものであり、表面に伝票番号記入欄12aと、配達先記入欄12bと、捺印欄12cが設けられている。さらに、隠蔽票13は受取人が配送伝票10−1を廃棄する際に貼付票11から切り離して剥がし取った後、貼付票11の上に貼り付けて情報を隠蔽するためのものであり、表面に黒色等の濃色インキで地紋印刷した隠蔽層23が設けられている。
そして、上記の貼付票11、受領票12、隠蔽票13は縦方向に設定された切取線15を介して切り離し可能に連接されており、隠蔽票13と貼付部14も切取線15を介して連接されている。これらの切取線15は上紙20の表面から下紙30を貫通しない深さまで切り込みを入れたハーフカットである。また、切取線15はハーフカットでなくミシン目にしてもよい。なお、受領票12と隠蔽票13を切り離す際にそれぞれを摘み易くするため、図のように受領票12と隠蔽票13の角部を切り落としたコーナーカット17が形成されているとよい。
図2は、配送伝票の上紙と下紙の構成を示す平面図である。
図2(a)に示すように、上紙20の裏面には左右両側にある貼付票11と隠蔽票13と貼付部14の領域に、粘着剤を均一厚みで塗布して乾燥させた粘着層21が設けられている。粘着剤としては、一般に紙ラベル用に使用されているアクリル系エマルジョン型粘着剤が好適であり、本実施形態では強粘着剤「SE−7001」(昭和高分子株式会社、製品名)を使用している。また、中央にある受領票12の領域に限定して、剥離剤を均一厚みで塗布して乾燥させた剥離層22が設けられている。剥離剤としては例えばシリコーンを含有した紫外線硬化型インキを使用することができ、本実施形態では無色透明なオーバープリントニス「NVR OPニス UP−200」(株式会社T&K TOKA、製品名)を使用している。
なお、受領票12に粘着剤が付着していると貼付票11から切り離しにくくなり、しかもOCR装置などで読み取りする際に支障を来たすので、受領票12の外側には切取線15に沿った周辺部に粘着剤を塗布しないようにして余白部24を設けてある。
それに対し、図2(b)に示すように、下紙30の表面には貼付票11の粘着層21と対応する領域と、隠蔽票13の粘着層21と対応する領域と、貼付部14の粘着層21と対応する領域に、剥離剤を均一厚みで塗布して乾燥させた剥離層31が設けられている。剥離剤にはシリコーン系剥離剤を使用することができ、本実施形態では「シリコン」(信越化学工業株式会社、製品名)を使用している。また、受領票12の剥離層22と対応する領域には、剥離性を有する感圧接着剤を均一厚みで塗布して乾燥させた接着剤層32が設けられている。本実施形態では感圧性接着剤として天然ゴム系ラテックス「A700K−09」(株式会社レジテックス、製品名)を使用している。
また、下紙30には貼付票11と受領票12との境界よりも貼付票11側へずらした位置に縦方向のスリット16が形成されている。また、下紙30の右端にもスリット16が形成されているが、このスリット16は隠蔽票13と貼付部14の境界にある切取線15よりも若干外側にずらして配置されている。これらのスリット16は下紙30の裏面から上紙20を貫通しない深さまで切り込みを入れたハーフカットである。なお、下紙30は使用時まで上紙20の裏面の粘着層21を保護するための剥離紙として機能する。
図3は、配送伝票の断面図である。
図3に示すように、上記の構成からなる下紙30の上に上紙20を重ねて貼り合わせることによって、貼付票11の位置では上紙裏面の粘着層21とこれに対向する下紙表面の剥離層31とが接触し、両者の境界面で上紙20と下紙30が剥離可能に接着される。また、受領票12の位置では上紙裏面の剥離層22とこれに対向する下紙表面の接着剤層32とが接触しており、両者の境界面で上紙20と下紙30が剥離可能に疑似接着されている。さらに、隠蔽票13の位置では上紙裏面の粘着層21とこれに対向する下紙表面の剥離層31とが接触しており、両者の境界面で上紙20と下紙30が剥離可能に接着されている。
図4は、配送伝票の使用方法を示す説明図である。
まず、配達業者は商品を配達する際に、レーザープリンタ等の汎用プリンタを使用して配送伝票10−1の貼付票11と受領票12に必要事項を印刷する。
具体的には、貼付票11と受領票12の伝票番号記入欄11a,12aに商品管理のための同一の伝票番号を印字し、貼付票11と受領票12の配達先記入欄11b,12bにそれぞれ配達先の住所、氏名、連絡先等の情報を印字する。このとき、貼付票11の部分は粘着層21により接着され、受領票12の部分は接着剤層32により疑似接着されているので、上紙20と下紙30の間に浮きがなく、配送伝票10−1全体の厚みが均一になっている。よって、プリンタでの通紙が安定するとともに、印字のカスレや抜けが発生せず良好な印刷が可能になる。
次に、配達業者は、必要事項を印刷した配送伝票10−1を商品の包装箱50に貼付する。
すなわち、図4(a)に示すように、配送伝票10−1の裏側にあるスリット16を切断し、貼付票11に対応する部分の下紙30を上紙20から剥がし取る。ここで、スリット16は貼付票11と受領票12との境界よりも貼付票11側へずらした位置に形成されているので、残りの下紙30は上紙裏面の粘着層21によって上紙20に貼り付いたまま残るようになっている。また、左側にあるスリット16を切断して貼付部14に対応する部分の下紙30を上紙20から剥がし取る。そして、上記のように下紙30の両端部を剥がし取ると粘着層21が露出するので、この粘着層21を介して包装箱50に貼り付ければ、貼付票11と受領票12が表側に現れて配達先等の情報を確認できる。
次に、配送伝票10−1に従って商品を配達し終えたら、配送伝票10−1から受領票12を剥がし取る。
ここで、図4(b)に示すように受領票12の裏面は剥離層22になっており、下紙表面の接着剤層32に疑似接着されているので、図のように受領票12を摘んで引き剥がせば、受領票12と貼付票11の境界にある切取線15と、受領票12と隠蔽票13の境界にある切取線15がそれぞれ切断され、配送伝票10−1から受領票12のみを切り離して剥がし取ることができる。そして、商品を受取人に手渡した後、剥がし取った受領票12の捺印欄12cに受取人の捺印又はサインをもらい、それを配達店に持ち帰って配達確認処理を行なう。なお、受領票12の裏面には粘着剤が残っていないので、取り扱いがし易く、OCR装置で紙詰まり等のトラブルが起こらず確実な読み取りが行なえる。
最後に、受取人は包装箱50を開封して商品を取り出した後、包装箱50を処分する。
ここで、包装箱50に貼付された配送伝票10−1の貼付票11には受取人の住所や連絡先等の個人情報が印刷されているが、この個人情報を隠蔽票13で隠蔽してから処分するようにする。すなわち、隠蔽票13を摘んで引き剥がすと、右側にある切取線15が切断されて貼付部14が包装箱50に貼り付いたまま残り、隠蔽票13の裏面の粘着層21と下紙表面の剥離層31との境界面を介して剥離される。そして、図4(c)に示すように、隠蔽票13を剥がし取ることにより粘着層21が露出するので、この粘着層21を介して貼付票11の上に貼り付ければ、貼付票11の伝票番号記入欄11aと配達先記入欄11bを隠蔽層23により隠蔽した状態で廃棄することができる。
このように、本実施形態の配送伝票10−1によれば、従来のように包装箱から配送伝票を引き剥がしたり、個人情報の部分をペンで塗り潰したりする必要がなく、隠蔽票13を剥がして貼り付けるだけの簡単かつ確実な方法で個人情報を隠蔽できる。なお、隠蔽票13の裏面の粘着層21は強粘着になっており、無理に剥がそうとすると紙破壊を起こすので、配達先記入欄11bに記入された個人情報を盗み見ることはできない。
図5は、本発明に係る配送伝票の第2実施形態を示す外観図である。
図5に示すように、本実施形態の配送伝票10−2は、受領票12と隠蔽票13の配置が第1実施形態のものと異なっている。すなわち、受領票12と隠蔽票13は共に貼付票11に囲まれて隣接しており、受領票12と隠蔽票13のそれぞれの輪郭を形成するように切取線18が設定されている。この切取線18は上紙20の表面から下紙30を貫通しない深さまで切り込みを入れたミシン目である。また、受領票12と隠蔽票13を摘み易くするため、図のように受領票12と隠蔽票13の角部を切り落としたコーナーカット17が形成されている。
図6は、この配送伝票の上紙と下紙の構成を示す平面図である。
図6(a)に示すように、上紙20の裏面には貼付票11の領域と隠蔽票13の領域に粘着層21が設けられ、受領票12の領域に剥離層22が設けられている。また、受領票12の周囲には粘着剤を塗布しない余白部24が形成されている。なお、粘着剤と剥離剤については第1実施形態と同じものを使用することができる。
それに対し、図6(b)に示すように、下紙30には貼付票11と受領票12との境界及び貼付票11と隠蔽票13との境界よりも貼付票11側へずらした位置に、受領票12と隠蔽票13の輪郭よりも一回り大きな輪郭を有するスリット19が形成されている。このスリット19は下紙30の裏面から上紙20を貫通しない深さまで切り込みを入れたハーフカットである。このように、スリット19の輪郭を受領票12及び隠蔽票13の輪郭よりも大きくするのは、下紙30のスリット19よりも内側の部分を上紙20に確実に貼り付けておくためである。
また、下紙30の表面には貼付票11及び隠蔽票13と対応する領域に剥離層31が設けられ、受領票12と対応する領域に感圧性接着剤からなる接着剤層32が設けられている。なお、剥離剤と感圧性接着剤についても第1実施形態と同じものを使用することができる。
本実施形態の配送伝票10−2については、受領票12と隠蔽票13が貼付票11に囲まれた構造であり、裏面のスリット19の周囲にある下紙30を剥がし取って商品の包装箱50に貼り付けるようになっている。このため、配送伝票10−2の周縁4辺がすべて包装箱50に接着されて浮きが発生しないので、商品の配達中に受領票12や隠蔽票13が脱落することを防止できるという利点がある。また、商品を配達し終えたら、切取線18を切断することによって受領票12を剥がし取って持ち帰ることができる。さらに、受取人が包装箱50を処分する際には、切取線18を切断することによって隠蔽票13を剥がし取って貼付票11の上に貼り付ければ、第1実施形態のときと同様に貼付票11に印刷された個人情報を隠蔽した状態で廃棄することができる。
本発明に係る配送伝票の第1実施形態を示す外観図である。 図1の配送伝票について(a)は上紙を裏側から見た平面図、(b)は下紙を表側から見た平面図である。 図1の配送伝票のX−X線断面図である。 図1の配送伝票の使用方法を示す説明図で、(a)は下紙の一部を剥がす時の状態、(b)は受領票を剥がす時の状態、(c)は隠蔽票を貼り付ける時の状態を示す各説明図である。 本発明に係る配送伝票の第2実施形態を示す外観図である。 図5の配送伝票について(a)は上紙を裏側から見た平面図、(b)は下紙を表側から見た平面図である。
符号の説明
10−1、10−2 配送伝票
11 貼付票
11a 伝票番号記入欄
11b 配達先記入欄
12 受領票
12a 伝票番号記入欄
12b 配達先記入欄
12c 捺印欄
13 隠蔽票
14 貼付部
15 切取線
16 スリット
17 コーナーカット
18 切取線
19 スリット
20 上紙
21 粘着層
22 剥離層
23 隠蔽層
24 余白部
30 下紙
31 剥離層
32 接着剤層

Claims (3)

  1. プリンタでの印刷適性を有する上紙と下紙を貼り合わせて構成された配送伝票であって、
    上紙の裏面に粘着層が設けられた貼付票と、
    上紙の裏面に剥離層が設けられた受領票と、
    上紙の表面に隠蔽層が設けられ、上紙の裏面に粘着層が設けられた隠蔽票と、が切取線を介して連接されているとともに、
    下紙には貼付票と受領票との境界又は貼付票と隠蔽票との境界よりも貼付票側へずらした位置にスリットが形成されており、下紙の表面には貼付票の粘着層及び隠蔽票の粘着層と対応する領域に剥離層が設けられ、受領票の剥離層と対応する領域に接着剤層が設けられている
    ことを特徴とする配送伝票。
  2. プリンタでの印刷適性を有する上紙と下紙を貼り合わせて構成された配送伝票であって、
    上紙の裏面に粘着層が設けられた貼付票と、
    貼付票に囲まれてなり、上紙の裏面に剥離層が設けられた受領票と、
    貼付票に囲まれて受領票に隣接し、上紙の表面に隠蔽層が設けられ、上紙の裏面に粘着層が設けられた隠蔽票と、が切取線を介して連接されているとともに、
    下紙には貼付票と受領票との境界及び貼付票と隠蔽票との境界よりも貼付票側へずらした位置にスリットが形成されており、下紙の表面には貼付票の粘着層及び隠蔽票の粘着層と対応する領域に剥離層が設けられ、受領票の剥離層と対応する領域に接着剤層が設けられている
    ことを特徴とする配送伝票。
  3. 上記切取線に沿った周辺部に粘着剤を塗布しない余白部が設けられている請求項1又は請求項2に記載の配送伝票。
JP2007054714A 2007-03-05 2007-03-05 配送伝票 Withdrawn JP2008213335A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010243586A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Kobayashi Create Co Ltd ラベル帳票
JP2015066815A (ja) * 2013-09-30 2015-04-13 トッパン・フォームズ株式会社 配送伝票

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