JP2006087807A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006087807A
JP2006087807A JP2004279802A JP2004279802A JP2006087807A JP 2006087807 A JP2006087807 A JP 2006087807A JP 2004279802 A JP2004279802 A JP 2004279802A JP 2004279802 A JP2004279802 A JP 2004279802A JP 2006087807 A JP2006087807 A JP 2006087807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal
sticker
base member
plane
flange portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004279802A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Kimura
実 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamasa Co Ltd
Original Assignee
Yamasa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamasa Co Ltd filed Critical Yamasa Co Ltd
Priority to JP2004279802A priority Critical patent/JP2006087807A/ja
Publication of JP2006087807A publication Critical patent/JP2006087807A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

【課題】
封印シールの切断を難しくし、かつ、封印シールの切断跡の視認性を向上させることによりゴト行為防止を図ることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】
第1部材81と、該第1部材81と組み合わされる第2部材82とを備える遊技機であって、第1部材81と第2部材82とを組み合わせた際には、第1部材81と第2部材82とにまたがったシール貼付平面31が形成され、このシール貼付平面31における第1部材81と第2部材82との継ぎ目32は非直線形状に形成され、このシール貼付平面31には、第1部材81と第2部材82とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8を貼る。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機に関する。
パチンコやスロットマシン等の遊技機では、その内部に備えられる各装置の作動やゲーム内容を制御する基板が設けられている。この基板は、メダルや玉の払い出しの制御、大当たりや各ボーナスの抽選などを行う極めて重要な役割を有するものである。したがって、遊技機に備えられた正規の基板が不正な基板に交換されたり、改造されたりすることを確実に防止する必要がある。そのためには、基板を収納する基板ケースを設けて、この中に基板を収納した後、この基板ケースを封印シール等により封印し、さらに、この基板ケースが開放されたときにその開放の痕跡を残すというような技術が考えられている。このような技術としては下記の特許文献1に開示する技術が提供されている。
すなわち、特許文献1には、蓋部と土台部とを備え、これらを組み合わせて形成される主基板ケースが開示されている。そして、これらが組み合わされると、その内部に主制御装置(基板)が密閉される。蓋部と土台部とは、蓋部の蓋周面が土台部の土台周面の内側に入り込み嵌合する形状となっている。そして、これらが嵌合して主基板ケースが形成された際に、主基板ケースの角隅で、蓋部と土台部との継ぎ目を跨ぐように封印シールを貼付する。これにより、蓋部と土台部との封印を解くには、封印シールを継ぎ目に沿って切断する必要があるため、封印シールの切断跡が残る。したがって、蓋部と土台部とが開放されたときにその開放の痕跡が残され、不正開放を容易に確認することができることとなる。
そして、上述のように封印された基板ケースは、遊技機を構成する筐体の内側に取り付けられるが、この基板ケースが筐体から不正に取り外されることを防止する必要もある。基板ケースと筐体とを取り付けた際に、両者の継ぎ目部分にも封印シールを貼付して封印し、この基板ケースが筐体から取り外されたときに、その開放の痕跡を残すというような技術は下記の特許文献2に開示されている。
すなわち、特許文献2では、主基板ケースと取付ベースとを備えており、かつ、主基板ケースには封印シールの一部を貼付できるケース貼付部を備え、さらに取付ベースには封印シールの残りの部分を貼付できるベース貼付部を備える。主基板ケースを、取付ベースに取り付けると、ケース貼付部とベース貼付部とが合致し、封印シールを貼付するシール貼付箇所が構成される。そして、この上に、封印シールを繋ぎ目を覆って貼付することとしている。これにより、主基板ケースと取付ベースとの封印を解くには、封印シールを繋ぎ目に沿って切断する必要があるため、封印シールの切断跡が残る。したがって、基板ケースが取付ベースから取り外されたときに、その開放の痕跡が残され、不正開放を容易に確認することができることとなる。
特開2003−245408号広報 特開2003−210665号公報
しかし、上述の特許文献1及び特許文献2に開示されている遊技機において、主基板ケースの蓋部と同ケースの土台部との継ぎ目、及び、主基板ケースと取付ベースとの継ぎ目は、いずれも一直線となっている。不正開放を行おうとする、いわゆるゴト師は、カッターナイフ等を用いて、この継ぎ目に沿って封印シールを切断することとなるが、継ぎ目が一直線であると、容易にシールを切断することができてしまうおそれがある。
さらに、カッターナイフ等で丁寧に切断されると切断跡が視認しにくくなってしまうおそれがあり、かつ、上記のように、封印シールを貼る部材同士の継ぎ目が一直線であると、丁寧な切断も容易に行えるおそれがある。
ひいては、このような封印がされた部材を有する遊技機については、封印シールの切断を容易に行うことができ、ケースの不正開放及びケースの不正な取り外しも容易となることから、いわゆるゴト師に狙われやすいというおそれもある。
したがって、上記のような事情により、封印シールの切断がしづらく、ケースが不正開放された場合やケースが不正に取り外された場合に、その痕跡を確認しやすく、ゴト行為を防止することができるような遊技機の提供が望まれている。
そこで、本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、封印シールの切断を難しくさせ、かつ、封印シールが切断された場合の切断跡の視認性を向上することができ、これにより、ゴト行為防止を図ることが可能な遊技機を提供することを第1の課題とする。
さらに、本発明は、上記第1の課題に加え、ゴト行為をすることが、より一層難しくなるような遊技機を提供することを第2の課題とする。
本発明は、上記した各目的を達成するためになされたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の実施の形態を用いて、以下に説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(第1の発明)
本発明のうち第1の発明は、第1部材81と、該第1部材81と組み合わされる第2部材82とを備える遊技機であって、第1部材81と第2部材82とを組み合わせた際には、第1部材81と第2部材82とにまたがったシール貼付平面31が形成され、このシール貼付平面31における第1部材81と第2部材82との継ぎ目32は非直線形状に形成され、このシール貼付平面31には、第1部材81と第2部材82とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られることを特徴とする。
ここで、遊技機としては、特に限定されるものではなく、パチンコ遊技機やスロットマシンなどが挙げられる。
この遊技機は、第1部材81と、該第1部材81と組み合わされる第2部材82とを備える。この第1部材81及び第2部材82は、遊技機に備えられて、かつ、両者を組み合わせることができれば、特に限定されるものではない。
具体的には、たとえば、遊技機は、筐体52と、基板7を収納する基板ケース1とを備えており、基板ケース1が筐体52に固定される際に、基板ケース1と筐体52とが組み合わされるように形成されている場合には、筐体52又は基板ケース1のいずれか一方が第1部材81に該当し、他方が第2部材82に該当する。
また、上述の基板ケース1は、ベース部材2と、カバー部材3とを備えており、ベース部材2とカバー部材3とが組み合わされることにより、基板ケース1が形成される場合には、ベース部材2又はカバー部材3のいずれか一方が第1部材81に該当し、他方が第2部材82に該当する。
また、上述の、ベース部材2及びカバー部材3であって、ベース部材2又はカバー部材3のいずれか一方に第1フランジ部5を設けるとともに他方に第2フランジ部6を設けており、ベース部材2とカバー部材3とが組み合わされて基板ケース1が形成される際に、第1フランジ部5と第2フランジ部6とが組み合わされるように形成されている場合には、第1フランジ部5又は第2フランジ部6のいずれか一方が第1部材81に該当し、他方が第2部材82に該当する。
また、上述したものに限らず、2つの部材を互いに組み合わせることができる場合には、一方の部材が第1部材81に該当し、他方が第2部材82に該当する。
第1部材81と第2部材82とを組み合わせた際には、第1部材81と第2部材82とにまたがったシール貼付平面31が形成される。換言すれば、第1部材81と第2部材82とが組み合わされると、第1部材81と第2部材82とが一体になることにより、第1部材81と第2部材82とにまたがるシール貼付平面31が形成される。
このシール貼付平面31における第1部材81と第2部材82との継ぎ目32は非直線形状に形成され、このシール貼付平面31には、第1部材81と第2部材82とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られる。
すなわち、第1部材81と第2部材82との継ぎ目32は、単純な直線形状ではなく、曲線や、複数の直線を組み合わせた形状等の非直線形状となっている。この継ぎ目32に沿って、封印シール8を切断するのを困難なものとするためである。また、封印シール8は、切断したことが容易に分かるような、切断跡が残されるようなものを使用するのが望ましい。
(第2の発明)
本発明のうち第2の発明は、基板7と、この基板7を収納する基板ケース1と、この基板ケース1が固定される筐体52とを備える遊技機であって、基板ケース1及び筐体52は、この基板ケース1が筐体52に固定される際に、基板ケース1と筐体52とが組み合わされるように形成されており、基板ケース1が筐体52に固定された際には、この基板ケース1と筐体52とにまたがったシール貼付平面31が形成され、このシール貼付平面31における基板ケース1と筐体52との継ぎ目32は非直線形状に形成され、このシール貼付平面31には、基板ケース1と筐体52とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られることを特徴とする。
ここで、第2の発明における基板ケース1及び筐体52は、第1の発明における第1部材81及び第2部材82に該当するものである。
すなわち、第2の発明に係る遊技機は、第1部材81としての基板ケース1と、この第1部材81としての基板ケース1と組み合わされる筐体52を備え、第1部材81としての基板ケース1と、第2部材82としての筐体52とを組み合わせた際には、第1部材81としての基板ケース1と、第2部材82としての筐体52とにまたがったシール貼付平面31が形成され、このシール貼付平面31における第1部材81としての基板ケース1と、第2部材82としての筐体52との継ぎ目32は非直線形状に形成され、このシール貼付平面31には、第1部材81としての基板ケース1と、第2部材82としての筐体52とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られる。
ここで、この遊技機は、基板7と、この基板7を収納する基板ケース1と、この基板ケース1が固定される筐体52とを備えている。すなわち、基板7は基板ケース1に収納される。また、基板ケース1及び筐体52は、この基板ケース1が筐体52に固定される際に、この基板ケース1と筐体52とが組み合わされるように形成されている。
また、基板ケース1が筐体52に固定される際には、この基板ケース1と筐体52とにまたがったシール貼付平面31が形成される。換言すれば、基板ケース1が筐体52に固定される際には、基板ケース1と筐体52とが組み合わされ、基板ケース1と筐体52とが一体になることにより、基板ケース1と筐体52とにまたがるシール貼付平面31が形成される。
具体的には、たとえば、基板ケース1には、この基板ケース1の、筐体52と接する面の外周縁から外方に向けて突出するケース嵌合部75を設けるとともに、筐体52には、前記ケース嵌合部75を収納する筐体嵌合部76を設けることができる。これにより、基板ケース1を筐体52に固定する際に、基板ケース1と筐体52とが組み合わされ、ケース嵌合部75と筐体嵌合部76とが一体になることで、基板ケース1と筐体52とにまたがるシール貼付平面31が形成される。
また、筐体52には、基板ケース1を筐体52に固定する際にこの筐体52の前記基板ケース1の外周縁と対応する位置から、鉛直に突出する筐体嵌合部76を設けるとともに、基板ケース1の側面には、前記筐体嵌合部76を収納するケース嵌合部75を設けることもできる。これにより、基板ケース1を筐体52に固定する際に、基板ケース1と筐体52とが組み合わされ、ケース嵌合部75と筐体嵌合部76とが一体になることで、基板ケース1と筐体52とにまたがるシール貼付平面31が形成される。
このシール貼付平面31は、基板ケース1と筐体52とにまたがっており、かつ、後述する封印シール8を貼付できるように形成されていればよく、基板ケース1及び筐体52の表面から窪むように形成されていてもよい。
また、このシール貼付平面31における基板ケース1と筐体52との継ぎ目32は非直線形状に形成され、このシール貼付平面31には、基板ケース1と筐体52とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られる。
すなわち、基板ケース1と筐体52との継ぎ目32は、単純な直線形状ではなく、曲線や、複数の直線を組み合わせた形状等の非直線形状となっている。この継ぎ目32に沿って、封印シール8を切断するのを困難なものとするためである。また、封印シール8は、切断したことが容易に分かるような、切断跡が残されるようなものを使用するのが望ましい。
(第3の発明)
本発明のうち第3の発明は、基板7と、この基板7を収納する基板ケース1とを備える遊技機であって、前記基板ケース1は、ベース部材2と、該ベース部材2と組み合わされるカバー部材3とを備え、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせると、ベース部材2とカバー部材3との間に基板7を収納可能な空間が形成され、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせた際には、ベース部材2とカバー部材3とにまたがったシール貼付平面31が形成され、このシール貼付平面31におけるベース部材2とカバー部材3との継ぎ目32は非直線形状に形成され、このシール貼付平面31には、ベース部材2とカバー部材3とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られることを特徴とする。
ここで、第3の発明におけるベース部材2及びカバー部材3は、第1の発明における第1部材81及び第2部材82に該当するものである。
すなわち、第3の発明に係る遊技機における基板ケース1は、第1部材81としてのベース部材2と、この第1部材81としてのベース部材2と組み合わされる第2部材82としてのカバー部材3とを備え、第1部材81としてのベース部材2と、第2部材82としてのカバー部材3とを組み合わせた際には、第1部材81としてのベース部材2と、第2部材82としてのカバー部材3とにまたがったシール貼付平面31が形成され、このシール貼付平面31における第1部材81としてのベース部材2と、第2部材82としてのカバー部材3との継ぎ目32は非直線形状に形成され、このシール貼付平面31には、第1部材81としてのベース部材2と、第2部材82としてのカバー部材3とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られる。
ここで、この遊技機は、基板7と、この基板7を収納する基板ケース1とを備えている。すなわち、基板7は基板ケース1に収納される。
前記基板ケース1は、ベース部材2と、該ベース部材2と組み合わされるカバー部材3とを備えている。すなわち、ベース部材2及びカバー部材3は基板ケース1を構成する部材であり、両者が組み合わされることで基板ケース1が形成される。
また、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせると、ベース部材2とカバー部材3との間に基板7を収納可能な空間が形成される。
このように、ベース部材2及びカバー部材3の両者を組み合わせて、それらの間に基板7を収納する空間を形成可能とするために、ベース部材2又はカバー部材3の少なくとも一方を、開口部を有する箱型形状とする必要がある。たとえば、ベース部材2は開口部を有する箱型形状とし、カバー部材3は、この開口部を覆う平面板とすることができる。これにより、ベース部材2の開口部を覆うようにカバー部材3を組み合わせると、ベース部材2とカバー部材3との間に基板7を収納可能な空間が形成される。また、ベース部材2を平面板とし、カバー部材3を、開口部を有する箱型形状とすることもできる。また、ベース部材2及びカバー部材3の両方を、開口部を有する箱型形状とすることもできる。
また、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせた際には、ベース部材2とカバー部材3とにまたがったシール貼付平面31が形成される。換言すれば、ベース部材2とカバー部材3とが組み合わされると、ベース部材2とカバー部材3とが一体になることにより、ベース部材2とカバー部材3とにまたがるシール貼付平面31が形成される。
具体的には、たとえば、ベース部材2及びカバー部材3の両方を、開口部を有する箱型形状とし、ベース部材2又はカバー部材3のいずれか一方には、その外周縁に、第1嵌合部71を設け、他方には、その外周縁に、第1嵌合部71と嵌合する第2嵌合部72を設けることができる。これにより、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせた際に、第1嵌合部71と第2嵌合部72とが一体になることで、ベース部材2とカバー部材3とにまたがるシール貼付平面31が形成される。
また、前記第1嵌合部71又は第2嵌合部72のいずれか一方には、他方を収納する凹部を設けることもできる。すなわち、第1嵌合部71又は第2嵌合部72のいずれか一方に、他方の外形を象った凹部を形成する。これにより、一方の嵌合部の凹部に他方の嵌合部が収納されることとなる。そして、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせた際に、第1嵌合部71と第2嵌合部72とが一体になることで、ベース部材2とカバー部材3とにまたがるシール貼付平面31が形成される。ここで、凹部を設けるのは、第1嵌合部71でもよく、第2嵌合部72でもよい。具体的には、第1嵌合部71に凹部を設けた場合には、凹部は第2嵌合部72の外形を象ったものとする。これによって、第2嵌合部72が第1嵌合部71に設けられた凹部に収納される。また、第2嵌合部72を凹部とした場合には、凹部は第1嵌合部71の外形を象ったものとする。これによって第1嵌合部71が第2嵌合部72に設けられた凹部に収納される。
このシール貼付平面31は、ベース部材2とカバー部材3とにまたがっており、かつ、後述する封印シール8を貼付できるように形成されていればよく、ベース部材2及びカバー部材3の表面から窪むように形成されていてもよい。
また、このシール貼付平面31におけるベース部材2とカバー部材3との継ぎ目32は非直線形状に形成され、このシール貼付平面31には、ベース部材2とカバー部材3とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られる
すなわち、ベース部材2とカバー部材3との継ぎ目32は、単純な直線形状ではなく、曲線や、複数の直線を組み合わせた形状等の非直線形状となっている。この継ぎ目32に沿って、封印シール8を切断するのを困難なものとするためである。また、封印シール8は、切断したことが容易に分かるような、切断跡が残されるようなものを使用するのが望ましい。
(第4の発明)
本発明のうち第4の発明は、基板7と、この基板7を収納する基板ケース1とを備える遊技機であって、前記基板ケース1は、ベース部材2と、該ベース部材2と組み合わされるカバー部材3とを備え、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせると、ベース部材2とカバー部材3との間に基板7を収納可能な空間が形成され、前記ベース部材2は、その外周縁から外方に向けて突出する第1フランジ部5を備え、前記カバー部材3は、その外周縁から外方に向けて突出する第2フランジ部6を備え、前記ベース部材2と前記カバー部材3とを組み合わせた際に、前記第2フランジ部6は前記第1フランジ部5と重なり合い、第1フランジ部5又は第2フランジ部6のいずれか一方には、他方が収納される凹部21が設けられ、第1フランジ部5又は第2フランジ部6のいずれか一方を他方に設けた凹部21に収納した際には、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがったシール貼付平面31が形成され、このシール貼付平面31における第1フランジ部5と第2フランジ部6との継ぎ目32は非直線形状に形成され、このシール貼付平面31には、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られることを特徴とする。
ここで、第4の発明における第1フランジ部5及び第2フランジ部6は、第1の発明における第1部材81及び第2部材82に該当するものである。
すなわち、第4の発明に係る遊技機における基板ケース1には、第1部材81としての第1フランジ部5と、この第1部材81としての第1フランジ部5と組み合わされる第2部材82としての第2フランジ部6とを備え、第1部材81としての第1フランジ部5と、第2部材82としての第2フランジ部6とを組み合わせた際には、第1部材81としての第1フランジ部5と、第2部材82としての第2フランジ部6とにまたがったシール貼付平面31が形成され、このシール貼付平面31における第1部材81としての第1フランジ部5と、第2部材82としての第2フランジ部6との継ぎ目32は非直線形状に形成され、このシール貼付平面31には、第1部材81としての第1フランジ部5と、第2部材82としての第2フランジ部6とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られる。
ここで、この遊技機は、基板7と、この基板7を収納する基板ケース1とを備えている。すなわち、基板7は基板ケース1に収納される。
また、基板ケース1はベース部材2と、該ベース部材2と組み合わされるカバー部材3とを備えている。すなわち、ベース部材2及びカバー部材3は基板ケース1を構成する部材であり、両者が組み合わされることで基板ケース1が形成される。
また、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせると、ベース部材2とカバー部材3との間に基板7を収納可能な空間が形成される。このように、ベース部材2及びカバー部材3の両者を組み合わせて、それらの間に基板7を収納する空間を形成可能とするために、ベース部材2又はカバー部材3の少なくとも一方を、開口部を有する箱型形状とする必要がある。たとえば、ベース部材2は開口部を有する箱型形状とし、カバー部材3は、この開口部を覆う平面板とすることができる。これにより、ベース部材2の開口部を覆うようにカバー部材3を組み合わせると、ベース部材2とカバー部材3との間に基板7を収納可能な空間が形成される。また、ベース部材2を平面板とし、カバー部材3を、開口部を有する箱型形状とすることもできる。また、ベース部材2及びカバー部材3の両方を、開口部を有する箱型形状とすることもできる。
ベース部材2は、その外周縁から外方に向けて突出する第1フランジ部5を備え、カバー部材3は、その外周縁から外方に向けて突出する第2フランジ部6を備え、前記ベース部材2と前記カバー部材3とを組み合わせた際に、前記第2フランジ部6は前記第1フランジ部5と重なり合う。
ここで、両フランジ部は、基板ケース1の不正開放を困難なものとするため、複数個備えることができる。さらに、両フランジ部は、基板ケース1の不正開放を困難なものとするため、たとえば、ベース部材2及びカバー部材3の長辺の両端近傍にそれぞれ備えることができる。また、ベース部材2及びカバー部材3の四辺の中央付近にそれぞれ備えることもできる。
第1フランジ部5又は第2フランジ部6のいずれか一方には、他方が収納される凹部21が設けられる。
すなわち、第1フランジ部5又は第2フランジ部6のいずれか一方に、他方の外形を象った凹部21が設けられ、これにより、一方のフランジ部の凹部21に他方のフランジ部が収納されることとなる。ここで、前記凹部21は第1フランジ部5に設けてもよく、第2フランジ部6に設けてもよい。具体的には、第1フランジ部5に凹部21を設ける場合には、凹部21は第2フランジ部6の外形を象ったものとする。これによって、第2フランジ部6が第1フランジ部5の凹部21に収納される。また、第2フランジ部6に凹部21を設ける場合には、凹部21は第1フランジ部5の外形を象ったものとする。これによって、第1フランジ部5が第2フランジ部6に収納される。
第1フランジ部5又は第2フランジ部6のいずれか一方を他方に設けた凹部21に収納した際には、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがったシール貼付平面31が形成される。
すなわち、第1フランジ部5又は第2フランジ部6のいずれか一方が、他方の凹部21に収納されると、第1フランジ部5又は第2フランジ部6のいずれか一方及び他方のフランジ部の凹部21以外の部分が一体になることにより、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがるシール貼付平面31が形成される。より具体的には、第1フランジ部5に凹部21を設ける場合には、第2フランジ部6が第1フランジ部5の凹部21に収納されると、第2フランジ部6と、第1フランジ部5の凹部21以外の部分とによって、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがるシール貼付平面31が形成される。また、第2フランジ部6に凹部21を設ける場合には、第1フランジ部5が第2フランジ部6の凹部21に収納されると、第1フランジ部5と、第2フランジ部6の凹部21以外の部分とによって、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがるシール貼付平面31が形成される。
このシール貼付平面31における第1フランジ部5と第2フランジ部6との継ぎ目32は非直線形状に形成され、このシール貼付平面31には、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られる。
すなわち、第1フランジ部5と第2フランジ部6との継ぎ目32は、一本の斜線のような単純な直線形状ではなく、曲線や、複数の直線を組み合わせた形状等の非直線形状となっている。この継ぎ目32に沿って、封印シール8を切断するのを困難なものとするためである。また、封印シール8は、切断したことが容易に分かるような、切断跡が残されるようなものを使用するのが望ましい。
(第5の発明)
本発明のうち第5の発明は、上記第1、第2、第3又は第4の発明の特徴に加え、前記継ぎ目32は、複数の凹凸の繰り返しからなる形状であることを特徴とする。
上述の如く、継ぎ目32は、封印シール8の切断を困難なものとするため、非直線形状となっている。すなわち、この継ぎ目32の非直線形状は、複数の凹凸の繰り返しからなる形状とする。この凹凸は、封印シール8の切断が困難なものとなるのであれば、直線を複数組み合わせて構成してもよく、また、曲線を複数組み合わせて構成してもよい。また、直線のみから構成される凹凸及び曲線のみから構成される凹凸だけでなく、直線と曲線とを複数組み合わせて構成してもよい。
また、この凹凸は、封印シール8の切断が困難となるのであれば、等間隔ごとに形成されている必要もなく、形状や大きさが総て等しく形成されている必要もない。
たとえば、直線で構成されたV字型の凹凸としてもよい。また、直線で構成された矩形状の凹凸としてもよい。また、曲線で構成されたU字型の凹凸としてもよい。また、上述した凹凸を複数組み合わせた形状としてもよい。凹凸の形状は、これらに限らず、他の様々な形状とすることができる。
(第6の発明)
本発明のうち第6の発明は、上記第1、第2、第3、第4又は第5の発明の特徴に加え、前記シール貼付平面31の外縁部分には、シール貼付平面31から盛り上がるように突出する段部22が設けられていることを特徴とする。
具体的には、上述のように、基板ケース1と筐体52とを組み合わせることによりシール貼付平面31が形成される場合には、このシール貼付平面31の外縁部分が、当該シール貼付平面31の、基板ケース1と筐体52との継ぎ目32周辺よりも一段高い段部22となっている。
また、上述のように、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせることによりシール貼付平面31が形成される場合には、このシール貼付平面31の外縁部分が、当該シール貼付平面31の、ベース部材2とカバー部材3との継ぎ目32周辺よりも一段高い段部22となっている。
また、上述のように、第1フランジ部5と第2フランジ部6とを組み合わせることによりシール貼付平面31が形成される場合には、このシール貼付平面31の外縁部分が、当該シール貼付平面31の、第1フランジ部5と第2フランジ部6との継ぎ目32周辺よりも一段高い段部22となっている。
換言すると、段部22は、前記シール貼付平面31の外縁部分に設けられており、当該シール貼付平面31を所定方向に向けた際に、当該シール貼付平面31から同方向へ向けて突出する。たとえば、シール貼付平面31が上方向を向いている場合には、段部22は、当該シール貼付平面31から上方向へ向けて突出する。
また、段部22の高さについては、シール貼付平面31に封印シール8を貼付した際の封印シール8の高さよりも、高くするのが望ましい。また、封印シール8を貼付する際は、シール貼付平面31の全面に渡って、隙間なく貼付するのが望ましい。
このように封印シール8をシール貼付平面31に貼付することにより、シール貼付平面31と封印シール8との境界にカッターナイフ等を当てて封印シール8を剥がすことを難しくすることができる。
(第7の発明)
本発明のうち第7の発明は、上記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の発明の特徴に加え、前記シール貼付平面31には、当該シール貼付平面31に貼付して剥がした際に、当該シール貼付平面31に、文字、図形、記号又はこれらの結合が表示されるように形成された封印シール8を貼付したことを特徴とする。
このような封印シール8を利用することにより、封印シール8が剥がされた際の視認性を向上させることができる。
この種の封印シール8は、透明フィルムの一方面に中間層を介して粘着剤層を重合状に設けることによって形成されている。たとえば、所定の封印シール8は、透明フィルムと、該フィルムを被着体に貼着する粘着剤層と、該層に被着体に貼着する際に剥離する剥離紙とを積層し、前記透明フィルムには蛍光性材料を添加するかあるいは蛍光性材料を含むインクを前記粘着剤層側に印刷し、前記蛍光性材料の添加あるいは印刷と共に、透明フィルム側より粘着剤層側に接合力を強くした転写性に富むインクを透明フィルムに印刷するように形成されている。この封印シール8では、上述のように、転写性に富むインクを透明フィルムに印刷してあり、剥離に際してインクを透明フィルムから粘着材層に転写することで、封印シール8の開封跡が残される。
ここで、一定の形態を示すように、インクを透明フィルムに印刷しておくことで、封印シール8を剥がした際に、文字、図形、記号又はこれらの結合等がシール貼付平面31上に表示される。
なお、この封印シール8としては、他の周知、慣用技術を利用することも可能である。
(第8の発明)
本発明のうち第8の発明は、上記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の発明の特徴に加え、前記シール貼付平面31には、当該シール貼付平面31に貼付して剥がした際に、破断されるように形成された封印シール8を貼付したことを特徴とする。
所定の封印シール8は、貼付して、これを剥がすと、当該封印シール8がぼろぼろに破れてしまい、再貼付が不可能となるように形成されている。このような封印シール8を利用することにより、封印シール8が剥がされた際の視認性を向上させることができる。
この種の封印シール8は、少しでも剥がそうとするとすぐに破れてしまう脆弱な素材を用いて形成されている。したがって、この封印シール8が剥がされた際には、封印シール貼付平面31に封印シール8の開封跡が残される。
なお、この封印シール8としては、他の周知、慣用技術を利用することも可能である。
(第9の発明)
本発明のうち第9の発明は、上記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の発明の特徴に加え、前記シール貼付平面31には、当該シール貼付平面31に貼付して剥がした際に、前記継ぎ目32の形状と異なる形状に切断される脆弱な部分を有するように形成された封印シール8を貼付したことを特徴とする。
封印シール8は、当該封印シール8が剥がされた際に、上述の継ぎ目32の形状と異なる形状で切断されるように形成されている。これにより、封印シール8の開封跡を視認しやすいものとなり、封印シール8が剥がされた際の視認性をより向上させることができる。
ここで、「継ぎ目32の形状と異なる形状に切断される脆弱な部分を有する」とは、たとえば、封印シール8を貼付した際に継ぎ目32の形状とは異なった形状となるミシン目を、封印シール8に設けること等を意味するものである。
なお、この封印シール8としては、他の周知、慣用技術を利用することも可能である。
本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、本発明のうち第1の発明は、継ぎ目に沿っての封印シールの切断を難しくさせ、かつ、封印シールが切断された場合の切断跡の視認性を向上させることができ、これによりゴト行為防止を図ることが可能な遊技機を提供することができる。
また、本発明のうち第2の発明は、基板ケースと筐体との継ぎ目に沿っての封印シールの切断を難しくさせ、かつ、封印シールが切断された場合の切断跡の視認性を向上させることができ、これによりゴト行為防止を図ることが可能な遊技機を提供することができる。
また、本発明のうち第3の発明は、基板ケースにおけるベース部材とカバー部材との継ぎ目に沿っての封印シールの切断を難しくさせ、かつ、封印シールが切断された場合の切断跡の視認性を向上させることができ、これによりゴト行為防止を図ることが可能な遊技機を提供することができる。
また、本発明のうち第4の発明は、基板ケースにおける第1フランジ部と第2フランジ部との継ぎ目沿っての封印シールの切断を難しくさせ、かつ、封印シールが切断された場合の切断跡の視認性を向上させることができ、これによりゴト行為防止を図ることが可能な遊技機を提供することができる。
また、本発明のうち第5の発明は、上記した第1、第2、第3又は第4の発明の効果に加え、ゴト行為をすることがより一層難しくなる遊技機を提供することができる。
また、本発明のうち第6の発明は、上記した第1、第2、第3、第4又は第5の発明の効果に加え、封印シールとシール貼付平面との境界に刃物を当てて封印シールを剥がすことを難しくさせるものであって、ゴト行為をすることがより一層難しくなる遊技機を提供することができる。
また、本発明のうち第7の発明は、上記した第1、第2、第3、第4、第5又は第6の発明の効果に加え、封印シールをシール貼付平面に貼付して剥がした際に、シール貼付平面に、文字、図形、記号又はこれらの結合が表示されることから、封印シールが剥がされた場合にも、その跡を容易に視認することができるものであって、ゴト行為をすることがより一層難しくなる遊技機を提供することができる。
また、本発明のうち第8の発明は、上記した第1、第2、第3、第4、第5又は第6の発明の効果に加え、封印シールをシール貼付平面に貼付して剥がした際に、封印シールが破断されることから、封印シールが剥がされた場合にも、その跡を容易に視認することができるものであって、ゴト行為をすることがより一層難しくなる遊技機を提供することができる。
また、本発明のうち第9の発明は、上記した第1、第2、第3、第4、第5又は第6の発明の効果に加え、封印シールをシール貼付平面に貼付して剥がした際に、継ぎ目の形状と異なる形状に切断されることから、封印シールが剥がされた場合にも、その跡を容易に視認することができるものであって、ゴト行為をすることがより一層難しくなる遊技機を提供することができる。
すなわち、本発明に係る遊技機では、2つの部材にまたがったシール貼付平面を形成しており、このシール貼付平面における2つの部材の継ぎ目は非直線形状となっているため、封印シールはこの非直線形状の継ぎ目に沿って切断しなければならず、封印シールの切断が難しくなる。
また、継ぎ目が直線形状である場合、カッターナイフ等で上手に封印シールを切断した際には、一見して、不正に切断されたということが分かりにくいが、継ぎ目を非直線形状とすると、封印シールの切断が困難であることから切断ミスをする場合もあり、切断跡が残ることとなる。したがって、不正開放がされた場合の視認性が向上することとなる。
また、本発明で使用する封印シールは、一度貼付してから剥がすと、その形跡が様々な状態によって残ることとなるため、封印シールが剥がされた場合にも、容易に視認することができることとなる。
さらに、上述のように、本発明に係る遊技機では、継ぎ目に沿っての封印シールの切断が難しく、かつ、封印シールが不正に開放された場合にその旨を容易に確認できることから、いわゆるゴト師の、このような遊技機に対して、封印シールの不正開放等のゴト行為を行う意欲を減退させることとなり、ひいては、ゴト行為がされづらくなる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
(1)第1の実施の形態
本発明の第1の実施の形態では、後述するように、第1フランジ部5と第2フランジ部6とが組み合わされてシール貼付平面31が形成される。すなわち、第1フランジ部5又は第2フランジ部6のいずれか一方が、上述の第1部材81に該当し、他方が、上述の第2部材82に該当するものである。ここでは、第1フランジ部5が第1部材81に該当するとともに、第2フランジ部6が第2部材82に該当するものとする。
(図面の説明)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る基板ケース1の斜視図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る基板ケース1の正面図である。図3は、本発明の第1の実施の形態に係る基板ケース1の上面図である。図4は、図2の基板ケース1をA−A断面で示した図である。図5は、本発明の第1の実施の形態に係る第1フランジ部5に第2フランジ部6を収納する前の状態(a)、第1フランジ部5に第2フランジ部6を収納した状態(b)、封印シール8を貼付した状態(c)を示した図である。図6は、本発明の第1の実施の形態において、第1フランジ部5に第2フランジ部6を収納した状態を拡大して示した図である。図7は、本発明の第1の実施の形態に係る封印シール8が剥がされた状態を示した図である。図8は、本発明の第1の実施の形態に係る基板ケース1をスロットマシン51に固定した状態を示した図である。
(基板ケース1)
本実施の形態に係る基板ケース1は、図1に示すように、ベース部材2と、該ベース部材2と組み合わされるカバー部材3とを備えている。より具体的には、基板ケース1は、図1に示すように、底板10(図3に図示)と側板とから構成される直方体箱型形状であって、底板10と対向する方向に開口部を有するベース部材2と、天板9と側板とから構成される直方体箱型形状であって、天板9と対向する方向に開口部を有するカバー部材3とを備えている。そして、ベース部材2とカバー部材3とは、両者の開口部を組み合わせて一体とすることが可能となっている。
また、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせるとベース部材2とカバー部材3との間に基板7を収納可能な空間が形成される。具体的には、ベース部材2の開口部と、カバー部材3の開口部とが組み合わされることで、ベース部材2の有する空間とカバー部材3の有する空間とから、基板7を収納可能な空間が形成される(図3及び図4参照)。
(ベース部材2)
ベース部材2は、図2に示すように、その外周縁から外方へ向けて突出する第1フランジ部5を備える。具体的には、ベース部材2の長辺側の外周縁から外方へ突出する第1フランジ部5を備える。この第1フランジ部5は長方形状の板となっており、この板の長辺でベース部材2と連接している。
また、この第1フランジ部5は、ベース部材2の両長辺の中央付近にそれぞれ1つずつ計2箇所備えられている(図2参照)。
また、ベース部材2の、底板10の開口部側の面の中央付近には、基板7をベース部材2に固定すべくネジを止めるための第1ネジ止め部12が2箇所設けられている。この第1ネジ止め部12は円筒形をしており、ベース部材2の、底板10の開口部側の面から開口部方向へ向けて、かつ、底板10に対して垂直に突出するように備えられている。また、この第1ネジ止め部12は、基板用ネジ11を挿入し、ねじ込んでいくためのネジ穴となっている(図3及び図4参照)。
(カバー部材3)
カバー部材3は、図2に示すように、その外周縁から外方へ向けて突出する第2フランジ部6を備えており、この第2フランジ部6は、カバー部材3とベース部材2とを組み合わせた際に、前記第1フランジ部5と重なり合う。
具体的には、カバー部材3には、このカバー部材3とベース部材2とを組み合わせた際、ベース部材2に備えられた2つの第1フランジ部5のそれぞれと対応する位置に第2フランジ部6を備える。
また、カバー部材3の天板9には、このカバー部材3とベース部材2とを組み合わせた際に当該ベース部材2の第1ネジ止め部12のそれぞれと対応する位置に、第2ネジ止め部14が設けられている。この第2ネジ止め部14は、カバー部材3の天板9を貫通し、当該カバー部材3の天板9の、開口部側の面から開口部方向へ向けて突出する円筒形部材である。また、第2ネジ止め部14の開口部方向の端面には貫通孔が設けられている。後述するように、基板用ネジ11は、この第2ネジ止め部14から挿入されて、基板7を介して、前記第1ネジ止め部12にねじ込まれて止められる。これによって、基板7がカバー部材3とベース部材2を組み合わせることにより形成される内部空間に固定されることとなる(図3及び図4参照)。
(第1フランジ部5、第2フランジ部6)
本実施の形態では、第1フランジ部5に、第2フランジ部6が収納される凹部21が設けられる(図5(a)参照)。ここで、第1フランジ部5に設けられる凹部21は、後述する第2フランジ部6の外形を象ったものとなっている。これによって、第2フランジ部6が第1フランジ部5に収納される。
そして、第2フランジ部6を、第1フランジ部5に設けた凹部21に収納した際には、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがったシール貼付平面31が形成される。すなわち、第2フランジ部6が第1フランジ部5に収納され、第2フランジ部6と、第1フランジ部5の凹部21以外の部分とによって、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがるシール貼付平面31が形成される(図5(b)参照)。
また、図6に示すように、このシール貼付平面31の外縁部分には、シール貼付平面31から盛り上がるように突出する段部22が設けられている。すなわち、シール貼付平面31の外縁部分が、当該シール貼付平面31の、第1フランジ部5と第2フランジ部6との継ぎ目32周辺よりも一段高い段部22となっている。これにより、シール貼付平面31と封印シール8との境界にカッターナイフ等を当てて封印シール8を剥がすことを難しくすることができる。
また、このシール貼付平面31における第1フランジ部5と第2フランジ部6との継ぎ目32は非直線形状に形成される。具体的には、本実施の形態におけるシール貼付平面31における第1フランジ部5と第2フランジ部6との継ぎ目32は直線で構成されたV字凹凸の連続形状となっている(図5参照)。
(封印シール8)
本実施の形態に係る封印シール8は、シール貼付平面31に貼付して剥がした際に、当該シール貼付平面31に、文字、図形、記号又はこれらの結合が表示されるように形成されている。具体的には、図7に示すように、封印シール8が剥がされると、シール貼付平面31に「開封済み」の文字が表示される。
本実施の形態に係る封印シール8は、透明フィルムの一方面に中間層を介して粘着剤層を重合状に設けることによって形成されている。より具体的には、この封印シール8は、透明フィルムと、該フィルムを被着体に貼着する粘着剤層と、該層に被着体に貼着する際に剥離する剥離紙とを積層し、前記透明フィルムには蛍光性材料を添加するかあるいは蛍光性材料を含むインクを前記粘着剤層側に印刷し、前記蛍光性材料の添加あるいは印刷と共に、透明フィルム側より粘着剤層側に接合力を強くした転写性に富むインクを透明フィルムに印刷するように形成されている。この封印シール8では、上述のように、転写性に富むインクを透明フィルムに印刷してあり、剥離に際してインクを透明フィルムから粘着材層に転写することで、封印シール8の開封跡が残され、シール貼付平面31に「開封済み」の文字が表示される。
(基板7の固定)
上述の如く、ベース部材2の、底板10の開口部側の面の中央付近には、基板7をベース部材2に固定すべくネジを止めるための第1ネジ止め部12が2箇所設けられている。また、カバー部材3の天板9には、このカバー部材3とベース部材2とを組み合わせた際に当該ベース部材2の第1ネジ止め部12のそれぞれと対応する位置に、第2ネジ止め部14が設けられている。この第2ネジ止め部14は、カバー部材3の天板9を貫通し、当該カバー部材3の天板9の開口部側の面から、開口部方向へ向けて突出する(図4参照)。また、基板7の、カバー部材3とベース部材2とを組み合わせた際に第1ネジ止め部12及び第2ネジ止め部14と対応する位置にそれぞれ基板貫通孔13が設けられている(図4参照)。
基板7は、ベース部材2の第1ネジ止め部12上に載置され、さらに、この上からカバー部材3により覆われる。そして、このカバー部材3の第2ネジ止め部14に、カバー部材3の天板9の、開口部と反対側の面から、基板用ネジ11を挿入していく。そして、第2ネジ止め部14及び基板貫通孔13を介して、基板用ネジ11が第1ネジ止め部12にねじ込まれて止められることで、基板7が、カバー部材3とベース部材2とを組み合わせて形成される内部空間に固定されることとなる(図4参照)。
なお、基板7の、基板ケース1への固定については、他の周知又は慣用の技術を用いることができる。
(封印シール8の貼付)
そして、基板ケース1に基板7を固定した後、図5(c)に示すように、シール貼付平面31に、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られる。また、この封印シール8は、シール貼付平面31の全面を覆い、隙間ができることのないように貼付する。
(基板ケース1の固定)
そして、シール貼付平面31に封印シール8を貼付した後、基板ケース1は、図8に示すように、スロットマシン51の内部に固定される。具体的には、ベース部材2の底板10を、スロットマシン51の内部における背板に接着することで、基板ケース1は固定される。
なお、基板ケース1の、スロットマシン51への固定については、たとえば、ネジ止め等の他の周知又は慣用の技術を用いることができる。
(総括)
本実施の形態に係る基板ケース1では、継ぎ目32に沿っての封印シール8の切断を難しくさせ、かつ、封印シール8を切断された場合の切断跡の視認性を向上させることができ、これによりゴト行為防止を図ることが可能である。
さらに、封印シール8とシール貼付平面31との境界に刃物を当てて封印シール8を剥がすことを難しくさせており、ゴト行為をすることがより一層難しくなっている。
さらに、封印シール8をシール貼付平面31に貼付して剥がした際に、シール貼付平面31に、「開封済み」の文字結合が表示されることから、封印シール8が剥がされた場合にも、その跡を容易に視認することができ、ゴト行為をすることがより一層難しくなっている。
また、本実施の形態に係るスロットマシン51では、基板ケース1の不正開放を防止し、基板ケース1の不正開放跡の視認性を向上しており、ゴト行為の実行が難しいものとなっている。
つまり、本実施の形態に係る基板ケース1では、第2フランジ部6が、第1フランジ部5の凹部21に収納され、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがったシール貼付平面31を形成しており、このシール貼付平面31における第1フランジ部5と第2フランジ部6との継ぎ目32は非直線形状となっているため、封印シール8はこの非直線形状の継ぎ目32に沿って切断しなければならず、封印シール8の切断が難しくなっている。
また、継ぎ目32が直線形状とされている場合、カッターナイフ等で上手に封印シール8を切断した際には、一見して、不正に切断されたということが分かりにくいが、継ぎ目32を非直線形状とすると、封印シール8の切断が困難であることから切断ミスをする場合もあり、切断跡が残ることとなる。したがって、不正開放がされた場合の視認性が向上することとなる。
また、シール貼付平面31の外縁部分が盛り上がるように突出する段部22となっているため、封印シール8とシール貼付平面31との境界に刃物を当てて、封印シール8を剥がすことが難しくなっている。
また、本実施の形態で使用する封印シール8は、一度貼付してから剥がすと、その形跡が残ることとなるため、封印シール8が剥がされた場合にも、容易に視認することができることとなる。
さらに、上述のように、本実施の形態では、継ぎ目32に沿っての封印シール8の切断が難しく、かつ、封印シール8が不正に開放された場合にその旨を容易に確認できることから、いわゆるゴト師の、このような基板ケース1に対して、封印シール8の不正開放等のゴト行為を行う意欲を減退させることとなり、ひいては、ゴト行為がされづらくなる。
(2)第2の実施の形態
本発明の第2の実施の形態は、第1フランジ部5及び第2フランジ部6が、第1の実施の形態と相違し、他については第1の実施の形態と同一である。この相違点について具体的に説明する。
なお、ここでも、第1の実施の形態と同様に、第1フランジ部5が第1部材81に該当するとともに、第2フランジ部6が第2部材82に該当するものとする。
(図面の説明)
図9は、本発明の第2の実施の形態に係る基板ケース1の正面図、図10は、図9の基板ケース1をA−A断面で示した図である。
(第1フランジ部5、第2フランジ部6)
本実施の形態では、第2フランジ部6に、第1フランジ部5が収納される凹部21が設けられる(図9参照)。ここで、第2フランジ部6に設けられる凹部21は、第1フランジ部5の外形を象ったものとなっている。これによって、第1フランジ部5が第2フランジ部6に収納される。
そして、第1フランジ部5を、第2フランジ部6に設けた凹部21に収納した際には、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがったシール貼付平面31が形成される。すなわち、第1フランジ部5が第2フランジ部6に収納され、第1フランジ部5と、第2フランジ部6の凹部21以外の部分とによって、第1フランジ部5と第2フランジ部6とにまたがるシール貼付平面31が形成される(図9及び図10参照)。
(総括)
上述のように、本実施の形態では、第1フランジ部5及び第2フランジ部6が第1の実施の形態と異なるが、他の構成等は同一であり、上述した第1の実施の形態と同一の作用効果を奏する。
(3)第3の実施の形態
本発明の第3の実施の形態は、シール貼付平面31に貼付される封印シール8が、第1の実施の形態と相違し、他については第1の実施の形態と同一である。この相違点について具体的に説明する。
なお、ここでも、第1の実施の形態と同様に、第1フランジ部5が第1部材81に該当するとともに、第2フランジ部6が第2部材82に該当するものとする。
(図面の説明)
図11は、本発明の第3の実施の形態に係るシール貼付平面31に貼付された封印シール8が剥がされた状態を示した図である。
(封印シール8)
本実施の形態に係る封印シール8は、シール貼付平面31に貼付して剥がした際に、破断されるように形成されている。
すなわち、図11に示すように、この封印シール8は、貼付して、これを剥がすと、当該封印シール8がぼろぼろに破れてしまい、再貼付が不可能となるように形成されている。換言すると、この封印シール8は、少しでも剥がそうとするとすぐに破れてしまう脆弱な素材を用いて形成されている。
したがって、この封印シール8が剥がされた際には、封印シール貼付平面31に封印シール8の開封跡が残され、封印シール8の不正開封を容易に視認することができる。
(総括)
上述のように、本実施の形態では、封印シール8が第1の実施の形態と異なるが、他の構成等は同一であり、上述した第1の実施の形態と同一の作用効果を奏する。
(4)第4の実施の形態
本発明の第4の実施の形態は、シール貼付平面31に貼付される封印シール8が、第1の実施の形態と相違し、他については第1の実施の形態と同一である。この相違点について具体的に説明する。
(図面の説明)
図12は、本発明の第4の実施の形態に係るシール貼付平面31に封印シール8を貼付した状態(a)及び貼付された封印シール8が剥がされた状態(b)を示した図である。
(封印シール8)
本実施の形態に係る封印シール8は、シール貼付平面31に貼付して剥がした際に、前記継ぎ目32の形状と異なる形状に切断される脆弱な部分を有するように形成されている。
具体的には、封印シール8には、この封印シール8をシール貼付平面31に貼付した際に、継ぎ目32と交差するような形状のミシン目を設ける。本実施の形態では、当該封印シール8の、継ぎ目32と対応する位置に、当該継ぎ目32のV字凹凸とは反対向きのV字凹凸の連続形状のミシン目を設ける(図12(a)参照)。
これにより、封印シール8が剥がされた際に、封印シール8の開封跡がより明確にされ、封印シール8の不正開封を容易に視認することができる(図12(b)参照)。
(総括)
上述のように、本実施の形態では、封印シール8が第1の実施の形態と異なるが、他の構成等は同一であり、上述した第1の実施の形態と同一の作用効果を奏する。
(5)第5の実施の形態
本発明の第5の実施の形態は、継ぎ目32が、第1の実施の形態と相違し、他については第1の実施の形態と同一である。この相違点について具体的に説明する。
なお、ここでも、第1の実施の形態と同様に、第1フランジ部5が第1部材81に該当するとともに、第2フランジ部6が第2部材82に該当するものとする。
(図面の説明)
図13は、本発明の第5の実施の形態に係る継ぎ目32の各形状(a)、(b)、(c)、(d)を示した図である。
(継ぎ目32)
上述の如く、シール貼付平面31における第1フランジ部5と第2フランジ部6との継ぎ目32は非直線形状に形成される。第1の実施の形態では、この継ぎ目32は直線で構成されたV字凹凸の連続形状となっている(図5参照)が、封印シール8の切断を困難なものとするため、複数の凹凸の繰り返しからなる形状であれば、継ぎ目32は上述の直線で構成されたV字凹凸の連続形状に限られるものではない。
そこで、第5の実施の形態としては、継ぎ目32は、直線で構成された矩形の凹凸の連続形状としてもよい(図13(a)参照)。また、曲線で構成されたU字凹凸の連続形状としてもよい(図13(b)参照)。また、形状、大きさの異なる矩形の凹凸が、異なる間隔で連続する形状としてもよい(図13(c)参照)。また、V字、矩形、U字等の凹凸が組み合わされて連続する形状としてもよい(図13(d)参照)。また、他の様々な凹凸形状としてもよい。
(総括)
上述のように、本実施の形態では、継ぎ目32が第1の実施の形態と異なるが、他の構成等は同一であり、上述した第1の実施の形態と同一の作用効果を奏する。
(6)第6の実施の形態
本発明の第6の実施の形態では、後述するように、ベース部材2とカバー部材3とが組み合わされてシール貼付平面31が形成される。すなわち、ベース部材2又はカバー部材3のいずれか一方が、上述の第1部材81に該当し、他方が、上述の第2部材82に該当するものである。ここでは、ベース部材2が第1部材81に該当するとともに、カバー部材3が第2部材82に該当するものとする。
また、本発明の第6の実施の形態は、ベース部材2及びカバー部材3の構造が、第1の実施の形態と相違し、他については第1の実施の形態と同一である。この相違点について具体的に説明する。
(図面の説明)
図14は、本発明の第6の実施の形態であって、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせる前の状態を示した斜視図(a)、及び、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせた状態を示した斜視図(b)である。図15は、本発明の第6の実施の形態の変形例であって、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせる前の状態を示した斜視図(a)、及び、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせた状態を示した斜視図(b)である。
(ベース部材2、カバー部材3)
ベース部材2は、図14(a)に示すように、その外周縁に第1嵌合部71が設けられる。具体的には、ベース部材2には、ベース部材2の長辺側の外周縁に第1嵌合部71が設けられる。ここでは、この第1嵌合部71は、ベース部材2の外周縁を非直線形状としたものである。
また、カバー部材3は、図14(a)に示すように、その外周縁に、ベース部材2の第1嵌合部71と嵌合する第2嵌合部72が設けられている。この第2嵌合部72は、カバー部材3とベース部材2とを組み合わせた際に、第1嵌合部71と嵌合する。
そして、第1嵌合部71と第2嵌合部72とを嵌合させた際には、第1嵌合部71と第2嵌合部72とにまたがったシール貼付平面31が形成される。すなわち、ベース部材2とカバー部材3とにまたがったシール貼付平面31が形成される(図14(b)参照)。
(封印シール8の貼付)
そして、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせた後、シール貼付平面31に、ベース部材2とカバー部材3とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られる(図14(b)参照)。
(総括)
本実施の形態に係る基板ケース1では、継ぎ目32に沿っての封印シール8の切断を難しくさせ、かつ、封印シール8が切断された場合の切断跡の視認性を向上させることができ、これによりゴト行為防止を図ることが可能である。
つまり、本実施の形態に係る基板ケース1では、第1嵌合部71と第2嵌合部72とが嵌合し、ベース部材2とカバー部材3とにまたがったシール貼付平面31を形成しており、このシール貼付平面31におけるベース部材2とカバー部材3との継ぎ目32は非直線形状となっているため、封印シール8はこの非直線形状の継ぎ目32に沿って切断しなければならず、封印シール8の切断が難しくなっている。
また、継ぎ目32が直線形状とされている場合、カッターナイフ等で上手に封印シール8を切断した際には、一見して、不正に切断されたということが分かりにくいが、継ぎ目32を非直線形状とすると、封印シール8の切断が困難であることから切断ミスをする場合もあり、切断跡が残ることとなる。したがって、不正開放がされた場合の視認性が向上することとなる。
さらに、上述のように、本実施の形態では、継ぎ目32に沿っての封印シール8の切断が難しく、かつ、封印シール8が不正に開放された場合にその旨を容易に確認できることから、いわゆるゴト師の、このような基板ケース1に対して、封印シール8の不正開放等のゴト行為を行う意欲を減退させることとなり、ひいては、ゴト行為がされづらくなる。
(変形例)
第6の実施の形態の変形例として、カバー部材3には、その外周縁からベース部材2側に突出する第2嵌合部72を設け、ベース部材2には、第2嵌合部72と対応する位置に、第2嵌合部72を収納する凹部を形成した第1嵌合部72を設けることもできる(図15(a)参照)。
そして、第1嵌合部71の凹部に第2嵌合部72が収納され、ベース部材2とカバー部材3とを組み合わせた際に、第1嵌合部71と第2嵌合部72とが一体になることで、ベース部材2とカバー部材3とにまたがるシール貼付平面31が形成される(図15(b)参照)。
また、ベース部材2に、その外周縁からカバー部材3側に突出する第1嵌合部71を設け、カバー部材3に、第1嵌合部71と対応する位置に、この第1嵌合部71を収納する凹部を形成した第2嵌合部72を設けることもできる。
また、第1嵌合部71及び第2嵌合部72は、特に図示しないが、カバー部材3及びベース部材2が組み合わされる際に、カバー部材3及びベース部材2の表面よりも窪むように形成してもよい。
また、特に図示しないが、このシール貼付平面31の外縁部分には、シール貼付平面31から盛り上がるように突出する段部22を設けてもよい。
また、封印シール8は、上述の、シール貼付平面31に貼付して剥がした際に、破断されるように形成されているものを貼付してもよい。また、シール貼付平面31に貼付して剥がした際に、継ぎ目32の形状と異なる形状に切断される脆弱な部分を有するように形成されているものを貼付してもよい。
また、継ぎ目32は、直線で構成された矩形の凹凸の連続形状としてもよい。また、曲線で構成されたU字凹凸の連続形状としてもよい。また、形状、大きさの異なる矩形の凹凸が、異なる間隔で連続する形状としてもよい。また、V字、矩形、U字等の凹凸が組み合わされて連続する形状としてもよい。また、他の様々な凹凸形状としてもよい。
これらの場合も、上述した第6の実施の形態と同一の作用効果を奏する。
(7)第7の実施の形態
本発明の第7の実施の形態では、基板ケース1がスロットマシン51の筐体52に固定された際に、この基板ケース1と筐体52とをまたがるシール貼付平面31が形成される。すなわち、基板ケース1又は筐体52のいずれか一方が、上述の第1部材81に該当し、他方が、上述の第2部材82に該当するものである。ここでは、基板ケース1が第1部材81に該当するとともに、筐体52が第2部材82に該当するものとする。
なお、ここでは、上述した第6の実施の形態に係る基板ケース1、スロットマシン51及び封印シール8を用いるものとして、説明する。
(図面の説明)
図16は、本発明の第7の実施の形態であって、基板ケース1を筐体52に固定する前の状態を示した斜視図(a)、及び、基板ケース1を筐体52に固定した状態を示した斜視図(b)である。図17は、本発明の第7の実施の形態の変形例であって、基板ケース1を筐体52に固定する前の状態を示した斜視図(a)、及び、基板ケース1を筐体52に固定した状態を示した斜視図(b)である。
(基板ケース1、筐体52)
図16(a)に示すように、基板ケース1のベース部材2には、その長辺側の外周縁から外方に向けて突出するケース嵌合部75が設けられている。このケース嵌合部75は、ほぼ長方形状の板となっており、この長辺でベース部材2と連接している。
また、スロットマシン51は、正面側に開口部を有する箱型形状の筐体52を備えている。前記基板ケース1は、筐体52の内部であって、この筐体52の背面上部に固定される。
そして、図16(a)に示すように、筐体52には、基板ケース1を固定した際の、前記ケース嵌合部75と対応する位置に、このケース嵌合部75を収納する筐体嵌合部76が設けられている。この筐体嵌合部76は、前記ケース嵌合部75の外形を象った凹みとなっており、これにより、ケース嵌合部75が筐体嵌合部76に収納される。
そして、基板ケース1を筐体52に固定する際には、基板ケース1と筐体52とが組み合わされ、ケース嵌合部75と筐体嵌合部76とをまたがったシール貼付平面31が形成される。すなわち、基板ケース1と筐体52とをまたがったシール貼付平面31が形成される(図16(b)参照)。
なお、基板ケース1は、上述のように筐体52の背面に直接固定することもできるが、筐体52に設けられ、かつ、この筐体52の一部とされる別部材に固定することもできる。
(封印シール8の貼付)
そして、基板ケース1を筐体52に固定した後、シール貼付平面31に、基板ケース1と筐体52とにまたがって継ぎ目32を覆うように封印シール8が貼られる(図16(b)参照)。
(総括)
本実施の形態では、継ぎ目32に沿っての封印シール8の切断を難しくさせ、かつ、封印シール8が切断された場合の切断跡の視認性を向上させることができ、これによりゴト行為防止を図ることが可能である。
つまり、本実施の形態に係る基板ケース1及び筐体52では、ケース嵌合部75が筐体嵌合部76に収納されて、基板ケース1と筐体52とにまたがったシール貼付平面31を形成しており、このシール貼付平面31における基板ケース1と筐体52との継ぎ目32は非直線形状となっているため、封印シール8はこの非直線形状の継ぎ目32に沿って切断しなければならず、封印シール8の切断が難しくなっている。
また、継ぎ目32が直線形状とされている場合、カッターナイフ等で上手に封印シール8を切断した際には、一見して、不正に切断されたということが分かりにくいが、継ぎ目32を非直線形状とすると、封印シール8の切断が困難であることから切断ミスをする場合もあり、切断跡が残ることとなる。したがって、不正開放がされた場合の視認性が向上することとなる。
さらに、上述のように、本実施の形態では、継ぎ目32に沿っての封印シール8の切断が難しく、かつ、封印シール8が不正に開放された場合にその旨を容易に確認できることから、いわゆるゴト師の、このような基板ケース1及び筐体52に対して、封印シール8の不正開放等のゴト行為を行う意欲を減退させることとなり、ひいては、ゴト行為がされづらくなる。
(変形例)
第7の実施の形態の変形例として、図17(a)に示すように、筐体52には、基板ケース1を筐体52に固定した際の、基板ケース1の外周縁と対応する位置から、鉛直に突出する筐体嵌合部76を設けるとともに、基板ケース1には、前記筐体嵌合部76と対応する位置に、この筐体嵌合部76を収納するケース嵌合部75を設けることもできる。これにより、ケース嵌合部75に筐体嵌合部76が収納され、基板ケース1を筐体52に固定した際に、基板ケース1と筐体52とが組み合わされて、ケース嵌合部75と筐体嵌合部76とが一体になることで、基板ケース1と筐体52とにまたがるシール貼付平面31が形成される(図17(b)参照)。
また、ケース嵌合部75及び筐体嵌合部76は、特に図示しないが、基板ケース1が筐体52に固定される際に、基板ケース1及び筐体52の表面よりも窪むように形成してもよい。
また、このシール貼付平面31の外縁部分には、シール貼付平面31から盛り上がるように突出する段部22を設けてもよい。
また、封印シール8は、上述の、シール貼付平面31に貼付して剥がした際に、破断されるように形成されているものを貼付してもよい。また、シール貼付平面31に貼付して剥がした際に、継ぎ目32の形状と異なる形状に切断される脆弱な部分を有するように形成されているものを貼付してもよい。
また、継ぎ目32は、直線で構成された矩形の凹凸の連続形状としてもよい。また、曲線で構成されたU字凹凸の連続形状としてもよい。また、形状、大きさの異なる矩形の凹凸が、異なる間隔で連続する形状としてもよい。また、V字、矩形、U字等の凹凸が組み合わされて連続する形状としてもよい。また、他の様々な凹凸形状としてもよい。
これらの場合も、上述した第7の実施の形態と同一の作用効果を奏する。
本発明の第1の実施の形態に係る基板ケースの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る基板ケースの正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る基板ケースの上面図である。 図2の基板ケースをA−A断面で示した図である。 本発明の第1の実施の形態に係る第1フランジ部に第2フランジ部を収納する前の状態(a)、第1フランジ部に第2フランジ部を収納した状態(b)、封印シールを貼付した状態(c)を示した図である。 本発明の第1の実施の形態において、第1フランジ部に第2フランジ部を収納した状態を拡大して示した図である。 本発明の第1の実施の形態に係る封印シールが剥がされた状態を示した図である。 本発明の第1の実施の形態に係る基板ケースをスロットマシンに固定した状態を示した図である。 本発明の第2の実施の形態に係る基板ケースの正面図である。 図9の基板ケースをA−A断面で示した図である。 本発明の第3の実施の形態に係るシール貼付平面に貼付された封印シールが剥がされた状態を示した図である。 本発明の第4の実施の形態に係るシール貼付平面に封印シールを貼付した状態(a)及び貼付された封印シールが剥がされた状態(b)を示した図である。 本発明の第5の実施の形態に係る継ぎ目の各形状(a)、(b)、(c)、(d)を示した図である。 本発明の第6の実施の形態であって、ベース部材とカバー部材とを組み合わせる前の状態を示した斜視図(a)、及び、ベース部材とカバー部材とを組み合わせた状態を示した斜視図(b)である。 本発明の第6の実施の形態の変形例であって、ベース部材とカバー部材とを組み合わせる前の状態を示した斜視図(a)、及び、ベース部材とカバー部材とを組み合わせた状態を示した斜視図(b)である。 本発明の第7の実施の形態であって、基板ケースを筐体に固定する前の状態を示した斜視図(a)、及び、基板ケースを筐体に固定した状態を示した斜視図(b)である。 は、本発明の第7の実施の形態の変形例であって、基板ケースを筐体に固定する前の状態を示した斜視図(a)、及び、基板ケースを筐体に固定した状態を示した斜視図(b)である。
符号の説明
1 基板ケース 2 ベース部材
3 カバー部材 5 第1フランジ部
6 第2フランジ部 7 基板
8 封印シール 9 天板
10 底板
11 基板用ネジ 12 第1ネジ止め部
13 基板貫通孔 14 第2ネジ止め部
21 凹部 22 段部
31 シール貼付平面 32 継ぎ目
51 スロットマシン 52 筐体
71 第1嵌合部 72 第2嵌合部
75 ケース嵌合部 76 筐体嵌合部
81 第1部材 82 第2部材

Claims (9)

  1. 第1部材と、該第1部材と組み合わされる第2部材とを備え、
    第1部材と第2部材とを組み合わせた際には、第1部材と第2部材とにまたがったシール貼付平面が形成され、
    このシール貼付平面における第1部材と第2部材との継ぎ目は非直線形状に形成され、
    このシール貼付平面には、第1部材と第2部材とにまたがって継ぎ目を覆うように封印シールが貼られることを特徴とする遊技機。
  2. 基板と、この基板を収納する基板ケースと、この基板ケースが固定される筐体とを備え、
    基板ケース及び筐体は、この基板ケースが筐体に固定される際に、基板ケースと筐体とが組み合わされるように形成されており、
    基板ケースが筐体に固定された際には、この基板ケースと筐体とにまたがったシール貼付平面が形成され、
    このシール貼付平面における基板ケースと筐体との継ぎ目は非直線形状に形成され、
    このシール貼付平面には、基板ケースと筐体とにまたがって継ぎ目を覆うように封印シールが貼られることを特徴とする遊技機。
  3. 基板と、この基板を収納する基板ケースとを備え、
    前記基板ケースは、ベース部材と、該ベース部材と組み合わされるカバー部材とを備え、
    ベース部材とカバー部材とを組み合わせると、ベース部材とカバー部材との間に基板を収納可能な空間が形成され、
    ベース部材とカバー部材とを組み合わせた際には、ベース部材とカバー部材とにまたがったシール貼付平面が形成され、
    このシール貼付平面におけるベース部材とカバー部材との継ぎ目は非直線形状に形成され、
    このシール貼付平面には、ベース部材とカバー部材とにまたがって継ぎ目を覆うように封印シールが貼られることを特徴とする遊技機。
  4. 基板と、この基板を収納する基板ケースとを備え、
    前記基板ケースは、ベース部材と、該ベース部材と組み合わされるカバー部材とを備え、
    ベース部材とカバー部材とを組み合わせると、ベース部材とカバー部材との間に基板を収納可能な空間が形成され、
    前記ベース部材は、その外周縁から外方に向けて突出する第1フランジ部を備え、
    前記カバー部材は、その外周縁から外方に向けて突出する第2フランジ部を備え、
    前記ベース部材と前記カバー部材とを組み合わせた際に、前記第2フランジ部は前記第1フランジ部と重なり合い、
    第1フランジ部又は第2フランジ部のいずれか一方には、他方が収納される凹部が設けられ、
    第1フランジ部又は第2フランジ部のいずれか一方を他方に設けた凹部に収納した際には、第1フランジ部と第2フランジ部とにまたがったシール貼付平面が形成され、
    このシール貼付平面における第1フランジ部と第2フランジ部との継ぎ目は非直線形状に形成され、
    このシール貼付平面には、第1フランジ部と第2フランジ部とにまたがって継ぎ目を覆うように封印シールが貼られることを特徴とする遊技機。
  5. 前記継ぎ目は、複数の凹凸の繰り返しからなる形状であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の遊技機。
  6. 前記シール貼付平面の外縁部分には、シール貼付平面から盛り上がるように突出する段部が設けられていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の遊技機。
  7. 前記シール貼付平面には、当該シール貼付平面に貼付して剥がした際に、当該シール貼付平面に、文字、図形、記号又はこれらの結合が表示されるように形成された封印シールを貼付したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の遊技機。
  8. 前記シール貼付平面には、当該シール貼付平面に貼付して剥がした際に、破断されるように形成された封印シールを貼付したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の遊技機。
  9. 前記シール貼付平面には、当該シール貼付平面に貼付して剥がした際に、前記継ぎ目の形状と異なる形状に切断される脆弱な部分を有するように形成された封印シールを貼付したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の遊技機。
JP2004279802A 2004-09-27 2004-09-27 遊技機 Pending JP2006087807A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004279802A JP2006087807A (ja) 2004-09-27 2004-09-27 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004279802A JP2006087807A (ja) 2004-09-27 2004-09-27 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006087807A true JP2006087807A (ja) 2006-04-06

Family

ID=36229309

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004279802A Pending JP2006087807A (ja) 2004-09-27 2004-09-27 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006087807A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009172224A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010088783A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Kyoraku Sangyo Kk 基板保護ケース、及び遊技機
JP2010088785A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Kyoraku Sangyo Kk 基板保護ケース、及び遊技機
JP2010110396A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2010125267A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Kyoraku Sangyo Kk 基板保護ケースの封印構造、及び遊技機
JP2010125266A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Kyoraku Sangyo Kk 基板保護ケースの封印構造、及び遊技機
JP2010131227A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2010131144A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010131357A (ja) * 2009-03-09 2010-06-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2010148597A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2011055964A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2011147479A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2014144269A (ja) * 2014-01-06 2014-08-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014158722A (ja) * 2014-02-19 2014-09-04 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2015083087A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 山佐株式会社 制御基板ケースおよびこの制御基板ケースを備えるスロットマシン

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4672740B2 (ja) * 2008-01-25 2011-04-20 株式会社ソフイア 遊技機
JP2009172224A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010088783A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Kyoraku Sangyo Kk 基板保護ケース、及び遊技機
JP2010088785A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Kyoraku Sangyo Kk 基板保護ケース、及び遊技機
JP2010110396A (ja) * 2008-11-05 2010-05-20 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2010125267A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Kyoraku Sangyo Kk 基板保護ケースの封印構造、及び遊技機
JP2010125266A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Kyoraku Sangyo Kk 基板保護ケースの封印構造、及び遊技機
JP2010131144A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2010131227A (ja) * 2008-12-05 2010-06-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2010148597A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP2010131357A (ja) * 2009-03-09 2010-06-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2011055964A (ja) * 2009-09-08 2011-03-24 Sankyo Co Ltd 遊技機
JP2011147479A (ja) * 2010-01-19 2011-08-04 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2015083087A (ja) * 2013-10-25 2015-04-30 山佐株式会社 制御基板ケースおよびこの制御基板ケースを備えるスロットマシン
JP2014144269A (ja) * 2014-01-06 2014-08-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2014158722A (ja) * 2014-02-19 2014-09-04 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006087807A (ja) 遊技機
JP5422951B2 (ja) 基板ケースの取り付け構造
JP2984711B2 (ja) 遊技機用制御基板ケース及び遊技機用制御基板ケースの封印方法
JP5157628B2 (ja) 基板ケースの封止構造
JP2010148596A (ja) 遊技機
JP2006231042A (ja) 遊技機
JP4292304B2 (ja) 制御基板収納ボックスの不正防止構造
JP5272553B2 (ja) 基板ケース、基板ケースの封止構造、及び遊技機
JP4632526B2 (ja) 遊技機における回路基板の閉止構造
JP3926451B2 (ja) 遊技機の基板ケース
JP4210786B2 (ja) パチンコ機の制御基板収納ボックス
JP5004448B2 (ja) 遊技機の収納箱封印装置
JP2000325628A (ja) 遊技機の基板ケース
JP5350080B2 (ja) 包装箱
JP2011115361A (ja) 遊技機の不正防止構造
JPH1063188A (ja) 開封防止シール及び回路ケース
JP2008015436A (ja) 封緘シール
JP6043980B2 (ja) 表示ユニット、及び、この表示ユニットを備えた遊技機
JP3729221B2 (ja) 封印構造
JP6918344B2 (ja) 遊技機の制御基板ボックス
JP4651343B2 (ja) 基板ケース及び基板ケースの封印方法
JP2002011210A (ja) 遊技機の基板ケース
JP3930940B2 (ja) 遊技機用制御回路基板の収納体の固定構造
JP3630195B2 (ja) 制御回路装置
JP6137383B2 (ja) 基板ケースの封止構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060616

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090402

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090723