JP2002011210A - 遊技機の基板ケース - Google Patents

遊技機の基板ケース

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JP2002011210A
JP2002011210A JP2001172669A JP2001172669A JP2002011210A JP 2002011210 A JP2002011210 A JP 2002011210A JP 2001172669 A JP2001172669 A JP 2001172669A JP 2001172669 A JP2001172669 A JP 2001172669A JP 2002011210 A JP2002011210 A JP 2002011210A
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Makoto Tayui
誠 田結
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英勝 竹内
Giichi Adachi
義一 足立
Tetsuya Oguri
徹也 小栗
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技機の制御用ROM等が実装された回路基
板を収納する基板ケースにおいて、封止部等を破壊する
ことなく電子部品が交換されるのを防止する。 【解決手段】 収容部11には破線で示すボス23a、
23bが内部に設けられており、ここに回路基板21を
介してねじ25を螺合させることにより回路基板21を
固定する。この際、回路基板21は電子部品群27が設
けられた側の面が収容部11内を向くように固定され
る。本図において収容部11の下方から図示しないベー
ス部を重合させると、回路基板21は収容部11、ベー
ス部の接合箇所よりも収容部11側に位置され、且つ電
子部品群27が収容部11の内側を向いた状態となる。
従って、収容部11・ベース部間に隙間があったとして
も、ここから工具などを差し込んで電子部品群27を交
換するのは不可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の制御用R
OM等が実装された回路基板を収納するための基板ケー
スに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機においては、裏面側に、遊
技の制御を行なう回路基板を収容した基板ケースが設け
られている。パチンコ機の場合、回路基板には遊技制御
を行なう主制御装置や球払出装置を制御する払出制御装
置などの制御回路を成すICや抵抗等の各種電子部品が
実装されており、基板ケースはこの回路基板を外部から
保護する役割をしている。
【0003】近年、このようなパチンコ機が設置された
パチンコホールにて、記憶されたプログラムに従い大当
たり等を判定している主制御装置のROMを不正に交換
する行為が行なわれている。そこで、この基板ケースに
封止部を設け、不正に開封されることを防止する技術が
開示されている。具体的には、基板ケースのベース部
(パチンコ機に取り付けられる側の部材)に各種電子部
品が実装された基板をボルト締めし、収容部にて覆い、
封止部にて封止する構造を採っている。
【0004】パチンコ機の基板ケースは製造後にこの封
止部を用いて一旦封止するが、警察などの機関によって
開封されることがあるため、複数回開封可能となってい
る。例えば、封止部として、ベース部および収容部の縁
に夫々複数個のボスを設け、ベース部を収容部で覆うと
両者のボスの位置が整合するようにしておく。こうして
位置が整合したボスの内の1〜2個を、ワンウェイねじ
等を用いて固定する。こうすると、開封をするにはボス
を基板ケースから切断するしかない。予め封止に用いる
ボスの数を定めておけば、以前に何回開封がされたかを
切断されたボスの数から知ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、封止部を切断することなく基板上のR
OMが交換されることがある。この手口としては例え
ば、ベース部と収容部の隙間からドライバーなどの工具
類を差し込み、基板上のROMを交換するというものが
ある。ROMは、回路基板上に実装されたソケットに差
し込まれていることが多いので、こうした交換が行なわ
れてしまう(なお、このようにROMがソケットを介し
て回路基板に実装されている場合も、単に「ROMが回
路基板に実装されている」と呼ぶことにする)。こうし
た不正が行なわれると、ボスの数からは不正の発生が分
からないので発見が遅れ、パチンコホール側が損害を被
ってしまう。
【0006】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、封止部を破壊することなく電子部品が交換されるの
を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めになされた本発明の請求項1に記載の遊技機の基板ケ
ースは、遊技機の制御を行なうための電子部品が片面に
実装された回路基板を収容する遊技機の基板ケースにお
いて、前記遊技機に取り付けられる略板状のベース部
と、略無蓋箱状の部材であって、その開口部が前記ベー
ス部で塞がれることにより前記回路基板を収容する空間
を創出する収容部と、前記回路基板を、前記開口部より
内側に、且つ前記片面を前記収容部の底面に向けて取り
付けるための取付部と、前記ベース部と、該ベース部に
重合された状態の前記収容部とを互いに離脱困難にする
封止部とを備えたことを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の遊技機の基板ケースにおいて、前記収容部が、前記
ベース部に対してスライドさせることによって、該ベー
ス部に重合されるものであって、前記封止部が、前記ベ
ース部に重合された状態の前記収容部をスライド不可能
にするものであることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の遊技機の基板ケースにおいて、前記ベース部が、略
長方形の板状部材であり、前記収容部が、略直方体状の
無蓋箱状の部材であって、前記開口部を成す略長方形の
対向する2辺に沿って前記スライドされるものであり、
前記収容部の前記2辺を除く他の2辺、および重合時に
該他の2辺に対向する前記ベース部の2辺の計4辺の少
なくとも1辺から重合方向に突設された凸条であって、
該重合時には前記収容部および前記ベース部の内、当該
凸条が突設されなかった方に当接する当接部を備えたこ
とを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の本発明は、請求項3に記
載の遊技機の基板ケースにおいて、前記当接部および該
当接部に当接される面の内、一方には凸部を設け、他方
には重合時に該凸部に嵌合する凹部を設けたことを特徴
とする。請求項5に記載の本発明は、請求項1から4に
いずれか記載の遊技機の基板ケースにおいて、前記回路
基板は、当該基板ケース外の電気装置と当該回路基板と
を接続するためのコネクタを備えたものであり、前記収
容部は、該コネクタを当該収容部から露出させるために
該コネクタよりも大きく形成されたコネクタ窓を備えた
ものであり、該コネクタ窓と前記コネクタの間に生じる
隙間を埋める枠状部材であって、前記収容部に着脱自在
にされたコネクタカバーを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の本発明は、請求項5に記
載の遊技機の基板ケースにおいて、前記取付部が、前記
回路基板をねじで固定するために前記収容部に形成され
たボスであり、前記コネクタカバーが、前記ボスに外嵌
されることにより前記収容部に着脱自在にされているも
のであることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の遊技機の基板ケ
ース(以下、基板ケースとも言う)では、回路基板が取
り付けられた収容部とベース部とを重合させることによ
り回路基板を収容する。ベース部は、遊技機に取り付け
られる略板状部材であり、従来の基板ケースでは回路基
板はこちらに取り付けられていた。これを本発明の基板
ケースでは、無蓋箱状の収容部側に取り付けている。し
かもこの取り付けに用いられる取付部は、回路基板を、
その電子部品が実装されている側の面を収容部の底面に
向け、収容部の開口部より内側に位置させる。
【0013】このようにして回路基板が取り付けられた
収容部をベース部に重合すると、回路基板は、収容部・
ベース部の境目よりも収容部側に位置する。しかも、R
OMなどの電子部品が実装された面が収容部の底面側、
つまり内側を向いているため、たとえ収容部とベース部
との間に隙間があって、ここから工具を差し込んでも電
子部品を交換することができない。なお、この重合状態
は封止部によって離脱困難に封止される。
【0014】従って、請求項1に記載の基板ケースによ
れば、破壊することなく電子部品が交換されるのを防止
することができる。請求項2に記載の本発明では、収容
部を、ベース部に対してスライドさせることによって、
ベース部に重合されるものとし、封止部を、ベース部に
重合された状態の収容部をスライド不可能にするものと
した。
【0015】請求項1に記載の本発明に反し、回路基板
をベース部に取り付け、これに対して収容部をスライド
するように構成すると、コネクタが設けられた部分など
の回路基板の一部を常に露出する必要がある。例えば、
特開平10−290867号公報に記載された技術は、
上蓋部材26をスライドさせて封止を行なうが、コネク
タ部30が設けられた接続領域31が露出されている。
こうすると、露出された接続領域31に不正な部品が取
り付けられる心配がある。また、スライド式にすること
により、収容部とベース部との間に隙間があきにくくな
る反面、回路基板の露出された部分と収容部によって覆
われる部分との境に新たな隙間があく可能性がある。こ
れを防ぐため、露出される部分を覆う構成や、前記境を
仕切る構成が必要となる。前述の公報では、境を仕切る
構成として補助壁41が設けられている。
【0016】この点、本発明では回路基板が収容部側に
設けられているので、スライドに影響されることなく回
路基板の略全体を覆うことができる。請求項3に記載の
本発明では、ベース部が、略長方形の板状部材であり、
収容部が、略直方体状の無蓋箱状の部材であって、開口
部を成す略長方形の対向する2辺に沿ってスライドされ
るものとされている。
【0017】そして収容部の前記2辺を除く他の2辺、
および重合時に他の2辺に対向するベース部の2辺の計
4辺の少なくとも1辺に当接部が設けられている。当接
部は、その1辺から重合方向に突設された凸条であっ
て、重合時には、ベース部、収容部の内、その当接部が
突設されなかった方の側面(外側の側面か内側の側面か
は、ベース部、収容部のどちらに当接部を設けるか、お
よびスライド方向によって決まる)に当接するようにさ
れている。
【0018】こうすると重合時には、ベース部、収容部
のスライド方向に垂直な方向の辺の少なくとも一方の境
目には当接部が存在することになるので、たとえここに
隙間が存在していても、これを当接部が塞ぐ。従って、
この箇所から工具などを差し込むことができない。ま
た、当接部が、その当接部が突設されなかった方の側面
に当接するので、重合する際の位置決めをすることもで
きる。
【0019】請求項4に記載の本発明では、当接部およ
びこの当接部に当接される面の内、一方には凸部を設
け、他方には重合時にその凸部に嵌合する凹部を設けて
いる。こうすると、重合させた際に凸部が凹部に嵌合し
て、収容部がスライド方向と垂直方向にがたつかなくな
くなり、重合時の基板ケースの剛性を高めることができ
る。
【0020】請求項5に記載の本発明では、回路基板の
備えるコネクタを露出させるために、コネクタよりも大
きなコネクタ窓を収容部に形成している。そしてこのコ
ネクタ窓とコネクタの間に生じる隙間を埋めるコネクタ
カバーが収容部に着脱自在に設けられている。
【0021】このような基板ケースによれば、コネクタ
カバーを交換することにより様々な形状、数のコネクタ
に対応できる。また隙間が塞がれているので、不正な部
品が基板に取り付けられる心配がない。請求項6に記載
の本発明では、取付部が、回路基板をねじで固定するた
めに収容部に形成されたボスであり、コネクタカバー
が、このボスに外嵌するものとされている。
【0022】こうすると、コネクタカバーを収容部に取
り付けるための特別な構成が不要となる。また、回路基
板の位置がボスによって決められ、コネクタは回路基板
に対して一定の位置に設けられるので、コネクタとコネ
クタカバーの位置決めも可能となる。
【0023】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず、図1は本発明を適用した基板ケース1が設け
られたパチンコ機の裏面を示す説明図である。基板ケー
ス1は本図に示す様に、パチンコ機の裏面の略中央に取
り付けられており、画像制御基板3、賞球制御基板5等
とコネクタ群7を介して結線される。
【0024】図2に基板ケース1の斜視図を示す。基板
ケース1は、パチンコ機に直接取り付けられるベース部
9と、ベース部9に重合される収容部11とを備えてい
る。収容部11は無蓋箱状の透明の合成樹脂にて形成さ
れており、内部に回路基板が収納されている。そして本
図に示すベース部9に重合された状態で、ピン13がピ
ン挿入口15に入れられることにより封止される。ピン
挿入口15は4個用意されており、これによりパチンコ
機の出荷時を含めて計4回封止が可能にされている。2
回目以降の封止を行なうためのピン17は、収容部11
に取り付けられている。
【0025】収容部11に回路基板21を取り付ける様
子を図3〜5に示す。まず図3に示すように、収容部1
1には破線で示すボス23a、23bが内部に設けられ
ており、ここに回路基板21を介してねじ25を螺合さ
せることにより回路基板21を固定する。この際、回路
基板21は電子部品群27が設けられた側の面が収容部
11内を向くように固定される。なお、回路基板21を
ボス23a、23bにあてがうに先んじて、コネクタカ
バー29が収容部11に取り付けられる。コネクタカバ
ー29は、コネクタ群7の各コネクタの形状に対応した
穴32が形成された枠状部材であり、回路基板21を収
容部11に固定すると、コネクタ群7が穴32を介して
収容部11から露出される。一方、収容部11にはコネ
クタ群7を露出させるために、コネクタ窓33が形成さ
れている。これについて図4に示す。
【0026】図4はコネクタカバー29を収容部11に
取り付ける様子を図3とは逆方向から見た斜視図であ
る。コネクタ窓33は、コネクタカバー29の穴32よ
りも大きく、また、コネクタ群7を成すコネクタの内の
幾つかはまとめて、1つのコネクタ窓33から露出され
る。これは、収容部11に回路基板21とはコネクタの
形状や数が異なる回路基板を収容する場合に対応するた
めである。反面、これによりコネクタカバー29を用い
ることなく回路基板21などを収容部11に取り付ける
と、コネクタとコネクタ窓33との間に隙間があいてし
まう。コネクタカバー29はこの隙間を埋めて、回路基
板21などに不正な部品が取り付けられないようにす
る。なお、コネクタカバー29は、その両端付近に形成
されたボス23aとほぼ同径の穴35をボス23aに嵌
めこむことにより収容部11に着脱自在に取り付けられ
る。従って、コネクタカバー29を交換するだけで、回
路基板21以外の回路基板に対応できる。
【0027】回路基板21を収容部11に取り付ける様
子を図5(a)に示す。図5(a)は、この様子を図4
と同方向から見た斜視図である。コネクタカバー29を
収容部11に取り付けた後、回路基板21を、電子部品
群27が実装された側を収容部11の底面37に向けて
載置し、ねじ25で固定する。この様子を示したのが図
5(b)である。本図に示す様に、収容部11に取り付
けられた回路基板21は、収容部11の端面(本図にお
ける最上面)よりも収容部11の内側に位置される。
【0028】収容部11の、コネクタ窓33(図4参
照)側の周壁39には切欠状の凹部42が形成されてい
る。また、周壁39と対向する周壁の内側には長方形の
穴状の凹部43が形成されている。なお、回路基板21
は、スルーホールを用いて電子部品群27やコネクタ群
7が実装された基板であり、図5(a)、図5(b)に
示された面は半田や電極が露出しているが、何れの図面
でもこれらを省略している。
【0029】収容部11をベース部9に重合(以下、単
に重合とも言う)させる様子について図6に示す。図6
(a)は重合させる前の状態、図6(b)は重合させた
状態を示す図で、いずれも図2におけるA−A′断面に
て表している。なお、本図では、重合に特に重要な構成
のみを示しており、ボス23a、23bや回路基板21
は省略している。
【0030】ベース部9の本図の手前側の周壁45およ
び図示しない向こう側の周壁には、4つの凸片47がそ
れぞれ形成されている。一方、周壁45に対応する収容
部11側の周壁49(図5参照)の内側には、凸片47
に係止する4つの係止片51、および係止前の段階で凸
片47に当接して重合操作途中における収容部11の位
置決めを行なう3つのガイド部53が設けられている。
なお、本図の最も左の凸片47に対応するガイド部は、
周壁39の下面39aがその代わりを果たす。
【0031】収容部11をベース部9に重合させるに
は、収容部11を図6(a)に示すような位置、すなわ
ち、4つの凸片47の上にガイド部53または下面39
aが位置するようにする。このとき、収容部11、ベー
ス部9の長手方向(本図において紙面に垂直な方向)の
位置も整合させる。この位置から収容部11を本図にお
いて下降させ、凸片47をガイド部53(または下面3
9a)に当接させる。この状態から収容部11を本図の
左方へスライドさせる。すると係止片51が凸片47の
下側に係止して、収容部11がベース部9から離れない
ようになる。なお、ベース部9の、本図において左側の
周壁55には、当接部57が突設されている。
【0032】なお、以上説明した操作を逆に行なうと収
容部11をベース部9から離れさせることができる。封
止を行なうためには前述のピン13またはピン17をピ
ン挿入口15に差し込む。これについて図7、8を用い
て説明する。図7は、収容部11がベース部9に重合さ
れていない様子を示す斜視図である。ピン挿入口15の
各貫通穴は、その周囲が壁状に盛り上げられている。一
方、ベース部9側には、ピン挿入口15の貫通穴に整合
する位置に長方形の穴59が形成された封止用ベース6
1が取り付けられている。封止用ベース61の穴59は
貫通穴であるが、封止用ベース61がベース部9に取り
付けられることにより底のあるものとなる。
【0033】ピン13(ピン17も同様)は略兀字型を
しており、ピン挿入口15の貫通穴に押し込むと、その
二股になった部分が弾性変形して封止用ベース61に入
り込み、収容部11をベース部9に対してスライド困難
な状態にする。この様子を図8(a)に示す。図8
(a)はピン13を差し込んだピン挿入口15を図2の
B−B′で断面にした図である。本図に示す様に、穴5
9はその途中に段が形成されており、ピン13の鉤部6
3がここに係止する。またこのとき、前述した壁状に盛
り上げられた部分65が、ピン13の頂部67を包囲す
る。そして、穴59の底は、ベース部9によって塞がれ
るため、この状態のピン13を抜き取るのは極めて困難
である。
【0034】なお、正規に封止を解く際には、壁状の部
分65をニッパなどで切り落し、更にピン13を切断し
て抜き取る。この際、収容部11の上面に封止を解いた
日付などを記載し、封止の履歴を残す。このようにピン
13および壁状部分65を破壊しない限り、基板ケース
1の封止を解くのは困難である。なお、基板ケース1の
再封止をする際には、ピン17をピン挿入口15の別の
貫通穴に差し込む。1回の封止に用いるピン17は1本
としておけば、最高4回封止を行なうことができ、また
破壊された壁状部分65の数から封止が解かれた回数を
知ることができる。
【0035】封止用ベース61は、ねじ69でベース部
9に内側から固定されている。従って、封止用ベース6
1を取り外すのは封止が解かれた後でないと無理であ
る。ピン13、17と、ピン挿入口15と、封止用ベー
ス61、ベース部9が本発明の封止部に相当する。な
お、符号71は重合時に凹部43(図5参照)に嵌合す
る凸部、符号73は重合時に凹部42(図5参照)に嵌
合する凸部、符号75は重合時に図示されていない凹部
に嵌合する凸部である。これらにより、重合時に収容部
11がベース部9に対してがたつくことがなく、基板ケ
ース1の剛性を高く保つことができる。
【0036】図2のC−C′断面を図9に示す。本図に
示す様に、重合させた際に、ベース部9に設けられた当
接部57が、ベース部9・収容部11の接合部分を覆う
ため、ベース部9・収容部11間に隙間があかない。な
お、当接部57と略同様の作用をする当接部77が収容
部11に設けられており、こちら側から工具などを収容
部11内に差し込むことも不可能である。
【0037】また回路基板21は、収容部11とベース
部9の境目よりも上側に位置している。しかも本図には
示されていない電子部品群27が、収容部11の内側に
実装されているため、周壁45の方向などから万が一、
工具などを差し込んでも、回路基板21に実装されたR
OMなどを交換するのは不可能である。なお、電子部品
群27が、収容部11の内側に実装され、且つ収容部1
1が透明の部材で形成されていることにより、開封をす
ることなく、収容部11の外側から底面37を通して電
子部品群27を見ることができる。
【0038】以上、本発明を適用した実施例として、基
板ケース1について説明してきたが、本発明はこうした
実施例に何等限定されるものではなく様々な態様で実施
しうる。例えば、基板ケース1では、当接部57をベー
ス部9に設け、収容部11の周壁39の外側に当接する
ようにしたが、これを逆にしても良い。すなわち収容部
11に当接部を設け、これがベース部9の周壁55の内
側に当接するようにする。このようにしてもベース部9
・収容部11間に隙間があかないようにすることができ
る。また、凸部73に相当するものを収容部11に、凹
部42に相当するものをベース部9に形成しても良い。
【0039】回路基板21を収容部11に取り付けるに
際し、ねじ25やボス23a、23b以外の構成を用い
て固定しても良い。また、回路基板21はスルーホール
を用いて電子部品群27やコネクタ群7を実装した基板
であったが、これらを表面実装した基板にしても良い。
【0040】基板ケース1では封止をピン13、ピン挿
入口15、封止用ベース61等を用いて行なったが、こ
れら以外の構成を用いて行なっても良い。その場合に
も、基板ケース1で採用した封止部の態様と同様、封止
が解かれたことやその回数が容易に分かる態様であるこ
とが望ましい。
【0041】また、基板ケース1はパチンコ機用として
例示したが、パチンコ機以外の遊技機に適用しても構わ
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した基板ケース1が設けられた
パチンコ機の裏面を示す説明図である。
【図2】 基板ケース1の斜視図である。
【図3】 基板ケース1の収容部11に回路基板21が
取り付けられる様子を示す斜視図である。
【図4】 コネクタカバー29が収容部11に取り付け
られる様子を示す説明図である。
【図5】 収容部11に回路基板21が取り付けられる
様子をベース部9側から見た斜視図である。
【図6】 収容部11がベース部9に重合される様子を
示す説明図である。
【図7】 基板ケース1にて行なわれる封止の説明図で
ある。
【図8】 図2のB−B′断面図である。
【図9】 図2のC−C′断面図である。
【符号の説明】
1…基板ケース 7…コネクタ群 9…ベース部 11…収容部 13、17…ピン 15…ピン挿入口 21…回路基板 23a、23b…ボス 25、69…ねじ 27…電子部品群 29…コネクタカバー 32、35…穴 33…コネクタ窓 39、45、49、55…周壁 39a…下面 42、43…凹部 47…凸片 51…係止片 53…ガイド部 57、77…当接部 59…穴 61…封止用ベース 63…鉤部 65…壁状部分 67…頂部 71、73、75…凸部
【手続補正書】
【提出日】平成13年6月13日(2001.6.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 遊技機の基板ケース
【特許請求の範囲】
【請求項】 請求項1ないし請求項6のいずれかに
載の遊技機の基板ケースにおいて、 前記回路基板は、当該基板ケース外の電気装置と当該回
路基板とを接続するためのコネクタを備えたものであ
り、 前記収容部は、該コネクタを当該収容部から露出させる
ために該コネクタよりも大きく形成されたコネクタ窓を
備えたものであり、 該コネクタ窓と前記コネクタの間に生じる隙間を埋める
枠状部材であって、前記収容部に着脱自在にされたコネ
クタカバーを備えたことを特徴とする遊技機の基板ケー
ス。
【請求項】 請求項に記載の遊技機の基板ケースに
おいて、 前記取付部が、 前記回路基板をねじで固定するために前記収容部に形成
されたボスであり、 前記コネクタカバーが、 前記ボスに外嵌されることにより前記収容部に着脱自在
にされているものであることを特徴とする遊技機の基板
ケース。
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技機の制御用R
OM等が実装された回路基板を収納するための基板ケー
スに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機においては、裏面側に、遊
技の制御を行なう回路基板を収容した基板ケースが設け
られている。パチンコ機の場合、回路基板には遊技制御
を行なう主制御装置や球払出装置を制御する払出制御装
置などの制御回路を成すICや抵抗等の各種電子部品が
実装されており、基板ケースはこの回路基板を外部から
保護する役割をしている。
【0003】近年、このようなパチンコ機が設置された
パチンコホールにて、記憶されたプログラムに従い大当
たり等を判定している主制御装置のROMを不正に交換
する行為が行なわれている。そこで、この基板ケースに
封止部を設け、不正に開封されることを防止する技術が
開示されている。具体的には、基板ケースのベース部
(パチンコ機に取り付けられる側の部材)に各種電子部
品が実装された基板をボルト締めし、収容部にて覆い、
封止部にて封止する構造を採っている。
【0004】パチンコ機の基板ケースは製造後にこの封
止部を用いて一旦封止するが、警察などの機関によって
開封されることがあるため、複数回開封可能となってい
る。例えば、封止部として、ベース部および収容部の縁
に夫々複数個のボスを設け、ベース部を収容部で覆うと
両者のボスの位置が整合するようにしておく。こうして
位置が整合したボスの内の1〜2個を、ワンウェイねじ
等を用いて固定する。こうすると、開封をするにはボス
を基板ケースから切断するしかない。予め封止に用いる
ボスの数を定めておけば、以前に何回開封がされたかを
切断されたボスの数から知ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、封止部を切断することなく基板上のR
OMが交換されることがある。この手口としては例え
ば、ベース部と収容部の隙間からドライバーなどの工具
類を差し込み、基板上のROMを交換するというものが
ある。ROMは、回路基板上に実装されたソケットに差
し込まれていることが多いので、こうした交換が行なわ
れてしまう(なお、このようにROMがソケットを介し
て回路基板に実装されている場合も、単に「ROMが回
路基板に実装されている」と呼ぶことにする)。こうし
た不正が行なわれると、ボスの数からは不正の発生が分
からないので発見が遅れ、パチンコホール側が損害を被
ってしまう。
【0006】本発明はかかる課題に鑑みなされたもの
で、封止部を破壊することなく電子部品が交換されるの
を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めになされた本発明の請求項1に記載の遊技機の基板ケ
ースは、遊技機の制御を行なうための電子部品が片面に
実装された回路基板を収容する遊技機の基板ケースにお
いて、前記遊技機に取り付けられる略板状のベース部
、略無蓋箱状の部材であって、その開口部が前記ベー
ス部で塞がれることにより前記回路基板を収容する空間
を創出する収容部と、前記回路基板を、前記開口部より
内側に、且つ前記片面を前記収容部の底面に向けて取り
付けるための取付部と、前記回路基板が取り付けられた
前記収容部と、前記ベース部とを重合させることによ
り、前記回路基板を収容することを備えたことを特徴と
する。
【0008】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の遊技機の基板ケースにおいて、前記収容部が、前記
ベース部に対してスライドさせることによって、該ベー
ス部に重合されるものであることを特徴とする。請求項
3に記載の本発明は、請求項2に記載の遊技機の基板ケ
ースにおいて、前記ベース部が、略長方形の板状部材で
あり、前記収容部が、略直方体状の無蓋箱状の部材であ
って、前記開口部を成す略長方形の対向する2辺に沿っ
て前記スライドされるものであり、前記収容部の前記2
辺を除く他の2辺、および重合時に該他の2辺に対向す
る前記ベース部の2辺の計4辺の少なくとも1辺から重
合方向に突設された凸条であって、該重合時には前記収
容部および前記ベース部の内、当該凸条が突設されなか
った方に当接する当接部を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の本発明は、請求項3に記
載の遊技機の基板ケースにおいて、前記当接部および該
当接部に当接される面の内、一方には凸部を設け、他方
には重合時に該凸部に嵌合する凹部を設けたことを特徴
とする。請求項5に記載の本発明は、請求項1ないし請
求項4のいずれかに記載の遊技機の基板ケースにおい
て、前記ベース部と、該ベース部に重合された状態の前
記収容部とを互いに離脱困難にする封止部を備えたこと
を特徴とする
【0010】請求項6に記載の本発明は、遊技機の制御
を行なうための電子部品が片面に実装された回路基板を
収容する遊技機の基板ケースにおいて、前記遊技機に取
り付けられるベース部と、略無蓋箱状の部材であって、
その開口部が前記ベース部で塞がれることにより前記回
路基板を収容する空間を創出する収容部と、前記回路基
板を取り付けるための取付部とを備え、前記取付部が前
記収容部の内部に設けられていることを特徴とする遊技
機の基板ケース。
【0011】請求項に記載の本発明は、請求項1ない
し請求項6のいずれかに記載の遊技機の基板ケースにお
いて、前記回路基板は、当該基板ケース外の電気装置と
当該回路基板とを接続するためのコネクタを備えたもの
であり、前記収容部は、該コネクタを当該収容部から露
出させるために該コネクタよりも大きく形成されたコネ
クタ窓を備えたものであり、該コネクタ窓と前記コネク
タの間に生じる隙間を埋める枠状部材であって、前記収
容部に着脱自在にされたコネクタカバーを備えたことを
特徴とする。
【0012】請求項に記載の本発明は、請求項に記
載の遊技機の基板ケースにおいて、前記取付部が、前記
回路基板をねじで固定するために前記収容部に形成され
たボスであり、前記コネクタカバーが、前記ボスに外嵌
されることにより前記収容部に着脱自在にされているも
のであることを特徴とする。
【0013】請求項9に記載の本発明の遊技機の基板ケ
ースは、遊技機の制御を行なうための電子部品が片面に
実装された回路基板を収容する遊技機の基板ケースにお
いて、前記遊技機に取り付けられるベース部と、略無蓋
箱状の部材であって、その開口部が前記ベース部で塞が
れることにより前記回路基板を収容する空間を創出する
収容部と、前記回路基板を取り付けるための取付部とを
備え、前記回路基板は、当該基板ケース外の電気装置と
当該回路基板とを接続するためのコネクタを備えたもの
であり、前記収容部は、該コネクタを当該収容部から露
出させるために該コネクタよりも大きく形成されたコネ
クタ窓を備えたものであり、該コネクタ窓と前記コネク
タの間に生じる隙間を埋める枠状部材であって、前記収
容部に着脱自在にされたコネクタカバーを備えたことを
特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の遊技機の基板ケ
ース(以下、基板ケースとも言う)では、回路基板が取
り付けられた収容部とベース部とを重合させることによ
り回路基板を収容する。ベース部は、遊技機に取り付け
られる略板状部材であり、従来の基板ケースでは回路基
板はこちらに取り付けられていた。これを本発明の基板
ケースでは、無蓋箱状の収容部側に取り付けている。し
かもこの取り付けに用いられる取付部は、回路基板を、
その電子部品が実装されている側の面を収容部の底面に
向け、収容部の開口部より内側に位置させる。
【0015】このようにして回路基板が取り付けられた
収容部をベース部に重合すると、回路基板は、収容部・
ベース部の境目よりも収容部側に位置する。しかも、R
OMなどの電子部品が実装された面が収容部の底面側、
つまり内側を向いているため、たとえ収容部とベース部
との間に隙間があって、ここから工具を差し込んでも電
子部品を交換することができない
【0016】従って、請求項1に記載の基板ケースによ
れば、破壊することなく電子部品が交換されるのを防止
することができる。請求項2に記載の本発明では、収容
部を、ベース部に対してスライドさせることによって、
ベース部に重合されるものとした
【0017】請求項1に記載の本発明に反し、回路基板
をベース部に取り付け、これに対して収容部をスライド
するように構成すると、コネクタが設けられた部分など
の回路基板の一部を常に露出する必要がある。例えば、
特開平10−290867号公報に記載された技術は、
上蓋部材26をスライドさせて封止を行なうが、コネク
タ部30が設けられた接続領域31が露出されている。
こうすると、露出された接続領域31に不正な部品が取
り付けられる心配がある。また、スライド式にすること
により、収容部とベース部との間に隙間があきにくくな
る反面、回路基板の露出された部分と収容部によって覆
われる部分との境に新たな隙間があく可能性がある。こ
れを防ぐため、露出される部分を覆う構成や、前記境を
仕切る構成が必要となる。前述の公報では、境を仕切る
構成として補助壁41が設けられている。
【0018】この点、本発明では回路基板が収容部側に
設けられているので、スライドに影響されることなく回
路基板の略全体を覆うことができる。請求項3に記載の
本発明では、ベース部が、略長方形の板状部材であり、
収容部が、略直方体状の無蓋箱状の部材であって、開口
部を成す略長方形の対向する2辺に沿ってスライドされ
るものとされている。
【0019】そして収容部の前記2辺を除く他の2辺、
および重合時に他の2辺に対向するベース部の2辺の計
4辺の少なくとも1辺に当接部が設けられている。当接
部は、その1辺から重合方向に突設された凸条であっ
て、重合時には、ベース部、収容部の内、その当接部が
突設されなかった方の側面(外側の側面か内側の側面か
は、ベース部、収容部のどちらに当接部を設けるか、お
よびスライド方向によって決まる)に当接するようにさ
れている。
【0020】こうすると重合時には、ベース部、収容部
のスライド方向に垂直な方向の辺の少なくとも一方の境
目には当接部が存在することになるので、たとえここに
隙間が存在していても、これを当接部が塞ぐ。従って、
この箇所から工具などを差し込むことができない。ま
た、当接部が、その当接部が突設されなかった方の側面
に当接するので、重合する際の位置決めをすることもで
きる。
【0021】請求項4に記載の本発明では、当接部およ
びこの当接部に当接される面の内、一方には凸部を設
け、他方には重合時にその凸部に嵌合する凹部を設けて
いる。こうすると、重合させた際に凸部が凹部に嵌合し
て、収容部がスライド方向と垂直方向にがたつかなくな
り、重合時の基板ケースの剛性を高めることができる。
【0022】請求項5に記載の本発明では、ベース部
と、収容部との重合状態は、封止部によって離脱困難に
封止される。従って、請求項5に記載の基板ケースによ
れば、破壊することなく電子部品が交換されるのを防止
することができる。
【0023】請求項6に記載の本発明では、回路基板を
取り付けるための取付部は、収容部の内部に設けられて
いる。従って、収容部の開口部がベース部で塞がれる
と、取付部は、ベース部で塞がれた収容部の内部に位置
することになる。
【0024】請求項に記載の本発明では、回路基板の
備えるコネクタを露出させるために、コネクタよりも大
きなコネクタ窓を収容部に形成している。そしてこのコ
ネクタ窓とコネクタの間に生じる隙間を埋めるコネクタ
カバーが収容部に着脱自在に設けられている。
【0025】このような基板ケースによれば、コネクタ
カバーを交換することにより様々な形状、数のコネクタ
に対応できる。また隙間が塞がれているので、不正な部
品が基板に取り付けられる心配がない。請求項に記載
の本発明では、取付部が、回路基板をねじで固定するた
めに収容部に形成されたボスであり、コネクタカバー
が、このボスに外嵌するものとされている。
【0026】こうすると、コネクタカバーを収容部に取
り付けるための特別な構成が不要となる。また、回路基
板の位置がボスによって決められ、コネクタは回路基板
に対して一定の位置に設けられるので、コネクタとコネ
クタカバーの位置決めも可能となる。
【0027】請求項9に記載の本発明では、回路基板の
備えるコネクタを露出させるために、コネクタよりも大
きなコネクタ窓を収容部に形成している。そしてこのコ
ネクタ窓とコネクタの間に生じる隙間を埋めるコネクタ
カバーが収容部に着脱自在に設けられている。
【0028】このような基板ケースによれば、コネクタ
カバーを交換することにより様々な形状、数のコネクタ
に対応できる。また隙間が塞がれているので、不正な部
品が基板に取り付けられる心配がない。
【0029】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず、図1は本発明を適用した基板ケース1が設け
られたパチンコ機の裏面を示す説明図である。基板ケー
ス1は本図に示す様に、パチンコ機の裏面の略中央に取
り付けられており、画像制御基板3、賞球制御基板5等
とコネクタ群7を介して結線される。
【0030】図2に基板ケース1の斜視図を示す。基板
ケース1は、パチンコ機に直接取り付けられるベース部
9と、ベース部9に重合される収容部11とを備えてい
る。収容部11は無蓋箱状の透明の合成樹脂にて形成さ
れており、内部に回路基板が収納されている。そして本
図に示すベース部9に重合された状態で、ピン13がピ
ン挿入口15に入れられることにより封止される。ピン
挿入口15は4個用意されており、これによりパチンコ
機の出荷時を含めて計4回封止が可能にされている。2
回目以降の封止を行なうためのピン17は、収容部11
に取り付けられている。
【0031】収容部11に回路基板21を取り付ける様
子を図3〜5に示す。まず図3に示すように、収容部1
1には破線で示すボス23a、23bが内部に設けられ
ており、ここに回路基板21を介してねじ25を螺合さ
せることにより回路基板21を固定する。この際、回路
基板21は電子部品群27が設けられた側の面が収容部
11内を向くように固定される。なお、回路基板21を
ボス23a、23bにあてがうに先んじて、コネクタカ
バー29が収容部11に取り付けられる。コネクタカバ
ー29は、コネクタ群7の各コネクタの形状に対応した
穴32が形成された枠状部材であり、回路基板21を収
容部11に固定すると、コネクタ群7が穴32を介して
収容部11から露出される。一方、収容部11にはコネ
クタ群7を露出させるために、コネクタ窓33が形成さ
れている。これについて図4に示す。
【0032】図4はコネクタカバー29を収容部11に
取り付ける様子を図3とは逆方向から見た斜視図であ
る。コネクタ窓33は、コネクタカバー29の穴32よ
りも大きく、また、コネクタ群7を成すコネクタの内の
幾つかはまとめて、1つのコネクタ窓33から露出され
る。これは、収容部11に回路基板21とはコネクタの
形状や数が異なる回路基板を収容する場合に対応するた
めである。反面、これによりコネクタカバー29を用い
ることなく回路基板21などを収容部11に取り付ける
と、コネクタとコネクタ窓33との間に隙間があいてし
まう。コネクタカバー29はこの隙間を埋めて、回路基
板21などに不正な部品が取り付けられないようにす
る。なお、コネクタカバー29は、その両端付近に形成
されたボス23aとほぼ同径の穴35をボス23aに嵌
めこむことにより収容部11に着脱自在に取り付けられ
る。従って、コネクタカバー29を交換するだけで、回
路基板21以外の回路基板に対応できる。
【0033】回路基板21を収容部11に取り付ける様
子を図5(a)に示す。図5(a)は、この様子を図4
と同方向から見た斜視図である。コネクタカバー29を
収容部11に取り付けた後、回路基板21を、電子部品
群27が実装された側を収容部11の底面37に向けて
載置し、ねじ25で固定する。この様子を示したのが図
5(b)である。本図に示す様に、収容部11に取り付
けられた回路基板21は、収容部11の端面(本図にお
ける最上面)よりも収容部11の内側に位置される。
【0034】収容部11の、コネクタ窓33(図4参
照)側の周壁39には切欠状の凹部42が形成されてい
る。また、周壁39と対向する周壁の内側には長方形の
穴状の凹部43が形成されている。なお、回路基板21
は、スルーホールを用いて電子部品群27やコネクタ群
7が実装された基板であり、図5(a)、図5(b)に
示された面は半田や電極が露出しているが、何れの図面
でもこれらを省略している。
【0035】収容部11をベース部9に重合(以下、単
に重合とも言う)させる様子について図6に示す。図6
(a)は重合させる前の状態、図6(b)は重合させた
状態を示す図で、いずれも図2におけるA−A′断面に
て表している。なお、本図では、重合に特に重要な構成
のみを示しており、ボス23a、23bや回路基板21
は省略している。
【0036】ベース部9の本図の手前側の周壁45およ
び図示しない向こう側の周壁には、4つの凸片47がそ
れぞれ形成されている。一方、周壁45に対応する収容
部11側の周壁49(図5参照)の内側には、凸片47
に係止する4つの係止片51、および係止前の段階で凸
片47に当接して重合操作途中における収容部11の位
置決めを行なう3つのガイド部53が設けられている。
なお、本図の最も左の凸片47に対応するガイド部は、
周壁39の下面39aがその代わりを果たす。
【0037】収容部11をベース部9に重合させるに
は、収容部11を図6(a)に示すような位置、すなわ
ち、4つの凸片47の上にガイド部53または下面39
aが位置するようにする。このとき、収容部11、ベー
ス部9の長手方向(本図において紙面に垂直な方向)の
位置も整合させる。この位置から収容部11を本図にお
いて下降させ、凸片47をガイド部53(または下面3
9a)に当接させる。この状態から収容部11を本図の
左方へスライドさせる。すると係止片51が凸片47の
下側に係止して、収容部11がベース部9から離れない
ようになる。なお、ベース部9の、本図において左側の
周壁55には、当接部57が突設されている。
【0038】なお、以上説明した操作を逆に行なうと収
容部11をベース部9から離れさせることができる。封
止を行なうためには前述のピン13またはピン17をピ
ン挿入口15に差し込む。これについて図7、8を用い
て説明する。図7は、収容部11がベース部9に重合さ
れていない様子を示す斜視図である。ピン挿入口15の
各貫通穴は、その周囲が壁状に盛り上げられている。一
方、ベース部9側には、ピン挿入口15の貫通穴に整合
する位置に長方形の穴59が形成された封止用ベース6
1が取り付けられている。封止用ベース61の穴59は
貫通穴であるが、封止用ベース61がベース部9に取り
付けられることにより底のあるものとなる。
【0039】ピン13(ピン17も同様)は略兀字型を
しており、ピン挿入口15の貫通穴に押し込むと、その
二股になった部分が弾性変形して封止用ベース61に入
り込み、収容部11をベース部9に対してスライド困難
な状態にする。この様子を図8(a)に示す。図8
(a)はピン13を差し込んだピン挿入口15を図2の
B−B′で断面にした図である。本図に示す様に、穴5
9はその途中に段が形成されており、ピン13の鉤部6
3がここに係止する。またこのとき、前述した壁状に盛
り上げられた部分65が、ピン13の頂部67を包囲す
る。そして、穴59の底は、ベース部9によって塞がれ
るため、この状態のピン13を抜き取るのは極めて困難
である。
【0040】なお、正規に封止を解く際には、壁状の部
分65をニッパなどで切り落し、更にピン13を切断し
て抜き取る。この際、収容部11の上面に封止を解いた
日付などを記載し、封止の履歴を残す。このようにピン
13および壁状部分65を破壊しない限り、基板ケース
1の封止を解くのは困難である。なお、基板ケース1の
再封止をする際には、ピン17をピン挿入口15の別の
貫通穴に差し込む。1回の封止に用いるピン17は1本
としておけば、最高4回封止を行なうことができ、また
破壊された壁状部分65の数から封止が解かれた回数を
知ることができる。
【0041】封止用ベース61は、ねじ69でベース部
9に内側から固定されている。従って、封止用ベース6
1を取り外すのは封止が解かれた後でないと無理であ
る。ピン13、17と、ピン挿入口15と、封止用ベー
ス61、ベース部9が本発明の封止部に相当する。な
お、符号71は重合時に凹部43(図5参照)に嵌合す
る凸部、符号73は重合時に凹部42(図5参照)に嵌
合する凸部、符号75は重合時に図示されていない凹部
に嵌合する凸部である。これらにより、重合時に収容部
11がベース部9に対してがたつくことがなく、基板ケ
ース1の剛性を高く保つことができる。
【0042】図2のC−C′断面を図9に示す。本図に
示す様に、重合させた際に、ベース部9に設けられた当
接部57が、ベース部9・収容部11の接合部分を覆う
ため、ベース部9・収容部11間に隙間があかない。な
お、当接部57と略同様の作用をする当接部77が収容
部11に設けられており、こちら側から工具などを収容
部11内に差し込むことも不可能である。
【0043】また回路基板21は、収容部11とベース
部9の境目よりも上側に位置している。しかも本図には
示されていない電子部品群27が、収容部11の内側に
実装されているため、周壁45の方向などから万が一、
工具などを差し込んでも、回路基板21に実装されたR
OMなどを交換するのは不可能である。なお、電子部品
群27が、収容部11の内側に実装され、且つ収容部1
1が透明の部材で形成されていることにより、開封をす
ることなく、収容部11の外側から底面37を通して電
子部品群27を見ることができる。
【0044】以上、本発明を適用した実施例として、基
板ケース1について説明してきたが、本発明はこうした
実施例に何等限定されるものではなく様々な態様で実施
しうる。例えば、基板ケース1では、当接部57をベー
ス部9に設け、収容部11の周壁39の外側に当接する
ようにしたが、これを逆にしても良い。すなわち収容部
11に当接部を設け、これがベース部9の周壁55の内
側に当接するようにする。このようにしてもベース部9
・収容部11間に隙間があかないようにすることができ
る。また、凸部73に相当するものを収容部11に、凹
部42に相当するものをベース部9に形成しても良い。
【0045】回路基板21を収容部11に取り付けるに
際し、ねじ25やボス23a、23b以外の構成を用い
て固定しても良い。また、回路基板21はスルーホール
を用いて電子部品群27やコネクタ群7を実装した基板
であったが、これらを表面実装した基板にしても良い。
【0046】基板ケース1では封止をピン13、ピン挿
入口15、封止用ベース61等を用いて行なったが、こ
れら以外の構成を用いて行なっても良い。その場合に
も、基板ケース1で採用した封止部の態様と同様、封止
が解かれたことやその回数が容易に分かる態様であるこ
とが望ましい。
【0047】また、基板ケース1はパチンコ機用として
例示したが、パチンコ機以外の遊技機に適用しても構わ
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した基板ケース1が設けられた
パチンコ機の裏面を示す説明図である。
【図2】 基板ケース1の斜視図である。
【図3】 基板ケース1の収容部11に回路基板21が
取り付けられる様子を示す斜視図である。
【図4】 コネクタカバー29が収容部11に取り付け
られる様子を示す説明図である。
【図5】 収容部11に回路基板21が取り付けられる
様子をベース部9側から見た斜視図である。
【図6】 収容部11がベース部9に重合される様子を
示す説明図である。
【図7】 基板ケース1にて行なわれる封止の説明図で
ある。
【図8】 図2のB−B′断面図である。
【図9】 図2のC−C′断面図である。
【符号の説明】 1…基板ケース 7…コネクタ群 9…ベース部 11…収容部 13、17…ピン 15…ピン挿入口 21…回路基板 23a、23b…ボス 25、69…ねじ 27…電子部品群 29…コネクタカバー 32、35…穴 33…コネクタ窓 39、45、49、55…周壁 39a…下面 42、43…凹部 47…凸片 51…係止片 53…ガイド部 57、77…当接部 59…穴 61…封止用ベース 63…鉤部 65…壁状部分 67…頂部 71、73、75…凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田結 誠 東京都中野区新井4丁目4番3号 (72)発明者 竹内 英勝 愛知県春日井市東野町西二丁目14番地の15 (72)発明者 足立 義一 愛知県名古屋市名東区極楽1丁目15番地の 7 (72)発明者 小栗 徹也 愛知県名古屋市名東区極楽2丁目234番地 クレスト極楽105 Fターム(参考) 2C088 BC37 BC47 EA10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技機の制御を行なうための電子部品が
    片面に実装された回路基板を収容する遊技機の基板ケー
    スにおいて、 前記遊技機に取り付けられる略板状のベース部と、 略無蓋箱状の部材であって、その開口部が前記ベース部
    で塞がれることにより前記回路基板を収容する空間を創
    出する収容部と、 前記回路基板を、前記開口部より内側に、且つ前記片面
    を前記収容部の底面に向けて取り付けるための取付部
    と、 前記ベース部と、該ベース部に重合された状態の前記収
    容部とを互いに離脱困難にする封止部とを備えたことを
    特徴とする遊技機の基板ケース。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の遊技機の基板ケースに
    おいて、 前記収容部が、前記ベース部に対してスライドさせるこ
    とによって、該ベース部に重合されるものであって、 前記封止部が、前記ベース部に重合された状態の前記収
    容部をスライド不可能にするものであることを特徴とす
    る遊技機の基板ケース。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の遊技機の基板ケースに
    おいて、 前記ベース部が、略長方形の板状部材であり、 前記収容部が、略直方体状の無蓋箱状の部材であって、
    前記開口部を成す略長方形の対向する2辺に沿って前記
    スライドされるものであり、 前記収容部の前記2辺を除く他の2辺、および重合時に
    該他の2辺に対向する前記ベース部の2辺の計4辺の少
    なくとも1辺から重合方向に突設された凸条であって、
    該重合時には前記収容部および前記ベース部の内、当該
    凸条が突設されなかった方に当接する当接部を備えたこ
    とを特徴とする遊技機の基板ケース。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の遊技機の基板ケースに
    おいて、 前記当接部および該当接部に当接される面の内、一方に
    は凸部を設け、他方には重合時に該凸部に嵌合する凹部
    を設けたことを特徴とする遊技機の基板ケース。
  5. 【請求項5】 請求項1から4にいずれか記載の遊技機
    の基板ケースにおいて、 前記回路基板は、当該基板ケース外の電気装置と当該回
    路基板とを接続するためのコネクタを備えたものであ
    り、 前記収容部は、該コネクタを当該収容部から露出させる
    ために該コネクタよりも大きく形成されたコネクタ窓を
    備えたものであり、 該コネクタ窓と前記コネクタの間に生じる隙間を埋める
    枠状部材であって、前記収容部に着脱自在にされたコネ
    クタカバーを備えたことを特徴とする遊技機の基板ケー
    ス。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の遊技機の基板ケースに
    おいて、 前記取付部が、 前記回路基板をねじで固定するために前記収容部に形成
    されたボスであり、 前記コネクタカバーが、 前記ボスに外嵌されることにより前記収容部に着脱自在
    にされているものであることを特徴とする遊技機の基板
    ケース。
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