JP3729221B2 - 封印構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、封印構造に関し、特に、遊技機の基板ボックスなどに適用して好適な封印構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の技術として図15に示す遊技機の基板ボックスに適用した封印紙が知られている。
同図において、基板ボックス1は略矩形皿形の上ケース2と下ケース3とを互いの開口面を合体せしめて形成され、内部に図示しない遊技機の制御を行う基板を格納している。かかる構成とした基板ボックス1には、裏面に接着剤を塗布された矩形状の封印紙4が上ケース2と下ケース3を跨ぐようにして貼着されている。
【0003】
貼着された封印紙4を剥がそうとすると破れて痕跡が残るため、封印後は基板ボックス1を開けられず、これにより基板ボックス1内の不正改造を防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の封印構造においては、箱形の基板ボックスの側壁面の合わせ面をまたぐように封印紙を貼付している。ところで、このような側壁面は比較的撓みやすい。従って、作業中などにたまたま上ケース2だけを保持していたところ、上ケース2だけがわずかに内側に撓んでしまうことがあり、このようなときに封印紙が破れてしまうことがあった。
【0005】
本発明は、上記課題をかんがみてなされたもので、作業中などに容易に破れてしまわないようにすることが可能な封印構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、開閉可能な概略矩形箱形に形成されるとともに角部近辺に封印部位を有する基板ボックスと、この角部の封印部位を封印するとともに複数面にわたって貼付される封印紙とを備え、上記封印紙は、封印箔と、当該封印箔の上記封印部位を覆う位置に形成された窓状の貫通部分に当該貫通部分よりもわずかに大きめで且つ当該封印箔よりもわずかに強度アップした塗膜部を内側に形成して成り、上記基板ボックスにおける角部に上記封印紙を貼付せしめることにより同角部を覆いつつ上記封印部位を封印することを特徴とする封印構造。
【0007】
上記のように構成した請求項1にかかる発明においては、開閉可能な矩形箱形に形成された基板ボックスには角部近辺に封印部位を有しており、封印紙をこの角部の封印部位を覆いつつ複数面にわたるように貼付せしめると、互いに隣接する面にわたって当該角部を覆って封印する。
基板ボックスは開閉部分があるとともにこれに起因して開閉不能にする封印部位を角部に有するものである。開閉構造については互いに同程度の凹面同士を備えた二部材を対面させるものでも良いし、一方の部材が全体の形状をなし、他方の部材が開口部分を塞ぐようなものでも良いし、三部材以上からなるようなものでも構わない。また、かかる基板ボックスの角部は必然的に立体的な意味での角部を意味している。
【0008】
封印部位は基板ボックスを開こうとすれば空けざるをえない部位を示しており、いわゆる二部材の合わせ面であっても良いし、ボルトで締結するためのボルト穴でもよいし、開閉操作機構を収容する開口部分などでも良い。角部の封印部位を封印するとともに複数面にわたって貼付される封印紙は、封印箔の当該封印部位を覆う位置に窓状の貫通部分が設けられ、封印箔よりわずかに強度アップした塗膜部を配置しているので、封印部位を覆う部分が簡単には破れにくい一方、塗膜部の周辺で重なり合う封印箔は破れ易く、破れやすさと強度が両立する。又、封印紙は、角部を覆いつつ封印可能な形状のものであればよい。従って、その一例としては、基片から互いに概略直交する方向に延設される第一の翼片と第二の翼片を備える形状の封印紙であってもよい。これは、いわゆる立体物の角部に概ね回り込むようにして貼付可能なものを意味しており、三つの壁面が互いに直交して形成する角部については基片からほぼ直交する方向に延設された第一の翼片と第二の翼片とによって角部を覆うことが可能となる。ここにおいて基片と第一の翼片と第二の翼片とについては、それぞれが個別なことを意味するものではなく、角部の貼付面に合わせて呼んでいるに過ぎない。例えば、円形に対して1/4の円弧を切り欠いた残りの3/4の扇型形状を想定した場合、基板ボックスの角部を覆うように貼付可能となる。この場合、明確な基片と第一の翼片と第二の翼片の区別はないが、機能面から見れば実質的にはこれらを構成しているといえる。
【0009】
むろん、このような形状以外であっても角部の複数面にわたって貼付されることにより、角部を覆うようなものであればよく、角部の三面ではなく二面にわたって覆うような形状としても良い。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、相対的に剛性の低い側壁の合わせ面などに貼付する場合と比較して、剛性の高い基板ボックスの角部に形成した封印部を封印紙が覆うようにしたため、同封印紙を破れにくくすることが可能な封印構造を提供することができる。
その上、塗膜部と封印箔とにより、封印紙の破れ易さと強度とを両立することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面にもとづいて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる封印構造が適用される基板ボックスを分解斜視図により示している。
同図において、この制御基板ボックス10は、下ケース部材20と、上ケース部材30とから構成されており、パチンコ機の遊技制御基板40を収容しつつ、同遊技制御基板40に接続された二本のフラットケーブル50を外部に導出している。
【0012】
金属製の下ケース部材20と上ケース部材30は、外形が概ね一致するとともに上面を開口した薄箱形に形成されており、両者は互いに開口面を対面させた状態で側壁21,31部分を突き合わせて合体可能となっている。下ケース部材20と上ケース部材30には放熱用のたくさんのスリットを形成してあり、また、上ケース部材30には内部を視認するための大きな開口を打ち抜いて形成してある。そして、上ケース部材30については内側から透明の樹脂板60を装着してあり、同開口を塞いでいる。なお、図示していないが同樹脂板60にも上ケース部材30に形成したスリットを形成してあることはいうまでもない。さらに、下ケース部材20については、側壁21における両短手方向の側壁21a,21bと一方の長手方向の側壁21cの端部に上ケース部材30における側壁31の内側に回り込むようにガイド壁21a1〜21c1を形成してあり、突き合わせ部分では二重に重なって隙間を生じにくくしている。
【0013】
上ケース部材30における上記ガイド壁21a1〜21c1と重なり合わない長手方向の側壁31dについては二つの凹部31d1,31d1を形成してあり、上ケース部材30と下ケース部材20とを合体したときには上記フラットケーブル50を内部から外部に向けて導出させるための連通口33,33を形成する。
この二つ並んだ凹部31d1,31d1の間と両側において下ケース部材20と上ケース部材30の側壁には係止構造70を形成してある。この係止構造70は、図2及び図3にも示すように、上ケース部材30の側壁31から帯板片を延設した係止片72,72,72と、下ケース部材20の側壁21に形成されて上記係止片72,72,72の先端が挿入されて係止するスリット71,71,71とから構成されている。係止片72の先端72aは内側方向への断面クランク形に形成されており、側壁31からの連続部分には補強のための外形長円形のしぼり72bを形成してある。また、当該係止片72における同しぼり72bを形成した部分は、下ケース部材20の側壁21の厚みに対応して一段階だけ外方に屈曲させてあり、先端72aのクランク部分は少なくとも下ケース部材20における側壁21のスリット71に対して外側から進入可能であるとともに、屈曲部分で同スリット71を貫通し、今度は側壁21の内側面に沿って下方に延設されるようになっている。図2及び図3に示すように、組付けた時に、係止片72の先端72aがクランク状に屈曲されて側壁21のスリット71に対して外から内へ入り込んで係止すると、屈曲部分がスリット71を貫通しているので下ケース部材20と上ケース部材30との離脱方向に対して抗するように作用する。
【0014】
一方、下ケース部材20の底壁22の四隅には雌ネジ24を四隅に取り付けてあるとともに、下端を雄ネジに形成するとともに上端には雌ネジを形成した取り付けステー25にて当該雌ネジ24に螺合可能となっている。この取り付けステー25は雌ネジ24上に遊技制御基板40を載置した状態でネジ止めして同遊技制御基板40を固定するとともに、上端の雌ネジで上ケース部材30をネジ止め可能となっている。
【0015】
すなわち、下ケース部材20と上ケース部材30とは係止構造にて開閉可能に組み付けられるとともに、下ケース部材20の側にネジ止め固定される取り付けステー25に対して上ケース部材30をネジ止めすることにより、合体状態で固定される。
ここにおいて、上ケース部材30におけるネジ止め部分は表面よりも凹ませた凹部34を形成してあり、当該凹部34にネジの頭部が収容されるようになっている。従って、ネジ止め後に当該凹部34を塞げば基板ボックス10は封印可能である。この意味で、基板ボックス10の上面角部には封印部位が形成されている。
【0016】
本実施形態においては、下ケース部材20と上ケース部材30とが共に一面を開口した矩形薄箱形に形成されているが、開閉可能な矩形箱形形状であればよい。従って、厚めの箱形であったり、厚めの筺体と蓋体とによって構成してもよい。ここにおいて、概略矩形箱形とするのは角部の構造を有する意味であり、この角部に封印構造を形成するものであれば、矩形形状から変形した形状としても良いなど、適宜変形可能である。
【0017】
また、それぞれ下ケース部材20と上ケース部材30は矩形の底壁22あるいは天井壁32と、その周縁から直角に延設された側壁21,31とから形成されているが、側壁部分については最終的に箱形となるようになっていればよい。従って、必ずしも両方のケースから延設されている必要はなく、一方のケースの側からのみ延設され、相手側の底壁22あるいは天井壁32の周縁に突き当てられるようになっていても構わない。むろん、突き合わせ部分において必ずしも二重になっている必要はない。
【0018】
一方、角部に形成する封印部位は、このようなネジ止め用の凹部34に限るものではない。例えば、後述する図12に示す例のように、上ケース部材30の側に切り込み35を形成しておくとともに、下ケース部材20の側には同切り込み35に入り込んで側壁面を形成する凸片26を形成するようにしてもよい。なお、角部の意義は、後述するようにして角部を覆う封印紙80を貼付できる範囲と考えればよい。
【0019】
封印紙80はいわゆる転写フィルムであり、透明のベースフィルム81の裏側に図4に示すような外形L字形の封印箔82を貼着せしめた後、粘着剤を塗布せしめて台紙84に貼り付けて構成されている。本来的な意味での封印紙としてはこの封印箔82だけでも十分であるが、強度アップなどの要求のため、封印箔82には窓状の貫通部分を形成するとともに、当該貫通部分よりもわずかに大きめな塗膜部83を内側に形成してある。すなわち、封印箔82と、これよりもわずかに強度アップしている塗膜部83とを備えている。ただし、封印箔82の強度が適当であれば、塗膜部83については省略してもよい。このような構造とすることにより、基板ボックス10の所定部分にこの封印紙80を貼り付けた後、透明のベースフィルム81を剥がすと、封印箔82と塗膜部83だけが基板ボックス10の外壁に転写される。なお、この封印箔82自体は、表面にインキで模様を塗布した薄いアクリル系のフィルムで構成されている。この封印箔82は箔状であるが故、一旦転写された後に剥がそうとすると破れ易い。従って、基板ボックス10内の制御基板の改造等の不正行為を取り締まることができる。一方、封印部位が凹部34となっているのでこの部分ではある程度の強度が必要となる。従って、塗膜部83が同凹部34を覆うようにして簡単には破れにくくしている。そして、塗膜部83を破れないようにしてはがそうとすれば周縁で重なり合っている封印箔82が容易に破れてしまい、破れやすさと強度の両立を図っている。
【0020】
ところで、ベースフィルム81は封印箔80よりも一回り大きくなっている。この余白部分は転写のためにこすりつけた後、同ベースフィルム81を剥がすときの耳になる。封印箔82とベースフィルム81が同じようなサイズであると、ベースフィルム81を剥がすときに封印箔82の角部も剥がれがちである。しかしながら、このように耳となる余白部分があるとベースフィルム81だけを容易に剥がすことができるようになる。
【0021】
また、L字形としているのは、実際の使用時に図5及び図6に示すように基板ボックス10の角部にあてがうことにより、角部の三つの壁面を覆い隠すように貼付することもできるようにするためである。この三つの壁面に対応して、当該封印紙80自体を図5に示すように基片80aと第一の翼片80b1と第二の翼片80b2と呼ぶことにする。すなわち、これらの第一の翼片80b1と第二の翼片80b2は基片80aに対して互いに概略直交する方向に延設された形状となっている。そして、基板ボックス10における角部の一面に上記封印紙80の基片80aを貼付せしめた後、第一の翼片80b1と第二の翼片80b2を互いに隣接する面に対して貼付せしめれば、必然的に同角部を覆いつつ角部に形成した封印部位を封印可能となる。
【0022】
むろん、封印部位は上ケース部材30の上面角部である必要はなく、図7に示すように側面の角部であってもよい。必要なのは封印紙80が角部を覆うときに封印部位まで覆い隠せるような位置であればよい。この意味で、封印紙80自体の形状も、図5〜図7に示すようなL字形のものに限らず、図8に示すように概略コの字形としつつ、図9に示すように各片が角部の三面に対して貼り付けられるようにすることもできる。さらには、図10に示すように概略円形であって一部を扇形に切り欠いた形状としても良い。この場合、切り欠く部分は必ずしも1/4に限られない。図11に示すように一部が重なり合うようにして貼付させるものであっても構わないからである。円形であると角部がないため、位置ずれに対する許容度が向上する。
【0023】
これまでの実施形態では角部の三つの壁面に対して貼付されるようになっているが、封印紙80としては、少なくとも角部の複数面にわたって貼付されるようなものであればよい。従って、上述したL字形の封印紙80であっても図14に示すようにして貼付することも可能である。むろん、この意味ではL字形としなければならないわけではなく、長矩形であってもよい。また、L字形などの対称形状とすることにより、向きを変えても貼付できるようになり、作業性が向上する。
【0024】
次に、上記構成からなる本実施形態の動作を説明する。
まず、下ケース部材20の内部に遊技制御基板40を収容し、これを貫通させながら四隅の雌ネジ24に対して取り付けステー25の雄ネジを螺合させる。すると、取り付けステー25の胴部部分で遊技制御基板40を雌ネジ24に対して締め付けて固定することになる。この後、フラットケーブル50を下ケース部材20における側壁21d上を通って外側に導出させ、さらに上ケース部材30を上方から被覆する。
【0025】
このとき、まず、二本のフラットケーブル50,50を三つの係止片72,72,72の間に通し、各係止片72,72,72の先端72aを下ケース部材20の側壁21dに形成したスリット71,71,71に対して外側から挿入する。クランク状とした屈曲部分がスリット71,71,71を貫通するようにして上ケース部材30を下ケース部材20の側に被せていくと、同下ケース部材20の側壁21a〜21c端部から延設されているガイド壁21a1〜21c1が上ケース部材30の側壁31a〜31cの内側に入り込み、突き合わせ部分に隙間を生じることなく上ケース部材30と下ケース部材20とが合体する。
【0026】
この後、上ケース部材30の凹部34に対してネジを挿入し、当該上ケース部材30を貫通させて上記取り付けステー25にネジ止め固定する。
次に、図5に示すようにして封印紙80の基片80aが基板ボックス10における角部の一面に対面するように位置合わせして貼付し、さらに第一の翼片80b1と第二の翼片80b2をこの角部に隣接する他の壁面に折り返すようにして貼付する。ベースフィルム81の上から擦り付けると、塗膜部83と封印箔82が基板ボックス10の外面に転写される。このとき塗膜部83が凹部34を覆うとともに、封印箔82は当該凹部34の周縁から基板ボックス10の外面にかけて貼付される。
【0027】
このような状態で、基板ボックス10を開けるために凹部34を塞いでいる塗膜部83を剥がそうとした場合、非常に薄く破れやすい周囲の封印箔82は容易に破れてしまう。従って、当該封印紙80を傷つけることなく基板ボックス10を開けることはできなくなる。
一方、封印箔80は基板ボックス10の角部に貼付されるが、このような角部は極めて剛性の高い部位である。すなわち、従来のような側壁であればわずかではあるものの撓んでしまうため、そのような突き合わせ面をまたいで封印紙を貼ろうとしても破れてしまうが、角部のような剛性の高い部位であれば撓むこともなく、破れない。従って、事故で破れてしまうようなことを防止することができる。
【0028】
なお、封印部位が凹部34でなく、図12に示すような切り込み35と凸片26の場合でも、同様にして基板ボックス10の角部を覆うようにして封印箔80を転写することにより、図13に示すように両部分を跨いで封印させることができる。
このように、矩形箱形の基板ボックス10の角部には上ケース部材30と下ケース部材20とを離脱せしめるためのネジ穴周辺に凹部34を形成して有るとともに、封印紙80はこの凹部34を塞ぐようにして角部を覆うように貼付するため、基板ボックス10が撓んだとしても角部まで撓むことはなく、封印紙80が事故で破れてしまうということがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる封印構造を適用した基板ボックスの分解斜視図である。
【図2】同基板ボックスの組付過程の断面図である。
【図3】同基板ボックスの組付完了状態の断面図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる封印構造を適用する封印紙の構成を示す斜視図である。
【図5】同基板ボックスの角部に封印紙を貼付する前の斜視図である。
【図6】同基板ボックスの角部に封印紙を貼付した状態を示す斜視図である。
【図7】変形例にかかる基板ボックスの角部に封印紙を貼付する前の斜視図である。
【図8】変形例にかかる封印紙の正面図である。
【図9】同封印紙を基板ボックスの角部に貼付した状態を示す斜視図である。
【図10】変形例にかかる封印紙の正面図である。
【図11】同封印紙を基板ボックスの角部に貼付した状態を示す斜視図である。
【図12】変形例にかかる基板ボックスの角部に封印紙を貼付する前の斜視図である。
【図13】同基板ボックスの角部に封印紙を貼付した状態を示す斜視図である。
【図14】変形例にかかる基板ボックスの角部に封印紙を貼付した状態を示す斜視図である。
【図15】従来の封印構造を適用した封印紙と基板ボックスの斜視図である。
【符号の説明】
10…制御基板ボックス
20…下ケース部材
30…上ケース部材
34…凹部
80…封印紙
80a…基片
80b1…第一の翼片
80b2…第二の翼片
82…封印箔
83…塗膜部
Claims (1)
- 開閉可能な概略矩形箱形に形成されるとともに角部近辺に封印部位を有する基板ボックスと、
この角部の封印部位を封印するとともに複数面にわたって貼付される封印紙とを備え、
上記封印紙は、封印箔と、
当該封印箔の上記封印部位を覆う位置に形成された窓状の貫通部分に当該貫通部分よりもわずかに大きめで且つ当該封印箔よりもわずかに強度アップした塗膜部を内側に形成して成り、
上記基板ボックスにおける角部に上記封印紙を貼付せしめることにより同角部を覆いつつ上記封印部位を封印することを特徴とする封印構造。
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