JPH10177345A - 封印構造 - Google Patents

封印構造

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JPH10177345A
JPH10177345A JP33848896A JP33848896A JPH10177345A JP H10177345 A JPH10177345 A JP H10177345A JP 33848896 A JP33848896 A JP 33848896A JP 33848896 A JP33848896 A JP 33848896A JP H10177345 A JPH10177345 A JP H10177345A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業中などに基板ボックスがたまたま撓んで
しまうと、封印紙が破れてしまうことがあった。 【解決手段】 矩形箱形の基板ボックス10の角部には
上ケース部材30と下ケース部材20とを離脱せしめる
ためのネジ穴周辺に凹部34を形成して有るとともに、
封印紙80はこの凹部34を塞ぐようにして角部を覆う
ように貼付するため、基板ボックス10が撓んだとして
も角部まで撓むことはなく、封印紙80が事故で破れて
しまうということがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、封印構造に関し、
特に、遊技機の基板ボックスなどに適用して好適な封印
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術として図15に示す
遊技機の基板ボックスに適用した封印紙が知られてい
る。同図において、基板ボックス1は略矩形皿形の上ケ
ース2と下ケース3とを互いの開口面を合体せしめて形
成され、内部に図示しない遊技機の制御を行う基板を格
納している。かかる構成とした基板ボックス1には、裏
面に接着剤を塗布された矩形状の封印紙4が上ケース2
と下ケース3を跨ぐようにして貼着されている。
【0003】貼着された封印紙4を剥がそうとすると破
れて痕跡が残るため、封印後は基板ボックス1を開けら
れず、これにより基板ボックス1内の不正改造を防止し
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の封印構
造においては、箱形の基板ボックスの側壁面の合わせ面
をまたぐように封印紙を貼付している。ところで、この
ような側壁面は比較的撓みやすい。従って、作業中など
にたまたま上ケース2だけを保持していたところ、上ケ
ース2だけがわずかに内側に撓んでしまうことがあり、
このようなときに封印紙が破れてしまうことがあった。
【0005】本発明は、上記課題をかんがみてなされた
もので、作業中などに容易に破れてしまわないようにす
ることが可能な封印構造の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、開閉可能な概略矩形箱形
に形成されるとともに角部近辺に封印部位を有する基板
ボックスと、この角部の封印部位を封印するとともに複
数面にわたって貼付される封印紙とを備え、上記基板ボ
ックスにおける角部に上記封印紙を貼付せしめることに
より同角部を覆いつつ上記封印部位を封印することを特
徴とする封印構造。
【0007】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、開閉可能な矩形箱形に形成された基板ボ
ックスには角部近辺に封印部位を有しており、封印紙を
この角部の封印部位を覆いつつ複数面にわたるように貼
付せしめると、互いに隣接する面にわたって当該角部を
覆って封印する。基板ボックスは開閉部分があるととも
にこれに起因して開閉不能にする封印部位を角部に有す
るものである。開閉構造については互いに同程度の凹面
同士を備えた二部材を対面させるものでも良いし、一方
の部材が全体の形状をなし、他方の部材が開口部分を塞
ぐようなものでも良いし、三部材以上からなるようなも
のでも構わない。また、かかる基板ボックスの角部は必
然的に立体的な意味での角部を意味している。
【0008】封印部位は基板ボックスを開こうとすれば
空けざるをえない部位を示しており、いわゆる二部材の
合わせ面であっても良いし、ボルトで締結するためのボ
ルト穴でもよいし、開閉操作機構を収容する開口部分な
どでも良い。角部の封印部位を封印するとともに複数面
にわたって貼付される封印紙は、言い換えると角部を覆
いつつ封印可能な形状のものであればよい。従って、そ
の一例としては、基片から互いに概略直交する方向に延
設される第一の翼片と第二の翼片を備える形状の封印紙
であってもよい。これは、いわゆる立体物の角部に概ね
回り込むようにして貼付可能なものを意味しており、三
つの壁面が互いに直交して形成する角部については基片
からほぼ直交する方向に延設された第一の翼片と第二の
翼片とによって角部を覆うことが可能となる。ここにお
いて基片と第一の翼片と第二の翼片とについては、それ
ぞれが個別なことを意味するものではなく、角部の貼付
面に合わせて呼んでいるに過ぎない。例えば、円形に対
して1/4の円弧を切り欠いた残りの3/4の扇型形状
を想定した場合、基板ボックスの角部を覆うように貼付
可能となる。この場合、明確な基片と第一の翼片と第二
の翼片の区別はないが、機能面から見れば実質的にはこ
れらを構成しているといえる。
【0009】むろん、このような形状以外であっても角
部の複数面にわたって貼付されることにより、角部を覆
うようなものであればよく、角部の三面ではなく二面に
わたって覆うような形状としても良い。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、相対的に
剛性の低い側壁の合わせ面などに貼付する場合と比較し
て、剛性の高い基板ボックスの角部に形成した封印部を
封印紙が覆うようにしたため、同封印紙を破れにくくす
ることが可能な封印構造を提供することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる封印構造が適用される基板ボックスを分解斜視図に
より示している。同図において、この制御基板ボックス
10は、下ケース部材20と、上ケース部材30とから
構成されており、パチンコ機の遊技制御基板40を収容
しつつ、同遊技制御基板40に接続された二本のフラッ
トケーブル50を外部に導出している。
【0012】金属製の下ケース部材20と上ケース部材
30は、外形が概ね一致するとともに上面を開口した薄
箱形に形成されており、両者は互いに開口面を対面させ
た状態で側壁21,31部分を突き合わせて合体可能と
なっている。下ケース部材20と上ケース部材30には
放熱用のたくさんのスリットを形成してあり、また、上
ケース部材30には内部を視認するための大きな開口を
打ち抜いて形成してある。そして、上ケース部材30に
ついては内側から透明の樹脂板60を装着してあり、同
開口を塞いでいる。なお、図示していないが同樹脂板6
0にも上ケース部材30に形成したスリットを形成して
あることはいうまでもない。さらに、下ケース部材20
については、側壁21における両短手方向の側壁21
a,21bと一方の長手方向の側壁21cの端部に上ケ
ース部材30における側壁31の内側に回り込むように
ガイド壁21a1〜21c1を形成してあり、突き合わ
せ部分では二重に重なって隙間を生じにくくしている。
【0013】上ケース部材30における上記ガイド壁2
1a1〜21c1と重なり合わない長手方向の側壁31
dについては二つの凹部31d1,31d1を形成して
あり、上ケース部材30と下ケース部材20とを合体し
たときには上記フラットケーブル50を内部から外部に
向けて導出させるための連通口33,33を形成する。
この二つ並んだ凹部31d1,31d1の間と両側にお
いて下ケース部材20と上ケース部材30の側壁には係
止構造70を形成してある。この係止構造70は、図2
及び図3にも示すように、上ケース部材30の側壁31
から帯板片を延設した係止片72,72,72と、下ケ
ース部材20の側壁21に形成されて上記係止片72,
72,72の先端が挿入されて係止するスリット71,
71,71とから構成されている。係止片72の先端7
2aは内側方向への断面クランク形に形成されており、
側壁31からの連続部分には補強のための外形長円形の
しぼり72bを形成してある。また、当該係止片72に
おける同しぼり72bを形成した部分は、下ケース部材
20の側壁21の厚みに対応して一段階だけ外方に屈曲
させてあり、先端72aのクランク部分は少なくとも下
ケース部材20における側壁21のスリット71に対し
て外側から進入可能であるとともに、屈曲部分で同スリ
ット71を貫通し、今度は側壁21の内側面に沿って下
方に延設されるようになっている。図2及び図3に示す
ように、組付けた時に、係止片72の先端72aがクラ
ンク状に屈曲されて側壁21のスリット71に対して外
から内へ入り込んで係止すると、屈曲部分がスリット7
1を貫通しているので下ケース部材20と上ケース部材
30との離脱方向に対して抗するように作用する。
【0014】一方、下ケース部材20の底壁22の四隅
には雌ネジ24を四隅に取り付けてあるとともに、下端
を雄ネジに形成するとともに上端には雌ネジを形成した
取り付けステー25にて当該雌ネジ24に螺合可能とな
っている。この取り付けステー25は雌ネジ24上に遊
技制御基板40を載置した状態でネジ止めして同遊技制
御基板40を固定するとともに、上端の雌ネジで上ケー
ス部材30をネジ止め可能となっている。
【0015】すなわち、下ケース部材20と上ケース部
材30とは係止構造にて開閉可能に組み付けられるとと
もに、下ケース部材20の側にネジ止め固定される取り
付けステー25に対して上ケース部材30をネジ止めす
ることにより、合体状態で固定される。ここにおいて、
上ケース部材30におけるネジ止め部分は表面よりも凹
ませた凹部34を形成してあり、当該凹部34にネジの
頭部が収容されるようになっている。従って、ネジ止め
後に当該凹部34を塞げば基板ボックス10は封印可能
である。この意味で、基板ボックス10の上面角部には
封印部位が形成されている。
【0016】本実施形態においては、下ケース部材20
と上ケース部材30とが共に一面を開口した矩形薄箱形
に形成されているが、開閉可能な矩形箱形形状であれば
よい。従って、厚めの箱形であったり、厚めの筺体と蓋
体とによって構成してもよい。ここにおいて、概略矩形
箱形とするのは角部の構造を有する意味であり、この角
部に封印構造を形成するものであれば、矩形形状から変
形した形状としても良いなど、適宜変形可能である。
【0017】また、それぞれ下ケース部材20と上ケー
ス部材30は矩形の底壁22あるいは天井壁32と、そ
の周縁から直角に延設された側壁21,31とから形成
されているが、側壁部分については最終的に箱形となる
ようになっていればよい。従って、必ずしも両方のケー
スから延設されている必要はなく、一方のケースの側か
らのみ延設され、相手側の底壁22あるいは天井壁32
の周縁に突き当てられるようになっていても構わない。
むろん、突き合わせ部分において必ずしも二重になって
いる必要はない。
【0018】一方、角部に形成する封印部位は、このよ
うなネジ止め用の凹部34に限るものではない。例え
ば、後述する図12に示す例のように、上ケース部材3
0の側に切り込み35を形成しておくとともに、下ケー
ス部材20の側には同切り込み35に入り込んで側壁面
を形成する凸片26を形成するようにしてもよい。な
お、角部の意義は、後述するようにして角部を覆う封印
紙80を貼付できる範囲と考えればよい。
【0019】封印紙80はいわゆる転写フィルムであ
り、透明のベースフィルム81の裏側に図4に示すよう
な外形L字形の封印箔82を貼着せしめた後、粘着剤を
塗布せしめて台紙84に貼り付けて構成されている。本
来的な意味での封印紙としてはこの封印箔82だけでも
十分であるが、強度アップなどの要求のため、封印箔8
2には窓状の貫通部分を形成するとともに、当該貫通部
分よりもわずかに大きめな塗膜部83を内側に形成して
ある。すなわち、封印箔82と、これよりもわずかに強
度アップしている塗膜部83とを備えている。ただし、
封印箔82の強度が適当であれば、塗膜部83について
は省略してもよい。このような構造とすることにより、
基板ボックス10の所定部分にこの封印紙80を貼り付
けた後、透明のベースフィルム81を剥がすと、封印箔
82と塗膜部83だけが基板ボックス10の外壁に転写
される。なお、この封印箔82自体は、表面にインキで
模様を塗布した薄いアクリル系のフィルムで構成されて
いる。この封印箔82は箔状であるが故、一旦転写され
た後に剥がそうとすると破れ易い。従って、基板ボック
ス10内の制御基板の改造等の不正行為を取り締まるこ
とができる。一方、封印部位が凹部34となっているの
でこの部分ではある程度の強度が必要となる。従って、
塗膜部83が同凹部34を覆うようにして簡単には破れ
にくくしている。そして、塗膜部83を破れないように
してはがそうとすれば周縁で重なり合っている封印箔8
2が容易に破れてしまい、破れやすさと強度の両立を図
っている。
【0020】ところで、ベースフィルム81は封印箔8
0よりも一回り大きくなっている。この余白部分は転写
のためにこすりつけた後、同ベースフィルム81を剥が
すときの耳になる。封印箔82とベースフィルム81が
同じようなサイズであると、ベースフィルム81を剥が
すときに封印箔82の角部も剥がれがちである。しかし
ながら、このように耳となる余白部分があるとベースフ
ィルム81だけを容易に剥がすことができるようにな
る。
【0021】また、L字形としているのは、実際の使用
時に図5及び図6に示すように基板ボックス10の角部
にあてがうことにより、角部の三つの壁面を覆い隠すよ
うに貼付することもできるようにするためである。この
三つの壁面に対応して、当該封印紙80自体を図5に示
すように基片80aと第一の翼片80b1と第二の翼片
80b2と呼ぶことにする。すなわち、これらの第一の
翼片80b1と第二の翼片80b2は基片80aに対し
て互いに概略直交する方向に延設された形状となってい
る。そして、基板ボックス10における角部の一面に上
記封印紙80の基片80aを貼付せしめた後、第一の翼
片80b1と第二の翼片80b2を互いに隣接する面に
対して貼付せしめれば、必然的に同角部を覆いつつ角部
に形成した封印部位を封印可能となる。
【0022】むろん、封印部位は上ケース部材30の上
面角部である必要はなく、図7に示すように側面の角部
であってもよい。必要なのは封印紙80が角部を覆うと
きに封印部位まで覆い隠せるような位置であればよい。
この意味で、封印紙80自体の形状も、図5〜図7に示
すようなL字形のものに限らず、図8に示すように概略
コの字形としつつ、図9に示すように各片が角部の三面
に対して貼り付けられるようにすることもできる。さら
には、図10に示すように概略円形であって一部を扇形
に切り欠いた形状としても良い。この場合、切り欠く部
分は必ずしも1/4に限られない。図11に示すように
一部が重なり合うようにして貼付させるものであっても
構わないからである。円形であると角部がないため、位
置ずれに対する許容度が向上する。
【0023】これまでの実施形態では角部の三つの壁面
に対して貼付されるようになっているが、封印紙80と
しては、少なくとも角部の複数面にわたって貼付される
ようなものであればよい。従って、上述したL字形の封
印紙80であっても図14に示すようにして貼付するこ
とも可能である。むろん、この意味ではL字形としなけ
ればならないわけではなく、長矩形であってもよい。ま
た、L字形などの対称形状とすることにより、向きを変
えても貼付できるようになり、作業性が向上する。
【0024】次に、上記構成からなる本実施形態の動作
を説明する。まず、下ケース部材20の内部に遊技制御
基板40を収容し、これを貫通させながら四隅の雌ネジ
24に対して取り付けステー25の雄ネジを螺合させ
る。すると、取り付けステー25の胴部部分で遊技制御
基板40を雌ネジ24に対して締め付けて固定すること
になる。この後、フラットケーブル50を下ケース部材
20における側壁21d上を通って外側に導出させ、さ
らに上ケース部材30を上方から被覆する。
【0025】このとき、まず、二本のフラットケーブル
50,50を三つの係止片72,72,72の間に通
し、各係止片72,72,72の先端72aを下ケース
部材20の側壁21dに形成したスリット71,71,
71に対して外側から挿入する。クランク状とした屈曲
部分がスリット71,71,71を貫通するようにして
上ケース部材30を下ケース部材20の側に被せていく
と、同下ケース部材20の側壁21a〜21c端部から
延設されているガイド壁21a1〜21c1が上ケース
部材30の側壁31a〜31cの内側に入り込み、突き
合わせ部分に隙間を生じることなく上ケース部材30と
下ケース部材20とが合体する。
【0026】この後、上ケース部材30の凹部34に対
してネジを挿入し、当該上ケース部材30を貫通させて
上記取り付けステー25にネジ止め固定する。次に、図
5に示すようにして封印紙80の基片80aが基板ボッ
クス10における角部の一面に対面するように位置合わ
せして貼付し、さらに第一の翼片80b1と第二の翼片
80b2をこの角部に隣接する他の壁面に折り返すよう
にして貼付する。ベースフィルム81の上から擦り付け
ると、塗膜部83と封印箔82が基板ボックス10の外
面に転写される。このとき塗膜部83が凹部34を覆う
とともに、封印箔82は当該凹部34の周縁から基板ボ
ックス10の外面にかけて貼付される。
【0027】このような状態で、基板ボックス10を開
けるために凹部34を塞いでいる塗膜部83を剥がそう
とした場合、非常に薄く破れやすい周囲の封印箔82は
容易に破れてしまう。従って、当該封印紙80を傷つけ
ることなく基板ボックス10を開けることはできなくな
る。一方、封印箔80は基板ボックス10の角部に貼付
されるが、このような角部は極めて剛性の高い部位であ
る。すなわち、従来のような側壁であればわずかではあ
るものの撓んでしまうため、そのような突き合わせ面を
またいで封印紙を貼ろうとしても破れてしまうが、角部
のような剛性の高い部位であれば撓むこともなく、破れ
ない。従って、事故で破れてしまうようなことを防止す
ることができる。
【0028】なお、封印部位が凹部34でなく、図12
に示すような切り込み35と凸片26の場合でも、同様
にして基板ボックス10の角部を覆うようにして封印箔
80を転写することにより、図13に示すように両部分
を跨いで封印させることができる。このように、矩形箱
形の基板ボックス10の角部には上ケース部材30と下
ケース部材20とを離脱せしめるためのネジ穴周辺に凹
部34を形成して有るとともに、封印紙80はこの凹部
34を塞ぐようにして角部を覆うように貼付するため、
基板ボックス10が撓んだとしても角部まで撓むことは
なく、封印紙80が事故で破れてしまうということがな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる封印構造を適用し
た基板ボックスの分解斜視図である。
【図2】同基板ボックスの組付過程の断面図である。
【図3】同基板ボックスの組付完了状態の断面図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態にかかる封印構造を適用す
る封印紙の構成を示す斜視図である。
【図5】同基板ボックスの角部に封印紙を貼付する前の
斜視図である。
【図6】同基板ボックスの角部に封印紙を貼付した状態
を示す斜視図である。
【図7】変形例にかかる基板ボックスの角部に封印紙を
貼付する前の斜視図である。
【図8】変形例にかかる封印紙の正面図である。
【図9】同封印紙を基板ボックスの角部に貼付した状態
を示す斜視図である。
【図10】変形例にかかる封印紙の正面図である。
【図11】同封印紙を基板ボックスの角部に貼付した状
態を示す斜視図である。
【図12】変形例にかかる基板ボックスの角部に封印紙
を貼付する前の斜視図である。
【図13】同基板ボックスの角部に封印紙を貼付した状
態を示す斜視図である。
【図14】変形例にかかる基板ボックスの角部に封印紙
を貼付した状態を示す斜視図である。
【図15】従来の封印構造を適用した封印紙と基板ボッ
クスの斜視図である。
【符号の説明】
10…制御基板ボックス 20…下ケース部材 30…上ケース部材 34…凹部 80…封印紙 80a…基片 80b1…第一の翼片 80b2…第二の翼片 82…封印箔 83…塗膜部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉可能な概略矩形箱形に形成されると
    ともに角部近辺に封印部位を有する基板ボックスと、 この角部の封印部位を封印するとともに複数面にわたっ
    て貼付される封印紙とを備え、 上記基板ボックスにおける角部に上記封印紙を貼付せし
    めることにより同角部を覆いつつ上記封印部位を封印す
    ることを特徴とする封印構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007267886A (ja) * 2006-03-30 2007-10-18 Samii Kk 遊技機用の基板ケースユニット
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GB2486290A (en) * 2010-12-10 2012-06-13 Maxgear Europ Ltd Security tag with tabs for three dimensional packaging, e.g. box.
JP2016135273A (ja) * 2016-03-14 2016-07-28 株式会社竹屋 遊技機

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