JP4183458B2 - 封印構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばパチンコやスロットマシン等に代表される遊技機に備えられる制御基板ケースのように、不正防止等の観点から開扉不能、分離不能に固定される固定物と被固定物との封印構造に関し、特に、痕跡を残さない開封や、痕跡の隠蔽を困難にして、不正な開封を排除するとともに、開封の痕跡をきわめて明確な状態で残し、開封の判別を確実かつ容易に行うことができる封印構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パチンコやスロットマシン等の遊技機では、遊技機の動作を制御するIC、ROM等の電子部品を実装した制御基板が備えられている。
近年、この種の遊技機の制御基板は、不正者によるROM等の交換や改造、不正部品の追加、接続等、悪質な不正行為の標的となっており、その被害は深刻なものとなっている。
【0003】
このような遊技機の制御基板に対する不正行為を排除する手段として、従来から、制御基板全体を所定のケース内に収納し、このケースを開扉不能に封印固定した状態で遊技機側に取り付けるという対策が講じられてきた。
そして、遊技機の制御基板を収納したケースを開扉不能に封印固定する方法として、これまでは、制御基板を収納したケースをネジ等で固定するとともに、ケースの開閉部分に封印シールを貼付するという方法が一般的に行われていた。
【0004】
しかし、このようにケースの開閉部分に封印シールを貼付する封印方法では、不正行為者が巧妙に封印シールを剥離して、不正行為の終了後に剥離したシールや偽造シールを再貼付した場合、不正行為を発見することがきわめて困難となり、不正防止手段としては不十分であった。
このため、単に封印シールを貼付するだけの封印に代わる封印手段が提案されるようになった。なお、本明細書における「封印手段」は、封印シールによる封印を含まないものとする。
【0005】
これまで提案されている封印手段としては、固定後に固定解除不能となる封印固定具(戻り止めネジ、剪断ネジ等)を使用してケースの開閉部分を固定し、ケースの開封部を切断又は破壊しない限り、ケースを開けられないようにしたものがある。
このような従来の封印手段によれば、開封時に開封部の切断又は破壊が要求され、この切断跡又は破壊跡が開封の痕跡として残るため、封印シールによる封印に比べ、不正開封の隠蔽が困難になるとともに、不正行為が行われても、切断跡又は破壊跡の確認により、その事実を発見することが可能になる。
【0006】
この種の封印手段に関するものとしては、例えば、特開平9−276481号公報の「パチンコ機の制御基板収納ボックス」、特開平10−295911号公報の「遊技機用基板ボックス封印具」、特開2001−111247号公報の「閉蓋装置」、特開2001−161891号公報の「遊技機の基板ケースの封止方法、封止構造、封止部材」等、種々の提案がなされている。
例えば、特開平10−295911号公報に開示されるものは、図8の(A)に示すように、上ケース100及び下ケース200の封印固定部101、201同士を封印固定具300によって封印固定しており、開封時には、図8の(B)に示すように、上ケース100及び下ケース200の開封部102、202を切断することが要求される。したがって、開封の痕跡が封印固定部101、201の有無として明確に残り、開封の判別を容易に行うことが可能になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平10−295911号公報に開示される封印手段では、図9の(A)に示すように、下ケース200の開封部202を切断するだけでも開封が可能となる。そのため、不正行為者が下ケース200の開封部202を巧妙に切断し、不正行為の終了後に上下ケース100、200を閉じた場合、図9の(B)に示すように、切断された下ケース200の開封部202が、上ケース100の開封部102で隠れ、不正行為の発見がきわめて困難になるという問題がある。
【0008】
一方、その他の上記公報に開示される封印手段では、開封部が上ケース側だけに設けられているため、開封部の切断跡を隠すという隠蔽行為は排除することが可能である。
しかしながら、これらの封印手段では、開封部における開封の痕跡が微小であるため、管理者等が開封の痕跡を見落とす可能性があり、また、開封の痕跡を巧妙に修復された場合、不正行為の隠蔽が可能になるという問題がある。
【0009】
本発明は、このような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、痕跡を残さない開封や、痕跡の隠蔽を困難にして、不正な開封を排除するとともに、開封の痕跡をきわめて明確な状態で残し、開封の判別を確実かつ容易に行うことができ、特に、パチンコ等の遊技機が備える制御基板ケースの封印手段として好適な封印構造の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明封印構造は、固定物及び被固定物が、それぞれ封印固定部を有し、この封印固定部同士が、互に封印状態で固定されるとともに、開封時に開封部の切断又は破壊が要求され、この切断跡又は破壊跡が開封の痕跡となる封印構造であって、前記被固定物の封印固定部が、前記被固定物に対して分離不能に形成されるとともに、前記固定物が、複数種類の封印手段を備え、前記封印固定部同士が封印固定されたとき、前記封印手段の開封部が、前記固定物側に集中的に配置される構成としてある。
【0011】
このような構成からなる本発明の封印構造によれば、開封時には、複数種類の封印手段において、開封部を切断又は破壊することが要求され、開封後は、複数種類の封印手段において、開封部の切断跡又は破壊跡が開封の痕跡として残ることになる。
また、複数種類の封印手段は、固定物側に集中的に配置されているので、開封部の切断跡又は破壊跡が容易に目視でき、その隠蔽が困難になる。
これにより、痕跡を残さずに開封したり、開封の痕跡を隠蔽することを困難にし、不正な開封を排除することができる。しかも、開封の痕跡がきわめて明確な状態で残るので、管理者等が開封の痕跡を見落とすことなく、開封の判別を確実かつ容易に行うことが可能になる。
【0012】
また、本発明の封印構造は、前記固定物及び被固定物が、それぞれ複数の前記封印固定部を有するとともに、前記被固定物に形成される複数の前記封印固定部が一体的に連結される構成としてある。
【0013】
このような構成からなる本発明の封印構造によれば、被固定物とその封印固定部との結合が強固になり、被固定物から封印固定部を分離することが更に困難になる。
これにより、被固定物の封印固定部だけを切断、分離するという発見が難しい不正開封行為を、より確実に排除することができる。
【0014】
また、本発明の封印構造は、前記固定物が、第一封印手段及び第二封印手段を備え、前記封印固定部同士の固定が、前記第一封印手段によって封印されるとともに、前記第一封印手段の開封が、前記第二封印手段によって封印される構成としてある。
【0015】
このような構成からなる本発明の封印構造によれば、二種類の封印手段によって二重の封印を行うことが可能になる。
これにより、痕跡を残さない開封や、痕跡の隠蔽が更に困難になり、不正な開封を確実に排除することができる。しかも、開封の痕跡が二重となり、きわめて明確な状態で残るので、開封の判別を確実かつ容易に行うことができる。
【0016】
また、本発明の封印構造は、前記第一封印手段が、前記封印固定部同士を固定解除不能に固定する封印固定具と、前記固定物とその封印固定部とを結合する開封部と、を備え、開封時に前記開封部が切断される構成としてある。
【0017】
そして、本発明の封印構造は、前記固定物の封印固定部が、複数の前記開封部を介して前記固定物に結合される構成としてある。
【0018】
このような構成からなる本発明の封印構造によれば、第一封印手段の開封に際し、複数の開封部を切断することが要求され、開封後は、複数の切断跡が開封の痕跡として残されることになる。
これにより、痕跡を残さない開封や、痕跡の隠蔽が更に困難になるとともに、開封の痕跡を更に明確に残すことができる。
【0019】
また、本発明の封印構造は、前記封印固定具が、押し込み操作される頭部と、この頭部に一体的に連続する軸部と、この軸部の先端外周部に一体的に形成されるロック爪部と、を有する樹脂製のロックピンからなり、前記固定物の封印固定部が、前記ロックピンの前記ロック爪部及び軸部が通過可能で、かつ、前記頭部が通過不能な挿通孔部を有するとともに、前記被固定物の封印固定部が、前記ロックピンの前記ロック爪部が通過可能で、かつ、通過した前記ロック爪部が係止される係止孔部を有し、前記ロックピンが前記挿通孔部に挿通されて、前記係止孔部に係止されることにより、前記固定物及び被固定物の封印固定部同士が固定される構成としてある。
【0020】
このような構成からなる本発明の封印構造によれば、封印固定具として樹脂製のロックピンを使用することが可能になるとともに、ロックピンの押し込み操作だけで固定物と被固定物を固定することが可能になる。
これにより、封印固定具を樹脂で簡易に構成して、軽量化及びコストダウンが図れるとともに、封印時の作業性を向上させることができる。
【0021】
また、本発明の封印構造は、前記係止孔部が、前記被固定物の封印固定部に貫通状に形成されるとともに、前記係止孔部の裏側開口部が、前記封印固定部の裏側に設けられる裏蓋によって覆われる構成としてある。
【0022】
このような構成からなる本発明の封印構造によれば、ロックピンの係止孔部を被固定物の封印固定部に貫通状に形成したとしても、係止孔部の裏側開口部からロックピンの係止を解除するといった不正行為が、裏蓋によって阻止されることになる。
これにより、係止孔部の形成を容易にしつつ、不正な開封を排除することができる。
【0023】
また、本発明の封印構造は、前記第二封印手段が、前記第一封印手段の開封部を表側から覆う封印カバーを備え、開封時に前記封印カバーが除去される構成としてある。
【0024】
このような構成からなる本発明の封印構造によれば、第一封印手段の開封に先立ち、封印カバーを除去することが求められる。
これにより、痕跡を残さない開封や、痕跡の隠蔽が更に困難になり、不正な開封を確実に排除することができる。しかも、封印カバーの除去が要求されるので、開封の痕跡がきわめて明瞭になり、開封の判別を確実かつ容易に行うことができる。
【0025】
また、本発明の封印構造は、前記封印カバーが、前記第一封印手段の開封部を表側から覆うカバー部と、前記固定物に固定される固定部と、この固定部と前記カバー部とを結合する開封部と、を有し、前記開封部の切断により、前記固定部が前記固定物側に残され、前記カバー部が除去される構成としてある。
【0026】
このような構成からなる本発明の封印構造によれば、封印カバーの除去後も、その固定部が固定物側に残り、封印カバーを除去したことが強調されることになる。
これにより、開封の痕跡が更に明確になり、開封の判別を確実かつ容易に行うことができる。
【0027】
また、本発明の封印構造は、前記封印カバーが、前記固定物の裏側から固定具によって固定されるとともに、この固定具が、前記封印固定時に前記被固定物によって覆われる構成としてある。
【0028】
このような構成からなる本発明の封印構造によれば、封印カバーの開封部を切断しない限り、封印カバーを取り外すことが不可能になる。
これにより、痕跡を残さない開封や、痕跡の隠蔽が更に困難になり、不正な開封を確実に排除することができる。
【0029】
また、本発明の封印構造は、前記封印カバーが、前記挿通孔部の表側を覆うとともに、前記ロックピンの押し込み操作具が通過可能で、かつ、前記ロックピンが通過不能な孔部を備える構成としてある。
【0030】
このような構成からなる本発明の封印構造によれば、ロックピンの不正な取り外し行為が封印カバーによって阻止され、しかも、ロックピンを押し込み操作する前に、封印カバーを固定物に取り付けることが可能となる。
これにより、不正な開封行為が更に困難になるばかりでなく、予め封印カバーを固定物に取り付けることにより、封印作業を簡略化することができる。
【0031】
そして、本発明の封印構造は、前記固定物及び被固定物が、互に開閉可能に嵌合する遊技機用制御基板ケースからなる構成としてある。
また、本発明の封印構造は、前記固定物及び被固定物の一方が、遊技機用制御基板ケースからなり、他方が、当該制御基板ケースが取り付けられる遊技機からなる構成としてある。
【0032】
このような構成からなる本発明の封印構造によれば、不正防止の観点から封印構造が必要となり、かつ、不正行為の迅速、確実な発見が要請され、しかも、正当な開封作業も行われる遊技機用制御基板ケースの封印構造に適用することができる。
そして、本発明は、遊技機用制御基板ケースの開閉部を開扉不能に封印する封印構造として備えることができるとともに、封印されたケースと遊技機とを取り外し不能、分離不能に封印するための封印構造としても用いることができる。
すなわち、本発明は、開扉不能、分離不能に封印する必要がある固定物と被固定物であれば、どのようなものについても適用することができる汎用性に優れた封印構造である。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、制御基板ケースを構成する上ケースの平面図、図2は、制御基板ケースの分解斜視図である。
【0034】
[制御基板ケース]
これらの図に示すように、本実施形態では、封印の対象物である固定物及び被固定物が、互に開閉可能に嵌合して遊技機の制御基板ケース10となる上ケース20及び下ケース30を構成している。
また、制御基板ケース10は、図示しない遊技機に取り付けられるようになっており、この遊技機と制御基板ケース10が、封印の対象物である固定物及び被固定物を構成するようになっている。
【0035】
上ケース20及び下ケース30は、互に開閉可能に嵌合して遊技機用制御基板(図示せず)の収納ケースである制御基板ケース10を構成するようになっており、全体が透明プラスチックからなる筐体構造となっている。
上ケース20には、内部に収納された制御基板に外部から配線等が接続可能な配線口20aが複数設けられるとともに、制御基板放熱用の微細孔等が形成してある。
また、上ケース20には、下ケース30のヒンジ部(図示せず)と回動自在に係合するヒンジ部20bが備えられる。
【0036】
下ケース30には、ケース開口に沿って薄板状のガイド部30aが突設してあり、このガイド部30aが上ケース20の開口内周に係合して、上ケース20と下ケース30が一体的に嵌合するようになっている。
また、下ケース30には、上ケース20のヒンジ部20bと回動自在に係合するヒンジ部(図示せず)が備えられ、このヒンジ部によって、上ケース20と下ケース30が開閉自在に組み立てられるようになっている。
【0037】
そして、この上ケース20及び下ケース30の開閉部分(ヒンジ部と反対側の縁部)には、互に上下に重合するように複数の封印固定部21、31(A、F)が突出形成され、これらの封印固定部21、31同士が、本発明の封印構造によって封印固定されるようになっている。
【0038】
また、上ケース20には、ケース側面側(図1におけるケース右側)にも、複数の封印固定部21(B〜E)が形成されている。
このケース側面側の封印固定部21は、制御基板ケース10が図示しない遊技機側に取り付けられた場合に、遊技機側に備えられる封印固定部31(図示せず)と対応する位置に形成されており、これらの封印固定部21、31同士が、本発明の封印構造によって封印固定されるようになっている。
【0039】
上ケース20には、各封印固定部21の対応位置に、例えば「A,B,C,D,E,F」等の記号や番号が付されている。これは、封印固定部21の使用順位を示しており、この使用順位を参考にして封印固定部21の封印固定が行われる。
【0040】
例えば、記号Aが付された左右一組の封印固定部21は、遊技機メーカにおいて封印され、遊技機メーカからホール(パチンコ店等)への輸送時に、制御基板が不正操作されることを防止するようになっている。この封印は、警察等による制御基板の検査に際して開封される。
記号B〜Eが付された各封印固定部21は、制御基板ケース10を遊技機に固定する際に一つずつ使用され、合計で四回の封印が可能となる。この封印は、遊技機から制御基板ケース10を取り外す際に開封される。
記号Fが付された左右一組の封印固定部21は、ホールにおいて封印され、ホールから遊技機メーカへの輸送時に、制御基板が不正操作されることを防止するようになっている。この封印は、遊技機メーカにおいて開封される。
【0041】
なお、上ケース20の開閉部分には、下方に突出する左右一対の係止爪20cが形成され、この係止爪20cが、下ケース30の係止孔30bに対して係脱自在となっている。
したがって、未封印状態では、係止爪20cが係止孔30bに係止されることによって、制御基板ケース10が閉じ状態に保持されるとともに、係止爪20cを係止解除操作することによって、制御基板ケース10を開くことが可能になる。
【0042】
以下、本実施形態に係る封印構造について説明する。ただし、制御基板ケース10を遊技機に封印固定するための封印構造は、上ケース20と下ケース30とを封印固定するための封印構造とほぼ同じであるため、説明を省略する。
【0043】
[封印構造の概略]
本実施形態の封印構造は、上ケース20及び下ケース30に形成される封印固定部同士21、31が互に封印状態で固定されるとともに、開封時に開封部の切断を要求し、この切断跡等が開封の痕跡として残るように構成されている。
そして、本実施形態の封印構造は、下ケース30の封印固定部31が、下ケース30に対して分離不能に形成されるとともに、上ケース20が、複数種類の封印手段(第一封印手段及び第二封印手段)を備え、封印固定部同士21、31が封印固定されたとき、各封印手段の開封部が、上ケース20に集中的に配置される構成に特徴がある。
【0044】
これにより、開封時には、複数種類の封印手段において、開封部を切断することが要求されるので、痕跡を残さずに開封したり、開封の痕跡を隠蔽することがきわめて困難になる。
また、開封後は、複数種類の封印手段において、開封部の切断跡等が開封の痕跡として残るので、開封の痕跡がきわめて明確になり、開封の判別を確実かつ容易に行うことが可能になる。
しかも、複数種類の封印手段は、上ケース20側に集中的に配置されているので、開封部の切断跡が容易に目視でき、その隠蔽をきわめて困難なものにできる。
【0045】
また、本実施形態では、下ケース30に形成される複数の封印固定部31のうち、隣接する封印固定部31が連結部32を介して一体的に連結されている。
これにより、下ケース30と封印固定部31との結合が強固になり、下ケース30から封印固定部31を分離することがきわめて困難になる。その結果、下ケース30の封印固定部31だけを切断、分離するという発見が難しい不正開封行為を確実に排除することが可能になる。
【0046】
さらに、本実施形態では、上ケース20に第一封印手段及び第二封印手段が設けられ、封印固定部同士21、31の固定が、第一封印手段によって封印されるとともに、第一封印手段の開封が、第二封印手段によって封印されるようになっている。
これにより、二種類の封印手段によって二重の封印が構成され、その不正な開封が更に困難になるとともに、開封の痕跡が二重に残り、開封の判別が更に確実で容易なものとなる。
【0047】
以下、本実施形態に係る第一封印手段及び第二封印手段の具体的な構成について、図面を参照して説明する。
図3は、封印状態の制御基板ケースを示す斜視図、図4は、第二封印手段を開封した状態の制御基板ケースを示す斜視図、図5は、第一封印手段及び第二封印手段を開封した状態の制御基板ケースを示す斜視図、図6の(A)は、封印状態の封印固定部を示す平面図、(B)は、封印状態の封印固定部を示す断面図、図7の(A)は、封印状態の封印固定部を示す平面図、(B)は、第二封印手段を開封した状態の封印固定部を示す平面図、(C)は、第一封印手段及び第二封印手段を開封した状態の封印固定部を示す平面図である。
【0048】
[第一封印手段]
これらの図に示すように、第一封印手段は、上ケース20及び下ケース30の封印固定部21、31同士を固定解除不能に固定するロックピン(封印固定具)40と、上ケース20とその封印固定部21とを結合する開封部22とを備えており、開封時に、開封部22の切断を要求するように構成されている。
【0049】
開封部22は、意識的に切断を容易にした部分で、ここを切断することにより、封印固定部21が上ケース20から分離され、制御基板ケース10の開閉が可能になる。開封部22の切断跡は、開封の痕跡として残り、これを確認することで開封の有無が判定される。
【0050】
本実施形態では、封印固定部21が、二つの開封部22を介して上ケース20に結合されている。
これにより、第一封印手段の開封に際し、一つの封印固定部21につき、二つの開封部22を切断することが要求され、痕跡を残さない開封や、痕跡の隠蔽が更に困難になる。
また、開封後は、一つの封印固定部21につき、二つの切断跡が開封の痕跡として残されるので、開封の痕跡が更に明確となり、開封の有無の判定が更に容易になる。
【0051】
ロックピン40は、押し込み操作される頭部41と、この頭部41に一体的に連続する軸部42と、この軸部42の先端外周部に一体的に形成されるロック爪部43とを有する樹脂製のもので、軸部42の先端部は、先端側ほど細くなるテーパー形状になっている。
また、軸部42には、先端部から基端部にわたって切り込み状の溝部44が形成されている。そのため、側方から押圧力を受けたとき、弾性変形によってロック爪部43の径が縮小するようになっている。
【0052】
上ケース20の封印固定部21は、上下方向を向く円筒形状に形成され、その内側に、ロックピン40の頭部41よりも僅かに径寸法が大きい丸孔21aを有している。丸孔21aの下側には、壁部21bを有しており、ここに挿通孔21cが形成されている。
挿通孔21cの径寸法は、ロックピン40の頭部41よりも小さく、軸部42よりも僅かに大きく、また、ロック爪部43よりも僅かに小さく設定されている。
【0053】
下ケース30の封印固定部31も、上下方向を向く円筒形状に形成され、その内側に丸孔31aを有している。丸孔31aの下側には、壁部31bを有しており、ここに係止孔31cが形成されている。
係止孔31cの径寸法は、ロックピン40の軸部42よりも僅かに大きく、また、ロック爪部43よりも僅かに小さく設定されている。
【0054】
そして、上ケース20及び下ケース30の封印固定部21、31が重合した状態で、上ケース20の封印固定部21(丸孔21a)にロックピン40を押し込むと、先端部のテーパーガイドによりロック爪部43が縮径状態で挿通孔21c及び係止孔31cを通過する。このとき、頭部41は、挿通孔21cの通過が規制され、また、ロック爪部43は、係止孔31cを通過後、弾性復元して係止孔31cの縁部に係止される。
これにより、簡易で安価な樹脂製のロックピン40を用いて、上ケース20及び下ケース30の封印固定部21、31を一体的に固定することが可能になる。
【0055】
本実施形態では、型成形が容易なことから、封印固定部31の丸孔31a(係止孔31c)が貫通状に形成されている。この場合、丸孔31aの裏側開口部からロックピン40のロック爪部43を操作し、ロックピン40の固定を解除するという不正行為が行われる可能性がある。
そこで、本実施形態では、封印固定部31の裏側に、裏蓋50を接着し、丸孔31aの裏側開口部を覆蓋している。この裏蓋50は、隣接する封印固定部31(A,F)の裏側開口部に嵌入される一対の凸部51と、これを連結する連結部52とを備えるように樹脂で形成されている。
【0056】
[第二封印手段]
次に、第二封印手段の具体的な構成を説明する。
第二封印手段は、第一封印手段の開封部22を表側から覆う封印カバー60を備えており、開封時に、封印カバー60の除去を要求するように構成されている。
第二封印手段をこのように構成すれば、第一封印手段の開封に先立ち、封印カバーを除去することが求められ、不正な開封が二重に阻止されることになる。しかも、第二封印手段を開封すると、封印カバー60が除去されるという明確な痕跡が残るので、開封の判別がきわめて容易になる。
【0057】
本実施形態の封印カバー60は、第一封印手段の開封部22を表側から覆うカバー部61と、上ケース20に対して固定される左右一対の固定部62と、この固定部62とカバー部61とを結合する左右一対の開封部63とを備えるように樹脂で形成されている。
【0058】
開封部63は、意識的に切断を容易にした部分で、ここを切断することにより、カバー部61が固定部62から分離され、カバー部61を除去することが可能になる。
そして、カバー部61を除去すると、第一封印手段の開封部22が露呈し、その開封操作が可能になるとともに、固定部62及び開封部63の一部が上ケース20側に残り、カバー部61を除去したことが強調される。
これにより、開封の痕跡が更に明確になり、開封の判別を確実かつ容易に行うことができる。
【0059】
固定部62は、上ケース20に突出形成されるカバー取付部23に対して、裏側からネジ70を用いて固定されるようになっている。また、接着を併用すれば、その固定を強固にすることができる。
また、カバー取付部23の下面及びネジ70の頭部は、制御基板ケース10が閉じられたとき、下ケース30に突出形成される固定具カバー33によって覆われるようになっている。
これにより、裏側からネジ70を操作して封印カバー60を取り外すという不正行為が困難になる。
【0060】
また、封印カバー60の固定部62は、カバー取付部23に対する取付面に凹部62aを有しており、この凹部62a内にカバー取付部23を嵌入させた状態で、カバー取付部23に固定されるようになっている。
これにより、カバー取付部23が固定部62によって覆われるので、カバー取付部23を切断して封印カバー60を取り外すという不正行為も困難になる。
【0061】
カバー部61は、第一封印手段の開封部22を覆うばかりでなく、封印固定部21の表側開口部も覆うように形成されている。
これにより、ロックピン40の不正な取り外し行為が封印カバー60によって阻止されることになる。
また、カバー部61は、封印固定部21の対応位置に、ロックピン40の押し込み操作具が通過可能で、かつ、ロックピン40が通過不能な押し込み孔61aを有している。
これにより、ロックピン40を押し込み操作する以前、すなわち、制御基板ケース10を閉じる以前に、封印カバー60を上ケース20のカバー取付部23に取り付けて、カバー取付部23の下面及びネジ70の頭部を下ケース30の固定具カバー33で覆うことが可能になる。
【0062】
なお、本実施形態では、一つの封印カバー60で隣接する二つの開封部22(封印固定部21)を覆っているが、各開封部22(封印固定部21)を個別に覆うようにしてもよい。
【0063】
[制御基板ケースの組み立て手順]
次に、制御基板ケース10の組み立て手順(遊技機メーカにおける最初の封印手順)について、図2を参照して説明する。
まず、単体の上ケース20において、封印固定部21(A)にロックピン40を押し込む。次に、上ケース20の封印固定部21(A)に、封印カバー60を被せ、これをカバー取付部23に対して裏側からネジ70で固定する(接着は任意)。一方、単体の下ケース30において、封印固定部31の下面に裏蓋50を接着し、封印固定部31の裏側開口部を覆蓋する。そして、下ケース30内に制御基板を収納した後、下ケース30に上ケース20を組付け、下ケース30の開口を閉じる。その後、ロックピン40を押し込み操作すると、上ケース20及び下ケース30の封印固定部21、31が封印固定される。これにより、本発明の封印構造を備えた制御基板ケース10の組み立てが完了する。
【0064】
【発明の効果】
以上のように、本発明の封印構造によれば、痕跡を残さない開封や、痕跡の隠蔽を困難にして、不正な開封を排除するとともに、開封の痕跡をきわめて明確な状態で残し、開封の判別を確実かつ容易に行うことができる。
これにより、パチンコ、スロットマシン等の遊技機が備える制御基板ケースの封印に好適な封印構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御基板ケースを構成する上ケースの平面図である。
【図2】制御基板ケースの分解斜視図である。
【図3】封印状態の制御基板ケースを示す斜視図である。
【図4】第二封印手段を開封した状態の制御基板ケースを示す斜視図である。
【図5】第一封印手段及び第二封印手段を開封した状態の制御基板ケースを示す斜視図である。
【図6】(A)は、封印状態の封印固定部を示す平面図、(B)は、封印状態の封印固定部を示す断面図である。
【図7】(A)は、封印状態の封印固定部を示す平面図、(B)は、第二封印手段を開封した状態の封印固定部を示す平面図、(C)は、第一封印手段及び第二封印手段を開封した状態の封印固定部を示す平面図である。
【図8】(A)は、従来の封印構造における封印状態を示す断面図、(B)は、従来の封印構造における開封状態を示す断面図である。
【図9】(A)は、従来の封印構造における不正開封状態を示す断面図、(B)は、従来の封印構造における不正開封の痕跡隠蔽状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10 制御基板ケース
20 上ケース
21 封印固定部
21c 挿通孔
22 開封部
23 カバー取付部
30 下ケース
31 封印固定部
31c 係止孔
32 連結部
33 固定具カバー
40 ロックピン
41 頭部
42 軸部
43 ロック爪部
50 裏蓋
60 封印カバー
61 カバー部
62 固定部
63 開封部
70 ネジ

Claims (10)

  1. 固定物及び被固定物が、それぞれ封印固定部を有し、この封印固定部同士が、互に封印状態で固定されるとともに、開封時に開封部の切断又は破壊が要求され、この切断跡又は破壊跡が開封の痕跡となる封印構造であって、
    前記被固定物の封印固定部が、前記被固定物に対して分離不能に形成されるとともに、
    前記固定物が、前記封印固定部同士の固定を封印する第一封印手段及び前記第一封印手段の開封部を封印する第二封印手段を備え、
    前記第一封印手段が、前記封印固定部同士を固定解除不能に固定する封印固定具と、前記固定物とその封印固定部とを結合する開封部と、を備え、開封時に前記開封部が切断されるとともに、
    前記第二封印手段が、前記第一封印手段の開封部を表側から覆う封印カバーを備え、開封時に前記封印カバーが除去されることにより、前記第一封印手段の開封部が開封可能となる
    ことを特徴とする封印構造。
  2. 前記固定物及び被固定物が、それぞれ複数の前記封印固定部を有するとともに、前記被固定物に形成される複数の前記封印固定部が一体的に連結される請求項1記載の封印構造。
  3. 前記固定物の封印固定部が、複数の前記開封部を介して前記固定物に結合される請求項1又は2記載の封印構造。
  4. 前記封印固定具が、
    押し込み操作される頭部と、
    この頭部に一体的に連続する軸部と、
    この軸部の先端外周部に一体的に形成されるロック爪部と、
    を有する樹脂製のロックピンからなり、
    前記固定物の封印固定部が、前記ロックピンの前記ロック爪部及び軸部が通過可能で、かつ、前記頭部が通過不能な挿通孔部を有するとともに、
    前記被固定物の封印固定部が、前記ロックピンの前記ロック爪部が通過可能で、かつ、通過した前記ロック爪部が係止される係止孔部を有し、
    前記ロックピンが前記挿通孔部に挿通されて、前記係止孔部に係止されることにより、前記固定物及び被固定物の封印固定部同士が固定される請求項1乃至3のいずれか一項記載の封印構造。
  5. 前記係止孔部が、前記被固定物の封印固定部に貫通状に形成されるとともに、前記係止孔部の裏側開口部が、前記封印固定部の裏側に設けられる裏蓋によって覆われる請求項記載の封印構造。
  6. 前記封印カバーが、
    前記第一封印手段の開封部を表側から覆うカバー部と、
    前記固定物に固定される固定部と、
    この固定部と前記カバー部とを結合する開封部と、を有し、
    前記開封部の切断により、前記固定部が前記固定物側に残され、前記カバー部が除去される請求項1乃至5のいずれか一項記載の封印構造。
  7. 前記封印カバーが、前記固定物の裏側から固定具によって固定されるとともに、この固定具が、前記封印固定時に前記被固定物によって覆われる請求項1乃至6のいずれか一項記載の封印構造。
  8. 前記封印カバーが、前記挿通孔部の表側を覆うとともに、前記ロックピンの押し込み操作具が通過可能で、かつ、前記ロックピンが通過不能な孔部を備える請求項4項記載の封印構造。
  9. 前記固定物及び被固定物が、互に開閉可能に嵌合する遊技機用制御基板ケースからなる請求項1乃至のいずれか一項記載の封印構造。
  10. 前記固定物及び被固定物の一方が、遊技機用制御基板ケースからなり、他方が、当該制御基板ケースが取り付けられる遊技機からなる請求項1乃至のいずれか一項記載の封印構造。
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