JP4402611B2 - 遊技機における基板封止構造および基板封止方法 - Google Patents
遊技機における基板封止構造および基板封止方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4402611B2 JP4402611B2 JP2005068730A JP2005068730A JP4402611B2 JP 4402611 B2 JP4402611 B2 JP 4402611B2 JP 2005068730 A JP2005068730 A JP 2005068730A JP 2005068730 A JP2005068730 A JP 2005068730A JP 4402611 B2 JP4402611 B2 JP 4402611B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- box
- hole
- board
- bridging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Description
ってしまう。このためリサイクルする場合は基板やケースに残っている粘着剤をきれいに落とす必要がある。
すなわち本発明の遊技機における基板封止構造は、遊技機内部に設けられると共に、遊技実行中に所定条件が満たされた場合に遊技状態を遊技者にとって有利な特別遊技状態とする遊技用プログラムを記憶した記憶媒体が取り付けられた基板を収納し、基板収納後、収納口を閉塞する蓋体を備えた基板収納ケースと、この基板収納ケース内に設けられる箱部と、この箱部の壁面に形成された通し孔と、前記基板に一端で固定され他端で自由とされ、当該他端が前記箱部の通し孔に挿通されて前記基板および前記箱部を繋ぐ橋絡部材とを有し、この橋絡部材は、その前記自由な他端の側に、当該他端が前記箱部の通し孔に挿通されると抜けを防止するが、当該挿通状態で引き抜かれると、橋絡部材本体から分離する分離部を有することを特徴とする。
図1に示すように、遊技機であるパチンコスロット10は、筐体11には上扉12aと下扉12bとからなる前面扉を有する。各扉12a,12bは、それぞれ一対の扉ヒンジ16,16(図面では下扉12bのヒンジ16のみ示す。)により回転自在に取り付けられている。
ると閉塞板42をこじ開けなければ開閉できないようにされている。そのために閉塞板42には、その内面に縦断面で先細り形状(弾性を有する鏃形状)をした鏃状突起42a,42aを有する。なお鏃状突起42a,42aは、閉塞板42の内面における対向した位置に離れて形成されている。
閉塞板42で箱部40の開口40aを閉じると、鏃状突起42aと係合突起43とが係合され、スナップ結合が強固になる。
さらに橋絡部材本体45のうち括れ部48の近傍であって栓部47側の箇所は、横断面で見た場合において、円の中心線を境にその対象となる両側を中心線と平行になるように凹ませた如き形状をした凹部45aとされている。
なお、仮止部42cは切り欠きに限定されず、橋絡部材44の自由端部を暫時係止しておけるものであれば切り欠きに限られないのは勿論である。
基板32の貫通孔32bに最後まで通すと、栓部47との間でROM専用基板32を挟持する挟持部材49を有する。挟持部材49は、スナップ結合できるように縦断面で先細り形状(弾性を有する鏃形状)をしている。橋絡部材44を用いてROM専用基板32および箱部40を繋ぐには、ROM専用基板32に仮止めされている橋絡部材44の凹部45aを仮止部42cから取り外し、箱部40の通し孔42bに分離部46を無理入れするだけでよい。
しかして、橋絡部材44を引き抜くと、分離部46が橋絡部材本体45から分離される。パチンコスロット10が遊技場に設置されている状態で橋絡部材44の引き抜きが正当に行われる場合を、前記検証や交換を行う場合のみと定めておけば、当該検証や交換の際にすでに橋絡部材44が引き抜かれた状態にあれば、何者かによって不正が行われたことが判明する。
さらに、螺合手段によりケースから基板を取り外せないようしたものではないので、ケースから基板を取り外すことも容易である。
さらにまた、ROM専用基板32の貫通孔32bに橋絡部材44を通せば貫通孔32bは栓部47によって閉塞されるので、換言すれば、橋絡部材44の貫通孔32bからの抜けを防止できるので、橋絡部材44のROM専用基板32への取り付け作業が簡単にできる。
加えて、橋絡部材44は、橋絡部材44をROM専用基板32の貫通孔32bに通すと、前記栓部47との間でROM専用基板32を挟持する橋絡部材44を有するから、橋絡部材44を貫通孔32bに通すだけの簡単作業で橋絡部材44の固定ができる。
箱部40は、基板収納ケース25の一部分として一体成型されるので、箱部40を基板収納ケース25に別途配置する必要がない。このためそれだけ手間が省ける。
さらに、箱部40の開口は閉塞板42で閉じられるが、閉塞板42はスナップ結合により箱部40と結合されるので両者の組み付け作業がワンタッチでできる。
例えば箱部40の形成箇所は、この実施の形態ではメイン基板24におけるROM専用基板32の設置場所近傍であるがこれに限定されるものではない。また、前記検証や交換を行うときに栓部47に検証者や交換者がシールを貼りこのシールに検証印や交換終了の証印を行うことも考えられる。
更に、メイン基板24の前記適宜な貫通孔からROM専用基板32の貫通孔32bへと向かうように橋絡部材44を挿通させ、その後に、箱部40との封止を行うようにしても良い。
また、栓部47の外表面に特殊な刻印を施すことで、橋絡部材44の不正製造を防止することもできる。
11 筐体
12a 上扉
12b 下扉
13 表示窓
14a 第1リール
14b 第2リール
14c 第3リール
15 サブリール
16 扉ヒンジ
24 メイン基板
24a 実装面
24c メイン基板のコネクタ
25 メイン基板収納ケース(基板収納ケース)
25a ケース本体
25a1 底部
25b 蓋体
26 リールユニット
27 支持枠
29 ケースヒンジ
31 ROM(特別記憶媒体)
32 ROM専用基板(基板)
32b 貫通孔
32c ROM専用基板のコネクタ
40 箱部
40a 開口
40b 周壁
40c 嵌合孔
42 閉塞板
42a 鏃状突起
42b 通し孔
42c 仮止部
43 係合突起
44 橋絡部材
45 橋絡部材本体
45a 凹部
46 分離部
47 栓部
48 括れ部
49 挟持部材
51 封印シール(封印部材)
Claims (6)
- 遊技機内部に設けられると共に、遊技実行中に所定条件が満たされた場合に遊技状態を遊技者にとって有利な特別遊技状態とする遊技用プログラムを記憶した記憶媒体が取り付けられた基板を収納し、基板収納後、収納口を閉塞する蓋体を備えた基板収納ケースと、
この基板収納ケース内に設けられる箱部と、
この箱部の壁面に形成された通し孔と、
前記基板に設けられた貫通孔と、
前記基板および前記箱部を繋ぐひも状体の橋絡部材とを有し、
この橋絡部材は、該橋絡部材の一端に設けられ、前記基板の貫通孔に前記橋絡部材を通した場合において、前記貫通孔を閉塞する栓部と、前記橋絡部材の他端に設けられ、当該他端が前記箱部の通し孔に挿通されると抜けを防止するが、当該挿通状態で引き抜かれると、橋絡部材本体から分離する分離部と、前記分離部を前記橋絡部材本体と繋ぐ括れ部と、を含むことを特徴とする遊技機における基板封止構造。 - 前記基板には前記基板に通された橋絡部材の前記他端を前記箱部の通し孔に挿通する前に仮止めしておく仮止部であって、前記基板の縁が切欠かれた溝状の仮止部を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機における基板封止構造。
- 前記橋絡部材には、この橋絡部材を前記基板の貫通孔に通すと、前記栓部との間で前記基板を挟持する挟持部材を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機における基板封止構造。
- 前記箱部は、前記基板収納ケースの一部分として一体成型されると共に前記蓋体のある側で開く開口を有し、当該開口はこれを閉じる閉塞板で閉じられ、当該閉塞板はスナップ結合により前記箱部と結合されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一に記載の遊技機における基板封止構造。
- 前記閉塞板で前記箱部の開口を閉じた状態において、前記閉塞板と前記箱部との封じ目にあたる境界部分を封印する封印部材を有することを特徴とする請求項4に記載の遊技機における基板封止構造。
- 前記箱部は、透光性を有する透明部材からなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一に記載の遊技機における基板封止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005068730A JP4402611B2 (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 遊技機における基板封止構造および基板封止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005068730A JP4402611B2 (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 遊技機における基板封止構造および基板封止方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006247157A JP2006247157A (ja) | 2006-09-21 |
JP4402611B2 true JP4402611B2 (ja) | 2010-01-20 |
Family
ID=37088234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005068730A Expired - Fee Related JP4402611B2 (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | 遊技機における基板封止構造および基板封止方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4402611B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5391556B2 (ja) * | 2008-02-20 | 2014-01-15 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP5391555B2 (ja) * | 2008-02-20 | 2014-01-15 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP5852713B1 (ja) * | 2014-08-11 | 2016-02-03 | 山佐株式会社 | 遊技機用記憶媒体の保護構造、及び遊技機 |
-
2005
- 2005-03-11 JP JP2005068730A patent/JP4402611B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006247157A (ja) | 2006-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003210665A (ja) | 遊技機 | |
JP2003245408A (ja) | 遊技機 | |
JP4480648B2 (ja) | 基板収納ケースに用いられる制御基板封止構造および制御基板封止方法 | |
JP4480652B2 (ja) | 制御基板封止構造 | |
JP4402611B2 (ja) | 遊技機における基板封止構造および基板封止方法 | |
JP2011200288A (ja) | 遊技機の基板ケース | |
JP2003260168A (ja) | 遊技機 | |
JP4398854B2 (ja) | 電子回路基板 | |
JP5240734B2 (ja) | ケース封印構造 | |
JP2006247156A (ja) | 遊技機における基板封止構造および基板封止方法 | |
JP3736543B2 (ja) | 遊技機および遊技機用制御基板の収納ケースの封印方法 | |
JP5590351B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5031785B2 (ja) | 電子回路基板 | |
JP5660912B2 (ja) | 遊技機の基板ケース | |
JP3448179B2 (ja) | 電子遊戯機 | |
JP6712693B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2004073569A (ja) | 遊技機 | |
JP5755937B2 (ja) | 遊技機の基板ケース | |
JP2012170548A (ja) | 遊技機の基板ユニット | |
JP5158312B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5843080B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5802538B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4629011B2 (ja) | 遊技機及び侵入防止手段 | |
KR100247836B1 (ko) | 전자유희기용 cpu 칩 부품 및 그 cpu 칩 부품이 실장된 전자유희기용 실장기판 | |
JP2009240819A (ja) | 回胴式遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090507 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090519 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090721 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091020 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091029 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121106 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131106 Year of fee payment: 4 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |