JP4480648B2 - 基板収納ケースに用いられる制御基板封止構造および制御基板封止方法 - Google Patents

基板収納ケースに用いられる制御基板封止構造および制御基板封止方法 Download PDF

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Description

本発明は、遊技機における基板収納ケースに用いられる制御基板封止技術に関する。
パチンコ機やパチンコスロットその他の遊技媒体を用いて遊技が実行される遊技機では、遊技実行中に所定条件を満たすと遊技者にとって有利な特別遊技状態、いわゆる大当たりとなり、遊技球やメダル等の遊技媒体を多量に獲得できる。遊技媒体は、種々の景品と交換できるため、遊技者は大当たり獲得を目指す。
大当たりになると、遊技機に組み込まれた可変表示装置に各種図柄の変動やキャラクターの出現により実行される様々な演出が表示される。
可変表示装置に表示される演出は、遊技機内部に実装された制御装置によって制御されるが、制御装置は、可変表示装置への演出の表示制御だけでなく、大当たりを引き当てるための大当たり抽選プログラムを実行する。大当たり抽選プログラムは、電子的制御に基づいて特定の乱数を引き当てた場合に大当たりとなるように設定されたプログラムである。
また、遊技機には各種電飾やスピーカが取り付けられているが、制御装置は、これらの電飾を光らせたり、演出に合わせて鳴り響く効果音をスピーカから出したりするといった制御も行う。そのために制御装置には、基本処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)と、CPUでの処理に用いられるデータを一時記憶するRAM(Random Access Memory)と、CPUにて処理する前記大当たり抽選プログラムを含む各種プログラムその他のプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)とが制御基板上に備えられている。そして、CPUは、RAMに記憶されているデータやROMに記憶されているプログラムを必要に応じて読み出して各種制御を実行する。
ところで、既述のように、大当たりを引き当てると種々の景品と交換できるため、大当たりが連続するように改竄された不正な大当たり抽選プログラムを記憶したROMに制御基板ごと取り替えられてしまうといった事態が生じた。
そこで、このような不正を防止するために、特許文献1では、大当たり抽選プログラムの改竄防止技術について開示する。特許文献1の改竄防止技術は、螺合手段により基板収納ケースから制御基板を取り外せないようにするというものである。
特開2001−276386号公報
この種の基板収納ケースは、従来、制御基板を収納する矩形のケース本体と、このケース本体の基板収納口を前記蓋体で覆蓋する蓋体と、その覆蓋状態を維持する封止部材とから構成される。なお、ケース本体の基板収納口を蓋体で覆蓋する状態を維持することを封止という。
封止部材は、ケース本体に連結部を介して配置された複数のケース側封止部材と、前記蓋体に連結部を介して設けられ、前記ケース側封止部材と相対応して配置された複数の蓋側封止部材と、両封止部を固着するワンウェイネジ(一方向ネジ)その他の特殊形状ネジとからなる。ワンウェイネジを締め付けることで、蓋体はケース本体に封止されその開放
が阻止される。ただし、複数のケース側封止部材と、複数の蓋側封止部材のうちの少なくとも一対の封止部材がネジ止めされていれば、封止は十分に行われる。
この種の封止部材は、前記連結部を切断しない限り、基板収納ケースの開封ができないようになっている。このため、連結部での切断の痕跡を発見すれば、開封の事実を確認できる。
なお、不正行為が行われているか否かの検証は、監督官庁等により行われるが、その場合も当然のことながら、連結部は切断される。ケース側封止部材及び蓋側封止部材をそれぞれ複数揃えるのは、1つの基板収納ケースに対し、複数回の検査を受けられるようにするためである。
従来の基板収納ケースは、ネジ一個に対してケース側封止部材及び蓋側封止部材は対の関係にある。またケース側封止部材及び蓋側封止部材の各々は、ケース本体及び蓋体ばかりか、隣接する封止部材とも連結部を介して連結されている。このため、前記検証の際には、封止部材同士を連結する連結部の連結を解除しなければならず面倒であった。さらに、隣接する封止部材同士は、連結部を介して数珠繋ぎ状に連結されているから、自ずと長寸になってしまい、それだけ基板収納ケースの大型化を招来する。基板収納ケースが大型化すると、その取付け作業が面倒である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その解決しようとする課題は、ケース本体を封止するための封止部材のコンパクト化を図ると共に、封止解除がこれまでよりも容易に行うことができる技術を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
(1)すなわち本発明の遊技機における基板封止構造は、遊技用プログラムを記憶する記憶媒体を具備する制御基板が入れられる基板収納口を有し、この基板収納口から前記制御基板が収納されるケース本体と、このケース本体に設けられ前記基板収納口を覆蓋する蓋体と、前記ケース本体に前記蓋体を封止して覆蓋状態を維持する封止部とを有する基板収納ケースに用いられる制御基板封止構造であって、この制御基板封止構造は前記封止部に適用され、前記封止部は、前記ケース本体に設けられた本体側封止部と、前記蓋体に設けられ、前記基板収納口を前記蓋体が閉塞すると前記本体側封止部と同一線上において前後して位置する蓋側封止部と、前記基板収納口を前記蓋体で閉塞した状態において前記本体側封止部及び前記蓋側封止部を連結し、当該連結により蓋体を前記ケース本体に対して封止状態にする連結用橋絡部材とを有し、前記蓋側封止部は、前記連結用橋絡部材と係合する係合部を有し、前記連結用橋絡部材は、前記係合部と係合しかつ数珠繋ぎ状に連結された複数の係合片を有し、前記本体側封止部は、前記蓋側封止部と前記連結用橋絡部材とを係合するために前記連結用橋絡部材を前記蓋側封止部側に向けて案内する案内部を有することを特徴とする。
したがって、前記基板収納口を前記蓋体が閉塞することで、前記本体側封止部と同一線上において前後して位置する蓋側封止部に向けて、前記連結用橋絡部材を前記本体側封止部からその案内部を介して移動すると、前記連結用橋絡部材の先端部に位置する係合片は、前記蓋側封止部に至り、その後当該蓋側封止部の係合部と係止する。この結果、前記蓋側封止部と前記本体側封止部とが前記連結用橋絡部材を介して連結し、ケース本体に対して蓋体が閉塞された状態を維持する。この状態をもって蓋体を封止するという。
封止を解くには、連結用橋絡部材の軸方向(長手方向)に配列された複数の係合片のうち前記蓋側封止部の係合部と係止されている最先端の係合片とその次の係合片とを分離し
、連結用橋絡部材を介した蓋側封止部と本体側封止部との連結を解除する。すると前記次の係合片が今度は最先に位置する係合片となる。蓋側封止部と本体側封止部との連結が解除されると、蓋体は、ケース本体の基板収納口を開放可能な状態、すなわち、非封止状態になる。
また、蓋体に形成された蓋側封止部とケース本体に設けられた本体側封止部とはそれぞれ一つずつであり、これらを連結する連結用橋絡部材もまた一つであって、連結用橋絡部材の軸方向に配列された複数の係合片を、検証や部材の交換を行うごとに順次切断し、当該切断した後に前記連結用橋絡部材の新たに先端部となった係合片を前記蓋側封止部に係合することにより、前記本体側封止部と、前記蓋側封止部とを前記連結用橋絡部材を用いて再度繋ぐようになる。したがって、連結用橋絡部材の複数の係合片が切断によって無くならない限り、同一の蓋側封止部及び本体側封止部を繰り返し使用することができる。また、連結用橋絡部材を新しい連結用橋絡部材にすれば、同一の蓋側封止部及び本体側封止部を繰り返し使用できる。
なお、非封止状態は、連結用橋絡部材の軸方向に配列された複数の係合片のうち前記蓋側封止部の係合部と係止されている最先端の係合片とその次の係合片とを必ずしも分離しなければならないわけではない。次席以降の係合片を分離することをもってしても非封止状態といえる。要は蓋側封止部と本体側封止部とが連結用橋絡部材により連結されていなければよい。
(2)前記数珠繋ぎ状に連結された複数の係合片は、前記係合片同士の間に括れ部を有し、この括れ部を介して前記複数の係合片を連結するようにしてもよい。
(3)前記連結用橋絡部材は、前記本体側封止部にスライド自在に係合されると共にその後端部には取手を有し、前記案内部は前記取手が外部に臨んだ状態で前記連結用橋絡部材がスライド可能なスライド孔とされ、当該スライド孔は、前記同一線上に沿って延びていると好適である。
(4)前記スライド孔には、前記連結用橋絡部材の進行方向側先端に前記取手の進行を阻止することで前記連結用橋絡部材の前記スライド孔からの抜けを防止する抜け防止手段が形成されていると好適である。
(5)前記本体側封止部を含む前記ケース本体及び前記蓋側封止部を含む前記蓋体は、透明な材料でできていることを特徴とする。
(6)前記連結用橋絡部材の複数の係合片は、それぞれ別色で着色されていることを特徴とする。
(7)また本発明は、前記(1)項〜(6)項のいずれかに記載の制御基板封止構造が適用された基板収納ケースでもある。
(8)さらに本発明は、前記(7)項の基板収納ケースを有する遊技機でもある。
(9)そして、本発明は、(1)項〜(6)項のいずれかに記載の制御基板封止構造を用いることにより、制御基板が収納されたケース本体の基板収納口を前記蓋体で覆蓋しその覆蓋状態を維持する封止方法である。その特徴は、前記ケース本体に収納されている前記制御基板の取替えや制御基板に実装されている記憶媒体の改竄がされていないことの検証、又は前記制御基板若しくは前記制御基板に設けられる前記記憶媒体を含む回路構成部材の交換を行うときに、前記連結用橋絡部材に外力を付加して前記連結用橋絡部材の複数の
係合片のうち最先の係合片を切断し、もって前記連結用橋絡部材による前記本体側封止部と前記蓋側封止部との連結を解除することで前記蓋体の封止を解き、前記ケース本体に収納されている前記制御基板の取替えや制御基板に実装されている記憶媒体の改竄がされていないことの検証後、又は前記制御基板若しくは前記制御基板に設けられる前記記憶媒体を含む回路構成部材の交換後、前記切断により前記連結用橋絡部材の新たな先端部となった係合片を、前記蓋側封止部に係合することで再び前記連結用橋絡部材を用いて、前記本体側封止部と、前記蓋側封止部との連繋を行って、前記蓋体の封止を繰り返し行うことにある。
したがって、本発明によれば、蓋側封止部と、本体側封止部とを連結するにあたり、連結用橋絡部材を構成する数珠繋ぎ状に連結された複数の係合片を制御基板の取替えや制御基板に実装されている記憶媒体の改竄がされていないことの検証、又は前記制御基板若しくは前記制御基板に設けられる前記記憶媒体を含む回路構成部材の交換を行う度に、それまで蓋体に設けられた蓋側封止部と、ケース本体に設けられた本体側封止部とを連結するのに使用されていた連結用橋絡部材の複数の係合片のうち最先端に位置する係合片を次に位置する係合片から分離し、当該分離により、前記連結用橋絡部材による前記本体側封止部と前記蓋側封止部との連結を解除することで前記蓋体の封止を解き、前記ケース本体に収納されている前記制御基板の取替えや制御基板に実装されている記憶媒体の改竄がされていないことの検証後、又は前記制御基板若しくは前記制御基板に設けられる前記記憶媒体を含む回路構成部材の交換後、前記切断したことで前記連結用橋絡部材の新たな先端部となった係合片を前記蓋側封止部に係合することで、再び前記連結用橋絡部材を用いて、前記本体側封止部と、前記蓋側封止部との連繋を行って、前記蓋体の封止を繰り返すことができる。
この結果、蓋側封止部とケース本体に設けられた本体側封止部とは一つあれば足り、これらを連結する連結用橋絡部材もまた一つであれば足る。すなわちこれらを複数用意する必要がない。
したがって、基板収納ケースのコンパクト化を図ることができる。また、封止を解くには、連結用橋絡部材の軸方向に配列された複数の係合片のうち、前記蓋側封止部の係合部と係止されている最先端の係合片を分離するだけでよく、封止を解く度に蓋側封止部や本体側封止部を従来技術のように蓋体やケース本体から切断する必要がない。よってこれまでよりも容易に非封止状態にすることができる。
以下、本発明に係る遊技機における制御基板封止構造及び基板封止方法について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、遊技機であるパチンコスロット10は、筐体11に上扉12aと下扉12bとからなる前面扉を有する。各扉12a,12bは、それぞれ一対の扉ヒンジ16,16(図面では下扉12bのヒンジ16のみ示す。)により回転自在に取り付けられている。
上扉12aには、4個の表示窓13が設けられており、筐体11内に設けられるリールユニット26の第1リール14a、第2リール14b、第3リール14c及びサブリール15が各々の表示窓13を介して視認できる。各リールには多数の図柄が表示されている。そして一つの表示窓13で1リールにつき3個の図柄を視認できる。また、全ての表示窓13に記した図示しない所定の入賞有効ライン上で第1〜第3リールが所定図柄で揃うと、いわゆる大当たりが発生する。
下扉12bには、ゲームの開始時に操作される1枚ベットボタン,MAXベットボタン,ペイアウトボタン,メダルを投入するためのメダル投入口,メダルベットが行われた後に操作される押下式スタートレバー,押下式スタートレバーの押下操作により回転し始める前記リールの動作を停止させる第1〜第3のストップボタン等が設けられている。さらに、下扉12bの下部には、メダル受皿,配当メダル払出し口,灰皿等が取り付けられている。
また、筐体11内には、電子回路基板(制御基板)であるメイン基板24が、基板収納ケース25に収納された状態で、リールユニット26よりも奥に取り付けられる。リールユニット26は、支持枠27により筐体11の内壁に着脱自在に取り付けられる。
メイン基板24は、図2に示すように、パチンコスロット10の遊技実行中に所定条件が満たされた場合に遊技状態を遊技者にとって有利な特別遊技状態(大当たり)とする遊技用プログラムを記憶した記憶媒体であるROM31を実装するROM専用基板32や、CPU33などの各種回路部品が実装される。CPU33は、ROM31に記憶されている情報を適宜読み出して、その情報に基づきパチンコスロット10の作動を制御する。
基板収納ケース25は、図2に示すように、上方に開口する基板収納口126oを有するケース本体126と、ケース本体126に対しケースヒンジ129を介して回動可能に取り付けられて基板収納口126oを開閉する蓋体125と、蓋体125をケース本体126に対して封止する封止部164とを有する。ケース本体126の底部126aにメイン基板24が取り付けられる。また基板収納ケース25は、透光性を有する部材であるABS樹脂からできている。
封止部164は、ケース本体126に一体に設けられた本体側封止部166と、前記蓋体125に設けられ、前記基板収納口126oを蓋体125で閉塞した時に本体側封止部166と同一線L(図5参照)上において前後して位置する蓋側封止部168と、基板収納口126o(図2参照)を蓋体125で閉塞した状態において本体側封止部166及び蓋側封止部168を連結し、当該連結により蓋体125をケース本体126に対して封止する連結用橋絡部材169とを有する。
なお、ここでいう前後とは、同一線L上において連結用橋絡部材169が移動する側が前であり、その反対の側が後である。連結用橋絡部材169の移動については順次説明する。
本体側封止部166は、ケース本体126の一側面に突出した状態で設けられており、ケース本体126の一隅部を起点とし、かつ蓋体125で閉塞した状態において蓋側封止部168のある側に延びる長四角矩形状をした底板部266と、底板部266の上面に位置し底板部266の3/5を占める直方体形状をした箱状部268とからなる(図4参照)。
底板部266は、その下面とケース本体126の側壁面との間に位置する支持脚266aを有する(図4,図6及び図7参照)。支持脚266aによって、底板部266に掛かる荷重が支えられる。
本体側封止部166は、蓋側封止部168と連結用橋絡部材169とを係合するために連結用橋絡部材169を蓋側封止部168側に向けてスライドさせて案内する案内部としての案内溝(スライド孔)290を有する(例えば図4,図7参照)。
案内溝290は、本体側封止部166の内部にその軸(長手)方向に設けられた、換言
すると前記同一線L上に沿って延びている二段重ね構造の溝であり、上下に平設された上溝290u及び下溝290dと、両溝を繋ぐ連結溝290mと、箱状部268の天板268aに形成されたスリット溝290sとかなり、これらを横断面で見ると漢字の”土”の字の如き形体をしている。
案内溝290は、蓋側封止部168の側が開放され(図4参照)、蓋側封止部168の反対側が閉塞されている(図3,図11参照)。ただし、スリット溝290sにあっては、その中に入る、前記連結用橋絡部材169の後述する取手304の進行を阻止することで取手304、延いては連結用橋絡部材169の案内溝290からの抜けを防止する抜け防止手段としての抑止片269がスリット溝290sの蓋側封止部168の側において対向するように一対設けられている(図4,図5参照)。
そして、取手304をスリット溝290sに入れ易く、かつスリット溝290sに取手304を入れた後に取手304の抜けを防止できるように、当該一対の抑止片269は、形成されている。具体的には、これら一対の抑止片269を平面で見た時に当該一対の抑止片269によりそれらの間で鳩尾形状をなすように画成され、かつスリット溝290sに臨むようにされた溝(以下、鳩尾溝)269aを形成するごとき形状にされている(図3〜図5参照)。
蓋側封止部168は、本体側封止部166の箱状部268と同様直方体形状をしているが、箱状部268の略半分の大きさであって、蓋体125を閉じた時に底板部266と対面する側の面が開口された中空体である(図5,図13等参照)。また、蓋側封止部168には、蓋体125で閉塞した時に底板部266と係止する係止縁168aが前記開口を縁取る一縁から下方に突出して弾性変形可能に形成されている(図3及び図6参照)。係止縁168aの先端には係止突起が形成され、これが底板部266と係止する。
さらに蓋側封止部168のうち、蓋体125を閉じた時において、本体側封止部166と対向する壁部168bには、連結用橋絡部材169の先端部を蓋側封止部168の中空A内に導くための導入口168cが形成されている(図3及び図6参照)。
導入口168cは、長方形状をしている。そして、蓋体125を閉じ、蓋側封止部168の係止縁168aが本体側封止部166の底板部266と係止すると、導入口168cの長縁が底板部266と平行になるとともに、導入口168cが、本体側封止部166に形成された案内溝290の下溝290dと対向され、かつ導入口168cと下溝290dとが同一線L上に前後して位置するようになっている。
また、蓋体125を閉じた時において、蓋側封止部168の側部と、本体側封止部166の底板部266と、同じく箱状部268の側部との間には、空間部Sが設けられている(図3参照)。空間部Sの適用については後で述べる。
連結用橋絡部材169は、数珠繋ぎ状に連結された複数の係合片264を有する。なお、この実施形態では3つの係合片264を有し、そのうち最先、中央、最後尾の係合片264をそれぞれ符号264i,264ii及び264iiiで示すが、これらを総称するときは符号264で示唆する。各係合片264の各々は、蓋側封止部168の中空A内に十分に収納され得る程度の大きさである。そして、最後尾の係合片264iiiに連続して基端部265が設けられている。
各係合片264は、鋭角に開脚する一対の脚264aを含む楔形の頭部264bと、頭部264bのうち一対の脚264aが交差する中央部分から次の係合片264に向かって後方に延びる延在部264cとからなる(図4参照)。そして、延在部264cを介して
、係合片264同士は連結されている。また、延在部264cのうち次に位置する係合片264との接合箇所は括れており、当該箇所を括れ部264dと呼称する(例えば図8,図9参照)。
頭部264bの大きさ、換言すれば一対の脚264aの自由端同士の間隔は、蓋側封止部168の導入口168cの長さ寸法よりも幾分大きめの程度とされている(図5参照)。また、一対の脚264aは、一端固定他端自由な片持ち梁状であるから弾力がある。
よって、連結用橋絡部材169の先端部に位置する係合片264を蓋側封止部168の中空A内に導くために導入口168cに連結用橋絡部材169を進行させた場合において(図10(a)参照)、連結用橋絡部材169の頭部264bが導入口168cの長さ寸法よりも幾分大きめであっても導入口168cに対して頭部264bを押し込めば、導入口168cに対して一対の脚264aの自由度が高いため、一対の脚264aは、押し込まれた時に導入口168cから受ける圧力により、その開脚の度合いが狭められ(図10(b)参照)、それ故、導入口168cを経由して係合片264が蓋側封止部168の中空A内に収納されるようになる(図10(c)参照)。
一対の脚264aが中空A内に収納されると最早一対の脚264aに外力は作用しなくなるため、一対の脚264aは、これを蓋側封止部168の中空A内に収納する前の開度に戻る(図10(c)参照)。そして、一対の脚264aの自由端は、蓋側封止部168のうち導入口168cを有する前記壁部168bに蓋側封止部168の中空A内で当接し、蓋側封止部168と係合できるようになり、その結果、抜けなくなる。この関係で、導入口168cを有する壁部168bのことをこの明細書では係合部ということにする。
括れ部264dは、連結用橋絡部材169を本体側封止部166と蓋側封止部168とを連結する作業を行う際に括れ部264dに多少の引っ張り力が加わった程度では破断しないが、例えばマイナスドライバーで括れ部264dに外力を加えると破断する程度の強度を有する。
これら複数の係合片264は、本体側封止部166の前記下溝290dにスライド自在に内嵌状態で係合されている(図10参照)。そして、基端部265には、上溝290u及び連結溝290mにそれぞれ内嵌される、上溝嵌合片300及び連結片302が一体形成されている(図4,図7参照)。また、上溝嵌合片300には、その上面にスリット溝290sから外部に臨む取手304が突出形成されている。よって、連結用橋絡部材169の基端部265の箇所での横断面は、案内溝290の横断面と同様に漢字の”土”の字の如き形体をしている。
取手304をスリット溝290sに沿って移動することで、連結用橋絡部材169を本体側封止部166から蓋側封止部168の側に向けて移動することができる。なお、連結用橋絡部材169の係合片264を蓋側封止部168と初めて係合する移動前の状態にあっては、連結用橋絡部材169は、本体側封止部166の案内溝290にそのほぼ全体が収納された状態にある(図10(a)参照)。
そして、蓋体125を閉じた状態において、連結用橋絡部材169を介して本体側封止部166と蓋側封止部168とを連結することで蓋体125をケース本体126に対して封止状態にすべく、蓋側封止部168の中空A内に係合片264を導入すると、連結用橋絡部材169の括れ部264dが、前記空間部Sの中央部、即ち、蓋側封止部168と本体側封止部166との間のほぼ中央に位置するようになる(図5参照)。
この時、先端に位置する係合片264iを介して蓋側封止部168と本体側封止部16
6とを連結する時には、連結用橋絡部材169を蓋側封止部168の側にスライドさせて取手304を後端から少し前方へ移動してスリット溝290sの後端から幾分離れた箇所に位置するように(図3、図10及び図11参照)、また2番目の係合片264iiを介して蓋側封止部168と本体側封止部166とを連結する時には、一層、連結用橋絡部材169を蓋側封止部168の側にスライドさせて、取手304がスリット溝290sのほぼ中央に位置するように(図12及び図13参照)、さらに最後尾の係合片264iiiを介して蓋側封止部168と本体側封止部166とを連結する時には、連結用橋絡部材169を蓋側封止部168の側にさらにスライドさせて、取手304がスリット溝290sの先端の抑止片269に当接するか又は当接するほど近辺に位置するように(図4参照)、スリット溝290s、取手304の長さ及び連結用橋絡部材169の長さ寸法が定められている。
そして、基板収納ケース25の内部の検証、又は同ケース25に収納されているROM専用基板32若しくはROM専用基板32に設けられるROM31を含む回路構成部材の交換を行う場合には、パチンコスロット10の上扉12aを開き、筐体11内に設けられるリールユニット26を取り除き、リールユニット26よりも奥に取り付けられている基板収納ケース25を筐体から取り外す。なお、基板収納ケース25の筐体における取り付け場所は適宜設定変更できるものとする。
その後、取り外した基板収納ケース25を作業台その他の安定した箇所に置き、例えばマイナスドライバー306を用いて封止を解く。具体的には、図11に示すように、連結用橋絡部材169の軸方向(長手方向)に配列された複数の係合片264のうち蓋側封止部168と係止されている最先の係合片264iとその次の係合片264iiとの間の括れ部264dにマイナスドライバー306を宛がった状態で押圧することにより両係合片264i,264iiを分離し(図11(a),(b)参照)、もって連結用橋絡部材169を介した蓋側封止部168と本体側封止部166との連結を解除する(図11(c)参照)。分離によって係合片264は破損された状態となり、元の状態に戻すことは不可能になる。
蓋側封止部168と本体側封止部166との連結が解除されると、蓋体125は、ケース本体126の基板収納口126oを開放可能な状態、すなわち、非封止状態になる。
なお、最先の係合片264iを次の係合片264iiから分離したときに、係合片264iが蓋側封止部168内に自然に収納されない時は、マイナスドライバー306により、蓋側封止部168内に係合片264iを押しやる(図11(c),図12(a)参照)。分離された係合片264は、そのまま蓋側封止部168内に収納しておいてもよいが、図12(b)のように、蓋側封止部168を含む蓋体125を開いて蓋側封止部168から排除してもよい。排除した後は、図12(c)のように蓋体125を元の通り閉じる。前記分離により次(中央)の係合片264iiが、今度は最先端の係合片264になる(図13(a)参照)。
蓋体125を非封止状態から封止状態にするには、連結用橋絡部材169の取手304を蓋側封止部168側に指先で押しやり、本体側封止部166に設けた案内溝290に対し連結用橋絡部材169をスライドさせて蓋側封止部168側に向けて移動し(図13(b)参照)、連結用橋絡部材169の先端に位置することになった係合片264iiを蓋側封止部168の導入口168cに導入し、これにより蓋側封止部168と本体側封止部166との連結用橋絡部材169を介した係合を再度実行する(図13(c)参照)。
そして、次に基板収納ケース25の内部の検証、又は同ケース25に収納されているROM専用基板32若しくはROM専用基板32に設けられるROM31を含む回路構成部
材の交換を行う場合には、既述したと同様に、今度は係合片264iiの括れ部264dにマイナスドライバーで外力を加えることで破断し、今度は係合片264iiiを最先端の係合片264として蓋側封止部168の導入口168cに導入し、これにより蓋側封止部168と本体側封止部166との連繋を再び行って、蓋体125の封止を繰り返し実行する。
以上の説明からわかるよに、蓋体125とケース本体126との封止を行うに当たり、封止部164を構成する蓋側封止部168と本体側封止部166とは一つあれば足り、これらを連結する連結用橋絡部材169もまた一つであれば足る。すなわち封止部164を構成する部材は最小数あれば足り、これらを複数用意する必要がないので、基板収納ケース25のコンパクト化を図ることができる。
また、封止を解くには、連結用橋絡部材169の軸方向に配列された複数の係合片164のうち、蓋側封止部168と係止されている最先端の係合片164を分離するだけでよく、封止を解く度に蓋側封止部168や本体側封止部166をも従来技術のように蓋体125やケース本体126から切断する必要がない。よって、従来の技術よりも容易に非封止状態にすることができる。
なお、最後の係合片264iiiを使用し終わった後、すなわち最後の係合片264iiiをマイナスドライバー306で分離した後において封止を継続する場合には、新たな連結用橋絡部材169を用いることになるが、この場合、連結用橋絡部材169の本体側封止部166への導入は、連結用橋絡部材169をその最後尾から案内溝290に入れることによって行う。
この時、当該案内溝290のスリット溝290sに連結用橋絡部材169の取手304が、また案内溝290の上溝290uに連結用橋絡部材290の上溝嵌合片300が内嵌されると共に、連結用橋絡部材169の係合片264に連続する基端部265及び、連結片302は、それぞれ案内溝290の、下溝290d及び連結溝290mに内嵌される。スリット溝290sには、既述のように一対の抑止片269によって形成された鳩尾溝269aがあり、鳩尾溝269aに案内されながら取手304はスリット溝290sに導入され、スリット溝290sに取手304が導入された後は、一対の抑止片269によって取手304の抜けが防止される。
既述したように、基板収納ケース25にあっては、蓋体125に形成された蓋側封止部168とケース本体126に設けられた本体側封止部166とはそれぞれ一つずつ有するだけであり、これらを連結する連結用橋絡部材169もまた一つであって、連結用橋絡部材169の軸方向に配列された複数の係合片264を、ケース本体126に収納されているメイン基板24の取替えやメイン基板24に実装されているROM31の改竄がされていないことの検証や部材の交換を行うごとに順次分離し、当該分離した後に連結用橋絡部材169の新たに先端部となった次の係合片264を蓋側封止部168に係合することにより、本体側封止部166と、蓋側封止部168とを連結用橋絡部材169を用いて再度繋ぐ。
したがって、連結用橋絡部材169の複数の係合片264が分離によって無くならない限り、同一の蓋側封止部168及び本体側封止部166を繰り返し使用することができる。 また、連結用橋絡部材169を新しくすれば、さらに繰り返して同一の蓋側封止部168及び本体側封止部166を使用できる。
なお、非封止状態は、連結用橋絡部材169の軸方向に配列された複数の係合片264のうち蓋側封止部168と係止されている最先端の係合片264とその次の係合片264
とを必ずしも分離しなければならないわけではない。連結用橋絡部材169の途中に位置する係合片264をその次の係合片264と分離することであってもよい。要は連結用橋絡部材169を介在させて蓋側封止部168と本体側封止部166とが連結されていない状態にあればよい。
そして、蓋体125とケース本体126との繋がりを解き、蓋体125を開いて、前記基板収納ケース25に収納されているROM31の改竄やROM専用基板32の取り替えがされていないことの検証後、又は基板収納ケース25に収納されているROM専用基板32若しくはROM専用基板32に設けられるROM31を含む回路構成部材の交換後は、連結用橋絡部材169を用いて、蓋体125とケース本体126とを再度繋ぎ、その後は基板収納ケース25を筐体11に取り外した場合と逆の順序で、基板収納ケース25及びリールユニット26を筐体11に取り付け、上扉12aを閉じれば、パチンコスロット10の稼働準備が調う。
なお、パチンコスロット10が遊技場に設置されている状態で連結用橋絡部材169が正当に括れ部264dで分離される場合を、前記検証や交換を行う場合のみと定めておけば、当該検証や交換の際に既に連結用橋絡部材169が分離された状態にあれば、何者かによって不正が行われたことが判明する。
また、螺合手段を用いて封止するものではないため、比較的容易に封止の解除ができる。
さらにまた、本体側封止部166を含むケース本体126及び蓋側封止部168を含む蓋体125は、透明材料であるABS樹脂からなるので、連結用橋絡部材169が本体側封止部166及び蓋側封止部168に入っていることが一目瞭然である。
しかも、連結用橋絡部材169の各係合片264を例えば、最先の係合片264iは赤、中央の係合片264iiは青、最後尾の係合片264iiiは黄色という具合いにそれぞれ別色で着色しておいてもよい。このようにすると、現在使用しているものが何番目の係合片であるかを簡単に識別できるので作業性が向上する。
着色の応用として、連結用橋絡部材169の係合片264の全てを同じ色で着色しておく。そして、当該係合片264を異色に着色された連結用橋絡部材169を複数用意しておき、ROM31の改竄やROM専用基板32の取替えが行われていないか否かを検証する場合、又は基板収納ケース25に収納されているメイン基板24若しくはメイン基板24に設けられるROM31を含む回路構成部材の交換を行う毎に、当該異色の連結用橋絡部材169を使用すれば、連結用橋絡部材169の係合片264が何色であるかは関係者以外には知らされていないため、万一偽の連結用橋絡部材169が不正に使用された場合でも規定の着色がされたものではないこと、すなわち不正が行われたことが容易に判る。
尚、本発明は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば、この実施形態では、抜け防止手段としての一対の抑止片269をスリット溝290sに設けたものを例示したが、上溝290uにも設けてもよい。また一対の抑止片269によってそれらの間に形成される鳩尾溝269aに連結用橋絡部材290の上溝嵌合片300や取手304が導入され易いように上溝嵌合片300や取手304の後端を先細り形状にしてもよい。
本発明に係る制御基板封止構造が適用されるパチンコスロットの外観を示す斜視図である。 基板収納ケースをその蓋体を開いた状態を示す斜視図である。 蓋体を閉じた状態における基板収納ケースの要部拡大斜視図であって、封止部を示す図である。 図3を別方向から見ると共に、連結用橋絡部材を最も前進させた状態を示す斜視図である。 図3の平面図である。 図5のA−A線断面図である。 図5のB−B線断図である。 連結用橋絡部材の平面図である。 図8の側面図である。 連結用橋絡部材が蓋側封止部に押し込まれている状態を説明するための平面図である。 連結用橋絡部材をドライバにて切断し、中央の係合片を蓋側封止部に押し込むまでの状態を説明するための縦断面図であって、最先の係合片がまだ蓋側封止部にある状態を説明するための動作説明図である。 図11に連続する図であって、切断された最先の係合片を除去するために、蓋体を開くまでの状態を説明するための動作説明図である。 図12に連続する図であって、切断された最先の係合片を除去した後に中央の係合片を蓋体内に導入する状態を説明するための動作説明図である。
符号の説明
10 パチンコスロット
11 筐体
12a 上扉
12b 下扉
13 表示窓
14a 第1リール
14b 第2リール
14c 第3リール
15 サブリール
16 扉ヒンジ
24 メイン基板(制御基板)
25 基板収納ケース
26 リールユニット
27 支持枠
31 ROM(記憶媒体)
32 専用基板
125 蓋体
126 ケース本体
126a 底部
126o 基板収納口
129 ケースヒンジ
164 封止部
166 本体側封止部
168 蓋側封止部
168a 係止縁
168b 壁部(係合部)
168c 導入口
169 連結用橋絡部材
264 係合片の総称
264i 最先の係合片
264ii 中央の係合片
264iii 最高尾の係合片
264a 脚
264b 頭部
264c 延在部
264d 括れ部
265 基端部
266 底板部
266a 支持脚
268 箱状部
268a 天板
269 抑止片(抜け防止手段)
269a 鳩尾溝
290 案内溝,スライド孔(案内部)
290d 下溝
290m 連結溝
290s スリット溝
290u 上溝
300 上溝嵌合片
302 連結片
304 取手
306 マイナスドライバー
A 蓋側封止部の中空
L 同一線
S 蓋側封止部と本体側封止部との間の空間部

Claims (3)

  1. 遊技用プログラムを記憶する記憶媒体を具備する制御基板が入れられる基板収納口を有し、この基板収納口から前記制御基板が収納されるケース本体と、
    このケース本体に設けられ前記基板収納口を覆蓋する蓋体と、
    前記ケース本体に前記蓋体を封止して覆蓋状態を維持する封止部と
    を有する基板収納ケースに用いられる制御基板封止構造であって、
    この制御基板封止構造は前記封止部に適用され、
    前記封止部は、
    前記ケース本体に設けられた本体側封止部と、
    前記蓋体に設けられ、前記基板収納口を前記蓋体が閉塞すると前記本体側封止部と同一線上において前後して位置する蓋側封止部と、
    前記基板収納口を前記蓋体で閉塞した状態において前記本体側封止部及び前記蓋側封止部を連結し、当該連結により蓋体を前記ケース本体に対して封止状態にする連結用橋絡部材とを有し、
    前記蓋側封止部は、前記連結用橋絡部材と係合する係合部を有し、
    前記連結用橋絡部材は、前記係合部と係合しかつ数珠繋ぎ状に連結された複数の係合片を有し、
    前記本体側封止部は、前記蓋側封止部と前記連結用橋絡部材とを係合するために前記連結用橋絡部材を前記蓋側封止部側に向けて案内する案内部を有し、
    前記連結用橋絡部材は、前記本体側封止部にスライド自在に係合されると共にその後端部には取手を有し、
    前記案内部は前記取手が外部に臨んだ状態で前記連結用橋絡部材がスライド可能なスライド孔とされ、
    当該スライド孔は、前記同一線上に沿って延びていることを特徴とする基板収納ケースに用いられる制御基板封止構造。
  2. 前記スライド孔には、前記連結用橋絡部材の進行方向側先端に前記取手の進行を阻止することで前記連結用橋絡部材の前記スライド孔からの抜けを防止する抜け防止手段が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の基板収納ケースに用いられる制御基板封止構造。
  3. 請求項1又は2に記載の制御基板封止構造が適用された基板収納ケースを有する遊技機
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