JP5426994B2 - 遊技機の不正防止カバー - Google Patents
遊技機の不正防止カバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP5426994B2 JP5426994B2 JP2009252303A JP2009252303A JP5426994B2 JP 5426994 B2 JP5426994 B2 JP 5426994B2 JP 2009252303 A JP2009252303 A JP 2009252303A JP 2009252303 A JP2009252303 A JP 2009252303A JP 5426994 B2 JP5426994 B2 JP 5426994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover body
- cover
- piece
- plate
- wall portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
遊技部品および該遊技部品を制御する基板を備えた遊技機において、遊技部品または基板に接続するハーネス(H)に設けたコネクタ(C)と基板に設けたソケット(S)との接続部位を、第1カバー体(12)と該第1カバー体(12)に取り付けられる第2カバー体(50)との間に収容する不正防止カバーであって、
前記第1カバー体(12)は、
矩形状の板部(16)およびこの板部(16)における3辺の側縁から夫々立設された壁部(18,18,20)を有し、前記基板側となる底面および一側面が開放されると共に、前記板部(16)および3辺の壁部(18,18,20)で囲われる収容部位(14a)に前記コネクタ(C)と前記ソケット(S)との接続部位を収容可能な箱状本体(14)と、
前記収容部位(14a)に前記板部(16)から前記壁部(18)と離間して立設され、該壁部(18)との間に該収容部位(14a)と仕切られた挿入空間(23)を画成する内壁部(22)と、
前記内壁部(22)またはこの内壁部(22)との間に前記挿入空間(23)を画成する壁部(18)における前記板部(16)側に位置して、該挿入空間(23)より拡開した保持空間(27)を形成するように段状に設けられた係止部(26)とを備え、
前記第2カバー体(50)は、
前記箱状本体(14)における前記3辺の壁部(18,18,20)で形成される開口部(14b)に整合可能な板状本体(52)と、
前記板状本体(52)の側部に前記挿入空間(23)に対応するよう立設されて、弾性変形可能な挿入片(56)と、
前記挿入片(56)における前記板状本体(52)との接続部分に屈曲形成され、該第2カバー体(50)を前記第1カバー体(12)に組み付けた際に前記箱状本体(14)より延出する屈曲部(55)と、
前記挿入片(56)の先端に設けられ、該挿入片(56)の挿入空間(23)側への突出方向と交差する方向に延出する爪部(58)とを備え、
前記第1カバー体(12)の箱状本体(14)には、前記第2カバー体(50)を組み付けた際に前記屈曲部(57)に沿って延在する保護片(44)が設けられ、
前記第2カバー体(50)は、前記爪部(58)の延出端と前記挿入片(56)における該爪部(58)と反対側の面との幅が、前記内壁部(22)とこの内壁部(22)との間に前記挿入空間(23)を画成する壁部(18)との間隔より大きく形成され、
前記第2カバー体(50)は、前記コネクタ(C)を挟んで対向した前記第1カバー体(12)の前記挿入空間(23)に圧入した前記挿入片(56)の爪部(58)が、前記保持空間(27)で前記係止部(26)に対して該挿入片(56)の抜出方向に交差するよう係合すると共に、前記開口部(14b)の内側に前記板状本体(52)が整合するよう構成したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、第1カバー体の挿入空間に第2カバー体の挿入片を圧入すると、保持空間で爪部が係止部に係合して第2カバー体の取り外し方向の移動が規制されると共に、挿入空間を画成する内壁部と壁部との間隔が、爪部を含めた挿入片の先端部より狭小になっているので、内壁部または壁部に阻まれて挿入片の弾性変形が規制されて、爪部を係止部から退避することができない。すなわち、爪部と係止部との係合状態を解除できず、第2カバー体を第1カバー体から取り外すことは非常に困難となるので、コネクタの取り外しを防止することができる。また、第2カバー体が第1カバー体の開口部に整合するよう取り付けられて、第1カバー体の挿入空間および収容部位も第2カバー体で塞がれるので、外部からコネクタのハーネス接続部位や挿入片を操作することができず、コネクタとソケットとの接続部位をより確実に保護し得る。更に、不正防止カバーは、第1カバー体の箱状本体から突出している屈曲部を切断することで、第2カバー体の板状本体を第1カバー体から分離してソケットから取り外すことができるが、第2カバー体の挿入片が第1カバー体の挿入空間に残るので、破壊の痕跡が残って不正な取り外しを簡単に把握できる。更に、第2カバー体の屈曲部に沿って延在するように、第1カバー体に保護片が設けられているので、屈曲部を切断する際に保護片も切断されてしまい、第1カバー体自体にも取り外しの痕跡を残すことができる。
遊技部品および該遊技部品を制御する基板を備えた遊技機において、遊技部品または基板に接続するハーネス(H)に設けたコネクタ(C)と基板に設けたソケット(S)との接続部位を、第1カバー体(12)と該第1カバー体(12)に取り付けられる第2カバー体(50)との間に収容する不正防止カバーであって、
前記第1カバー体(12)は、
矩形状の板部(16)およびこの板部(16)における3辺の側縁から夫々立設された壁部(18,18,20)を有し、前記基板側となる底面および一側面が開放されると共に、前記板部(16)および3辺の壁部(18,18,20)で囲われる収容部位(14a)に前記コネクタ(C)と前記ソケット(S)との接続部位を収容可能な箱状本体(14)と、
前記収容部位(14a)に前記板部(16)から前記壁部(18)と離間して立設され、該壁部(18)との間に該収容部位(14a)と仕切られた挿入空間(23)を画成する内壁部(22)と、
前記内壁部(22)またはこの内壁部(22)との間に前記挿入空間(23)を画成する壁部(18)における前記板部(16)側に位置して、該挿入空間(23)より拡開した保持空間(27)を形成するように段状に設けられた係止部(26)と、
前記収容部位(14a)に前記板部(16)から前記壁部(18)と離間して立設されて、該壁部(18)との間に該収容部位(14a)と仕切られた規制空間(29)を画成する隔壁部(28)とを備え、
前記第2カバー体(50)は、
前記箱状本体(14)における前記3辺の壁部(18,18,20)で形成される開口部(14b)に整合可能な板状本体(52)と、
前記板状本体(52)の側部に前記挿入空間(23)に対応するよう立設されて、弾性変形可能な挿入片(56)と、
前記挿入片(56)における前記板状本体(52)との接続部分に屈曲形成され、該第2カバー体(50)を前記第1カバー体(12)に組み付けた際に前記箱状本体(14)より延出する屈曲部(55)と、
前記挿入片(56)の先端に設けられ、該挿入片(56)の挿入空間(23)側への突出方向と交差する方向に延出する爪部(58)と、
前記板状本体(52)の側部に前記規制空間(29)に対応するよう立設されて、該規制空間(29)に挿入される第1位置決め片(60)と、
前記板状本体(52)における第1位置決め片(60)の内側に、前記収容部位(14a)に収容される前記コネクタ(C)と前記ソケット(S)との接続部位に合わせて立設されて、該隔壁部(28)を第1位置決め片(60)との間に挟む第2位置決め片(62)とを備え、
前記第2カバー体(50)は、前記爪部(58)の延出端と前記挿入片(56)における該爪部(58)と反対側の面との幅が、前記内壁部(22)とこの内壁部(22)との間に前記挿入空間(23)を画成する壁部(18)との間隔より大きく形成され、
前記第2カバー体(50)は、前記コネクタ(C)を挟んで対向した前記第1カバー体(12)の前記挿入空間(23)に圧入した前記挿入片(56)の爪部(58)が、前記保持空間(27)で前記係止部(26)に対して該挿入片(56)の抜出方向に交差するよう係合すると共に、前記開口部(14b)の内側に前記板状本体(52)が整合するよう構成したことを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、第1カバー体の挿入空間に第2カバー体の挿入片を圧入すると、保持空間で爪部が係止部に係合して第2カバー体の取り外し方向の移動が規制されると共に、挿入空間を画成する内壁部と壁部との間隔が、爪部を含めた挿入片の先端部より狭小になっているので、内壁部または壁部に阻まれて挿入片の弾性変形が規制されて、爪部を係止部から退避することができない。すなわち、爪部と係止部との係合状態を解除できず、第2カバー体を第1カバー体から取り外すことは非常に困難となるので、コネクタの取り外しを防止することができる。また、第2カバー体が第1カバー体の開口部に整合するよう取り付けられて、第1カバー体の挿入空間および収容部位も第2カバー体で塞がれるので、外部からコネクタのハーネス接続部位や挿入片を操作することができず、コネクタとソケットとの接続部位をより確実に保護し得る。更に、不正防止カバーは、第1カバー体の箱状本体から突出している屈曲部を切断することで、第2カバー体の板状本体を第1カバー体から分離してソケットから取り外すことができるが、第2カバー体の挿入片が第1カバー体の挿入空間に残るので、破壊の痕跡が残って不正な取り外しを簡単に把握できる。更に、第1カバー体の規制空間に挿入される第1位置決め片と、第1カバー体の隔壁部を第1位置決め片との間に挟む第2位置決め片とによって、第1カバー体と第2カバー体とを位置決めできる。
請求項3に係る発明によれば、第2カバー体の屈曲部に沿って延在するように、第1カバー体に保護片が設けられているので、屈曲部を切断する際に保護片も切断されてしまい、第1カバー体自体にも取り外しの痕跡を残すことができる。
請求項4に係る発明によれば、第2カバー体の屈曲部を、板状本体から第1カバー体の挿入空間と反対側に延出してから該挿入空間側へ屈曲するように形成することで、挿入片が弾性変形し易くなり、第1カバー体と第2カバー体との取り付けが容易になる。
前記第1カバー体(12)の板部(16)および前記第2カバー体(50)の板状本体(52)の少なくとも一方に、前記収容部位(14a)に向けて突出形成した規制片(68)を、該挿通口(21)と前記コネクタ(C)との間に挿通口(21)に重なるよう設けたことを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、内部にハーネスを挿通する挿通口に重なるように設けた規制片によって、挿通口からの内部へのアクセスを行い難くすることができる。
前記第2カバー体(50)は、前記板状本体(52)の基板側縁部に、基板に並行するように延出形成された第2延出片(70)を有していることを要旨とする。
請求項6に係る発明によれば、第1カバー体および第2カバー体の基板側の縁部に延出片を設けることで、不正防止カバーの内部へアクセスし難くすることができ、針金やピン等によって挿入片が操作されることを防止できる。
前記第1カバー体(12)には、前記隙間(CS1)に対して挿入される突片(34)が設けられることを要旨とする。
請求項7に係る発明によれば、ソケットの開口端とコネクタのフランジとの間に、第1カバー体の突片が挿入されるので、第1カバー体および第1カバー体に取り付けられた第2カバー体を位置決めすることができる。また、フランジに突片が当接して基板から離間する方向への移動が阻まれるので、不正防止カバーがコネクタとソケットの接続部位より基板から離間する方向に抜けることを防止できる。
請求項8に係る発明によれば、不正行為において狙われる頻度が高い始動入賞装置に関係するコネクタとソケットとを適切に保護することができる。
図1または図2に示すように、実施例に係るパチンコ機100は、矩形枠状に形成されて遊技店の図示しない設置枠台に縦向きに設置される矩形枠状の外枠102を有し、この外枠102の開口前面側に、遊技盤106(図3または図4参照)を着脱可能に保持する中枠104が開閉および着脱可能に組み付けられている。また、パチンコ機100には、各種図柄を変動表示可能な図柄表示ユニット108が、遊技盤106の裏側に着脱可能に取り付けられている(図4参照)。更に、パチンコ機100における中枠104の前面側には、遊技盤106を透視保護するガラス板110aを備えた前枠110が開閉可能に組み付けられると共に、前枠110の下方にパチンコ球を貯留する下球受け皿112が開閉可能に組み付けられる。なお、実施例では、前枠110の下部位置に、パチンコ球を貯留する上球受け皿114が一体的に組み付けられており、前枠110の開閉に合わせて上球受け皿114も一体的に開閉するよう構成される。なお、実施例では、図柄表示ユニットとして液晶表示装置が採用されているが、ドラム式の表示装置やベルト式の表示装置等の各種図柄を変動表示可能な従来公知の表示装置を用いることができる。
図3または図4に示すように、遊技盤106は、略矩形状に形成されたアクリルやポリカーボネート等の透明な合成樹脂材からなる透明板140と、該透明板140の後側に組み付けられ、図柄表示ユニット108が後面に配設される裏ユニット142とから構成される。 透明板140の前面には、外レール140aと内レール140bとが半円弧状に配設されており、両レール140a,140bにより画成される略円形の遊技領域106aに、中枠104に配設された打球発射装置から発射されたパチンコ球が打ち出されて、遊技領域106a内をパチンコ球が流下して遊技が行われるようになっている。
前記パチンコ機100は、背面側に露出するハーネス接続部を、箱状カバー体(第1カバー体)12と蓋状カバー体(第2カバー体)50との2つの部材からなる不正防止カバー10に収容している(図10参照)。不正防止カバー10は、ハーネス接続部が始動入賞装置144の始動入賞センサ145に繋がるハーネスHと主制御基板134との接続や主制御基板134と払出し制御基板128との接続を対象とする等、賞球に関する電気信号が行き交うために不正防止対策の要請が強いハーネス接続部に主に装着される。特に、不正防止カバー10は、始動入賞センサ145に繋がるハーネスHのコネクタCと主制御基板134のソケットSとのハーネス接続部に装着するのが好適である。
実施例の箱状カバー体12は、合成樹脂の成形品であって、内部が視認できるように透明になっている。図13に示すように、箱状カバー体12は、箱状本体14で外郭が構成されている。箱状本体14は、ハーネス接続部への箱状カバー体12の装着時に対向する該ハーネス接続部の下面に合わせて矩形状に形成された板部16と、この板部16における左右の側縁および後縁の3辺から夫々立設された壁部18,18,20とを有している(図11参照)。なお、箱状本体14では、壁部を区別する場合に、板部16における左右の側縁に立設された壁部を側壁部18といい、板部16の後縁に立設された壁部を後壁部20という。箱状本体14は、主制御基板134側となる前面(底面)および上面(一側面)が開放されて、板部16および3辺の壁部18,18,20で囲われる収容部位14aに、ハーネス接続部が収容可能に構成されている(図12参照)。また、後壁部20の横方向中央には、上端から凹状に形成されて、ハーネスHが挿通される挿通口21が設けられている(図13(a)参照)。ここで、挿通口21は、箱状カバー体12に組み付けられた蓋状カバー体50との間で、ハーネスHの挿通を許容し得る最小限の大きさで形成される(図18参照)。
実施例の蓋状カバー体50は、箱状カバー体12と同様に合成樹脂の成形品であって、内部が視認できるように透明になっている。図14に示すように、蓋状カバー体50は、箱状カバー体12の上面(一側面)に合わせて略矩形状に形成された板状本体52を有し、この板状本体52に他の構成部位が設けられている。板状本体52は、蓋状カバー体50を箱状カバー体12に取り付けた際に、ハーネス接続部の上方に配置される(図10参照)。また、板状本体52は、箱状カバー体12における箱状本体14の左右側縁および後縁の3辺の壁部18,18,20で形成される開口部14bに対して整合可能に形成されている。そして、板状本体52は、蓋状カバー体50を箱状カバー体12に取り付けた際に、左右の側壁部18,18の内側に収容されると共に、該板状本体52の後縁が後壁部20の上端に重なり、該板状本体52の前縁が箱状本体14における板部16の前縁に重なるようになっている(図10参照)。不正防止カバー10では、蓋状カバー体50を箱状カバー体12に取り付けた際に、板状本体52の上面と箱状本体14における側壁部18,18の上端とが揃い、板状本体52の後縁と箱状本体14における後壁部20の後面とが揃い、板状本体52の前縁と箱状本体14における板部16の前縁および側壁部18,18の前縁とが揃っている。板状本体52の後縁には、左右に離間して一対の開口補助片54,54が設けられ(図14(a)参照)、蓋状カバー体50を箱状カバー体12に取り付けた際に、一対の開口補助片54,54が挿通口21の左右に配置されるようになっている。
次に、不正防止カバー10のハーネス接続部への装着について説明する。不正防止カバー10は、ハーネス接続部の下側から箱状カバー体12をあてがって、ハーネス接続部を収容部位14aに収容する(図12参照)。このとき、箱状カバー体12は、ハーネス接続部のハーネス接続端面に補助規制片36を当接させて、中壁部24と突片34との間にハーネス接続部のフランジC1を挿入すると共に、フランジC1とソケットSとの間の規制溝CS2に突出片38を挿入する。箱状カバー体12は、フランジC1を中壁部24と突片34との間に収容することで、フランジC1とソケットSとの間の溝部CS1に突片34が挿入されて、補助規制片36による位置決め機能と合わせて溝部CS1および突片34の係合と、規制溝CS2および突出片38の係合とによって前後左右の移動が規制されて、ハーネス接続部が収容部位14aの適切な位置に保持される。また、箱状カバー体12は、ハーネス接続部に位置合わせすることで、該箱状カバー体12の前端が基板ケース156に対して隙間なく対向するよう位置決めされる(図18参照)。更に、箱状カバー体12は、ハーネス接続部のハーネスHを後壁部20に設けた挿通口21に収容することで、ハーネスHをまとめると共に位置決めすることができ、箱状カバー体12に蓋状カバー体50を取り付ける際に、ハーネスHの噛み込みを防止することができる。このように、不正防止カバー10は、箱状カバー体12をハーネス接続部および基板ケース156に対して簡単に位置合わせできるので、取り付けが容易である。
前述した実施例の構成に限定されず、以下の構成も採用し得る。
(1)本発明は、パチンコ機に限らずアレンジボール機やパチンコ式スロットマシン等の遊技機に適用可能である。
(2)実施例では、挿入片先端部の横幅を挿入リブの突出寸法で調節したが、挿入片の横幅や爪部の突出寸法、あるいは挿入リブ、挿入片および爪部を組み合わせて調節してもよい。
(3)実施例では、挿入空間の横幅を内壁部の厚みで調節したが、側壁部の膨出部位の突出寸法や、内壁部の厚みおよび膨出部位の突出寸法を組み合わせて調節してもよい。
(4)実施例の不正防止カバーは、挿入片に側壁部に向けて爪部を設け、側壁部に係止部を設けたが、内壁部に向けて爪部を設けて、内壁部に係止部を設けてもよい。
(5)実施例では、ソケットにコネクタが取り付けられた状態で不正防止カバーを装着する例を挙げたが、コネクタに予め不正防止カバーを装着した後、コネクタをソケットに接続してもハーネス接続部を不正防止カバーに収容することができる。
(6)実施例では、透明板を用いた所謂透明遊技盤を例に挙げたが、ベニヤ板に遊技部品を装着した遊技盤であってもよい。
(7)全てのハーネス接続部を不正防止カバーで覆ってもよい。
前記基板(134)は、基板ケース(156)に収容されて、該基板ケース(156)のソケット開口(157)を介して外方へ臨むソケット(S)にコネクタ(C)が接続され、この接続部位を収容する不正防止カバー(10)は、第1カバー体(12)および第2カバー体(14)に設けられた延出片(46,70)が前記基板ケース(156)に当接するよう構成される。
不正防止カバーの延出片を基板ケースに当接するよう構成することで、ソケットとコネクタとの接続部位に取り付けた不正防止カバーのがたつきを抑えることができる。
14 箱状本体
14a 収容部位
14b 開口部
16 板部
18 側壁部(壁部)
20 後壁部(壁部)
21 挿通口
22 内壁部
23 挿入空間
26 係止部
27 保持空間
28 隔壁部
29 規制空間
34 突片
44 保護片
50 蓋状カバー体(第2カバー体)
52 板状本体
53 屈曲部
56 挿入片
58 爪部
60 外位置決め片(第1位置決め片)
62 内位置決め片(第2位置決め片)
68 規制片
70 延出片
134 主制御基板
144 始動入賞装置
156 基板ケース
157 ソケット開口
C コネクタ
C1 フランジ
C2 係合爪
H ハーネス
S ソケット
S1 凹部
S2 係合突起
Claims (8)
- 遊技部品および該遊技部品を制御する基板を備えた遊技機において、遊技部品または基板に接続するハーネスに設けたコネクタと基板に設けたソケットとの接続部位を、第1カバー体と該第1カバー体に取り付けられる第2カバー体との間に収容する不正防止カバーであって、
前記第1カバー体は、
矩形状の板部およびこの板部における3辺の側縁から夫々立設された壁部を有し、前記基板側となる底面および一側面が開放されると共に、前記板部および3辺の壁部で囲われる収容部位に前記コネクタと前記ソケットとの接続部位を収容可能な箱状本体と、
前記収容部位に前記板部から前記壁部と離間して立設され、該壁部との間に該収容部位と仕切られた挿入空間を画成する内壁部と、
前記内壁部またはこの内壁部との間に前記挿入空間を画成する壁部における前記板部側に位置して、該挿入空間より拡開した保持空間を形成するように段状に設けられた係止部とを備え、
前記第2カバー体は、
前記箱状本体における前記3辺の壁部で形成される開口部に整合可能な板状本体と、
前記板状本体の側部に前記挿入空間に対応するよう立設されて、弾性変形可能な挿入片と、
前記挿入片における前記板状本体との接続部分に屈曲形成され、該第2カバー体を前記第1カバー体に組み付けた際に前記箱状本体より延出する屈曲部と、
前記挿入片の先端に設けられ、該挿入片の挿入空間側への突出方向と交差する方向に延出する爪部とを備え、
前記第1カバー体の箱状本体には、前記第2カバー体を組み付けた際に前記屈曲部に沿って延在する保護片が設けられ、
前記第2カバー体は、前記爪部の延出端と前記挿入片における該爪部と反対側の面との幅が、前記内壁部とこの内壁部との間に前記挿入空間を画成する壁部との間隔より大きく形成され、
前記第2カバー体は、前記コネクタを挟んで対向した前記第1カバー体の前記挿入空間に圧入した前記挿入片の爪部が、前記保持空間で前記係止部に対して該挿入片の抜出方向に交差するよう係合すると共に、前記開口部の内側に前記板状本体が整合するよう構成した
ことを特徴とする遊技機の不正防止カバー。 - 遊技部品および該遊技部品を制御する基板を備えた遊技機において、遊技部品または基板に接続するハーネスに設けたコネクタと基板に設けたソケットとの接続部位を、第1カバー体と該第1カバー体に取り付けられる第2カバー体との間に収容する不正防止カバーであって、
前記第1カバー体は、
矩形状の板部およびこの板部における3辺の側縁から夫々立設された壁部を有し、前記基板側となる底面および一側面が開放されると共に、前記板部および3辺の壁部で囲われる収容部位に前記コネクタと前記ソケットとの接続部位を収容可能な箱状本体と、
前記収容部位に前記板部から前記壁部と離間して立設され、該壁部との間に該収容部位と仕切られた挿入空間を画成する内壁部と、
前記内壁部またはこの内壁部との間に前記挿入空間を画成する壁部における前記板部側に位置して、該挿入空間より拡開した保持空間を形成するように段状に設けられた係止部と、
前記収容部位に前記板部から前記壁部と離間して立設されて、該壁部との間に該収容部位と仕切られた規制空間を画成する隔壁部とを備え、
前記第2カバー体は、
前記箱状本体における前記3辺の壁部で形成される開口部に整合可能な板状本体と、
前記板状本体の側部に前記挿入空間に対応するよう立設されて、弾性変形可能な挿入片と、
前記挿入片における前記板状本体との接続部分に屈曲形成され、該第2カバー体を前記第1カバー体に組み付けた際に前記箱状本体より延出する屈曲部と、
前記挿入片の先端に設けられ、該挿入片の挿入空間側への突出方向と交差する方向に延出する爪部と、
前記板状本体の側部に前記規制空間に対応するよう立設されて、該規制空間に挿入される第1位置決め片と、
前記板状本体における第1位置決め片の内側に、前記収容部位に収容される前記コネクタと前記ソケットとの接続部位に合わせて立設されて、前記隔壁部を第1位置決め片との間に挟む第2位置決め片とを備え、
前記第2カバー体は、前記爪部の延出端と前記挿入片における該爪部と反対側の面との幅が、前記内壁部とこの内壁部との間に前記挿入空間を画成する壁部との間隔より大きく形成され、
前記第2カバー体は、前記コネクタを挟んで対向した前記第1カバー体の前記挿入空間に圧入した前記挿入片の爪部が、前記保持空間で前記係止部に対して該挿入片の抜出方向に交差するよう係合すると共に、前記開口部の内側に前記板状本体が整合するよう構成した
ことを特徴とする遊技機の不正防止カバー。 - 前記第1カバー体の箱状本体には、前記第2カバー体を組み付けた際に前記屈曲部に沿って延在する保護片が設けられる請求項2記載の遊技機の不正防止カバー。
- 前記屈曲部は、前記板状本体から前記第1カバー体の挿入空間と反対側に延出してから該挿入空間側へ屈曲するように形成される請求項1〜3の何れか一項に記載の遊技機の不正防止カバー。
- 前記第1カバー体には、前記箱状本体の底面に対向する壁部にハーネスの挿通を許容する挿通口が設けられ、
前記第1カバー体の板部および前記第2カバー体の板状本体の少なくとも一方に、前記収容部位に向けて突出形成した規制片を、該挿通口と前記コネクタとの間に挿通口に重なるよう設けた請求項1〜4の何れか一項に記載の遊技機の不正防止カバー。 - 前記第1カバー体は、前記箱状本体における三辺の基板側縁部に、基板に並行するように延出形成された第1延出片を有し、
前記第2カバー体は、前記板状本体の基板側縁部に、基板に並行するように延出形成された第2延出片を有している請求項1〜5の何れか一項に記載の遊技機の不正防止カバー。 - 前記コネクタと前記ソケットとの接続部位は、ソケットの開口端と、前記コネクタにおけるハーネス接続側の側部に突設されて、ソケットへの接続時に該ソケットの開口端に対向するフランジとの間に画成される隙間を有し、
前記第1カバー体には、前記隙間に対して挿入される突片が設けられる請求項1〜6の何れか一項に記載の遊技機の不正防止カバー。 - 前記第1カバー体および前記第2カバー体は、始動入賞装置に接続するハーネスのコネクタと、基板ケースに収容された主制御基板における該基板ケースのソケット開口から外方に突出するソケットとの接続部位を収容する請求項1〜7の何れか一項に記載の遊技機の不正防止カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009252303A JP5426994B2 (ja) | 2009-11-02 | 2009-11-02 | 遊技機の不正防止カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009252303A JP5426994B2 (ja) | 2009-11-02 | 2009-11-02 | 遊技機の不正防止カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011092633A JP2011092633A (ja) | 2011-05-12 |
JP5426994B2 true JP5426994B2 (ja) | 2014-02-26 |
Family
ID=44110251
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009252303A Active JP5426994B2 (ja) | 2009-11-02 | 2009-11-02 | 遊技機の不正防止カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5426994B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6000877B2 (ja) * | 2013-03-13 | 2016-10-05 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP5820518B1 (ja) * | 2014-09-10 | 2015-11-24 | 山佐株式会社 | 遊技機用遮蔽部材結合構造 |
JP5859081B1 (ja) * | 2014-09-10 | 2016-02-10 | 山佐株式会社 | 遊技機用遮蔽部材結合構造 |
JP5820519B1 (ja) * | 2014-09-10 | 2015-11-24 | 山佐株式会社 | 遊技機用遮蔽部材結合構造 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09239131A (ja) * | 1996-03-07 | 1997-09-16 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP2005342406A (ja) * | 2004-06-07 | 2005-12-15 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP2008229168A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Samii Kk | 遊技機 |
JP4951401B2 (ja) * | 2007-04-25 | 2012-06-13 | 株式会社北電子 | コネクタカバー |
JP4854583B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2012-01-18 | 日本圧着端子製造株式会社 | コネクタカバー |
-
2009
- 2009-11-02 JP JP2009252303A patent/JP5426994B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011092633A (ja) | 2011-05-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4391488B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008018145A (ja) | コネクタ用抜脱防止部材、及びコネクタの抜脱防止構造 | |
JP5252442B2 (ja) | 遊技機の不正防止カバー | |
JP5426994B2 (ja) | 遊技機の不正防止カバー | |
JP6024179B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2010227424A (ja) | 遊技機 | |
JP5656033B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5252443B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6035484B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6310809B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5590351B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5754152B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5754153B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4933221B2 (ja) | 基板ケース及び遊技機 | |
JP5508318B2 (ja) | 遊技機における基板取付構造 | |
JP6753503B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5843080B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6310810B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6319379B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5757498B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5688358B2 (ja) | 遊技機の基板取付構造 | |
JP5773172B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6155552B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5962180B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5158312B2 (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120425 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130409 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130410 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20131129 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5426994 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |