JP6035484B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、所定のカバーで覆われた基板を有する一の装置と、この装置と所定のケーブルを介して電気的に接続されるその他の装置と、を備える遊技機に関し、一のカバーで複数の装置の接続部を外部から操作不能に覆う遊技機に関する。
スロットマシンやパチンコ機等の遊技機には、電気回路を構成する複数の基板が配置され、それぞれの基板が少なくとも一つの機能を発揮する装置として動作する。また、これらの複数の基板同士が電気信号を伝送するためのケーブルで接続され、相互に連動しながらそれぞれの機能を発揮することにより、遊技機としての動作が実現されるようになっている。
このような基板は、それぞれの動作によって遊技の進行が左右されることから、不正に出玉が得られるように改造されることがあった。そのため、各基板は、通常、不正改造されないように、カバー等で覆われている。
しかしながら、各基板をまるごとカバーで覆うようにしても、各基板同士はケーブルで接続されていることから、各基板とケーブルとの接続部は、外部に露出せざるを得なかった。
そこで、接続部を箱形カバーで覆う技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
このカバーは、接続部となるコネクタを覆うことで、コネクタの脱抜を阻止するように構成されている。
ところで、このような基板を有する装置は、一つの機能のみならず複数の機能を有するものもある。
例えば、スロットマシンにおける電源基板ユニット(電源装置)では、各基板に供給する電源を生成するだけではなく、ボーナスなどの当りに当選する当選確率を操作によって変更する機能、いわゆる設定確率変更機能や、メダルを払い出すメダル払出装置を制御する機能など備えている(例えば、特許文献2)。
特開2009−125085号公報 特開2005−168950号公報
本発明は、不正アクセスを困難にする遊技機の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の遊技機は、所定のカバーで覆われた基板を有する第一装置と、前記第一装置の下方側に配置され、前記第一装置と所定のケーブルを介して電気的に接続される第二装置と、を備える遊技機であって、前記第二装置には、電源投入により熱を発する部品が搭載され、前記カバーは、前記ケーブルと、前記ケーブルと接続される前記第一装置側接続部と、前記ケーブルと接続される前記第二装置側接続部とを、一続きの内部空間に収めながら外部から操作不能に覆う連続覆い部と、前記内部空間内の空気を当該内部空間の上部で外気と流通させる通気孔と、を備える構成としてある。
本発明の一実施形態に係るスロットマシンの正面図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの内部構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るスロットマシンの制御構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る電源基板ユニットと中継基板ユニットの斜視図であり、(a)は、表カバーを取り付けた状態を示す図であり、(a)は、表カバーを取り外した状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係る中継基板ユニットの斜視図である。 本発明の一実施形態に係る中継基板ユニットの分解斜視図である。 本発明の一実施形態に係る中継基板ユニットの五面図であり、(a)は、左側面図、(b)は、正面図、(c)は、右側面図、(d)は、平面図、(e)は、底面図である。 本発明の一実施形態に係る中継基板ユニットの表カバーを裏面側から見た斜視図である。 本発明の一実施形態に係る中継基板ユニットの図であり、(a)は、正面図、(b)は、A−A断面図、(c)は、B−B断面図である。
以下、本発明の遊技機について、各図を参照して説明する。
遊技機には、パチンコ機、スロットマシン、アレンジボール、雀球など様々な機類があるが、本実施形態では、メダルを遊技媒体とするスロットマシンに、本発明を適用した場合について説明する。
[スロットマシン]
図1、図2に示すように、本実施形態のスロットマシン1は、複数のリール41a,41b,41cを回転させることによって遊技媒体(メダル)を獲得することができる回胴式遊技機として構成されており、一の装置に集中していた複数の機能を近接して配置される複数の装置に分散させるにあたり、スロットマシン1に取り付けられた状態での各装置の配置関係、及び各装置における接続部の位置を最適な位置に調整することにより、不正アクセスを困難にするとともに、一の装置に設けられた連続覆い部により、各装置におけるケーブルとの接続部のみならずケーブルをも一体的に覆うことで、各装置への不正アクセスを阻止するようになっている。
以下、このような構成を有するスロットマシン1について詳述する。
スロットマシン1は、図1、図2に示すように、正面側が開口した筐体1bと、筐体1bの正面側を覆う前扉1aとで構成され、内部には、コンピュータとして構成された副基板ユニット9、主基板ユニット10、及びその他必要な機械,装置等が収納されている。
前扉1aは、図2に示すように、スロットマシン1の筐体1bにヒンジ等を介して開閉可能に取り付けられる扉体で、この前扉1aに遊技操作に係る複数の操作手段が設けられて、スロットマシン1の正面部を構成している。
例えば、操作手段として、メダルを投入するメダル投入口2と、内部的にクレジットされたメダルをゲームに投じるベットボタン2aと、各リール41a,41b,41cの回転を始動させるスタートレバー3と、回転している各リール41a,41b,41cを停止させる3つの停止ボタン5a,5b,5cなどが設けられている。
さらに、前扉1aには、各リール41a,41b,41cに表示された図柄を視認可能とする表示窓6が、各操作手段の上側に設けられている。
また、前扉1aの下部には、音声、効果音などの音を出力するスピーカ8が設けられている。
前扉1aの裏面側上部には、副基板ユニット9が設けられている。
副基板ユニット9は、サブCPU(中央演算処理装置)、サブRAM,サブROMなどの記憶手段、音声制御回路、ランプ制御回路等の搭載された副基板と、これを収容する基板カバーなどから構成され、主基板ユニット10からの指令により、スピーカ8、図示しない電飾ランプなどの演出手段を制御して光による演出及び音響演出を行うようになっている。
筐体1bの中央には、リール41a,41b,41cと、各リール41a,41b,41cを回転させる図示しないモータ及び回転位置を検出するセンサ等を備えるドラムユニット4が設けられている。
また、筐体1bの下部には、メダル払出装置7と電源基板ユニット11が設けられている。
メダル払出装置7は、主基板ユニット10からの制御信号に基づいてホッパー7aに貯留したメダルの払い出しを行う。なお、メダル投入口2より投入されたメダルは、メダルセレクタ2bにより検出されるとともに、ホッパー7aに誘導されるようになっている。
電源基板ユニット11は、機外から供給される商用電力に基づいて電源を生成し、スロットマシン1内の各部に供給する。
また、筐体1bの上部には、メインRAM,メインROMなどの記憶手段が内蔵されたワンチップマイコンからなるCPU(中央演算処理装置)、サブ制御部9を含む上記各種装置とのデータ等の送受を行うインターフェイス回路などが搭載された主基板と、これを収容する基板カバーなどから構成された主基板ユニット10が設けられている。
主基板ユニット10は、上記の各操作手段からの信号に基づき、ドラムユニット4、メダル払出装置7などの各装置を制御することで、以下のようなスロットマシン遊技を進行させる。
具体的には、遊技者によりメダル投入口2からメダルが投入されると、投入されたメダルはメダルセレクタ2bにより検出され、その検出信号が主基板ユニット10に入力される。また、ベットボタン2aが操作された場合は、その操作信号が主基板ユニット10に入力される。主基板ユニット10は、これらの信号の入力数からゲーム可能なメダル数を監視するとともに、スタートレバー3の操作を監視する。
ゲーム可能なメダル数となったときに、スタートレバー3が操作されると、主基板ユニット10は、ドラムユニット4を駆動して、各リール41a,41b,41cを回転させる制御を行う。
さらに、主基板ユニット10は、スタートレバー3が操作されたときに、複数の抽選対象の中から今回ゲームの当選対象を抽選にて決定する内部抽選を行う。
内部抽選の抽選対象には、ボーナス遊技に移行することになるボーナス役をはじめ、次回ゲームにおいてメダルを掛けることなく遊技可能となるリプレイ(再遊技役)、所定数の入賞メダルが払い出されることになる複数の小役(ベル役、チェリー役、ブドウ役など)、何ら遊技価値の付与されないハズレなどがある。
内部抽選では、これらの抽選対象ごとに予め割り当てられた乱数の当選値と、スタートレバー3の操作のタイミングで所定の乱数カウンタから取得する乱数値とを比較することにより、当該ゲームにおける当選対象(ハズレを含む)を1ゲームごとに決定する。
また、主基板ユニット10は、各停止ボタン5a,5b,5cが押下操作されると、この操作タイミングに基づいて、内部抽選で決定された当選対象に応じた図柄の組合せで停止するよう、回転している各リール41a,41b,41cの停止制御を行う。
また、主基板ユニット10は、各リール41a,41b,41cに停止表示される図柄の組合せを判定し、小役に対応する図柄の組合せで停止したものと判定したときには、メダル払出装置7に対して所定数のメダルを払い出す制御を行い、入賞メダルをメダル払出口7bから払い出す。
以上のように構成されたスロットマシン1は、従来の電源基板ユニットに集中していた複数の機能を近接して配置される中継基板ユニット12に移設させるにあたり、スロットマシン1に設置された状態での各ユニット11,12の配置関係、及び各ユニット11,12における接続部の位置を最適な位置に調整することにより、不正アクセスを困難にするとともに、各ユニット11,12におけるケーブル124との接続部のみならず、ケーブル124をも一体的に覆うことで、各ユニット11,12への不正アクセスを阻止するようになっている。
以下、電源基板ユニット11と、中継基板ユニット12について詳述する。
[電源基板ユニット]
電源基板ユニット11は、本発明に係る第二装置の一例であり、図2、図4に示すように、直方体形状のカバー構造(筐体構造)を有し、内蔵する電源基板(不図示)で生成した電源をスロットマシン1内の各部に供給可能に構成されている。
電源基板ユニット11の正面となる筐体1b開口側には、電源スイッチなどの操作部が配置され、これらはスイッチカバー11aで覆われている。
また、電源基板ユニット11の上面(上方側)には、中継基板ユニット12との電気的な接続を行うユニット側コネクタ111が設けられている。
このユニット側コネクタ111は、第二装置側接続部の一例であり、図3、図4(b)に示すように、ケーブル124を介して中継基板ユニット12と接続され、電源基板ユニット11で生成された電源が、中継基板ユニット12を介してメダル払出装置7、主基板ユニット10などに供給される。
また、電源基板ユニット11は、本実施形態では、筐体1b左側内面及び背面内側に近接するように設置されている。
[中継基板ユニット]
中継基板ユニット12は、本発明に係る第一装置の一例であり、カバー121,123で覆われた中継基板122を有し、電源基板ユニット11とケーブル124を介して電気的に接続されるとともに電源基板ユニット11の近傍であって上方に配置され、筐体1b内においては、電源基板ユニット11と同様、筐体1b左側内面及び背面内側に近接するように配置されている。
中継基板ユニット12は、上述のように電源基板ユニット11で生成された電源を中継する電源中継機能のみならず、主基板ユニット10から伝送される制御信号に基づいてメダル払出装置7に設けられた払出モータの駆動制御を行うドライブ機能(トランジスタ等を備えるドライブ回路)を有している。
さらに、メダル払出装置7の状態を切り替えるスイッチ機能も設けられ、各スイッチ1222の切り替え状態に基づいて主基板ユニット10がメダル払出装置7を制御する。例えば、図5に示すスイッチ1222aは、ボーナス遊技後において遊技の進行を止めるか否かを切り替え可能な打止スイッチであり、スイッチ1222bは、ボーナス遊技後においてメダル払出装置7から内部的にクレジットされたメダルを払い出すか否かを切り替え可能な自動精算スイッチである。
このようなドライブ機能やスイッチ機能は、従来電源基板ユニットに設けられていたが、機能の分散化にあたり、中継基板ユニット12に移設させたものである。また、特に図示しないが、従来電源基板ユニットに設けられていた設定変更に係る機能の一部も、主基板ユニット10に移設してある。
このような機能の分散により、故障箇所の特定が容易になるとともに、故障時には、電源基板ユニット11又は中継基板ユニット12のいずれかのみを交換すれば足りることから、メンテナンスコストが低減される。
また、中継基板ユニット12は、図4に示すように、筐体1b左側内面を取り付け面とし、電源基板ユニット11と同様、筐体1b左側内面及び背面内側に近接するように配置されているものの、上記のように移設された機能が不正操作により悪用されないように、電源基板ユニット11の正面よりも奥側に配置されている。
このような配置関係により、手前にある電源基板ユニット11によって中継基板ユニット12へのアクセスが妨げられ、中継基板ユニット12に対する不正アクセスを抑止することができる。
なお、さらにアクセスを困難にするために、中継基板ユニット12の取り付け面を筐体1b背面内側とすることもできる。
このように配置された中継基板ユニット12の外装カバーに本発明に係る連続覆い部12aが形成され、図4の各図に示すように、ケーブル124と、ケーブル124と接続される基板側コネクタ1221と、ケーブル124と接続されるユニット側コネクタ111とが、一続きの内部空間に収められながら外部から操作不能に覆われるようになっている。
以下、中継基板ユニット12の各部について図4〜図8を参照しながら詳述する。
中継基板ユニット12は、その一面に筐体1b内に向かって膨出する連続覆い部12aが形成されるものの、全体としては、電源基板ユニットと同様、直方体形状のカバー構造(筐体構造)を有し、中継基板122と、これを間に挟んで収容する透明な合成樹脂で形成された表カバー121及び裏カバー123とから構成されている。
中継基板122は、銅張積層板に所定のエッチング処理を施しプリントパターンを形成したプリント基板122aを基材とし、これに複数の電子部品を実装したもので、例えば、前述のスイッチ1222、基板側コネクタ1221に加え、コンデンサ、トランジスタなどを電子部品が実装されている。
基板側コネクタ1221には、図6に示すように、電源基板ユニット11とのケーブル124を介した電気的な接続を行う基板側コネクタ1221aと、主基板ユニット10との電気的な接続を行う基板側コネクタ1221bと、払出装置7との電気的な接続を行う基板側コネクタ1221cと、図示しないオーバーフロータンクに設けられたメダル貯留量検知センサとの電気的な接続を行う基板側コネクタ1221dとがある。
基板側コネクタ1221aは、中継基板122の下方側、すなわち、ユニット側コネクタ111になるべく近い位置に配置されている。
このような配置に加え、図4(b)に示すように、電源基板ユニット11と中継基板ユニット12は、上下方向に並んで近接して配置されていることから、基板側コネクタ1221aとユニット側コネクタ111とを接近させることができ、ケーブル124の長さを極力短くすることができる。
これより、長さが短くなる分、ケーブル124に発振器などの不正装置等が取り付けられる可能性を低く抑えることができるとともに、カバー121が透明な合成樹脂から形成されているため、カバー121外から視認されるケーブル124がすっきり見えるので、不正装置等の取り付けの有無を容易に識別できる。
一方、基板側コネクタ1221b〜1221dは、その他の接続部の一例であり、中継基板122の右辺側、すなわち、筐体1b内での中継基板ユニット12の取り付け状態において、筐体1b背面内側に近接する位置に配置されている。
中継基板ユニット12の右側面には、図7(c)に示すように、基板側コネクタ1221b〜1221dに接続されるケーブルを引き出すために開口された側面開口部1219が形成されるものの、このような配置により、側面開口部1219からの不正アクセスによるケーブルの脱抜や、中継基板122への進入を阻止することができる。
このように構成された中継基板122の基板側コネクタ1221等の電子部品の実装された部品実装面が表カバー121により覆われ、電子部品をプリント基板122aに半田接合する際の半田面が裏カバー123により覆われるようになっている。
裏カバー123は、中継基板122を固定しながらその半田面を覆うとともに、筐体1b側面内側に取り付け可能に形成されている。
具体的には、裏カバー123は、図6に示すように、略トレイ形状を有し、透明な合成樹脂(例えば、ポリカーボーネートなど)からなる射出成形品であり、筐体1b左側内面に螺入されるネジ等が貫通可能なネジ孔を有する固定部1231a〜1231c、中継基板122を収容可能に凹設された基板固定部1232、中継基板122の周縁に引掛かり、中継基板122を係止可能な固定爪1232a〜1232d、表カバー121と凹凸嵌合を行う際の凸部側となる嵌合凸部1233、表カバー121と相互に係合する際の被係合部側となる被係入孔1234などを備えている。
嵌合凸部1233は、図6に示すように、頂部1233aを頂点とした四面を有する略角錐状に形成されている。
四面は、表カバー121側から見て裏面側に位置し鉛直方向に延びる当接面1233bと、中継基板122の基板面にほぼ直交する方向であって表カバー121側(嵌合相手側)に向かって傾斜する第一傾斜面1233cと、基板面に平行な方向であって筐体1b背面内側に向かって傾斜する第二傾斜面1233dとからなる。
これらの三面1233b〜1233dが、表カバー121に形成された嵌合凹部1213と構造的に係わることで、後述する嵌合状態の保持、嵌合状態からの解除が実現されるようになっている。
表カバー121は、本発明に係るカバーの一例であり、中継基板122の部品実装面全体のみならず、ケーブル124と、ケーブル124と接続される基板側コネクタ1221aと、ケーブル124と接続されるユニット側コネクタ111とを被覆可能に形成されている。
具体的には、表カバー121は、中継基板122側が開口した略箱型形状を有し、透明な合成樹脂(例えば、ポリカーボーネートなど)からなる射出成形品であり、外方に膨出させた部分であって基板側コネクタ1221aのみならず、これに接続されるケーブル124及びユニット側コネクタ111をも収容可能な一続きの内部空間を有する連続覆い部12a、被係入孔1234に係入する係入部1211、係入部1211(延設部1211a)の弾性変形を助長させる切欠部1212a,1212b、裏カバー123と凹凸嵌合を行う際の凹部側となる嵌合凹部1213、スイッチ1222a,1222bの操作部をカバー外に臨ませるスイッチ孔1214a,1214b、表カバー121内の空気を外気と流通させる通気孔1215などを備えている。
連続覆い部12aは、表カバー121の本体から膨出した覆い部1216、覆い部1216の下方に位置しユニット側コネクタ111を囲む囲い部1217、基板側コネクタ1221aとユニット側コネクタ111とを連通可能に開口された底面開口部1218を備えている。
また、囲い部1217は、電源基板ユニット11上面に近接又は当接し、囲い部1217底面と電源基板ユニット11上面との隙間から、ドライバなどの棒状の工具が挿入できないようになっている。
このような構成により、覆い部1216と底面開口部1218によりケーブル124を間に挟む基板側コネクタ1221aからユニット側コネクタ111までに亘る一続きの内部空間を確保しながらこれらを覆うとともに、囲い部1217によりユニット側コネクタ111の周辺が囲まれることから、これらの電気部品のみならず中継基板122が外部から操作不能となり、不正アクセスを阻止することができる。
また、ユニット側コネクタ111も連続覆い部12a(囲い部1217)により覆われることから、この付近から電源基板ユニット11の内部へ進入しようとする不正アクセスを阻止することができる。
なお、本実施形態では、ユニット側コネクタ111は、その三面が囲い部1217で囲まれ、残る一面が筐体1b側面内側で囲まれるようになっているが、四面全てを囲い部1217で囲むように形成することもできる。
係入部1211は、表カバー121の本体側面に沿って延設され、表カバー121内方及び外方に向かって弾性変形可能な延設部1211aと、延設部1211aから垂直に外方に突出する鉤部1211bとを備え、鉤部1211bが裏カバー123の被係入孔1234の裏面に引っ掛かることで、カバー121,123同士が相互に係合する。
なお、弾性係止部12cは、係入部1211と被係入孔1234とで構成されている。
嵌合凹部1213は、角孔として穿設され、中継基板122の基板面に平行な一の内面に、当接面1213aが形成されている。この当接面1213aを、嵌合凸部1233の当接面1233bと対向させることで、嵌合凹部1213と嵌合凸部1233との凹凸嵌合が実現される。
なお、凹凸嵌合部12bは、嵌合凹部1213と嵌合凸部1233とで構成されている。
このように構成された表カバー121と裏カバー123は、これらの間に中継基板122を挟みながら、以下のように嵌合される。
まず、裏カバー123の基板固定部1232に中継基板122を固定する。これは、中継基板122の周縁を固定爪1232a〜1232dに引掛けることで実現される。
次いで、鉤部1211bを被係入孔1234の裏面に引掛けた状態とし、ここを支点に表カバー121を図6中のa方向に回動させながら、裏カバー123に押し込む。
この押し込み操作により、第一傾斜面1233cに表カバー121の上下方向側面の一部分1213bが当接するものの、第一傾斜面1233cは中継基板122の基板面にほぼ直交する方向であって表カバー121側(嵌合相手側)に向かって傾斜していることから、表カバー121の一部分1213bは、第一傾斜面1233cに摺接しながら弾性変形により上下方向に押し広げられることになる。そして、さらなる押し込み操作により、一部分1213bが嵌合凸部1233を乗り越えると、弾性変形状態から復元するとともに、嵌合凸部1233が嵌合凹部1213に嵌り込むことで、嵌合状態となる。この嵌り込む瞬間には、例えば、「カチッ」という嵌合完了を示す嵌合音が鳴るので、嵌合の有無が視認できないような場所(筐体1bの奥側)で嵌合を行っても、この嵌合音により嵌合完了を識別できる。
このような嵌合作業は、鉤部1211bの被係入孔1234への係入と、表カバー121の裏カバー123への押し込み操作のみで完了することから、作業効率が向上する。また、押し込み操作方向に沿って第一傾斜面1233cを形成することでスムーズに嵌合できる。
そして、この嵌合状態では、当接面1213aと当接面1233bとが対向するとともに、鉤部1211bが被係入孔1234の裏面に対向するため、図6中e方向の力を表カバー121に作用させ、表カバー121と裏カバー123とを離間させようとしても、嵌合状態が保持されることになる。
また、このような嵌合状態を解除するには、以下のように行われる。
まず、延設部1211aを、内方に(図9(c)中b方向)弾性変形させながら押し込み、鉤部1211bと被係入孔1234との係合状態を解除するとともに、表カバー121を裏カバー123から引き離す方向(図9(c)中c方向)に力を作用させる。さらに、表カバー121を筐体1b開口側に向かって(図6中のd方向)引き出すようにスライドさせる。
このスライド操作により、第二傾斜面1233dに、嵌合凹部1213を形成する内側面のうちで中継基板122の基板面にほぼ直交する方向に平行な面であって筐体1b背面側に位置する部分1213cが当接するものの、第二傾斜面1233cは基板面に平行な方向であって筐体1b背面側に向かって傾斜していることから、表カバー121の部分1213cは、第一傾斜面1233dに摺接しながら弾性変形により上下方向に押し広げられる。さらなるスライドにより、嵌合凹部1213が嵌合凸部1233を乗り越え、嵌合凸部1233と嵌合凹部1213との凹凸嵌合が解除されることになる。
これにより、例えば、マイナスドライバなどの工具を、嵌合凸部1233と嵌合凹部1213との間に差し込んで、上下の嵌合凹部1213を押し広げるなどの煩雑な作業を行うことなく、片手のみで表カバー121を取り外すことができ、作業効率が向上する。
このように当接面1233bと平行に第二傾斜面1233dを形成することにより、当接面1233bに係ることのない、当接面1233bと平行な方向に力を作用させるだけで、表カバー121を取り外すことができる。
また、嵌合凸部1233に、当接面1233bと対向する裏面側に押し込み操作方向に沿った第一傾斜面と、当接面1233bと直交する面にスライド操作方向に沿った第二傾斜面とを形成することにより、単に取り付け時の作業性を向上させるだけではなく、第二傾斜面に沿ったスライド操作により取り外すことができるので、取り外し時の作業性も向上されるようになっている。
また、表カバー121は、中継基板ユニット12外部と中継基板122とを連通させる複数の連通孔を有するものの、連通孔から中継基板122に至る直線経路を遮蔽するとともに、連通孔から中継基板122に至る進入経路を屈折させる壁部1210を備えている。
例えば、連通孔として切欠部1212、スイッチ孔1214、通気孔1215が設けられている。これらは、それぞれの機能を発揮するために必要不可欠な孔であるが、ユニット外部から中継基板122への進入を許容することになる。そこで、壁部1210が、切欠部1212、スイッチ孔1214、通気孔1215から中継基板122に至る直線経路を遮蔽するとともに、中継基板122に至る進入経路を屈折させ、連通孔からの進入を困難にさせるようになっている。
具体的には、壁部1210には、図8に示すように、通気孔1215に対向して配置される壁部1210aと、切欠部1212に対向して配置される壁部1210bと、スイッチ孔1214の周辺に立設される壁部1210cとがある。
このような壁部1210を設けることで、例えば、図9(b)に示すように、壁部1210aが通気孔1215から中継基板122に至る直線経路を遮蔽するとともに、中継基板122に至る進入経路R1が屈折されることになる。また、図9(c)に示すように、壁部1210bが切欠部1212から中継基板122に至る直線経路を遮蔽するとともに、中継基板122に至る進入経路R2が屈折されることになる。
同様に、スイッチ孔1214から中継基板122に至る進入経路R3が屈折されることになる。
このような屈折した進入経路(ラビリンス経路)とすることで、連通孔から棒部材を挿入して中継基板122に接触させようとしても、壁部1210により阻止されることから、中継基板122に対する不正アクセスを排除することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る遊技機1によれば、ケーブル接続される電源基板ユニット11と中継基板ユニット12において、表カバー121がケーブル124と各ユニット11,12との接続部のみならず、ケーブル124をも一体的に覆うことで、各ユニット11,12への不正アクセスを阻止するとともに、従来電源基板ユニット11に集中していた複数の機能を近接して配置される中継基板ユニット12に移設させるにあたり、遊技機1に取り付けられた状態での各ユニット11,12の配置関係、及びユニット側コネクタ111、基板側コネクタ1221b〜1221dの位置を最適な位置に調整することにより、不正アクセスを困難にすることができる。
以上、本発明の遊技機1について、好ましい実施形態を示して説明したが、本発明に係る遊技機は、上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることはいうまでもない。
例えば、本実施形態では、本発明に係るカバーを表カバー121としたが、裏カバー123とすることもできる。
また、連続覆い部を表カバー121のみで形成したが、裏カバー123と組合せて形成することもできる。
また、嵌合凸部1233を表カバー121に形成し、嵌合凹部1213を裏カバー123に形成することもできる。また、連通孔、壁部1210を裏カバー123、又は表カバー121と裏カバー123の両方に設けることもできる。
また、本実施形態では、中継基板ユニット12を第一装置としたが電源基板ユニット11を第一装置することもできる。すなわち、電源基板ユニット11の筐体を本発明に係るカバーとし、これに連続覆い部を形成することもできる。
また、第二装置は、基板(本実施形態では電源基板)を備える装置としたが、基板を有しない装置(例えば、モータ、ソレノイド、センサなどの電気部品)でもよい。
また、第一装置と第二装置の組合せは、本実施形態の組合せに限定されるものではなく、組合せは任意であり、例えば、副基板ユニット9と主基板ユニット10との組合せでもよく、また、副基板ユニット9が2つに分かれている場合には、副基板ユニット9同士の組み合わせであってもよい。
また、近傍に配置される装置間の距離は、装置同士が接している必要はなく、連続覆い部がその形状を保持しながら、第二装置に向かって延設され、ケーブルと第二装置側接続部とを被覆可能に形成できれば、各装置が離間して配置されていてもよい。
また、第一装置と第二装置を前扉1aと筐体1bにそれぞれ配置し(例えば、ヒンジ付近のヒンジを跨いだ箇所)、前扉1aが開いた状態では、連続覆い部が第一装置側接続部のみを覆うものの、閉じた状態では、第一装置側接続部のみならず、ケーブルと第二装置側接続部とを覆う構成とすることもできる。
また、カバーは、基板の一部又は全部を覆うように構成されていれば足り、基板ケースなどの収容構造を含む概念である。
1 スロットマシン
2 メダル投入口
3 スタートレバー
4 ドラムユニット
41 (41a,41b,41c) リール
5 (5a,5b,5c) 停止ボタン
6 表示窓
7 メダル払出装置
8 スピーカ
9 副基板ユニット
10 主基板ユニット
11 電源基板ユニット
111 ユニット側コネクタ
12 中継基板ユニット
12a 連続覆い部
12b 凹凸嵌合部
12c 弾性係止部
121 表カバー
1210 壁部
1217 囲い部
1218 底面開口部
122 中継基板
1221a 基板側コネクタ
123 裏カバー
1233 嵌合凸部
1233c 第一傾斜面
1233d 第二傾斜面
124 ケーブル

Claims (5)

  1. 所定のカバーで覆われた基板を有する第一装置と、前記第一装置の下方側に配置され、前記第一装置と所定のケーブルを介して電気的に接続される第二装置と、を備える遊技機であって、
    前記第二装置には、電源投入により熱を発する部品が搭載され、
    前記カバーは、
    前記ケーブルと、前記ケーブルと接続される前記第一装置側接続部と、前記ケーブルと接続される前記第二装置側接続部とを、一続きの内部空間に収めながら外部から操作不能に覆う連続覆い部と、
    前記内部空間内の空気を当該内部空間の上部で外気と流通させる通気孔と、を備える
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 所定のカバーで覆われた基板を有する第一装置と、前記第一装置の下方側に配置され、前記第一装置と所定のケーブルを介して電気的に接続される第二装置と、を備える遊技機であって、
    前記第二装置には、電源投入により熱を発する部品が搭載され、
    前記カバーは、
    前記ケーブルと、前記ケーブルと接続される前記第一装置側接続部と、前記ケーブルと接続される前記第二装置側接続部とを、一続きの内部空間に収めながら外部から操作不能に覆う連続覆い部と、
    前記内部空間内の空気を当該内部空間の上部で外気と流通させる通気孔と、を備え、
    前記第一装置と前記第二装置は、
    前記第一装置側接続部と前記第二装置側接続部とが接近するように並設され、
    前記第二装置と前記連続覆い部の間は、所定の工具が前記第二装置側接続部にアクセス不能に当接又は近接する
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 前記通気孔と前記基板との直線経路との間の少なくとも一部を遮蔽する遮蔽構造を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 前記カバーは、
    一対の凹部と凸部との凹凸嵌合により前記第一装置に取り付けられ、
    前記凸部は、
    前記基板面にほぼ直交する方向に向かって傾斜する第一傾斜面と、前記基板面に平行な方向に向かって傾斜する第二傾斜面とを有し、
    前記第一傾斜面の形成された方向から作用する外力により前記カバーを取り付け可能とし、
    前記第二傾斜面の形成された方向から作用する外力により前記カバーを取り外し可能とした
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技機。
  5. 前記第一装置は、前記カバーで覆われた所定の基板を有する基板ユニットであり、
    前記第二装置は、前記基板ユニットと所定のケーブルを介して電気的に接続されるとともに前記基板ユニットの近傍であって下方側に配置され、電源の生成を行う電源基板を有する電源基板ユニットであり、
    前記基板ユニットと前記電源基板ユニットは、正面側開口を扉体で覆う筐体内に配置され、
    前記電源基板ユニットは、その上方側に前記第二装置側接続部を有し、
    前記基板ユニットは、前記電源基板ユニットの上方に配置されるとともに、その下方側に前記第一装置側接続部を有し、
    前記連続覆い部は、
    前記ケーブルと、前記第一装置側接続部と、前記第二装置側接続部と、を一続きの内部空間に収めながら外部から操作不能に覆う
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の遊技機。
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