JP6824110B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、電源ボックスにハーネスを接続することで各種装置に電力が供給される遊技機に関する。
パチンコ機やパチスロ機などの従来の遊技機においては、電源基板を収納する電源ボックスにコネクタ露出口を形成し、このコネクタ露出口から電源基板側のコネクタを露出させ、この電源基板側のコネクタに、遊技機の各種装置と接続したハーネス側のコネクタを接続することで、ハーネスを介して遊技機の各種装置に電力を供給するようにしている。
ところで、上記した従来の遊技機では、不正を行う者が、電源ボックスのコネクタ露出口におけるコネクタ以外の部分から不正器具を挿入し、その先端を電源基板の配線面の配線部分に接触させ、遊技機を制御する制御基板等に誤動作を起こさせて、不正に利益を獲得する(例えばメダルや賞球を払い出させる)等の不正行為が行われることがある。このため、例えば、特許文献1では、ハーネス側のコネクタを覆うコネクタカバーの開口の外周において、コネクタ露出口の縁に板面で密着するフランジ部を形成することによって、制御基板等への不正アクセスを防止することを可能にしている。
特開2008−229168号公報
しかし、特許文献1に記載の従来のコネクタカバーでは、例えば、ハーネス側のコネクタを、電源が入っている状態のときの電源ボックス(コネクタ露出口)や、本来の電圧値よりも高い電力が供給される電源ボックス(コネクタ露出口)に誤って差し込むことを防止することができるものではない。このため、従来のコネクタカバーでは、誤ったハーネス側のコネクタの差し込みによって、ハーネスが電源ボックスに誤って接続され、これにより、電源ボックス自体を故障させてしまうことや、ハーネスを介して接続される遊技機の各種装置を故障させてしまうことがあった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、ハーネスを電源ボックスに誤って接続することを防止することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号等は、本発明の理解を助けるために後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明の範囲を何ら限定するものではない。
本発明の一態様である遊技機(10)は、
遊技に必要な機器(4、5等)に電力供給を行う電源ボックス(3)が収容される遊技機筐体(1)と、
前記電源ボックスに接続され、前記電源ボックスに電力供給を行う外部電源に接続可能な電源コード(34)と、を備える遊技機であって、
前記電源ボックスは、
前記機器への電力供給が可能なハーネス(42)と接続するコネクタ(32)と、
前記コネクタを外部に露出させる露出位置(例えば、図6(1)参照)と、前記コネクタを外部から遮蔽する遮蔽位置(例えば、図6(2)参照)との間を移動可能なガードプレート(75)と、
前記ガードプレートの移動を制御する移動制御部(7、301)と、を備え、
前記移動制御部は、前記電源ボックスに電力供給が行われたときに、前記ガードプレートを、前記露出位置から前記遮蔽位置へ移動させる制御を行うことを特徴とする。
本構成によれば、電源ボックスに電力供給が行われたとき(電源ボックスの電源が入っている状態のとき)には、ガードプレートが露出位置から遮蔽位置に移動することによりコネクタが外部から遮蔽されるので、ハーネスをコネクタに接続することができなくなる。このため、電源ボックスの電源が入っている状態のときに誤ってハーネスをコネクタ(電源ボックス)に接続することを防止することができる。
また、
前記電源ボックスは、当該電源ボックスへの電力供給が行われたか否かを判断する判断部(3011)を更に備え、
前記移動制御部(301)は、前記判断部により前記電源ボックスへの電力供給が行われたと判断されたことに基づいて、前記ガードプレートを前記露出位置から前記遮蔽位置へ移動させる制御を行うことを特徴としてもよい。
本構成によれば、電源ボックスへの電力供給が行われたか否かが判断部によって判断されることで、ガードプレートが遮蔽位置に移動するので、より確実に、電源ボックスの電源が入っている状態のときに誤ってハーネスをコネクタに接続することを防止することができる。
また、
前記電源ボックスは、
押下されることで当該電源ボックスへの電力供給を行うスイッチ(31)と、
前記スイッチが押下されることに伴って移動するトリガー部(64)と、を更に備え、
前記トリガー部は、前記ガードプレートと連動可能に構成され、
前記移動制御部(7)は、前記トリガー部の移動に連動して、前記ガードプレートを、前記露出位置から前記遮蔽位置へ移動させる制御を行うことを特徴としてもよい。
本構成によれば、電源ボックスへの電力供給を行うスイッチが押下されると(つまり、電源ボックスの電源が入ると)トリガー部が移動し、トリガー部の移動に連動して、ガードプレートが露出位置から遮蔽位置へ移動するので、電源ボックスへの電力供給を行うスイッチを押下するだけで、機械的にガードプレートを遮蔽位置に移動させることができる。このため、より簡単に、電源ボックスの電源が入っている状態のときに誤ってハーネスをコネクタに接続することを防止することができる。
また、
前記ガードプレートは、前記移動制御部によって前記遮蔽位置に移動すると、前記コネクタと嵌合することにより、当該コネクタを外部から遮蔽することを特徴としてもよい。
本構成によれば、ガードプレートが遮蔽位置に移動するとコネクタと嵌合するので、ハーネスをコネクタに接続することが不可能となる。このため、より確実に、電源ボックスの電源が入っている状態のときに誤ってハーネスをコネクタに接続することを防止することができる。
本発明によれば、ハーネスを電源ボックスに誤って接続することを防止することが可能な遊技機を提供することができる。
本発明の実施形態に係る遊技機の背面構成の一例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る電源ボックスの一例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る電源側コネクタの一例を示す概略図である。 本発明の実施形態に係るガードプレートの制御機構の一例を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るガードプレートの制御機構の一例を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る露出位置と遮蔽位置の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態において、ハーネスが接続された後に電源ボックスに電源が供給されたときのガードプレートの制御の一例を説明するための図である。 本発明の実施形態に係る複数のガードプレートの一例を示す概略図である。 本発明の変形例に係る電源ボックスの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の変形例に係る電源ボックスのCPUが実行する、移動制御処理の一例を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る遊技機について説明する。
[遊技機の概略構成]
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る遊技機10の概略構成について説明する。図1は、遊技機10を背面側から見た背面構成の一例を示す概略図である。なお、本発明に係る遊技機10は、例えば遊技者の操作により打ち出された遊技球が所定の始動口に入賞することで大当り抽選が始動し、当該大当り抽選に当選することで所定の特別入賞口が開放され、開放された特別入賞口に遊技球が入賞することで賞球が払い出されるように構成されたパチンコ遊技機である。
図1に示すように、遊技機10を背面側から見た外観は、遊技機筐体としての筐体1と、筐体1の背面側に配置される背面扉2によって構成されている。なお、背面扉2は無く、筐体1は背面側に開放されているものとしてもよい。
筐体1の内部(遊技機10の背面)には、電源ボックス3、メイン基板4、サブ基板5、および各種機器(不図示)が収容されている。電源ボックス3は、その内部に電源回路(不図示)を収納し、メイン基板4、サブ基板5、および各種機器に駆動電力を供給する。メイン基板4には、遊技機10の大当り抽選等のメイン制御を行うための電子回路が配設されている。また、サブ基板5には、遊技球を発射する発射装置の制御や、賞球の払出の制御や、遊技中における各種演出等のサブ制御を行うための電子回路が配設されている。なお、図1に示す電源ボックス3等の配置は、例示に過ぎず、これに限られるものではない。
[電源ボックス]
次に、図2を参照して、本発明の一実施形態に係る電源ボックス3の概略構成について説明する。図2は、電源ボックス3の一例を示す概略図である。
電源ボックス3の形状は、背面、前面、左側面、右側面、上面、底面から成る略直方体であり、電源ボックス3には、電源ボックス3に電力を供給する外部電源(不図示)に接続するための電源コード34が接続されている。
また、電源ボックス3には、その背面の左上部に電源スイッチ31が配設される。電源スイッチ31は、典型的にはロッカースイッチであり、スイッチの両端を交互に押すことで電源のON/OFFを切り替えるスイッチである。本実施形態では、電源コード34が外部電源に接続されているときに、電源スイッチ31の上端側を押すと電源がONに切り替わり、電源スイッチ31の下端側を押すと電源がOFFに切り替わる。
また、電源ボックス3には、その上面の中央よりもやや右側面側に電源側コネクタ32が3つ配設される。各電源側コネクタ32は、電源ボックス3の上面に凹部として設けられ、その凹部は、背面、前面、左側面、および右側面のそれぞれに側面を有し、上面が開放された略直方体形状に形成されている。この電源側コネクタ32には、この凹部に嵌合するように形成された凸部を有するハーネス側コネクタ41が嵌合する。ハーネス側コネクタ41には、遊技機10の各種機器(メイン基板4等)に電力を供給するためのハーネス42が接続される。また、電源側コネクタ32の略直方体形状の凹部の側面には、電源ボックス3の電源回路と電気的に接続する電源端子(不図示)が配設される。そして、ハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32と嵌合することで、ハーネス側コネクタ41に接続されたハーネス42と、この電源端子が電気的に接続される。すなわち、ハーネス42が電源側コネクタ32と電気的に接続されることにより、ハーネス42には、電源側コネクタ32に規定された電力(電圧)が供給可能となる。なお、図2に示すように、本実施形態では、電源側コネクタ32が3つ配設されるものとしたが、この数や配置は、これに限られるものではなく、例えば、複数のハーネス42が、それぞれ、異なる電圧値に対応した各種機器に接続されるものとし、各種機器に接続される複数のハーネスのそれぞれに対応した電圧値を供給可能なように、規定された電圧値が異なる複数の電源側コネクタ32が設けられるものとしてもよい。
また、電源ボックス3には、その内部の上面側近傍であって右側面側かつ背面側に、ガイド溝33が形成される。ガイド溝33は、背面から前面に向かう方向を長手方向とする略直方体形状の空洞であって上面が開放されており、この上面から後述するガイド車輪76が収納されてガイド車輪76の移動路として機能する。なお、詳細は後述するが、ガイド溝33によって、ガイド車輪76の移動路が規制されることによって、スライド部7が前面方向または背面方向に移動することが補助される。
[コネクタの構成]
次に、図3を参照して、本発明の一実施形態に係る電源側コネクタ32の概略構成について説明する。図3は、電源側コネクタ32の一例を示す概略図である。
前述したように、電源側コネクタ32は、上面が開放された略直方体形状の凹部であり、上面が開放されていることにより、ハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32に挿入可能となっている。以下では、ハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32に挿入可能なように、電源側コネクタ32の上面が開放されている状態のことを、「電源側コネクタ32の開放口が露出されている状態」ということにする。
電源側コネクタ32には、その背面側の側面にスリット部322が形成されている。スリット部322は、後述するガードプレート75を挿入可能に形成されたスリットであり、具体的には、ガードプレート75の挿入幅と、厚みに合わせて、左側面側から右側面側に向かう方向を長手方向(ガードプレート75の幅方向)とし、上下方向を短手方向(ガードプレート75の厚み方向)とする略長方形状に形成される。詳細は後述するが、このスリット部322を通してガードプレート75が挿入されると、当該ガードプレート75によって、開放されていた電源側コネクタ32の上面が遮蔽されることで、ハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32に挿入不可能となる。以下では、ハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32に挿入不可能なように、電源側コネクタ32の上面が遮蔽されている状態のことを、「電源側コネクタ32の開放口が遮蔽されている状態」ということにする。また、以下では、電源ボックス3の上面と並行な面であってスリット部322が形成される高さの面を「スリット面」ということにする。
[電源スイッチとガードプレートの制御機構]
次に、図4、図5を参照して、本発明の一実施形態に係る、電源スイッチ31とガードプレート75の制御機構について説明する。図4は、電源スイッチ31がOFFに設定されているときのガードプレート75の制御機構の一例を示す分解斜視図であり、図5は、電源スイッチ31がONに設定されているときのガードプレート75の制御機構の一例を示す分解斜視図である。
図4、図5に示すように、電源スイッチ31は、スイッチ本体部311と、支軸312と、回転部313と、ばね部314と、押下部315と、可動片316と、接点部317と、基板318と、支柱319と、OFF端子320と、ON端子321と、から構成される。スイッチ本体部311の上端部または下端部が押下されると、スイッチ本体部311は、支軸312を支点として回転する。具体的には、スイッチ本体部311は、上端部が押下されると支軸312を支点として時計回りに回転し、下端部が押下されると支軸312を支点として反時計回りに回転する。また、回転部313は、スイッチ本体部311と連結し、その回転軸を支軸312と同一とすることにより、スイッチ本体部311の回転に伴って、支軸312を支点として回転する。また、押下部315は、略前面方向に付勢するばね部314を介してスイッチ本体部311に取り付けられており、可動片316を略前面方向に付勢する。可動片316は、その中心が、基板318に取り付けられた支柱319に当接し、可動片316の上端部が押下部315によって略前面方向に付勢されると、支柱319に当接した中心を支点に可動片316が時計回りに回転することにより可動片316の上端部に取り付けられた接点部317が、基板318に取り付けられたOFF端子320と電気的に接続される。このOFF端子320は、電源回路に接続されており、接点部317がOFF端子320に接続されることにより電源ボックス3への電力の供給は中止される。一方、可動片316の下端部が押下部315によって略前面方向に付勢されると、支柱319に当接した中心を支点に可動片316が反時計回りに回転することにより可動片316の下端部に取り付けられた接点部317が、基板318に取り付けられたON端子321と電気的に接続される。このON端子321は、電源回路に接続されており、接点部317がON端子321に接続されることにより電源ボックス3への電力の供給が開始される。なお、電源ボックス3への電力供給が中止される契機は、接点部317がOFF端子320に電気的に接続されることではなく、接点部317とON端子321との電気的な接続が解除されることとしてもよい。
以上のことから、図4に示すように、電源スイッチ31(スイッチ本体部311)の下端部を押下した状態では、可動片316の上端部が押下部315によって略前面方向に付勢されることにより接点部317がOFF端子320と電気的に接続され、電源ボックス3の電源がOFFの状態となる。一方、図5に示すように、電源スイッチ31の上端部を押下した状態では、可動片316の下端部が押下部315によって略前面方向に付勢されることにより接点部317がON端子321と電気的に接続されることにより、電源ボックス3の電源がONの状態となる。
ところで、本実施形態では、電源スイッチ31の上端部および下端部の押下によって電源ボックス3の電源のON/OFFを切り替えるだけではなく、ガードプレート75の移動制御も行われる。以下、図4、図5を参照して具体的に説明する。
図4、図5に示すように、電源スイッチ31のスイッチ本体部311に連結された回転部313は、スライドクランク6と連結されることにより、スライドクランク6の回転部としても機能する。具体的には、スライドクランク6は、連結板61と、可動軸62と、スライド板63とスライド軸64と、スライド溝65と、基部66と、から構成され、連結板61は、回転部313に連結固定されることにより、回転部313の回転に応じて回転する。可動軸62は、スライド板63が連結板61に対して可動するように、スライド板63の一端と連結板61の一端とを連結し、スライド軸64は、スライド板63の他端に配設され、スライド板63の移動に応じてスライド溝65内を移動可能に構成される。スライド溝65は、基部66において設けられ、前面側から背面側に向かう方向を長手方向とする空洞部(溝)であるため、スライド軸64の移動がスライド溝65内に規制されることによって、スライド軸64は、前面方向または背面方向へと移動することになる。
いま、図4に示すように、電源スイッチ31(スイッチ本体部311)の下端部を押下した状態(電源がOFFの状態)においては、スライド軸64は、スライド溝65の背面側の端部に位置する。この状態から、電源スイッチ31(スイッチ本体部311)の上端部を押下する(電源をONにする)と、図5に示すように、回転部313が時計回りに回転することにより、回転部313に連結固定された連結板61も回転部313の回転軸を中心に回転し、これにより、可動軸62によって連結されたスライド板63が可動し、スライド軸64がスライド溝65内を前面方向に移動する。すなわち、電源スイッチ31の上端部が押下されることによって電源ボックス3の電源がOFFからONに切り替わると、スライド軸64は、スライド溝65内を前面方向に移動し、反対に電源ボックス3の電源がONからOFFに切り替わると、反対の制御が行われることにより、スライド軸64は、スライド溝65内を背面方向に移動することにより、図4に示す元の位置に戻ることになる。
また、図4、図5に示すように、スライド軸64は、スライド部7と可動に連結されることにより、スライド部7をスライド移動させるトリガーとしても機能する。具体的には、スライド部7は、L字プレート71と、ばね取り付けプレート72と、ばね部73と、連結プレート74と、ガードプレート75と、ガイド車輪76と、から構成され、L字プレート71は、スライド軸64と可動に連結されることにより、スライド軸64の移動に応じて移動する。L字プレート71の一端には、ガイド車輪76が取り付けられ、このガイド車輪76は、前述したガイド溝33内を移動するように規制される。これにより、L字プレート71は、スライド軸64が回転しても回転方向に移動することはなく、その移動方向は、前面方向と背面方向に規制される。また、L字プレート71の所定の位置にはL字プレート71と略垂直になるように、ばね取り付けプレート72が配設され、ばね取り付けプレート72の一端には、背面方向に圧縮可能なばね部73の一端が取り付けられ、ガードプレート75に連結された連結プレート74が、ばね部73の他端に取り付けられる。これにより、ガードプレート75は、背面方向に付勢されたときに、ばね部73を圧縮することにより背面方向に移動可能となる。なお、ガードプレート75は、略長方形状の板状物(好ましくは、絶縁性かつ高剛性の板状樹脂)であり、スリット部322を通して電源側コネクタ32内に挿入可能であり、かつ、挿入されたときに電源側コネクタ32と嵌合する形状(例えば、電源側コネクタ32の開放口の形状と同じ形状)に形成されている。これにより、ガードプレート75がスリット部322を通して電源側コネクタ32と嵌合すると、電源側コネクタ32の上面が遮蔽される。なお、L字プレート71の形状や、ばね取り付けプレート72の取り付け位置や、ガイド車輪76の取り付け位置や、ガイド溝33の設置位置等は、ガードプレート75がスリット面内を移動し、かつ、図5に示すようにガードプレート75が前面方向に移動したときに、スリット部322に挿入されて電源側コネクタ32の上面を遮蔽する位置に適宜調整される。
以上のことから、図4、図5を参照して説明したように、電源スイッチ31(スイッチ本体部311)の下端部を押下した状態(電源がOFFの状態)から、電源スイッチ31(スイッチ本体部311)の上端部を押下する(電源をONにする)と、スライド軸64がスライド溝65内を前面方向に移動することに伴って、ガードプレート75がスリット面内を前面方向に移動する。すなわち、電源スイッチ31の上端部が押下されることによって電源ボックス3の電源がOFFからONにされると、ガードプレート75は、スリット面内を前面方向に移動し、反対に電源ボックス3の電源がONからOFFにされると、反対の制御が行われることにより、ガードプレート75は、スリット面内を背面方向に移動することになる。
[露出位置と遮蔽位置]
次に、図6を参照して、本発明の一実施形態において、電源ボックス3の電源がOFFの状態のときと、ONの状態のときのガードプレート75の位置について説明する。図6(1)は、電源ボックス3の電源がOFFの状態のときのガードプレート75の位置を示し、図6(2)は、電源ボックス3の電源がONの状態のときのガードプレート75の位置を示す。
図6(1)に示すように、電源ボックス3の電源がOFFのときには、電源スイッチ31の下端部が押下されているので、図4に示されるように、スライド軸64は、スライド溝65の背面側の端部に位置し、このため、スライド部7(L字プレート71等)が背面側に位置することでガードプレート75も背面側に位置し、この結果、電源側コネクタ32の開放口が露出されている状態となる。このため、ハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32に挿入可能となる。なお、図6(1)に示すように、電源側コネクタ32の開放口が露出されているときのガードプレート75の位置を露出位置という。
図6(2)に示すように、電源ボックス3の電源がONのときには、電源スイッチ31の上端部が押下されているので、図5に示されるように、スライド軸64は、スライド溝65の前面側の端部に位置し、このため、スライド部7(L字プレート71等)が前面側に移動することでガードプレート75はスリット部322を通して電源側コネクタ32内に挿入されて電源側コネクタ32と嵌合し、この結果、電源側コネクタ32の開放口が遮蔽されている状態となる。このため、ハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32に挿入不可能となる。なお、図6(2)に示すように、電源側コネクタ32の開放口が遮蔽されているときのガードプレート75の位置を遮蔽位置という。
以上のように、本実施形態では、電源ボックス3の電源のON/OFFを切り替える電源スイッチ31の押下に伴って、ガードプレート75が、スリット面内を露出位置と遮蔽位置との間で移動することにより、電源側コネクタ32の開放口の露出/遮蔽の状態が切り替わる。具体的には、電源ボックス3の電源がOFFからONに切り替わると、ガードプレート75がスリット面内を露出位置から遮蔽位置に移動することにより、電源側コネクタ32の開放口が遮蔽されて、ハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32に挿入不可能となる。このため、電源ボックス3の電源がONの状態のときに誤ってハーネス42(ハーネス側コネクタ41)を電源側コネクタ32と電気的に接続することを防止することができる。一方、電源ボックス3の電源がONからOFFに切り替わると、ガードプレート75がスリット面内を遮蔽位置から露出位置に移動することにより、電源側コネクタ32の開放口が露出されて、ハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32に挿入可能となる。このため、電源ボックス3の電源がOFFの状態のときには、ハーネス42(ハーネス側コネクタ41)を電源側コネクタ32と電気的に接続することが可能となる。
次に、図7を参照して、本発明の一実施形態において、電源ボックス3の電源がOFFのときにハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32に挿入され、その後、電源ボックス3の電源がONにされたときのガードプレート75の制御について説明する。
図7に示すように、ハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32に挿入されると、電源側コネクタ32の凹部がハーネス側コネクタ41の凸部によって埋められるため、スリット部322を通してガードプレート75を挿入することはできない。しかし、電源ボックス3の電源がOFFからONに切り替わると、図6(2)に示した場合と同様に、スライド部7(L字プレート71等)が前面側に移動するため、ガードプレート75も前面側に移動するように制御される。しかし、ガードプレート75が、前面側に移動することで、スリット部322を通して、電源側コネクタ32内に挿入されたハーネス側コネクタ41の凸部に接触すると、これが壁となり、剛性の高いガードプレート75は背面側に付勢される。すると、ばね部73が、背面方向に圧縮されることで、ガードプレート75は、L字プレート71に対して相対的に背面方向に移動することが可能となる。これにより、ハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32に挿入された後に、電源ボックス3の電源がONにされても、ガードプレート75の移動制御を不都合なく行うことが可能となる。なお、この状態のときに、ハーネス側コネクタ41を抜くと、ばね部73が伸張することにより、ガードプレート75は、本来の遮蔽位置に移動し、これにより、電源側コネクタ32の開放口が遮蔽されている状態となる。
なお、上記した実施形態では、複数の電源側コネクタ32のうち、特定の1つの電源側コネクタ32の開放口が、ガードプレート75により露出/遮蔽されるものとした。この特定の1つの電源側コネクタ32は、どのようなものであってもよいが、例えば、より高電圧(例えば100V)の電力が供給される電源側コネクタ32であるとしてもよい。このようにすると、例えば低電圧(例えば24V)の電力を必要とする機器に接続されたハーネス42を誤って高電圧の電源側コネクタ32に接続することで機器を故障させてしまうというリスクを回避することが可能となる。
また、特定の1つの電源側コネクタ32ではなく、複数の電源側コネクタ32の全てがガードプレート75により露出/遮蔽されるものとしてもよい。具体的には、図8に示すように、3つの電源側コネクタ32のそれぞれに前述したスリット部322が設けられ、当該スリット部322のそれぞれに挿入可能なように、3つのガードプレート75が設けられ、これらの3つのガードプレート75は、L字プレート71によって互いに連動するように結合されるものとすればよい。なお、この際、ガイド溝33は前面方向に拡張され、当該ガイド溝33を、各ガードプレート75に対応したガイド車輪76が移動可能とすればよい。このようにすると、電源ボックス3の電源がOFFからONに切り替わると、各ガードプレート75がスリット面内を露出位置から遮蔽位置に移動することにより、全ての電源側コネクタ32の開放口が遮蔽され、誤ってハーネス42(ハーネス側コネクタ41)を電源側コネクタ32と電気的に接続することを防止することができる。一方、電源ボックス3の電源がONからOFFに切り替わると、各ガードプレート75がスリット面内を遮蔽位置から露出位置に移動することにより、全ての電源側コネクタ32の開放口が露出されて、ハーネス42(ハーネス側コネクタ41)をいずれかの電源側コネクタ32と電気的に接続することが可能となる。
また、図8では、複数の電源側コネクタ32の開放口を遮蔽するためにそれぞれの電源側コネクタ32に対応した複数のガードプレート75を設けるものとしたが、複数の電源側コネクタ32の開放口を遮蔽する1つのガードプレートが設けられるものとしてもよい。なお、この場合には、電源側コネクタ32の配置によっては、構成されるガードプレートはより大きな面積を占有するものとなるが、電源側コネクタ32に設けられるスリット部322を前面側の側面のみならず、他の側面においても設けるものとすればよい。このようにすることで、ガードプレートがスリット面を移動し易くなるため、ガードプレートの設置位置の規制を低減させることが可能となる。
[変形例]
なお、上記した実施形態では、電源スイッチ31の上端部および下端部の押下によってスライド軸64が可動し、このスライド軸64の可動をトリガーとしてスライド部7が移動し、ガードプレート75が移動するものとした。すなわち、上記した実施形態では、電源スイッチ31の押下操作がガードプレート75の移動動作に変換されるものとした。しかし、変形例においては、電源ボックス3に設けられるコンピュータによってガードプレート75の移動が制御されるものとしてもよい。以下、図9、図10を参照して、具体的に説明するが、変形例においても、ガードプレート75と電源側コネクタ32の構成は、上記した実施形態と同様であるものとする。
図9は、電源ボックス3の機能的構成例を示す機能ブロック図である。図9に示すように、電源ボックス3は、CPU(Central Processing Unit)301と、検知部302と、駆動部303と、を備えている。
CPU301は、ROM(不図示)に記録されているプログラム等に従って、各種の処理を実行する。また、CPU301は、判断部3011、および制御部3012として機能する。
検知部302は、電源ボックス3の電源回路における電気信号に基づいて、電源ボックス3の電源がONのときにはON信号を検知し、電源ボックス3の電源がOFFのときにはOFF信号を検知する(ON信号を検知しない)。
CPU301の判断部3011は、検知部302が検知するON信号に基づいて、電源ボックス3の電源がOFFからONになったか、あるいは、ONからOFFになったかを判断する。
CPU301の制御部3012は、判断部3011の判断結果に基づいて、駆動部303に駆動信号を送信する。具体的には、判断部3011により、電源ボックス3の電源がOFFからONになったと判断されると、制御部3012は、駆動信号として遮蔽信号を送信する。一方、判断部3011により、電源ボックス3の電源がONからOFFになったと判断されると、制御部3012は、駆動信号として露出信号を送信する。
駆動部303は、典型的にはモーター等の動力源であり、制御部3012から遮蔽信号を受信すると、ガードプレート75を露出位置から遮蔽位置へ移動制御することで、電源側コネクタ32の開放口が遮蔽されている状態となり、制御部3012から露出信号を受信すると、ガードプレート75を遮蔽位置から露出位置へ移動制御することで、電源側コネクタ32の開放口が露出されている状態となる。なお、ガードプレート75の移動制御はどのように実現されてもよいが、例えば、駆動部303がスライド運動を駆動することにより、ガードプレート75がスリット面内を遮蔽位置と露出位置との間でスライド移動可能に制御されるものとすればよい。
次に、図10を参照して、このような機能的構成を有する電源ボックス3のCPU301が実行する移動制御処理について説明する。図10は、CPU301が実行する移動制御処理の流れを説明するフローチャートである。なお、図10に示す処理は、電源ボックス3に電源が投入されてから電源が遮断された直後まで所定時間(例えば、30msec)毎に繰り返し実行される。
ステップS101において、CPU301の判断部3011は、検知部302が検知するON信号に基づいて、電源ボックス3の電源がOFFからONになったか否かを判断する。この判断がYESの場合には、処理はステップS102に移り、この判断がNOの場合には、処理はステップS103に移る。
ステップS102において、CPU301の制御部3012は、駆動部303に対して駆動信号として遮蔽信号を送信することで、ガードプレート75を露出位置から遮蔽位置へ移動させる。そして移動制御処理は終了する。
ステップS103において、CPU301の判断部3011は、検知部302が検知するON信号に基づいて、電源ボックス3の電源がONからOFFになったか否かを判断する。この判断がYESの場合には、処理はステップS104に移り、この判断がNOの場合には、移動制御処理は終了する。
ステップS104において、CPU301の制御部3012は、駆動部303に対して駆動信号として露出信号を送信することで、ガードプレート75を遮蔽位置から露出位置へ移動させる。そして移動制御処理は終了する。
なお、上記した移動制御処理において、ステップS103、ステップS104の処理は、電源ボックス3に供給される電力が遮断されることにより電圧が低下したことが検出されてから電圧が「0」になるまでの期間において実行されるものしてもよいし、電源ボックス3に電力が供給されている間に予備電源に電力が蓄電されるものとし、この予備電源が用いられることで実行されるものとしてもよい。
以上のように、変形例においては、電源ボックス3に設けられるコンピュータ(CPU301)によってガードプレート75の移動が制御されるため、より確実に、電源ボックス3の電源がONの状態のときに誤ってハーネス42を電源側コネクタ32と電気的に接続することを防止することができる。
以上、本発明の一実施形態に係る遊技機10について説明したが、本発明は上述した実施形態に限るものではない。また、本実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
また、上記した実施形態では、図4、図5を参照して説明したように、電源スイッチ31の押下操作は、スライドクランク6とスライド部7とによって、ガードプレート75の移動動作(スライド移動)に変換されるものとしたが、電源スイッチ31の押下操作がガードプレート75の移動動作に変換される機構であれば、これに限られるものではない。また、ガードプレート75の露出位置から遮蔽位置への移動方式は、電源側コネクタ32の開放口を遮蔽するものであればどのようなものであってもよく、スライド移動に限らず、例えば回転移動であってもよい。
また、上記した実施形態では、図6を参照して説明したように、ガードプレート75は、スリット面内を露出位置から遮蔽位置に移動し、スリット部322を通して電源側コネクタ32内に挿入されることにより、電源側コネクタ32の開放口が遮蔽されている状態になるものとした。しかし、電源側コネクタ32の開放口が遮蔽されるのであれば、ガードプレート75は、スリット面内を移動するものに限らず、例えば、電源ボックス3の上面を移動するものであってもよい。
また、上記した実施形態では、図7を参照して説明したように、ハーネス側コネクタ41の凸部が電源側コネクタ32に挿入された後に、電源ボックス3の電源がONにされると、ばね部73が、背面方向に圧縮されることで、剛性の高いガードプレート75は、L字プレート71に対して相対的に背面方向に移動するものとした。しかし、ガードプレート75を、例えば弾性変形可能な弾性樹脂で成形することにより、ばね部73を設けないようにしてもよい。このようにした場合、ガードプレート75が、スリット部322を通して、電源側コネクタ32内に挿入されたハーネス側コネクタ41の凸部に接触すると、弾性変形することにより、ガードプレート75の移動制御を不都合なく行うことが可能となる。
また、上記した変形例において、図9に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、上述したガードプレート75の移動制御を行うことができる機能が電源ボックス3に備えられていれば他の機能構成であってもよい。
また、上記した実施形態および変形例では、電源ボックス3の電源がONであるかOFFであるかに応じてガードプレート75が移動制御されるものとしたが、ガードプレート75の移動制御の契機は、これに限られるものではない。具体的には、複数の電源側コネクタ32のうち特定の電源側コネクタ32にハーネス側コネクタ41が挿入されることを契機に、他の電源側コネクタ32に対してガードプレート75が露出位置から遮蔽位置に移動するものとしてもよい。なお、この移動制御は、上記した実施形態において、ハーネス側コネクタ41の挿入操作をガードプレート75の移動操作に変換する機構を適用することで実現してもよいし、変形例において、CPU301が、ハーネス側コネクタ41が挿入されたことを例えばセンサによって検知することで実現するものとしてもよい。このようにすると、ひとたび特定の電源側コネクタ32に対してハーネス42が接続されると、他の電源側コネクタ32にはハーネス42を接続することができなくなるので、電源ボックス3に対して不必要なハーネス42を誤って接続することにより電源ボックス等を故障させるリスクを軽減させることができる。
また、上記した実施形態および変形例においては、遊技機10として、いわゆるパチンコ遊技機を用いて説明したが、これに限らず、ハーネス42が接続されることで各種装置に電力を供給する電源ボックス3を備える他の遊技機(例えば、いわゆるパチスロ機や、ゲーミングマシーン、アミューズメントマシーン等)であってもよい。
以上に本実施形態の特徴やその変形例の特徴等について説明したが、これらの特徴を適切に組み合わせてもよいことは言うまでもない。
1 筐体
2 背面扉
10 遊技機
3 電源ボックス
4 メイン基板
5 サブ基板
6 スライドクランク
7 スライド部
31 電源スイッチ
32 電源側コネクタ
33 ガイド溝
34 電源コード
41 ハーネス側コネクタ
42 ハーネス
301 CPU
302 検知部
303 駆動部
311 スイッチ本体部
312 支軸
313 回転部
314 ばね部
315 押下部
316 可動片
317 接点部
318 基板
319 支柱
320 OFF端子
321 ON端子
322 スリット部
61 連結板
62 可動軸
63 スライド板
64 スライド軸
65 スライド溝
66 基部
71 L字プレート
72 ばね取り付けプレート
73 ばね部
74 連結プレート
75 ガードプレート
76 ガイド車輪
3011 判断部
3012 制御部

Claims (4)

  1. 遊技に必要な機器に電力供給を行う電源ボックスが収容される遊技機筐体と、
    前記電源ボックスに接続され、前記電源ボックスに電力供給を行う外部電源に接続可能な電源コードと、を備える遊技機であって、
    前記電源ボックスは、
    前記機器への電力供給が可能なハーネスと接続するコネクタと、
    前記コネクタを外部に露出させる露出位置と、前記コネクタを外部から遮蔽する遮蔽位置との間を移動可能なガードプレートと、
    前記ガードプレートの移動を制御する移動制御部と、を備え、
    前記移動制御部は、前記電源ボックスに電力供給が行われたときに、前記ガードプレートを、前記露出位置から前記遮蔽位置へ移動させる制御を行うことを特徴とする、遊技機。
  2. 前記電源ボックスは、当該電源ボックスへの電力供給が行われたか否かを判断する判断部を更に備え、
    前記移動制御部は、前記判断部により前記電源ボックスへの電力供給が行われたと判断されたことに基づいて、前記ガードプレートを前記露出位置から前記遮蔽位置へ移動させる制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記電源ボックスは、
    押下されることで当該電源ボックスへの電力供給を行うスイッチと、
    前記スイッチが押下されることに伴って移動するトリガー部と、を更に備え、
    前記トリガー部は、前記ガードプレートと連動可能に構成され、
    前記移動制御部は、前記トリガー部の移動に連動して、前記ガードプレートを、前記露出位置から前記遮蔽位置へ移動させる制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記ガードプレートは、前記移動制御部によって前記遮蔽位置に移動すると、前記コネクタと嵌合することにより、当該コネクタを外部から遮蔽することを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の遊技機。

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