JP5028603B2 - 遊技台 - Google Patents

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Description

本発明は、スロットマシン(パチスロ機)に代表される遊技台に関する。
従来遊技台には、島設備等から供給される交流電圧を直流電圧に変換し、遊技台内部に備えられた各種遊技装置に供給する電源装置が備えられていた。
この電源装置の作動時にはノイズが発生するため、ノイズによって遊技台内部に設けられた電装基板が誤作動や故障しないように導電性の金属板等で電源装置の周囲を覆っていた。
たとえば特許文献1の段落番号0070には、金属板材を用いて方形箱状に形成されたカバー本体とカバー側板と操作板とに囲まれた内部に、電源基板ユニットを収容する構成が開示されている。
特開2008−154745号公報
ところが、近年の遊技装置の消費電力の増大に伴い、電源装置の動作に伴う発熱量が増加し、従来の金属板で覆われた電源装置では、内部に熱が滞留してしまい、故障する等の問題があった。
この問題に対して、特許文献1に記載の発明では、金属板に通気口を設けることで、電源装置内部に滞留した熱を外部へと放出する構造を開示している。
ところで、電源装置には外部から電力を受け取る部分や、遊技台内部の遊技装置へと電力を供給するためのコネクタが設けられており、金属板で覆われていないコネクタに対して、前述の通気口から針金等の異物を進入させ、意図的に電源装置を短絡させることで遊技状態を切り替える所謂ゴト行為が行われる虞があった。
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、電源装置に対する異物の侵入などの不正行為を抑止するとともに、電源装置の排熱効果が高い電源装置を備えた遊技台を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するために、複数の遊技装置が備えられる筐体と、前記筐体内部に設けられ、前記複数の遊技装置に電力を供給する電源基板と、前記電源基板を収納する収納体と、からなる電源ユニットと、を備えた遊技台であって、前記電源ユニットを包囲する電源ユニットケースを更に備え、前記電源ユニットケースは、前記電源ユニットケース内部に空気を取り入れる吸気口と、電源ユニットケース内部の空気を排出する排気口と、を有し、前記電源基板は熱伝導率の高い金属からなるヒートシンクを更に備え、前記ヒートシンクが前記筐体を構成する板部材に設けられた開口から外部へ露出することを特徴とする。
また本発明は、複数種類の遊技装置が備えられる筐体と、前記筐体内部に設けられ、前記複数種類の遊技装置に電力を供給する電源基板と、前記電源基板を収納する収納体と、からなる電源ユニットと、を備えた遊技台であって、前記電源基板は、熱伝導率の高い金属からなるヒートシンクを更に備え、前記ヒートシンクが前記筐体を構成する板部材に設けられた開口から露呈し、前記ヒートシンクが露呈している個所において、前記電源基板に対する異物の進入を前記収納体が阻害することを特徴とする。
本発明によれば、電源装置に対する異物の侵入などの不正行為を抑止するとともに、電源装置の排熱効果が高い電源装置を備えた遊技台を提供することができる。
実施例1に係るスロットマシン100の外観斜視図である。 スロットマシン100の内部構成の概略を示す前面扉102を開いた斜視図である。 前面扉102を外した状態のスロットマシン100を示す正面図である。 電源ユニット620を構成する電源基板660及び収納体640と、電源ユニット620を覆う電源ユニットケース600を分解した状態を表す斜視図である。 電源ユニットケース600に覆われた状態の電源ユニット620を示す図であり、(a)は電源ユニット620の斜視図であり、(b)は筐体101に組み付けた状態を示す斜視図である。 (a)は電源ユニットケース600が電源ユニット620を覆った状態を示す斜視図であり、(b)は図6(a)のA−A’断面を示す側断面図であり、(c)は図6(a)のB−B’断面を示す側断面図である。 電源ユニット620の電源スイッチ661及び各コネクタ662に部品が装着された状態を示す図であり、(a)は電源スイッチ661がスイッチケース661aに覆われた状態を示す斜視図であり、(b)はスイッチケース661aを回動させて電源スイッチ661を露出させた状態を示す斜視図である。 電源基板660を覆い、電源基板660が発するノイズを防ぐシールド板金である収納体の、図6に示した例とは別の例であって収納体が開口を有さない例を示す図であり、(a)はこの別の例の、図6(b)に相当する側断面図であり、(b)はこの別の例の、図6(c)に相当する側断面図である。 図6や図8に示した例とはさらに別の、電源ユニットケース蓋部および収納体を用いた例を示す図であり、(a)はこのさらに例の、図6(c)に相当する側断面図であり、(b)は電源ユニットケースを筐体101に組み付けた状態の背面板242における排気口周辺を拡大して示す斜視図である。 本発明に係る遊技台の別の例を示す図であり、(a)はパチンコ機を示す図であり、(b)はメダル落としゲーム機を示す図であり、(c)はカジノマシンを示す図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施例に係るスロットマシン(遊技台)について詳細に説明する。
(第1実施例)
<全体構成>
まず、図1を用いて、本発明の第1実施例に係るスロットマシン100の全体構成について説明する。なお、同図はスロットマシン100の外観斜視図を示したものである。
スロットマシン100は、略箱状の本体101と、この本体101の前面開口部に取り付けられた前面扉102とを有して構成されている。スロットマシン100の本体101の中央内部には、外周面に複数種類の図柄が所定コマ数だけ配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形枠材に貼り付けられて各リール110乃至112が構成されている。リール110乃至112上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール110乃至112を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。なお、本実施例では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
また、図柄表示窓113の外枠には、点滅や点灯などの点灯制御によって、後述する有効ラインや入賞ラインを報知するためのライン表示LED(図示省略)が配置されている。
さらに、スロットマシン100内部において各々のリール110乃至112の近傍には、投光部と受光部からなる光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間を、リールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン114上に表示されるようにリール110乃至112を停止させる。
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、スロットマシン100に投入されたメダルの数によって予め定まっている。5本の入賞ライン114のうち、例えば、メダルが1枚投入された場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚投入された場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚投入された場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5本が入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン114の数については5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、リール110乃至112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技役に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。告知ランプ123は、内部抽選において、特定の入賞役(例えば、BB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)等のボーナス)に内部当選していることを遊技者に知らせるランプである。メダル投入ランプ124は、メダルの投入が可能であることを知らせるランプである。払出枚数表示器125は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技回数表示器126は、メダル投入時のエラー表示や、ビッグボーナスゲーム中(BBゲーム中)の遊技回数、所定の入賞役の入賞回数等を表示するための表示器である。貯留枚数表示器127は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。リールパネルランプ128は、演出用のランプである。
メダル投入ボタン130、131は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルを所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例においては、メダル投入ボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン131が押下されると3枚投入されるようになっている。メダル投入口134は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン130又は131により電子的に投入することもできるし、メダル投入口134から実際のメダルを投入することもできる。精算ボタン132は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダル及びベットされたメダルを精算し、メダル払出口155よりメダル受皿156に排出するためのボタンである。メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。
スタートレバー135は、遊技の開始操作を行うためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口134に所望する枚数のメダルを投入して、スタートレバー135を操作すると、これを契機としてリール110乃至112が回転し、遊技が開始される。ストップボタン137乃至139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110乃至112に対する停止操作を行うためのボタンであり、各リール110乃至112に対応して設けられている。そして、いずれかのストップボタン137乃至139を操作すると対応するいずれかのリール110乃至112が停止することになる。
ドアキー孔140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口155は、メダルを払出すための払出口である。メダル受皿156は、メダル払出口155から払出されたメダルを溜めるための器である。なお、メダル受皿156は、本実施例では発光可能な受皿を採用している。
上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154は、遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。演出装置190は、例えば開閉自在な扉(シャッター)163が前面に取り付けられた液晶表示装置を含み、この演出装置190には、例えば小役告知等の各種の情報が表示される。音孔160は、スロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。タイトルパネル162には、スロットマシン100を装飾するための図柄が描かれる。
次に、スロットマシン100の内部構成について説明する。
図2は、スロットマシン100の内部構成の概略を示す前面扉102を開いた斜視図である。
本体部としてのキャビネット101の内部には、主基板収納ケース210、副制御基板収納ケース220及びリールユニット185や、図示を省略した電源ボックス、メダル払出装置180、メダル補助収納部240、中央スピーカユニット、外部中継端子板等の諸装置が配設されている。
リールユニット185は、樹脂製のケース221内にステッピングモータで駆動されるリール110乃至112を個別に着脱可能に取り付けて構成している。そして、このリールユニット185は、ケース221により3本のリールをユニット化し、キャビネット101に設けたリールユニット載置台278に対する着脱を容易に行えるように構成している。また、リールユニット載置台278の下部には、音通路277が取り付けられ、前面扉102がキャビネット101に閉じられた状態で前面扉102に取付られた音通路268と組み合わさるように構成している。中央スピーカユニットから出力された音は、この音通路277および音通路268を通過して外部に出力される。
キャビネット101の内部には、透明な樹脂ケースからなる基板収納ケースが、キャビネット101を構成している後板の上部に取り付けられている。この主基板収納ケース210の内部空間には、スロットマシン100の全体的な制御を行う主制御部300を構成する電気部品を実装した主制御基板が収納されている。
また、電源ユニットケース600は、キャビネット101の後板の壁面に装着され、電源ユニットケース600内には電源ユニット620が収容されている。電源ユニット620は、詳しくは後述する金属製ケースである収納体640(後述)の内部に、スロットマシン100の諸装置へ必要な電力を供給するための電源基板660(後述)が収納されてなる。なお、電源基板660を収納した収納体640が、電源ユニットケース600に収容された状態を電源装置252と呼ぶ。図2に示すように電源装置252には前面扉102を開放した際に操作可能となるスイッチ661が設けられている。
さらに、キャビネット101の内部には、メダルを払い出すためのメダル払出装置180(以下、ホッパー180ということがある)が配設してある。メダル払出装置180は、DCモータで駆動されメダルを1枚ずつ払い出すと共に、メダルを払い出す毎に検出信号を出力する払出装置本体515と、払出装置本体515にメダルを供給するとともにメダルを蓄積するメダルタンク510とで構成されている。そして、メダル払出装置180の横には、メダル補助収納部240が置かれており、前記メダル払出装置180がメダルでいっぱいになると、余分なメダルは流れ落ち、このメダル補助収納部240内に蓄積される。
そして、前記主制御基板及びリール110乃至112の側方、即ち向って左側の側板には、副制御基板を収納した副制御基板収納ケース220が配設してある。
一方、キャビネット101の側板にヒンジ装置276を介して蝶着された前面扉102には、演出装置290、この演出装置を制御する演出制御基板を収納した演出制御基板収納ケース274、上部スピーカ272、図柄表示窓113を有するリールパネル270、投入されたメダルを選別するためのメダルセレクタ170、このメダルセレクタ170が不正なメダルや遊技者に返却すべきメダル等をメダル受皿156に落下させる際にメダルが通過する通路266等が設けてある。メダルセレクタ170は、さらに、投入されたメダルをメダルタンク510に案内する通路541を備えている。
図3は、前面扉102を外した状態のスロットマシン100を示す正面図である。
筐体101は、上面板261、左側の側面板260、右側の側面板260、下面板264および背面板242で囲われ、前面に開口する箱体である。筐体101の内部には、背面板242の上部に設けた通風口249と重ならない位置に、内部に主制御基板を収納した主制御基板収納ケース210が配置され、この主制御基板収納ケース210の下方に、3つのリール110乃至112が配置されている。
主制御基板収納ケース210及びリール110乃至112の側方であって、向って左側の側面板260には、内部に副制御基板を収納した副制御基板収納ケース220が配設してある。また、向かって右側の側面板260には、主制御基板に接続されて、スロットマシン100の情報を外部装置に出力する外部集中端子板248が取り付けられている。
また、リール110乃至112の下方には、メダル払出装置180が配設され、向かって左側の側面板260の下部には電源基板660を有する電源装置252が配設される。この電源装置252の上方には、スピーカ250が配設されている。更に、メダル払出装置180の右側には、メダル補助収納庫240が配設されている。尚、筐体101の内部には、設定キースイッチ244が設けられている。
図3に示すスロットマシン100の、向かって左側の側面板260の下部に配設された電源装置252には、スロットマシン100の外部から接続される電源コードを接続する電源コード接続部(図示せず)が設けてある。この電源コード接続部は、電源コードの一端に設けたACコネクタに対応するコネクタ受である。このコネクタ受は、使用する電源コードに対応して設ければよく、電源コードのコード本体にアース線を含む三極コードを使用しているので、3つの刃部を有している。また、上記電源コード接続部の下方には、他の装置のアース線を接続するためのアース部(図示せず)が設けてある。また、電源基板を覆う収納体640(後述する)にもアース線が設けられ、上述のアース部に接続されている。
スロットマシン100では、電源装置252に接続された電源コードが、筐体101の背面板242に開設した電源コード用穴(図示せず)を通して外部に延出している。
<電源ユニットケースの構成>
図4は、電源ユニット620を構成する電源基板660及び収納体640と、電源ユニット620を覆う電源ユニットケース600を分解した状態を表す斜視図である。
電源基板660は、電力を生成する基板上に配設された複数の電子部品(図示せず)と、前述した、電源コードが接続される電源コード接続部(図示せず)と、生成した電力を接続されたハーネスによって各装置へと供給するコネクタ662と、電力の生成を行うか否かのスイッチ661と、電力の生成により発生した熱を外部へと放出するための導電性の高い材質(例えばアルミ等)により形成されたヒートシンク666を有して構成される。
前述したように電源基板660は、スロットマシン100に配設された各装置へと電力を供給するが、具体的にはスロットマシン100の外部から電源コードによって供給される交流電圧を直流電圧に変換し、更に各装置が必要とする電圧に変換している。その変換作業を行う際に発生する熱が一定の温度を超えてしまうと電源基板660が正常に変換作業を行えなくなるため、熱を電源基板660から逃がす必要があった。
また、近年の遊技台においては、遊技台毎に設定された抽選に使用される抽選値を変更する際に(所謂設定変更)、一度電源を落とし、再度電源を投入する作業を必要とするものがあった。その他にも、通常電源が投入されるものと想定される開店直後に来店した遊技者に特典を与えるために、電源が投入された直後の遊技状態を遊技者に有利な状態に設定する機能を有する遊技台があった。そのように設定されている遊技台に対して、強制的に電源の立ち上げ、立ち下げを行うことで不当に利益を得ようとする行為(所謂ゴト行為)を行う者がいた。
ゴト行為として一般的に知られるものは、遊技台外部より異物(例えばハリガネ)を隙間等から侵入させ、電源基板を強制的に短絡させることで強制的に電源の立ち下げ、立ち上げを行うものや、電源基板に設けられたスイッチを操作することで電源の立ち下げ、立ち上げを行っていた。
また、電源基板による変換作業が行われた際に生じるノイズがハーネス等を通じて他の装置に影響し、遊技台が誤動作を起こす問題があり、その対策として、導電性を有する板金等で電源基板を覆い、板金にアースを接続することで、電源基板で発生したノイズが他の装置に影響を与える前に遊技台外部へと逃がす構成をとるのが一般的だった。
本実施形態は、このような背景のもと不正行為を抑止するとともに電源基板の排熱を効果的に行うものである。
電源ユニットケース600は樹脂により形成された基部601と蓋部302とからなるケース体であり、電源基板660と、電源基板660を覆うように配設された収納体640からなる電源ユニット620をカバーするものである。なお、本実施形態では、収納体640は図4に示すように成型したシールド板金である。収納体640の天面には開口である通気口641が設けられ、側面には開口である通気口642が設けられている。
電源ユニットケース600は複数の位置に通気口を有している。この通気口の配置態様については後述する。また、電源ユニットケース600には電源基板660の各コネクタ662やスイッチ661に対応する位置に予め開口が設けられている。
図4に示す電源ユニットケース600においては基部601と蓋部602とによって電源ユニット620を挟み込む構成としているが、基部601と蓋部602との固定は、予め成型された爪等による係止構造で行っても良いし、ネジ等の部材による固定を行ってもよいし、不正対策として、カシメ部材等による固定を行っても良い。また、図4における電源ユニットケース600は基部601を設けているが、これに限らず、電源ユニット620を直接スロットマシン100の側面板の壁部に固定し、その上から電源ユニットケース(蓋部602)によって覆うように構成しても良い。
ヒートシンク666は、更に熱伝導シート等を電源基板660との間に配置して放熱効率を向上させても良い。また、本実施形態においてはヒートシンク666のフィン部分666aが露出する構成としているが、これに限定されず、例えばヒートシンク666全体を収納体640及び電源ユニットケース600の外部に設け、電源基板660に熱伝導シートや熱伝導率の高い薄板等を接続して放熱を行うように構成しても良い。
なお、詳しくは後述するが、電源ユニットケース600の蓋部602の上部には排気口604が設けられ、下部には吸気口603、605および606が設けられている。
図5は、電源ユニットケース600に覆われた状態の電源ユニット620を示す斜視図である。なお、図5(a)においては、電源ユニットケース600の外郭を破線で表し、内部に配設された電源ユニット620を透視可能に図示している。電源ユニットケース600は図5(a)に示すように透明な樹脂により形成されても良く、また、逆に色を有することで不透明に形成されても良い。
図5(a)に示すように、収納体640の底面には開口である通気口643が設けられている。
図5(b)に示すように、スロットマシン100の筐体101では、背面板242に予め開口242aを設け、電源ユニットケース600を配置した際に、電源ユニットケース600の上部に設けられた排気口604や、下部に設けられた吸気口603がスロットマシン100の外部に露呈するようにされている。
また、それと共に、電源基板660に配設されたヒートシンク666のフィン部分666aも開口242aからスロットマシン100の外部へと露呈している。詳細は後述するが、図5(b)のように排気口604や吸気口603をスロットマシン100の外部に設けることで、電源基板660から発せられる熱の排気を効率良く行うことが可能となる。また、このとき吸気口605および606からは、筐体101内であって電源ユニットケース600の外の空気を取り入れることができ、電源基板660以外の装置により生じる熱の排熱も効果的に行うことができる。
また、本実施形態では排気口604を、吸気口603、605および606よりも上方に設けているため、温度が高い空気は軽い故に上昇する性質から、電源ユニットケース600内部の空気は、排気口604へと向かうので、電源ユニットケース600内に滞留することなく、排熱効果を高めることができる。
なお、ヒートシンク666が外部に露出していて、電源基板660に対する異物の進入を収納体640や電源ユニットケース600が阻害する構成になっている。
図6(a)は電源ユニットケース600が電源ユニット620を覆った状態を示す斜視図であり、図6(b)は図6(a)のA−A’断面を示す側断面図であり、図6(c)は図6(a)のB−B’断面を示す側断面図である。図6(b)、(c)に示した破線の矢印は、電源ユニットケース600内の空気の流れを示すものである。なお、図6(b)、(c)においては電源基板660に搭載される電子部品の図示を省略してある。
上述のように、電源ユニットケース600の蓋部602には、排気口604ならびに吸気口603、605および606を設けており、収納体640には、通気口641、642および643を設けている。一般に電源基板660に達する開口を通って異物を挿入されて不正行為を行われてしまう虞がある。しかしながら、本実施形態では、蓋部602の開口すなわち排気口604ならびに吸気口603、605および606と、収納体640の開口すなわち通気口641、642および643とで、配置位置をずらしている。たとえば図6(b)に示す通気口642では、下方に設けられた吸気口605から十分な距離離れた位置に設けている。このため、本実施形態では、異物が蓋部602の開口を通り抜け、さらに収納体640の開口を通り抜けるのは、ほぼ不可能な構成になっている。
また、電源ユニットケース600を、その内部を透かして見ることができない色のものにすれば、不正行為者は、電源ユニットケース600の内部を視認できず、収納体640の開口の位置を知ることができないため、不正行為をしにくいという効果がある。
また、本実施形態では、温度が高い空気は軽い故に上昇する性質から、上方に設けた排気口604から温度が高い空気が排出され、吸気口603、605および606から空気を取り入れ、蓋部602と収納体640との間の排熱流路607、608および609や、収納体640の通気口641、642および643を通った収納体640内の排熱流路610において、図6(b)の破線の矢印に示したような空気の流れが生じ、排熱効果が高まる。電源基板660の発熱は排熱流路610によって排熱される。また、収納体640に通気口641、642および643を複数備えたことで空気が通過できる排熱流路610が複数になり、効率のよい排熱を行うことができる。なお、ここで排熱流路とは、吸気口から取り入れられた空気が排気口に達するまで通過する経路をいう。
なお、本実施形態では、排気口604として1つの排気口しか設けていないが、本発明はこれに限定されものではなく、複数の排気口を設けてもよい。
また本実施形態では、開口である排気口604や吸気口603を筐体101の外部に露出させることによって、外部の冷えた空気を取り入れて、熱は筐体101内に排出せずに筐体101の外に排出することができるので、効率のよい排熱を行うことができる。
従来は、このように筐体101の外部に開口を露出させると、この開口から異物を挿入されて不正行為の心配があったが、本実施形態によれば上述のように異物を不正行為の対象に到達させるのがほぼ不可能である。
ところで、吸気口は下方に開口が向くように設け、排気口は上方へ開口が向くように設けることが好ましい。このようにすることにより、熱による上昇気流の流れをスムーズに生じさせることができる。
また、本実施形態では、空気の流れを熱による上昇気流によって生じさせたが、本発明はこれに限られるものではなく、吸気口及び排気口等の開口に強制的に空気を流動させる例えばファン等を設けてもよい。
図7は、電源ユニット620の電源スイッチ661及び各コネクタ662に部品が装着された状態を示す図であり、(a)は電源スイッチ661がスイッチケース661aに覆われた状態を示す斜視図であり、(b)はスイッチケース661aを回動させて電源スイッチ661を露出させた状態を示す斜視図である。
図7(a)において、電源スイッチ661はスイッチケース661aに覆われている。このスイッチケース661aは、スロットマシン100の内部に侵入した異物により電源スイッチ661が不正に操作されることを防止するためのケースである。スロットマシン100が遊技者に供されるときには、図7(a)のように電源スイッチ661がスイッチケース661aに覆われた状態にし、ホール店員等が電源スイッチ661を操作する際には、図7(b)のようにスイッチケース661aを回動させて電源スイッチ661を露出させ、電源スイッチ661を操作する。
ところで、電源ユニットケース600は、樹脂による成型からなっている。樹脂成型は板金等に対して形状の自由度が高く、電源ユニットケースには複数位置に開口を設ける必要があり、そのような加工を行う場合にも、板金等は穴あけの加工が別に必要になるが、樹脂成型であれば、成型の時点で開口を設けることができるため、作業の短縮とコストの削減を同時に行うことが可能となる。更にスイッチケース661aのような部材を取り付ける場合においても、接着材による劣化の心配が低く、また、取り付けの基部等を予め設ける場合でも成型が楽になり、組付けが容易であるという効果を奏する。
また、図7(a)および(b)に示すように、コネクタ662にケーブル等を取り付けた場合において、金属の導通部が露出しないため、更に異物の進入による不正行為を抑止することが可能となります。
(第2実施例)
<収納体の別の例>
図8は、電源基板660を覆い、電源基板660が発するノイズを防ぐシールド板金である収納体の、図6に示した例とは別の例であって収納体が開口を有さない例を示す図であり、(a)はこの別の例の、図6(b)に相当する側断面図であり、(b)はこの別の例の、図6(c)に相当する側断面図である。図8において、収納体以外は、図6と同じ構成であるので同じ参照番号を付して詳細な説明は省略する。図8(a)、(b)に示した破線の矢印は、電源ユニットケース600内の空気の流れを示すものである。なお、図6(a)、(b)においては電源基板660に搭載される電子部品の図示を省略してある。
図8の例では、図6に示した収納体640の代わりに収納体1640を用いている。
本実施形態の収納体1640は、シールド板金により形成され、電源基板660を内部に収容することで電源基板660が発するノイズを吸収し、またアースから逃がすことで、スロットマシン100に備えられた他の装置の誤作動を防止するよう機能する。
また本実施形態の収納体1640は、図6の収納体640とは異なり、シールド板金に開口が設けられていない。このため、開口を形成する作業が不要となり更に作業短縮及びコスト削減することが可能となる。また、収納体1640には開口がなく電源基板660を収納体1640で完全に覆うため、異物を電源基板660に接触させるゴト行為自体を確実に防止することが可能となる。
更に、収納体1640のシールド板金は金属である故に熱伝導率が高いので、電源ユニットケース600と電源ユニット600との間、すなわち図8の蓋部602と収納体1640との間の隙間によって排熱流路1607、1608や1609が形成されていれば、吸気口603、605および606から取り入れられた空気がこの排熱流路1607、1608や1609を通過する際に、収納体1640から熱を奪うこととなり、これによって電源基板660の熱を外部へと排出することが可能となる。
図8に示したように、電源基板660を覆う収納体1640と、これらを覆う電源ユニットケース600とによる排熱流路1607、1608や1609を形成し、当該排熱流路1607、1608や1609にスロットマシン100の外部からの空気を通過させることで、電源基板660が発生した熱をスロットマシン100の外部へと排出することが可能であり、また、電源基板660は収納体1640で完全に覆われているので不正行為を防止できるため、遊技者が安心して遊技を行うことが出来るスロットマシン100を提供することが可能となる。
また、本実施形態では排気口604を、吸気口603、605および606よりも上方に設けているため、熱気が上昇する性質から、電源ユニットケース600内部の空気は、排気口604へと向かうので、電源ユニットケース600内に滞留することなく、排熱効果を高めることができる。
(第3実施例)
<電源ユニットケース蓋部および収納体のさらに別の例>
図9は、図6や図8に示した例とはさらに別の、電源ユニットケース蓋部および収納体を用いた例を示す図であり、(a)はこのさらに例の、図6(c)に相当する側断面図であり、(b)は電源ユニットケースを筐体101に組み付けた状態の背面板242における排気口周辺を拡大して示す斜視図である。図9において、電源ユニットケース蓋部および収納体以外は、図6と同じ構成であるので同じ参照番号を付して詳細な説明は省略する。図9(a)に示した破線の矢印は、電源ユニットケース内の空気の流れを示すものである。なお、図9(a)においては電源基板660に搭載される電子部品の図示を省略してある。
図9の例では、図6に示した電源ユニットケース600の蓋部602および収納体640の代わりに、電源ユニットケース600の蓋部2602および収納体2640を用いている。
本実施形態の収納体2640は、シールド板金により形成され、電源基板660を内部に収容することで電源基板660が発するノイズを吸収し、またアースから逃がすことで、スロットマシン100に備えられた他の装置の誤作動を防止するよう機能する。また、収納体2640は、通気口2641や2643のような複数の開口を有する。
本実施形態における電源ユニットケース600の蓋部2602は、空気が温まると上昇するという特性を更に利用するため、排気口2604に通じる蓋部2602の天井部2602bを構成する面を排気口2604に向かって徐々に天井が高くなるように構成されている。
また、角には空気が滞留しやすいため、本実施形態の蓋部2602では角部2602aの内面を湾曲して設けている。これにより吸気口2603と排気口2604の間に形成された排熱流路を通過する空気がよりスムーズに電源ユニット620及び電源ユニットケース600内を通過することが可能となる。
また、本実施形態では、電源基板660を覆う収納体2640を形成する導電性を有する板金からなるシールド板金の形状にも特徴を有する。図6に示した例では、吸気口604及び排気口603の開口から電源基板660への不正行為を防止するために、たとえば互い違いのように配置位置をずらしたり、開口から角度をつけたりすることで異物の進入を防止していたが、本実施形態においては、より異物の進入を困難にするためにシールド板金に形成された開口の一部(通気口2641)がシールド板金に重なって隠された状態に形成し、更に、板金を重ねあうために設けた斜面が開口(排気口2604)方向へ向く、すなわち異物を挿入されやすい開口(排気口2604)の側に通気口2641の開口が向いていないように構成したため、電源基板660への異物の侵入をより困難にすることが可能となった。電源基板660を覆うシールド板金をこのような形状に構成しても、電源ユニットケース600の蓋部2602が排熱流路を形成していることで、排熱流路内を空気がスムーズに流動し、電源基板660の熱を外部へと排出することが可能となる。
なお、吸気口及び排気口から進入した異物が収納体内部に設けられた電源基板と接触するのを防ぐために、収納体に設けた通気口は、吸気口及び排気口から離れた位置に設けることもできるし、通気口は吸気口及び排気口とは反する方向に向けて角度をもって設けることもできるし、図9のように収納体の開口に覆い重なるように形成することもできる。
以上、本発明に係る遊技台がスロットマシンの場合を例に説明したが、本発明に係る遊技台はこれに限られるものではない。
本発明に係る遊技台は図10(a)に示す、「所定の遊技領域に球を発射する発射装置と、発射装置から発射された球を入球可能に構成された入賞口と、入賞口に入球した球を検知する検知手段と、検知手段が球を検知した場合に球を払出す払出手段と、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置を備え、入賞口に遊技球が入って入賞することを契機として、可変表示装置が図柄を変動させた後に停止表示させて、遊技状態の推移を告知するようなパチンコ機」にも好適である。
また、パチンコ機は前述のスロットマシンと異なり、通常は、背面を板で覆う等の密閉構造となっていないため、電源基板がケースに覆われた状態で露出している。そのため本発明のようなケースで覆うことでゴト行為等の不正行為を防止しつつ、放熱により熱暴走等の故障を無くすことで快適に遊技を行うことが可能となる。
また、本発明に係る遊技台は図10(b)に示すメダル落としゲーム機のような遊技機においても有効である。例えば、図10(b)のメダル落としゲーム機において、不正器具による電源基板への操作により、不正行為を行う者の思い通りに電源のON・OFFが可能になった場合には、意図的に電源をOFFした状態において、筐体を持ち上げ、メダル落とし口にメダルを大量に流し込まれてしまう虞があった。通常、電源ON状態において、傾き等による検知がされているが、電源が強制的にOFFにされた場合には、傾きセンサによる検知も行われなくなってしまっていた。このような問題を鑑みて、図10(b)のメダル落としゲーム機の電源基板に発明を適用することで、未然に不正行為を防止することが可能となる。
さらに本発明に係る遊技台は図1(d)に示す、「紙幣投入口2002に紙幣を投入し、ベット2004およびスタート2006操作に基づいて抽選を実行し、抽選結果を抽選結果表示装置2007で表示し、当選時には特典コイン数を残クレジット数に加算し、キャッシュアウト2008が選択された場合には、レシート発行機2010から残クレジット数に対応するコードが記載されたレシートを発行するカジノマシン2000」であってもよい。
(効果)
以上説明した本発明によれば、遊技装置に電力を供給する電源ユニットをケースにより包囲したことで、電源ユニットに対する異物の挿入などの不正行為を実施困難にし、ケース内部に電源ユニットとケースの内壁との間に空気の流路が形成され、更に、ケースに吸気口と排気口をそれぞれ設けることにより、当該流路により吸気口から取り入れられた空気が排気口へと導かれることで、ケース内部に滞留した熱を外部へと排出することが可能となる。すなわち、収納体とケースの2重構造にすることで、その収納体とケースとの間に流路を形成し、通風性の良さと、異物進入規制による不正対策を同時に行うことができる。
また本発明によれば、排気口を吸気口よりも上方に設けることで、温まった空気が上方へと移動する原理を利用して効率良く空気の取り込みから排気を行うことが可能となる。またケース内部の空気の滞留を抑止することができ、流路内を空気が常に通過するようになる。
また本発明によれば、電源ユニットケース内部の収納体に通気口を備えることにより、吸気口から取り入れられた空気を収納体内部へと更に取り入れることが可能となる。これにより電源基板の発する熱をより収納体及び電源ユニットケースの外部へと排出することが可能となる。かつ、電源ユニットケースに覆われているため通気口から異物の進入が困難なため不正対策が施された状態を維持することができる。
また、収納体自体に複数の通気口を備えることで、新たな流路が構成され、空気の流入により更に電源基板の熱を排熱することが可能となる。
また本発明によれば、通気口を異物の進入が困難に設けることで、効率良く電源ユニット内部の排熱を行えるとともに異物の進入による不正行為の実施を抑止することが可能となる。
また本発明によれば、異物の進入が困難なように前記通気口と前記吸気口及び排気口との配置位置をずらすことにより、効率良く電源ユニット内部の排熱を行えるとともに異物の進入による不正行為の実施を抑止することが可能となる。
また本発明によれば、電源ユニットケースを樹脂成型により製造することで、吸気口や排気口をケースに容易に設けることが可能となる。樹脂成型によれば複雑な形状のものでも容易に形成することができる。また、電源ユニットケースに他の部品を取り付ける際に板金等と比較して容易に取付けを行うことが可能で、スポット溶接等の別加工の必要がない。
また本発明によれば、排気口や吸気口を遊技台の外部に面した位置に設けることにより、遊技台内部よりも温度の低い遊技台外部の空気を取り込み可能となり、また排出する熱を帯びた空気を遊技台外部に放出するため、遊技台内部の他の遊技装置に与える影響が少なくなる。したがって遊技台内部の温度を上げなくて済む。また、排気口や吸気口から視認可能な位置には収納体が備えられているため、遊技台外部からの異物の進入も困難にした状態で不正対策を行うことが可能となる。
また本発明によれば、電源基板に設けられたアルミ等の熱伝導率の高い金属からなるヒートシンクを遊技台の外部に露出させることで電源基板の排熱を効率よく行えると共に、電源ユニットケース及び収納体によって電源基板自体は包囲されているため不正な行為が行われないようになっている。
また本発明によれば、収納体をシールド板金で構成することにより、電源装置の発するノイズによる他の遊技装置への影響を防ぐことができ、異物の進入を規制しつつ、電源ユニットケース内部の排熱を行うことが可能となる。
また本発明は、箱体の内部に複数の遊技装置を備えるために箱体に熱が滞留しやすいスロットマシンの電源基板に好適であり、熱を発する基板であれば、電源装置以外の他の実施形態にも好適である。例えば、高性能の描画性能を持つ描画チップを演出制御基板に設けた場合に高熱を発するケースが考えられるが、本発明は、そのような、高熱を発する基板であれば、電源ユニットでなくても演出制御基板(画像表示に関する制御回路を含む)の周囲を覆うケース体に応用して適用することが可能である。
本発明に係る遊技台は、スロットマシンなどに代表される遊技台に適用することができる。
100 スロットマシン
101 本体
102 前面扉
110 左リール
111 中リール
112 右リール
113 図柄表示窓
114 入賞ライン
120 入賞ライン表示ランプ
121 スタートランプ
123 告知ランプ
124 メダル投入ランプ
125 払出枚数表示器
126 遊技回数表示器
127 貯留枚数表示器
128 リールパネルランプ
130 メダル投入ボタン
132 精算ボタン
133 メダル返却ボタン
134 メダル投入口
135 スタートレバー
137〜139 ストップボタン
140 ドアキー孔
150 上部ランプ
151 サイドランプ
152 中央ランプ
153 腰部ランプ
154 下部ランプ
155 メダル払出口
156 メダル受皿
160 音孔
162 タイトルパネル
163 扉
170 メダルセレクタ
190 演出装置
270 装飾パネル
272 上部スピーカ
274 演出制御基板収納ケース
290 演出装置
660 電源基板
640 収納体
601 電源ユニットケース基部
602 電源ユニットケース蓋部

Claims (2)

  1. 複数の遊技装置が備えられる筐体と、
    前記筐体内部に設けられ、前記複数の遊技装置に電力を供給する電源基板と、前記電源基板を収納する収納体と、からなる電源ユニットと、
    を備えた遊技台であって、
    前記電源ユニットを包囲する電源ユニットケースを更に備え、
    前記電源ユニットケースは、前記電源ユニットケース内部に空気を取り入れる吸気口と、電源ユニットケース内部の空気を排出する排気口と、を有し、
    前記電源基板は熱伝導率の高い金属からなるヒートシンクを更に備え、前記ヒートシンクが前記筐体を構成する板部材に設けられた開口から外部へ露出することを特徴とする遊技台。
  2. 複数種類の遊技装置が備えられる筐体と、
    前記筐体内部に設けられ、前記複数種類の遊技装置に電力を供給する電源基板と、前記電源基板を収納する収納体と、からなる電源ユニットと、
    を備えた遊技台であって、
    前記電源基板は、熱伝導率の高い金属からなるヒートシンクを更に備え、前記ヒートシンクが前記筐体を構成する板部材に設けられた開口から露呈し、
    前記ヒートシンクが露呈している個所において、前記電源基板に対する異物の進入を前記収納体が阻害することを特徴とする遊技台。
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