JP7298960B1 - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
筐体(例えば筐体1)と、
基板ユニット(例えば電源ユニット10)と、
リールユニット(例えばリールユニット14)と、
前記リールユニットを支持する支持部(例えばリール支持部13)と、を備え、
前記支持部は、前記基板ユニットの上方に設けられており、
前記筐体は、背面に設けられた孔(例えば孔3a)を備え、
前記孔は、前記支持部よりも下方に設けられており、
前記基板ユニットの天面(例えば天面10a)には、複数の放熱口(例えば放熱口95)が設けられており、
前記支持部には、少なくとも1つのくり抜き部が設けられており、
前記くり抜き部には、挿通される部材が存在しない第1くり抜き部(例えば第1くり抜き部135)があり、
前方から見た場合に、上下方向に引いた仮想直線上に、前記放熱口と前記孔と前記第1くり抜き部とが位置しているが、前記放熱口には、開口の上方側を覆う形状(例えば異物侵入防止部96)が設けられている。
このため、筐体背面の孔から筐体の内部に異物が侵入し、その異物がまっすぐ(直線上に)落下した場合であっても、その異物が放熱口を通過するのを抑制できる。これにより、基板ユニット(部品)が破損するのを抑制できる。
以下、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下では遊技機の1つであるスロットマシンについて説明するが、本発明に係る遊技機は、スロットマシンに限ることなく、パチンコ遊技機やメダルレス遊技機等の遊技機であってもよい。
また、以下の説明においては、基本的に「前後」とは、スロットマシンの前側に遊技者が居る場合に、遊技者側が「前」で、スロットマシン側が「後」を意味し、「上下」とはスロットマシンの上面側が「上」で、下面側が「下」を意味し、「左右」とはスロットマシンを遊技する遊技者の左手側が「左」を意味し、右手側が「右」を意味する。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各構成の自由な組み合わせ、あるいは各構成の任意の変形、もしくは各構成の省略が可能である。
図3(b)に示すように、キャンセルシュート40の前方側下部には、前後方向に開口する第2開口部402(受皿側開口部)が設けられている。図4(a)は、キャンセルシュート40を前方側から見た図である。第2開口部402は、前方から見て略四角形状となっている。図3(a)に示すように、第2開口部402は、受皿38の払出口50と接している。なお、接しているとは、近接している場合と当接している場合とを含む。第2開口部402は、払出口50に対応(対向)する位置に設けられている。前後方向において、第2開口部402と払出口50とが重なるように形成されていると言うこともできる。第2開口部402は、キャンセルシュート40からのメダルの出口部となっている。
図4(b)は、キャンセルシュート40を後方側(背面側)から見た図である。キャンセルシュート40の後方側には、前後方向に開口する第1開口部401(ホッパー側開口部)が設けられている。第1開口部401は、略長方形状となっており、後方から見た場合には左下がり(前方から見た場合には右下がり)となっている。第1開口部401は、前扉20を閉じた状態で、メダル払出装置11のメダル払い出し部111と接している。なお、接しているとは、近接している場合と当接している場合とを含む。
図7(a)は、キャンセルシュート40を上方から見た図である。キャンセルシュート40の上方側(上方の右側)には、第3開口部403(セレクタ側開口部)が設けられている。第3開口部403は、上下方向に開口している。第3開口部403は、メダルセレクタ90の下端部と接している。なお、接しているとは、近接している場合と当接している場合とを含む。第3開口部403は、略四角形状となっている。第3開口部403は、キャンセルシュート40へのメダルの入口部(第2の入口部)となっている。
図7(b)は、キャンセルシュート40を左側から見た図(左側面図)である。第1開口部401と第2開口部402とは、上下方向において、異なる高さ(ずれた高さ)に設けられている。第1開口部401は、第2開口部402よりも上方に設けられている。
第3開口部403と第2開口部402とは、上下方向において、異なる高さに設けられている。第3開口部403は、第2開口部402よりも上方に設けられている。
第1開口部401と第3開口部403とは、上下方向において、異なる高さに設けられている。第3開口部403は、第1開口部401よりも上方に設けられている。
第2通路F2は、メダルが進む方向(進行方向)を変更させることが可能な形状を有している。第2通路F2は、少なくとも1つの曲がり部(屈曲部)を有していると言うこともできる。換言すると、第2通路F2は、クランク状となっている。
第1開口部401を介して後方から前方に発射されたメダルは、通路内の平面状の前面(図12で符号Pを付した面)に衝突し得る。そして、メダルが衝突する前面には、メダル衝突による衝撃を緩和するための、金属板(緩衝部材)が配置されていてもよい。換言すると、メダル通路の(内面の)一部が金属板で形成されていてもよい。金属板を配置することで、メダルの衝突によって通路の内面が変形、破損等するのを防止できる。金属板は、例えば厚さ約0.4mmのステンレス鋼板であってもよい。なお、緩衝部材として金属板の代わりゴム(弾性体)を用いてもよい。
上記では、後方から前方に発射されたメダルが、通路内の平面状の前面に衝突するとしたが、これに限らず、当該メダルが通路内の曲面状の前面に衝突するようになっていてもよい。換言すると、当該前面が湾曲していてもよい。曲面状とは、例えば、前方に向かって凹となっている(窪んでいる)形状であってもよい。メダルが衝突する前面が曲面状となっている場合、平面状である場合に比べてメダル衝突による衝撃が緩和される。これにより、メダルを受皿38へ、よりスムーズに案内できる。
このような構成によれば、メダル通路(第1通路F1)は、メダル通路の内面と接触することなく第1仮想直線Xを引くことが可能な形状(直線状に連通する空間を有する形状)となっているため、メダルのスムーズな通過(払い出し)を実現できる。また、メダル通路(第1通路)を、第1仮想直線Xを引くことができないほどの複雑な形状とした場合に比べるとシンプルな形状である分、他部材の設置の妨げとなるのを防止できる。
このような構成によれば、メダル通路(第3通路F3)は、第3仮想直線Zを引くことができない形状となっているため、例えば、第3開口部403から器具(棒状の部材)等を差し込み、第1開口部401(メダル払い出し部111)にアクセスすることが困難となっている。これにより、不正対策性能を向上させることができる。
また、第3仮想直線Zを引くことができない形状となっているので(直線状ではないため)、第3開口部403からキャンセルシュート40内に入ったメダルが、第1開口部401に向かって流下するという変則的な移動を防止できる。
このような構成によれば、メダル通路(第2通路F2)は、第2仮想直線Yを引くことができない形状となっているため、第2開口部402から器具(棒状の部材)等を差し込み、第3開口部403(メダルセレクタ90)にアクセスすることが困難となっている。これにより、不正対策性能を向上させることができる。
このような構成によれば、一端X1が前壁部382aではなく底部381に接触するため、メダル通路を通過したメダルは、前壁部382aではなく底部381に接触する。これにより、メダルが前壁部382aを乗り越えて受皿38の外にこぼれ落ちるのをより確実に防止できる。
また、一端X1が前壁部382aに接触する場合よりも底部381に接触する場合の方(一旦X1がより奥側に位置している方)が、底部381が妨げとなるため、手前側から第1通路に器具(棒状の部材)等を差し込むことがより困難となる。これにより不正対策性能を向上させることができる。
このような構成によれば、他端X2がメダル払い出し部111ではなく周辺壁部112に接触するため、仮に第1通路F1に器具(棒状の部材)等が差し込まれた場合であっても、その先端がメダル払い出し部111に接触するのを(メダル払い出し部111にアクセスすることを)(その先端がメダル払い出し部111内に挿入されるのを)困難にすることができる。これにより、不正対策性能をさらに向上させることができる。
ここで、所定の直径(例えば約5mm)を有し、かつ、所定の長さを有する棒状の部材を部材Gとする。所定の長さは、例えば、第3開口部403から第2開口部402までの直線距離よりも長い長さとする。
また、前扉20が閉じた状態で、かつ受皿38が存在していない状態において、第2開口部402に部材Gを差し込んだ場合、部材Gを第1通路F1に、第1通路F1の内面に接触することなく挿し通すことができ、第1開口部401から出た部材Gの先端は、メダル払出装置11の周辺壁部112に接触する。なお、実際には受皿38の存在が妨げとなるため、手前側から第1通路F1に部材Gを差し込むことは困難である。
また、前扉20が閉じた状態で、かつ受皿38が存在していない状態において、第2開口部402に部材Gを差し込んだ場合、部材Gの先端を、第3開口部403から出すことはできない。換言すると、部材Gを第2通路F2に挿し通すことはできない。
また、前扉20が開いた状態で、背面側の第3開口部403に部材Gを差し込んだ場合、部材Gの先端を、第1開口部401から出すことはできない。換言すると、部材Gを第3通路F3に挿し通すことはできない。
なお、変形例として、前扉20が開いた状態で、第1開口部401(ホッパー側開口部)から第2開口部402(受皿側開口部)を視認しようとした場合に、受皿38の底部381も前壁部382aも視認不能となっていてもよい。
筐体(例えば筐体1)と、前扉(例えば前扉20)と、を備える遊技機であって、
前記筐体は、ホッパー(例えばホッパーユニット11)を備え、
前記前扉は、受皿(例えば受皿38)と、案内通路(例えばキャンセルシュート40)と、を備え、
前記ホッパーは、遊技価値が発射される発射口部(例えばメダル払い出し部111)と、前記発射口部の周辺壁部(例えば周辺壁部112)と、を備え、
前記受皿は、底部(例えば底部381)と、前記底部の前側に設けられた前壁部(例えば前壁部382a)と、を備え、
前記案内通路は、ホッパー側開口部(例えば第1開口部401)と、受皿側開口部(例えば第2開口部402)と、を備え、
前記ホッパー側開口部から前記受皿側開口部に至る通路を第1通路(例えば第1通路F1)とすると、
前記第1通路は、前記発射口部から発射された遊技価値を前記受皿に案内可能であり、
前記第1通路は、遊技価値が進む方向を変更させることが可能な形状を有しており、
前記ホッパー側開口部と前記受皿側開口部とを通る仮想直線を第1仮想直線(例えば第1仮想直線X)とすると、
前記第1仮想直線は、前記第1通路の内面に接触することなく描出することが可能な線である。
このような構成によれば、第1通路が、遊技価値が進む方向を変更させることが可能な形状となっているため、遊技者側からの器具等の差し込みが困難となっている。これにより、不正対策性能を向上させることができる。換言すると、器具等の差し込みにより部品が破損するリスクを低減できる。
また、第1通路は、第1仮想直線を第1通路の内面に接触することなく描出可能となっている。これにより、遊技価値のスムーズな通過を実現できる。また、第1通路は、第1仮想直線を描出できないほど複雑な形状とした場合に比べるとシンプルな形状となっている。これにより、他部材の設置の妨げとなるのを防止できる。
前記第1仮想直線は、一端(例えば一端X1)が前記底部に接触し、他端(例えば他端X2)が前記周辺壁部に接触するように描出することが可能な線である。
このような構成によれば、案内通路を通過した遊技価値は、前壁部ではなく底部に接触する。これにより、遊技価値が前壁部を乗り越えて受皿の外にこぼれ落ちるのをより確実に防止できる。また、底部が妨げとなるため、手前側から第1通路に器具等を差し込むことがより困難となる。これにより、不正対策性能をより向上させることができる。
また、仮に第1通路に器具等が差し込まれた場合であっても、その先端は発射口部ではなく周辺壁部に接触する。このため、当該先端が発射口部に接触するのを(発射口部にアクセスすることを)(当該先端が発射口部内に挿入されるのを)困難にすることができる。これにより、不正対策性能をさらに向上させることができる。
前記前扉は、セレクタ(例えばメダルセレクタ90)をさらに備え、
前記案内通路は、セレクタ側開口部(例えば第3開口部403)をさらに備え、
前記セレクタ側開口部から前記受皿側開口部に至る通路を第2通路(例えば第2通路F2)とすると、
前記第2通路は、前記セレクタから送られた遊技価値を前記受皿に案内可能であり、
前記第2通路は、遊技価値が進む方向を変更させることが可能な形状を有しており、
前記受皿側開口部と前記セレクタ側開口部とを通る仮想直線を第2仮想直線(例えば第2仮想直線Y)とすると、
前記第2仮想直線は、前記第2通路の内面に接触することなく描出することが不可能な線である。
このような構成によれば、第2通路は、第2仮想直線を第2通路の内面に接触することなく描出不可能となっている。このため、受皿側開口部から器具等を差し込み、セレクタ側開口部(セレクタ)にアクセスすることが困難となっている。これにより、不正対策性能を向上させることができる。
前記セレクタ側開口部から前記ホッパー側開口部に至る通路を第3通路(例えば第3通路F3)とし、
前記セレクタ側開口部と前記ホッパー側開口部とを通る仮想直線を第3仮想直線(例えば第3仮想直線Z)とすると、
前記第3仮想直線は、前記第3通路の内面に接触することなく描出することが不可能な線である。
このような構成によれば、第3通路は、第3仮想直線を第3通路の内面に接触することなく描出不可能となっている。このため、例えば、セレクタ側開口部から器具等を差し込み、ホッパー側開口部(発射口部)にアクセスすることが困難となっている。これにより、不正対策性能を向上させることができる。
また、第3通路は、第3仮想直線を描出できない形状となっているので(直線状ではないため)、セレクタ側開口部から案内通路内に入った遊技価値が、ホッパー側開口部に向かって流下するという変則的な移動を防止できる。
次に、本発明の第2実施の形態について図面を参照して説明する。なお、以下では遊技機の1つであるスロットマシンについて説明するが、本発明に係る遊技機は、スロットマシンに限ることなく、パチンコ遊技機やメダルレス遊技機等の遊技機であってもよい。
また、以下の説明においては、基本的に「前後」とは、スロットマシンの前側に遊技者が居る場合に、遊技者側が「前」で、スロットマシン側が「後」を意味し、「上下」とはスロットマシンの上面側が「上」で、下面側が「下」を意味し、「左右」とはスロットマシンを遊技する遊技者の左手側が「左」を意味し、右手側が「右」を意味する。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各構成の自由な組み合わせ、あるいは各構成の任意の変形、もしくは各構成の省略が可能である。
くり抜き部131は、リール支持部13における左端側に形成されている。図15に示すように、筐体1の側面(両側面)には把手200が設けられている。本実施形態では、上下方向(高さ方向)において、把手200とリール支持部13とが略同じ高さに設けられている(図18(a)参照)。図18(b)に示すように、把手200は、筐体1の内側に向かって所定の長さ膨出しており、その部分がくり抜き部131に収まるようになっている。換言すると、くり抜き部131には、挿通部材としての把手200が(上下方向に)挿通されている。くり抜き部131は、挿通部材(遮蔽部材)によって塞がれている(他部材が介在している)。くり抜き部131が設けられていることで、リール支持部13と把手200との干渉が回避されている。なお、本実施形態において、挿通部材とは、孔(切り欠き)を貫くように通されている部材を指す。
くり抜き部132は、リール支持部13における後端の左側(隅部)に形成されている。図示を省略(簡略)しているが、くり抜き部132には、挿通部材としてのハーネス(ハーネス群)が(上下方向に)挿通されている。くり抜き部132は、挿通部材(遮蔽部材)によって塞がれている(他部材が介在している)。くり抜き部132が設けられていることで、電源ユニット10から延びるハーネスを上方に導くことが可能となっている。当該ハーネスには、リールユニット14に接続されるものや、主制御基板に接続されるもの等がある。
くり抜き部133およびくり抜き部134には、部材が挿通されていない。換言すると、くり抜き部133およびくり抜き部134は、挿通部材(遮蔽部材)によって塞がれていない。くり抜き部133およびくり抜き部134は、部材を挿し通すために設けられた孔ではない。
本実施形態では、(1)第1くり抜き部135の下方に、放熱口95が設けられていない。換言すると、上方(上下方向)から見て、挿通部材を有さないくり抜き部と放熱口95とは、重ならない位置に設けられている。このため、上方から異物が落下し、その異物が第1くり抜き部135を通過した場合であっても、その異物がさらに放熱口95を通過することはない。(2)一方、第2くり抜き部136の下方には、放熱口95が設けられている。換言すると、上方(上下方向)から見て、挿通部材を有するくり抜き部と放熱口95とは、重なる位置に設けられている。上方から異物が落下した場合であっても第2くり抜き部136には挿通部材が存在するため、当該異物がくり抜き部を通過する可能性が低い。このため、挿通部材を有する第2くり抜き部136の下方に放熱口95を設けることで、電源ユニット10の放熱効率を向上させることができる。
筐体(例えば筐体1)と、
基板ユニット(例えば電源ユニット10)と、
リールユニット(例えばリールユニット14)と、
前記リールユニットを支持する支持部(例えばリール支持部13)と、を備え、
前記支持部は、前記基板ユニットの上方に設けられており、
前記基板ユニットの天面(例えば天面10a)には、複数の放熱口(例えば放熱口95)が設けられており、
前記支持部には、少なくとも1つのくり抜き部が設けられており、
前記くり抜き部には、挿通される部材が存在しない第1くり抜き部(例えば第1くり抜き部135)があり、
上方から見て、前記第1くり抜き部と前記放熱口とが、重ならない位置に設けられている。
前記くり抜き部には、挿通される部材が存在する第2くり抜き部(例えば第2くり抜き部136)があり、
前記第2くり抜き部の下方には、前記放熱口が設けられている。
前記くり抜き部には、挿通される部材が存在しない第1くり抜き部(例えば第1くり抜き部135)と、挿通される部材が存在する第2くり抜き部(例えば第2くり抜き部136)と、があり、
前記天面には、前記第1くり抜き部と対向する第1範囲(例えば第1範囲A)と、前記第2くり抜き部と対向する第2範囲(例えば第2範囲B)と、があり、
前記第1範囲の上方には、異物侵入防止部材が設けられていないが、前記第2範囲の上方には、異物侵入防止部材が設けられており、
前記第1範囲には、前記放熱口が設けられていないが、前記第2範囲には、前記放熱口が設けられている。
上方に異物侵入防止部材が存在し、異物が落下する可能性が低い第2範囲には放熱口を設けることで、基板ユニットの放熱効率を向上させることができる。
前記筐体は、背面に設けられた孔(例えば孔3a)を備え、
前記孔は、前記支持部よりも上方に設けられており、
前記第1くり抜き部を通過し、上下方向に引いた直線を第1仮想直線(例えば第1仮想直線X)とし、
前記放熱口を通過し、上下方向に引いた直線を第2仮想直線(例えば第2仮想直線Y)とすると、
前記筐体を前方から見た場合に、前記孔は、前記第1仮想直線上に位置しているが、前記第2仮想直線上には位置していない。
筐体背面の孔から筐体の内部に異物が侵入し、その異物がまっすぐ(直線上に)落下した場合に、その異物が第1くり抜き部を通過する可能性がある。そこで、当該孔と放熱口の位置(左右方向の位置)をずらすことで、筐体外部からの異物が第1くり抜き部を通過して放熱口に侵入するのを防止できる。これにより、基板ユニットが破損するのをより抑制できる。
上方から見て、第1くり抜き部135と、放熱口95の一部とが、重なる位置に設けられていてもよい。その場合、少なくとも当該一部の放熱口95は、次のように構成されていることが好ましい。図21に示すように、放熱口95は、異物侵入防止部96を備えている。異物侵入防止部96は、例えば、屋根状(ドーム状、蓋状)に形成され、開口の上方(上側)を覆いつつ、空気を外側(後方側)に通過させることが可能となっている。異物侵入防止部96は、上方から落下してきた異物の侵入を防止する機能を有する。なお、異物侵入防止部96は、断面L字状に形成されていてもよい。また、異物侵入防止部91は、天面10aと一体に設けられていてもよく、別体(着脱可能)として設けられていてもよい。
筐体(例えば筐体1)と、
基板ユニット(例えば電源ユニット10)と、
リールユニット(例えばリールユニット14)と、
前記リールユニットを支持する支持部(例えばリール支持部13)と、を備え、
前記支持部は、前記基板ユニットの上方に設けられており、
前記基板ユニットの天面(例えば天面10a)には、複数の放熱口(例えば放熱口95)が設けられており、
前記支持部には、少なくとも1つのくり抜き部が設けられており、
前記くり抜き部には、挿通される部材が存在しない第1くり抜き部(例えば第1くり抜き部135)があり、
上方から見て、前記第1くり抜き部と前記放熱口の一部とが重なる位置に設けられているが、前記放熱口には、開口の上方側を覆う形状(例えば異物侵入防止部96)が設けられている。
図20では、下から上に向かって、放熱口95、第1くり抜き部135、孔3a、の順に高い位置となるように設けられている。このとき、放熱口95、第1くり抜き部135および孔3aが、前方から見て、第2仮想直線Y上に配置されるように設けられていてもよい(すなわち一直線上に位置するように設けられていてもよい)。その場合、放熱口95と第1くり抜き部135との間に異物侵入防止部材150が設けられていることが好ましい。換言すると、放熱口95と第1くり抜き部135との間に異物侵入防止部材150が介在(存在)していることが好ましい。異物侵入防止部材150は、放熱口95の開口の上方側を覆う部材であればよく、例えば、板状のカバー部材等であってもよい。
筐体(例えば筐体1)と、
基板ユニット(例えば電源ユニット10)と、
リールユニット(例えばリールユニット14)と、
前記リールユニットを支持する支持部(例えばリール支持部13)と、を備え、
前記筐体は、背面に設けられた孔(例えば孔3a)を備え、
前記孔は、前記支持部よりも上方に設けられており、
前記支持部は、前記基板ユニットの上方に設けられており、
前記基板ユニットの天面(例えば天面10a)には、複数の放熱口(例えば放熱口95)が設けられており、
前記支持部には、少なくとも1つのくり抜き部が設けられており、
前記くり抜き部には、挿通される部材が存在しない第1くり抜き部(例えば第1くり抜き部135)があり、
前方から見た場合に、上下方向に引いた仮想直線上に、前記放熱口と前記第1くり抜き部と前記孔とが位置しているが、前記放熱口と前記第1くり抜き部との間に、前記放熱口の開口を覆う部材(例えば異物侵入防止部材150)が設けられている。
筐体背面の孔から筐体の内部に異物が侵入し、その異物がまっすぐ(直線上に)落下し、第1くり抜き部を通過した場合であっても、その異物が放熱口を通過するのを抑制できる。これにより、基板ユニットが破損するのを抑制できる。
換言すると、本変形例の遊技機は、
筐体(例えば筐体1)と、
基板ユニット(例えば電源ユニット10)と、
リールユニット(例えばリールユニット14)と、
前記リールユニットを支持する支持部(例えばリール支持部13)と、を備え、
前記筐体は、背面に設けられた孔(例えば孔3a)を備え、
前記孔は、前記支持部よりも上方に設けられており、
前記支持部は、前記基板ユニットの上方に設けられており、
前記基板ユニットの天面(例えば天面10a)には、複数の放熱口(例えば放熱口95)が設けられており、
前記支持部には、少なくとも1つのくり抜き部が設けられており、
前記くり抜き部には、挿通される部材が存在しない第1くり抜き部(例えば第1くり抜き部135)があり、
前方から見た場合に、上下方向に引いた仮想直線上に、前記放熱口と前記第1くり抜き部と前記孔とが位置しているが、前記放熱口の開口の上方側に、前記開口を覆う部材(例えば異物侵入防止部96、異物侵入防止部材150)が設けられている。
変形例2では、孔3aが、リール支持部13(第1くり抜き部135)よりも上方に設けられているとしたが、本変形例では、孔3aがリール支持部13(第1くり抜き部135)よりも下方に設けられている。なお、リール支持部13よりも下方とは、少なくとも孔3aの一部(下端)がリール支持部13よりも下方に位置していればよい。孔3aは、電源ユニット10の天面10a(放熱口95)よりも上方に設けられている。
本変形例の遊技機は、
筐体(例えば筐体1)と、
基板ユニット(例えば電源ユニット10)と、
リールユニット(例えばリールユニット14)と、
前記リールユニットを支持する支持部(例えばリール支持部13)と、を備え、
前記支持部は、前記基板ユニットの上方に設けられており、
前記筐体は、背面に設けられた孔(例えば孔3a)を備え、
前記孔は、前記支持部よりも下方に設けられており、
前記基板ユニットの天面(例えば天面10a)には、複数の放熱口(例えば放熱口95)が設けられており、
前記支持部には、少なくとも1つのくり抜き部が設けられており、
前記くり抜き部には、挿通される部材が存在しない第1くり抜き部(例えば第1くり抜き部135)があり、
前方から見た場合に、上下方向に引いた仮想直線上に、前記放熱口と前記孔と前記第1くり抜き部とが位置しているが、前記放熱口には、開口の上方側を覆う形状(例えば異物侵入防止部96)が設けられている。
筐体背面の孔から筐体の内部に異物が侵入し、その異物がまっすぐ(直線上に)落下した場合であっても、その異物が放熱口を通過するのを抑制できる。これにより、基板ユニットが破損するのを抑制できる。
図22は、電源ユニット10の天面10aと、リール支持部13と、筐体1の背板3に形成された孔3aと、の位置関係について説明するための図(上方から見た図)であり、リール支持部13を透視している。
電源ユニット10の天面10aについて、リール支持部13と対向する領域を第1領域Lとし、リール支持部13と対向しない領域を第2領域Mとする。換言すると、電源ユニット10の天面10aには、上方から見て、リール支持部13と重なる第1領域Lと、リール支持部13と重ならない第2領域Mと、が存在する。第2領域Mの方が、第1領域Lよりも孔3aまでの距離が小さくなっている。第1領域Lには、複数の放熱口95が設けられているが、第2領域Mには、放熱口95が設けられていない。
筐体(例えば筐体1)と、
基板ユニット(例えば電源ユニット10)と、
リールユニット(例えばリールユニット14)と、
前記リールユニットを支持する支持部(例えばリール支持部13)と、を備え、
前記筐体は、背面に設けられた孔(例えば孔3a)を備え、
前記支持部は、前記基板ユニットの上方に設けられており、
前方から見た場合に、前記基板ユニットと前記孔の少なくとも一部とが、上下方向に引いた仮想直線上に位置しており、
前記基板ユニットの天面(例えば天面10a)には、上方から見た場合に前記支持部と重なる第1領域(例えば第1領域L)と、上方から見た場合に前記支持部と重ならない第2領域(例えば第2領域M)と、があり、
前記第2領域は、前記第1領域よりも前記孔までの距離が小さく、
前記第1領域には複数の放熱口(例えば放熱口95)が設けられているが、前記第2領域には前記放熱口が設けられておらず、
前記第1領域の前記放熱口の開口の上方側に、前記開口を覆う部材(例えば異物侵入防止部96、異物侵入防止部材150)が設けられている。
10 電源ユニット(基板ユニット)
10a 天面
13 リール支持部(支持部)
14 リールユニット
95 放熱口
135 第1くり抜き部
Claims (1)
- 筐体と、
基板ユニットと、
リールユニットと、
前記リールユニットを支持する支持部と、を備え、
前記支持部は、前記基板ユニットの上方に設けられており、
前記筐体は、背面に設けられた孔を備え、
前記基板ユニットの天面には、複数の放熱口が設けられており、
前記孔は、前記支持部よりも下方に、かつ前記放熱口よりも上方に設けられており、
前記支持部には、少なくとも1つのくり抜き部が設けられており、
前記くり抜き部には、挿通される部材が存在しない第1くり抜き部があり、
前方から見た場合に、上下方向に引いた仮想直線上に、前記放熱口と前記孔と前記第1くり抜き部とが位置しているが、前記放熱口には、開口の上方側を覆う形状が設けられている、遊技機。
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