JPH11234847A - カバー及び弾球遊技機 - Google Patents

カバー及び弾球遊技機

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Publication number
JPH11234847A
JPH11234847A JP10037574A JP3757498A JPH11234847A JP H11234847 A JPH11234847 A JP H11234847A JP 10037574 A JP10037574 A JP 10037574A JP 3757498 A JP3757498 A JP 3757498A JP H11234847 A JPH11234847 A JP H11234847A
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JP
Japan
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cover
board
wiring
game machine
main body
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Withdrawn
Application number
JP10037574A
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English (en)
Inventor
Minoru Miwa
稔 三輪
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Aiwa Lite Corp
Original Assignee
Aiwa Lite Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板同士を接続する配線に予期しない工作が
なされたり傷つけられるのを防止すると共に、そのよう
な工作等の発見を容易にすること 【解決手段】 中継基板70は基板ボックス71に収容
され、枠制御基板76及びタッチ基板78は第2基板覆
部85の内側に取付けられ、フラットケーブル74は両
面テープ107を介して配線覆部87の内面に貼付けら
れている。カバー73は、全体が透明プラスチック製
で、揺動軸91を介して、パチンコ機10の本体に対し
て開閉自在に取付けられている。カバー73を閉じた際
には、その外側から中継基板70、フラットケーブル7
4、枠制御基板76及びタッチ基板78の表側を見るこ
とができ、カバー73を開けば、中継基板70、フラッ
トケーブル74、枠制御基板76及びタッチ基板78の
裏側を簡単に点検、検査できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線のカバー及び
このカバーを装着した弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機に代表される弾球遊技機で
は、例えば弾球遊技機と外部とを接続する外部配線が接
続される対外部中継基板、弾球遊技機の遊技盤に装着さ
れている電気部品の制御を司る遊技制御装置(プリント
配線基板に実装されていているために制御基板と呼ばれ
ることもある)、遊技盤以外に装着されている電気部品
の制御を司る枠制御装置(プリント配線基板に実装され
ているために枠制御基板と呼ばれることもある)等の基
板を複数備えており、1枚の基板は他の基板と互いに電
気的に接続されることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合、基板同士を
接続する配線が必要になるが、その配線の一部を改変し
たり、あるいはその配線を利用して「ぶら下げ基板」と
呼ばれるマイコンを介装して、不正な利得を図る行為も
皆無ではなかった。あるいは、不正な改変というわけで
はないが、それらの配線が傷つくこともあった。
【0004】また、基板同士を接続する配線になんらか
の工作がなされたり配線が傷つくと、ときには好ましく
ない結果を生じることがあるのは、弾球遊技機に限らな
かった。本発明は、こうした基板同士を接続する配線に
予期しない工作がなされたり傷つけられるのを防止する
と共に、かりにそのような工作がなされたり傷つけられ
たりした場合に、その発見を容易にすることを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記課
題を解決するための請求項1記載のカバーは、互いに電
気的に接続される第1及び第2の基板をそれぞれ覆う第
1及び第2の基板覆部と、該第1及び第2の基板覆部を
連結すると共に前記第1及び第2の基板間に配される配
線を収容する配線覆部とからなるカバーであって、少な
くとも外殻を形成する面が透光性のプラスチック製で、
揺動軸を介して機器の本体側に取付けられて開閉揺動さ
れ、該閉じられた際に前記本体側によって閉鎖される開
口が前記第1基板覆部から第2基板覆部にわたって設け
られていることを特徴とする。
【0006】基板は、例えばプリント配線基板が代表的
であるが、プリント配線を備えない基板でもよい。基板
同士を接続する配線は単線、単線を撚りあるいは結束し
たケーブル、フラットケーブルなどを用いることがで
き、特に限定はない。
【0007】第1及び第2の基板覆部は、基板を収容す
る必要上、例えば一面側が開口する箱状とされる。配線
覆部も同様に一面側が開口する凹形、例えば筒を半割に
した樋状とされる。カバーは、第1及び第2の基板覆部
の開口側と配線覆部の開口を揃えるようにして、配線覆
部の両端にそれぞれ第1及び第2の基板覆部が連結され
た形態である。
【0008】第1及び第2の基板覆部はそれぞれ第1及
び第2の基板を覆い、配線覆部は、第1及び第2の基板
間に配される配線を収容するが、少なくとも外殻を形成
する面が透光性のプラスチック製で形成されるので、外
側から内側を見ることができる。したがって、基板同士
を接続する配線の一部を改変したり、配線や基板に何ら
かの部品を追加したり、あるいは、配線や基板が傷つい
ている場合には、これを簡単且つ速やかに発見できる。
【0009】また、カバーは、揺動軸を介して機器例え
ば弾球遊技機の本体側に取付けられて開閉揺動され、第
1基板覆部から第2基板覆部にわたって設けられている
開口は、カバーが本体側に対して閉じられた際に本体側
によって閉鎖される。このため、例えば外部の物体が接
触して配線や基板が傷つけられることは防止される。
【0010】また、カバーを閉じた状態で施錠するカバ
ー施錠手段を設ければ、勝手にカバーを開くことができ
なくなるから、配線の一部を不正に改変したり、配線や
基板に不正な部品を取付けたりする行為や、機器の管理
者に無断で配線や基板を改変するなどの工作を防止でき
る。
【0011】さて、請求項1の構成とすれば、例えばフ
ラットケーブルや基板の一方の面側(これを表側とす
る)は、上述のようにカバーを透して点検、検査でき
る。しかし、基板を本体側に取付けてしまうと、裏側の
点検検査は簡単ではなくなる。そこで、請求項2記載の
カバーは、請求項1記載のカバーにおいて、前記第1及
び第2の基板覆部の内側に、それぞれ前記第1及び第2
の基板を保持する基板保持手段を設け、前記配線覆部の
内側に前記配線を保持する配線保持手段を設けている。
【0012】このように、第1及び第2の基板並びに配
線をカバーにて保持する構成とすると、カバーを開いた
際には基板及び配線の裏側が露呈するので、これらの裏
側を簡単に点検、検査できる。基板保持手段は、例えば
カバーにビスを螺着するための孔を設けて、基板を貫通
するビスをこの孔に螺合させれば簡単である。また、先
端に突起を有する弾性爪部材などを基板に係合させて保
持してもよく、従来公知の各種の手法を採用できる。
【0013】同様に、配線保持手段は、例えば配線覆部
の内面からL字状の配線押さえを立設して、この配線押
さえと配線覆部の内面との間で配線を挟み持つ構成など
を採用できるが、請求項3の構成とするとより良好であ
る。すなわち、請求項3記載のカバーは、請求項2記載
のカバーにおいて、前記配線保持手段は、透光性の粘着
剤、接着剤または前記粘着剤もしくは接着剤を担持する
透光性の薄肉材であることを特徴とする。
【0014】透光性の粘着剤、接着剤または粘着剤もし
くは接着剤を担持する透光性の薄肉材を用いて、配線を
配線覆部の内面に貼り付ければ、カバーの外部から配線
を点検し易くなる。また、上述したL字状の配線押さえ
のような部材を必要としないから、構造が複雑にならな
い。
【0015】なお、薄肉材とは、例えばフィルム、テー
プ、箔等であり、その材質は問わないが透光性であるこ
とを要する。このような薄肉材の一例として両面テープ
がある。両面テープは、紙に粘着剤を含浸させて両面を
粘着性としたり、あるいは紙またはプラスチックテープ
の両面に粘着剤を塗布したものである。基材としてプラ
スチックを用いる場合にはこれを透明あるいは透光性と
すればよい。紙の場合、薄くすることで透光性になり、
しかも粘着剤で濡れることで透光性が良好になる。いず
れにしても、市販品を使用すればよいので、新規に開発
あるいは生産する必要はなく、簡便且つ低コストであ
る。
【0016】請求項4記載の弾球遊技機は、請求項1な
いし3のいずれか記載のカバーを有する弾球遊技機であ
って、前記第1及び第2の基板の一方は、該弾球遊技機
と外部とを接続する外部配線が接続される対外部中継基
板であり、他方は、前記弾球遊技機の遊技盤以外に装着
されている電気部品の制御を司る枠制御装置のプリント
配線基板である。
【0017】普通、弾球遊技機には、遊技盤に装着され
ている電気部品の制御を司る遊技制御装置と遊技盤以外
に装着されている電気部品の制御を司る枠制御装置との
2つの制御装置(基板)がある。遊技制御装置は機種
(遊技盤)毎に異なるが、枠制御装置は、遊技機メーカ
ーあるいは同一メーカーの製品シリーズで共通にされて
いるのが普通である。つまり、枠制御装置は、その形
状、設置位置ともにあまり変化しない。したがって、請
求項4の構成とすると、カバーの形状などの変更はあま
り必要にならないから、経済的である。
【0018】そして、請求項5記載の弾球遊技機は、請
求項4記載の弾球遊技機において、該弾球遊技機の遊技
盤に装着されている電気部品の制御を司る遊技制御装置
を収容する制御装置収容箱を該弾球遊技機の本体側に対
して開閉揺動可能とし、該制御装置収容箱を本体側に対
して閉じた際には、該制御装置収容箱が前記閉じられて
いるカバーの一部を覆う構造とし、前記制御装置収容箱
を本体側に対して閉じた状態で施錠する施錠手段を設け
たので、1つの施錠手段で遊技制御装置と枠制御装置の
両方を施錠することができる。
【0019】さらに請求項6記載の弾球遊技機は、請求
項5記載の弾球遊技機において、該弾球遊技機の遊技盤
の背面側を覆う遊技盤カバーを該弾球遊技機の本体側に
対して開閉揺動可能とし、該遊技盤カバーを本体側に対
して閉じた際には、該遊技盤カバーが前記制御装置収容
箱の一部を覆う構造とし、前記施錠手段は、前記遊技盤
カバーを本体側に対して閉じた状態で施錠する構成とし
ているので、遊技盤の背面及びその背面に沿って配され
て遊技盤から制御装置に通じる配線を覆うことができ、
遊技盤の背面側に露呈される入賞装置等の一部に不正な
工作をしたり、遊技盤から制御装置に通じる配線に不正
な工作をする等の行為を防止できる。しかも、1つの施
錠手段で、上述の遊技制御装置及び枠制御装置に加え
て、遊技盤カバーまでも施錠することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面を参
照して説明することにより発明の実施の形態を説明す
る。
【0021】
【実施例】図1に示すように、弾球遊技機としてのパチ
ンコ機10は、プラスチック製の本体枠12、上下一対
のヒンジ14により本体枠12に蝶着されているプラス
チック製の中枠16を備えており、これら本体枠12及
び中枠16にて各部を支持する構造である。
【0022】中枠16は遊技盤22を保持しており、そ
の遊技盤22の前面側は窓枠体24及び窓枠体24の背
面側に保持された透明板としてのガラス板26によって
覆われている。窓枠体24は、その向かって左辺の背面
側に配されたヒンジ(図示しない)を介して中枠16に
連結されており、そのヒンジを軸として扉状に開閉可能
である。ただし、窓枠体24は、通常時には図示のよう
に閉鎖した状態で施錠されており、中枠16に設けられ
た錠27を操作することで開放できる。なお、この錠2
7は中枠16を本体枠12に対して閉鎖状態に施錠する
働きもしており、錠27の操作方向(時計回り、反時計
回り)により、窓枠体24または中枠16が解錠される
構造である。
【0023】窓枠体24には円形の窓28が設けられて
おり、この窓28から遊技盤22を視認することができ
る。遊技盤22の窓28の内側に対応する部分が遊技領
域とされており、図示を省略するが、この遊技領域には
公知の入賞装置、障害釘、障害風車等が設置されてい
る。
【0024】窓28の周囲は、アーチ状の上装飾部30
とその内側に配された下装飾部32とによって囲まれて
いる。上装飾部30の上部には、遊技の状態に応じて
(例えば大当たりの時に)点滅したり、パチンコ機10
内部の状態(例えば賞球用の遊技球が不足したとき、遊
技球が正常に発射できないとき等)を通報するために点
灯される複数のランプ36が取付けられている。
【0025】窓枠体24の下方には、上受皿52が向か
って左辺の背面側に配されたヒンジ(図示しない)を介
して中枠16に連結されており、そのヒンジを軸として
扉状に開閉可能である。この上受皿52も、窓枠体24
と同様に、通常時には図示のように閉鎖した状態とされ
ており、窓枠体24を開放してから上受皿52の背後に
配されている金具を操作すれば上受皿52を開放するこ
とができる。
【0026】上受皿52の内側には、パチンコ機10の
本体内部に通じる上皿放出樋54が開口している。この
上皿放出樋54は図示しない払出通路を介して払出装置
94(図1には示さない)に接続されており、払出装置
94から排出された遊技球を受け容れることができる。
また、この上受皿52は発射装置(図示しない)に供給
される遊技球を貯留しておく発射球供給皿でもある。
【0027】上受皿52の下方においては、下受皿56
が、中枠16の前面側に固着されている。下受皿56の
内側には、パチンコ機10の本体内部に通じる下皿放出
樋58が開口している。この下皿放出樋58は払出通路
を介して払出装置94に接続されており、払出装置94
から排出された遊技球を受け容れることができる。な
お、払出通路には上皿放出樋54側と下皿放出樋58側
とに分岐していて、上皿放出樋54に遊技球が充満する
と(上受皿52が満杯になると)払出通路から下皿放出
樋58へと遊技球が導かれる構造である。
【0028】下受皿56の左側には灰皿63が取付けら
れ、右側にはスピーカ(図示しない)からの音を通すた
めの小穴65が開けられている。さらに、これら小穴6
5の右側においては、発射装置を操作するための操作ダ
イヤル62が中枠16に取付けられている。
【0029】図2に示すように、パチンコ機10の背面
側の上隅には、プリント配線基板であり対外部中継基板
に該当する中継基板70が配されている。この中継基板
70には外部からの電源線が接続されており、中継基板
70は、パチンコ機10の各部に電力を分配する役割を
もっている。このため、中継基板70には、電力の分配
に対応して複数のヒューズ(図示略)が装着されてい
る。また、中継基板70にはホールコンピュータとの通
信線や上述のランプ36、賞球タンク72内の遊技球の
有無を検出するためのタンクスイッチ(図示は省略)、
払出装置94等に通ずる配線も接続されている。したが
って、中継基板70は、信号及び電力を中継することに
なる。
【0030】中継基板70は基板保持手段に相当する基
板ボックス71に収容されている。基板ボックス71
は、図4に示されるように透明プラスチック製のカバー
73の一部を凹陥させて形成されており、図2及び図3
に示されるようにヒンジ75を介してカバー73に取付
けられた透明プラスチック製の蓋77によって開閉され
る。蓋77は、図4に示される係止爪79にてカバー7
3に係止されて閉鎖状態に保持されるが、図3に示され
る係止爪79の基部81を押すことでその係止を解除し
て蓋77を開放できる。そして、蓋77を開放すれば中
継基板70が露出されてヒューズの交換等の作業を行う
ことができる。
【0031】この中継基板70には、フラットケーブル
74を介してプリント配線基板である枠制御基板76が
接続されている。枠制御基板76は、ランプ36をはじ
めとする遊技盤22以外に設置されているランプ類の点
灯の制御、払出装置94の稼働の制御、入賞球を1球ず
つ排出する入賞球排出装置(図示しない)の制御、音声
出力、タンクスイッチをはじめとする各種のスイッチ類
やセンサ類からの信号に基づいてのパチンコ機10の稼
働状況の監視等を司っている。また、枠制御基板76に
はタッチ基板78が付随しており、タッチ基板78によ
り発射装置の稼働を制御している。
【0032】これら中継基板70、フラットケーブル7
4、枠制御基板76、タッチ基板78等を収容するカバ
ー73は、上述した基板ボックス71を含む第1基板覆
部83、枠制御基板76並びにタッチ基板78が収容さ
れる第2基板覆部85、両基板覆部83、85間を連結
すると共にフラットケーブル74収容する配線覆部87
からなり、全体が透明プラスチック製である。カバー7
3は、右側壁89から突出して形成された揺動軸91を
パチンコ機10の本体側に設けられている軸受93に挿
通させることで、パチンコ機10の本体に対して開閉自
在に取付けられている。
【0033】図2に示されるようにカバー73を閉じた
際には、第1基板覆部83ないし配線覆部87の上部に
より、タンクレール96の下流端部および払出装置94
を覆っている。払出装置94は、図5に示される構造
で、フライトスクリュー95とこれを回転駆動するモー
タ97とを備え、フライトスクリュー95の回転によっ
てタンクレール96から遊技球を導入し、落下口99か
ら落下させる。落下する遊技球は光センサ100によっ
て検出される。モータ97に電力を供給するための電線
及び光センサ100の信号線は、前述したように中継基
板70を経て枠制御基板76に接続されている。
【0034】中継基板70は、前述のように基板ボック
ス71に収容されている。一方、枠制御基板76は、一
辺を図2及び図3に示される係止部101に係止させ、
他方の辺側を、図4に示されるように第2基板覆部85
の内面に立設されている支柱103の先端に、ビス(図
示略)によって固定されて、第2基板覆部85の内側に
取付けられている。また、タッチ基板78は、図4に示
されるように第2基板覆部85の内面に立設されている
支柱105の先端に、ビス(図示略)によって固定され
て第2基板覆部85の内側に取付けられている。すなわ
ち、係止部101、支柱103、105が基板保持手段
に該当している。そして、フラットケーブル74は、図
6に示されるように、両面に粘着剤を有する薄肉材であ
り配線保持手段に該当する両面テープ107を介して配
線覆部87の内面に貼付けられている。
【0035】図2及び図3に示されるように、第2基板
覆部85には枠制御基板76の一部を露呈させる窓10
9が設けられているが、これは枠制御基板76に装着さ
れているコネクタ(図示略)を露出させて、遊技制御装
置(図示略)との間を結ぶケーブル等を接続するためで
ある。また、小窓111、113はカバー73を開閉す
る際に指を掛ける等に使用される。
【0036】図2及び図4に示すように、第2基板覆部
85の左側壁115には張出部117が設けられてお
り、この張出部117は、図2に示されるように遊技制
御装置収容箱119によって押さえられている。遊技制
御装置収容箱119は、その内部に遊技制御装置(図示
は省略)を収容していて、図2に示される左縁部121
をパチンコ機10の本体側に蝶着されており、左縁部1
21側を軸として揺動開閉される。一方、遊技制御装置
収容箱119の右縁部123には錠125が設けられて
おり、この錠125により、図示のようにパチンコ機1
0の本体側に対して閉じた状態で施錠される。したがっ
て、この錠125を解錠しない限り遊技制御装置収容箱
119を開放側へ揺動させることはできず、カバー73
を開放することもできない。
【0037】さらに、遊技制御装置収容箱119の一部
は、遊技盤22の背面側を覆う遊技盤カバー127によ
って覆われている。遊技制御装置収容箱119には、こ
の遊技盤カバー127によって覆われている部分に開口
が設けられており、遊技盤22側と遊技制御装置とを繋
ぐ信号線等は、この開口を通じて遊技制御装置に接続さ
れている。
【0038】図2に示すように、この遊技盤カバー12
7は、左辺側に設けられている揺動軸(図示略)をパチ
ンコ機10の本体側に設けられている軸受129に挿通
させることで、パチンコ機10の本体に対して開閉自在
に取付けられている。遊技盤カバー127は、右辺側に
設けられている嵌合孔131をパチンコ機10の本体側
に設けられているボス(図示略)に嵌合させることで閉
鎖状態が維持されるが、このボスとの嵌合に代えて錠を
設けてもよい。そうすれば、遊技盤カバー127を施錠
することで遊技制御装置収容箱119の開放揺動を阻止
でき、それによりカバー73の開放も阻止できる。
【0039】以上説明したように、このパチンコ機10
では、中継基板70、フラットケーブル74、枠制御基
板76及びタッチ基板78を覆うカバー73が透明プラ
スチック製であるので、外側から内側を見ることができ
る。したがって、中継基板70、フラットケーブル7
4、枠制御基板76またはタッチ基板78の一部を改変
したり、これらに何らかの部品を追加したり、あるい
は、これらが傷ついている場合には、これを簡単且つ速
やかに発見できる。
【0040】また、カバー73は、揺動軸91を介して
パチンコ機10の本体側に取付けられて開閉揺動され、
カバー73の開口側は、カバー73が本体側に対して閉
じられた際に本体側によって閉鎖される。このため、例
えば外部の物体が接触して中継基板70、フラットケー
ブル74、枠制御基板76またはタッチ基板78等が傷
つけられることは防止される。
【0041】特に、カバー73を閉じた状態で施錠する
カバー施錠手段として錠125が設けられているので、
勝手にカバー73を開くことはできず、フラットケーブ
ル74、枠制御基板76またはタッチ基板78の一部を
不正に改変したり、不正な部品を取付けたりする行為
や、理者に無断でこれらを改変するなどの工作を防止で
きる。
【0042】しかも、中継基板70は透明な基板ボック
ス71に収容されてカバー73に保持され、フラットケ
ーブル74は両面テープ107により配線覆部87の内
面に貼付けれら、枠制御基板76とタッチ基板78は第
2基板覆部85の内側に取付けられているので、カバー
73を開けば、これらの裏側を簡単に点検、検査でき
る。
【0043】さらに、パチンコ機10の背面側の配線の
ほとんどが、カバー73、遊技制御装置収容箱119及
び遊技盤カバー127によって覆われるので、外部の物
体の接触等によって配線が傷つけられることもない。以
上、実施例に従って、本発明の実施の形態について説明
したが、本発明はこのような実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実
施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機の正面図である。
【図2】 実施例のパチンコ機の背面図である。
【図3】 実施例のパチンコ機に装着されているカバー
の凸側の斜視図である。
【図4】 実施例のパチンコ機に装着されているカバー
の凹側の斜視図である。
【図5】 実施例のパチンコ機に装着されている払出装
置の断面図である。
【図6】 実施例のパチンコ機に装着されているカバー
へのフラットケーブルの貼付け構造の説明図である。
【符号の説明】
10…パチンコ機(弾球遊技機)、12…本体枠、14
…ヒンジ、16…中枠、22…遊技盤、24…窓枠体、
26…ガラス板、27…錠、28…窓、30…上装飾
部、32…下装飾部、36…ランプ、52…上受皿、5
4…上皿放出樋、56…下受皿、58…下皿放出樋、6
2…操作ダイヤル、63…灰皿、65…小穴、70…中
継基板(対外部中継基板)、71…基板ボックス(基板
保持手段)、72…賞球タンク、73…カバー、74…
フラットケーブル(配線)、75…ヒンジ、76…枠制
御基板、77…蓋、78…タッチ基板、79…係止爪、
81…基部、83…第1基板覆部、85…第2基板覆
部、87…配線覆部、89…右側壁、91…揺動軸、9
3…軸受、94…払出装置、95…フライトスクリュ
ー、96…タンクレール、97…モータ、99…落下
口、100…光センサ、101…係止部(基板保持手
段)、103…支柱(基板保持手段)、105…支柱
(基板保持手段)、107…両面テープ(薄肉材、配線
保持手段)、109…窓、111、113…小窓、11
5…左側壁、117…張出部、119…遊技制御装置収
容箱、121…左縁部、123…右縁部、125…錠
(施錠手段)、127…遊技盤カバー、129…軸受、
131…嵌合孔。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに電気的に接続される第1及び第2
    の基板をそれぞれ覆う第1及び第2の基板覆部と、該第
    1及び第2の基板覆部を連結すると共に前記第1及び第
    2の基板間に配される配線を収容する配線覆部とからな
    るカバーであって、 少なくとも外殻を形成する面が透光性のプラスチック製
    で、 揺動軸を介して機器の本体側に取付けられて開閉揺動さ
    れ、 該閉じられた際に前記本体側によって閉鎖される開口が
    前記第1基板覆部から第2基板覆部にわたって設けられ
    ていることを特徴とするカバー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカバーにおいて、 前記第1及び第2の基板覆部の内側に、それぞれ前記第
    1及び第2の基板を保持する基板保持手段を設け、 前記配線覆部の内側に前記配線を保持する配線保持手段
    を設けたことを特徴とするカバー。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカバーにおいて、 前記配線保持手段は、透光性の粘着剤、接着剤または前
    記粘着剤もしくは接着剤を担持する透光性の薄肉材であ
    ることを特徴とするカバー。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか記載のカバ
    ーを有する弾球遊技機であって、 前記第1及び第2の基板の一方は、該弾球遊技機と外部
    とを接続する外部配線が接続される対外部中継基板であ
    り、 他方は、前記弾球遊技機の遊技盤以外に装着されている
    電気部品の制御を司る枠制御装置のプリント配線基板で
    あることを特徴とする弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の弾球遊技機において、 該弾球遊技機の遊技盤に装着されている電気部品の制御
    を司る遊技制御装置を収容する制御装置収容箱を該弾球
    遊技機の本体側に対して開閉揺動可能とし、 該制御装置収容箱を本体側に対して閉じた際には、該制
    御装置収容箱が前記閉じられているカバーの一部を覆う
    構造とし、 前記制御装置収容箱を本体側に対して閉じた状態で施錠
    する施錠手段を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の弾球遊技機において、 該弾球遊技機の遊技盤の背面側を覆う遊技盤カバーを該
    弾球遊技機の本体側に対して開閉揺動可能とし、 該遊技盤カバーを本体側に対して閉じた際には、該遊技
    盤カバーが前記制御装置収容箱の一部を覆う構造とし、 前記施錠手段は、前記遊技盤カバーを本体側に対して閉
    じた状態で施錠することを特徴とする弾球遊技機。
JP10037574A 1998-02-19 1998-02-19 カバー及び弾球遊技機 Withdrawn JPH11234847A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006204786A (ja) * 2005-01-31 2006-08-10 Aruze Corp 遊技機
JP2011092383A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Nippon Pachinko Buhin Kk 遊技機
JP2014004102A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Kita Denshi Corp 遊技機
JP2016036548A (ja) * 2014-08-07 2016-03-22 株式会社ニューギン 遊技機
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