JP2001149613A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001149613A
JP2001149613A JP34117399A JP34117399A JP2001149613A JP 2001149613 A JP2001149613 A JP 2001149613A JP 34117399 A JP34117399 A JP 34117399A JP 34117399 A JP34117399 A JP 34117399A JP 2001149613 A JP2001149613 A JP 2001149613A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板ボックスが遊技盤又は機構盤等の裏面側
から不用意に取り外されることを防止することができる
遊技機を提供すること。 【解決手段】 役物カバー9が閉鎖されると、役物カバ
ー9の係合板9i,9jがボックスカバー12bの係合
穴12d,12eと係合され、主制御基板ボックス12
が主制御基板ボックス取付ベース14に対して取り外し
方向へスライド移動することが規制される。この結果、
主制御基板ボックス12が主制御基板ボックス取付ベー
ス14に対して所定の位置に位置決めされて拘止され
る。かかる主制御基板ボックス12を取り外す場合に
は、役物カバー9を開放して一対の係合板9i,9jと
係合穴12d,12eとの係合を解除しなければならな
い。よって、主制御基板ボックス12は、役物カバー9
が閉鎖された状態で主制御基板ボックス取付ベース14
から取り外せないので、かかる主制御基板ボックス12
の不用意な取り外しが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、遊技盤又は機構
盤等の裏面側に着脱可能に取着される基板ボックスを備
えた遊技機に関し、特に、基板ボックスが遊技盤又は機
構盤等の裏面側から不用意に取り外されることを防止す
ることができる遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 近年、パチンコ機およびスロットマシ
ーン等の遊技機は、遊技盤に設けられる入賞装置および
表示装置等を制御して遊技の興趣を盛り上げるものが主
流となっている。この入賞装置および表示装置の制御は
IC,LSI等の多数の電子部品を配設したロジック制
御基板またはマイクロコンピュータを有する制御基板等
により行われる。この制御基板はボックスベースおよび
ボックスカバーを備えた制御基板ボックスに被包されて
おり、この制御基板ボックスは、取付ベースを介して、
遊技盤の裏面側に配設される入賞球集合カバーや機構盤
に取着されている。
【0003】このような制御基板ボックスを取付ベース
に取り付ける場合には、制御基板ボックスのメンテナン
ス等を考慮して、制御基板ボックスを取付ベースに着脱
可能な状態で取り付ける必要がある。このため、例え
ば、制御基板ボックスに別途フック部材などを取着し
て、そのフック部材を取付ベースに穿設された係合穴に
引っ掛けて係合することにより、制御基板ボックスを取
付ベースに結合し取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記
のフック部材を用いた制御基板ボックスと取付ベースと
の結合では、フック部材が遊技機の裏面側に操作可能な
状態で配設されるため、かかるフック部材が誤って操作
されて、制御基板ボックスと取付ベースとの結合状態が
容易に解除されてしまう。このため、遊技機の検査時や
遊技機の出荷時において、フック部材が誤って操作され
て、制御基板ボックスが遊技機の裏面側から不用意に取
り外されてしまうという問題点があった。
【0005】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、基板ボックスが遊技盤又は機構盤
等の裏面側から不用意に取り外されることを防止するこ
とができる遊技機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに請求項1記載の遊技機は、遊技の制御を行う制御基
板を被包するため遊技盤又は機構盤等の裏面側に着脱可
能に取着される基板ボックスと、その基板ボックスに隣
接して配設され前記遊技盤又は機構盤等の裏面側を覆う
カバー部材とを備え、前記基板ボックスに設けられる第
1結合部と、その第1結合部と結合自在に前記カバー部
材に設けられる第2結合部とを有し、前記遊技盤又は機
構盤等の裏面側が前記カバー部材により覆われる場合
に、前記第1及び第2結合部を結合して前記基板ボック
スを所定位置に拘止するボックス拘止具を備えている。
【0007】この請求項1記載の遊技機によれば、制御
基板を被包する基板ボックスは、遊技盤又は機構盤等の
裏面側に着脱可能に取着される。この基板ボックスに隣
接して配設されるカバー部材によって遊技盤又は機構盤
等の裏面側が覆われると、カバー部材に設けられる第2
結合部が基板ボックスに設けられる第1結合部と結合さ
れる。この第1及び第2結合部の結合により、ボックス
拘止具は、遊技盤又は機構盤等の裏面側に着脱可能に取
着される基板ボックスを所定位置に拘止するのである。
【0008】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発
明の遊技機の一実施例であるパチンコ機Pにおける前面
枠1及び遊技盤2の裏面(背面)図である。前面枠1
は、パチンコ機P(図8参照)の前面外周に周設される
枠状体であり、合成樹脂材料で略矩形額縁状に形成され
ている。
【0009】前面枠1の上側縁部には梁状の上縁フレー
ム1aが設けられ、この上縁フレーム1aの左右両端に
は、前面枠1の左右両縁部を構成する一対の側縁フレー
ム1b,1cの上端が連設されている。この一対の側縁
フレーム1b,1cの下端には略板状の下縁フレーム1
dの左右両端が連設されており、これらの各フレーム1
a〜1dにより囲まれた部分には遊技盤2の外形に適合
した略矩形状の収納空間1eが設けられている。
【0010】収容空間1eの側縁フレーム1b側の縁部
には一対の挿嵌穴1f,1fが凹設されている。この一
対の挿嵌穴1f,1fは、後述する機構盤10に取り付
けられた係着具18,18(図4参照)が係合される穴
であり、側縁フレーム1bの上側および下側部分にそれ
ぞれ1つずつ凹設されている。一方、前面枠1の側縁フ
レーム1cには、その上側および下側部分に後述する機
構盤10のヒンジピン10b,10bが回動可能に軸支
されるピン係合部1g,1gが1つずつ設けられてい
る。
【0011】遊技盤2は、木製の合板等で略矩形平板状
に形成されており、前面枠1の収容空間1eに着脱可能
に収容されている。遊技盤2の裏面2aには、遊技盤2
の板厚方向(図1の紙面に対する垂直方向)へ貫通した
複数の配設穴2b〜2eが穿設されている。配設穴2b
は、遊技盤2の略中央部分に設けられており、この配設
穴2bには複数種類の識別情報としての図柄等を表示す
る可変表示装置(図示せず)が配設される。
【0012】また、配設穴2cは、第1種始動口(普通
電動役物に係る入賞口)を備えた入賞装置(図示せず)
が配設される穴であり、配設穴2d,2dは、普通入賞
口をを備えた入賞装置(図示せず)が配設される穴であ
り、配設穴2eは、大入賞口を備えた可変入賞装置(図
示せず)が配設される穴である。以下、配設穴2b〜2
eに配設される可変表示装置および各種入賞装置のこと
を「構成部品群」と称す。
【0013】これらの配設穴2b〜2eに構成部品群が
配設されることにより、構成部品群に接続される接続線
(構成部品の露出部分)が遊技盤2の裏面2a側に導出
されるのである。また、この遊技盤2の裏面2aには、
配設穴2c〜2eに配設される各種入賞装置の入賞口へ
入賞した球を遊技領域2fの外部へ排出するため、合成
樹脂材料等で形成されたセーフ球集合カバー3が取着さ
れている。
【0014】セーフ球集合カバー3は、主に、略平板状
に形成されたベース板3aを備え、このベース板3aは
遊技盤2の配設穴2bの周囲を囲むようにして、遊技盤
2の裏面2aに取着されている。このベース板3aの下
側部分であって配設穴2bの下方には、各種入賞装置へ
入賞した球が通過可能な通路を有する球集合樋3bが設
けられており、この球集合樋3bにより入賞球を遊技領
域2fの外部へ排出することができるのである。
【0015】セーフ球集合カバー3が取着された遊技盤
2の裏面2aには、セーフ球集合カバー3の一側(図1
右側)を覆うように役物カバー9(図3参照)を支持す
るカバー支持部材3cが取着されており、セーフ球集合
カバー3の他側(図1左側)には一対の封印ボス3e,
3eが設けられている。なお、カバー支持部材3cの上
側および下側部分には、役物カバー9のヒンジピン9
d,9dが回動可能に軸支されるピン係合部3d,3d
がそれぞれ1つずつ設けられている。
【0016】ここで、図2を参照して、セーフ球集合カ
バー3における一対の封印ボス3e,3eについて説明
する。図2は、セーフ球集合カバー3の裏面図である。
図2に示すように、一対の封印ボス3e,3eは、ベー
ス板3aの左縁部分(図2左側)にそれぞれ設けられて
おり、ベース板3aと一体的にそれぞれ形成されてい
る。この一対の封印ボス3e,3eは、ベース板3aの
上側および下側部分にそれぞれ1つずつ設けられ、ベー
ス板3aから図2の紙面に対する垂直方向手前側へ向け
て突出されている。
【0017】この一対の封印ボス3e,3eの突出側の
端面(図2の手前側端面)には、略円形状の挿嵌穴3f
がそれぞれ1つずつ形成されている。この各挿嵌穴3
f,3fは、役物カバー9に取着される係着具15のロ
ック部材15b(図3参照)が挿嵌されて係合される穴
であり、このロック部材15bを挿嵌穴3fに係合する
ことにより役物カバー9をセーフ球集合カバー3に係着
することができるのである(図10参照)。また、各封
印ボス3e,3eの突出側の端面には、各挿嵌穴3f,
3fに隣接して略円形状のねじ穴3gがそれぞれ1つず
つ凹設されている。この各ねじ穴3g,3gは、役物カ
バー9を遊技盤2の裏面2aに開放不能に封印する場合
に、役物カバー9の各封印リブ9e,9eをセーフ球集
合カバー3の各封印ボス3e,3eにねじ止めして連結
するための穴である。
【0018】図1に戻って説明する。セーフ球集合カバ
ー3のベース板3aには、配設穴2bの左側部分にサブ
制御基板ボックス取付ベース4が取着され、このサブ制
御基板ボックス取付ベース4にはランプ制御基板ボック
ス5及び音声制御基板ボックス6が着脱可能に取着され
ている。ここで、ランプ制御基板ボックス5は、前面枠
1、遊技盤2、ガラス扉枠等に配設されるランプの点灯
又は消灯を制御するランプ制御基板を収容するものであ
り、音声制御基板ボックス6は、遊技内容に応じてスピ
ーカから発生される音声を制御する音声制御基板を収容
するものである。尚、本実施例では、ランプ制御基板、
音声制御基板、ガラス扉枠およびスピーカの図示を省略
している。
【0019】また、セーフ球集合カバー3のベース板3
aの上部には、構成部品群などから導出される接続線を
中継するための中継基板7が取着されており、この中継
基板7の右側上部には、パチンコ機Pと台管理装置(図
示せず)とを電気的に接続するための外部端子板8が取
着されている。
【0020】図3(a)は、役物カバー9の裏面図であ
り、図3(b)は、その下面図である。役物カバー9
は、遊技盤2の裏面2a側に露出する配設穴2b〜2e
や、セーフ球集合カバー3及びサブ制御基板ボックス取
付ベース4を介して遊技盤2の裏面2aに取着されるラ
ンプ制御基板ボックス5及び音声制御基板ボックス6を
覆うための部材である。
【0021】図3(a)に示すように、役物カバー9
は、合成樹脂材料等で形成されており、主に、略矩形平
板状に形成された覆蓋板9aと、その覆蓋板9aの一側
縁辺(図3(a)右側)に立設される略平板状の側壁板
9bと、覆蓋板9aの他側縁辺(図3(a)左側)に立
設される略平板状の側壁板9cと、覆蓋板9aの下側縁
辺(図3(a)下側)に立設される略平板状の下壁板9
hと、覆蓋板9aの上側縁辺(図3(a)上側)に立設
される略平板状の上壁板9kとを備え、これらの5枚の
各板9a〜9c,9h,9kにより略矩形椀状に形成さ
れている。
【0022】側壁板9bの上側部分および下側部分には
略L字状に形成されたヒンジピン9d,9dがそれぞれ
1つずつ設けられている。この一対のヒンジピン9d,
9dの先端部分は、上述したカバー支持部材3cにおけ
る一対のピン係合部3d,3dに挿嵌可能に形成されて
おり、この一対のヒンジピン9d,9dにより、役物カ
バー9をセーフ球集合カバー3(遊技盤2)に対して開
閉可能に支持することができるのである。
【0023】一方、側壁板9cの上側および下側部分に
は略平板状の封印リブ9e,9eがそれぞれ1つずつ設
けられている。この一対の封印リブ9e,9eには、略
円形状の取付穴9fがそれぞれ1つずつ穿設されてい
る。この各取付穴9f,9fは、後述する係着具15の
ボタン部材15a(図3(b)参照)が嵌合され取付ら
れる穴である。また、一対の封印リブ9e,9eには、
各取付穴9f,9fに隣接して略円形状の通穴9gがそ
れぞれ1つずつ穿設されている。この各通穴9g,9g
は、役物カバー9をセーフ球集合カバー3に封印する場
合に、連結ねじ16(図9参照)を挿入するための穴で
ある。
【0024】図3(b)に示すように、封印リブ9e
は、側壁板9cにおける覆蓋板9aの連設端部とは反対
端部(図3(b)左下側)に連設され、役物カバー9の
外方(図3(b)左側)へ向けて延設されている。この
封印リブ9eの取付穴9fには、係着具15のボタン部
材15aが嵌合されている。この係着具15は、セーフ
球集合カバー3に役物カバー9を係着する部品であり、
パネルファスナとして汎用されるナイラッチ(登録商
標)で構成されている。この係着具15は、その円筒状
に形成されたロック部材15bを備えており、このロッ
ク部材15b内にはボタン部材15aが摺動可能に挿嵌
されている。ロック部材15bは、その先端部(図3
(b)下側端)に切り込みが設けられており、その外径
方向へ開閉可能に形成されている。
【0025】役物カバー9の下壁板9hには、その下壁
板9hにおける覆蓋板9aの連設端部とは反対端部(図
3(b)下側)に一対の略平板状の係合板9i,9jが
突設されている。この一対の係合板9i,9jは、後述
する主制御基板ボックス12のボックスカバー12bに
凹設される係合穴12d,12eと係合可能に形成され
ている。この各係合板9i,9jがボックスカバー12
bの各係合穴12d,12eと係合されることにより、
主制御基板ボックス12と役物カバー9とが結合される
のである。
【0026】図4は、機構盤10の裏面図である。機構
盤10は、賞球の払い出しを行う賞球払出装置11が搭
載された部品であり、主に、合成樹脂材料等で略矩形額
縁状に形成された本体フレーム10aを備えている。本
体フレーム10aの一側(図4右側)であって、その上
側および下側部分には、上述した前面枠1のピン係合部
1g,1gに回動可能に軸支されるヒンジピン10b,
10bがそれぞれ1つずつ設けられている。このヒンジ
ピン10b,10bは、機構盤10を前面枠1の裏面側
に開閉可能に軸支するための軸部材である。
【0027】本体フレーム10aには、ヒンジピン10
b,10b側とは反対側の縁部(図4左側)、即ち、本
体フレーム10aの左側縁部に一対の係着具18,18
が取り付けられている。この係着具18は、上述した係
着具15と同種類の部品であり、前面枠1の挿嵌穴1
f,1fに対応して、本体フレーム10aの左側縁部の
上側および下側部分にそれぞれ1個ずつ取り付けられて
いる。この一対の係着具18,18が前面枠1の挿嵌穴
1f,1fに係合されることによって、機構盤10を前
面枠1の裏面側に係着することができるのである。尚、
係着具18は、上述した係着具15と同種類の部品で構
成されるので、その説明を省略する。
【0028】本体フレーム10aの略中央部分には、略
矩形状の開口である開口窓10cが本体フレーム10a
の厚さ方向(図4の紙面に対する垂直方向)に貫通形成
されている。この開口窓10cは、前面枠1に取着され
た機構盤10によって遊技盤2の裏面2aが覆われた場
合に、セーフ球集合カバー3の一部を機構盤10の裏面
側に露出させるための開口であり、この開口窓10cか
ら配設穴2b〜2eに配設される構成部品群、カバー支
持部材3cのピン係合部3d,3d、並びに、ランプ制
御基板ボックス5及び音声制御基板ボックス6が機構盤
10の裏側に露出される。また、開口窓10cの左側縁
部には補強梁10dが設けられており、この補強梁10
dによって本体フレーム10aの剛性強度が補強されて
いる。
【0029】機構盤10の本体フレーム10aの上部に
は賞球が一旦貯留される賞球タンク10eが配設され、
この賞球タンク10eの下方には賞球タンクレール10
fが連設されている。賞球タンクレール10fは、賞球
タンク10eへ供給された球を賞球として払い出す賞球
払出装置11へ導くものであり、賞球払出装置11は賞
球タンクレール10fの下流側端部に連設されている。
【0030】図5は、機構盤10の裏面に配設された主
制御基板ボックス12の拡大図であり、図中の矢印Z
は、主制御基板ボックス12を主制御基板ボックス取付
ベース14に取り付ける際の主制御基板ボックス12の
スライド移動方向(取り付け方向)を示している。図5
に示すように、機構盤10の開口窓10cの下縁部分に
は主制御基板ボックス12が配設されている。主制御基
板ボックス12は、パチンコ機Pにおける遊技全体の制
御を行う主制御基板13を収容するものであり、透明な
合成樹脂材料等で略中空箱状体に形成されている。
【0031】この主制御基板ボックス12は、主に、ボ
ックスベース12aと、そのボックスベース12aに被
せられ覆設されるボックスカバー12bとを備え、ボッ
クスベース12a及びボックスカバー12bは、いずれ
も略矩形皿状に形成されている。この主制御基板ボック
ス12によれば、ボックスベース12a及びボックスカ
バー12bを重ね合わせて合致(合体)させることによ
り、主制御基板13を収容して被包することができる。
【0032】ボックスカバー12bの上縁部分(図4上
側)には、主制御基板13に搭載される複数のコネクタ
13aに対応して複数(9個)の略長方形状のコネクタ
口12cが開口形成されている。これらの複数のコネク
タ口12cからは、主制御基板13の各コネクタ13a
が主制御基板ボックス12の外部に突出(露出)されて
おり、これらの各コネクタ13aを介して、主制御基板
13に接続線を接続することができる。なお、これらの
複数のコネクタ13aに接続される接続線を介して、主
制御基板13は、遊技盤2に配設される構成部品群、ラ
ンプ制御基板および音声制御基板などと電気的に接続さ
れるのである。
【0033】ボックスカバー12bには一対の略長方形
状の係合穴12d,12eが凹設されている。この一対
の係合穴12d,12eは、上述した役物カバー9の係
合板9i,9jに対応して凹設されており、かかる係合
板9i,9jと係合可能に形成されている。この各係合
板9i,9jがボックスカバー12bの各係合穴12
d,12eに係合されることにより、主制御基板ボック
ス12と役物カバー9とを結合することができるのであ
る。
【0034】主制御基板ボックス12の左右両側面に
は、ボックスベース12aとボックスカバー12bと連
結して主制御基板ボックス12を封印するボックス封印
具12fが4個ずつ(計8個)配設されている。このボ
ックス封印具12fによって、主制御基板ボックス12
は開封不能に封印されるので、主制御基板ボックス12
が不正に開封されて、主制御基板13に搭載された電子
部品を交換して遊技内容を変更する不正行為を防止する
ことができる。
【0035】ボックスベース12aの左右両側面には計
4つの略矩形平板状の係入リブ12a1が凸設されてお
り、この4つの係入リブ12a1は、主制御基板ボック
ス12を主制御基板ボックス取付ベース14に連結する
ための部位である。4つの係入リブ12a1は、ボック
スベース12aの左側面における上側および下側部分に
それぞれ1つずつボックスベース12aの外方(図5左
側)へ凸設される一方、ボックスベース12aの右側面
における上側および下側部分にそれぞれ1つずつボック
スベース12aの外方(図5右側)へ凸設されている。
【0036】一方、主制御基板ボックス12は、機構盤
10の本体フレーム10aの裏面に取着された主制御基
板ボックス取付ベース14によって機構盤10に着脱可
能に取着されている。主制御基板ボックス取付ベース1
4は、金属材料等で構成されており、その左右両縁部に
は計4つの上面視(下面視)略コ字状(図10参照)の
係入フック14dが屈曲形成されている。
【0037】4つの係入フック14dは、ボックスベー
ス12aの4つの係入リブ12a1がそれぞれ係入され
ることによって、主制御基板ボックス12を主制御基板
ボックス取付ベース14に連結するための部位である。
この4つの係入フック14dは、主制御基板ボックス取
付ベース14の左側縁部おける上側および下側部分にそ
れぞれ1つずつ屈曲形成される一方、主制御基板ボック
ス取付ベース14の右側縁部における上側および下側部
分にそれぞれ1つずつ屈曲形成されている。
【0038】図6(a)は、主制御基板ボックス取付ベ
ース14に取着された主制御基板ボックス12を部分的
に断面視した側面図であり、図6(b)は、図6(a)
の主制御基板ボックス12を機構盤10の裏面側から部
分的に拡大視した部分拡大図である。
【0039】なお、図6(a)ではボックス封印具12
fの図示を省略し、役物カバー9を2点鎖線で図示して
いる。また、図6中の矢印Zは、主制御基板ボックス1
2を主制御基板ボックス取付ベース14に取り付ける際
の主制御基板ボックス12のスライド移動方向(取り付
け方向)を示すと共に、各係入リブ12a1を各係入フ
ック14dの間隙14eへ係入する際の係入方向も示し
ている。
【0040】図6(a)に示すように、主制御基板ボッ
クス取付ベース14は、主に、略平板状の主板14a
と、この主板14aに連設され機構盤10に取着される
支持ステー14bとを備えている。主板14aの下端
(図6(a)下側)には略平板状の台板14cが一体的
に形成され、この各板14a,14cは側面視略L字状
に連設されている。台板14cは、主制御基板ボックス
12の下端面(図6(a)下側)を支持する板材である
と共に、この台板14cによって、主制御基板ボックス
12が主制御基板ボックス取付ベース14に取り付けら
れる際の矢印Z方向へのスライド移動を規制することが
できるのである。
【0041】一方、図6(b)に示すように、主制御基
板ボックス取付ベース14の左側縁部には2つの係入フ
ック14dが屈曲形成されている。この係入フック14
dの先端部14d1は、図6(a)に示すように、主板
14aと間隔を隔てて設けられており、この主板14a
と先端部14d1との間には間隙14eが形成されてい
る。この間隙14eにはボックスベース12aの係入リ
ブ12a1が係入されており、かかる係入によって、係
入リブ12a1が主板14aと係入フック14dの先端
部14d1との間に挟持されている。この結果、主制御
基板ボックス12が主制御基板ボックス取付ベース14
に連結されつつ保持されている。
【0042】このようにして保持される主制御基板ボッ
クス12を主制御基板ボックス取付ベース14から取り
外す場合には、主制御基板ボックス12を主板14aに
対して反矢印Z方向へスライド移動させて、係入リブ1
2a1が係入フック14dの間隙14eから抜き外され
ることにより行われる。
【0043】図7(a)は、機構盤10が前面枠1(遊
技盤2)に対して開放された状態におけるパチンコ機P
の横断面図であり、図7(b)は、機構盤10が前面枠
1(遊技盤2)に対して閉鎖された状態におけるパチン
コ機Pの横断面図である。なお、図7では、セーフ球集
合カバー3に設けられる球集合樋3bの図示を省略して
いる。
【0044】図7(a)に示すように、機構盤10は、
前面枠1のピン係合部1gに軸支されたヒンジピン10
bを回動中心として、前面枠1の裏面側に開閉可能に取
着されている。この機構盤10によれば、ヒンジピン1
0bを回転中心として遊技盤2の裏面2a側へ向けて回
動されると、その機構盤10が前面枠1に対して閉鎖さ
れ、図7(b)に示す状態となる。なお、遊技盤2の裏
面2aの反対面(前面)側には、球が打ち込まれる遊技
領域2fが形成されている。
【0045】図7(b)に示すように、機構盤10が閉
鎖された状態では、サブ制御基板ボックス取付ベース4
に取着されたランプ制御基板ボックス5、音声制御基板
ボックス6、及び、カバー支持部材3cのピン係合部3
dが開口窓10cから機構盤10の裏面側(図7(b)
上側)に露出されている。また、機構盤10の補強梁1
0dは、サブ制御基板ボックス取付ベース4とセーフ球
集合カバー3の封印ボス3eとの間に位置され、その封
印ボス3eに沿うように並設されている。
【0046】図8は、本発明の一実施例であるパチンコ
機Pの裏面図であり、役物カバー9がセーフ球集合カバ
ー3に封印された状態を図示している。図8に示すよう
に、役物カバー9は、そのヒンジピン9d、9dが機構
盤10の開口窓10aから露出されたカバー支持部材3
cのピン係合部3d,3dにより軸支されることによっ
て、機構盤10の裏面側に配設されている。この機構盤
10の開口窓10aのほぼ全域は役物カバー9によって
覆われており、その結果、遊技盤2の配設穴2b〜2e
に配設される構成部品群、主制御基板ボックス12の外
部に突出された各コネクタ13aが役物カバー9で覆い
隠されている。しかも、かかる役物カバー9は、その封
印リブ9e,9eがセーフ球集合カバー3の封印ボス3
e,3eに合致され、セーフ球集合カバー3に封印され
ている。
【0047】図9は、図8のVII−VII線における
部分的な拡大横断面図であり、セーフ球集合カバー3の
封印ボス3eと役物カバー9の封印リブ9eとを拡大視
している。図9に示すように、封印リブ9eの通穴9g
には、連結ねじ16が挿入されている。この連結ねじ1
6は、例えば、十字穴付木ねじで構成されており、主
に、十字穴が上端面に凹設された頭部16aと、外周に
おねじが刻設された軸部16bとを備えている。この連
結ねじ16は、その軸部16bが封印ボス3eのねじ穴
3gにねじ込まれ螺合される一方、頭部16aが通穴9
gの縁部と係合されることによって、封印ボス3eと封
印リブ9eとを連結している。
【0048】封印リブ9eの上面には、通穴9gに係合
された頭部16aを覆い塞ぐように封印シール17が貼
付され、この封印シール17は封印リブ9eの側面と封
印ボス3eの側面(図9左側)とに跨って貼付されてい
る。封印シール17は、シート状の基材17aに特殊な
粘着層17bが塗布されたシール材で構成されており、
この封印シール17が貼付された後に剥がされると、粘
着層17bが基材17aから剥離して貼付部分に残存す
るように構成されている。よって、一度剥がされた封印
シール17を再度貼付することができないので、封印シ
ール17が不正に剥がされた場合に役物カバー9の開封
を容易に発見することができる。
【0049】図10は、図8のVIII−VIII線に
おけるパチンコ機Pの横断面図であり、セーフ球集合カ
バー3の球集合樋3bの図示を省略している。図10に
示すように、役物カバー9の封印リブ9eには係着具1
5が取り付けられている。この係着具15によれば、役
物カバー9が閉鎖されると、ロック部材15bがセーフ
球集合カバー3の挿嵌穴3fに挿嵌される。かかる状態
でボタン部材15aが遊技盤2側(図10下側)へ向け
て押し込まれると、そのロック部材15bの先端部(図
10下端部)が外径方向へ開かれ拡大されて、挿嵌穴3
f内に係合される。かかる挿嵌穴3f内にロック部材1
5bの先端部が係合されることにより、封印ボス3eと
封印リブ9eとが連結され、セーフ球集合カバー3と役
物カバー9とが係着されるのである。尚、係着具15に
よる係着を解除する場合には、上述した操作と逆の操作
が行われる。
【0050】このように、係着具15を用いてセーフ球
集合カバー3と役物カバー9とを着脱可能に係着するこ
とによって、役物カバー9をセーフ球集合カバー3に仮
止めすることができる。かかる仮止めによって、役物カ
バー9が連結ねじ16及び封印シール17により封印さ
れる以前、例えば、パチンコ機Pの組立作業の際に役物
カバー9が不用意に開放することを防止することができ
るのである。しかも、連結ねじ16によって封印ボス3
eと封印リブ9eとを連結する場合には、各通穴9gと
各ねじ穴3gとの位置を正確に合致させることができ
る。よって、連結ねじ16を各通穴9gへそれぞれ挿入
して、各ねじ穴3gへ容易にねじ込むことができるとと
もに、連結ねじ16の無理なねじ込みによる封印ボス3
eや封印リブ9eの破損を防止することができる。
【0051】また、機構盤10の補強梁10dは、セー
フ球集合カバー3のベース板3aと役物カバー9との
間、具体的にはベース板3aと側壁板9cの封印リブ9
e側(図10下側)端部との間に挟持されている。この
ため、役物カバー9がセーフ球集合カバー3に封印され
た場合には、役物カバー9が開封されない限り、機構盤
10を開放することができない。よって、役物カバー9
を封印することで機構盤10も一緒に封印することがで
きるのである。
【0052】次に、上記のように構成された主制御基板
ボックス12の拘止方法について説明する。まず、主制
御基板13を主制御基板ボックス12で被包した後、主
制御基板ボックス12は、そのボックスベース12aが
主制御基板ボックス取付ベース14の主板14aと対向
されつつ、その主板14aに対して台板14c側(図6
(a)の矢印Z方向)へスライド移動される。このスラ
イド移動によって、ボックスベース12aの各係入リブ
12a1が各係入フック14dの各間隙14eにそれぞ
れ係入される。
【0053】この係入によって、各係入リブ12a1が
各係入フック14dの先端部14d1と主板14aとの
間に挟持され、主制御基板ボックス12の下端面(図6
(a)下側)が台板14cと当接される。この当接によ
り、主制御基板ボックス12の矢印Z方向へのスライド
移動が制限されると、図6(a)、(b)に示すよう
に、主制御基板ボックス12が主制御基板ボックス取付
ベース14に取り付けられて保持される。
【0054】主制御基板ボックス12の取り付け後、役
物カバー9のヒンジピン9d,9dがカバー支持部材3
cのピン係合部3d,3dにそれぞれ軸支されて、役物
カバー9がカバー支持部材3cに開閉可能に支持され
る。その後、役物カバー9がヒンジピン9d,9dを中
心に遊技盤2の裏面2aへ向けて閉鎖されると、その閉
鎖に伴って、役物カバー9の下壁板9hに突設された一
対の係合板9i,9jが主制御基板ボックス12のボッ
クスカバー12bの係合穴12d,12eに嵌入されて
係合される。
【0055】このように、各係合板9i,9jがボック
スカバー12bの各係合穴12d,12eと係合される
ことにより、主制御基板ボックス12と役物カバー9と
が結合される(図6(a)参照)。かかる結合によっ
て、主制御基板ボックス12は、役物カバー9によって
図6(a)の反矢印Z方向へのスライド移動が防止さ
れ、主制御基板ボックス取付ベース14に対して所定位
置に位置決めされて拘止されるのである。即ち、主制御
基板ボックス12は、その各係入リブ12a1が各係入
フック14dの間隙14eに係入された状態で、主制御
基板ボックス取付ベース14に拘止されるのである。
【0056】一方、役物カバー9が閉鎖されると、役物
カバー9に取り付けられた係着具15のロック部材15
bが封印ボス3eの挿嵌穴3fに挿嵌された後、一対の
封印リブ9e,9eがセーフ球集合カバー3の封印ボス
3e,3eと当接される。この結果、役物カバー9によ
り機構盤10の開口窓10cのほぼ全域が覆われる。一
方で、このようにして役物カバー9により開口窓10c
が覆われると、機構盤10の補強梁10dは、セーフ球
集合カバー3のベース板3aと役物カバー9における側
壁板9cの封印リブ9e側(図10下側)端部との間に
挟持される。
【0057】その後、係着具15のボタン部材15aが
操作されてロック部材15bが挿嵌穴3fに係合され
る。このロック部材15bの係合によって、役物カバー
9が遊技盤2の裏面2aに取着されたセーフ球集合カバ
ー3に着脱可能に係着される。この係着によって、役物
カバー9はセーフ球集合カバー3に着脱可能に仮止めさ
れ、各通穴9gと各ねじ穴3gとの位置が正確に合致さ
れる。この後、各ねじ穴3gと合致された各通穴9gに
は、連結ねじ16における軸部16bの先端が挿入され
る。
【0058】連結ねじ16は、その頭部16aの十字穴
にねじ回し工具の先端が係合されてねじ込み方向へ回転
されると、軸部16bのおねじが各封印ボス3eの各ね
じ穴3gへねじ込まれる。このねじ込みが完了すると、
連結ねじ16の頭部16aが通穴9gの縁部に係合さ
れ、且つ、軸部16bがねじ穴3gに螺合されて、各封
印ボス3eと各封印リブ9eとが連結される。
【0059】その後、封印シール17が封印リブ9eと
封印ボス3eとに跨りつつ貼付されて、この封印シール
17により通穴9gに係合された連結ねじ16の頭部1
6aを覆い塞がれる。この結果、役物カバー9が遊技盤
2の裏面2aに取着されたセーフ球集合カバー3に封印
されるのである(図8参照)。このように役物カバー9
がセーフ球集合カバー3に封印されると、役物カバー9
を介して主制御基板ボックス12が主制御基板ボックス
取付ベース14に取り外し不能に封印される。
【0060】以上説明したように、本実施例のパチンコ
機Pによれば、役物カバー9が閉鎖された場合には、役
物カバー9の係合板9i,9jがボックスカバー12b
の係合穴12d,12eと係合されるので、主制御基板
ボックス12が主制御基板ボックス取付ベース14に対
して取り外し方向(図6(a)の反矢印Z方向)へスラ
イド移動することを規制することができる。即ち、主制
御基板ボックス12を主制御基板ボックス取付ベース1
4に対して所定位置に位置決めして拘止することができ
る。
【0061】このため、主制御基板ボックス12を主制
御基板ボックス取付ベース14から取り外す場合には、
役物カバー9を開放して一対の係合板9i,9jと係合
穴12d,12eとの係合を解除しなければならない。
よって、主制御基板ボックス12は、役物カバー9が閉
鎖された状態では主制御基板ボックス取付ベース14か
ら取り外せない。従って、主制御基板ボックス12を取
り外す場合には、必ず役物カバー9の開放が必要となる
ため、かかる主制御基板ボックス12の不用意な取り外
しを防止することができるのである。
【0062】しかも、主制御基板ボックス12と結合さ
れる役物カバー9は、連結ねじ16により遊技盤2の裏
面2aに取着されるセーフ球集合カバー3に連結されて
封印シール17によりセーフ球集合カバー3に封印され
るので、かかる役物カバー9を介して主制御基板ボック
ス12を主制御基板ボックス取付ベース14に取り外し
不能な状態で封印することができるのである。
【0063】また、主制御基板ボックス12の各コネク
タ口12cから突出される各コネクタ13aは、セーフ
球集合カバー3に封印される役物カバー9によって覆わ
れる。よって、パチンコ機Pの出荷時等に、役物カバー
9の不正な開封が抑制されるとともに、かかる役物カバ
ー9により主制御基板13の各コネクタ13aに不正行
為が行われることを抑制することができるのである。例
えば、主制御基板13の各コネクタ13aに接続される
接続線に「ぶら下げ基板」が接続されて、不当な賞球が
払い出されるような不正行為を抑制することができるの
である。
【0064】更に、係合板9i,9j及び係合穴12
d,12eの係合による役物カバー9と主制御基板ボッ
クス12との結合は、役物カバー9の閉鎖動作に伴って
なされるので、役物カバー9の閉鎖動作と一括して、役
物カバー9及び主制御基板ボックス12の結合を行うこ
とができる。よって、別途、役物カバー9と主制御基板
ボックス12との結合作業を行う必要がないので、パチ
ンコ機P全体としての組立作業を簡素化することができ
るのである。しかも、従来のパチンコ機のように主制御
基板ボックスにフック部材を別途取着する必要がないの
で、パチンコ機P全体としての部品点数を減少して、そ
の分、パチンコ機Pの組立作業を簡素化することができ
るのである。
【0065】次に、図11を参照して、前記した実施例
の変形例について説明する。以下、第1実施例と同一の
部分には同一の符号を付してその説明を省略し、異なる
部分のみを説明する。図11は、第2実施例のパチンコ
機に使用される遊技盤20の下面図であって、その一部
を部分的に断面視している。第2実施例の遊技盤20
は、上記の第1実施例の遊技盤2に対して、主制御基板
ボックス12をセーフ球集合カバー3(遊技盤20)に
取着し、更に、主制御基板ボックス12の取着位置の変
更に応じて役物カバーの形状を変更したものである。
【0066】図11に示すように、遊技盤20では、そ
の裏面2aにセーフ球集合カバー3が取着され、このセ
ーフ球集合カバー3の球集合樋3b裏面(図11の上
面)に主制御基板ボックス取付ベース14が取着されて
いる。この主制御基板ボックス取付ベース14には、主
制御基板ボックス12が取着され、この結果、主制御基
板ボックス12は、セーフ球集合カバー3及び主制御基
板ボックス取付ベース14を介して、遊技盤20の裏面
2aに取着されている。
【0067】主制御基板ボックス12は、セーフ球集合
カバー3に封印される役物カバー21によって、主制御
基板ボックス12の外部に突出される主制御基板13の
コネクタ(図11では図示せず)が覆われている。しか
も、遊技盤20の裏面2aの配設穴(図示せず)に配設
される構成部品群は、第1実施例と同様に、役物カバー
21によって覆われるので、遊技盤2に配設された構成
部品群に役物カバー21の外部から接触することを防止
することができる。
【0068】また、ボックスカバー12bの係合穴12
d,12eには、役物カバー21の下壁板21aに突設
された一対の係合板9i,9jが係合されるので、第1
実施例と同様に、役物カバー21を開放しない限り、主
制御基板ボックス12を主制御基板ボックス取付ベース
14から取り外すことができない。
【0069】以上のように、第2実施例の遊技盤20に
よれば、遊技盤20に配設される構成部品群や主制御基
板13のコネクタは、セーフ球集合カバー3に封印され
る役物カバー21によって覆われるので、例えば、その
遊技盤20が単独で取引される場合や、遊技盤20が工
場内に保管される場合に、構成部品群や主制御基板13
のコネクタに「ぶら下げ基板」を接続するような不正行
為を抑制することができるのである。
【0070】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0071】例えば、本実施例では、係合板9i,9j
及び係合穴12d,12eの係合により役物カバー9と
主制御基板ボックス12とを結合したが、かかる役物カ
バーと主制御基板ボックス12との結合手段は必ずしも
これに限られるものではなく、主制御基板ボックスが役
物カバーを介して主制御基板ボックス取付ベースから取
り外し不能となれば良い。具体的には、図6(a)に示
す各コネクタ口12cから突出されたコネクタ13aの
下面と、そのコネクタ13aの下面と間隔を隔てて対向
するボックスカバー12bの上壁面との間(係合凹部)
に役物カバーの下壁板(係合突起)を差し込んで、役物
カバーと主制御基板ボックスとを結合しても良い。
【0072】また、本実施例では、役物カバー9に係合
板9i,9jを突設し、主制御基板ボックス12に係合
穴12d,12eを凹設したが、逆に、役物カバーに係
合穴を凹設し、主制御基板ボックスに係合板を突設して
も良い。更に、本実施例では、本発明の第1及び第2結
合部として、係合板9i,9j及び係合穴12d,12
eを例に説明したが、第1及び第2結合部は必ずしもこ
れに限られるものではない。例えば、役物カバー又は主
制御基板ボックスの一方に柱状のボスを突設し、かかる
ボスが係合可能な凹部を役物カバー又は主制御基板ボッ
クスの他方に設け、その凹部にボスを係合させても良
い。
【0073】本実施例では、連結ねじ16により封印ボ
ス3e,3eと封印リブ9e,9eとを連結した後、封
印シール17を貼付することによって、役物カバー9を
セーフ球集合カバー3に封印したが、かかる役物カバー
の封印手段は必ずしもこれに限られるものではなく、例
えば、遊技機用の基板ボックスの封印手段として用いら
れるワンウェイねじによるカシメ、板バネ状の金具によ
るカシメ、高周波ウェルダー等による熱カシメ、南京
錠、又は、前面枠にガラス扉枠を施錠するために使用さ
れるロックユニットと同種類の施錠装置を適用しても良
い。
【0074】また、役物カバー9を遊技盤2の裏面2a
側に取着したカバー支持部材3cにより支持したが、か
かる役物カバーの支持位置は必ずしもこれに限られるも
のではなく、例えば、役物カバーを機構盤に開閉可能に
支持する構成としても良い。
【0075】更に、本実施例では、封印ボス3eはセー
フ球集合カバー3のベース板3aに一体的に形成された
が、封印リブの配設位置は必ずしもこれに限られるもの
ではなく、例えば、前面枠1における側縁フレーム1b
の裏面側に設けても良く、また、セーフ球集合カバーの
ベース板と別体に形成された封印ボスを遊技盤の裏面に
ねじ止めしても良い。かかる別体の封印ボスを遊技盤の
裏面にねじ止めする場合には、そのねじ止め箇所を、遊
技盤の裏面における機構盤や役物カバーとの対向面に設
けると良い。このようにすれば、役物カバーを開封しな
い限り封印ボスのねじ止めが外されることがない。よっ
て、例えば、ねじ止めされた封印ボスが遊技盤の裏面か
ら外されて、役物カバーが不正に開封されることを防止
できる。
【0076】尚、以下本発明の変形例を示す。遊技の制
御を行う制御基板を被包する基板ボックスと、その基板
ボックスを遊技盤又は機構盤等の裏面側に保持する保持
部材と、その保持部材に隣接して配設され前記遊技盤又
は機構盤等の裏面側を覆うカバー部材とを備え、前記基
板ボックスが前記保持部材に対して所定方向に取り外し
可能に構成された遊技機において、前記基板ボックスに
設けられる第1結合部と、その第1結合部と結合自在に
前記カバー部材に設けられる第2結合部とを有し、前記
遊技盤又は機構盤等の裏面側が前記カバー部材により覆
われる場合に、前記第1及び第2結合部を結合して前記
基板ボックスの取り外し方向への移動を規制するボック
ス拘止具とを備えていることを特徴とする遊技機1。
【0077】この遊技機1によれば、ボックス拘止具
は、基板ボックスに設けられる第1結合部とカバー部材
に設けられる第2結合部とが結合されることによって、
基板ボックスの取り外し方向への移動を規制するので、
基板ボックスを取り外すためにはカバー部材を遊技盤又
は機構盤等の裏面側から取り外さなければならない。即
ち、基板ボックスは、遊技盤又は機構盤等の裏面側がカ
バー部材で覆われた状態では取り外せないので、基板ボ
ックスの不用意な取り外しを防止することができる。
【0078】請求項1記載の遊技機、又は、遊技機1に
おいて、前記第1又は第2結合部の一方は、前記基板ボ
ックス又はカバー部材の一方に凹設される係合凹部で構
成され、前記第1又は第2結合部の他方は、その係合凹
部と係合可能に前記基板ボックス又はカバー部材の他方
に突設される係合突起で構成されており、その係合突起
は、前記カバー部材の閉鎖動作に伴って前記係合凹部に
嵌入されるものであることを特徴とする遊技機2。
【0079】この遊技機2によれば、カバー部材の閉鎖
動作に伴って、係合突起が係合凹部に嵌入されて係合さ
れるので、カバー部材の閉鎖動作と一括してカバー部材
と基板ボックスとの結合を行うことができる。よって、
別途、カバー部材と基板ボックスとの結合作業を行う必
要がないので、遊技機全体としての組立作業を簡素化す
ることができる。しかも、従来の遊技機のように、基板
ボックスにフック部材を別途取着する必要がないので、
遊技機全体としての部品点数を減少して、その分、遊技
機の組立作業を簡素化することができるのである。
【0080】請求項1記載の遊技機、又は、遊技機1あ
るいは2において、前記遊技盤又は機構盤等の裏面側に
設けられる第1封印部と、その第1封印部に対応して前
記カバー部材に設けられる第2封印部と、その第2及び
第1封印部を連結し、前記カバー部材を前記遊技盤又は
機構盤等の裏面側に封印する封印具とを備えていること
を特徴とする遊技機3。この遊技機3によれば、封印具
によりカバー部材が遊技盤の裏面側に封印されることに
よって、カバー部材とともに基板ボックスを所定の取着
位置から取り外し不能な状態で封印することができるの
である。
【0081】請求項1記載の遊技機、又は、遊技機1か
ら3のいずれかにおいて、前記制御基板には、その制御
基板と他の回路基板等とを電気的に接続する接続部品が
搭載され、前記基板ボックスには前記接続部品が導出さ
れる開口部が形成され、前記カバー部材の少なくとも一
部は前記第1及び第2結合部の結合状態において前記開
口部に覆い被さるように形成されていることを特徴とす
る遊技機4。この遊技機4によれば、接続部品が導出さ
れる基板ボックスの開口部は、カバー部材の一部によっ
て覆われるので、接続部品への接触行為を防止するとと
もに、接続部品への不正行為を防止することができる。
【0082】遊技機1において、前記基板ボックス又は
保持部材の一方に設けられる係入突起と、その係入突起
に対応して前記基板ボックス又は保持部材の他方に設け
られ、その保持部材に前記基板ボックスを取り付ける場
合に前記係入突起が係入される係入部とを備え、前記ボ
ックス拘止具は、前記第1及び第2結合部の結合によっ
て前記係入部に係入された前記係入突起の反係入方向へ
の移動を規制するものであることを特徴とする遊技機
5。
【0083】
【発明の効果】 本発明の遊技機によれば、遊技盤又は
機構盤等の裏面側に着脱可能に取着される基板ボックス
は、ボックス拘止具によって、遊技盤又は機構盤等の裏
面側の所定位置に拘止される。このボックス拘止具で
は、基板ボックスに設けられる第1結合部とカバー部材
に設けられる第2結合部とが結合されることによって、
遊技盤又は機構盤等の裏面側に着脱可能に取着される基
板ボックスを所定位置に拘止するので、基板ボックスを
取り外す際にカバー部材を遊技盤又は機構盤等の裏面側
から取り外さなければならない。即ち、基板ボックス
は、遊技盤又は機構盤等の裏面側がカバー部材で覆われ
た状態では取り外せないので、基板ボックスの不用意な
取り外しを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の遊技機の一実施例であるパチンコ機
における前面枠及び遊技盤の裏面図である。
【図2】 セーフ球集合カバーの裏面図である。
【図3】 (a)は、役物カバーの裏面図であり、
(b)は、その下面図である。
【図4】 機構盤の裏面図である。
【図5】 機構盤の裏面に配設された主制御基板ボック
スの拡大図である。
【図6】 (a)は、主制御基板ボックス取付ベースに
取着された主制御基板ボックスを部分的に断面視した側
面図であり、(b)は、(a)の主制御基板ボックスを
パチンコ機の裏面側から部分的に拡大視した部分拡大図
である。
【図7】 (a)は、機構盤が前面枠(遊技盤)に対し
て開放された状態におけるパチンコ機の横断面図であ
り、(b)は、機構盤が前面枠(遊技盤)に対して閉鎖
された状態におけるパチンコ機の横断面図である。
【図8】 パチンコ機の裏面図である。
【図9】 図8のVII−VII線における部分的な拡
大横断面図である。
【図10】 図8のVIII−VIII線におけるパチ
ンコ機の横断面図である。
【図11】 第2実施例のパチンコ機に使用される遊技
盤の下面図である。
【符号の説明】
2,20 遊技盤 2a 裏面(遊技盤の裏面側の一部) 2f 遊技領域 3 セーフ球集合カバー(遊技盤の裏面
側の一部) 3e 封印ボス(第1封印部) 9,21 役物カバー(カバー部材) 9e 封印リブ(第2封印部) 9i,9j 係合板(係合突起、第2結合部、ボ
ックス拘止具の一部) 10 機構盤 10d 補強梁 12 主制御基板ボックス(基板ボック
ス) 12a1 係入リブ(係入突起) 12c コネクタ口(開口部) 12d,12e 係合穴(係合凹部、第1結合部、ボ
ックス拘止具の一部) 13 主制御基板(制御基板) 13a コネクタ(接続部品) 14 主制御基板ボックス取付ベース(保
持部材) 14d 係入フック(係入部の一部) 14e 間隙(係入部の一部) 16 連結ねじ(封印具の一部) 17 封印シール(封印具の一部) P,20,30 パチンコ機(遊技機)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技の制御を行う制御基板を被包するた
    め遊技盤又は機構盤等の裏面側に着脱可能に取着される
    基板ボックスと、その基板ボックスに隣接して配設され
    前記遊技盤又は機構盤等の裏面側を覆うカバー部材とを
    備えた遊技機において、 前記基板ボックスに設けられる第1結合部と、その第1
    結合部と結合自在に前記カバー部材に設けられる第2結
    合部とを有し、前記遊技盤又は機構盤等の裏面側が前記
    カバー部材により覆われる場合に、前記第1及び第2結
    合部を結合して前記基板ボックスを所定位置に拘止する
    ボックス拘止具を備えていることを特徴とする遊技機。
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