JP2007229243A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶表示装置を保護する保護カバーによって生じるデッドスペースを削減し、保護カバーを容易に開閉できる遊技機を提供する。
【解決手段】保護カバー34は、平板部42の側端部に回動軸が設けられており、遊技盤の背面側に設けられた裏機構板に回動自在に取付けられる。保護カバー34には中継基板55を収納する凹部56が設けられている。中継基板55は、メイン制御回路基板からの信号を受け取るためのケーブルが接続される入力コネクタ57が設けられている。保持フック61a,61bは回動軸と凹部56の間の位置に設けられ、入力コネクタ57に接続されるケーブルを保持する。凹部56の収納口56aには中継基板55の一部を覆い、入力コネクタ57を露呈させる基板保護蓋60が取付けられる。
【選択図】図5

Description

本発明は、遊技者が遊技球を打ち出し、遊技球を入賞口に入賞させる遊技が行われる遊技機に関する。
遊技店では、複数のパチンコ遊技機がパチンコ島に設置される。パチンコ島は、例えば正面を同じ向きに配列した複数のパチンコ遊技機に賞球となる遊技球を供給し、各遊技機で打ち出された遊技球を回収する。パチンコ遊技機は、入賞口等が設けられた遊技盤を枠体に固定した構造をしており、この枠体がパチンコ島に取り付けられる。パチンコ遊技機は、その背面側の部分がパチンコ島の内部に収納され、パチンコ島から払い出し用の遊技球の供給を受けることや、遊技に使用された遊技球をパチンコ島に送ることができる。
パチンコ遊技機の背面側には、遊技球の払い出しや電子抽選を制御する制御回路基板が設けられている。また、最近のパチンコ遊技機は、遊技盤に開口部が設けられ、この開口部に遊技盤の背面側から液晶表示装置が取付けられている。制御回路基板や液晶表示装置等の精密電子部品は、パチンコ島から誤って落ちた遊技球と衝突することがないように箱状の保護カバーによって覆われている。
従来では保護カバーをネジで固定しており、保護カバーの内部の掃除等を行う場合には保護カバーを取り外す必要があった。そこで、特許文献1に記載されているように、保護カバーを開閉自在に設けることにより、保護カバーの内部の掃除等を行う場合でも保護カバーを取り外す手間を省くことができる。
特開2005−348963号公報
しかしながら、保護カバーは、精密電子部品が発する熱を放出するための通気口を有しており、通気性を高めるために保護カバーの内部の空間を広くしていることから多大なデッドスペースが生じるという問題があった。また、近年では、画面サイズの大きい液晶表示装置を備えたパチンコ遊技機の人気が高まっており、液晶表示装置が遊技盤の背面の面積を占有してしまうことから、電子回路基板を設置する面積が少なくなっている問題がある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたものであり、保護カバーの内部の部品のメンテナンスが容易に行え、保護カバーにより生じる空間を効率よく使用した遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遊技機は、遊技球を入賞口に入賞させる遊技を行うための遊技領域を正面側に有する遊技盤を備え、前記遊技盤の背面側に取付けられた部品を覆う保護カバーと、前記保護カバーを回動自在に支持する回動軸を備えており、前記保護カバーには、その外側から電子回路基板を収納するための収納口を有する凹部が形成されていることを特徴とする。
前記保護カバーには、前記凹部と前記回動軸の間の位置に、前記凹部に収納された電子回路基板に接続される導線を保持する保持部が設けられていることを特徴とする。
前記収納口には、収納された電子回路基板の一部を覆い、前記電子回路基板に設けられたコネクタを外部に露呈させる基板保護蓋が設けられていることを特徴とする。
前記保護カバーは、前記遊技盤に設けられた開口部から画面が露呈される画像表示装置と、前記画像表示装置の背面に冷却風を吹き付ける冷却ファンとを少なくとも覆う形状であることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、保護カバーを遊技盤の背面側に回動自在に設け、保護カバーに設けた凹部に電子回路基板を収納しているから、保護カバーに覆われた精密電子部品のメンテナンスを行う際には保護カバーを開放するだけでよく、保護カバーを遊技盤から取り外す手間が不要であり、凹部に収納された電子回路基板と他の電子回路基板とを接続する導線を取り外す手間が不要になる。また、電子回路基板を設ける領域を遊技盤の背面側に確保する必要がなくなるから、他の精密電子部品を遊技盤に取り付けるための面積を広くでき、保護カバーによって生じる空間のデッドスペースを削減できる。
請求項2に記載の発明によれば、保護カバーの凹部に収納された電子回路基板と他の電子回路基板とを接続する導線を凹部と回動軸の間に設けた保持部によって保持するから、保護カバーの回動軸が設けられた部分を伝って凹部の電子回路基板から延びる導線を他の電子回路基板と接続でき、保護カバーを開閉しても導線が引っ張られることや導線に弛みが生じた部分が他の部品に引っ掛かることがなく、導線に無理な力が加わることで導線の切断やコネクタの抜けが発生することを防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、保護カバーの凹部に収納された電子回路基板を覆う基板保護蓋を設けているから、凹部に収納された電子回路基板を外部から保護することができ、基板保護蓋から露呈されたコネクタには容易にケーブル等を接続できる。また、電子回路基板に回路素子を半田づけしたリード部分が突出した面を基板保護蓋が取付けられる側と反対側に向けることで、基板保護蓋が取付けられる方向からケーブルの着脱やメンテナンス等が行え、衣服を引っ掛けることや指先に怪我をすることが防止できる。
請求項4に記載の発明によれば、保護カバーの内部に画像表示装置と冷却ファンが設けられていると、保護カバーの内側の空間を流れる空気の量が多くなり、埃が溜まりやすくなるが、取外しが不要で開閉が容易な保護カバーを設けているから、掃除の回数が増加してもこれに費やす労力を効果的に抑制できる。
図1において、パチンコ遊技機(遊技機)10は、その前面にガラス窓12が設けられた前面扉13を備えている。前面扉13の奥には、遊技球を入賞させる複数の入賞口を有する遊技盤14が設けられている。遊技者は、ガラス窓12を通して遊技盤14の正面側の様子を見ることができる。遊技盤14には、打ち出された遊技球の経路を変化させる障害釘と遊技球を入賞口に入賞させる補助をする複数の入賞装置とが設けられている。遊技盤14は、その盤面が鉛直方向に対して平行又は略平行に組み込まれる。遊技盤14の正面側の領域は遊技球が落下するための遊技領域15となり、遊技領域15を落下する遊技球は入賞口16に入賞するか、遊技領域の最下部に設けられたアウト口17に入る。
パチンコ遊技機10の下部には、遊技球を打ち出すために遊技球を発射装置に供給する供給皿18が設けられている。供給皿18には、遊技球が入賞した際に賞球として遊技球が払い出される賞球払い出し口19が設けられている。賞球として払い出された遊技球は供給皿18から発射装置に供給され、そのまま打ち出すことができる。操作ハンドル20は、遊技球を打ち出す際に時計方向に回動操作され、回動する角度に応じて遊技球の打ち出し強さを調節することができる。パチンコ遊技機10には、四角形の外枠21が設けられている。外枠21は、ネジ等を用いてパチンコ遊技機10をパチンコ島に取付けるための木製の枠体からなる。
図2において、遊技盤14は、板状の遊技盤本体24の前面部に、遊技領域15の範囲を決めるレール枠25が取付けられている。レール枠25は、遊技盤本体24の周辺部に取付けられ、入賞口16やアウト口17を除く部分から遊技球が遊技領域15の外部に出ないようにする。遊技盤14には、液晶表示装置(画像表示装置)26の画面を露呈する開口部27が設けられている。開口部27にはセンター役物28が取付けられている。センター役物28は、液晶表示装置26の画面の前方を遊技球が落下することを防ぐ。また、センター役物28には、その周囲に設けられた取り込み口から遊技球を取り込み、取り込んだ遊技球を他の位置へ誘導する誘導ルートが形成されており、誘導ルートは遊技球を入賞口に入賞しやすい位置等に誘導する。
遊技盤14の背面側には、入賞口16に入賞した遊技球であるセーフ球と、アウト口17に入った遊技球であるアウト球とを集め、これらの遊技球を所定の位置から外部に排出する裏機構板30が取付けられる。裏機構板30は、セーフ球とアウト球を集めることに加え、遊技盤14に様々な部品を固定するための基板としての役割をする。
例えば、裏機構板30には、液晶表示装置26と、賞球となる遊技球を払い出す払い出し装置と、遊技盤14に設けられた入賞装置の動きや遊技球の払い出しを制御する制御装置として機能するメイン制御回路基板と、液晶表示装置26に画像を表示するための制御装置として機能するサブ制御回路基板とが取付けられる。液晶表示装置26は、透明な液晶収納ケース33に収納された状態で裏機構板30に取付けられる。また、裏機構板30には液晶収納ケース33を覆う保護カバー34が取付けられる。
図3において、保護カバー34にはその先端が下方を向いた突起からなる2つの回動軸38が設けられている。2つの回動軸38はその中心が同一直線上に位置している。回動軸38は裏機構板30に設けられた軸穴に差し込まれ、保護カバー34は裏機構板30に対して回動自在に支持される。保護カバー34は、天板部40と側板部41と平板部42とを備え、天板部40と平板部42には、複数の通気口43が設けられている。
図4において、保護カバー34は回動軸38により開閉自在であり、保護カバー34を閉じた際には、裏機構板30に取付けられた液晶収納ケース33を覆い、保護カバー34を開放した際には液晶収納ケース33を外部に露呈する。液晶収納ケース33の上面部は保護カバー34の天板部40に覆われ、液晶収納ケース33の左側面部は側板部41に覆われ、液晶収納ケース33の背面部が平板部42により覆われる。側板部41に設けられた係止ピン44は、裏機構板30に設けられた係止穴45に差し込まれ、保護カバー34を閉じた状態に維持する。
裏機構板30は、液晶収納ケース33の右側方に位置する部分が突出しており、液晶収納ケース33の右側面部を保護する防護壁47(図2参照)となる。保護カバー34の回動軸38を差し込む軸穴は防護壁47に設けられている。液晶収納ケース33の下方の位置には、上述したメイン制御回路基板とサブ制御回路基板を収納した基板収納ケース48が設けられている。基板収納ケース48は、その上方に設けられた保護カバー34により落下物から保護される。
液晶収納ケース33の後部には、液晶表示装置26にその背面側から冷却風を吹き付ける冷却ファン50が設けられている。液晶収納ケース33には複数の通気口51が形成されている。通気口51により冷却ファン50の冷却風が液晶収納ケース33の内部に行き渡り、液晶表示装置26を冷却して熱を持った空気が保護カバー34の内部の空間に排出される。保護カバー34に形成された通気口43は、保護カバー34の内部の空気と外部の空気を入れ替え、液晶表示装置26によって暖められた空気を外部に排出する。
図5において、保護カバー34には、中継基板(電子回路基板)55を収納するための凹部56が設けられている。凹部56は、平板部42の一部が保護カバー34の内部に突出した空間であり、回路部品を実装した中継基板55の厚みに応じた深さを有する。凹部56は、中継基板55を平板部42と平行な向きにして保護カバー34の外側から収納するために中継基板55の面積より広い収納口56aを有している。中継基板55は、打ち出した遊技球の数を示す情報と、賞球として払い出された遊技球の数を示す情報と、大当たりが発生したことを示す情報と、エラーが発生したことを示す情報等をメイン制御回路基板から電気信号として受け取り、これらの情報を外部に送信する際に電気信号を中継する基板である。
中継基板55には、複数の回路部品と、メイン制御回路基板からの信号を受け取るためのケーブルが接続される入力コネクタ57と、中継基板55から外部に信号を送るためのケーブルが接続される出力コネクタ58とが設けられている。出力コネクタ58には、通常、パチンコ島に設けられた通信ケーブルが接続され、外部の管理コンピュータに各情報が送信される。中継基板55が保護カバー34に設けられていると、中継基板55が遊技盤14の背面に設けられる場合よりも死角が少なくなり、パチンコ遊技機10をパチンコ島に取り付ける際、又はパチンコ遊技機10をパチンコ島から取り外す際に出力コネクタ58の位置が確認しやすく、パチンコ島の通信ケーブルを出力コネクタ58から容易に着脱できる。
保護カバー34の側板部41には、中継基板55を凹部56に固定するための固定爪59が設けられている。中継基板55は、固定爪59によって凹部56に固定される。凹部56の収納口56aには、基板保護蓋60が取付けられる。基板保護蓋60は、入力コネクタ57と出力コネクタ58のみを露呈させ、その他の回路素子を外部から保護するために中継基板55の一部を覆う。
平板部42には、複数の保持フック(保持部)61a及び保持フック(保持部)61bが形成されている。保持フック61aは、平板部42から突出し、先端が下方を向くように屈曲した突起からなる。保持フック61bは、平板部42から突出し、先端が上方を向くように屈曲した突起からなる。保持フック61aは保持フック61bよりも下方の位置に設けられており、保持フック61aと保持フック61bは交互に設けられている。中継基板55に接続されるケーブル62は、保持フック60と保持フック61にそれぞれ巻き掛けられ、波状に屈曲して平板部42の表面に保持される。保持フック61a,61bの表面とケーブル62の表面との間には摩擦力が働き、この摩擦力はケーブル62が保持フック61a,61bから外れることを防止する。保持フック61a,61bは凹部56と回動軸38の間の位置に設けられ、保護カバー34を開閉した際にケーブル62に弛みや引っ張りが生じないように、回動軸38が設けられた平板部42の側端部を伝ってメイン制御回路基板と接続される。
図6(a)において、凹部56には、その底面56bから一定距離の位置で中継基板55を支持するための複数の支持突起64と、中継基板55を固定爪59によって固定する際に予め中継基板55の端縁部55aを支持突起64との間で押さえる押さえ突起65とが形成されている。中継基板55を凹部56に斜めにし、中継基板55の端縁部55aを押さえ突起65の奥側に差し入れ、押さえ突起65を支点として中継基板55の反対側の端縁部55bを押し込むことにより固定爪59が弾性変形する。図6(b)において、中継基板55の端縁部55bは、固定爪59を弾性変形させて固定爪59の奥側に入り込む。中継基板55は、その回路部品が半田付けされ回路パターンの形成された一方の面が複数の支持突起64に支持され、回路部品が装着されている他方の面が固定爪59と挟み突起65とにより押さえられ、凹部56に固定される。
図7(a)において、基板保護蓋60は、凹部56に設けられた引っ掛け溝68に差し込まれる引っ掛け突起69と、基板保護蓋60を凹部56の収納口56aに保持するための弾性爪70とを備えている。引っ掛け突起69と弾性爪70は、基板保護蓋60の互いに向かい合う端縁部にそれぞれ設けられている。基板保護蓋60を斜めに持つと引っ掛け突起69を引っ掛け溝68に差し込むことができる。引っ掛け突起69を引っ掛け溝68に差し込んだ状態で弾性爪70を押し込むと、弾性爪70が弾性変形し、弾性爪70が収納口56aの内側に入り込む。弾性爪70は、収納口56aの内側に入り込むと元の形状に戻り、弾性爪70の先端部が収納口56aの内側に引っ掛かり、基板保護蓋60が収納口56aに固定される。
次に本発明の作用について説明する。パチンコ遊技機10は、外枠21がパチンコ島に取付けられ、その正面側の部分が外部に露呈され、背面側の部分はパチンコ島の内部に収納される。パチンコ島の内部では、遊技盤14の上方から賞球として払い出される遊技球が供給される。また、遊技に使用された遊技球が裏機構板30から下方に排出されてパチンコ島に回収される。パチンコ島から遊技球が供給される際、誤って遊技球が零れ落ちることがある。零れ落ちた遊技球は遊技盤14の背後を落下する際に液晶収納ケース33の背後を覆った保護カバー34と衝突する。保護カバー34は、液晶収納ケース33や冷却ファン50、基板収納ケース48等を落下する遊技球から保護する。これにより、各部品が遊技球と衝突して破損することが防止される。また、遊技球が遊技盤14の背後の隙間に入り込むことが防止され、例えば冷却ファン50に遊技球が詰まり、冷却風が送られなくなることが防止される。
冷却ファン50の冷却風は、液晶収納ケース33の内部で空気を循環させる。冷却ファン50が長い時間作動すると、空気中の埃が液晶収納ケース33の内部と保護カバー34の内部で堆積し、溜まった埃が液晶収納ケース33の通気口51や保護カバー34の通気口43に付着する。埃が増加すると通気性が低下し、放熱の効率が低下するため、定期的に掃除を行って埃を除去する必要がある。
保護カバー34の内部の掃除を行う際には、パチンコ島からパチンコ遊技機10を引き出す。パチンコ遊技機10をパチンコ島から引き出した後、保護カバー34を開放するために係止ピン44を引っ張ると、係止ピン44と係止穴45とによる保護カバー34のロックが解除される。保護カバー34のロックが解除されると、保護カバー34を開放することができ、保護カバー34は回動軸38を中心に回動する。
保護カバー34を開放した時、液晶収納ケース33と冷却ファン50が露呈されるので、保護カバー34に付着した埃と、液晶収納ケース33と冷却ファン50に付着した埃を取り除くことができる。保護カバー34を開放した時、保護カバー34は裏機構板30に支持されているので、掃除を行う者が保護カバー34を支える必要はない。中継基板55に接続されたケーブル62は、保持フック61a及び保持フック61bに保持され、回動軸38が設けられた平板部42の端縁部を伝ってメイン制御回路基板に接続されているから、保護カバー34を開いた時にケーブル62が引っ張られて保護カバー34が開きにくくなることや、ケーブル62に弛みが発生することがない。掃除が終了した後は、保護カバー34を閉じて係止ピン44を差し込めば保護カバー34を閉じた状態にロックすることができる。
このように、パチンコ遊技機10は、液晶表示装置26とこれを冷却する冷却ファン50を覆う保護カバー34が回動自在に設けられ、ケーブル62が回動軸38に向かって延びているから保護カバー34を容易に開閉することができる。ネジで固定された保護カバーを取り外す必要のあった従来に比べて保護カバー34の内部を清掃するための手間を低減することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、保護カバー34は液晶収納ケース33と冷却ファン50とを覆っているが、メイン制御回路等を構成する電子回路基板とこれを収納する基板収納ケース48や、これらを接続するケーブル等の配線を覆うことも可能である。保護カバー34に設けられた凹部56に収納される電子回路基板は、中継基板55のようにパチンコ遊技機10の外部の機器に接続される電子回路基板であることが好ましく、例えば遊技球を貸出すための球貸し機等に接続される電子回路基板が好ましい。なお、本発明では、電子回路基板としての中継基板55を保護カバーの外側から凹部56に収納しているが、電子回路基板を保護カバーの内側から取付けるための空間となる収納部を保護カバーに設け、保護カバーの内側と外側に複数の電子回路基板を取付けてもよい。
パチンコ遊技機の正面側斜視図である。 遊技盤の分解斜視図である。 保護カバーの平面図である。 パチンコ遊技機の背面側斜視図である。 保護カバーの分解斜視図である。 中継基板を収納する際の手順を示す断面図である。 基板保護蓋を取付ける手順を示す断面図である。
符号の説明
10 パチンコ遊技機(遊技機)
14 遊技盤
15 遊技領域
16 入賞口
21 外枠
24 遊技盤本体
25 レール枠
26 液晶表示装置(画像表示装置)
27 開口部
30 裏機構板
33 液晶収納ケース
34 保護カバー
38 回動軸
44 係止ピン
45 係止穴
48 基板収納ケース
50 冷却ファン
55 中継基板
56 凹部
56a 収納口
57 入力コネクタ
58 出力コネクタ
59 固定爪
60 基板保護蓋
61a,61b 保持フック(保持部)
62 ケーブル
64 支持突起
65 押さえ突起
68 引っ掛け溝
69 引っ掛け突起
70 弾性爪

Claims (4)

  1. 遊技球を入賞口に入賞させる遊技を行うための遊技領域を正面側に有する遊技盤を備えた遊技機において、
    前記遊技盤の背面側に取付けられた部品を覆う保護カバーと、前記保護カバーを回動自在に支持する回動軸を備えており、
    前記保護カバーには、その外側から電子回路基板を収納するための収納口を有する凹部が形成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記保護カバーには、前記凹部と前記回動軸の間の位置に、前記凹部に収納された電子回路基板に接続される導線を保持する保持部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記収納口には、収納された電子回路基板の一部を覆い、前記電子回路基板に設けられたコネクタを外部に露呈させる基板保護蓋が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記保護カバーは、前記遊技盤に設けられた開口部から画面が露呈される画像表示装置と、前記画像表示装置の背面に冷却風を吹き付ける冷却ファンとを少なくとも覆う形状であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の遊技機。
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