JP6153211B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
これらの基板には、遊技の結果を左右するとともに、遊技機全体を制御する主要な基板である主基板が含まれている。
主基板は、プリント基板上にCPU,ROM,RAM等の種々の電子部品が配置されたコンピュータとして構成されている。
このような遊技の結果を左右する主基板は、不正改造の対象となり易く、そのために、当該主基板を透明な二つのケースの間に挟んで収容するとともに、さらに、このケースを開封不能に封止している。
そこで、この不正行為を防止するための改良技術が種々提案されている。
例えば、コネクタカバーを二つの部品で構成し、一の部品である正面側部品をコネクタの正面側に取り付け、他の一の部品である背面側部品をコネクタの背面側に取り付けて、これらをピンで留めて固定するコネクタカバーが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この技術によれば、そのコネクタカバーを破壊しない限りコネクタを脱抜できないため、不正基板等の不正部品の接続を防止できる。
コネクタカバーを備える遊技機には、スロットマシン、パチンコ機、パロットなど様々な種類があるが、本実施形態では、本発明をスロットマシンに適用した場合について説明する。
以下、本実施形態に係るスロットマシン1について図1〜図3を参照しながら詳述する。
さらに、前扉1aには、各リール41a,41b,41cに表示された図柄を視認可能とする表示窓6が、各操作手段の上側に設けられている。また、前扉1a上部には、効果音、音声等が出力されるスピーカ8が設けられている。
また、筐体1bの下部には、メダルの貯留・払出しを行うメダル払出装置7が設けられる。メダル払出装置7には、メダルを貯留するホッパー7aが設けられ、メダル投入口2より投入されたメダルは、メダルセレクタ2bにより検出されるとともに、ホッパー7aに誘導されるようになっている。
ゲーム可能なメダル数となったときに、スタートレバー3が操作されると、メイン制御部10aは、ドラムユニット4を駆動して、各リール41a,41b,41cを回転させる制御を行う。
また、主基板11には、図4に示すように、スロットマシン1内の種々の装置と接続するための基板側コネクタ20が実装されている。
この基板側コネクタ20に対しては、上方からケーブル側コネクタ30が接続される。このため、主基板11を収容する基板ケース12には、基板側コネクタ20の実装位置に対応した部分に開口したコネクタ孔13が形成されており、基板ケース12が閉じた状態では、基板側コネクタ20の少なくとも本体部21の上部及びレバー22がコネクタ孔13から露出して、ケーブル側コネクタ30の嵌合を可能としている。
そこで、本実施形態の遊技機1は、基板側コネクタ20とケーブル側コネクタ30が接続された状態でコネクタカバーBを装着することで、ケーブル側コネクタ30を脱抜不能とし、不正部品の取り付けを不可能としている。
以下、本実施形態のコネクタAとコネクタカバーBの構成について、図4〜図12を参照しつつ説明する。
コネクタAは、図4〜図6に示すように、ケーブル側コネクタ30と、基板側コネクタ20とを有している。
ワイヤハーネス40は、複数本の電線を同一面上で平行に配置し、フラットケーブルとして形成したものである。このワイヤハーネス40は、ケーブル側コネクタ30の一の側面であるケーブル接続面31の中程から直交方向外方へ延伸接続されている。
また、ケーブル側コネクタ30において、ケーブル接続面31とは反対側の側面である係合凹部形成面32には、一又は二以上の凹部321が形成されている。
本体部21の開口23には、ケーブル側コネクタ30が上下方向にかつ挿抜可能に嵌合するようになっている。
ヘッド部221の開口23側の側面には、鉤状かつ下向きに突出した係合部223が形成されている。この係合部223は、図7に示すように、ケーブル側コネクタ30が本体部21の開口23に嵌合した状態で、そのケーブル側コネクタ30の上面の両端に形成された凹状の被係合部33に係合して、このケーブル側コネクタ30を上面から押さえ込んでロックする。
以下、このコネクタカバーBの構成について、図7〜図12を参照して説明する。
これらの図に示すように、コネクタカバーBは、基板側コネクタ20に嵌合されたケーブル側コネクタ30のほぼ全体を覆うように装着される第一部材としてのカバー本体60と、このカバー本体60の内側に位置し、このカバー本体60に係止するとともにコネクタAのケーブル側コネクタ30に係合して、カバー本体60を脱離不能とする第二部材としての脱離防止部材50との二体で構成されている。
この脱離防止部材50は、当該脱離防止部材50がケーブル側コネクタ30に装着されたときに、このケーブル側コネクタ30の上面を覆う矩形長板状の上板部51と、上板部51における長辺二辺のうちの一方の長辺から直交下方に延設された側板部52と、上板部51の短辺二辺のそれぞれに直交上下方向に延設された横板部53と、上板部51の上面から上方に向かって立設された立設部54とを備えている。
このように、ケーブル側コネクタ30の垂直面である係合凹部形成面32に形成された凹部321に対して脱離防止部材50の凸部521が水平方向から係合するため、当該脱離防止部材50をその係合方向に対して直交上方向へ取り外そうとしても、凸部521の上面が凹部321の内面上部に当接することから、脱離防止部材50の上方向への取り外しを不能としている。
また、一の凹部321に対しては、一つの凸部521を係合させるようにしてもよく、あるいは、二つ以上の凸部521を係合させるようにしてもよい。
こうして、薄肉部522に白化した痕跡を残すことにより、コネクタカバーBが不正に取り外され、再度コネクタAに装着された場合に、その不正を容易に発見できる。
なお、白化する材料として、例えば、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂)を用いることができる。ABSは、常温では透明の固体として存在するが、白化した部分は不透明になる。よって、その白色痕は、薄肉部522以外の部分よりも目立つので、不正行為の事実を容易に発見できる。
例えば、その装着を行う作業者が脱離防止部材50をケーブル側コネクタ30に装着した後、次にカバー本体60を装着するまでの間、その脱離防止部材50から手を離したとしても、その脱離防止部材50の装着状態が仮係止部511によって維持される。よって、作業者は、脱離防止部材50を手で抑えておく必要がなくなり、この脱離防止部材50が脱離しないかどうか気にする必要もなくなることから、次の作業にスムーズに移行することができ、コネクタカバーBをコネクタAに装着する際の作業性を向上させることができる。
さらに、メンテナンス等により脱離防止部材50を取り外すときには、凹部321に係合している凸部521を中心として仮係止部511を上方へ持ち上げる方向に脱離防止部材50を回動させることで、ケーブル接続面31への仮係止部511の係止を容易に外すことができ、脱離防止部材50をケーブル側コネクタ30から脱離させることができる。
また、仮係止部511は、図8等においては、上板部51の長辺の中央に一つのみ形成されているが、一つに限るものではなく、複数形成することもできる。
突出部312は、突出方向の長さが、脱離防止部材50における凸部521の凸方向の長さと同じか、あるいは、それよりも長くなっている。このため、その凸部521をケーブル接続面31の凹部311に係合させようとした場合には、その凸部521が凹部311に係合する前に、突出部312の突出方向端部が脱離防止部材50の側板部52の内側面に当接し、この突出部312の長さ分だけケーブル側コネクタ30と脱離防止部材50が離間して、これ以上接近できなくなる。このため、脱離防止部材50の凸部521がケーブル側コネクタ30の凹部311に到達せず、これらを係合させることができなくなるため、ケーブル接続面31に対して脱離防止部材50を装着不能としている。また、ケーブル側コネクタ30のケーブル接続面31と脱離防止部材50の側板部52との間が離間する分、この脱離防止部材50の仮係止部511が、ケーブル側コネクタ30の係合凹部形成面32に到達することができずに、このケーブル側コネクタ30の上面に当接するのみとなるため、この仮係止部511により脱離防止部材50をケーブル側コネクタ30に係止することもできない。
そして、このように、ケーブル側コネクタ30のケーブル接続面31に対して脱離防止部材50が装着不能となっていることから、脱離防止部材50やカバー本体60の底辺が接触することによるワイヤハーネス40の損傷を回避できる。すなわち、ケーブル接続面31の中程にはワイヤハーネス40が延伸接続されているが、このケーブル接続面31に脱離防止部材50が装着されると、脱離防止部材50の側板部52の底辺がワイヤハーネス40に接触して損傷を負わせる可能性がある。また、その脱離防止部材50の上方からカバー本体60を装着した場合にも、このカバー本体60の背面部62の底辺がワイヤハーネス40に接触して損傷を負わせる可能性がある。そこで、上述のように、ケーブル側コネクタ30のケーブル接続面31に対して脱離防止部材50を装着不能とした。これにより、脱離防止部材50の側板部52の底辺やカバー本体60の背面部62の底辺がワイヤハーネス40に接触しないため、ワイヤハーネス40の損傷を回避できる。
しかも、脱離防止部材50が、ケーブル側コネクタ30のケーブル接続面31ではなく、ワイヤハーネス40が延伸接続されていない係合凹部形成面32に装着されるので、この装着の際、ワイヤハーネス40が邪魔にならないことから、組立性を向上できる。
また、横板部53におけるレバー22の背面224に対向する面には、その背面224の形状に沿った形状の突設部531が形成されている。ここで、レバー22の背面224は、アーム部222からヘッド部221に亘って凹状に湾曲した形状に形成されており、アーム部222の背面224よりもヘッド部221の背面224の方が外方へ張り出した形状となっている。このレバー22が脱離防止部材50のレバー収納部512に収納されたとき、横板部53の突設部531は、レバー22の背面224の湾曲内部に位置するので、脱離防止部材50を含むコネクタカバーBをコネクタAから上方向に引き上げるようにして取り外そうとすると、脱離防止部材50の突設部531の上面が、レバー22におけるヘッド部221の背面224に当接して、コネクタカバーBの取り外しを不能としている。
また、突設部531は、脱離防止部材50がコネクタAに装着された状態において、基板側コネクタ20のレバー22の背面224に接触又は近接しているため、そのレバー22がケーブル側コネクタ30へのロックを解除する方向に回動するのを阻止する回動防止部としての機能も有している。
また、カバー本体60は、コネクタA及び脱離防止部材50に装着された状態において、それらコネクタA及び脱離防止部材50との隙間から針金などの不正工具が挿入されないように、内部形状がコネクタA及び脱離防止部材50の外形に近似した形状としてある。
ここで、脱離防止部材50の立設部54には、上板部51の上面の中程から立設した中立設部541と、上板部51の上面右部分から立設した右立設部542と、上板部51の上面左部分から立設した左立設部543とを有し、カバー本体60の上段部65は、それらに対応して、中立設部541を収納する中上段部651と、右立設部542を収納する右上段部652と、左立設部543を収納する左上段部653とを有して形成されている。
そして、脱離防止部材50に対してカバー本体60を装着するときに、脱離防止部材50の左立設部543がカバー本体60の左上段部653に進入し、中立設部541が中上段部651に進入し、右立設部542が右上段部652に進入し、これらに伴って、次に説明する脱離防止部材50の係止部55がカバー本体60の開口641に挿通される。
係止部55は、カバー本体60の開口641に挿通する方向の先端の厚みが薄く末端の厚みが厚くなっており、この係止部55の本体551である矩形楔状の前面及び背面のそれぞれには、その挿通方向の先端から末端に向かって傾斜した傾斜面553が形成されている。また、この係止部本体551の底面は、当該係止部本体551の全体が開口641に挿通し終えた後に、その開口641の縁部642を被係止部として係止する係止面552として機能する。
こうして係止部55が開口641に対して強制圧入されて、係止部55の係止面552が開口641の縁部642に係止すると、この開口縁部642が係止部55の係止面552により抑止されたカシメ状態となるため、カバー本体60が脱離防止部材50から脱抜不能となる。特に、その係止面552である係止部本体551の底面の厚み方向の長さが開口641の幅よりも長くなっており、矩形の開口641における対向する長辺二辺のそれぞれの縁部642に係止面552が係止することから、カバー本体60を上方向へ脱抜しようとしても、その開口縁部642が必ず係止部55の係止面552に当接するため、その脱抜が不能となっている。
さらに、カバー本体60は、コネクタAの正面と背面と両側面と上面の五面を覆う形状に形成されており、内部形状がコネクタA及び脱離防止部材50の外形に近似の形状に形成されているため、このカバー本体60を正面方向、背面方向、側面方向のいずれの方向に動かそうとしても、必ず反対側の形成部位がコネクタA又は脱離防止部材50に当接するため、それらの方向への移動も不能となっている。
よって、カバー本体60は、脱離防止部材50とともに、一度コネクタAに装着されると、いずれの方向にも取り外し不能となっている。
ここで、係止部55の前面及び背面のそれぞれの両側部(すなわち、左立設部543と一の係止部55との間、一の係止部55と中立設部541との間、中立設部541と他の係止部55との間、他の係止部55と右立設部542との間のそれぞれ)には、縦方向に凹状の溝部554が形成されており、この溝部554の上端は、係止部55の挿通方向先端に達し、下端は、係止部55の底面(係止面552)に達している。
また、係止部55の底面(係止面552)と上板部51との間は、係止部55の厚み方向に穿設された貫通孔555が形成されている。この貫通孔555は、一の係止部55における右側の溝部554の下端から、左側の溝部554の下端に亘る長さで形成されている。つまり、係止部55の底面(係止面552)は、上板部51に接続されていない状態となっている。
なお、コネクタカバーBとコネクタAとを分離する方法は、上記の方法、すなわち、係止部55の両側の溝部554を切断し、この係止部55を脱離防止部材50から分断することにより、コネクタカバーBとコネクタAとを分離する方法に限るものではなく、例えば、コネクタカバーBにおける係止部55以外の所定の箇所に、剪断工具を用いて切断可能な切断容易部を設け、この切断容易部を切断することにより、コネクタカバーBとコネクタAとを分離可能とするようにしても良い。具体的には、カバー本体60の正面部61の周縁に沿って薄肉部を設け、この薄肉部を切断容易部として切断して、正面部61をカバー本体60から切除することにより、コネクタカバーBとコネクタAとを分離することができる。
さらに、カバー本体60の上段部65における、左上段部653と中上段部651との間と、中上段部651と右上段部652との間には、それぞれ上面を橋渡しする連設部654が形成されており、係止部55の溝部554を切断する際には、先にこの連設部654が切断される。
なお、連設部654は、設けないようにしても良い。
第一当接部612は、カバー本体60がコネクタAに装着されたときに、レバー22の側面225に接触する位置に形成されており、脱離防止部材50のレバー収納部512に形成された突設部523とともにレバー22を両側面225から挟み込むことにより、コネクタカバーBがその側面225方向に移動するのを防止している。
例えば、脱離防止部材50の凸部521がケーブル側コネクタ30の凹部321に係合して脱離防止部材50がケーブル側コネクタ30に装着された場合において、カバー本体60の正面部61が脱離防止部材50の側板部52を覆う方向でカバー本体60を脱離防止部材50に装着しようとしたときに、脱離防止部材50の係止部55がカバー本体60の開口縁部642に係止する前に、第一当接部612が脱離防止部材50の上板部51に当接して、開口縁部642に対する係止部55の係止を不能とし、脱離防止部材50へのカバー本体60の装着を不能としている。これにより、カバー本体60の背面部62の底辺がケーブル側コネクタ30のケーブル接続面31に接続されたワイヤハーネス40に接触して、このワイヤハーネス40を損傷させるといった事態を回避できる。
さらに、カバー本体60の背面部62は、正面部61のような切り欠き614が形成されていないため、コネクタAが実装されたプリント基板が基板ケース12に収納されている場合において、そのコネクタAが基板ケース12のコネクタ孔13から露出しているときに、背面部62は、その露出しているコネクタAの背面だけでなく、コネクタ孔13より下方の基板ケース12の内部に位置するコネクタAの背面に亘って広く覆い隠すことができるので、この部分からの不正工具の侵入を阻止できる。
なお、カバー本体60がコネクタA及び脱離防止部材50に装着されたとき、第二当接部613は、脱離防止部材50の上板部51に当接することなく、この上板部51に形成された第二切り欠き514を通過してケーブル側コネクタ30のケーブル接続面31に達するようになっている。
例えば、上述した実施形態では、係止部の数を二つとしたが、二つに限るものではなく、一つ又は複数であってもよい。
また、上述した実施形態では、例えば、コネクタカバーを装着するコネクタを主基板に実装されたコネクタとしたが、これに限るものではなく、サブ基板に実装されたコネクタにコネクタカバーを装着することもできる。
1.遊技機に備えられたプリント基板に実装されるコネクタをカバーするためのコネクタカバーであって、
前記コネクタは、前記プリント基板に固定される基板側コネクタと、この基板側コネクタに嵌合されるケーブル側コネクタとを有し、
前記コネクタカバーは、前記コネクタの全体又は一部を覆うように装着される第一部材と、この第一部材の内側に位置して当該第一部材に係止するとともに前記ケーブル側コネクタに係合する第二部材の二体で構成され、
前記第二部材は、
前記第一部材に対して係止する係止部と、
前記ケーブル側コネクタの側面に形成された凹部に対して係合する凸部とを有し、
前記第一部材は、
前記第二部材の前記係止部が係止する被係止部を有し、
前記第二部材の前記凸部が前記コネクタの前記凹部に係合することにより、この係合方向に対して直交上方向への前記コネクタカバーの取り外しを不能とし、
前記第二部材の前記係止部が前記第一部材の前記被係止部に係止して、前記第二部材からの前記第一部材の取り外しを不能とし、
前記第一部材又は前記第二部材の少なくともいずれか一方の所定の箇所を切断又は破壊することにより、前記第二部材と前記第一部材を分離可能とする
ことを特徴とするコネクタカバー。
2.前記第二部材は、前記第二部材の前記凸部が前記ケーブル側コネクタの前記凹部に係合した後に、前記ケーブル側コネクタにおける前記凹部が形成された面とは反対側の面に係止することで、前記係合した状態を維持するための仮係止部を有した
ことを特徴とする上記1項記載のコネクタカバー。
3.前記ケーブル側コネクタは、前記遊技機に備えられた所定の装置との間で所定の信号を送受信するためのケーブルが、前記凹部が形成された面とは反対側の面に接続されており、
前記ケーブルが接続された面であるケーブル接続面には、当該ケーブル接続面から直交外方へ突出した突出部が形成されており、
前記ケーブル側コネクタの前記ケーブル接続面に前記第二部材の前記凸部を対向させて当該第二部材を前記ケーブル側コネクタに装着しようとしたときに、前記突出部の端部が前記第二部材に当接して、前記第二部材の前記凸部が前記ケーブル側コネクタの前記ケーブル接続面に到達せず、前記ケーブル側コネクタに対する前記第二部材の装着を不能とする
ことを特徴とする上記1又は2項記載のコネクタカバー。
4.前記第一部材は、底部が開口した横長中空の直方体状に形成されており、前記横長方向に直交する水平短手方向の一方の側面を正面とし、他方の側面を背面としたときに、前記正面の底辺部分に切り欠きが形成されており、
前記第二部材は、前記ケーブル側コネクタに装着されたときに当該ケーブル側コネクタの上面を覆う上板部と、この上板部の長辺二辺の一方から直交下方に延設された側板部とを有し、
この側板部の内側面に形成された前記凸部が前記ケーブル側コネクタの前記凹部に係合して前記第二部材が前記ケーブル側コネクタに装着された場合において、前記第一部材の前記正面に位置する正面部が前記第二部材の前記側板部を覆う方向で前記第一部材を前記第二部材に装着しようとしたときに、前記第二部材の前記係止部が前記第一部材の前記被係止部に係止する前に、前記第二部材の一部に当接して、前記被係止部に対する前記係止部の係止を不能とする当接部が前記第一部材に形成されており、
前記凸部が前記ケーブル側コネクタの前記凹部に係合して前記第二部材が前記ケーブル側コネクタに装着された場合において、前記第一部材の前記背面に位置する背面部が前記第二部材の前記側板部を覆う方向で前記第一部材を前記第二部材に装着されたときに、前記当接部が前記第二部材に当接せず、前記第二部材の前記係止部が前記第一部材の前記被係止部に係止して、前記第一部材が前記第二部材に装着され、前記第一部材の前記正面部の底辺に前記切り欠きが形成されていることにより、当該正面部の底辺が前記ケーブル側コネクタの前記ケーブル接続面に接続された前記ケーブルに接触しない
ことを特徴とする上記1〜3項のいずれかに記載のコネクタカバー。
5.前記第一部材の前記被係止部が、当該第一部材に形成された開口の縁部からなり、
前記第二部材の前記係止部が、
前記開口に挿通される係止部本体と、
この係止部本体の挿通方向先端から末端にかけて当該係止部本体の厚みが次第に厚くなる方向に傾斜した傾斜面と、
前記係止部本体の底面である係止面とを有し、
前記係止部本体の厚みが、当該係止部本体の挿通方向先端では、前記開口の幅よりも短く、かつ、前記係止部本体の末端では、前記開口の幅よりも長くなっており、
前記開口に対して前記係止部本体を挿通すると、前記係止部本体の前記傾斜面の中程で前記開口の周面に当接し、さらに前記傾斜面により前記開口が前記幅方向に押し広げられながら前記係止部本体を挿通し、前記係止部本体の前記係止面が前記開口の縁部に達すると、この縁部に前記係止面が係止する
ことを特徴とする上記1〜4項のいずれかに記載のコネクタカバー。
6.前記基板側コネクタは、当該基板側コネクタに嵌合された前記ケーブル側コネクタを脱抜不能に固定するレバーを備え、
このレバーは、前記ケーブル側コネクタを固定しているときの姿勢と、この固定を解除したときの姿勢との間を、回動可能に前記基板側コネクタの本体部に軸支されており、
前記第二部材は、前記レバーが前記固定を解除する方向に回動するのを防止する回動防止部を有し、
前記コネクタに前記第二部材が装着されるとともに、これらコネクタ及び第二部材に前記第一部材が装着されることで、前記第二部材の前記凸部が前記ケーブル側コネクタの前記凹部に係合する方向とは反対の方向に前記第二部材が脱離するのを防止し、
前記第一部材及び前記第二部材が前記コネクタに装着されることで、前記レバーの回動が抑止されて、前記ケーブル側コネクタが前記基板側コネクタから脱離不能となり、
前記第二部材の前記凸部が前記ケーブル側コネクタの前記凹部に係合することで、前記コネクタカバーが前記コネクタから脱離不能となり、
前記第二部材の前記係止部又は前記第一部材の前記被係止部の少なくともいずれか一方を、切断又は破壊することにより、前記第二部材と前記第一部材を分離可能とする
ことを特徴とする上記1〜5項のいずれかに記載のコネクタカバー。
7.遊技の進行を制御する制御部品が実装された回路基板を備える遊技機であって、
回路基板に実装されたコネクタをカバーするコネクタカバーを備え、
前記コネクタカバーが、上記1〜6項のいずれかに記載のコネクタカバーからなる
ことを特徴とする遊技機。
11 主基板
A コネクタ
20 基板側コネクタ
22 レバー
30 ケーブル側コネクタ
31 ケーブル接続面
32 係合凹部形成面
321 凹部
40 ワイヤハーネス(ケーブル)
B コネクタカバー
50 脱離防止部材(第二部材)
51 上板部
511 仮係止部
52 側板部
521 凸部
522 薄肉部
55 係止部
551 係止部本体
552 係止面
553 傾斜面
554 溝部
60 カバー本体(第一部材)
61 正面部
614 切り欠き
62 背面部
641 開口
642 縁部(被係止部)
Claims (4)
- 基板と、
前記基板に設けられた基板側コネクタと、
前記基板側コネクタに対して接続可能であると共に、ケーブルが接続されたケーブル側コネクタと、
前記ケーブル側コネクタに装着されるコネクタカバーと、
を備え、
前記コネクタカバーは、
前記ケーブル側コネクタの一側部に対向する部分を含む第一部分と、
前記第一部分に係止可能であると共に、前記ケーブル側コネクタの他側部に対向する部分を含む第二部分と、
を備え、
前記第一部分は、前記コネクタカバーが前記ケーブル側コネクタに装着されている状態で、前記ケーブル側コネクタに接触しない
ことを特徴とする遊技機。 - 前記第一部分は、前記コネクタカバーが前記ケーブル側コネクタに装着されている状態で、前記基板側コネクタに接触しない
ことを特徴とする請求項1記載の遊技機。 - 前記第一部分は、開口の縁部が形成され、
前記第二部分は、前記開口の縁部と係止可能な係止部を備えた
ことを特徴とする請求項1又は2記載の遊技機。 - 前記基板側コネクタに対して前記ケーブル側コネクタが接続されているときに、当該ケーブル側コネクタを固定可能な固定部材を備え、
前記固定部材は、前記ケーブル側コネクタを固定する第一位置と、前記ケーブル側コネクタの固定を解除する第二位置とに変位可能であり、
前記第二部分は、前記固定部材が前記第一位置に位置する場合に、当該固定部材を収納可能な収納部を備える
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016132730A JP6153211B2 (ja) | 2016-07-04 | 2016-07-04 | 遊技機 |
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