JP5272553B2 - 基板ケース、基板ケースの封止構造、及び遊技機 - Google Patents
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Description
ケース本体及び前記ケース本体に蓋をする蓋体を備え、基板を収容する基板ケースであって、前記ケース本体と前記蓋体とを封止する一対の封止部材と、前記一対の封止部材に対し、固定解除不能に固定される一対の固定部、及び前記固定を行ったとき、前記ケース本体及び/又は前記蓋体における表面の一部を覆うカバー部を有するカバー部材と、を備え、前記カバー部の両端は、一対の連結部を介して前記一対の固定部にそれぞれ連結され、前記カバー部のうち、前記表面の一部に対向する面の周囲に壁が立設されていることを特徴とする基板ケースを要旨とする。
前記蓋体及び前記ケース本体を互いに固着するための棒状の固着手段(例えばネジ)と、
前記蓋体及び前記ケース本体のうちのいずれか一方に形成され、前記固着手段が通る貫通穴と、
前記蓋体及び前記ケース本体のうち、前記一方ではない方に形成され、前記貫通穴を通った前記固着手段と協働して前記蓋体及び前記ケース本体を互いに固着させる固着補助手段(例えば、前記ネジに対応する螺合穴)と、
から成るもの。
本発明の基板ケースは、基板を、蓋体に固定するものであってもよいし、ケース本体に固定するものであってもよい。
(2)請求項2の発明は、
ケース本体及び前記ケース本体に蓋をする蓋体を備え、基板を収容する基板ケースであって、前記ケース本体と前記蓋体とを封止する封止部材と、前記封止部材に対し、固定解除不能に固定される固定部、及び前記固定を行ったとき、前記ケース本体及び/又は前記蓋体における表面の一部を覆うカバー部を有するカバー部材と、を備え、前記カバー部材は前記基板ケース内に挿入される棒状部材を備え、前記基板ケース内には、前記固定を行ったとき、前記棒状部材の端部を係止する係止部が設けられていることを特徴とする基板ケースを要旨とする。
(3)請求項3の発明は、
前記固定部は、前記封止部材の一部を構成することを特徴とする請求項1又は2に記載の基板ケースを要旨とする。
(4)請求項4の発明は、
前記カバー部は、前記固定部を前記封止部材に対し固定しないとき、前記表面の一部から離間可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板ケースを要旨とする。
(5)請求項5の発明は、
前記表面の一部は、前記ケース本体と前記蓋体とに跨る領域であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基板ケースを要旨とする。
(6)請求項6の発明は、
請求項1〜5のいずれかの基板ケースにおいて、前記表面の一部にICタグシールを貼付し、前記封止部材による封止を行い、前記カバー部で前記ICタグシールを覆うことを特徴とする基板ケースの封止構造を要旨とする。
(7)請求項7の発明は、
制御基板と、前記制御基板を収容する請求項1〜5のいずれかに記載の基板ケースと、を備える遊技機を要旨とする。
(第1の実施形態)
1.基板ケース1の構成
基板ケース1の構成を図1〜図3に基づいて説明する。図1は基板ケース1の斜視図であり、図2は基板ケース1の平面図であり、図3は基板ケース1における後述するカバー部材27周辺の側断面図である。
基板ケース1により実現される封止構造を、図1〜図3に加え、図4〜図7に基づいて説明する。
3.基板ケース1及び封止構造が奏する効果
(i)封止後、ICタグシール47は、カバー部材27のカバー部35で覆われるので、ICタグシール47を基板ケース1から不正に剥がすことはできない。
(第2の実施形態)
1.基板ケース1の構成
本実施形態における基板ケース1の構成は、基本的には前記第1の実施形態と同様であるが、一部において相違する。以下では、その相違点を中心に、図7〜図9に基づいて説明する。
基板ケース1により実現される封止構造を説明する。まず、ケース本体3のスライド固定部7に、蓋体5のスライド固定部9を係合させることで、図8に示すように、蓋体5をケース本体3に対し固定する。
(i)封止後、ICタグシール47は、カバー部材27のカバー部35で覆われるので、ICタグシール47を基板ケース1から不正に剥がすことはできない。
(第3の実施形態)
本実施形態における基板ケース1の構成は、基本的には前記第2の実施形態と同様であるが、一部において相違する。以下では、その相違点を中心に、図10〜図11に基づいて説明する。
基板ケース1により実現される封止構造を説明する。まず、図10に示すように、蓋体5をケース本体3に対し固定する。
(i)封止後、ICタグシール47は、突出部63、65におけるX方向側の面に貼付された部分も、突出部65の上面に貼付された部分も、カバー部材27のカバー部35で覆われるので、ICタグシール47を基板ケース1から不正に剥がすことはできない。
例えば、カバー部材27は、基板ケース1の本体側に対し、スライドするのではなく、所定の回動軸を中心として回動するものであってもよい。この場合、カバー部材27を回動させることにより、カバー部35と基板ケース1の本体側とを当接させるとともに、封止部37、39を、第1ボス15の切り欠き15a及び第2ボス17の切り欠き17aにより作られた空間に収容させることができる。また、カバー部材27を反対方向に回動させることにより、カバー部35と基板ケース1の本体側とを離間させるとともに、封止部37、39を、第1ボス15の切り欠き15a及び第2ボス17の切り欠き17aにより作られた空間から取り出すことができる。
11、13・・・ボス対、15・・・第1ボス、15a・・・切り欠き、
15b・・・貫通穴、17・・・第2ボス、17a・・・切り欠き、
17b・・・螺合穴、19・・・第1連結部、21・・・第2連結部、
23・・・第1ボス、23a・・・貫通穴、25・・・第2ボス、
25a・・・螺合穴、27・・・カバー部材、29、31・・・軸部、
29a、31a・・・逆戻り防止突起、33・・・連結部、35・・・カバー部、
35a・・・侵入防止壁、37、39・・・封止部、37a、39a・・・貫通穴、
43・・・保持部、43a・・・貫通孔、45・・・係止部、45a・・・係止穴、
45b・・・逆戻り防止突起受け部、47・・・ICタグシール、
51・・・シール保護溝、53・・・粘着層、55・・・基材、57・・・剥離紙、
61・・・インレット、61a・・・切り込み、63、65・・・突出部、
66・・・切り込み、67・・・ICタグシール貼付領域
Claims (7)
- ケース本体及び前記ケース本体に蓋をする蓋体を備え、基板を収容する基板ケースであって、
前記ケース本体と前記蓋体とを封止する一対の封止部材と、
前記一対の封止部材に対し、固定解除不能に固定される一対の固定部、及び前記固定を行ったとき、前記ケース本体及び/又は前記蓋体における表面の一部を覆うカバー部を有するカバー部材と、
を備え、
前記カバー部の両端は、一対の連結部を介して前記一対の固定部にそれぞれ連結され、前記カバー部のうち、前記表面の一部に対向する面の周囲に壁が立設されていることを特徴とする基板ケース。 - ケース本体及び前記ケース本体に蓋をする蓋体を備え、基板を収容する基板ケースであって、
前記ケース本体と前記蓋体とを封止する封止部材と、
前記封止部材に対し、固定解除不能に固定される固定部、及び前記固定を行ったとき、前記ケース本体及び/又は前記蓋体における表面の一部を覆うカバー部を有するカバー部材と、
を備え、
前記カバー部材は前記基板ケース内に挿入される棒状部材を備え、
前記基板ケース内には、前記固定を行ったとき、前記棒状部材の端部を係止する係止部が設けられていることを特徴とする基板ケース。 - 前記固定部は、前記封止部材の一部を構成することを特徴とする請求項1又は2に記載の基板ケース。
- 前記カバー部は、前記固定部を前記封止部材に対し固定しないとき、前記表面の一部から離間可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板ケース。
- 前記表面の一部は、前記ケース本体と前記蓋体とに跨る領域であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の基板ケース。
- 請求項1〜5のいずれかの基板ケースにおいて、前記表面の一部にICタグシールを貼付し、前記封止部材による封止を行い、前記カバー部で前記ICタグシールを覆うことを特徴とする基板ケースの封止構造。
- 制御基板と、
前記制御基板を収容する請求項1〜5のいずれかに記載の基板ケースと、
を備える遊技機。
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