JP5935925B2 - 基板ケースの封止構造 - Google Patents
基板ケースの封止構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5935925B2 JP5935925B2 JP2015089357A JP2015089357A JP5935925B2 JP 5935925 B2 JP5935925 B2 JP 5935925B2 JP 2015089357 A JP2015089357 A JP 2015089357A JP 2015089357 A JP2015089357 A JP 2015089357A JP 5935925 B2 JP5935925 B2 JP 5935925B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- boss
- lid
- substrate case
- sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Description
ケース本体及び前記ケース本体に蓋をする蓋体を備え、基板を収容する基板ケースの封止構造であって、前記基板ケースは、前記ケース本体及び/又は前記蓋体における周囲よりも一段突出した突出部と、前記ケース本体と前記蓋体とを封止する封止部材と、前記突出部の表面のうち、少なくとも2面に跨る領域を覆うカバー部を有し、固定解除不能に固定されるカバー部材と、を備え、前記2面に跨る領域に、一旦貼付した後に剥がすと復元困難なシールを貼付し、前記封止部材による封止を行い、固定解除不能に固定された前記カバー部材の前記カバー部で前記2面に跨って前記シールを覆うとともに、前記突出部の表面のうち、前記2面に隣接する面を覆うことを特徴とする基板ケースの封止構造を要旨とする。
前記蓋体及び前記ケース本体を互いに固着するための棒状の固着手段(例えばネジ)と、
前記蓋体及び前記ケース本体のうちのいずれか一方に形成され、前記固着手段が通る貫通穴と、
前記蓋体及び前記ケース本体のうち、前記一方ではない方に形成され、前記貫通穴を通った前記固着手段と協働して前記蓋体及び前記ケース本体を互いに固着させる固着補助手段(例えば、前記ネジに対応する螺合穴)と、
から成るもの。
本発明における基板ケースは、基板を、蓋体に固定するものであってもよいし、ケース本体に固定するものであってもよい。
本発明では、例えば、シールを、ケース本体と蓋体との両方に跨って貼付し、そのシールをカバー部で覆うことができる。その場合、シールを貼付した後、ケース本体と蓋体とを分離させると、必然的にシールの少なくとも一部が剥がされる。シールは、一旦剥離すると復元困難であるから、ケース本体と蓋体とを分離させたことが後で容易に確認できる。よって、蓋体とケース本体のうちの一方を、廃棄された遊技機の基板ケースなどから取得したものに入れ替える不正行為を防止することができる。
本発明の基板ケースの封止構造では、貼付したシールをカバー部材のカバー部で覆うため、シールを基板ケースから不正に剥がすことを防止できる。
(第1の実施形態)
1.基板ケース1の構成
基板ケース1の構成を図1〜図3に基づいて説明する。図1は基板ケース1の斜視図であり、図2は基板ケース1の平面図であり、図3は基板ケース1における後述するカバー部材27周辺の側断面図である。
27は、互いに平行な一対の棒状部材である軸部29、31と、軸部29、31を連結する棒状部材である連結部33と、連結部33の中央付近に形成された略長方形の板状部材であるカバー部35と、軸部29、31の一方の端に設けられた略円柱状の部材である封止部37、39とを備える。カバー部35のうち、基板ケース1の本体側と対向する面(Y方向側の面)の周囲には、侵入防止壁35aが立設されている。封止部37、39には、図3に示すように、その軸方向に、図示しないワンウェイネジに対応した貫通穴37a、39aを備えている。また、軸部29、31における反対側の端部には、図3に示すように、逆戻り防止突起29a、31aが形成されている。
基板ケース1により実現される封止構造を、図1〜図3に加え、図4〜図7に基づいて説明する。
、ケース本体3と蓋体5とが封止されるとともに、封止部37、39が、第1ボス15及び第2ボス17に対し、固定解除不能に固定される。
3.基板ケース1及び封止構造が奏する効果
(i)封止後、ICタグシール47は、カバー部材27のカバー部35で覆われるので、
ICタグシール47を基板ケース1から不正に剥がすことはできない。
そのため、一旦封止した後、蓋体5とケース本体3とを分離させると、必然的にICタグシール47が剥がされる。ICタグシール47は、上述したように、一旦貼付した後に剥がすと復元困難であり、痕跡が残ってしまうので、蓋体5とケース本体3とを分離させたことが後で容易に確認できる。よって、蓋体5とケース本体3のうちの一方を、廃棄された遊技機の基板ケースなどから取得したものに入れ替える不正行為を防止することができる。
(第2の実施形態)
1.基板ケース1の構成
本実施形態における基板ケース1の構成は、基本的には前記第1の実施形態と同様であるが、一部において相違する。以下では、その相違点を中心に、図7〜図9に基づいて説明する。
基板ケース1により実現される封止構造を説明する。まず、ケース本体3のスライド固定部7に、蓋体5のスライド固定部9を係合させることで、図8に示すように、蓋体5をケース本体3に対し固定する。
(i)封止後、ICタグシール47は、カバー部材27のカバー部35で覆われるので、
ICタグシール47を基板ケース1から不正に剥がすことはできない。
(第3の実施形態)
本実施形態における基板ケース1の構成は、基本的には前記第2の実施形態と同様であるが、一部において相違する。以下では、その相違点を中心に、図10〜図11に基づいて説明する。
基板ケース1により実現される封止構造を説明する。まず、図10に示すように、蓋体5をケース本体3に対し固定する。
(i)封止後、ICタグシール47は、突出部63、65におけるX方向側の面に貼付さ
れた部分も、突出部65の上面に貼付された部分も、カバー部材27のカバー部35で覆われるので、ICタグシール47を基板ケース1から不正に剥がすことはできない。
除不能に固定されるので、ボス対11を切断しないと、取り外すことができない。従って、ICタグシール47を基板ケース1から不正に剥がそうとすると、必然的に、ボス対11を切断することになり、不正行為の痕跡が残る。結果として、ICタグシール47を基板ケース1から不正に剥がすことを防止できる。
例えば、カバー部材27は、基板ケース1の本体側に対し、スライドするのではなく、所定の回動軸を中心として回動するものであってもよい。この場合、カバー部材27を回動させることにより、カバー部35と基板ケース1の本体側とを当接させるとともに、封止部37、39を、第1ボス15の切り欠き15a及び第2ボス17の切り欠き17aにより作られた空間に収容させることができる。また、カバー部材27を反対方向に回動させることにより、カバー部35と基板ケース1の本体側とを離間させるとともに、封止部37、39を、第1ボス15の切り欠き15a及び第2ボス17の切り欠き17aにより作られた空間から取り出すことができる。
11、13・・・ボス対、15・・・第1ボス、15a・・・切り欠き、
15b・・・貫通穴、17・・・第2ボス、17a・・・切り欠き、
17b・・・螺合穴、19・・・第1連結部、21・・・第2連結部、
23・・・第1ボス、23a・・・貫通穴、25・・・第2ボス、
25a・・・螺合穴、27・・・カバー部材、29、31・・・軸部、
29a、31a・・・逆戻り防止突起、33・・・連結部、35・・・カバー部、
35a・・・侵入防止壁、37、39・・・封止部、37a、39a・・・貫通穴、
43・・・保持部、43a・・・貫通孔、45・・・係止部、45a・・・係止穴、
45b・・・逆戻り防止突起受け部、47・・・ICタグシール、
51・・・シール保護溝、53・・・粘着層、55・・・基材、57・・・剥離紙、
61・・・インレット、61a・・・切り込み、63、65・・・突出部、
66・・・切り込み、67・・・ICタグシール貼付領域
Claims (1)
- ケース本体及び前記ケース本体に蓋をする蓋体を備え、基板を収容する基板ケースの封止構造であって、
前記基板ケースは、
前記ケース本体及び/又は前記蓋体における周囲よりも一段突出した突出部と、
前記ケース本体と前記蓋体とを封止する封止部材と、
前記突出部の表面のうち、少なくとも2面に跨る領域を覆うカバー部を有し、固定解除不能に固定されるカバー部材と、
を備え、
前記2面に跨る領域に、一旦貼付した後に剥がすと復元困難なシールを貼付し、前記封止部材による封止を行い、固定解除不能に固定された前記カバー部材の前記カバー部で前記2面に跨って前記シールを覆うとともに、前記突出部の表面のうち、前記2面に隣接する面を覆うことを特徴とする基板ケースの封止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015089357A JP5935925B2 (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | 基板ケースの封止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015089357A JP5935925B2 (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | 基板ケースの封止構造 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012244507A Division JP5790623B2 (ja) | 2012-11-06 | 2012-11-06 | 基板ケースの封止構造 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016093866A Division JP6137383B2 (ja) | 2016-05-09 | 2016-05-09 | 基板ケースの封止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015131230A JP2015131230A (ja) | 2015-07-23 |
JP5935925B2 true JP5935925B2 (ja) | 2016-06-15 |
Family
ID=53898938
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015089357A Active JP5935925B2 (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | 基板ケースの封止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5935925B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5035949B2 (ja) * | 2006-05-24 | 2012-09-26 | サミー株式会社 | 遊技制御基板アセンブリの封印構造及び遊技機 |
JP5066888B2 (ja) * | 2006-11-01 | 2012-11-07 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP4899799B2 (ja) * | 2006-11-01 | 2012-03-21 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP5083514B2 (ja) * | 2007-05-14 | 2012-11-28 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2015
- 2015-04-24 JP JP2015089357A patent/JP5935925B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015131230A (ja) | 2015-07-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5422951B2 (ja) | 基板ケースの取り付け構造 | |
JP5228180B2 (ja) | 遊技機の基板ケース | |
JP5228611B2 (ja) | 基板ケース | |
JP5776429B2 (ja) | 遊技機の基板ケース | |
JP5272553B2 (ja) | 基板ケース、基板ケースの封止構造、及び遊技機 | |
JP2011115361A (ja) | 遊技機の不正防止構造 | |
JP2010178903A (ja) | 基板保護ケースの封印構造、及び遊技機 | |
JP5157628B2 (ja) | 基板ケースの封止構造 | |
JP2006231042A (ja) | 遊技機 | |
JP5935925B2 (ja) | 基板ケースの封止構造 | |
JP6137383B2 (ja) | 基板ケースの封止構造 | |
JP5838386B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5790623B2 (ja) | 基板ケースの封止構造 | |
JP2010178997A (ja) | 基板保護ケースの封印構造、及び遊技機 | |
JP3249968B2 (ja) | プログラム格納媒体収納筐体 | |
JP6569067B2 (ja) | 遊技機用制御装置 | |
JP5994902B2 (ja) | 遊技機の基板ケース | |
JP5198305B2 (ja) | 基板保護ケースの封印構造 | |
JP2010131144A (ja) | 遊技機 | |
JP6002651B2 (ja) | 基板ケースの取り付け構造 | |
JP5782908B2 (ja) | 遊技機の基板ケース | |
JP2012170548A (ja) | 遊技機の基板ユニット | |
JP4042796B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4042797B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4525718B2 (ja) | 遊技機用基盤ボックス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150501 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150501 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160412 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160425 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5935925 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |