JPH11104326A - パチンコ機用主基板ケースの封止構造 - Google Patents

パチンコ機用主基板ケースの封止構造

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JPH11104326A
JPH11104326A JP26596197A JP26596197A JPH11104326A JP H11104326 A JPH11104326 A JP H11104326A JP 26596197 A JP26596197 A JP 26596197A JP 26596197 A JP26596197 A JP 26596197A JP H11104326 A JPH11104326 A JP H11104326A
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JP
Japan
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sealing
case
lid
pachinko machine
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Application number
JP26596197A
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English (en)
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
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Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封止板を封止した状態で封止板を容易に切断
できるパチンコ機用主基板ケースの封止構造を提供す
る。 【解決手段】 パチンコ機の制御装置を収納するケース
本体10に蓋体20をかぶせた際に、蓋体20側からケース本
体10の側面に沿わせた複数の封止板25a〜25cと、封止
板25a〜25cをケース本体10の側面に封止解除不能な状
態に封止するネジ30と、封止板25a〜25cと蓋体20側と
の接続箇所において隣同士に隙間28a〜28hを並設させ
た複数の帯状の切断部29a〜29fとを備え、ネジ30は、
封止板25aを封止する前の状態のとき、封止板25aの外
側に隙間をもって設けられた保持板26と封止板25aとに
保持され、所定以上の締め付けトルクが加わると頭部32
と脚部31とがねじ切れるくびれ31aを有するネジ30であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機用RO
M等の制御装置を収納するための、パチンコ機用主基板
ケースの封止構造に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来から、パチンコ機をコントロールす
るためのROM等の制御装置が夫々の盤面の裏側に備え
られている。これらの制御装置は盤面の裏側に備えられ
ているパチンコ機用主基板ケース内に必ず収納されてい
る。
【0003】このようなパチンコ機用主基板ケースは、
メーカーが最初にROM等の制御装置を取り付けた後
は、パチンコ店にて制御装置が故障した場合や何等かの
手段で不正が発見された場合(以下、特別の場合とい
う)以外蓋体を開けることがない。
【0004】しかしながら、最初のROM等の制御基板
の取り付けの後に、パチンコ機用主基板ケースのケース
本体と蓋体を封止してしまい二度と蓋体を開けられない
ようにしてしまったのでは、特別の場合が生じ封止を解
かねばならない場合に支障をきたす。
【0005】そこで、特別の場合が生じても容易に蓋を
開けることが考えられ、例えば、蓋体を開けるごとに封
止部を変えていく構造のものが提案されている。かかる
構造のものは、図7(a),(b)に示すようにケース
本体100の開口部を塞ぐための蓋体110と双方を固
定するためのネジ120とからなっている。図7(a)
は平面図を表し、図7(b)は正面図である。
【0006】蓋体110は、ケース本体100の側面に
沿わせるように端部が折曲げられている。このように折
曲げられた端部は切込み115によって複数のたんざく
状の封止板112a〜dとなっている。又、夫々の封止
板112a〜dの夫々にネジ穴113a〜dが開口され
ている。この封止板112aのネジ穴113aに、図8
(a)に平面図,図8(b)に正面図を示すような、頭
部121に締め付け方向のみに引っ掛かりを持つ鋸刃状
の凹凸を有するネジ120をねじ込んで、ケース本体1
00の側面に封止板112aをネジ止めして第一回目の
封止する。このネジ120は緩める方向には引っ掛かり
を持たないので、一度封止するとこのネジ120によっ
て封止を解除することは不可能である。
【0007】そして、1回目の特別の場合が生じて蓋体
110を開ける場合は、図7(c)に示すように封止板
112aと蓋体110の上面繋ぎ部分である切断部11
7aをニッパ等で切断して封止を解く。又、1回目の特
別の場合の検査が終了後の蓋体110の封止は、図7
(b)の封止板112bを最初のROM等の取り付け時
の検査の後の封止と同様にネジ止めを行なって第二回目
の封止する。その後も2回目の特別な場合の検査で蓋体
110を開ける場合は切断部117bを切断し、封止を
解いた後に、今度は封止板112cをネジ止めを行なっ
て第三回目の封止する。後はこの繰り返しである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような主基板収納
ケースの封印方法では、ニッパ等で蓋体110の封止板
112a〜dの切断部117a〜dを切断するのに手間
がかかったり、封止板112a〜dをネジ止めしようと
しても手元にネジ120がなかったりこのようにネジ1
20の保管場所を設けなければならない場合があり不便
であつた。
【0009】そこで、本発明は、このような問題に鑑み
なされたもので、その目的は、封止板を封止した状態に
おいてその封止板を容易に切断できるパチンコ機用主基
板ケースの封止構造を提供することにある。又、別の目
的は、封止板を封止する際に別途封止部材(ネジ等)を
探し求める必要のないパチンコ機用主基板ケースの封止
構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】上記の課題を解決するためになされた、請求
項1に記載の本発明は、パチンコ機用ROM等の制御装
置を収納するケース本体と、該ケース本体に蓋をする蓋
体からなるパチンコ機用主基板ケースの封止構造におい
て、前記蓋体をケース本体にかぶせた際に前記蓋体側又
はケース本体側から前記ケース本体又は蓋体の所定箇所
に重合させて設けられた封止板と、前記各封止板を前記
ケース本体又は蓋体の所定箇所に封止解除不能な状態に
封止する封止部材と、前記各封止板と前記蓋体側又はケ
ース本体側との接続箇所において隣同士に隙間をもって
並設された複数の帯状の切断部とを備えたことを特徴と
する。
【0011】具体的には、請求項2記載の発明のよう
に、請求項1記載のパチンコ機用ROM等の制御装置を
収納するケース本体と、該ケース本体に蓋をする蓋体か
らなるパチンコ機用主基板ケースの封止構造において、
前記蓋体をケース本体にかぶせた際に前記蓋体側又はケ
ース本体側から前記ケース本体又は蓋体の側面に沿うよ
うに複数設けられた封止板と、前記各封止板を前記ケー
ス本体又は蓋体の側面に封止解除不能な状態に封止する
封止部材と、前記各封止板と前記蓋体側又はケース本体
側との接続箇所において隣同士に隙間をもって並設され
た複数の帯状の切断部とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項1,2記載のパチンコ機用主基板ケ
ースでは、通常、パチンコ機にROM等の制御装置を取
り付けて検査をした後に、一回目の封止を行う。すなわ
ち、1枚目の封止板を封止部材で封止解除不能な状態に
して蓋体とケース本体を封止する。その後、特別の場合
が生じたとき検査のために蓋を開ける場合には、封止部
材の封止を解除することができないため、封止板と蓋体
(又はケース本体)との接続箇所に設けた切断部を切断
して封止を解く。
【0013】特別の場合の検査が終了後、2枚目の封止
板を封止部材で封止解除不能な状態にして蓋体とケース
本体を再び封止する。その後はこの操作を繰り返す。こ
のような封止構造を採用する理由は、蓋体を開くために
は切断部を切断しなければならないので、第三者が蓋体
を開けて不正(ROM等の制御装置の交換等)を行った
場合には、その痕跡つまり切断部の切断痕が残ることに
なり、第三者による不正が行われたか否かをその痕跡に
よって容易に判断できるからである。
【0014】一方、このような第三者の不正を判断する
ための構造を採用しているため、封止を解く場合は切断
部を切断する必要がある。請求項1,2記載のパチンコ
機用主基板ケースの封止構造によると、隣同士に隙間を
もって並設された複数の帯状の切断部を切断すればよい
ため、封止板の幅とほぼ同じ幅の切断部を切断する場合
に比べて切断し易い。従って、帯状の切断部をニッパ等
で容易に切断することができるという効果が得られる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のパチンコ機用主基板ケースの封止構造において、前
記封止部材は、前記封止板を封止する前の状態にあると
き、前記封止板において外側に隙間をもって設けられた
保持板に保持されていることを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明によると、請求項1又
は2の効果の他に、保持板に保持前の状態で封止部材が
セットされているから使用する際にいちいち封止部材を
探し求める必要がない。又、封止する際に封止部材を落
としたりすることがない。請求項4記載の発明は、請求
項1〜3いずか記載のパチンコ機用主基板ケースの封止
構造において、前記封止部材は、所定以上の締め付けト
ルクが加わると頭部と脚部とがねじ切れるようなくびれ
を有するネジであることを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明によると、請求項1〜
3の効果の他に、以下の効果も得られる。すなわち、ネ
ジをドライバーで締め付けるとケース本体側面又は蓋体
の側面にネジがねじ込まれ所定以上の締め付けトルクが
ネジのくびれに加わった時点でくびれからねじ切れてし
まう。この時封止板はねじ切れたネジによって封止され
ている。
【0018】従って、封止後ネジには頭部が存在しない
ため、[従来の技術]の欄で説明した図8のネジ(締め
付け方向のみに引っ掛かりを持つもの)に比べて、ネジ
による封止解除が一層不可能となり、第三者が蓋体を開
けようとすれば切断部を切断する以外になく、不正が行
われた場合には必ず切断部の切断痕が残る。このため、
切断部の外観をみるだけで確実に不正の有無が判断でき
る。
【0019】請求項5記載の発明は、パチンコ機用RO
M等の制御装置を収納するケース本体と、該ケース本体
に蓋をする蓋体からなるパチンコ機用主基板ケースの封
止構造において、前記蓋体をケース本体にかぶせた際に
前記蓋体側又はケース本体側から前記ケース本体又は蓋
体の所定箇所に重合させて設けられた合成樹脂製の封止
板と、前記各封止板を前記ケース本体又は蓋体の所定箇
所に封止解除不能な状態に封止する封止部材と、を備え
たことを特徴とする。
【0020】具体的には、請求項6記載の発明のよう
に、請求項5記載のパチンコ機用ROM等の制御装置を
収納するケース本体と、該ケース本体に蓋をする蓋体か
らなるパチンコ機用主基板ケースの封止構造において、
前記蓋体をケース本体にかぶせた際に前記蓋体側又はケ
ース本体側から前記ケース本体又は蓋体の側面に沿うよ
うに複数設けられた合成樹脂製の封止板と、前記各封止
板を前記ケース本体又は蓋体の側面に封止解除不能な状
態に封止する封止部材と、を備えたことを特徴とする。
【0021】請求項5,6記載のパチンコ機用主基板ケ
ースは、請求項1,2記載のパチンコ機用主基板ケース
と同様、1回の封止を解くごとに封止板を切断する必要
があるため封止を解いた痕跡が残り、このため第三者の
不正を外観から判断できるものである。
【0022】請求項5,6記載のパチンコ機用主基板ケ
ースの封止構造によると、封止板が合成樹脂製のため、
封止板が金属製の場合に比べて封止板を切断し易い。請
求項7記載の発明は、請求項5,6記載のパチンコ機用
主基板ケースの封止構造において、前記封止板は、鋸刃
状の戻り止めを備えており、前記封止部材は、前記ケー
ス本体又は蓋体に設けられ、前記封止板の差し込み方向
への移動を許容し、戻り方向への移動を禁止する掛止部
を備えていることを特徴とする。
【0023】請求項7記載の発明によると、請求項5,
6の効果の他に、封止板を封止部材に差し込んだ際に戻
り止めにより封止部材が逆戻りできなくなり、第三者が
蓋体を開けようとすれば切断部を切断する以外になく、
不正が行われた場合には必ず切断部の切断痕が残る。こ
のため、封止板の外観をみるだけで確実に不正の有無が
判断できる。
【0024】本発明では、封止部材がケース本体又は蓋
体に設けられているため、封止する際にいちいち封止部
材を探し求める必要がない。
【0025】
【実施例】本発明の第1実施例を図1〜図3に基づいて
説明する。図1はパチンコ機用主基板ケースの封止構造
の封止前を表し、(a)は斜視図、(b)は封止用ネジ
の保持状況を表す断面図、図2はパチンコ機用主基板ケ
ースの封止構造の封止状況を表す斜視図、図3はパチン
コ機用主基板ケースの封止構造の封印状況を表す斜視図
である。
【0026】第1実施例のパチンコ機用主基板ケースの
封止構造1は、図1に示すように、取付台2上に取り付
けられたケース本体10と、ケース本体10に蓋をする
ための蓋体20からなり、このケース本体10と蓋体2
0を封止するための封止板25a〜cが蓋体20の側面
に設けられている。
【0027】ケース本体10は、箱形を形成しており、
図1(b)に示すように、側面11に封止部材であるネ
ジ30を差し込むためのネジ穴13を夫々に設けてあ
る。又、蓋体20は、ケース本体10に蓋すると共に、
ケース本体10の側面11の外側に沿わせるように折り
曲げ部21を介して蓋体側面22が形成されている。こ
の蓋体側面22に垂直方向の切込み23a〜eを設け封
止板25a〜cを設けてある。尚、封止板25aの図面
左側側面は蓋体20と別体になっている。
【0028】封止板25aには、図1(b)に示すよう
にU字形の折り返しを形成することにより保持板26a
を形成させてある。この保持板26aは封止板25aの
外側に隙間を持っている。又、保持板26a,封止板2
5aには、夫々封止用のネジ30をねじ込むためのネジ
穴Y1,K1が設けられている。ここに備えられるネジ
30は所定量以上の締め付けトルクが加わるとねじの頭
部32と脚部31がねじ切れるようにくびれ31aを有
し、頭部32にドライバーで締め付けれらるようにドラ
イバー差し込み溝32aを有している。又、ネジ30は
封止板25aのネジ穴K1と保持板26aのネジ穴Y1
によって保持されている。
【0029】尚、封止板25bには保持板26bが、封
止板25cには保持板26cが設けられ、封止板25a
と同じ構造でネジ30を保持している。又、蓋体20の
折曲げ部21に沿わせて水平方向に隙間28a〜hを設
け、夫々の封止板25a〜25cと蓋体20との間に帯
状の細い切断部29a〜fを設けてある。
【0030】この切断部29a〜29fは封止状態を解
く際に、ニッパ等で切断する部分である。尚、蓋体20
の上面にはケース本体内が覗けるように透視ガラスの覗
き窓27が設けてある。
【0031】又、ケース本体10の側面には、所定位置
で蓋体20が停止するようにするためのストッパ15が
設けてある。第1実施例のパチンコ機用主基板ケースの
封止構造1は次のようにして使用される。
【0032】パチンコ機製造メーカーがケース本体10
内にROM等の制御装置を収納すると共に取り付けを行
ない、取り付け後ケース本体10に蓋体20をかぶせ
て、図1に示すように封止板25aのネジ30を、ケー
ス本体10の側面11のネジ穴13にねじ込む。ネジ3
0がねし込まれるにつれて保持板26aが封止板25a
に接近し、最終的には当接する。さらにねじ込むと図2
に示すように、所定以上の強いトルクが加わるためネジ
30のくびれ31aがねじ切れる。この時ネジ30は頭
部32が存在しないため、弛緩方向に回転させることが
できない。尚、点線で示す封印1は封印紙のレタリング
位置を表している。隣の封止板25b,cも同様に封印
紙のレタリング位置を設けてある(図示省略)。
【0033】その後頭部32の存在しないネジ30を図
3に示すように封印紙6を張り付けて封印する。これで
第一回目の封止及び封印が終了する。このパチンコ機に
特別の場合が生じた場合にパチンコ機用主基板ケースの
蓋体20を開けてROM等の制御装置の検査をする場合
には以下のようになる。
【0034】まず第一回目の封止及び封印をそのまま残
したまま蓋体20を開けるために、ニッパ等で封止板2
5aの切断部29a,bを切断し蓋体20を開ける。こ
の際、隣同士に隙間をもって並設された複数の帯状の切
断部29a,bを切断すればよいため、封止板25aの
幅とほぼ同じ幅の切断部を切断する場合に比べて切断し
易い。従って、帯状の切断部29a,bをニッパ等で容
易に切断することができる。
【0035】そして、ROM等の制御装置の特別な場合
の検査が終了したら、再び蓋体20を閉じて隣の封止板
25bに備えてあるネジ30をねじ込み、後は第一回目
の封止及び封印と同じ操作を行なう。その後に2回目の
特別な場合が生じた場合に1回目の特別な場合の検査の
封止及び封印をそのまま残し、切断部29c,29dを
切断し、蓋体20を開けて2回目の検査を行ない、その
後は1回目の検査の時と同じように封止板25cの封止
及び封印を行なう。
【0036】このように封止板25a→25b→25c
というように次々に使用できるから、蓋体20を特別な
場合の検査を受ける際に開けることができるし、封止及
び封印紙6の形跡をそのまま残しておくことができる。
このように、蓋体20を開くためには切断部29a〜f
を切断しなければならないので、第三者が蓋体20を開
けて不正(ROM等の制御装置の交換等)を行った場合
には、その痕跡つまり切断部29a〜fの切断痕が残る
ことになり、第三者による不正が行われたか否かをその
痕跡によって容易に判断できる。
【0037】また、切断部29a〜fを切断し蓋体20
を開けても各封止板25a〜cに貼り付けられた封印紙
6は破壊されずに残されるから、例えばこの封印紙6に
封印日の記載や封印者の押印等の情報を載せることで、
蓋体20を開けた人や日時及び理由等を第三者が見てす
ぐ分かるようにしておくとよい。また、封止の他に封印
をすることで、仮に切断部29a〜fを切断することな
く何らかの方法で蓋体20を開けようとしても、封印紙
6によりそのような不正を阻止することができる。この
場合、封印紙6をきれいに剥して蓋体20を開けたあ
と、再び貼り付けることが考えられるが、このような不
正行為に関しては、別途用意した封印台帳等で封印紙6
(封印紙自体や封印紙に記載されている字体、押印等)
を照合することで、封印紙6の偽造や改ざんなどのチェ
ックをすることができる。さらに、封印紙6は、3枚隣
合わせた状態で貼り付けるようになっているので、封印
台帳等を用意しなくともそれらの封印紙6を互いに照合
することでもチェックすることができる。
【0038】さらに、蓋体20とケース本体10とを封
止するネジ30は頭部32と脚部31との間のくびれ3
1aに強いトルクを加えるとねじ切れる構造であるか
ら、封止時に、ねじ切れるまで締め付けるから締め付け
不足や締め過ぎなどがない。かつ、このような締め付け
が終了すると頭部32がなくなるので、封止解除不能と
なる。
【0039】そして、ネジ30の頭部32のねじ切った
部分を、封印紙6で上から覆う構造とするから、封印の
形跡をそのまま残すことができる。又、蓋体20の夫々
の保持板26a〜26cと封止板25a〜cに最初から
締め付けるだけにネジ30をセットしてあるからいちい
ちネジ30を探し求める必要がなくすぐに使用できる。
【0040】次に、本発明の第2実施例を図4〜図6に
基づいて説明する。図4はパチンコ機用主基板ケースの
封止構造の斜視図、図5はバンドの戻り止め状況を表す
断面図である。図6はパチンコ機用主基板ケースの封止
構造の封印状況を表す斜視図である。
【0041】第2実施例のパチンコ機用主基板ケースの
封止構造40は、図4に示すように、取付台2上に取り
付けられたケース本体50と、ケース本体50に蓋をす
るための蓋体60からなり、このケース本体50の側面
に取り付けられた合成樹脂製の封止板本体70と蓋体6
0の側面に取り付けられた合成樹脂製の封止部材本体8
0とを組み合わせることにより封止する。
【0042】封止板本体70には、長手方向一端(図4
にて右端)から帯状のバンド72a〜cと他端(図4に
て左端)から帯状のバンド72d〜fを設けてある。封
止板本体70の前面には夫々のバンド72a〜fを挿通
させて止めるための夫々の止め部75a〜fとその内側
にバンド72a〜fを夫々収納するためのトレンチ76
a〜fを配置させてある。尚、トレンチ76a〜fは中
央部にバンド72a〜fを夫々に収納できるだけの高さ
を擁する溝が形成されておりこの溝を形成する両側の土
手部分を架け渡すように封印紙を貼り付ける。両土手部
分は封印紙を貼易いように両裾部が広がるように傾斜を
設けてある。
【0043】ここでのバンド72a〜fは、すでに結束
用バンドとして周知のインシュロックバンドと同じであ
り、止め部75a〜fにより差込方向への移動は許容さ
れるが戻り方向への移動は禁止されている。具体的に
は、図5に代表例としてバンド72aを示すように、バ
ンド72aに後戻り不能になるように鋸刃状の複数の逆
止片Kが付いていると共に、それに対応させて止め部7
5aにも鋸刃状の複数の逆止片Yが付いている。
【0044】図4に戻り、封止板本体70の蓋体60側
すなわち上辺には封止部材本体80と係合させてケース
本体50と蓋体60とを封止するための封止板72g〜
iを設けてある。封止部材本体80には、封止板72g
〜iを嵌合させて封止させるための、封止部材85g〜
iとトレンチ86g〜iが設けてある。
【0045】尚、封止板72g〜i、封止部材85g〜
i、トレンチ86g〜iは前述のバンド72a〜f、止
め部75a〜f,トレンチ76a〜fとほぼ同じ構造の
ものである。又、封止部材本体80には、封止板本体7
0と同様に長手方向の一端から帯状のバンド82a〜c
と他端部から帯状のバンド82d〜fを設けてある。封
止部材本体80の前面には夫々のバンド82a〜fを止
めるための夫々の止め部85a〜fとその内側にバンド
82a〜fを夫々収納するためのトレンチ86a〜fを
設けてある。尚、バンド82a〜f,止め部85a〜
f,トレンチ86a〜fは前述のバンド72a〜f,止
め部75a〜f,トレンチ76a〜fと同じ構造のもの
である。
【0046】これらの封止板本体70及び封止部材本体
80をケース本体50と蓋体60に取り付けるために、
ケース本体50の側面角部51に正面から側面方向にバ
ンド72a〜cを挿通させるための挿通穴53a〜c
と、同じくケース本体50の側面角部52に正面から側
面方向にバンド72d〜fを挿通させるための挿通穴5
3d〜fとを夫々に備えてある。
【0047】又、蓋体60の側面角部61に正面から側
面方向にバンド82a〜cを挿通させるための挿通穴6
3a〜cと、同じくケース蓋体60の側面角部62に正
面から側面方向にバンド82d〜fを挿通させるための
挿通穴63d〜fとを夫々に備えてある。
【0048】第2実施例のパチンコ機用主基板ケースの
封止構造40は次のようにして使用される。パチンコ機
製造メーカーでケース本体50内にROM等の制御装置
を収納すると共に取り付けを行ない、取り付け後図4に
示すようにケース本体50の上に蓋体60をかぶせてケ
ース本体50の側面に封止板本体70をネジ41,41
にて固定すると共に、蓋体60に封止部材本体80をネ
ジ42,42にて固定する。この際、封止板本体70の
封止板72g〜72iが封止部材本体80の止め部85
g〜iに挿通可能なように向けて配置する。
【0049】そして、ケース本体50の角部51の挿通
穴53aにバンド72aを挿通し、さらに止め部75a
を挿通させると、バンド72aが逆止片K,Yに噛み合
い逆戻りできなくなる。その後、このバンド72aをト
レンチ76a内に収納させる。そしてトレンチ76aか
らはみ出した先端部を切断する。
【0050】又、バンド72dもバンド72aと同様に
ケース本体50の挿通穴53dと止め部75dを挿通
し、トレンチ76dに収納する。さらに、蓋体60のバ
ンド82aもバンド72aと同様にケース蓋体60の挿
通穴63aと止め部85aを挿通し、トレンチ86aに
収納する。又、蓋体60のバンド82dも同様にケース
蓋体60の挿通穴63dと止め部85dを挿通し、トレ
ンチ86dに収納する。
【0051】このように封止板本体70をケース本体5
0に封止し、封止部材本体80を蓋体60に封止した
ら、図5に示すように封止板本体70の封止板72gを
封止部材本体80の止め部85gに挿通させて封止板7
2gの鋸刃状の逆止片Kと封止部材85gの鋸刃状の逆
止片Yで逆戻りできないように封止する。そして、トレ
ンチ86gに封止板72gを収納させ、先端部を切断す
る。
【0052】このようにして封止板本体70と封止部材
本体80を封止したら、図6に示すように封止板本体7
0のトレンチ76a,76dの表面と封止部材本体80
のトレンチ86a,86dの表面及びトレンチ86gの
表面に封印紙90を貼り付ける。
【0053】このようにして第一回目の封印をした後、
特別の場合が生じ、この検査のため蓋体60を開けると
きには、図6に示すように封止板本体70のバンド72
a,72dと封止部材本体80のバンド82a,82d
の切断部92を切断すると共に、封止板本体70の封止
板72gの切断部93を切断して蓋体60が開けられる
ようにする。この時、封止板72gが合成樹脂製のた
め、金属製の場合に比べて切断し易い。また、封止部材
85gが蓋体60に設けられているため、封止する際に
いちいち封止部材を探し求める必要がない。
【0054】1回目の特別の場合の検査が終了し、第二
回目の封止及び封印をする際は、封止板本体70のバン
ド72b,72eを挿通穴53b,53eに挿通させ止
め部75b,75eに夫々挿通すると共に、トレンチ7
6b,76eに夫々収納して先端部を切断する。又、封
止部材本体80のバンド82b,82eを挿通穴63
b,63eに挿通させ止め部85b,85eに夫々挿通
すると共に、トレンチ86b,86eに収納して先端部
を切断する。さらに、封止板72hを止め部85hに挿
通すると共にトレンチ86hに収納し、先端部を切断す
ることによって封止が完了する。後は、第一回目の封印
と同様にトレンチ76b,76e,86b,86e及び
86hの表面に封印紙90を貼り付け第二回目の封止、
封印が終了する。
【0055】2回目の特別な場合の検査による第三回目
の封止、封印は第二回目の封止、封印と同様に第二回目
の夫々のバンド72b,72e,82b,82eと封止
板72hを切断し、隣に備えられているバンド72c,
72f,82c,82fと封止板72iを使用すること
によって第二回目同様に封止、封印を行なう。
【0056】このようにすると、封止板72g〜iを切
断するから蓋体60を切断することがない。又、蓋体6
0を開けた痕跡が封止板本体70および封止部材本体8
0に残すことができる。さらに、封印者の貼り付けした
封印を破壊することなくそのまま残すことができる。
【0057】そして、封止板本体70と,封止部材本体
80は合成樹脂製であるから夫々に一体成形ができ生産
性がよい。そして、封止部材85g〜iや止め部75a
〜f,85a〜fに封止板72g〜iやバンド72a〜
f,82a〜fを差し込んだだけでバンドが逆戻りしな
いから組み付け性がよく、又、バンド72a〜f,82
a〜f及び封止板72g〜iが差し込まれた後は封止板
72g〜iが破壊しない限り封止解除不能となる。
【0058】尚、封止板本体70,封止部材本体80の
長手方向両端にバンド72a〜f,82a〜fを設けた
理由はネジ41,41,42,42を弛緩して除いても
封止板本体70,封止部材本体80をケース本体50,
蓋体60から封止解除不能とするためのものである。そ
して、ネジ41,41,42,42を弛緩して蓋体60
を開けるときには、バンド72a〜f,82a〜fに痕
跡が残るようにするためである。即ち、封止板72g〜
iを切断することなく蓋体60を開けようとするには、
ネジ41,41,42,42を弛緩して封止板本体70
をケース本体50から、封止部材本体80を蓋体60か
ら夫々取り外すことで可能となるが、そのときにはバン
ド72a〜f,82a〜fを切断しなければならないよ
うになっている。又、夫々の片側にバンドを3本を設け
た理由は封止板72g〜iの切断に合わせて各一本を切
断して、さらに封止解除の状態を明確にするためであ
る。
【0059】又、封印を併用しているので封止、封印の
痕跡がそのまま残せる。これは、バンド72a〜f,8
2a〜fを収容するために溝構造のトレンチ76a〜
f,86a〜fを設け、その裾部に向けて傾斜させたこ
とにより、封印紙をバンド72a〜f,82a〜fの上
面とトレンチ76a〜f,86a〜fの傾斜面に密着さ
せて貼りつけることができる。従って、バンド72a〜
f,82a〜fがずれたりしないし、封印紙が損傷し難
い。
【0060】さらに、封止板72g〜iを収容するため
に溝構造のトレンチ86g〜iを設け、封印紙を封止板
72g〜iの上面とトレンチ86g〜iの平らな広い上
面に密着させて貼りつけることができる。この場合も、
封止板72g〜iがずれたりしないし、封印紙が損傷し
難い。このように封止および封印箇所が多いから不正が
し難くなる。
【0061】このように、第2実施例は蓋体80を開く
ためには切断部92,93を切断しなければならないの
で、第三者が蓋体80を開けて不正(ROM等の制御装
置の交換等)を行った場合には、その痕跡つまり切断部
92,93の切断痕が残ることになり、第三者による不
正が行われたか否かをその痕跡によって容易に判断でき
る。
【0062】また、封止板72g〜iの切断部93,バ
ンド72a〜f,82a〜fの切断部92を切断して蓋
体80を開けても、トレンチ86g〜i,トレンチ76
a〜f,86a〜fに貼り付けられた封印紙90は破壊
されずに残されるから、例えばこの封印紙90に封印日
の記載や封印者の押印等の情報を載せることで、蓋体8
0を開けた人や日時及び理由等を第三者が見てすぐ分か
るようにしておくとよい。また、封止の他に封印をする
ことで、仮に切断部92,93を切断することなく何ら
かの方法で蓋体80を開けようとしても、封印紙90に
よりそのような不正を阻止することができる。この場
合、封印紙90をきれいに剥して蓋体80を開けたあ
と、再び貼り付けることが考えられるが、このような不
正行為に関しては、別途用意した封印台帳等で封印紙9
0(封印紙自体や封印紙に記載されている字体、押印
等)を照合することで、封印紙90の偽造や改ざんなど
のチェックをすることができる。さらに、封印紙90
は、3枚隣合わせた状態で貼り付けるようになっている
ので、封印台帳等を用意しなくともそれらの封印紙90
を互いに照合することでもチェックすることができる。
【0063】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明の趣旨の範囲を越えない限り種々の実施の態
様ができる。例えば、第1実施例ではU字形の折り返し
を形成し、その折り返しを保持板として用いるが、保持
板は封止板とは別体であってもよい。又、封止板をケー
ス本体に設けてもよい。さらに、第1実施例,第2実施
例において封止板をケース本体又は蓋体の側面に沿わせ
て設けるように説明したが、ケース本体又は蓋体の側面
から横の方にはみ出させて重合させてもよい。
【0064】そして、第2実施例において、封止板本体
を蓋体に設け、封止部材本体をケース本体に設けてもよ
い。又、第2実施例のケース本体,蓋体の左右両側に取
り付けるバンドを各方向に3本設けて説明したが、蓋体
を開けるたびにケース本体,蓋体に取り付けたバンドを
切断しなければバンドは各方向に1本設けるだけでよ
い。
【0065】これは、ケース本体又は蓋体に取り付けら
れたバンドを切断しなくとも封止板だけを切断すれば蓋
体を開けることができるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のパチンコ機用主基板ケースの封
止構造の要部を表し、(a)は斜視図、(b)はネジの
保持状況を表す断面図。
【図2】 第1実施例のパチンコ機用主基板ケースの封
止構造の要部を表す斜視図。
【図3】 第1実施例のパチンコ機用主基板ケースの封
止構造の封印状況を表す斜視図。
【図4】 第2実施例のパチンコ機用主基板ケースの封
止構造の要部を表す斜視図。
【図5】 第2実施例のパチンコ機用主基板ケースの封
止構造の封止板と封止部材の嵌合断面図。
【図6】 第2実施例のパチンコ機用主基板ケースの封
止構造の要部を表す斜視図。
【図7】 従来例のパチンコ機用主基板ケースの封止構
造の要部を表し、(a),(c)は平面図、(b)は正
面図。
【図8】 従来例のパチンコ機用主基板ケースの封止構
造のネジを表し、(a)は平面図、(b)は正面図。
【符号の説明】
1,40…パチンコ機用主基板ケースの封止構造、2…
取付台、10,50…ケース本体、11…ケース本体側
面、20,60…蓋体、22…蓋体の側面、25a〜
c,72g〜i…封止板、26a〜c…保持板、28a
〜h…隙間、30…ネジ、32…頭部、31a…くび
れ、K1,Y1…ネジ穴、29a〜f,93…切断部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機用ROM等の制御装置を収納
    するケース本体と、該ケース本体に蓋をする蓋体からな
    るパチンコ機用主基板ケースの封止構造において、 前記蓋体をケース本体にかぶせた際に前記蓋体側又はケ
    ース本体側から前記ケース本体又は蓋体の所定箇所に重
    合させて設けられた封止板と、 前記各封止板を前記ケース本体又は蓋体の所定箇所に封
    止解除不能な状態に封止する封止部材と、 前記各封止板と前記蓋体側又はケース本体側との接続箇
    所において隣同士に隙間をもって並設された複数の帯状
    の切断部とを備えたことを特徴とするパチンコ機用主基
    板ケースの封止構造。
  2. 【請求項2】 パチンコ機用ROM等の制御装置を収納
    するケース本体と、該ケース本体に蓋をする蓋体からな
    るパチンコ機用主基板ケースの封止構造において、 前記蓋体をケース本体にかぶせた際に前記蓋体側又はケ
    ース本体側から前記ケース本体又は蓋体の側面に沿うよ
    うに複数設けられた封止板と、 前記各封止板を前記ケース本体又は蓋体の側面に封止解
    除不能な状態に封止する封止部材と、 前記各封止板と前記蓋体側又はケース本体側との接続箇
    所において隣同士に隙間をもって並設された複数の帯状
    の切断部とを備えたことを特徴とする請求項1記載のパ
    チンコ機用主基板ケースの封止構造。
  3. 【請求項3】 前記封止部材は、前記封止板を封止する
    前の状態にあるとき、前記封止板において外側に隙間を
    もって設けられた保持板に保持されていることを特徴と
    する請求項1又は2記載のパチンコ機用主基板ケースの
    封止構造。
  4. 【請求項4】 前記封止部材は、所定以上の締め付けト
    ルクが加わると頭部と脚部とがねじ切れるようなくびれ
    を有するネジであることを特徴とする請求項1〜3いず
    れか記載のパチンコ機用主基板ケースの封止構造。
  5. 【請求項5】 パチンコ機用ROM等の制御装置を収納
    するケース本体と、該ケース本体に蓋をする蓋体からな
    るパチンコ機用主基板ケースの封止構造において、 前記蓋体をケース本体にかぶせた際に前記蓋体側又はケ
    ース本体側から前記ケース本体又は蓋体の所定箇所に重
    合させて設けられた合成樹脂製の封止板と、 前記各封止板を前記ケース本体又は蓋体の所定箇所に封
    止解除不能な状態に封止する封止部材と、 を備えたことを特徴とするパチンコ機用主基板ケースの
    封止構造。
  6. 【請求項6】 パチンコ機用ROM等の制御装置を収納
    するケース本体と、該ケース本体に蓋をする蓋体からな
    るパチンコ機用主基板ケースの封止構造において、 前記蓋体をケース本体にかぶせた際に前記蓋体側又はケ
    ース本体側から前記ケース本体又は蓋体の側面に沿うよ
    うに複数設けられた合成樹脂製の封止板と、 前記各封止板を前記ケース本体又は蓋体の側面に封止解
    除不能な状態に封止する封止部材と、 を備えたことを特徴とする請求項5記載のパチンコ機用
    主基板ケースの封止構造。
  7. 【請求項7】 前記封止板は、鋸刃状の戻り止めを備え
    ており、 前記封止部材は、前記ケース本体又は蓋体に設けられ、
    前記封止板の差し込み方向への移動を許容し、戻り方向
    への移動を禁止する掛止部を備えていることを特徴とす
    る請求項5又は6記載のパチンコ機用主基板ケースの封
    止構造。
JP26596197A 1997-09-30 1997-09-30 パチンコ機用主基板ケースの封止構造 Pending JPH11104326A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001137428A (ja) * 1999-08-27 2001-05-22 Aruze Corp 遊技機用基板ケ−ス
JP2006130156A (ja) * 2004-11-08 2006-05-25 Heiwa Corp 遊技機の回路基板収納箱

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JP2001137428A (ja) * 1999-08-27 2001-05-22 Aruze Corp 遊技機用基板ケ−ス
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