JP3897396B2 - 板材取付け用額縁 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉用いられ、鏡板やガラス板からなる板材を多角形に組まれた框に固定するための板材取付け用額縁に関する。
【0002】
【従来の技術】
扉等に用いられる框組化粧パネル50は、図4に示すように、框51で四方枠組みしてその中央に鏡板やガラス板からなる板材52を入れて額縁53、54によって両面から接着固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、額縁53、54の取付けには、接着剤を用いているので、その養生に時間を要するという問題がある。また、框に予め額縁を接着しておき、額縁間に鏡板やガラス板を差し込んで固定する方法もあるが、鏡板やガラス板等に厚さムラや反り等がある場合、一定の隙間を有する額縁の装着溝との間に隙間が生じてガタつきが発生するという問題があった。特に、ガラス板の場合には、扉の開閉のためになるガタつき音が気になるという問題があった。本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、施工が簡単で、装着するガラス板又は鏡板板材との隙間を無くしてガタつきを無くすことが可能な板材取付け用額縁を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う請求項1記載の板材取付け用額縁は、扉に用いられ、四方枠組された框の内側に装着される鏡板又はガラス板からなる板材を固定する前後対となる額縁部材を備えた板材取付け用額縁であって、前記対となる額縁部材には前記框の装着凹部に掛止する鋸状突起を有する掛止突起をそれぞれ備えると共に、前記対となる額縁部材の一方には、片側に鋸状突起が設けられた雄形掛止部を、他方には該雄形掛止部の鋸状突起と掛合する鋸状突起が設けられた雌形掛止部を備え、前記対となる額縁部材の前記板材を覆う部分の先部は該板材方向に屈曲し、更にその内側には、取付け時に前記板材を押圧する軟質突起がそれぞれ一体成形で設けられている。
【0005】
請求項記載の板材取付け用額縁においては、対となる額縁部材には框の装着凹部に掛止する掛止突起をそれぞれ備えているので、額縁部材の框の所定部分に取付けた後、押圧することによって、掛止突起が装着凹部に嵌入して框に接着剤無しで固定できる。そして、対となる額縁部材の一方には雄形掛止部を、他方には該雄形掛止部と掛合する雌形掛止部を備えているので、前後対となる額縁部材を連結して板材取付け用額縁とすることができる。また、対となる額縁部材の内側には、取付け時に板材を押圧する軟質突起がそれぞれ設けられているので、装着された板材が軟質突起によって押圧保持されて、振動やガタつきが生じない。
【0006】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形態に係る板材取付け用額縁の断面図、図2は同板材取付け用額縁を分解した場合の断面図、図3は同板材取付け用額縁を取付けた状態のドアの扉の正面図である。
【0007】
図1〜図3に示すように、本発明の一実施の形態に係る板材取付け用額縁10は、四方枠組された框11、12の内側に装着される鏡板又はガラス板からなる板材15を固定するためのものであって、左右及び上下に配置されるそれぞれ直線状の前後対となる額縁部材16〜19を有している。以下、これらについて詳しく説明する。
【0008】
前記額縁部材16、17(18、19も同様)は、それぞれ塩化ビニール、ポリプロピレン等のように中軟質の合成樹脂素材からなって、図2に示すように、框11の前後に装着する部分には、框11に形成された溝状の装着凹部20、21に嵌入して掛止する線状の掛止突起22、23をそれぞれ備えている。また、框11に装着されて框11の内側となる部分には、前後の額縁部材16、17が当接し、更には取付ける板材15の外枠となる内枠形成部24、25をそれぞれ備え、内枠形成部25の先部には線状の雄形掛止部26を、内枠形成部24の先部には雄形掛止部26が嵌入して掛止する線状の雌形掛止部27を備えている。
【0009】
前記掛止突起22、23の突起は鋸状となって、差し込み方向には先部がある程度曲がってその幅が小さくなるが、一旦框11の装着凹部20、21に差し込んだ後は、装着凹部20、21の内側掛止して容易に抜けないようになっている。なお、装着凹部20、21に鋸状突起を形成することもできる。また、框11(12も同様)には予め前記した内形状の装着凹部20、21が加工されている。また、雄形掛止部26の片側にも鋸状突起が設けられ、雌形掛止部27の内側にもこれに掛合する鋸状突起が設けられているので、雄形掛止部26を雌形掛止部27に装着した後は、容易に外れないようになっている。
【0010】
前記額縁部材16、17の板材15を覆う部分の先部29、30は板材15方向に屈曲し、更にその内側には、内側に装着された板材15を押圧する軟質突起31、32がそれぞれ形成されている。この実施の形態においては、軟質突起31、32は半円形となって閉じている。この実施の形態においては、軟質突起31、32を額縁部材本体より軟質の材料で構成する場合には、軟質突起31、32のみを別に製造して接合することも可能であるが、一体成形で行うまた、軟質突起31、32は点状であってもよいし、額縁部材本体に沿って線状に形成してもよい。
【0011】
従って、板材取付け用額縁10を用いて扉等を組み立てる場合は、予め所定の溝状の装着凹部20、21が加工された框11、12を用意して4方枠組し、一方の側に、額縁部材16、18を取付ける。この場合、それぞれの額縁部材16、18の線状の掛止突起22を溝状の装着凹部20に押し込むことによって行う。次に、ガラス板又は鏡板からなる板材15を装着して、その上から、額縁部材17、19を装着する。この場合、線状の掛止突起23を溝状の装着凹部21に装着することは当然として、額縁部材16、18にそれぞれ形成された線状の雌形掛止部27に額縁部材17、19に形成された雄形掛止部26を押圧嵌入する。これによって、額縁部材16〜19の組立が完了するが、装着した板材15の両面を軟質突起31、32が常に押圧しているので、板材15の取付けガタを解消することができる。
【0012】
前記実施の形態においては装着凹部20、21、掛止突起22、23は線状(溝状)に形成したが、点状に形成する場合も本発明は適用される。
【0013】
【発明の効果】
請求項記載の板材取付け用額縁においては、その施工に接着剤等を必要とせず、簡便に施工が可能である。また、請求項記載の板材取付け用額縁においては、装着した板材が軟質突起によって押圧保持されているので、振動やガタつきが生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る板材取付け用額縁の断面図である。
【図2】同板材取付け用額縁を分解した場合の断面図である。
【図3】同板材取付け用額縁を取付けた状態のドアの扉の正面図である。
【図4】従来例に係る框組化粧パネルの一部省略断面図である。
【符号の説明】
10 板材取付け用額縁 11 框
12 框 15 板材
16 額縁部材 17 額縁部材
18 額縁部材 19 額縁部材
20 装着凹部 21 装着凹部
22 掛止突起 23 掛止突起
24 内枠形成部 25 内枠形成部
26 雄形掛止部 27 雌形掛止部
29 先部 30 先部
31 軟質突起 32 軟質突起

Claims (1)

  1. 扉に用いられ、四方枠組された框の内側に装着される鏡板又はガラス板からなる板材を固定する前後対となる額縁部材を備えた板材取付け用額縁であって、
    前記対となる額縁部材には前記框の装着凹部に掛止する鋸状突起を有する掛止突起をそれぞれ備えると共に、前記対となる額縁部材の一方には、片側に鋸状突起が設けられた雄形掛止部を、他方には該雄形掛止部の鋸状突起と掛合する鋸状突起が設けられた雌形掛止部を備え
    前記対となる額縁部材の前記板材を覆う部分の先部は該板材方向に屈曲し、更にその内側には、取付け時に前記板材を押圧する軟質突起がそれぞれ一体成形で設けられていることを特徴とする板材取付け用額縁。
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