JPH0616046Y2 - 扉の額縁用コーナーブロック - Google Patents

扉の額縁用コーナーブロック

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JPH0616046Y2
JPH0616046Y2 JP18366387U JP18366387U JPH0616046Y2 JP H0616046 Y2 JPH0616046 Y2 JP H0616046Y2 JP 18366387 U JP18366387 U JP 18366387U JP 18366387 U JP18366387 U JP 18366387U JP H0616046 Y2 JPH0616046 Y2 JP H0616046Y2
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JP
Japan
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frame
corner
horizontal
corner block
vertical
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JP18366387U
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JPH0189588U (ja
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秀朗 青木
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Sanwa Shutter Corp
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Sanwa Shutter Corp
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  • Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、框とその内周に取付けられる額縁とからなる
扉、障子等(以下、単に扉という)の、縦框と横框の接
合部の構造に係り、とくに、額縁の接合用に使用するL
字形のコーナーブロックの改良に関するものである。
[従来の技術] 一般に、扉の縦横の框にガラスまたは羽目板を組み込む
ときには、框の内周に額縁を使用する。その隅部の構造
の一例を第4図によって説明すると、扉1の縦框2に
は、上下端部の側面から横框3を組み付け、その内方に
額縁4を添え、その端部を接続する。(b)図の断面によ
れば、横框3は内側の側壁31に溝32を形成した成形
材であり、縦框2も同様の部材である。額縁4は外面に
突条41を形成し、内側の斜面に適宜の意匠を持たせた
成形材である。このとき、額縁4の内部の中空部に、断
面を密に内接するように形成し、正面視でL字形の合成
樹脂製のコーナーブロック5を挿着し、ねじ6を介して
額縁4に固着することによって、額縁4の隅部を留め継
ぎに接合させるようにしている。
第5図に示す例は、縦框2、横框3の断面が、側壁2
1、31の外方のフランジ23、33と、内方のタッピ
ンホール24、34を有する場合を示し、前例と同様の
コーナーブロック5を使用すると共に、タッピンホール
34と、ねじ25によって組み付けるものである。26
はフランジ23、33の間に形成される溝形の空間であ
る。
さらに、第6図の例は、額縁4が内部にタッピンホール
42を有する場合であって、ねじ61はコーナーブロッ
ク5の隅部の切欠き部5′を介して固定してある。
[考案が解決しようとする問題点] 扉の縦、横の框の接合部の構造は、第4図(b)図や第6
図(b)図の断面で示すように、額縁4と横框3との結合
は、横框3の溝32の内部に、額縁4のリブ41を嵌合
させているだけであり、額縁4同志はコーナーブロック
5によって接合されていても、額縁4の横框3への固着
がなく、いわゆる「ガタ」を生じ、溝32内では不安定
であり、縦框2についても同様である。そこで、両例に
おいては、溝32等の内部に図中のAで示すようなパッ
キングを入れて相対移動を防ぐ必要があり、その装着に
も手間を要する。第5図の例においても、上記の溝32
が空間26に代わるだけで、パッキングとしてはむしろ
一層納まりが悪い。
また、第5図の例では、(b)図に示すように、ねじ25
による締め付けの際に、フランジ23が形成する空間2
6の存在によって、縦框2の側壁21に湾曲を生ずるば
かりでなく、フランジ23も外方に反り出し、仕上り面
が狂ったり、(b)図、(c)図のような部分的な隙間や、張
出しの歪を生じたりする欠陥がある。
[問題点を解決するための手段] 本考案の額縁用のコーナーブロックは、前記のような従
来技術の現状にかんがみ、額縁の隅部の構造を合理的に
改良することを目的として開発したものであり、このコ
ーナーブロックは額縁の突条と、縦框、横框のフランジ
との間の空間を充填する係着突起を設けることにより、
この空間に基づく変形を無くすと共に、係着突起を介し
て框材と額縁とを相互に固定し合うようにしたことを要
旨としている。そして、本考案が採用したそのための技
術手段は、框と額縁とからなる扉の縦、横の框の接合に
際し、框の内側の額縁の内部中空部に挿着して使用する
ようにした、L字形のコーナーブロックにおいて、この
コーナーブロックは、L字形の本体部の隅角部の外方
に、係着突起を一体に形成してあり、この係着突起は、
額縁の外側の突条が框の内周溝に係合する隅部分で突出
して形成されており、縦框と横框の組み立て時に横框に
固定する透孔を有することを特徴とし、さらに好ましく
は、係着突起の側縁に框材と係着する突条を設けたこと
を特徴とするものである。
[実施例] 本考案の額縁用のコーナーブロックの構成を実施例を示
す図面に基づいて詳細に説明する。第1図は縦框2の下
部の分解斜視図であり、第2図はその正面図、第3図は
第2図のA−A線に沿う断面図である。第4図ないし第
6図の参照番号は該当部分について共通にしてある。図
において、1は縦框2と横框3とからなる扉であり、4
は各框の内方に添わせた縦、横の額縁、50は本考案の
コーナーブロックである。このコーナーブロック50
は、縦のアーム51と横のアーム52とからなるL字形
の本体部と、その外側の隅部に突出した係着突起53と
からなっており、アーム51を縦の額縁4内に、アーム
52を横の額縁4内に挿入し、ねじ6によって固定され
ている。係着突起53は、額縁4の2本の突条41の幅
と同じ幅で、その突条41よりも突出する厚さの長手の
部材であり、背面側に突出した同様の断面の短い水平部
材54とともに、コーナーブロック50の本体部と一体
に、概略横向きT字形に形成されており、その連続部分
では、額縁4の方で突条41の該当部分を切り落してあ
る。係着突起53の両側縁には、さらに水平方向の突条
55が上下に2本形成してあり、第3図に示すように、
縦框2のフランジ23の内側エッジの間に衝接してい
る。そして、係着突起53の下方には透孔56が設けて
あり、ここに、縦框2の取付け用のねじ25を挿入し、
横框3のタッピンホール34にねじ込み、縦框2と横框
3と係着突起53とを一体に組み付けている。
[作用] 本考案の額縁用のコーナーブロックの作用を、縦横の額
縁4の組み立ての工程に基づいて説明する。まず、額縁
4の組み立てに当っては、従来のL字形のコーナーブロ
ック5と同様にコーナーブロック50を使用し、縦、横
のアーム51と52とをねじ6によって固定する。しか
し、その組み立てが終了すると、係着突起53の部分が
隅部外方に突出しており、あたかも、突条41の延長上
で、その間の空間を充填し、同時に、縦框2のフランジ
23の間の空間26をも充填することになっているの
で、額縁4の外面の突条41に縦框2および横框3のフ
ランジ23、33を係着すると、係着突起53の外面と
水平部材54の下面が先に縦框2の側壁21と横框3の
側壁31とに衝接し、縦框2の側から係着突起53の透
孔56を通して、ねじ25を横框3のタッピンホール3
4にねじ込む。こうして、両框の組み立てと同時に、框
とコーナーブロック50との結合も達成され、係着突起
53はこの接合部の構造を、極めて安定したものにして
いる。
[考案の効果] 本考案の額縁用コーナーブロックは、従来のコーナーブ
ロックを改良し、L字形の本体部の隅角部の外方に、係
着突起を一体に形成してあり、この係着突起は、額縁の
外側の突条が框の内周溝に係合する隅部分で突出して形
成されており、縦框と横框の組み立て時に横框に固定す
る透孔を有するものであるから、コーナーブロックを介
して、縦、横の框と額縁とが各隅部において、確実に結
合して接続され、扉の各部材間にガタを生じたり、歪や
隙間などの欠陥を生ずる惧れがない。しかも、コーナー
ブロックの構成は、隅部に一体的に係着突起を形成する
だけであり、その使用に際しても特殊な技術を必要とせ
ず、簡単に組み立てができる。さらに、構造上の利点で
は、框材や額縁に形成される空間が、コーナーブロック
の一部によって充填され、仕上り面にも不陸を生ずるこ
とがないから、本考案は、額縁を有する扉障子等の製作
に貢献するところが極めて大きいということができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の額縁用コーナーブロックの実施例を示
し、第1図は扉の下部を示す分解斜視図、第2図はその
正面図、第3図は第2図のA−A線に沿う断面図であ
る。第4図ないし第6図は額縁の隅部で示す従来の技術
の説明図であり、第4図(a)図は一例の正面図、(b)図は
その断面図、第5図(a)図は他の例の平面図、(b)、(c)
図は欠陥を説明する平面図と側面図、第6図(a)はさら
に他の例の平面図、(b)図はその断面図である。 1……扉、2……縦框、3……横框、4……額縁、5…
…コーナーブロック、6……ねじ、21、32……側
壁、22、32……溝、23、33……フランジ、2
4、34……タッピンホール、25……ねじ、26……
空間、41……突条、50……本考案のコーナーブロッ
ク、51……縦のアーム、52……横のアーム、53…
…係着突起、54……水平部材、55……突条、56…
…透孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】框と額縁とからなる扉の縦、横の框の接合
    に際し、框の内側の額縁の内部中空部に挿着して使用す
    るようにした、L字形のコーナーブロックにおいて、こ
    のコーナーブロックは、L字形の本体部の隅角部の外方
    に、係着突起を一体に形成してあり、この係着突起は、
    額縁の外側の突条が框の内周溝に係合する隅部分で突出
    して形成されており、縦框と横框の組み立て時に横框に
    固定する透孔を有することを特徴とする扉の額縁用コー
    ナーブロック。
  2. 【請求項2】係着突起の側縁には、縦框の内周溝に係着
    する突条を設けたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の扉の額縁用コーナーブロック。
JP18366387U 1987-12-01 1987-12-01 扉の額縁用コーナーブロック Expired - Lifetime JPH0616046Y2 (ja)

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JP18366387U JPH0616046Y2 (ja) 1987-12-01 1987-12-01 扉の額縁用コーナーブロック

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JP18366387U JPH0616046Y2 (ja) 1987-12-01 1987-12-01 扉の額縁用コーナーブロック

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JPH0189588U JPH0189588U (ja) 1989-06-13
JPH0616046Y2 true JPH0616046Y2 (ja) 1994-04-27

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JP18366387U Expired - Lifetime JPH0616046Y2 (ja) 1987-12-01 1987-12-01 扉の額縁用コーナーブロック

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JPH0189588U (ja) 1989-06-13

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