JPH0633166Y2 - ラツチ受け金具 - Google Patents

ラツチ受け金具

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JPH0633166Y2
JPH0633166Y2 JP1986070633U JP7063386U JPH0633166Y2 JP H0633166 Y2 JPH0633166 Y2 JP H0633166Y2 JP 1986070633 U JP1986070633 U JP 1986070633U JP 7063386 U JP7063386 U JP 7063386U JP H0633166 Y2 JPH0633166 Y2 JP H0633166Y2
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JP
Japan
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latch
plate
hole
hole width
guide plate
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JP1986070633U
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JPS62182355U (ja
Inventor
良一 高橋
Original Assignee
高橋金物株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ラッチが嵌入して係止される矩形穴を有する
ラッチ受け金具の改良に関する。
[従来の技術] 例えばドア等の側縁部に出没可能に設けられたラッチ
を、これに対向して支柱側に設けたラッチ受け金具の矩
形穴に嵌入させて係止することで、ドア等を閉成状態に
維持するラッチ構造が従来から良く知られている。
ところで、このようなラッチ構造において支柱側に設け
られるラッチ受け金具には、ラッチを設けてなるドア側
の側縁部の厚みに応じた幅寸法をもつことによりラッチ
を円滑に且つ適切に矩形穴に案内し得るとともに、ラッ
チをガタ付きのない状態で係止保持し得る穴幅による矩
形穴を有していることが必要とされていた。
これに応えるべく、実公昭51−18222号公報記載
のものや、実開昭59−175562号公報、あるいは
実開昭59−94557号公報記載のものが提案されて
いる。
実公昭51−18222号のものはラッチ受け具に対す
るラッチ押え片の位置は歯列の噛合位置を調整してラッ
チのガタ付きを防ぐものであり、実開昭59−1755
62号のものは矩形穴を有する受け金具本体の長穴をね
じ固定して調節板に対し位置調整するものであり、ま
た、実開昭59−94557号のものは矩形穴を有する
第1係合板を第2係合板との間でセレーション係合して
位置調整する構成である。
[考案が解決しようとする課題] 上述の3例の技術によれば、単一のラッチ受け金具で多
段階の調整ができるので、ドア側の種々のラッチに対応
したものを個々に準備しなければならない煩雑さからは
解放されるが、歯列またはセレーション等の噛合係合構
造によって調整を行うものでは、歯の細かさが問題であ
り、その歯の間隔でしか調整ができないため調整の自由
度が小さく、ラッチ幅に適合するように細かく位置調整
をすることが困難であった。
また係合面の状態が調整側から目視できないために、確
実且つ的確な調整ができない問題もある。
一方、長穴をねじ固定することによって位置調整できる
ようにしたものでは、きめ細かな調整ができるものの、
ねじの締付けによる摩擦固定されているために、ドアの
開閉によってラッチが繰り返し衝突するとその衝撃によ
り調整位置が狂いやすい問題がある。
そこで、本考案は、ラッチに適合するようにきめ細かな
調整が容易にできるとともに、調整位置が狂うことのな
いラッチ受け金具の提供をその目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成すべく、本考案に係るラッチ受け金具
は、一側縁からコ字に切込まれた切欠部を有する細帯状
の本体プレートと、切欠部内に嵌合されるラッチガイド
板と、このラッチガイド板の裏側に重ねて配置され切欠
部との組合わせにより所要の穴幅を有する矩形穴を形成
する穴幅調整板とから構成され、穴幅調整板はその長穴
に挿通される止めねじにより本体プレートに対して水平
方向位置調整可能に固定され、ラッチガイド板の上下縁
部とこれに対向する本体プレートの開口縁部の何れか一
方には上下方向に起伏を有する鋸歯部が形成されている
とともに他方には上下方向へ突出して鋸部に係合する係
止爪が形成されていることを特徴とするものである。
[作用] 支柱側に本体プレートを固定して、この本体プレートの
切欠部内に穴幅調整板を配置し、穴幅調整板の長穴に止
めねじを挿通して矩形穴側への縁部の突出量を調整して
適正な穴幅に固定する。
穴幅調整板のラッチと当接する縁部を除いた部分がラッ
チガイド板で覆われるように鋸歯部と係止爪の係合位置
を調整してラッチガイド板と本体プレートとを係合固定
する。
[実施例] 以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳細に説明
する。
第1図乃至第3図は本考案に係るラッチ受け金具の一実
施例を示すものであり、ラッチ受け金具10は、ドア1
側に設けられているラッチ2が嵌入して係止される矩形
穴5を有し、ドア1に対向する支柱3側の凹部4に固定
されている。
図中4aは凹部4の溝部、6は凹部4に係入するケーシ
ングである。
上記ラッチ受け金具10は、ラッチ2の導入側である一
側縁側から切り込まれたコ字状の切欠部11を有する細
帯状の本体プレート12と、この本体プレートの切欠部
11内に本体プレート12表面と略面一となる状態に嵌
合されるとともに切欠部11との間で矩形穴5を形成す
る補助プレート13とで構成される。
補助プレート13はラッチガイド板21とこの裏側に一
体的に重ねて配置され、本体プレート12に対して組み
合わせられて矩形穴5を形成する穴幅調整板20との2
枚の板材によって構成される。
本体プレート12の開口縁部12b,12cには上下方
向への起伏を有する鋸歯14、14が形成されており、
水平の開口縁部12b,12cに対向するラッチガイド
板21の上下縁部13c,13dには上下方向に突出し
て鋸歯部14に係合する係止爪15、15が形成されて
いる。鋸歯部14と係止爪15との係合によって、本体
プレート12に対するラッチガイド板21の所要の位置
決めがなされる。
ラッチガイド板21にはその外側縁を傾斜して形成した
ガイド面13aと中間に形成された支柱3の溝部4aに
止めねじ19で固定するための長穴16とが備えられて
いる。尚、図中17は本体プレート12のねじ穴、1
8、19は止めねじである。
穴幅調整板20は、長穴23に止めねじ27が挿通され
て支柱3の溝部4aに水平方向に位置調整可能に固定さ
れる。また、穴幅調整板20には、止めねじ19が挿通
される長穴24が形成されている。
また、穴幅調整板20にはラッチ2と当接する縁部26
の近傍に位置決め突部25が設けられている。位置決め
突部25はラッチガイド板21の端縁21aと、当接し
て、ラッチガイド板21の端縁21aが縁部26より矩
形穴5側に突き出さないように規制する。
また、28はラッチガイド板21の突部であり、穴幅調
整板20の位置決め突部25と協働する。
穴幅調整板20の縁部26と本体プレート12の垂直な
開口縁部12aとの間で所要の穴幅lが形成される。
上記構成によれば、支柱3の凹部4にケーシング6を係
入して本体プレート12のねじ穴17から止めたねじ1
8で固定するとともに、溝部4aに位置させることによ
って本体プレート12に、穴幅調整板20とラッチガイ
ド板21とを重ね合わせた補助プレート13を組合わせ
る。
本体プレート12の切欠部11内に穴幅調整板20を配
置し、長穴23に止めねじ27を挿通して矩形穴5側へ
の縁部26の突出量を調整して適正な穴幅lに固定す
る。
次いで、穴幅調整板20にラッチガイド板21を重ねて
取り付ける。
この場合に長穴16、24に止めねじ19を仮止めし
て、穴幅調整板20のラッチ2と当接する縁部26を除
いた部分がラッチガイド板21で覆われるように位置決
めして鋸歯部14と係止爪15との係合とを係合させ、
止めネジ19でラッチガイド板21を穴幅調整板20と
一体に支柱3側に固定すればよい。
尚、本考案は上述した実施例構造に限定されるものでは
なく、各部の形状、構造などを必要に応じて適宜変形、
変更することは自由である。例えば上述した実施例で
は、本体プレート12に対し補助プレート13のラッチ
ガイド板21の位置を定量調整するための鋸歯部14を
本体プレート12側に、またこれに係合する係止爪15
をラッチガイド板21側に形成した例を説明したが、本
考案はこれに限定されず、逆に形成してもよいものであ
る。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案に係るラッチ受け金具によ
れば、ラッチが嵌入する矩形穴の穴幅調整を、長穴に止
めねじを挿通して任意位置で固定できる構造とした穴幅
調整板によって行なうとともに、穴幅調整板を本体プレ
ートに対し鋸歯部の刻み単位で位置調整できるようにし
たラッチガイド板の裏側に重ねて配置しているため、ラ
ッチに適合するように矩形穴の穴幅をきめ細かく調整で
きるとともに、穴幅調整板の調整位置に対応してラッチ
ガイド板を穴幅調整板の上面を覆う位置に鋸歯部と係合
爪の係合位置を調整して固定できるため、ドアの閉成時
における穴幅調整板の上面へのラッチの衝突がラッチガ
イド板により回避されて穴幅調整板の調整位置が狂うこ
とが防止できる。
さらに、ラッチガイド板の上下縁部とこれに対向する本
体プレートの開口縁部との間に鋸歯部とこれに係合する
係合爪とを配置しているため、ラッチガイド板の位置を
調整する際に本体プレートとの係合可能な位置を調整側
から容易に目視することができ、調整操作を確実且つ迅
速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案に係るラッチ受け金具の一実
施例を示す概略分解斜視図、組立状態の斜視図および養
父断面図である。 1……ドア、2……ラッチ、3……支柱、4……凹部 5……矩形穴、10……ラッチ受け金具、11……切欠
部 12……本体プレート、13……補助プレート 14……鋸歯部、15……係止爪、20……穴幅調整板 21……ラッチガイド板、 ……穴幅

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラッチ2が嵌入して係止される矩形穴5を
    有するラッチ受け金具において、 一側縁からコ字に切込まれた切欠部11を有する細帯状
    の本体プレート12と、切欠部11内に嵌合されるラッ
    チガイド板21と、このラッチガイド板21の裏側に重
    ねて配置され切欠部11との組合わせにより所要の穴幅
    を有する矩形穴5を形成する穴幅調整板20とから構成
    され、穴幅調整板20はその長穴23に挿通される止め
    ねじ27により本体プレート12に対して水平方向位置
    調整可能に固定され、ラッチガイド板21の上下縁部1
    3c、13dとこれに対向する本体プレート12の開口
    縁部12b,12cの何れか一方には上下方向に起伏を
    有する鋸歯部14が形成されているとともに他方には上
    下方向へ突出して鋸歯部14に係合する係止爪15が形
    成されていることを特徴とするラッチ受け金具。
  2. 【請求項2】穴幅調整板20のラッチ2が当接する縁部
    26近傍にラッチガイド板21の端縁21aに当接する
    位置決め突部25が設けられたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項記載のラッチ受け金具。
JP1986070633U 1986-05-13 1986-05-13 ラツチ受け金具 Expired - Lifetime JPH0633166Y2 (ja)

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JPS62182355U JPS62182355U (ja) 1987-11-19
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