JPH07290954A - 自動車用ドアトリム - Google Patents

自動車用ドアトリム

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JPH07290954A
JPH07290954A JP9207194A JP9207194A JPH07290954A JP H07290954 A JPH07290954 A JP H07290954A JP 9207194 A JP9207194 A JP 9207194A JP 9207194 A JP9207194 A JP 9207194A JP H07290954 A JPH07290954 A JP H07290954A
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JP
Japan
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body panel
door trim
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automobile
downward flange
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JP9207194A
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Kazuhiro Tawada
和広 多和田
Masami Uratsu
政美 浦津
Hiroshi Kawauchi
浩志 川内
Itsuo Ishida
逸男 石田
Toshio Sakai
敏男 酒井
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Takanichi Co Ltd
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Takanichi Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボディパネルに対して正確に位置決めするこ
とができるとともに荷重がかかった場合にも脱落するこ
とを確実に防止することができる自動車用ドアトリムの
取付機構を提供すること。 【構成】 ドアトリム本体1のアッパー部2の後端を下
向きフランジ4に形成した自動車用ドアトリムにおい
て、前記アッパー部2にボディパネル挟持用の下向き突
片5を前記下向きフランジ部4の位置よりボディパネル
の厚み相当分だけ控えた位置において垂設したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボディパネルに対して
正確に位置決めすることができるとともに、荷重がかか
った場合にも脱落することを確実に防止することができ
る自動車用ドアトリムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車用ドアトリムのアッパ
ー部は、ドアトリム本体をボディパネルに取り付け易く
するために、実開昭和64−37721号公報に見られ
るように、後端を下向きフランジに形成したものが広く
知られているが、このような従来のタイプの自動車用ド
アトリムは、ボディパネルとの正確な位置合わせをする
ことが難しいという問題点あり、また、ドアトリムに対
して垂直に荷重がかかるとガタを生じやすいという問題
点やドアトリムの上下方向の荷重に対してもガタを生じ
やすく最悪の場合にはドアトリムがボディパネルから外
れてしまうという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、ボディパネルに対して正確か
つ容易に位置合わせをすることができるとともに、水平
方向や上下方向等のあらゆる方向の荷重がかかった場合
にもガタを発生させたり、ボディパネルから脱落するこ
とのない自動車用ドアトリムを提供することを目的とし
て完成されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明の自動車用ドアトリムは、ドアトリ
ム本体のアッパー部の後端を下向きフランジに形成した
自動車用ドアトリムにおいて、前記アッパー部にボディ
パネル挟持用の下向き突片を前記下向きフランジ部の位
置よりボディパネルの厚み相当分だけ控えた位置におい
て垂設したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】このように構成されたものにおいては、ボディ
パネルをドアトリム本体の上端縁に延設したフランジ部
と下向き突片との間に挟み込めば正確に位置合わせされ
た状態でドアトリムが固定されることとなり、またフラ
ンジ部の内壁面に設けたリブ片によって背面側がしっか
りと支持され垂直方向等の荷重に対しても十分な強度を
保持できることとなってガタの発生も極力防止できるこ
ととなる。
【0006】
【実施例】次に、本発明を図示の実施例について詳細に
説明する。図中1は合成樹脂基材からなるドアトリム本
体、2はその上端に形成されるアッパー部、4はアッパ
ー部2の水平張出片3の後端に続く下向きフランジであ
り、このアッパー部2にはボディパネル挟持用の下向き
突片5を前記下向きフランジ部4よりボディパネル10
の厚み相当分だけ控えた位置において複数箇所所要間隔
をおいて垂設されている。なお、図において、6はアッ
パー部3の内面に設けられてボディパネルとの空間を埋
める段部6a付のリブ片であり、また、前記下向き突片
5にはボディパネル10の上端部分に形成してある係合
孔11に嵌合してボディパネル10を固定するための係
合突起7が設けられている。
【0007】なお、実施例においては前記ドアトリム本
体1を合成樹脂基材からなるものとして下向きフランジ
部4をその上端縁に延設したが、ドアトリム本体1を木
質基材などからなるものとしてこれに合成樹脂製の下向
きフランジ部4を連結したものとしてもよい。
【0008】このように構成されたものにおいては、図
2及び図3に示されるように、ドアトリム本体1をその
上端に延設したアッパー部2の下向きフランジ4をもっ
てボディパネル10の上端に係合させれば、アッパー部
2にはボディパネル挟持用の下向き突片5を前記下向き
フランジ部4よりボディパネル10の厚み相当分だけ控
えた位置において複数箇所垂設してあるので、この下向
き突片5と下向きフランジ部4との間に挟み込まれて正
確に位置合わせされた状態でドアトリムが固定されるこ
ととなり、また、これによってドアトリムに対して垂直
に荷重が作用してもガタが発生することを確実に防止で
きることとなる。更に、実施例のようにアッパー部2の
内面にリブ片6を設けたものは、このリブ片6によって
もボディパネル10の背面側がしっかりと支持されるこ
ととなり、前記の作用効果と併せて相乗的に垂直方向の
荷重に対し十分な強度を保持できガタの発生も極力防止
できることとなる。
【0009】また、実施例のように下向き突片5にボデ
ィパネル10の上端部分に設けられた係合孔11と係合
する係合突起7を設けたものは、ガラス窓12の昇降動
に伴う摺動荷重が作用したとしてもドアトリム本体1が
ボディパネル10から離れて脱落することを確実に防止
できることとなる。更には、前記リブ片6を段部6a付
としたものはこの段部6aの存在によりボディパネル1
0の垂線および水平方向における固定も完全なものとな
っているので、ガタの発生がより防止されることとな
る。
【0010】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明はボディパネルに対して正確かつ容易に位置合わせを
することができるとともに、水平方向や上下方向等のあ
らゆる方向の荷重がかかった場合にもガタを発生させた
り、ボディパネルから脱落することを確実に防止するこ
とができるものである。よって本発明は従来の問題点を
一掃した自動車用ドアトリムとして、産業の発展に寄与
するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】ボディパネルを取り付けた場合の図1における
A−A端面図である。
【図3】ボディパネルを取り付けた場合の図1における
B−B断面図である。
【符号の説明】
1 ドアトリム本体 2 アッパー部 4 下向きフランジ 5 下向き突片 6 リブ片 7 係合突起 10 ボディパネル 11 係合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 逸男 愛知県豊田市竜神町美和73番地7 (72)発明者 酒井 敏男 愛知県刈谷市一里山町北本山82番地6

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアトリム本体(1) のアッパー部(2) の
    後端を下向きフランジ(4) に形成した自動車用ドアトリ
    ムにおいて、前記アッパー部(2) にボディパネル挟持用
    の下向き突片(5) を前記下向きフランジ部(4) の位置よ
    りボディパネルの厚み相当分だけ控えた位置において垂
    設したことを特徴とする自動車用ドアトリム。
  2. 【請求項2】 下向き突片(5) にボディパネルに設けら
    れた係合孔と係合する係合突起(7) が設けられている請
    求項1に記載の自動車用ドアトリム。
  3. 【請求項3】 アッパー部(2) の内面にボディパネルと
    の空間を埋めるリブ片(6) が設けられている請求項1ま
    たは2に記載の自動車用ドアトリム。
JP09207194A 1994-04-28 1994-04-28 自動車用ドアトリム Expired - Fee Related JP3408621B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001334826A (ja) * 2000-05-24 2001-12-04 Toyoda Iron Works Co Ltd 車両用ドアトリムの取付構造
KR100733499B1 (ko) * 2006-07-14 2007-06-28 한일이화주식회사 자동차용 도어트림의 제조방법
JP2013124074A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Ts Tech Co Ltd 自動車内装品及びその製造方法
JP2015193275A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 スズキ株式会社 車両用ドア構造

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JP2013124074A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Ts Tech Co Ltd 自動車内装品及びその製造方法
JP2015193275A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 スズキ株式会社 車両用ドア構造

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