JP2518222Y2 - ドアモール用のクリップ - Google Patents

ドアモール用のクリップ

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JP2518222Y2
JP2518222Y2 JP1989044762U JP4476289U JP2518222Y2 JP 2518222 Y2 JP2518222 Y2 JP 2518222Y2 JP 1989044762 U JP1989044762 U JP 1989044762U JP 4476289 U JP4476289 U JP 4476289U JP 2518222 Y2 JP2518222 Y2 JP 2518222Y2
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JP
Japan
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door
piece
clip
molding
belt portion
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JP1989044762U
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JPH02135317U (ja
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正利 原田
正英 佐藤
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Togo Seisakusho Corp
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Togo Seisakusho Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車ドアの窓枠部に装着されるドアモー
ル(ウエザストリップ付きのドアベルトモール)を固定
するためのクリップ(モールクリップ)に関するもので
ある。
[従来の技術] 自動車ドアのドアベルト部17にドアモール10を装着す
るドアモール10用のクリップ21には、第6図に示すよう
な従来例がある。クリップ21の基板22の一面側には、ド
アモール10の係合基部3に係合する基部係止片23が形成
される。基板22の他面側には、基板22の上端から舌状に
延出してドアベルト部17を挟着する挟着片24と、該挟着
片24の側方の基板22の上端から挟着片24よりも下方に拡
開状に延出されてドアモール10の係合先端部12を係止す
る先端部係止片25と、ドアベルト部17を挟着片24下方の
基板部位にて係止するパネル係止片26とが設けられてい
る。パネル係止片26と先端部係止片25との間は、ドアベ
ルト部17を挿入するパネル挿入口SAとされる。パネル挿
入口SAより挿入したドアベルト部17は挟着片24と基板22
間の挟着隙間Sに挿入可能に形成されている。そして、
第7図に示すように、ドアモール10に装着したクリップ
21はドアベルト部17をパネル挿入口SAより挟着隙間Sに
挿入し、ドアベルト部17を挟着片24とパネル係止片26と
により係止することで固定される。なお、第7図におけ
るGはドアガラスを示す。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、前記した従来のクリップ21は、ドアベ
ルト部17に挿着する構造より、挟着片24の下端は先端部
係合片25の下端より上方に位置させなければならず、挟
着片24の下端部は急勾配傾斜を余儀なくされる。このた
め、挟着片24が先端部係合片25よりアウタパネルに対し
てクリップ21の基板22側に位置するので、先端部係合片
25下端面と、挟着片24の下端面とが段差状になる。クリ
ップ21をドアベルト部17に挿着する際、第8図に示すよ
うに、段差部分27にドアベルト部17の先端がひっかか
り、ドアベルト部17を挟着隙間Sに滑らかにガイドする
ことができず、挿着し難い問題があった。
そこでこの考案の課題は、前記した従来のクリップに
おいてドアベルト部への挿入が滑らかにガイドされるよ
うにしたドアモール用のクリップを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 上記課題を達成するための請求項1記載の考案の手段
は、自動車ドアのドアベルト部にドアモールを装着する
ための適度に弾性を有するクリップであって、基板の一
面側にはドアモールの係合基部を係止する基部係止片が
設けられ、かつ基板の他面側には舌状に延出してドアベ
ルト部を挟着する挟着片と、該挟着片の側方に位置し下
方へ向って拡開状に延出されドアモールの先端部を下端
外面側の係止部にて係止する先端部係止片と、基板の前
記挟着片の下方に位置しドアベルト部に係止するパネル
係止片とが設けられ、かつ前記先端部係止片の下端裏面
側にはドアベルト部を前記挟着片下端近傍へガイドする
弾性を有するガイド片が形成されてなるドアモール用の
クリップとされる。
そして、上記した課題を達成するための請求項2記載
の考案の手段は、請求項1記載のドアモール用のクリッ
プにおいて、その基板の下部に、下方へ曲げ形成された
ストッパ片を設けたことを特徴とする。
[作用] クリップにおいて、ドアモールは基部係止片と先端部
係止片により固定される。ドアモールの装着されたクリ
ップは下部のパネル挿入口よりドアベルト部に挿入され
る。ドアベルト部先端は先端部係止片のガイド片にガイ
ドされて挟着隙間に導入される。ドアモールに取着され
たクリップの挟着片はドアベルト部を挟持しかつクリッ
プのパネル係止片はドアベルト部に係止する。なお、ス
トッパ片はドアベルト部にクリップを挿着する際にクリ
ップの落ち込みを防止する。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を第1図〜第5図に基づいて
説明する。
第1図は自動車ドアのドアベルト部17にドアモール10
を装着するクリップ1を示し、基本的部分は従来と同構
造にされている。なお、ドアベルト部17はアウタパネル
15とインナーパネル(リインホースメント)16とが重ね
合せて接続されていて、クリップ1はドアベルト部17に
インナーパネル16の取付け孔18を利用して装着される。
クリップ1はポリアセタール、ナイロンなどの熱可塑性
樹脂材料を用いて成形されて適度の弾性変形が可能とさ
れている。
基板2の一面側(自動車ドアに装着した場合の車室
側)には、ドアモール10の係合基部11を挿入して係止す
る基部係止片3が設けられている。基板2の他面側(自
動車ドアに装着した場合の車外側)には、ドアベルト部
17を挟着する挟着片4と、ドアモール10の係合先端部12
を係止する先端部係止片5と、挟着したドアベルト部17
を挟着片4下方の基板2にて係止するパネル係止片8と
が設けられている。
挟着片4は基板2上端の中央部より下方へ舌状に延出
し、曲げ形成して基板2面との間に挟着隙間Sを設け、
該挟着隙間Sにドアベルト部17が挟着される。先端部係
止片5は挟着片4の両側に位置し、基板2上端の挟着片
4両側部分から挟着片4よりも各々下方に拡開状に延出
され、各下端の外面側にはドアモール10への係止部6が
設けられている。係止部6の裏面側は上方へ傾斜し、挟
着片4の下端と干渉しないでドアベルト部17を挟着隙間
Sにガイドするガイド片7が設けられている。なお、ガ
イド片7はドアベルト部17のガイドを妨げなければ挟着
片4下端と同レベルまで上傾させた形状であってもよ
い。ガイド片7は下端が支持されていて弾性を有し、ド
アベルト部17をガイドする際に都合がよい。前記パネル
係止片8と、先端部係止片5との間はドアベルト部17を
挿入するパネル挿入口SAとされている。また、基板2下
端中央部(パネル係止片8の下方部位)にはインナーパ
ネル16の取付け孔18より挿入されインナーパネル16車外
面に当接させることにより、クリップ1挿着の際にクリ
ップ1の落ち込みによるドアモール10の回転を防止する
舌状のストッパ片9が下方へ曲げ形成されている。
しかして、本例クリップ1は従来品とほぼ同様の手順
で実施されるもので、第3図に示すように対象とするド
アモール10に対しては弾性を利用して係合基部11を基部
係止片3に係合させ、先端部係止片5の係止部6をドア
モール10の係合先端部12に係合させてロック状態に組付
けられる。なお、13,14はドアモール10のシール部であ
り、シール部13はドアガラスGとの間をシールする。
一方、ドア側に対しては、まず、ストッパ片9の先端
をアウタパネル15とインナパネル16間の取付け孔18に差
し込み、かつパネル挿入口SAをドアベルト部17の上端縁
に合せて押込むことにより、クリップ1はドアベルト部
17をガイド片7に沿わせて(第4図参照)差込まれドア
ベルト部17がクリップ1の基板2の挟着隙間Sに挿入さ
れる。
ドアベルト部17の挟着隙間Sへの挿入に伴い、パネル
係止片8及びストッパ片9は取付け孔18内に挿入され
る。そして、ドアベルト部17が挟着隙間Sに挿着後は基
板2及び挟着片4でドアベルト部17が挟着され、かつパ
ネル係止片8は取付け孔18内に入り、アウタパネル15の
屈曲部に当接し、クリップ1が抜け止めされる。該パネ
ル係止片8はパネル取付孔18の上縁に係止するように形
成してもよい。ストッパ片9はクリップ1をドアモール
10を介して必要以上に押し込んだ場合にクリップ1の落
ち込みによるドアモール10の回転を防ぐ。かくしてドア
モール10はクリップ1を介してドアの所定部位に装着さ
れる(第5図参照)。なお、クリップ1の組付けはドア
モール10、ドア側のいずれに先付けしてもよい。ドアモ
ール10をドアベルト部17へ挿着後、ドアモール10へ車外
側へ回転する外力が働いてもストッパ片9によりドアモ
ール10が回転することは無い。
本例のクリップ1は基板2下端にストッパ片9を有する
が、ストッパ片9は省略することができる。
[考案の効果] 請求項1に記載の本考案のクリップによれば、ドアモ
ールに組付けられたクリップをドアベルト部に組付ける
際、差し込み方向が基準方向より斜めになっても、弾性
を有するガイド片によりドアモールをドアベルト部の正
規の組付け位置に挿着することができ、円滑な差し込み
作業を提供することができる。
そして、請求項2記載の考案においては、ストッパ片
がクリップの落ち込みを防ぐことにより、クリップを正
規の組付け位置に案内し、組付け後のモールの回転を防
ぎ、ドアベルト部に対するモールの取付け作業を円滑に
なし得る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例を示し、第1図はドア
モール用クリップの斜視図、第2図は同クリップの裏面
図、第3図はクリップの拡大断面図、第4図は装着時の
作用説明図、第5図はクリップの装着状態図である。 第6図〜第8図は従来例を示し、第6図は従来クリップ
の斜視図、第7図は従来クリップの装着状態図、第8図
は装着時の作用説明図である。 1……クリップ 2……基板 3……基部係止片 4……挟着片 5……先端部係止片 6……係止部 7……ガイド片 8……パネル係止片 10……ドアモール 11……係合基部 12……係合先端部 17……ドアベルト部 S……挟着隙間 SA……パネル挿入口

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車ドアのドアベルト部にドアモールを
    装着するための適度に弾性を有するクリップであって、 基板の一面側にはドアモールの係合基部を係止する基部
    係止片が設けられ、かつ基板の他面側には舌状に延出し
    てドアベルト部を挟着する挟着片と、該挟着片の側方に
    位置し下方へ向って拡開状に延出されドアモールの先端
    部を下端外面側の係止部にて係止する先端部係止片と、
    基板の前記挟着片の下方に位置しドアベルト部に係止す
    るパネル係止片とが設けられ、かつ前記先端部係止片の
    下端裏面側にはドアベルト部を前記挟着片下端近傍へガ
    イドする弾性を有するガイド片が形成されてなることを
    特徴としたドアモール用のクリップ。
  2. 【請求項2】基板の下部に、下方へ曲げ形成されたスト
    ッパ片を設けた請求項(1)記載のドアモール用のクリ
    ップ。
JP1989044762U 1989-04-17 1989-04-17 ドアモール用のクリップ Expired - Lifetime JP2518222Y2 (ja)

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JPH02135317U JPH02135317U (ja) 1990-11-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6046326U (ja) * 1983-09-02 1985-04-01 トヨタ自動車株式会社 自動車のドアベルトモ−ル取付け装置
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