JPH046365Y2 - - Google Patents

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JPH046365Y2
JPH046365Y2 JP1986111098U JP11109886U JPH046365Y2 JP H046365 Y2 JPH046365 Y2 JP H046365Y2 JP 1986111098 U JP1986111098 U JP 1986111098U JP 11109886 U JP11109886 U JP 11109886U JP H046365 Y2 JPH046365 Y2 JP H046365Y2
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JP
Japan
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garnish
interior wall
vehicle
protrusion
vehicle interior
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JP1986111098U
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JPS6316249U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車の車室内壁に対するガーニ
ツシユ取付構造に関する。
(従来の技術) 自動車の車室内壁には、一般に、例えばシート
ベルトの上下調整装置のような車室構成部品が設
けられている。この場合、車室の体裁を向上させ
るために、上記車室構成部品をガーニツシユで覆
うようにしたものがある。この車室内壁に対する
ガーニツシユの取付構造を第5図により説明す
る。
図において、31は自動車の車体の一部を構成
するセンターピラーで、このセンターピラー31
の車室内壁32には車室構成部品33が設けられ
ている。そして、これら車室内壁32と車室構成
部品33とはガーニツシユ34で覆つてある。
また、上記車室内壁32には板部材36が取り
付けられ、この板部材36の両端に係止部37が
折曲形成されている。一方、上記ガーニツシユ3
4の内面には上記係止部37と係脱自在に係合す
る突起38が形成されている。
上記ガーニツシユ34を車室内壁32に取り付
ける場合には、ガーニツシユ34を変形させて係
止部37に突起38を係止させたり、また、車室
内壁32に沿うようなガーニツシユ34の移動で
係止部37に突起38を係止させ、これによつて
車室内壁32にガーニツシユ34を取り付けてい
る。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記従来構成では、車室内壁32に
ガーニツシユ34を取り付ける場合、ガーニツシ
ユ34を変形させる必要上、第5図中二点鎖線で
示すように、上記車室構成部品33にこのガーニ
ツシユ34が干渉することがある。このような場
合には、車室構成部品33とガーニツシユ34と
の干渉を回避しながら係止部37に突起38を係
止させることが必要であるが、このような作業は
煩雑である。
また、上記車室構成部品33の保守点検時など
にガーニツシユ34を取り外したいことがある
が、この取り外し作業は煩雑である。
更に、上記したように車室内壁32にガーニツ
シユ34を取り付けた場合、これら両者32,3
4は直接的に接合しているため、自動車の走行中
の振動で上記接合部に異音が生じるおそれがあ
る。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、車室内壁に対するガーニツシユの取
り付けや、取り外し作業が容易にできるようにす
ると共に、これら両者間に異音が生じないように
することを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、車室内壁にガーニツシユを取り付け
ようとして、突起を係止部に係止させたとき、上
記係止部が上記突起を弾性的に挟み付けてこの突
起を係止させ、かつ、上記ガーニツシユの縁部が
上記車室内壁に取り付けたウエザストリツプに弾
性的に圧接するようにした点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第1図から第4図に
より説明する。
図において、1は自動車の車体の一部を構成す
るセンターピラーで、このセンターピラー1は車
体の上下方向に延びると共に、このセンターピラ
ー1の前後両側方にはドアや窓等の開口2が形成
されている。
上記センターピラー1の車室内壁3には車室構
成部品たるシートベルト4の上下調整装置5が支
持され、この上下調整装置5によりシートベルト
4上端の支持位置が上下調整可能となつている。
また、上記車室内壁3と上下調整装置5とを覆う
樹脂製ガーニツシユ7が設けられ、このガーニツ
シユ7の幅方向両外側端は、上記センターピラー
1の両開口縁に取り付けられるウエザストリツプ
8,8に当接している。
上記上下調整装置5は車室内壁3に沿つて上下
に延びるガイド板10を有し、このガイド板10
の上下端は上記車室内壁3にねじ止めされてい
る。また、上記ガイド板10には、上下摺動自在
に摺動部材11が支持される。この摺動部材11
の上部にはこの摺動部材11の位置決め用ピン1
2が設けられ、このピン12は上記ガイド板10
に形成された複数のピン穴10aのいずれか一つ
に係脱自在に係合するよう付勢されている。一
方、上記摺動部材11の下部にはベルトアンカ1
3がねじ止めされ、このベルトアンカ13にシー
トベルト4を摺動自在に掛け止めしてある。そし
て、ベルトアンカ13を伴い摺動部材11を所望
位置まで移動させ、そこで、ピン12を所望位置
のピン穴10aに係合させることにより、上下調
整装置5に支持されるシートベルト4の上端位置
を選択できる。
一方、上記ガーニツシユ7はその断面形状がほ
ぼコの字状となつており、一体成形された底板1
5と両側板16,16とを有している。これら両
側板16,16の外側端は前記ウエザストリツプ
8に弾性的に当接している。また、上記ガイド板
10に対応するように上下方向に延びる貫通孔1
7が上記底板15に形成される。そして、上記上
下調整装置5のピン12やベルトアンカ13が上
記貫通孔17から車室側に突出している。
上記ガーニツシユ7はその上下両端部と、上下
方向中途部の両側部との4ヶ所で車室内壁3に着
脱自在に取り付けられている。
即ち、上記底板15の内面で上下両端部には、
車室内壁3に向つてリブ19,19が突設され
る。一方、車室内壁3にはリブ19,19に対応
する係止孔20,20を形成してある。そして、
係止孔20,20に対するリブ19,19の嵌入
で、車室内壁3にガーニツシユ7の上下両端部が
支持されている。
また、上記両側板16,16の内面には、突起
21を一体成形してある。この突起21は車室内
壁3に対してほぼ直角方向に延びて、その先端に
フツク22を有している。また、上記突起21を
補強するために、補強板23,23を突起21の
上下両端と側板16との間に設けてある。
一方、車室内壁3には上記両突起21,21を
弾性的に係止させる一対の係止部25,25が設
けられる。これら両係止部25,25は一枚の板
金材26の両端部に形成したものであつて、この
板金材26はねじ27,27により車室内壁3に
ねじ止めされる。
上記係止部25は板金材26の端部の幅方向中
央部に切り起こすことにより成形した内側係止片
28と、同上板金材26の端部の幅方向両端部を
折り曲げて形成した外側係止片29,29とで構
成されている。そして、車室内壁3に対するほぼ
直角方向でのガーニツシユ7の接近(第1図中矢
印A図示)で、内側係止片28と外側係止片2
9、29との間にフツク22が嵌り込むと共に、
両補強板23,23の間に上記外側係止片29、
29が嵌り込む。
このとき、内側係止片28と外側係止片29、
29はフツク22に押されて弾性変形し(第1図
中実線図示)、これによつて、上記フツク22は
内側係止片28と外側係止片29、29により弾
性的に挟み込まれて、突起21は係止部25に係
止される。
また、このとき、ガーニツシユ7の幅方向両外
側端はウエザストリツプ8,8に弾性的に圧接す
るため、このガーニツシユ7は上記係止部25と
ウエザストリツプ8とにより車室内壁3に対し弾
性的に支持されることとなる。
上記車室内壁3からガーニツシユ7を取り外す
場合には、上記取り付け時と反対方向にガーニツ
シユ7を移動させればよく、これによつて突起2
1と係止部25との係止が解除される。
(考案の効果) この考案によれば、車室内壁とガーニツシユの
いずれか一方に突起を形成し、他方に上記突起を
係止させる係止部を設け、上記車室内壁に対する
ほぼ直角方向でのガーニツシユの接近で上記突起
が係止部に係止されるようにしたため、車室内壁
に対するガーニツシユの取り付けは、このガーニ
ツシユを単に車室内壁のほぼ直角方向で接近さ
せ、かつ、上記係止部に突起を係止させればよ
く、よつて、ガーニツシユの取り付け作業は容易
にできることとなる。
また、上記係止は、突起が係止部に単に弾性的
に挟み付けられるだけのため、上記ガーニツシユ
により覆われた車室構成部品の保守点検時など、
ガーニツシユを取り外す場合には、このガーニツ
シユを単に上記取り付け時と反対方向に移動させ
れば、上記係止が解除されてガーニツシユが取り
外されることとなる。よつて、このガーニツシユ
の取り外し作業も容易にできることとなる。
更に、上記ガーニツシユを取り付けたときに
は、このガーニツシユは車室内壁に直接的に接合
することなく、係止部とウエザストリツプとによ
つて、車室内壁側に対し弾性的に支持されるた
め、上記車室内壁とガーニツシユとの間に異音が
生じることは防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図はこの考案の実施例を示し、
第1図は第2図の−線矢視平面断面図、第2
図はセンターピラーの部分側面断面図、第3図は
ガーニツシユの斜視図、第4図は係止部の斜視
図、第5図は従来例を示し第1図に相当する図で
ある。 3……車室内壁、5……上下調整装置(車室構
成部品)、7……ガーニツシユ、8……ウエザス
トリツプ、21……突起、25……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車室内壁の端縁にウエザストリツプを取り付け
    ると共に、同上車室内壁に車室構成部品を取り付
    け、かつ、この車室構成部品を覆うガーニツシユ
    を設け、上記車室内壁とガーニツシユのいずれか
    一方に突起を形成し、他方に上記突起を係止させ
    る係止部を設け、上記車室内壁に対するほぼ直角
    方向でのガーニツシユの接近で上記突起が係止部
    に係止されるようにした自動車のガーニツシユ取
    付構造において、上記突起を係止部に係止させた
    とき、上記係止部が突起を弾性的に挟み付けてこ
    の突起を係止させ、かつ、上記ガーニツシユの縁
    部が上記ウエザストリツプに弾性的に圧接するよ
    うにしたことを特徴とする自動車のガーニツシユ
    取付構造。
JP1986111098U 1986-07-18 1986-07-18 Expired JPH046365Y2 (ja)

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JP1986111098U JPH046365Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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JP1986111098U JPH046365Y2 (ja) 1986-07-18 1986-07-18

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JPS6316249U JPS6316249U (ja) 1988-02-03
JPH046365Y2 true JPH046365Y2 (ja) 1992-02-21

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JPS59121213A (ja) * 1982-12-28 1984-07-13 日産自動車株式会社 自動車部品の取付構造

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JPS6316249U (ja) 1988-02-03

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