JPH0522419Y2 - - Google Patents

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JPH0522419Y2
JPH0522419Y2 JP1987103324U JP10332487U JPH0522419Y2 JP H0522419 Y2 JPH0522419 Y2 JP H0522419Y2 JP 1987103324 U JP1987103324 U JP 1987103324U JP 10332487 U JP10332487 U JP 10332487U JP H0522419 Y2 JPH0522419 Y2 JP H0522419Y2
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JP
Japan
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corner piece
outside mirror
door
mounting portion
hook
Prior art date
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JP1987103324U
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JPS648419U (ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コーナーピースの取付構造に関す
る。
[従来技術] 従来のコーナーピースの取付構造としては、例
えば第5図、第6図、第7図に示すようなものが
ある。このような従来のコーナーピース取付構造
は車両ドア101に突出して成るアウトサイドミ
ラー取付部103の車室内側からボルト105等
によつてアウトサイドミラー107が取付けら
れ、前記アウトサイドミラー取付部103の車室
内側にコーナーピース109を装着していた。ま
た、ドアスリム111はクリツプ等によりインナ
ーパネル113に装着され、このドアトリム11
1に前記コーナーピース109の下部に設けられ
たフランジ115が装着時に当接するよう構成さ
れていた。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら前記のものではドアトリム111
の上下方向の取付誤差等によつてコーナーピース
109に設けられたフランジ115との間に隙間
が発生するおそれがあり、かかる隙間が発生した
場合には外観美を損うだけでなく走行時の振動等
により異音が発生すると共に、こすれて傷が付き
易く、またその部分が露出するおそれがあつた。
この考案は、上記の問題に鑑み創案されたもの
で取付誤差等により発生する隙間及び走行時の振
動等による異音、こすれによる傷付きの発生を防
止することができるコーナーピースの取付構造の
提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するためにこの考案は、車両ド
アに突出して成るアウトサイドミラー取付部と、
このアウトサイドミラー取付部の車室内側に装着
したコーナーピースと、前記車両ドアの車室内側
に装着されたドアトリムとを備え、前記コーナー
ピースの下方縁部に取付部を突設し、前記車両ド
アのドアインナーパネル側に前記アウトサイドミ
ラー取付部に対向し前記ドアトリムを係止するフ
ツクを上向きに突設し、このフツクと前記アウト
サイドミラー取付部との間に、前記コーナーピー
スの取付部を挿入させて前記アウトサイドミラー
取付部に対し車体前後方向の位置決めを行なう位
置決め部を設け、前記フツクと前記アウトサイド
ミラー取付部との間に、前記コーナーピースと前
記ドアトリムとを挿入して係止した。
(作用) 車両ドアのドアインナーパネル側に設けられた
フツクとアウトサイドミラー取付部との間にコー
ナーピースとドアトリムとを挿入して係止するこ
とにより隙間の発生を防止する。このとき、コー
ナーピースは、下方縁部の取付部がフツクとアウ
トサイドミラー取付部との間の位置決め部に挿入
される。
(実施例) 以下、添付図面に基づき、この考案の実施例を
説明する。
第1図、第2図はこの考案の一実施例を示して
いる。
車両ドア1は、ドアアウタパネル3とドアイン
ターパネル5とで構成され、このドアアウタパネ
ル3とドアインナーパネル5との間の車両前方側
の上部にアウトサイドミラー取付部7が接合され
突出している。前記アウトサイドミラー取付部7
はアウターパネル9とインナーパネル11とによ
り構成され、このインナーパネル11の上部には
係止孔13が設けられ、略中央にはアウトサイド
ミラーの取付用ボルト15が固定されている。
前記ドアインナーパネル5側には前記アウトサ
イドミラー取付部7に対向するフツク17が上向
きに突設されている。前記フツク17はリブ23
と共に補強板19に一体成形されている。このフ
ツク17は略矩形状を成し先端部21は車室内側
に一定角度をもつて傾斜して形成され、この先端
部21より下部は前記アウトサイドミラー取付部
7のインナーパネル11と一定間隔で平行に形成
されている。前記フツク17はリブ23の略中央
に設けられており、このリブ23は横断面コの字
形状を成して突設され、位置決め部としての開口
部25が形成されている。前記補強板19はドア
インナーパネル5に固定されているものである。
コーナーピース27は前記アウトサイドミラー
取付部7と略同形状を成し下方縁部には取付部2
9が設けられている。このコーナーピース27の
裏面31の周囲にはリプ33が設けられている。
前記コーナーピース27の裏面31に一体成形さ
れたブラケツト35には、クリツプ37が取付け
られている。そして、前記取付部29は前記開口
部25に挿入されており、コーナーピース27は
クリツプ37が前記アウトサイドミラー取付部7
の係止孔13に挿入係止されることにより取付け
られる。
前記フツク17には第2図のようにドアトリム
フランジ部39が係止保持されており、このドア
トリムフランジ部39はドアトリム41の上縁部
に形成され、ドアトリム41は所定間隔を置いて
複数形成されたクリツプ等(図示しない)により
前記ドアインナーパネル5に係止保持されてい
る。ドアトリムフランジ部39は前記コーナーピ
ース27と当接し、前記アウトサイドミラー取付
部7のインナーパネル11と前記フツク17との
間に挿入されている。この状態で前記コーナーピ
ース27の下方に設けられた取付部29と、この
コーナーピース27の裏面31に設けられたリブ
33とは前記アウトサイドミラー取付部7のイン
ナーパネル11に当接している。
つぎに上記実施例の作用について説明する。
まず、取付け補強板19に設けられた開口部2
5にコーナーピース27の下部に形成された取付
部29を挿入して位置決める。挿入後アウトサイ
ドミラー取付部7の係止孔13に、コーナーピー
ス27のクリツプ37を挿入してコーナーピース
27を固定する。このとき、係止孔13とクリツ
プ37との挿入箇所は作業者から隠れた位置とな
りやすいが、コーナーピース27の取付部29を
開口部25に挿入して予め位置決めをしているの
で係止孔13とクリツプ37との相対位置もおの
ずと位置決めされ、係止孔13へのクリツプ37
の挿入作業が極めて容易となる。さらに開口部2
5への取付部29の挿入に際してもフツク17が
目安となり、作業が極めて容易となる。そして、
フツク17にはドアトリム41のドアトリムフラ
ンジ部39を係止させる。このとき、フツク17
の先端部21の傾斜が案内となり、ドアトリムフ
ランジ部39の挿入が容易となる。この時ドアト
リムフランジ部39とはアウトサイドミラー取付
部7のインナーパネル11とフツク17の間に挟
み込んだ状態となつている。このドアトリムフラ
ンジ部39とコーナーピース27との挟み込みは
一定の接圧力で行うことが望ましいが、接圧力0
でも挟み込みは可能である。この接圧力によりア
ウトサイドミラー取付部7のインナーパネル11
とフツク17の間に、当接するコーナーピース2
7とドアトリムフランジ部39を押した状態で保
持することができる。このためコーナーピース2
7とドアトリム41の取付時に上下左右方向の多
少の寸法誤差が生じたとしてもコーナーピース2
7と接圧力により若干たわんだドアトリムフラン
ジ部39は左右方向にたえず密着するので隙間の
発生を防止できる。従つて、異物の詰り込み等が
ないと共に、走行時の振動等によつても異音が発
生せず、さらに相対的に動くことがないからこす
れによる傷付きも防止できる。
次に他の実施例を前記の実施例と同一の構成要
素には同一の符号を付して説明する。
この実施例においては、第3図、第4図に示す
様に補強板19に設けられたフツク17の下部の
開口部25の内側に切起して位置決め部としての
係止部43を設け、この係止部43にコーナーピ
ース27の下部に成る取付部45を挿入させる。
前記取付部45は突部47をもつて屈曲形成され
ている。この実施例においても前記一実施例と同
様の効果が得られると共に、コーナーピース27
の下部に成る取付部45とは同一の補強板19に
形成された係止部43に取付けられている。この
ため2部品より成る係止構造に装着する場合に比
べて重複した取付け誤差は生ぜず、確実に係止で
きる。よつてコーナーピース27とドアトリムフ
ランジ部39との当接面の隙間の発生を防止する
効果が向上する。また、コーナーピース27下部
の取付部45が係止部43内で弾接し、コーナー
ピース27下部の固定が確実となる。従つて、車
体振動による異音発生の防止効果がより向上す
る。
[考案の効果] 以上より明らかなようにこの考案の構成によれ
ば、コーナーピースとドアトリムの取付時に上下
方向の誤差が生じたとしても、このコーナーピー
スとドアトリムとをアウトサイドミラー取付部と
フツクとの間に挿入して係止したことにより当接
面に発生する隙間を防止できると共に走行時の振
動等により発生する異音を防止することができ
る。またコーナーピースとドアトリムとの相対的
な動きも少なくなり、ドアトリムの傷付きも抑制
される。さらにコーナーピースの取付けに際し、
下方縁部の取付部をフツクとアウトサイドミラー
取付部との間の位置決め部に挿入してアウトサイ
ドミラー取付部に対し車体前後方向に位置決める
ことができる。このため、アウトサイドミラー取
付部に対するコーナーピースの取付けを前記位置
決めによつて極めて容易に行なうことができる。
また、フツクとアウトサイドミラー取付部との間
の位置決め部にコーナーピースの取付部を挿入す
る際にフツクが目安となり、挿入作業を極めて容
易に行なうことができるという相乗効果を奏する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る分解斜視図、
第2図は第1図における−線断面図、第3図
は他の実施例の分解斜視図、第4図は第3図にお
ける−線断面図、第5図は車両ドアを示す斜
視図、第6図は従来例を示す分解斜視図、第7図
は第6図における−線断面図である。 1……車両ドア、7……アウトサイドミラー取
付部、27……コーナーピース、17……フツ
ク、41……ドアトリム、25……開口部(位置
決め部)、29……取付部、43……係止部(位
置決め部)、45……取付部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車両ドアに突出して成るアウトサイドミラー取
    付部と、このアウトサイドミラー取付部の車室内
    側に装着したコーナーピースと、前記車両ドアの
    車室内側に装着されたドアトリムとを備え、 前記コーナーピースの下方縁部に取付部を突設
    し、 前記車両ドアのドアインナーパネル側に前記ア
    ウトサイドミラー取付部に対向し前記ドアトリム
    を係止するフツクを上向きに突設し、 このフツクと前記アウトサイドミラー取付部と
    の間に、前記コーナーピースの取付部を挿入させ
    て前記アウトサイドミラー取付部に対し車体前後
    方向の位置決めを行なう位置決め部を設け、 前記フツクとアウトサイドミラー取付部との間
    に前記コーナーピースと前記ドアトリムとを挿入
    して係止した ことを特徴とするコーナーピースの取付構造。
JP1987103324U 1987-07-07 1987-07-07 Expired - Lifetime JPH0522419Y2 (ja)

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JP1987103324U JPH0522419Y2 (ja) 1987-07-07 1987-07-07

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Publication Number Publication Date
JPS648419U JPS648419U (ja) 1989-01-18
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ID=31334048

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61220918A (ja) * 1985-03-28 1986-10-01 Nissan Motor Co Ltd 自動車用ドアにおけるコ−ナピ−ス

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61220918A (ja) * 1985-03-28 1986-10-01 Nissan Motor Co Ltd 自動車用ドアにおけるコ−ナピ−ス

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JPS648419U (ja) 1989-01-18

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