JPH07164972A - コンソールドアロック - Google Patents

コンソールドアロック

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JPH07164972A
JPH07164972A JP31858793A JP31858793A JPH07164972A JP H07164972 A JPH07164972 A JP H07164972A JP 31858793 A JP31858793 A JP 31858793A JP 31858793 A JP31858793 A JP 31858793A JP H07164972 A JPH07164972 A JP H07164972A
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JP
Japan
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knob
door lock
console
console door
engaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP31858793A
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English (en)
Inventor
Koji Eguchi
浩二 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンソールドアロックにおいて、大幅なコス
トアップなしに応力集中によるクラックの発生を防止す
る。 【構成】 コンソールドアロック10は樹脂製のノブ部
16と、ばね鋼等から成る金属製のヒンジ部18とで構
成されている。ノブ部16には係止溝24が形成されて
おり、係止溝24はコ字状とされコ字状の開口部には一
対の凹部24Aが形成されている。ヒンジ部18は側面
視でクランク状に屈曲され、屈曲部18Aを境に一方が
コンソールドアに固定されるドア側取付部18Bとさ
れ、他方がノブ部16と嵌合するノブ側取付部18Cと
されている。ノブ側取付部18Cはコ字状とされてお
り、ノブ部16の係止溝24と係合する一対の係合部3
6が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等の車両のコンソ
ールボックスを開閉するコンソールドアに設けられるコ
ンソールドアロックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両のコンソールボッ
クスには、コンソールドアの一端部が軸支され、他端部
が上下に揺動してコンソールボックスを開閉するように
なっている。また、コンソールボックスとコンソールド
アとには、コンソールボックスを閉状態に保持するため
のコンソールドアロックが設けられており、その一例が
特開平4−23980号公報に示されている。
【0003】図9に示される如く、このコンソールドア
ロックの本体72は樹脂材から成り、本体72は、コン
ソールドアに固定される固定部74と、この固定部74
の一端から延びる操作部76と、この操作部76から突
出しコンソールボックスに設けられた係合部に係合する
係合爪78と、固定部74と操作部76との間に介在し
弾性変形可能なヒンジ部80とからなっており、操作部
76をヒンジ部80を中心に揺動させることで係合爪7
8と、コンソールボックスに設けられた係合部との係脱
を行うようになっている。
【0004】また、固定部74及び操作部76には、図
10に示される金属製のインサート82が埋設されてお
り、インサート82の一部82Aが、ヒンジ部に表出し
ている。このため、半ロック状態での熱負荷に起因した
クリープによる作動不良を解消できるとともに、部品点
数増加によるコストアップを防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このコ
ンソールドアロックは、線膨張係数の差が大きい、金属
製のインサート82と樹脂製の本体72との一体成形で
あるため、温度上昇時の膨張差によって、インサート8
2のプレス加工時のバリを起点として本体72に応力集
中によるクラックが発生する恐れがある。これを改善す
るために、インサート82をバリ取り又は樹脂コートテ
ィングすることが考えられるが、この場合には、大幅な
コストアップとなる。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、大幅なコスト
アップなしに応力集中によるクラックの発生を防止する
ことができるコンソールドアロックを得ることが目的で
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のコンソールドア
ロックは、コンソールボックス本体の係合部に係止可能
な係合爪を有し係止溝が形成された樹脂製のノブ部と、
前記係止溝に係合する係止部を有するノブ側取付部とコ
ンソールドアに固定されるドア側取付部とを有する金属
製のヒンジ部と、を備えたことを特徴としている。
【0008】
【作用】本発明のコンソールドアロックでは、コンソー
ルドアロックに熱負荷が作用しても、樹脂製ノブ部の線
膨張係数と金属製ヒンジ部の線膨張係数との差は、係止
部と係止溝との間で吸収される。このため、バリ取り等
の対策を必要とせず、大幅なコストアップなしに応力集
中によるクラックの発生を防止することができる。
【0009】
【実施例】本発明のコンソールドアロックの第1実施例
を図1〜図5に従って説明する。
【0010】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印UPは車体上方方向を示す。図5に示される如く、コ
ンソールボックス本体12にはコンソールドア14の後
端部14Aが軸支されており、コンソールドア14の前
端部14Bが上下に揺動してコンソールボックス本体1
2を開閉するようになっている。
【0011】図4に示される如く、コンソールドア14
の前端部14Bの下面には、コンソールドアロック10
が設けられており、このコンソールドアロック10は、
想像線で示される様に弾性変形して、コンソールボック
ス本体12に形成された係合部12Aに係脱可能とされ
ている。
【0012】図1に示される如く、コンソールドアロッ
ク10は、樹脂製のノブ部16と、ばね鋼等から成る金
属製のヒンジ部18とで構成されている。
【0013】図2(A)に示される如く、ノブ部16は
側面16A、16B、16C、16Dで囲まれた矩形状
とされており、ノブ部16の側面16B、16C、16
Dには、それぞれ係止溝24が形成されている。係止溝
24は、側面16B、16C、16Dに沿ってコ字状と
されており、側面16B、16Dに沿った係止溝24の
一方の端部となるコ字状の開口部には、開口内側に凹ん
だ一対の凹部24Aが形成されている。また、側面16
B、16Dに沿った係止溝24の他方の端部となるコ字
状の底部には、傾斜面とされたガイド部24Bが形成さ
れている。
【0014】図2(B)に示される如く、ノブ部16の
側面16A近傍の部位は、図2(B)の下方へ向けて膨
出され側面16Aに沿って延びる把持部20を形成して
いる。また、ノブ部16の略中央には、下方へ向けて係
合爪22が突出しており、この係合爪22が、図4に示
される如く、コンソールボックス本体12の係合部12
Aに係脱可能となっている。
【0015】図2(C)に示される如く、係止溝24
は、ノブ部16の厚さ方向(図の矢印W方向)の略中央
部に形成されている。
【0016】図3(B)に示される如く、コンソールド
アロック10のヒンジ部18は側面視でクランク状に屈
曲され、屈曲部18Aを境に一方がコンソールドアに固
定されるドア側取付部18Bとされ、他方がノブ部と嵌
合するノブ側取付部18Cとされている。
【0017】図3(A)に示される如く、ヒンジ部18
のドア側取付部18Bは、平面視で矩形状とされてお
り、一対の取付孔30が穿設されている。
【0018】図4に示される如く、ヒンジ部18のドア
側取付部18Bの取付孔30には、下方からビス32が
それぞれ挿入されており、これらのビス32によって、
ヒンジ部18はコンソールドア14の基材34に固定さ
れている。
【0019】図3(A)に示される如く、ヒンジ部18
のノブ側取付部18Cは、平面視でコ字状とされてお
り、コ字状の対向する2辺は係止部36とされている。
また、これら係止部36の開口側端部には、開口内側に
突出した一対の爪36Aが形成されている。なお、これ
らの爪36Aは、図2(A)に示されるノブ部16の凹
部24Aより若干小さくなっている。
【0020】従って、図1に示される如く、ヒンジ部1
8のノブ側取付部18Cの係止部36を、ノブ部16の
係止溝24に後方(図1の矢印A方向)から挿入する
と、一対の爪36Aが、係止溝24のガイド部24Bと
摺動し、弾性変形によりノブ側取付部18Cが広げられ
る。さらに押し込むと、一対の爪36Aが、係止溝24
にガイドされ一対の凹部24Aに微小隙間を残して係合
するようになっている。
【0021】次に本実施例の作用を説明する。本実施例
のコンソールドアロック10では、コンソールドアロッ
ク10に熱負荷が作用しても、樹脂製ノブ部16の線膨
張係数と、金属製ヒンジ部18の線膨張係数との差は、
爪36Aと係止溝24の凹部24Aとの間の微小隙間で
吸収される。また、ノブ部16が幅方向(図1の矢印Y
方向)へ膨張した場合には、ヒンジ部18のノブ側取付
部18Cが弾性変形により広げられる。このため、ヒン
ジ部18にバリ取り等の対策を必要とせず、大幅なコス
トアップなしに応力集中によるクラックの発生を防止す
ることができる。
【0022】また、本実施例のコンソールドアロック1
0では、ヒンジ部18のノブ側取付部18Cを、ノブ部
16の係止溝24に後方(図1の矢印A方向)から挿入
すると、一対の爪36Aが、係止溝24のガイド部24
Bと摺動し、弾性変形によりノブ側取付部18Cが広げ
られ、さらに押し込むと、一対の爪36Aが、係止溝2
4にガイドされ一対の凹部24Aに係合するため、ノブ
部16に対してヒンジ部18をワンタッチで組付けるこ
とができ、組付作業性が大幅に向上する。
【0023】本発明のコンソールドアロックの第2実施
例を図6及び図7に従って説明する。
【0024】なお、第1実施例と同一部材については同
一符号を付してその説明を省略する。
【0025】図7に示される如く、本第2実施例では、
ヒンジ部18のノブ側取付部18Cに切り起こし爪50
が形成されている。これらの、切り起こし爪50は、コ
字状の各辺の中央部にそれぞれ形成されており、ノブ部
16の挿入側から切り起こされている。
【0026】従って、図6に示される如く、ヒンジ部1
8のノブ側取付部18Cをノブ部16の係止溝24に挿
入すると、切り起こし爪50が係止溝24の内壁を押圧
して、ヒンジ部18とノブ部16との係合をより確実な
ものとする。
【0027】なお、切り起こし爪50の数及び形成位置
は、本第2実施例に位置に限定されない。
【0028】本発明のコンソールドアロックの第3実施
例を図8に従って説明する。なお、第1実施例と同一部
材については同一符号を付してその説明を省略する。
【0029】図8に示される如く、本第3実施例のコン
ソールドアロック10では、ノブ部16内に係止溝56
が形成されており、係止溝56の底部には、ノブ部16
の幅方向(図8の矢印Y方向)に凹んだ一対の凹部56
Aが形成されている。また、ヒンジ部18のノブ側取付
部18Cは、平行に配設された2片の係止部58で構成
されている。また、これら2片の係止部58の先端部に
は、外側に突出した一対の爪58Aが形成されている。
なお、これらの爪58Aはノブ部16の凹部56Aより
若干小さくなっている。
【0030】従って、ヒンジ部18のノブ側取付部18
Cの係止部58を、ノブ部16の係止溝56に後方(図
8の矢印X方向)から挿入すると、一対の爪58Aが、
係止溝56のガイド部56Bと摺動し、弾性変形により
2片の係止部58が互いに接近する方向に撓む。さらに
押し込むと、一対の爪58Aが、係止溝56にガイドさ
れ一対の凹部56Aに微小隙間を残して係合する。この
ため、大幅なコストアップなしに応力集中によるクラッ
クの発生を防止することができるとともに、ノブ部16
に対してヒンジ部18をワンタッチで組付けることがで
き、組付作業性が大幅に向上する。
【0031】
【発明の効果】本発明のコンソールドアロックは、コン
ソールボックス本体の係合部に係止可能な係合爪を有し
係止溝が形成された樹脂製のノブ部と、前記係止溝に係
合する係止部を有するノブ側取付部とコンソールドアに
固定されるドア側取付部とを有する金属製のヒンジ部
と、を備えた構成としてので、大幅なコストアップなし
に応力集中によるクラックの発生を防止することができ
るという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るコンソールドアロッ
クを示す車体斜め前方から見た斜視図である。
【図2】(A)は本発明の第1実施例に係るコンソール
ドアロックのノブ部を示す平面図であり、(B)は本発
明の第1実施例に係るコンソールドアロックのノブ部を
示す側面図であり、(C)は(A)のC−C線断面図で
ある。
【図3】(A)は本発明の第1実施例に係るコンソール
ドアロックのヒンジ部を示す平面図であり、(B)は本
発明の第1実施例に係るコンソールドアロックのヒンジ
部を示す側面図である。
【図4】図5の4−4線拡大断面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係るコンソールドアロッ
クが適用されたコンソールボックスを示す車体斜め前方
から見た斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に係るコンソールドアロッ
クを示す車体斜め前方から見た斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例に係るコンソールドアロッ
クのヒンジ部を示す車体斜め前方から見た斜視図であ
る。
【図8】本発明の第3実施例に係るコンソールドアロッ
クを示す平面図である。
【図9】従来例に係るコンソールドアロックを示す斜視
図である。
【図10】従来例に係るコンソールドアロックのインサ
ートを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 コンソールドアロック 12 コンソールボックス本体 12A 係合部 14 コンソールドア 16 ノブ部 18 ヒンジ部 18B ドア側取付部 18C ノブ側取付部 24 係止溝 24A 凹部 20 把持部 22 係合爪 36 係止部 36A 爪 50 切り起こし爪 56 係止溝 56A 凹部 58 係止部 58A 爪5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンソールボックス本体の係合部に係止
    可能な係合爪を有し係止溝が形成された樹脂製のノブ部
    と、前記係止溝に係合する係止部を有するノブ側取付部
    とコンソールドアに固定されるドア側取付部とを有する
    金属製のヒンジ部と、を備えたことを特徴とするコンソ
    ールドアロック。
JP31858793A 1993-12-17 1993-12-17 コンソールドアロック Pending JPH07164972A (ja)

Priority Applications (1)

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JP31858793A JPH07164972A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 コンソールドアロック

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JP31858793A JPH07164972A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 コンソールドアロック

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ID=18100809

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JP31858793A Pending JPH07164972A (ja) 1993-12-17 1993-12-17 コンソールドアロック

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006233629A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Mazda Motor Corp 操作ノブの取付構造
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