JP3754146B2 - 断熱箱体の仕切構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、冷蔵庫、冷凍庫等の本体である断熱箱体の内部を複数の室に仕切るための構造、とくに、断熱箱体の前面開口側における仕切構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の冷蔵庫等においては、実公平8−3914号公報に例示されているように、断熱箱体の仕切壁前面に設置された仕切体が、相互に嵌め合わされた前面カバー及び前面枠とそれらの内部に装着された断熱材等とからなり、前面枠の端部に固着された前面枠止め金具の結合部を、外装体内壁面に固定されたキャッチのU字形係合凹部へ係合させることにより、前面枠が前面カバー内へ組み込まれている。
【0003】
しかしながら、この場合には、仕切体に対して上下方向から作用する荷重は、キャッチのテーパ部端縁である直線的な鍔で支持されることとなるため、仕切体に大きな荷重を支持させることができず、仕切体に荷重がかかると前面カバー及び前面枠の組み付けがゆるんだり、仕切体が破損しやすい等の不具合がある。
また、前面枠の前面枠止め金具がキャッチのU字形係合凹部に係合しているので、冷蔵庫等のドアに鍵を付設するため前面枠の内側へ補強板を入れて、前面枠に掛け金を取り付け可能とする場合のように、前面カバー内から前面枠を取り外すことは非常に困難であり、このため、前面枠に上記のような改造を施すことができない欠点がある。
さらに、前面枠端部の前面枠止め金具とキャッチとの係合スペースには断熱材を装着することができないため、この部分で断熱性能が悪化して前面枠に結露が生じたり、また、キャッチの形状が複雑であると共に、前面枠に前面枠止め金具を必要とするため、それらの製作コストが高くつくことは、いずれも避けられなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、冷蔵庫、冷凍庫等の断熱箱体において、内部仕切壁の開口側端面に装着される仕切体が大きな荷重を支持し、かつ、必要に応じて仕切体の前面枠を容易に取り外しできるようにしようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明にかかる断熱箱体の仕切構造は、一側面が開口して内部が仕切壁により複数の室に仕切られ、上記仕切壁の開口側端面に桟状に延びる仕切体が装着された断熱箱体において、上記仕切体は上記仕切壁の開口側端面に固定され断面コ字状の長尺体で外方に開口した前面カバーと断面コ字状の長尺体で内方に開口し上記前面カバーの開口側に嵌め込まれて上記開口側を塞ぐ前面枠とをそなえ、上記前面枠は、上記断熱箱体の互いに向かい合う内壁面にそれぞれ中央部分が取り付けられた断面コ字状ブラケットの上記中央部分を挟む各端部平坦面と上記前面カバーの互いに向かい合う平坦な壁面の端部内面との間に、互いに向かい合う壁面の端部がそれぞれ配置され、上記ブラケットの各端部平坦面にそれぞれ形成された突起に上記前面枠の壁面端部が係合して位置決めされると共に、上記前面カバーと上記前面枠とで囲まれる空間内に柱状断熱材が配置されている。
【0006】
すなわち、仕切体の前面カバーに組み合わされる前面枠、断熱箱体の互いに向かい合う内壁面にそれぞれ中央部分が取り付けられた断面コ字状ブラケットの上記中央部分を挟む各端部平坦面と前面カバーの互いに向かい合う平坦な壁面の端部内面との間に、互いに向かい合う壁面の端部がそれぞれ配置されて、ブラケットの端部平坦面により支持されているため、仕切体全体がその両端部でそれぞれブラケットの両端部平坦面により強固に、かつ、安定的に支持されることとなって、上下方向等の大きな荷重を容易に支えることができる。
また、仕切体の前面カバーに組み合わされる前面枠、ブラケットの各端部平坦面に形成された突起に前面枠の互いに向かい合う壁面端部がそれぞれ単に係合して位置決めされているので、その係合を外すことにより前面枠を前面カバーから容易に取り外すことができ、従って、鍵の付設工事等の改造を必要に応じて簡単に前面枠へ施すことができるという便利さがある。 しかも、前面枠が断熱箱体の内壁面に取り付けられたブラケットの端部平坦面と前面カバーの内壁面との間に配置されていて、前記従来技術におけるような止め金具を全く必要としなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す本発明の各実施形態例について、同等部分にはそれぞれ同一符号を付けて説明する。
図1〜図3において、冷蔵庫、冷凍庫等の断熱箱体1は前面が開口し、内部が仕切壁2により上下左右に仕切られて、仕切壁2の開口側端面に仕切体3が装着されていると共に、断熱箱体1の前面開口には図示しない断熱扉体が開閉自在に取り付けられている。
【0008】
仕切体3は、断面コ字状の前面カバー4、断面コ字状の前面枠5及び略柱状の断熱材6をそなえ、前面カバー4は、開口部が前方へ向くようにして仕切壁2の開口側端面にシール材7を挟んでねじ8により固定されていて、その上壁10及び下壁11の内側にはそれぞれ横方向へ延びるリブ12、12が形成され、また、縦壁13の内側上下にはそれぞれ横方向へ延びるリブ14、14が形成されている。
前面枠5は、その上壁20及び下壁21の外側にそれぞれ打出部22が設けられていると共に、上壁20及び下壁21の端部にそれぞれ横方向へ延びる長孔23が形成されている。
【0009】
他方、断熱箱体1の右内壁面にはリベット9により断面略コ字状のブラケット30が固定され、ブラケット30の上下平坦面31、32にはそれぞれ上下へ突出する略円錐台状の打出部33が成形されていると共に、上下平坦面31、32の前端縁にはそれぞれ曲折したガイド面34が形成されている。
また、後記のように組み合わされた前面カバー4及び前面枠5の内部へ装着される略柱状の断熱材6には、ブラケット30の上下平坦面31、32と曲折ガイド面34とが配置される部分にのみ上下にそれぞれ切欠き40が形成されている。
【0010】
仕切壁2の開口側端面に固定された前面カバー4に対して前面枠5を組み合わせる場合には、まず、前面枠5の内部全体に断熱材6を抱持させた状態で、前面枠5の上壁20及び下壁21における端縁24が、それぞれブラケット30における上下平坦面31、32の曲折ガイド面34により案内されて、前面カバー4における上壁10及び下壁11の内面とブラケット30の上下平坦面31、32との間へそれぞれ嵌め込まれる。
さらに、前面枠5が前面カバー4内へ押し込まれると、前面枠5の上壁20及び下壁21に形成された長孔23がそれぞれ横方向へ延びているため、前面枠5の位置が前面カバー4に対して多少横方向へずれていても、ブラケット30における上下打出部33の円錐面に沿って前面枠5の上下端縁24がそれぞれ変位することにより、前面枠5の上下長孔23が上下の打出部33とそれぞれ確実に嵌合することができる。
【0011】
このとき、図2によく示されているように、前面枠5の上下長孔23がそれぞれブラケット30の上下打出部33と嵌合することにより前面枠5が位置決めされ、ブラケットガイド面34の先端が前面枠5の裏面に当接して、前方から前面枠5に作用する負荷を支持する一方、前面カバー4の上壁10及び下壁11にそれぞれ形成されたリブ12、12が、ブラケット30の上下平坦面31、32に対し、ブラケット打出部33の前後で前面枠5の上壁20及び下壁21を弾力的に押さえ込む。
従って、前面カバー4の上壁10とブラケット30の上方平坦面31との間、及び、前面カバー4の下壁11とブラケット30の下方平坦面32との間に、前面枠5の上壁20及び下壁21がそれぞれ強固に挟持されることとなる。
また、前面枠5の上壁20及び下壁21における端縁24と、ブラケット30の上下端縁35とがそれぞれ重なって、前面カバー4における縦壁13の上下リブ14、14にそれぞれ係合している。
【0012】
すなわち、前面枠5の上壁20及び下壁21がそれぞれブラケット30の上下平坦面31、32により上下方向に支持されているため、仕切体3はブラケット30により上下方向に対して強固に、かつ、安定的に支持されており、しかも、前面枠5の上下端縁24とブラケット30の上下端縁35とがそれぞれ重なって、前面カバー4の縦壁リブ14、14にそれぞれ係合することによっても、上下方向に強く支持され、従って、仕切体3は上下方向に作用する大きな荷重を容易に支えることができるので、仕切体3へ荷重がかかったときに前面カバー4及び前面枠5の組み付けがゆるんだり、仕切体3が破損するおそれを解消することができる。
【0013】
また、ブラケット30の上下平坦面31、32にそれぞれ形成された打出部33は、それぞれ上下へ突出する円錐台状であるため、前面枠5が前面カバー4内へ押し込まれたとき、上下打出部33の傾斜面に沿って前面枠5の上下端縁24がそれぞれ変位することにより、上下長孔23が上下打出部33とそれぞれ嵌合しやすく、従って、前面枠5を前面カバー4内へ容易に組み込むことができる。
他方、前面カバー4の上壁10及び下壁11をそれぞれ上下に拡げて、前面枠5を前面カバー4内から引き出す場合には、上下打出部33の傾斜面に沿ってそれぞれ上下長孔23の端縁が変位することにより、上下長孔23が上下打出部33からそれぞれ外されやすく、従って、前面枠5を前面カバー4内から容易に引き出すことができるので、必要に応じて前面枠5を前面カバー4内から取り外し、図9に例示されているように、前面枠5の内側へ補強板50を裏当てした上、前面枠5の前面側へねじ51により錠掛け金52を取り付けて、図示しないドア側の鍵が錠掛け金52と係合できるようにする前面枠5の改造を容易に施すことができる便利さがある。
【0014】
さらに、略柱状の断熱材6は、ブラケット30の上下平坦面31、32と曲折ガイド面34とが配置される部分にのみ上下にそれぞれ最小限の切欠き40が形成されているに止まり、前面枠5内部のほぼ全体にわたって断熱材6が充填されうるので、仕切体3における断熱性能を従来よりも格段に向上させることができて、前面枠5への結露を容易に抑制することができる。
【0015】
また、前面枠5が前面カバー4の上壁10及び下壁11とブラケット30の上下平坦面31、32との間に挟持されていて、前面枠5には前記従来技術における止め金具のような部品が不要であるばかりでなく、ブラケット30は断面コ字状のきわめて簡単な形状ですむため、それらの製作コストを容易に低減させることができる実用的な長所がある。
【0016】
次に、図4〜図8に示す第2実施形態例について説明するが、上記第1実施形態例と共通する部分については説明を省略する。
この第2実施形態例において、断熱箱体1の右内壁面に固定された断面略コ字状ブラケット30の上下平坦面31、32には、それぞれ横方向へ延びて上下へ突出した打出部36が成形され、打出部36の前面及び左右端面がそれぞれ滑らかに傾斜し、かつ、打出部36の後端が上下に立った係止面37を形成している一方、上下平坦面31、32の前端縁にはそれぞれ曲折したガイド面34が形成されていると共に、上下平坦面31、32の左方端縁にはそれぞれ曲折したガイド面38が形成されている。
また、仕切体3の断面コ字状の前面カバー4及び断面コ字状の前面枠5は第1実施形態例の場合と異ならないが、略柱状の断熱材6には、ブラケット30の上下平坦面31、32と曲折ガイド面34及び曲折ガイド面38とが配置される部分にのみ上下にそれぞれ切欠き41が形成されている。
【0017】
従って、仕切壁2の開口側端面に固定された前面カバー4に対して前面枠5を組み合わせる場合には、まず、前面枠5の内部全体に断熱材6を抱持させた状態で、前面枠5の上壁20及び下壁21における端縁24が、それぞれブラケット30における上下平坦面31、32の曲折ガイド面34により案内されて、前面カバー4における上壁10及び下壁11の内面とブラケット30の上下平坦面31、32との間へそれぞれ嵌め込まれる。
さらに、前面枠5が前面カバー4内へ押し込まれると、前面枠5の上壁20及び下壁21に形成された長孔23がそれぞれ横方向へ長く延びているため、前面枠5の位置が前面カバー4に対して多少横方向へずれていても、ブラケット30における上下打出部36の前方傾斜面に沿って前面枠5の上下端縁24がそれぞれ変位することにより、前面枠5の上下長孔23が上下の打出部36とそれぞれ確実に嵌合することができる。
【0018】
このとき、図5によく示されているように、前面枠5の上下長孔23がそれぞれブラケット30の上下打出部36と嵌合して、長孔23の端縁が打出部36の上下に立った後方係止面37と係合することにより、前面枠5の位置決めと抜け止めが行われ、また、ブラケットガイド面34の先端が前面枠5の裏面に当接して、前方から前面枠5に作用する負荷を支持する一方、前面カバー4の上壁10及び下壁11にそれぞれ形成されたリブ12、12が、ブラケット30の上下平坦面31、32に対し、ブラケット打出部36の前後で前面枠5の上壁20及び下壁21を弾力的に押さえ込む。
従って、前面カバー4の上壁10とブラケット30の上方平坦面31との間、及び、前面カバー4の下壁11とブラケット30の下方平坦面32との間に、前面枠5の上壁20及び下壁21がそれぞれ強固に挟持されることとなる。
また、前面枠5の上壁20及び下壁21における端縁24と、ブラケット30の上下端縁35とがそれぞれ重なって、前面カバー4における縦壁13の上下リブ14、14にそれぞれ係合している。
【0019】
すなわち、第1実施形態例の場合と同様に、前面枠5の上壁20及び下壁21がそれぞれブラケット30の上下平坦面31、32により上下方向に支持されているため、仕切体3はブラケット30により上下方向に対して強固に、かつ、安定的に支持されており、しかも、前面枠5の上下端縁24とブラケット30の上下端縁35とがそれぞれ重なって、前面カバー4の縦壁リブ14、14にそれぞれ係合することによっても、上下方向に強く支持され、さらには、長孔23の端縁と打出部36の後方係止面37との係合により前面枠5が抜け止めされているので、仕切体3は上下方向に作用する大きな荷重を容易かつ確実に支えることができ、従って、仕切体3へ荷重がかかったときに前面カバー4及び前面枠5の組み付けがゆるんだり、仕切体3が破損するおそれを解消することができる。
【0020】
また、ブラケット30の上下平坦面31、32にそれぞれ形成された打出部36は、その前面がそれぞれ滑らかに傾斜しているため、前面枠5が前面カバー4内へ押し込まれたとき、上下打出部36の前方傾斜面に沿って前面枠5の上下端縁24がそれぞれ変位することにより、上下長孔23が下長打出部36とそれぞれ嵌合しやすく、従って、前面枠5を前面カバー4内へ容易に組み込むことができる。
他方、前面カバー4の上壁10及び下壁11をそれぞれ上下に拡げて、前面枠5を前面カバー4内から取り外す場合には、図8の矢印に示されているように前面枠5を横に引くと、上下打出部36の傾斜端面に沿ってそれぞれ上下長孔23の端縁が変位することにより、上下長孔23が上下打出部36からそれぞれ外されやすく、従って、前面枠5を前面カバー4内から容易に取り外すことができるので、必要に応じて前面枠5を前面カバー4内から取り外し、前面枠5に対して図9に示されているような前記改造を容易に施すことができる便利さがある。
【0021】
さらに、略柱状の断熱材6は、ブラケット30の上下平坦面31、32と曲折ガイド面34及び曲折ガイド面37とが配置される部分にのみ上下にそれぞれ最小限の切欠き41が形成されているに止まり、前面枠5内部のほぼ全体にわたって断熱材6が充填されうるので、仕切体3における断熱性能を従来よりも格段に向上させることができて、前面枠5への結露を容易に抑制することができ、また、第1実施形態例の場合と同様に、止め金具の不要化及びブラケット30の形状簡素化により、それらの製作コストを容易に低減させることができる長所がある。
【0022】
なお、上記各実施形態例は、それぞれ横方向に延びる仕切体の端部と、上下に延びる断熱箱体の内壁面との連結部分におけるものであるが、上下に延びる仕切体の上端と横方向に延びる断熱箱体の内壁面との連結部分に対しても、上記各実施形態例における各部の上下と左右とを置き替えて形成することにより、上記各実施形態例と同等の構成とすることができ、かつ、上記各実施形態例とは上下と左右とが置き替えられてはいるが、上記各実施形態例と同等の作用効果を奏することができるものである。
【0023】
【発明の効果】
本発明にかかる断熱箱体の仕切構造にあっては、仕切体の前面カバーに組み合わされる前面枠、断熱箱体の互いに向かい合う内壁面にそれぞれ中央部分が取り付けられた断面コ字状ブラケットの上記中央部分を挟む各端部平坦面と前面カバーの互いに向かい合う平坦な壁面の端部内面との間に、互いに向かい合う壁面の端部がそれぞれ配置されて、仕切体がその両端部でそれぞれブラケットの両端部平坦面により強固に、かつ、安定的に支持されるため、仕切体が上下方向等の大きな荷重を容易に支えることができて、前面カバー及び前面枠間のゆるみや、前面枠の破損を防止することができると共に、前面カバーに対する前面枠の着脱が容易であり、また、前面枠には従来技術における止め金具を全く必要としないので、前面カバーと前面枠とで囲まれる空間内に配置された柱状断熱材による前面枠内の断熱性能を容易に高め、かつ、仕切体の製作コストを容易に低減させることができる長所がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例における全体斜視図。
【図2】図1のII−II矢視断面拡大図。
【図3】上記第1実施形態例の要部分解斜視図。
【図4】本発明の第2実施形態例における全体斜視図。
【図5】図4のV−V矢視断面拡大図。
【図6】上記第2実施形態例の要部分解斜視図。
【図7】図4の VII−VII 縦断面拡大図。
【図8】上記第2実施形態例の作用説明図。
【図9】上記各実施形態例の要部側面図。
【符号の説明】
1 断熱箱体
3 仕切体
4 前面カバー
5 前面枠
6 断熱材
23 長孔
30 ブラケット
31、32 平坦面
33、36 打出部
34、38 ガイド面
37 係止面
40、41 切欠き

Claims (3)

  1. 一側面が開口して内部が仕切壁により複数の室に仕切られ、上記仕切壁の開口側端面に桟状に延びる仕切体が装着された断熱箱体において、上記仕切体は上記仕切壁の開口側端面に固定され断面コ字状の長尺体で外方に開口した前面カバーと断面コ字状の長尺体で内方に開口し上記前面カバーの開口側に嵌め込まれて上記開口側を塞ぐ前面枠とをそなえ、上記前面枠は、上記断熱箱体の互いに向かい合う内壁面にそれぞれ中央部分が取り付けられた断面コ字状ブラケットの上記中央部分を挟む各端部平坦面と上記前面カバーの互いに向かい合う平坦な壁面の端部内面との間に、互いに向かい合う壁面の端部がそれぞれ配置され、上記ブラケットの各端部平坦面にそれぞれ形成された突起に上記前面枠の壁面端部が係合して位置決めされると共に、上記前面カバーと上記前面枠とで囲まれる空間内に柱状断熱材が配置された断熱箱体の仕切構造。
  2. 請求項1において、上記突起は略円錐台状の打出部であって、上記前面枠の壁面端部に形成された孔が上記打出部と係合するように構成された断熱箱体の仕切構造。
  3. 請求項1において、上記突起は前方及び側端の傾斜面と後方の立ち上がり面とが成形された打出部であって、上記前面枠の壁面端部に形成された孔が上記打出部と係合するように構成された断熱箱体の仕切構造。
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