JPH0544704Y2 - - Google Patents

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JPH0544704Y2
JPH0544704Y2 JP1986166247U JP16624786U JPH0544704Y2 JP H0544704 Y2 JPH0544704 Y2 JP H0544704Y2 JP 1986166247 U JP1986166247 U JP 1986166247U JP 16624786 U JP16624786 U JP 16624786U JP H0544704 Y2 JPH0544704 Y2 JP H0544704Y2
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door
shelf
door shelf
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JP1986166247U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本案は冷蔵庫等の貯蔵庫において扉ポケツトと
称される扉棚を扉内板に係止する装置に関する。
(ロ) 従来の技術 第1従来技術である実開昭54−10561号公報
(F25D25/00)には、扉内板に所定の間隔をもつ
て一体に突設した上下に延びる一対の突壁と、こ
の突壁の内側面に互に対向して一体に突設した突
条部と、前記両突壁の突出先端部に夫々一体に突
設した係止突部と、前記両突壁間に上方からの挿
入により配設され両端部から奥方向に突出して
夫々前記突条部に係合する係合突部及び両端部か
ら外方に突出して前記係止突部の外側に係合する
挟持突部とを形成したポケツト部材とを具備して
なる冷蔵庫の瓶類収納装置の構成が開示され、
又、第2従来技術である実公昭51−51509号公報
(70B24)には、表面を傾斜した階段状に形成し
両側に壁部を有した扉内板と、前記傾斜段部に連
設され同様に傾斜して取付けた断面がほぼL字状
のポケツトと、このポケツトの両端部とこれに対
応する前記扉内板の側壁部とのいずれか一方に形
成した内面に鉤状部を有する長溝と、この長溝の
対応側に形成した鉤部を有する凸条部とからな
り、前記ポケツトの両端部を前記扉内板の側壁間
に摺動挿入することにより長溝と凸条部の各々の
鉤部を係合させるようにしたことを特徴とする冷
蔵庫扉内板におけるびん類収納ポケツト装置の構
成が示され、更に、第3従来技術である実公昭43
−23811号公報(70B24)には、冷凍室の前面開
口部を閉塞する中扉の裏面に支持枠を突出形成し
この支持枠の両内側面の下部に突起片を形成し、
上面が開口し、且つ冷蔵庫扉の内面板の一部に着
脱自在に取付けられる冷蔵容器の両側面の下部に
前記突起片と嵌合する凹陥部を形成しこの貯蔵容
器を前記中扉の支持枠に着脱自在に取付けてなる
冷蔵庫の構成が示されており、上記各従来技術は
何れも扉棚を扉内板に係合させる扉棚係止装置で
ある。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 一般に最近の冷蔵庫等の貯蔵庫においては、省
資源・省エネルギー化を目的としてその軽量化を
図つており、この影響が扉内板や扉棚にも及び、
このために樹脂で成形される扉内板や扉棚を軽く
する故、その肉厚が薄くなつてきている。即ち、
扉内板や扉棚の薄肉化が図られている訳である
が、扉内板や扉棚の薄肉化を図るとその弾力性が
増して扉棚を扉内板に係合しやすくなる反面、逆
にこの係合関係を解除しやすくなる。従つて、上
記第1、第2従来技術の場合には、扉棚の前壁を
持つて扉を閉めようとしたときに、第6図右半分
に示す如く前壁15が前方に大きく湾曲してこの
湾曲による応力が左右両壁16に加わり、左右両
壁の後端が内方向に移動して扉棚14の離脱を助
長することになり、この結果、扉内板から扉棚が
外ずれ、収納食品が落下するという問題点があ
り、又第3従来技術でも容器を持つて閉扉すると
第1、第2両従来技術と同様な問題点が生じるこ
とになつた。尚、第6図左半分は正規の扉棚の取
付状態を示している。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本案は上記問題点を解決するために、貯蔵庫1
の扉内板5に着脱自在に取付けられる扉棚14を
係止する装置において、前記扉内板5の左右両側
部には対をなす立上壁8,8を設け、この両立上
壁の相対向する内面の頂部側に相対向する突起
9,9、基部側に前記内面との間に凹陥部10,
10を画成し且つ前記突起9,9と相対向する膨
出部11,11を夫々設け、一方前記扉棚の左右
両壁16,16には前記突起9,9を受け入れこ
の突起と係合関係になる溝部20,20と、前記
凹陥部10,10に係合する係合片21,21と
を具備してなる貯蔵庫の扉棚係止装置を提供す
る。
(ホ) 作用 実施例によれば、扉棚14は前記両突起9,9
及び両凹陥部10,10の真上に両溝部20,2
0及び両係合片21,21を位置させた状態から
下方に移動させることに伴ない、両溝部20,2
0が両突起9,9に夫々係合され又、両係合片2
1,21が両凹陥部10,10に夫々係合されて
第1図に示す如く扉内板5に取付けられる。かゝ
る扉棚14の係合状態において、扉4を閉めるた
めに扉棚14の前壁15を持つて引つ張つた場合
には、前壁15の前方への湾曲に伴ない両突起
9,9と、この両突起に係合された両溝部20,
20とが扉棚14の前方向への離脱防止即ち抜け
止め防止の作用をなすと共に、両膨出部11,1
1が両凹陥部10,10に係合された両係合片2
1,21の内方向への変形を規制する作用、即ち
係合片21,21が相互に近づこうとする力を規
制する作用をなす。
(ヘ) 実施例 以下図面に基づいて本案の実施例を説明する
と、1は冷蔵庫等の貯蔵庫で、庫内上部を図示し
ない冷凍室、下部を冷蔵室2となし、この冷凍・
冷蔵両室の前面には夫々扉3,4を設けている。
前記冷蔵室用の扉4は第1図に示す如くポリプロ
ピレン等の樹脂からなり真空成形された扉内板5
と、塩化ビニール鋼板等の金属からなる扉外板6
と、この扉内外板両板間の空間に充填された発泡
断熱材7とからなるものである。8,8は前記扉
内板5の左右両側部材に沿つて形成され上下方向
に細長く延びる一対の立上壁で、この両立上壁の
相対向する内面の頂部側には相互に相対向する突
起9,9が形成されると共に、基部側には前記内
面との間に前面及び上面を開口した凹陥部10,
10を夫々画成し、且つ前記両突起9,9と夫々
間隔を存して相対向する膨出部11,11が形成
され、更にはこの両膨出部を連結し後述する扉棚
の補助部となる張出部12及びこの張出部の先端
に位置し、扉棚の底壁後縁を支える支持部13が
形成されている。14は前壁15、左右両壁1
6,16、底壁17及び前壁15の両端から後方
に延びる補助壁18,18からなる弾性を有する
扉棚で、前記扉内板5と同じ材料乃至は異なつた
樹脂をインジエクシヨン成形することにより成形
されたものであり、前記左右両壁16,16には
複数のリブ19によりその周囲を補強され、下面
及び外側面を開口し、前記両突起9,9を夫々受
け入れることによりこの両突起と係合関係となる
左右一対の溝部20,20が形成され、又前記左
右両壁16,16の後縁には前記両凹陥部10,
10に夫々係合される一対の係合片21,21が
形成されている。又、前記両補助壁18,18は
扉棚14を扉内板5に係合したときに、前記両立
上壁8,8の頂部に当接して扉棚14の取付強度
の向上を図る作用をなすと共に、扉棚14の前後
方向のガタツキを規制する作用をなす。
前記扉棚14は前記両突起9,9及び両凹陥部
10,10の真上に両溝部20,20及び両係合
片21,21を位置させた状態から下方に移動さ
せることに伴ない、両溝部20,20が両突起
9,9に夫々係合され又、両係合片21,21が
両凹陥部10,10に夫々係合されて第1図に示
す如く扉内板5に取付けられる。かゝる扉棚14
の係合状態において、扉4を閉めるために扉棚1
4の前壁15を持つて引つ張つた場合には、前壁
15の前方への湾曲に伴ない両突起9,9と、こ
の両突起に係合された両溝部20,20とが扉棚
14の前方向への離脱防止即ち抜け止め防止の作
用をなすと共に、両膨出部11,11が両凹陥部
10,10に係合された両係合片21,21の内
方向への変形を規制する作用、即ち両係合片2
1,21が相互に近づこうとする力を規制する作
用をなす。
従つて、扉棚14を持つて閉扉するときに、こ
の扉棚に加わる応力は両溝部20,20及び両係
合片21,21を介して両突起9,9及び両膨出
部11,11により分散され、しかも扉棚14の
前方向への離脱及びこの離脱を助長する両係合片
21,21の内方向への移動を規制することがで
きるので、扉棚14を持つての扉4の閉鎖が可能
となる。
(ト) 考案の効果 本考案によれば、扉棚に係合片を設け、扉内板
に凹陥部を有する膨出部を設けたため、扉棚に加
わる応力をこの扉棚に設けた左右一対の溝部及び
係合片を介してそれぞれ扉内板の突起及び膨出部
にて分散して受けることができ、扉棚と扉内板と
の係合強度を向上できる。また、扉棚を持つて扉
を閉めるにあたり扉棚を手前側に引き寄せても、
溝部と突起との係合により扉棚の手前側への移動
を規制できることに合わせ、膨出部により係合片
が立上壁から離れる方向に変形するのを規制でき
るため、この係合片の変形で溝部が突起から離脱
することはなく、扉棚が扉内板の立上壁から離脱
するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本案貯蔵庫の扉棚係止装置
の実施例を示し、第1図は要部横断面図、第2図
は第1図A−A断面図、第3図は扉内板の要部斜
視図、第4図は扉棚の要部斜視図、第5図は本案
係止装置を備えた貯蔵庫の開扉正面図、第6図は
従来技術の扉棚の離脱を示す平面図である。 5……扉内板、8,8……立上壁、9,9……
突起、10,10……凹陥部、11,11……膨
出部、14……扉棚、16,16……左右両壁、
20,20……溝部、21,21……係合片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯蔵庫の前面に取りつけられる扉の扉内板の左
    右両側部に対をなして設けられた立上壁と、この
    立上壁に着脱自在に取り付けられた扉棚とを備え
    たものにおいて、前記立上壁には、両壁の対向す
    る面の頂部側に左右一対の突起と、前記面の基部
    側に凹陥部を有する左右一対の膨出部とをそれぞ
    れ形成し、前記扉棚の左右両壁には、側面及び下
    面が開口し前記突起に係合される溝部と、前記凹
    陥部に挿入される係合片とを設けたことを特徴と
    する貯蔵庫の扉棚係止装置。
JP1986166247U 1986-10-29 1986-10-29 Expired - Lifetime JPH0544704Y2 (ja)

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JP1986166247U JPH0544704Y2 (ja) 1986-10-29 1986-10-29

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JPS6372489U JPS6372489U (ja) 1988-05-14
JPH0544704Y2 true JPH0544704Y2 (ja) 1993-11-12

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2598170B2 (ja) * 1991-02-27 1997-04-09 シャープ株式会社 冷蔵庫の収納装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6212485B2 (ja) * 1979-07-20 1987-03-19 Ricoh Kk

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JPS6212485U (ja) * 1985-07-04 1987-01-26

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JPS6212485B2 (ja) * 1979-07-20 1987-03-19 Ricoh Kk

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