JPH0514552Y2 - - Google Patents

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JPH0514552Y2
JPH0514552Y2 JP1987116439U JP11643987U JPH0514552Y2 JP H0514552 Y2 JPH0514552 Y2 JP H0514552Y2 JP 1987116439 U JP1987116439 U JP 1987116439U JP 11643987 U JP11643987 U JP 11643987U JP H0514552 Y2 JPH0514552 Y2 JP H0514552Y2
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cord
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cord clamp
arm support
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G3/00Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
    • H02G3/26Installations of cables, lines, or separate protective tubing therefor directly on or in walls, ceilings, or floors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T24/00Buckles, buttons, clasps, etc.
    • Y10T24/42Independent, headed, aperture pass-through fastener

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 [産業上の利用分野〕 本考案は、コードクランプに係り、例えばテレ
ビジヨンのキヤビネツトや自動車エンジンルーム
の様な内部に機器を備える基板の内面等に使用す
るコードクランプに関する。
[従来の技術] 消磁ケースを設けずに陰極線管に直接消磁コイ
ルを取付ける形式のカラーテレビジヨン受像機に
おいて、陰極線管の陽極に直接高電圧を供給する
高圧リード線を保持するコードクランプを該受像
機のキヤビネツト内の基板にあらかじめ取り付け
ておくと、キヤビネツト内に陰極線管を取り付け
る際に邪魔になり組立の作業性が悪い。
そこで上記問題点を解決するものとして実開昭
55−62092号公報、実公昭57−50748号公報があ
る。
上記実開昭55−62092号公報は、本体と保持部
とがヒンジにより揺動し本体と保持部とを揺動さ
れた状態にてロツクするコードクランプをあらか
じめキヤビネツト内に取り付けるものであり、上
記実公昭57−50748号公報は上記消磁コイルにコ
ードクランプを取り付けることによりあらかじめ
陰極線管側にコードクランプを取り付けるもので
ある。
[考案が解決しようとする問題点] 上記実公昭57−50748号公報ではキヤビネツト
からコードクランプが突出しない代わりに陰極線
管から突出する形でコードクランプが取り付けら
れており、しかも消磁コイルとともに動き易く、
陰極線管装着時に作業者の衣服等に引っ掛かり易
く陰極線管を持つとき邪魔になるなど作業性を悪
くする。
また、上記実開昭55−62092号公報はキヤビネ
ツト内にあらかじめコードクランプを取り付けて
も陰極線管装着時には邪魔にならないが、装着後
コードクランプを引き起こす際には、板状の構成
で取り付け面と密着しているため作業者が手袋を
したままではコードクランプを引き起こす操作が
やりにくいという問題がある。また、取付け面に
直交する方向にしかコードクランプとして使用で
きずコードクランプを使用する面に直交する面が
無い時には使えないという問題もある。
考案の構成 そこで、本考案は上記問題点を解決することを
目的とし、次の様な構成を採用した。
[問題点を解決するための手段] 即ち、本考案は、 アームと、 上記アームの先端に設けたコード保持部と、 上記アームの根元に設けたアーム支持部と、 上記アーム支持部上に設けられ、基板から所定
間隔保つて上記アームと上記アーム支持部とを揺
動可能に連結する可撓部と、 上記アーム支持部に設けた、該アーム支持部と
基板とを固定する固定部と、 上記アーム支持部に設けた、上記アームの根元
側所定位置と係合して上記アームを第1の所定位
置にて係合支持する第1係止部と、 上記アーム支持部に設けた、上記アームの根元
側所定位置と係合して上記アームを第2の所定位
置にて係合支持する第2係止部と、 上記アームに設けた、アームを第1の所定位置
に揺動すると上記第1係止部と係合し、アームを
第2の所定位置に揺動すると第2係止部と係合す
る係合部とを備えたこと、 を特徴とするコードクランプにある。
[作用] 機器の基板に該機器の据え付け前にコードクラ
ンプをあらかじめ取り付ける際には、上記基板に
あらかじめ設けられた挿入孔に該コードクランプ
の固定部を取り付け、支持部を基板に対して所定
間隔を保って固着する。
次に、可撓部を第1係止部側へ揺動し、アーム
の係合部と第1係止部とを係合させ、アームを所
定間隔を保つて基板と沿う第1の所定位置に係合
する。例えば、上記第1の所定位置は基板に沿う
面内にあり機器を据え付ける際の邪魔にならな
い。
上記機器の据え付けが完了した後に第1の所定
位置に係合支持されているコードクランプのアー
ムを第1係止部との係合を解除する方向に揺動す
ると、アームは可撓部を支点とするてことして作
用し、上記第1係止部と係合部との係合を解除す
る。
次に可撓部を第2係止部と係合する方向にアー
ムを揺動すると、該アームの係合部と第2係止部
が係合され、例えば、アームを基板に直交して突
出する第2の所定位置に係合支持する。
また、第2の所定位置に係合支持されているア
ームを第2係止部との係合を解除する方向に揺動
すると、該アームは可撓部を支点とするてことし
て作用し、第2係止部と係合部との係合を解除す
る。
[実施例] 次に、本考案の実施例を説明する。本考案はこ
れらに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲の種々の態様のものが含まれる。
第1図に本考案の一実施例であるコードクラン
プ1の斜視図を示す。第1図においてはアーム2
がアーム支持部4に対し第2の所定位置に係合支
持されている状態を表わし、上記コードクランプ
1は棒状のアーム2の上端側にコード保持部3を
備え、下端側にアーム支持部4を備え、さらに、
アーム支持部4の下部には固定部5を備え、該ア
ーム支持部4はアーム2と固定部5に上下から挟
まれる様に構成される。
第2図イは第1図によつてアーム支持部4と固
定部5を省略した斜視図を示し、第2図ロは第1
図においてアーム2とコード保持部3を省略しア
ーム支持部4の一部を切欠いた状態を表わす斜視
図を示し、第2図ハは第2図ロにおいて左上方よ
り見たアーム支持部4と固定部5の斜視図を示
し、第2図ニは第2図ハにおいてアーム支持部4
の1部を切欠いた斜視図を示す。また、第3図
イ,ロ,ハおよびニは上記コードクランプ1を射
出成形にて製造した直後の正面図、左側面図、右
側面図および底面図を示す。さらに、第4図イ,
ロは第3図イ,ハにおいてアーム支持部4と固定
部5を省略したときの正面図、右側面図を示し、
第4図ハはアーム2のD−D′断面にて切断した
ときの断面図を示し、第4図ニ,ホ,ヘはアーム
2をA−A′断面、B−B′断面、C−C′断面にて
切断したときの断面図を示す。
まず、第2図イに示すアーム2とコード保持部
3との構成につき説明する。アーム2の棒状部分
は互いに直交する横帯板6aと縦帯板6bにより
第4図ニに示す十字形断面を構成する。上記横帯
板6aと縦帯板6bは互いに防撓材として作用し
アーム2の断面二次モーメントを大きくする。横
帯板6aは上部において逆三角形状に左右に拡が
り肘板7を形成する。上記縦帯板6bと肘板7は
コード保持部3の下部に設けた保持枠底板8をア
ーム2に直交する面内に強固に支持する。上記保
持枠底板8は肘板7の左右の拡がり方向に沿つた
帯板であり、肘板7の拡がり端部において上方に
向かって屈曲し左右上部に保持枠側板9a,9b
を備える。保持枠底板8と保持枠側板9a,9b
は保持枠底板8を底部とし上方に伸びるU字形の
枠を形成する。保持枠側板9a,9bの倒れを防
止するために肘板10a,10bが保持枠底板8
と保持枠側板9a,9bの構成するU字形枠内前
面に設けられる。上記保持枠側板9a,9bは上
部の屈曲部11a,11bにより屈曲し、上記U
字形枠の中心部に向かい斜め下方に伸びる挿入ガ
イド12a,12bを備える。上記挿入ガイド1
2a,12bの間にはV字形の挿入溝13が形成
される。挿入ガイド12a,12bは上記挿入溝
13のV字形底部において角14a,14bを備
え、上記角14a,14bより下方に伸びるコー
ド挟持部15a,15bを備える。コード挟持部
15a,15bは間に上記挿入溝13の下部に連
続する挿入間隙16を形成する。上記コード挟持
部15a,15bは挿入間隙16に向かって開い
た半円形の凹部17a,17bを備え、コード挿
入孔18を形成する。凹部17a,17bは上部
角にて形成されるコード止め19a,19bを備
える。上記コード挟持部15a,15bは凹部1
7a,17bによりコード挿入孔18を形成しさ
らに下方に伸びて下端に舌片20a,20bを備
える。舌片20a,20bは上記コード挟持部1
5a,15bから保持枠底板8に向かって伸びる
薄板からなり間に摺動間隙21を形成する。続い
て、アーム2の下端部分のアーム支持部4との連
接部付近の構成につき説明する。横帯板6aと縦
帯板6bは下端において係合枠上部22と一体に
成形される。係合枠上部22は上記横帯板6aと
縦帯板6bの両方に直交する面内において左右に
伸びその左右端より下方に係合枠側部23a,2
3bを備える。上記係合枠上部22と係合枠側部
23a,23bは逆U字形の枠を形成する。上記
係合枠上部22の下面には係合枠側部23a,2
3bに挟まれ下方に向かつて板状に突出する係合
受24を備える。上記係合枠側部23a,23b
は中央部から下部に渡り前方に突出したスペーサ
25a,25bを備える。上記係合枠側部23
a,23bの下端にはヒンジ26a,26bが設
けられ、アーム支持部4に設けられたアーム脚2
7a,27bと連接する。
次に、第2図ロ,ハ,ニに示すアーム支持部4
と固定部5の構成につき説明する。アーム支持部
4は上記アーム脚27a,27bによりアーム2
の下端に設けたヒンジ26a,26bと連接され
る。上記アーム脚27a,27bは支持枠底板2
8の上面に設けられる。支持枠底板28の左右上
面には垂直上方に向かつて支持枠側板29a,2
9bが設けられ、さらに上記支持枠底板28、支
持枠側板29a,29bのいずれとも直交し後面
を覆う支持枠後板30を備える。支持枠底板2
8、支持枠側板29a,29b及び支持枠後板3
0は上面と前面を開放した直方体の箱様の枠を形
成する。支持枠底板28の前面中央部には垂直上
方に向かつて第1係止爪31が突設される。上記
第1係止爪31は先端部において前方に傾斜する
半矢印状を呈し、上記アーム2の下部に設けた係
合受24の後面と係合する係止段部32を前方に
突設する。上記第1係止爪31は係止段部32と
係合受24の後面とを係合支持することによりア
ーム2をアーム支持部4に第1の所定位置に係合
支持する。支持枠後板30の上端中央部には上記
の上面と前面を開放した直方体の箱様の枠の内部
に向かい支持枠後板30に垂直に第2係止爪33
が突設される。上記第2係止爪33は先端部にお
いて上方に傾斜する半矢印状を呈し、上記アーム
2の下部に設けた係合受24の前面と係合する係
止段部34を上方に突設する。上記第2係止爪3
3は係止段部34と係合受24の前面とを係合支
持することによりアーム2をアーム支持部4に対
し第2の所定位置に係合支持する。上記支持枠後
板30はヒンジ35により支持枠側板29aと接
合し、該ヒンジ35を設けた側と反対の縁の上部
と下部に中央に正方形の開口を持つ止め具36
a,36bを上記第2係止爪33を突設した方向
と同じ方向に向かつて突設する。上記止め具36
a,36bは支持枠側板29bの後方上部と下部
に突設した突起37a,37bを中央開口に係合
して支持枠後板30と支持枠側板29bを係合す
る。支持枠底板28の下面中央には固着爪38を
突設する。上記固着爪38には前方から後方に向
かつて開口するスリツト39a,39bを備え、
また、基板に設けられた固着穴と嵌合する段部4
0a,40bを備える。上記固着穴に挿入する際
には段部40a,40bがすぼまり挿入後は段部
40a,40bが開いて嵌合する。上記支持枠底
板28の下面には固着爪38の突設部の左右より
下方に八の字形に伸びる板状の弾性板41a,4
1bを設け、該弾性板41a,41bの下端中央
には回転防止用突起42a,42bが突設され
る。
第3図イ,ロ,ハおよびニに示す様に、本実施
例のコードクランプ1においてはコード保持部3
がアーム2の上部に一直線に一体成形され、アー
ム2の下部にアーム支持部4がヒンジ26a,2
6bを介して一体成形され、さらにアーム支持部
4の下部には固定部5が直接に一体成形される。
また、アーム支持部4において、支持枠側板29
aと支持枠後板3にとがヒンジ35を介して一体
成形される。
第5図イは第3図イ,ロ,ハおよびニに示した
コードクランプ1のアーム支持部4の成形状態を
表わす要部の平面図を示し、第5図ロは同じくコ
ードクランプ1の使用状態におけるアーム支持部
4の要部の平面図を示す。コードクランプ1の使
用状態において第5図ロに示す様に支持枠後板3
0がヒンジ35を中心に揺動されて止め具36
a,36bと突起37a,37bとが係合してア
ーム支持部4が形成され、アーム2は第1の所定
位置と第2の所定位置のいずれに対しても係合可
能となる。上記の様な構成にすることにより、本
実施例においては、互いに90度ずれた2位置にて
係合し使用することのできるコードクランプ1を
一体にて射出成形することができる。
第6図はコードクランプ1が第1の所定位置に
係合支持された状態と第2の所定位置に係合支持
された状態を表わす要部の断面図を示す。基板4
3とアーム支持部4は固着爪38と弾性板41
a,41bにより所定間隔を保つて固着される。
アーム2をヒンジ26a,26bが屈曲する方向
へ揺動すると、アーム2はヒンジ26a,26b
を支点とするてことして作用し、第1係止爪31
を弾発変形させ係合受24の後面と上記第1係止
爪31に設けた係止段部32とが係合する。上記
係合状態においてはアーム2は係止段部32と係
合受24の後面とが押圧接触するとともに、スペ
ーサ25a,25bと支持枠底板28とが押圧接
触され第1の所定位置である基板43と所定間隔
離れて沿う位置に移動しないように支持される。
アーム2を上記第1の所定位置からヒンジ26
a,26bが復元する方向へ揺動すると、ヒンジ
26a,26bを支点とするアーム2のてこ作用
により第1係止爪31を弾発変形させ、係止段部
32と係合受24の後面との係合が解除される。
さらにヒンジ26a,26bを復元させる方向に
アーム2を揺動すると、アーム2のてこ作用によ
り第2係止爪33は弾発変形し、係合受24の前
面と上記第2係止爪33に設けた係止段部34と
が係合する。上記係合状態においてはアーム2は
係止段部34と係合受24の前面とが押圧接触す
るとともに、係合枠側部23a,23bの後面と
支持枠後板30とが押圧接触され第2の所定位置
である基板43と直交する位置に移動しないよう
に支持される。
アーム2を上記第2の所定位置からヒンジ26
a,26bが屈曲する方向へ揺動すると、アーム
2のてこ作用により第2係止爪33を弾発変形さ
せ、係止段部34と係合受24の前面との係合が
解除される。
第7図はコードクランプ1と基板43との固着
前の状態を中心線の右側に、固着後の状態を中心
線の左側に表わす要部の正面図である。第7図に
おいて固着状態では基板43は固着爪38の段部
40bとスペーサ41bの弾性変形による押圧力
とにより挟持される。
また、回転防止用突起42bが基板43に嵌合
しているため、コードクランプ1は上記固着位置
より回動しない。
第8図はコード保持部3にコード44を装着し
た状態を表わす要部の斜視図である。コード44
は挿入溝13より挿入ガイド12a,12bに沿
つて挿入間隙16に向かって押圧されると、上記
挿入溝13のV字形底部の角14a,14bを左
右に押し拡げる様に挿入ガイド12a,12bを
屈曲部11a,11bを中心として弾発変形さ
せ、上記挿入間隙16に挿入される。さらに押圧
するとコード44はコード挿入孔18に挿入され
凹部17a,17bにより挟持される。コード4
4は上記挿入ガイド12a,12bの弾発変形復
帰力により強固に挟持され該コード44の軸方向
への移動が拘束される。上記状態から挿入溝13
へ向かってコード44を抜き取ろうとするとコー
ド止め19a,19bを該コード44が押し上げ
るため、挿入ガイド12a,12bは屈曲部11
a,11bを中心に挿入間隙16を挟める方向に
変形し、コード44が容易に抜き取られない様に
作用する。また、コード44をコード挿入孔18
より下方の摺動間隙21へ押し下げるとコード挟
持部15a,15bが角14a,14bを中心に
コード挿入孔18を開く方向に変形し、該コード
挟持部15a,15bに連続する挿入ガイド12
a,12bが屈曲部11a,11bを中心にコー
ド挿入孔18をさらに開く方向に変形し、コード
44は舌片20a,20bの間の摺動間隙21に
挿入される。上記舌片20a,20bは上端をコ
ード挟持部15a,15bに接合されるものの下
端は自由端となつているため、コード44を挟持
する力は小さく、コード44は該コード44の軸
方向に摺動可能である。上記摺動間隙21からコ
ード挿入孔18に向かってコード44を押し上げ
ると舌片20a,20bは容易に開き、コード4
4はコード挿入孔18に挿入され強固に挟持され
る。
第9図イはコードクランプ1を上記実施例の第
2の所定位置にて使用する例を表わす斜視図を示
し、第9図ロはコードクランプ1を第1の所定位
置にて使用する例を表わす斜視図を示す。コード
クランプ1を第2の所定位置にて使用する例、即
ち、一面が完全に解放されたキヤビネツト45の
内面に突出させて使用する場合で該解放面から機
器を装着する場合、まず、キヤビネツト45の所
定位置にアーム支持部4を取り付け、アーム2を
第1の所定位置である上記キヤビネツト45にお
いてアーム支持部4を取り付けた基板面に沿う方
向に係合支持することによりキヤビネツト45内
に機器を装着する際の邪魔にならない様にコード
クランプ1を設置することができる。上記機器の
装置が完了した後上記アーム2を揺動させ第2の
所定位置であるキヤビネツト45においてアーム
支持部4を取り付けた基板面に直交する方向に係
合支持してコードクランプとして使用できる。コ
ードクランプ1を第1の所定位置にて使用する
例、即ち、キヤビネツト46の一面に設けられた
開口47内に突出させて使用する場合であつて該
開口47から機器を装着する場合、まず、キヤビ
ネツト46の所定位置にアーム支持部4を取り付
け、アーム2を第2の所定位置である上記キヤビ
ネツト46においてアーム支持部4を取り付けた
基板面に直交する方向に係合支持することによ
り、キヤビネツト46内に機器を装着する際の邪
魔にならない様にコードクランプ1を設置するこ
とができる。上記機器の装着が完了した後上記ア
ーム2を揺動させ第1の所定位置であるキヤビネ
ツト46においてアーム支持部4を取り付けた基
板面に沿い該取り付け面に設けられた開口47内
に突出する方向に係合支持してコードクランプと
して使用できる。
本実施例においては以上説明した様にコードク
ランプ1のアーム2を第1の所定位置と第2の所
定位置に係合支持することができ、しかも上記係
合状態においてはアーム2がぐらつかない様な構
造となつており、いずれの支持位置においてもコ
ードクランプとして使用できる。また、上記係合
はてこ作用によりワンタツチにて行なうことがで
き、さらに、係合位置の変更もてこ作用によりワ
ンタツチにて行なうことができる。アーム支持部
4の基板等への固着部に回転防止用突起42a,
42bを備える弾性板41a,41bを備えたこ
とによりアーム支持部4の回動が防止でき、さら
に取り付け面との間に所定間隔を保つことがで
き、上記アーム2の係合、係合位置変更操作を容
易に行なうことができる。さらに、コード保持部
3の摺動間隙21を利用してコード44を装着後
軸方向に摺動させることができ、一旦装着したコ
ード44の展張状態を変更することができる。ま
た、コードクランプ1の取り付け時に上記摺動自
在な位置にコードを装着しておけば、コード44
も前もつて装着することができ、機器装置後はア
ーム2を引き越こした後コード44の位置決めを
行なうだけで作業を完了することができる。ま
た、アーム支持部4において支持枠後板30を支
持枠側板29aとヒンジ35を介して連結する蓋
状の構成としたことにより、コードクランプ1を
射出成形にて一体成形でき、製造を容易にした。
以上説明した実施例は本考案の一実施例であ
り、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において
種々の態様を採用することができる。例えば、ア
ームを直線的な構造とせず、用途に応じて途中屈
曲させることも可能である。コード保持部を屈曲
させたコードクランプを上記第1の所定位置にて
使用すれば、基板との間に所定間隔を維持できる
ことから、自動車の点火系コードにおいて要求さ
れるリーク防止のための沿面距離をアームの長さ
にて自在に取ることもできる。また、使用箇所に
ついてもキヤビネツト等の内面に限るものではな
く、機器を備える平板状の基板においても、該機
器に接近した位置にコードクランプを取り付ける
際には、あらかじめ基板にコードクランプを取り
付け、該基板に沿う方向に係合指示しておけば、
機器装着時に支障はなく、コードクランプおよび
機器の取り付け作業を簡便にできる。
考案の効果 本考案のコードクランプは第1の所定位置と第
2の所定位置にて使用することができる。また、
容易に上記位置にアームを係合支持することがで
き、一方の所定位置から他方の所定位置へ係合状
態を変更することも容易であり、機器の基板にあ
らかじめ該コードクランプを取り付けても作業性
を損なわない。さらに、可撓部を基板から所定間
隔保ってアーム支持部上に設けることにより、取
り付け基板面とアームとの間に空間を取ることが
でき、上記係合状態の変更操作を容易に実行でき
る。その上、第1の所定位置と第2の所定位置の
いずれにも使用できるためコードクランプを使用
する面に直交する面が近くに存在しなくても使用
することができ、この場合も上記の様にあらかじ
め該コードクランプを取り付けても、作業性を損
なわない様にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るコードクランプの一実施
例を表わした斜視図、第2図イ,ロ,ハおよびニ
は第1図の斜視図において一部を省略しあるいは
さらに斜視方向を変えてコードクランプの部分を
表わした斜視図、第3図イは該コードクランプの
成形直後の状態における正面図、第3図ロは同じ
く左側面図、第3図ハは同じく右側面図、第3図
ニは同じく底面図、第4図イは第3図イにおいて
一部省略した正面図、第4図ロは第4図イの右側
面図、第4図ハはアームのD−D′断面図、第4
図ニは同じくA−A′断面図、第4図ホは同じく
B−B′断面図、第4図ヘは同じくC−C′断面図、
第5図イはアーム支持部の成形直後の状態を示す
要部の平面図、第5図ロは同じく使用時の状態を
示す要部の平面図、第6図はアームとアーム支持
部との係合状態を示す要部の断面図、第7図はア
ーム支持部を基板に固着する前後の状態を示す要
部の正面図、第8図はコードクランプにコードを
装着した状態を示す要部の斜視図、第9図イはコ
ードクランプの一使用例を示す斜視図、第9図ロ
は同じく一使用例を示す斜視図を表わす。 1……コードクランプ、2……アーム、3……
コード保持部、4……アーム支持部、5……固定
部、24……係合受(係合部)、26a……ヒン
ジ(可撓部)、26b……ヒンジ(可撓部)、31
……第1係止爪(第1係止部)、33……第2係
止爪(第2係止部)、43……基板、44……コ
ード、45……キヤビネツト、46……キヤビネ
ツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アームと、 上記アームの先端に設けたコード保持部と、 上記アームの根元に設けたアーム支持部と、 上記アーム支持部上に設けられ、基板から所定
    間隔保つて上記アームと上記アーム支持部とを揺
    動可能に連結する可撓部と、 上記アーム支持部に設けた、該アーム支持部と
    基板とを固定する固定部と、 上記アーム支持部に設けた、上記アームの根元
    側所定位置と係合して上記アームを第1の所定位
    置にて係合支持する第1係止部と、 上記アーム支持部に設けた、上記アームの根元
    側所定位置と係合して上記アームを第2の所定位
    置にて係合支持する第2係止部と、 上記アームに設けた、アームを第1の所定位置
    に揺動すると上記第1係止部と係合し、アームを
    第2の所定位置に揺動すると第2係止部と係合す
    る係合部とを備えたこと、 を特徴とするコードクランプ。
JP1987116439U 1987-07-29 1987-07-29 Expired - Lifetime JPH0514552Y2 (ja)

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