JPS598276Y2 - 過負荷継電器の支持機構 - Google Patents

過負荷継電器の支持機構

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JPS598276Y2
JPS598276Y2 JP18203179U JP18203179U JPS598276Y2 JP S598276 Y2 JPS598276 Y2 JP S598276Y2 JP 18203179 U JP18203179 U JP 18203179U JP 18203179 U JP18203179 U JP 18203179U JP S598276 Y2 JPS598276 Y2 JP S598276Y2
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JP
Japan
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overload relay
relay
front surface
electromagnetic contactor
leg
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JP18203179U
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English (en)
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JPS5697844U (ja
Inventor
正光 日向
Original Assignee
富士電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電磁開閉器における熱形過負荷継電器の支持
機構に関する。
一般にこの種の電磁開閉器はその構或要素である電磁接
触器と熱形過負荷継電器との電気的な接続を含めた取付
けに2種類の手段があることが知られている。
その1つは電磁接触器および熱形過負荷継電器のそれぞ
れを単独に取付け電気的接続をするもので、他の1つは
熱形過負荷継電器を支持金具に取付けその支持金具を介
して電磁接触器とともに共締めするものである。
この考案は前述の後者に属するものであり、この場合従
来は1つの定格の熱形過負荷継電器に対して組み合わせ
が考えられる相手電磁接触器毎の取付金具を用意するこ
とにより対処してきていた。
したがって取付金具の種類は対象とする電磁接触器の数
だけ必要とすることになり、その部品管理が困難となる
とともに仕様変更などにより相手電磁接触器が変ると取
付金具を変えないと過負荷継電器の取付ができないとい
う欠点があった。
従来の一例の電磁開閉器は第1図のように熱形過負荷継
電器1がその底面に当接しかつ側面11にねじ2により
取付けられた取付金具3を介して電磁接触器4の取付孔
41とともにねじ5の共締めにより取付けされるように
なっていた。
過負荷継電器1のそれぞれの極I A,I B,I C
は電磁接触器4の当該する極4A,4B,4Cと対向す
るように配置されている。
取付金具3の構或は過負荷継電器1の底面が当接する支
持面31と、支持面31の一側中央部に面に直角に設け
られた取付部32と、取付部32に設けられ側面11に
取付けるためのねじ2を挿通する貫通孔32 aと、支
持面31の他側角部に面と同一になるように設けられた
固定部33と、固定部33に設けられ取付孔41ととも
に共締めされるねじ5を挿通する貫通孔33 aと、支
持面31の両側に設けられ電磁接触器4の取付面に当接
するようになる脚部34,35.36と、脚部34.3
5のそれぞれの反対側に過負荷継電器1の位置決めのた
めに設けられたガイド34a,35aとよりなっている
この取付金具3は図で明らかなように過負荷継電器1を
ねじ2により固定していることから電磁接触器4に対す
る過負荷継電器1の左右方向(図のP,Q矢方向)の移
動はできない。
したがって電磁接触器の形式が変り極4A,4B,4C
の位置が変った場合に過負荷継電器1を当該する極に対
向させることができない。
逆に電磁接触器を基準にして過負荷継電器の仕様が変っ
た場合にも同様なことがいえる。
すなわちこの取付金具3は過負荷継電器1と別けて設け
たにもかかわらず1つのものとしての機能しかもってい
ないことによるものである。
この考案は上記に鑑みその対象とする電磁接触器のそれ
ぞれに適合するとともに着脱が容易な過負荷継電器の取
付機構を提供することを目的とする。
この考案によれば上記目的は過負荷継電器を電磁接触器
に取付けられた取付金具を介して支持して該電磁接触器
の側方に並設しかつ両者の極を所望の対応関係に整列位
置決めする機構であって;前記過負荷継電器6の電磁接
触器と対向する背面67と反対側の正面に段差をつけて
凹正面63と凸正面64とを形或するとともに該凹正面
にはその面から突出し底面61と平行な保合面を備えた
第1保合部65を該凸正面にはその面から没入し底面と
直角な当接面を備えた第2保合部66をそれぞれ設け;
前記取付金具7には底辺71と、該底辺から切起こされ
た一対の受部71a,71bと、底辺から直角方向に延
在され前記凸正面に当接しうる面を備えるとともに先端
部に前記保合面と係合する底辺に平行な面を備えた第1
爪部72 aと前記第二係合部に挿入しうる第2爪部7
2 bとを備えた正面脚と、底辺から直角方向に延在さ
れ先端部に前記背面を押圧する当接部73 aを備えた
背面脚73とを設け;継電器の前記正面の段差部62お
よび第二係合部の前記当接面を前記第1または第2爪部
の側面が当接して継電器のその正面と平行な方向の位置
を定める位置決め面として選択しうるようにすることに
より達せられる。
以下この考案の実施例を図面にもとづき説明する。
第2図,第3図(;おいて熱形過負荷継電器6の筐体の
電磁接触器と対向する背面67の反対側の正面に底面6
1に直角になる段差部62を設けて凹正面63と凸正面
64とが形威されている。
凹正面63には面より突出して底面61に平行になると
ともに底面側に傾斜65 aを有する第一係合部65が
設けられている。
凸正面64には係合部65と間隔をおくとともに面より
凹む第二係合部66が設けられている。
係合部66は底面61に平行になるどともに底面よりの
高さが係合部65より低くなっている。
取付金具7は過負荷継電器6をその底面ならびに正・背
両面の三面から支持するために、底面61に弾性的に当
接する受部71a,71bを備えた底辺71と、正・背
両面から弾性的に挾持するために底辺71から延在しコ
字状に形戒された正面脚72ど背面脚73とがあり、正
面脚72には係合部65と係合可能な第一爪部72 a
と係合部66と係合可能な第二爪部72 bとが設けら
れている。
背面脚73にはそのばね力を持って背面を押圧するく字
状に形威した当接部73 aが設けられている。
底辺71の正面脚側に正面脚72を挾み反対側に折曲げ
た脚74と75が設けられており、脚74.75それぞ
れにはガイド74 a ,75 aが設けられている。
底辺71の背面脚側には背面脚73を挾み一方には脚7
4 .75と同方向に折曲げた脚76と、他方には電磁
接触器と共締する取付孔77 aを有する固定脚77と
が設けられている。
以上よりなる取付金具7をP矢方向から過負荷継電器6
に押し込み装着しさらに電磁接触器4と結合した一適用
例が第3図である。
電磁接触器4は前記第1図の従来例と同じものであり、
電磁接触器4と過負荷継電器6との当該極4A,4B,
4C;6A,6B,6Cはそれぞれ対向している。
そしてこの場合の過負荷継電器6の取付金具7による支
持ならびに位置決めは、まず支持として保合部65 .
66に爪部72 a ,72 bがそれぞれ掛り、底面
61を受部71 a ,71 bが押圧し、さらに背面
を当接部73aが押圧することによりなされ、位置決め
は爪部72 aの側面を段差部62に当接し取付孔77
aを電磁接触器4の取付孔41に合致させることによ
り決められている。
第4図はこの取付金具7を用いて第3図と極数の異なる
電磁接触器8と過負荷継電器6とを結合した適用例であ
り、前記と同様に電磁接触器8と過負荷継電器6との当
該極8A,8B,8C;6A,6B,6Cはそれぞれ対
向している。
そしてこの場合の過負荷継電器6の取付金具7による支
持ならびに位置決めは、支持として係合部65に爪部7
2aが掛り、以下前記第3図の場合と同様にして支持さ
れている。
位置決めは爪部72 bの側面を段差部62に当設し取
付孔77 aを電磁接触器8の取付孔81に合致させる
ことにより決められている。
第5図はこの取付金具7を用いて定格の異なる電磁接触
器9と過負荷継電器6とを結合した適用例であり、電磁
接触器と過負荷継電器との当接極は勿論対向していると
ともに過負荷継電器6の取付金具7により支持ならびに
位置決めは前記第3図の適用例と同様になされている。
以上に示した3適用例で明らかなようにこの考案による
過負荷継電器の取付機構はその対象とする相手電磁接触
器それぞれの当該極との対向を過負荷継電器と取付金具
との双方に組み合せによって位置決め選択ができる保合
部を設けることによりなしたものである。
したがって過負荷継電器は一種類の取付金具を準備して
おくだけで数種の電磁接触器との組み合せ結合が可能と
なったことから部品数が減少し管理が容易になるととも
に仕様変更などによる交換作業時の無駄も除かれたこと
になる。
また過負荷継電器に設けた一側保合部に傾斜を設け、取
付金具をクリップ構造としわに止めを省いたことにより
過負荷継電器の着脱が容易になったので組立時間の短縮
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の一例の電磁開閉器の斜視図、第2図ない
し第5図はこの考案による一実施例の過負荷継電器と取
付金具とを用いたそれぞれ異なる適用例の電磁開閉器の
斜視図である。 6・・・・・・過負荷継電器、61・・・・・・底面、
62・・・・・・段差部、63・・・・・・凹正面、6
4・・・・・・凸正面、65,66・・・・・・係合部
、67・・・・・・背面、7・・・・・・取付金具、7
1・・・・・・底辺、71 a ,7lb・・・・・・
受部、72・・・・・・正面脚、72 a ,72 b
・・・・・・爪部、73・・・・・・背面脚、73a・
・・・・・当接部、77・・・・・・固定脚、77a・
・・・・・取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 過負荷継電器を電磁接触器に取付けられた取付金具を介
    して支持して該電磁接触器の側方に並設しかつ両者の極
    を所望の対応関係に整列位置決めする機構であって;前
    記過負荷継電器6の電磁接触器と対向する背面67と反
    対側の正面に段差をつけて凹正面63と凸正面64とを
    形或するとともに該凹正面にはその面から突出し底面6
    1と平行な保合面を備えた第1保合部65を該凸正面に
    はその面から没入し底面と直角な当接面を備えた第2保
    合部66をそれぞれ設け;前記取付金具7には底辺71
    と、該底辺から切起こされた一対の受部71 a ,7
    1 bと、底辺から直角方向に延在され前記凸正面に当
    接しうる面を備えるとともに先端部に前記係合面と係合
    する底辺に平行な面を備えた第1爪部72 aと前記第
    二係合部に挿入しうる第2爪部72 bとを備えた正面
    脚と、底辺から直角方向に延在され先端部に前記背面を
    押圧する当接部73 aを備えた背面脚73とを設け;
    継電器の前記正面の段差部62および第二係合部の前記
    当接面を前記第1または第2爪部の側面が当接して継電
    器のその正面と平行な方向の位置を定める位置決め面と
    して選択しうるようにしたことを特徴とする過負荷継電
    器の支持機構。
JP18203179U 1979-12-27 1979-12-27 過負荷継電器の支持機構 Expired JPS598276Y2 (ja)

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JP18203179U JPS598276Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27 過負荷継電器の支持機構

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JP18203179U JPS598276Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27 過負荷継電器の支持機構

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Publication Number Publication Date
JPS5697844U JPS5697844U (ja) 1981-08-03
JPS598276Y2 true JPS598276Y2 (ja) 1984-03-14

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ID=29692374

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JP18203179U Expired JPS598276Y2 (ja) 1979-12-27 1979-12-27 過負荷継電器の支持機構

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH086358Y2 (ja) * 1987-04-01 1996-02-21 富士電機株式会社 回路保護装置

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JPS5697844U (ja) 1981-08-03

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