JP2000100297A - 機器取付ベース - Google Patents

機器取付ベース

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JP2000100297A
JP2000100297A JP10270823A JP27082398A JP2000100297A JP 2000100297 A JP2000100297 A JP 2000100297A JP 10270823 A JP10270823 A JP 10270823A JP 27082398 A JP27082398 A JP 27082398A JP 2000100297 A JP2000100297 A JP 2000100297A
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Japan
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piece
electromagnetic contactor
base body
overcurrent relay
relay
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JP10270823A
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Takashi Ogura
孝史 小倉
Masato Kasaya
正人 傘谷
Masaru Omuro
勝 大室
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】取付作業の作業性を向上させた機器取付ベース
を提供する。 【解決手段】電磁接触器2の底部には取付レールの被係
止片と夫々引掛係止する引掛部および弾性引掛部が形成
されている。ベース本体1は電磁接触器2および過電流
継電器3が夫々取り付けられる載設部位4,5を有して
いる。載設部位4には、電磁接触器2の引掛部および弾
性引掛部と夫々引掛係止する係止片14,15がベース
本体1の一部を切り起こして形成されている。また載設
部位5には、係止片15に隣接して過電流継電器3の側
面と当接する支持片16がベース本体1の一部を切り起
こして形成され、支持片16に対向して、過電流継電器
3の凹所13と係止する舌片17aを先端に有する引掛
片17がベース本体1の端縁を折曲して形成される。さ
らに、ベース本体1の両側縁には端縁を一方向に折曲す
ることにより、立上片18,19が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁接触器ととも
に過電流継電器を分電盤や壁面などの取付面に取り付け
るための機器取付ベースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の機器取付ベースとしては、図1
0に示すように、板金によって形成されたベース本体1
の一端側に電磁接触器2を載置して取付ビスで固定する
載設部位4を設け、他端側に電磁接触器2に電気的に接
続される過電流継電器(所謂、サーマルリレー)3を載
置する載設部位5を設けたものがあった。この機器取付
ベースを使用する際には、先ず電磁接触器2を載設部位
4上に載置して取付ビスにより固定した後、載設部位5
上に過電流継電器3を載置して、過電流継電器3の接続
端子12を電磁接触器2の端子部10に電気的および機
械的に接続し、電磁接触器2および過電流継電器3をベ
ース本体1に取り付けていた。なお、ベース本体1の載
設部位5側の側縁には過飽和リアクトル24を取り付け
るための取付片23が突設されている(特開平5−54
769号公報参照)。
【0003】ところで電磁接触器2や過電流継電器3が
取り付けられたベース本体1を分電盤や壁面などの取付
面に取り付ける際は、一般にベース本体1が取付面に対
して略平行になるように配置されるため、ベース本体1
の取付方向は鉛直方向になる。上述のように過電流継電
器3は、接続端子12を電磁接触器2の端子部10に接
続することによって電磁接触器2に固定されているの
で、接続端子12に過電流継電器3の自重が加わること
になり、接続端子12が折損しやすいという問題があっ
た。
【0004】このような問題を解決するために本発明者
らは図11に示す構造を有する機器取付ベースを提案し
ている。ベース本体1は1枚の板金を折曲して形成さ
れ、電磁接触器2の取り付けられる断面コ字型の取付台
30が形成されている。取付台30の両側片の先端から
は外側へ略直角に曲げて固定片31,32が形成されて
おり、各固定片31,32にはベース本体1を分電盤や
壁面などの取付面に固定するためのねじ等の固定部材を
挿通する挿通孔33が形成されている。また、一方の固
定片32には、過電流継電器3が載置されて固定される
載置部34が設けられている。
【0005】電磁接触器2には取付ねじ35を挿通する
ための貫通孔36が形成されており、貫通孔36に対応
する取付台30の部位にはねじ孔37が形成されてい
る。而して、取付台30上に電磁接触器2を載置した
後、貫通孔36に挿通した取付ねじ35をねじ孔37に
螺入することにより、電磁接触器2がベース本体1に固
定される。また、載置部34にもねじ孔38が設けられ
ており、載置部34上に過電流継電器3を載置し、過電
流継電器3の接続端子12を電磁接触器2の端子部10
に電気的に接続した状態で、過電流継電器3を載置部3
4に固定ねじ39を用いて固定する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の機器取付ベ
ースでは、電磁接触器2と過電流継電器3とがそれぞれ
取付ねじ35,39を用いてねじ固定されるので、電磁
接触器2や過電流継電器3の取付作業が煩わしいという
問題があった。
【0007】また1枚の板金を折曲して、断面コ字形の
取付台30を形成するとともに、取付台30の一方の側
片から外側へ略直角に曲げて固定片32を形成し、取付
台30上に電磁接触器2を取り付け、固定片32上に過
電流継電器3を取り付けているので、電磁接触器2や過
電流継電器3の重量によって取付台30と固定片32と
の結合部付近が変形し易いという問題があり、ベース本
体1が変形した場合は、ベース本体1の取付寸法が変化
するため、変形した部分を元に戻してからベース本体1
を取付面に取り付けねばならず、取付作業の手間がかか
るという問題があった。
【0008】本発明は上述の問題点に鑑みて為されたも
のであり、その目的とするところは、取付作業の作業性
を向上させた機器取付ベースを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、電磁接触器と、電磁接触器の
端子部に電気的に接続される接続端子が継電器本体の一
面に突設された過電流継電器とが、過電流継電器の接続
端子を電磁接触器の端子部に接続した状態で取り付けら
れる薄板から形成された機器取付ベースにおいて、電磁
接触器の底部に設けられた引掛部および弾性引掛部にそ
れぞれ引掛係止する第1および第2の係止片と、継電器
本体の接続端子が突設された一面に当接する支持片と、
継電器本体の上記一面と対向する面に設けられた被係止
部に引掛係止する引掛片とをベース本体に設け、ベース
本体における電磁接触器および過電流継電器の配列方向
と交差する方向の両側縁から一方向に突出する立上片を
設けて成ることを特徴とし、電磁接触器は引掛部および
弾性引掛部を第1および第2の係止片と係止させること
によってベース本体に取り付けられ、過電流継電器は被
係止部を引掛片と係止させるとともに、機器本体の一面
を当接片と当接させることによって、ベース本体に取り
付けられているので、ねじ等の固定部材を用いることな
く電磁接触器や過電流継電器をベース本体に取り付ける
ことができ、取付作業の手間を少なくすることができ
る。しかもベース本体における電磁接触器および過電流
継電器の配列方向と交差する方向の両側縁から一方向に
突出する立上片を設けているので、この立上片によって
電磁接触器および過電流継電器の配列方向におけるベー
ス本体の強度を向上させることができる。
【0010】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、立上片は、ベース本体における電磁接触器および
過電流継電器の取付面側に突出し、電磁接触器および過
電流継電器の側面と当接することを特徴とし、立上片を
電磁接触器や過電流継電器の側面に当接させることによ
って、電磁接触器や過電流継電器の位置決めを容易に行
うことができ、しかもベース本体における取付面側と反
対側の面に立上片が突出していないので、反対側の面を
分電盤や壁面などの取付面に直接取り付けることがで
き、分電盤や壁面などの取付面にベース本体を容易に位
置決めすることができる。
【0011】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、立上片は、第1および第2の係止片よりも突出し
た状態に形成されることを特徴とし、電磁接触器や過電
流継電器が取り付けられていない状態でベース本体が例
えば地面に落下した場合、立上片が地面に接触するた
め、第1および第2の係止片が地面に直接接触すること
が無く、第1および第2の係止片が変形するのを防止で
きる。
【0012】請求項4の発明では、請求項1乃至3の発
明において、第1の係止片と第2の係止片との間であっ
て、第2の係止片よりも第1の係止片に近く、且つ、立
上片よりも内側のベース本体の部位に、電磁接触器の底
部に先端が当接する当接片を形成して成ることを特徴と
し、電磁接触器の引掛部を第1の係止片に引掛係止した
状態で、電磁接触器の弾性引掛部側をベース本体に押し
込み、弾性引掛部を第2の係止片に引掛係止させる際
に、当接片が電磁接触器の底部に当接し、この当接片を
支点として電磁接触器を回転させながらベース本体に押
し込むことができるので、電磁接触器をベース本体に押
し込む力が第2の係止片に確実に加えられ、電磁接触器
をベース本体に容易に取り付けることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
9を参照して説明する。
【0014】機器取付ベースは1枚の薄板(板金)で形
成されるベース本体1からなり、ベース本体1の一端側
には電磁接触器2が取り付けられる載設部位4が設けら
れ、他端側には電磁接触器2に電気的に接続される過電
流継電器3が取り付けられる別の載設部位5が設けられ
ている。
【0015】電磁接触器2は略直方体状の接触器本体6
を有している。接触器本体6の底部には、図5に示すよ
うに、断面略コ字状であって両側片の先端から外側に向
かって被接触片が突設された所謂DIN規格の取付レー
ル(図示せず)を貫挿させるためのレール取付溝7が設
けられている。レール取付溝7内の一方の端面には、取
付レールの一方の被係止片と引掛係止する孔8が形成さ
れており、他方の端面には、取付レールの他方の被係止
片と引掛係止する引掛片9が設けられ、引掛片9の先端
には内方に突出する爪9aが突設されている。また、接
触器本体6の孔8および引掛片9がそれぞれ形成された
両側面の上部には複数個の端子部10が設けられてい
る。本実施形態では、電磁接触器2を取付レールに取り
付けるために用いる孔8および引掛片9から引掛部およ
び弾性引掛部をそれぞれ構成しているので、取付レール
に取付可能な電磁接触器2をそのままベース本体1に取
り付けることができる。尚、取付レールとしてはDIN
レールを用いているが、特にこのレールに限定されるこ
とはない。
【0016】一方、過電流継電器3は略直方体状の継電
器本体11を有しており、継電器本体11の電磁接触器
2と対向する面には電磁接触器2の端子部10にそれぞ
れ電気的に接続される3本の接続端子12が突設されて
いる。また継電器本体11の接続端子12が突設された
面と対向する面の下部には被係止部たる2個の凹所13
が設けられている。
【0017】ここで、ベース本体1の載設部位4には、
電磁接触器2の孔8に挿入される第1の係止片たる係止
片14と、爪9aと係止する第2の係止片たる係止片1
5とが、それぞれ、ベース本体1の一部を斜めに切り起
こして形成されており、係止片14,15の先端はベー
ス本体1の平面方向と略平行になるように折り曲げられ
ている。またベース本体1の載設部位5には、継電器本
体11の接続端子12が突設された面と当接する支持片
16がベース本体の一部を切り起こして形成され、継電
器本体11の2個の凹所13とそれぞれ係止する2個の
舌片17aが先端に設けられた引掛片17が支持片16
と対向する部位にベース本体1の端縁を折曲することに
より形成されている。なお、係止片14,15と支持片
16と引掛片17とはベース本体1に一列に形成されて
おり、支持片16は爪9aと係止する係止片15に隣接
して形成されている。
【0018】また、ベース本体1の載設部位4側の両側
縁、および、載設部位5側の両側縁は、それぞれ、電磁
接触器2および過電流継電器3の取付面側に折り曲げら
れて立上片18,19が形成されている。このように、
ベース本体1における電磁接触器2および過電流継電器
3の配列方向と交差する方向の両側縁は一方向に折り曲
げられて立上片18,19が形成されているので、立上
片18,19を設けることによって電磁接触器2および
過電流継電器3の配列方向におけるベース本体1の強度
を高めることができ、電磁接触器2や過電流継電器3を
取り付けた際に、電磁接触器2や過電流継電器3の重量
でベース本体1が変形するのを防止することができる。
なお、本実施形態ではベース本体1における電磁接触器
2や過電流継電器3の取付面側にベース本体1の側縁を
折曲して立上片18,19を形成しているが、取付面側
と反対にベース本体1の側縁を折曲して立上片18,1
9を形成しても良く、上述と同様にベース本体1の強度
を高めることができる。
【0019】さらに係止片14,15の間の部位であっ
て、係止片15よりも係止片14に近く、且つ立上片1
8,19よりも内側のベース本体1の部位には、電磁接
触器2をベース本体1に取り付けた状態で電磁接触器2
のレール取付溝7に当接する当接片20,20が立上片
18,19に対して略平行に形成されている。また、電
磁接触器2をベース本体1に取り付けた状態で電磁接触
器2によって覆われるベース本体1の部位を挟んで対角
の位置には、ベース本体1を分電盤や壁面などの取付面
に固定するためのねじ等の固定部材を挿通する挿通孔2
1,21が形成されている。
【0020】以下に本実施形態の機器取付ベースに電磁
接触機2および過電流継電器3を取り付ける手順につい
て説明する。先ず電磁接触器2をベース本体1の載置部
位4上に載置し、電磁接触器2の孔8に係止片14の先
端を挿入する。そして、電磁接触器2の孔8に係止片1
4を挿入した状態で、接触器本体6を回転させながら接
触器本体6の他側をベース本体1に押し込むと、係止片
15の先端が引掛片9に当たる。さらに接触器本体6を
ベース本体1側に押し込むと、引掛片9が係止片15に
よって外側に押し撓められ、係止片15が爪9aを乗り
越えて、係止片15と爪9aとが係止する。而して係止
片14を孔8に係止させるとともに、係止片15を爪9
aに係止させることによって電磁接触器2がベース本体
1に取り付けられる。
【0021】ところで、接触器本体6をベース本体1に
取り付ける際に、接触器本体6をベース本体1側に押し
込む力によって係止片14が弾性変形すると、引掛片9
を外側に撓ませる力が引掛片9に加わらなくなり、引掛
片9が外側に撓みにくくなるが、本実施形態では当接片
20が電磁接触器2のレール取付溝7に当接するので、
当接片20を支点として接触器本体6を回転させること
ができる。したがって、接触器本体2をベース本体1に
押し込む力によって係止片14が弾性変形することはな
く、引掛片9を外側に撓ませる力が引掛片9に確実に加
えられ、接触器本体6をベース本体1に容易に取り付け
ることができる。
【0022】次に、過電流継電器3をベース本体1の載
置部位5上に載置し、引掛片17の舌片17aを凹所1
3に挿入した状態で、継電器本体11の他端側をベース
本体1に押し込むと、継電器本体11の接続端子12が
突設された側面に支持片16が当接する。而して、凹所
13と舌片17aとを係止させるとともに、支持片16
を側面に当接させることによって、継電器本体11がベ
ース本体1に取り付けられる。この時、過電流継電器3
の接続端子12は電磁接触器2の端子部10に挿入さ
れ、端子部10にねじ止めすることにより、接続端子1
2が端子部10に電気的に接続される。
【0023】上述のように、この機器取付ベースでは電
磁接触器2や過電流継電器3をねじを用いることなくベ
ース本体1に取り付けているので、従来例のようにねじ
を用いて取り付けた場合に比べて、電磁接触器2や過電
流継電器3を取り付ける手間を少なくすることができ
る。
【0024】ここで、ベース本体1に電磁接触器2およ
び過電流継電器3を取り付けた際に、立上片18,19
が電磁接触器2および過電流継電器3の側面と当接する
ので、立上片18,19によって電磁接触器2および過
電流継電器3の位置決めを行うことができる。また、立
上片18,19は、ベース本体1における電磁接触器2
および過電流継電器3の取付面側に突出しているので、
この取付面と反対側の裏面には何も突出していない。し
たがって、ベース本体1の裏面を分電盤や壁面などの取
付面に直接接触させることができ、ベース本体1の取付
面への位置決め作業を容易に行うことができる。
【0025】また図2(d)に示すように立上片18,
19は係止片14,15よりも図中上方に突出している
ので、電磁接触器2や過電流継電器3が取り付けられて
いない状態でベース本体1が地面に落下した場合、立上
片18,19が地面に接触するため、係止片14,15
が地面に直接接触することが無く、電磁接触器2の取り
付けに用いる係止片14,15の変形を防止することが
でき、係止片14,15の取付寸法が変化して、電磁接
触器2が取り付けられなくなるのを防止できる。
【0026】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、電磁
接触器と、電磁接触器の端子部に電気的に接続される接
続端子が継電器本体の一面に突設された過電流継電器と
が、過電流継電器の接続端子を電磁接触器の端子部に接
続した状態で取り付けられる薄板から形成された機器取
付ベースにおいて、電磁接触器の底部に設けられた引掛
部および弾性引掛部にそれぞれ引掛係止する第1および
第2の係止片と、継電器本体の接続端子が突設された一
面に当接する支持片と、継電器本体の上記一面と対向す
る面に設けられた被係止部に引掛係止する引掛片とをベ
ース本体に設け、ベース本体における電磁接触器および
過電流継電器の配列方向と交差する方向の両側縁から一
方向に突出する立上片を設けて成ることを特徴とし、電
磁接触器は引掛部および弾性引掛部を第1および第2の
係止片と係止させることによってベース本体に取り付け
られ、過電流継電器は被係止部を引掛片と係止させると
ともに、機器本体の一面を当接片と当接させることによ
って、ベース本体に取り付けられているので、ねじ等の
固定部材を用いることなく電磁接触器や過電流継電器を
ベース本体に取り付けることができ、取付作業の手間を
少なくすることができる。しかもベース本体における電
磁接触器および過電流継電器の配列方向と交差する方向
の両側縁から一方向に突出する立上片を設けているの
で、この立上片によって電磁接触器および過電流継電器
の配列方向におけるベース本体の強度を向上させること
ができるという効果がある。
【0027】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、立上片は、ベース本体における電磁接触器および過
電流継電器の取付面側に突出し、電磁接触器および過電
流継電器の側面と当接することを特徴とし、立上片を電
磁接触器や過電流継電器の側面に当接させることによっ
て、電磁接触器や過電流継電器の位置決めを容易に行う
ことができ、しかもベース本体における取付面側と反対
側の面に立上片が突出していないので、反対側の面を分
電盤や壁面などの取付面に直接取り付けることができ、
分電盤や壁面などの取付面にベース本体を容易に位置決
めすることができるという効果がある。
【0028】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、立上片は、第1および第2の係止片よりも突出した
状態に形成されることを特徴とし、電磁接触器や過電流
継電器が取り付けられていない状態でベース本体が例え
ば地面に落下した場合、立上片が地面に接触するため、
第1および第2の係止片が地面に直接接触することが無
く、第1および第2の係止片が変形するのを防止できる
という効果がある。
【0029】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、第1の係止片と第2の係止片との間であっ
て、第2の係止片よりも第1の係止片に近く、且つ、立
上片よりも内側のベース本体の部位に、電磁接触器の底
部に先端が当接する当接片を形成して成ることを特徴と
し、電磁接触器の引掛部を第1の係止片に引掛係止した
状態で、電磁接触器の弾性引掛部側をベース本体に押し
込み、弾性引掛部を第2の係止片に引掛係止させる際
に、当接片が電磁接触器の底部に当接し、この当接片を
支点として電磁接触器を回転させながらベース本体に押
し込むことができるので、電磁接触器をベース本体に押
し込む力が第2の係止片に確実に加えられ、電磁接触器
をベース本体に容易に取り付けることができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の機器取付ベースの使用例を示す分
解斜視図である。
【図2】同上の機器取付ベースを示し、(a)は正面
図、(b)は上面図、(c)は右側から見た側面図、
(d)はA−A線断面図、(e)はB−B線断面図であ
る。
【図3】同上の機器取付ベースの使用例を示す外観斜視
図である。
【図4】同上の機器取付ベースの使用例を示す上面図で
ある。
【図5】同上の機器取付ベースの使用例を示す図4のC
−C線断面図である。
【図6】同上の機器取付ベースの使用例を示す下面図で
ある。
【図7】同上の機器取付ベースの使用例を示す正面図で
ある。
【図8】同上の機器取付ベースの使用例を示す左側から
見た側面図である。
【図9】同上の機器取付ベースの使用例を示す右側から
見た側面図である。
【図10】従来の機器取付ベースの使用例を示す分解斜
視図である。
【図11】同上の別の機器取付ベースの使用例を示す分
解斜視図である。
【符号の説明】
1 ベース本体 2 電磁接触器 3 過電流継電器 4,5 載設部位 13 凹所 14,15 係止片 16 支持片 17 引掛片 17a 舌片 18,19 立上片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大室 勝 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5G030 BB01 XX19 YY08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電磁接触器と、電磁接触器の端子部に電気
    的に接続される接続端子が継電器本体の一面に突設され
    た過電流継電器とが、過電流継電器の接続端子を電磁接
    触器の端子部に接続した状態で取り付けられる薄板から
    形成された機器取付ベースにおいて、電磁接触器の底部
    に設けられた引掛部および弾性引掛部にそれぞれ引掛係
    止する第1および第2の係止片と、継電器本体の接続端
    子が突設された一面に当接する支持片と、継電器本体の
    上記一面と対向する面に設けられた被係止部に引掛係止
    する引掛片とをベース本体に設け、ベース本体における
    電磁接触器および過電流継電器の配列方向と交差する方
    向の両側縁から一方向に突出する立上片を設けて成るこ
    とを特徴とする機器取付ベース。
  2. 【請求項2】立上片は、ベース本体における電磁接触器
    および過電流継電器の取付面側に突出し、電磁接触器お
    よび過電流継電器の側面と当接することを特徴とする請
    求項1記載の機器取付ベース。
  3. 【請求項3】立上片は、第1および第2の係止片よりも
    突出した状態に形成されることを特徴とする請求項2記
    載の機器取付ベース。
  4. 【請求項4】第1の係止片と第2の係止片との間であっ
    て、第2の係止片よりも第1の係止片に近く、且つ、立
    上片よりも内側のベース本体の部位に、電磁接触器の底
    部に先端が当接する当接片を形成して成ることを特徴と
    する請求項1乃至3記載の機器取付ベース。
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