JP3160505B2 - 分電盤のバー支持装置 - Google Patents
分電盤のバー支持装置Info
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Description
用される分電盤のバー支持装置に関するものである。
分電盤のバー支持装置は、取付板101が中央に凹部1
02を有するものであり、凹部102にバー支持部材1
04を嵌合し、取付板101の両側に分岐ブレーカ(図
示せず)を取着し、取付板101の両側をねじ107に
より2本のフレーム100に取付け、これらのフレーム
100を分電盤の箱体(図示せず)に取付けている。そ
して、凹部102には係止部103を開口により形成
し、バー支持部材104の両側に係止部103に係止す
る弾性係止片105を設けて、弾性係止片105を係止
部103に係止することによりバー支持部材104を凹
部102に固定している。106はバーである。
装置は、バー支持部材104を取付ける取付板101が
必要であるため、箱体の厚みが厚くなり箱体の小型化が
図れないという欠点があった。これに対して、箱体の底
部に相対向する係止部を設け、これらにバー支持部材1
04の両側の弾性係止片105を係止して箱体の小型化
を図ることが考えられる。
係止片105が撓むため取着しにくいという欠点があっ
た。またバー支持部材104の一側の弾性係止片105
を係止部103に係止させた状態で、他側の弾性係止片
105を係止部に係止する方向に回転させて係止した場
合、他側の弾性係止片105が撓む力のみが加わるが、
バー支持部材104を回転させる過程で一側の弾性係止
片105に力が加わり、その弾性係止片105が折損し
やすいので、バー支持部材104を箱体内に取着しにく
いという欠点があった。
型化が図れるとともに、バー支持部材を箱体内に取着し
やすい分電盤のバー支持装置を提供することである。
支持装置は、基部が底部に突設され先端が相対向方向に
突出した一対の係止部を有する箱体と、前記一対の係止
部の一方に係止する非弾性係止片を有するとともに前記
一対の係止部の他方に係止する弾性係止片を有して前記
底部に外れ止め載置されたバー支持部材と、このバー支
持部材に保持されたバーとを備えたものである。
ば、バーをバー支持部材に取付け、バー支持部材の非弾
性係止片を一方の係止部に係止した状態でバー支持部材
を回転して、弾性係止片を他方の係止部に弾性係止し、
これによりバー支持部材を箱体に固定する。この場合、
バー支持部材を直接箱体に取着するので、箱体の小型化
が図れる。またバー支持部材の一方側に非弾性係止片を
設け他方側に弾性係止片を設けたため、非弾性係止片を
係止した状態で弾性係止片を係止させる方向に回転して
も、非弾性係止片を折損しにくくできるとともに、バー
支持部材を箱体内に取着する作業が容易になる。
項1において、前記非弾性係止片が先端が細くなる案内
テーパを有するものである。請求項2の分電盤のバー支
持装置によれば、請求項1の効果のほか、案内テーパに
より非弾性係止片を係止部に係止しやすくなる。請求項
3の分電盤のバー支持装置は、請求項1または請求項2
において、前記一対の係止部の一方が分岐ブレーカを載
置する載置台に設けられているものである。
ば、請求項1または請求項2の効果のほか、部品の共通
化が図れるとともに箱体の小型化が図れる。請求項4の
分電盤のバー支持装置は、請求項3において、前記弾性
係止片が係止する前記係止部を前記載置台に設けている
ものである。請求項4の分電盤のバー支持装置によれ
ば、請求項3の効果のほか、部品の共通化が図れて箱体
の小型化が図れるとともに、分岐ブレーカ等により外れ
にくくすることができる。
項1または請求項2において、前記弾性係止片の基端部
が前記バー支持部材の側面より突出し中間部が前記バー
支持部材の側面に平行に位置しかつ先端部に前記係止部
に係止する爪を有し、前記弾性係止片が係止する前記係
止部は前記中間部を嵌合する嵌合凹部を有するものであ
る。
ば、請求項1または請求項2の効果のほか、バー支持部
材と係止部との間の隙間を小さくすることができ、箱体
の小型化が図れる。
いし図13により説明する。すなわち、この分電盤のバ
ー支持装置は、箱体8と、バー支持部材19と、バー2
a〜2cとを有する。まず、箱体8は、主幹ブレーカ1
と分岐ブレーカ3を搭載して建物の壁面に取付けるもの
である。この箱体8は、基部が底部に突設され先端が相
対向方向に突出した一対の係止部71,72を有する。
また一対の係止部71,72の一方この実施の形態では
係止部71が分岐ブレーカ3を載置する載置台を構成す
る搭置部62に一体に設けられている。搭置台62は箱
体8の底部7の水平方向に筋状に形成され、その側面に
複数の嵌合凹部70を形成し、これらの嵌合凹部70の
内方に係止部71を形成している。係止部72は係止部
71に対向して箱体8の底部7に突出部を形成し、係止
部71に対向する面に凹みを形成することにより形成し
ている。
8の底部7に突設されて先端が上向き(矢印の方向)に
延出した略L字形の引掛部51,52を有し、底部7に
突設された搭置部59,62を有し、さらに搭置部59
に形成した取付孔63(図11)を有する。引掛部5
1,52は複数有し、引掛部51,52の先端は後述の
引掛片54,57を案内する案内テーパ53を底部7側
に形成している。また搭置部59,62は引掛部51,
52よりも高く形成され、搭置部59は円錐形の台形状
に複数形成され、中央に取付孔63を形成している。こ
の取付孔63はあらかじめ雌ねじが形成されてもよい
し、ねじ27のねじ込みによりタッピングするものでも
よい。搭置部62は一対の引掛部52と一体に形成して
いる。
用開口部10がノックアウト板を打ち破ることにより形
成されるようになっている。11は取付孔、12はカバ
ー9を着脱自在に係止するカバー係止部である。また箱
体8を被覆するカバー9は主幹ブレーカ1および分岐ブ
レーカ3のハンドル1a,3aを通す孔43を形成して
いる。
5,6を両端に有し、箱体8を正面からみて左側に配置
され、取付板13にねじ14により取付けられ、取付板
13が箱体8にねじ15により取付けられている。また
主幹ブレーカ1の3極の入力端子5は配線用開口部10
に近い上端に設けられ、3極の出力端子6は下端に設け
られている。
の側面16に直交するように主幹ブレーカ1の側方に配
置されて底部7に対して互いに並列して、搭置部62の
長手方向に延びている。そしてバー2a〜2cのうちの
中央のバー2bが、他のバー2a,2cよりも底部7か
ら離れる方向に高く配置され、また両側のバー2a,2
cは相互に段違いにすなわちバー2cが中央のバー2b
よりも低いがバー2aよりも高く配置されている。バー
2a,2cは電圧バーであり帯板状に形成され、バー2
bは中性バーであり平面波形の帯板状に形成され、分岐
ブレーカ3に対向する位置に端子ねじ17を設け、この
端子ねじ17に接続片18を接続している。
72の一方この実施の形態では係止部72に係止する非
弾性係止片73を有するとともに他方の係止部72に係
止する弾性係止片74を有して底部7に外れ止め載置さ
れている。非弾性係止片73はバー支持部材19の一側
面に突設され、先端が細くなる案内テーパ75を上面に
有し、係止部72の凹み内に嵌合するように係止してバ
ー2a〜2cの長手方向の位置決めを兼用している。弾
性係止片74は基端部74aがバー支持部材19の側面
より突出し中間部74bがバー支持部材19の側面に平
行に位置しかつ先端部に係止部71に係止する爪74c
を有し、中間部74bは係止部71の嵌合凹部70に嵌
合している(図10)。
持され、バー2a,2cはバー保持体19の底部の両側
に前記した段違いとなる構成に固定され、バー2bはバ
ー保持体19の中央の支持台20に爪21により保持さ
れ、他のバー2a,2cよりも高くしている。22はカ
バープレート取付け支柱、40はカバープレート、46
はカバープレート40を保持する保持爪である。
に沿って上側に配設されてバー2a〜2cに入力端子2
3が接続されている。また分岐ブレーカ3の主幹ブレー
カ1側の側面24は後述の中央の送りバー4bの他端3
0b側すなわちバー接続側の延長線上に位置している。
取付板25は分岐ブレーカ3を取付けるものであり、引
掛部51,52に引っ掛かる仮止め用の引掛片54,5
7を有して、搭置部59,62に搭置されるとともに取
付孔63にねじ27によりねじ止めされている。引掛片
57は引掛部52に引っ掛かる鉤状の掛止爪を切起しに
より形成し、引掛片54は取付板25の側部を底部7に
向けて折曲して引掛部51に嵌合する嵌合孔55を形成
し、引掛片54の先端56を箱体8の底部7に当接して
いる。58は切曲げにより形成された分岐ブレーカ3の
位置決め部、64は分岐ブレーカ3を取付けるねじ孔で
ある。
26で取付けられ、取付板25はねじ27で箱体8に取
付けられている。一方、分岐ブレーカ3の入力端子23
には、中性バーであるバー2bと電圧バーであるバー2
aまたは2cの接続片18が接続されて100Vを入力
するか、あるいはバー2a,2cの接続片18が接続さ
れて200Vを入力している。
a〜29cが主幹ブレーカ1の出力端子6に接続され各
他端30a〜30cが主幹ブレーカ1の側面16に沿う
ように延び、かつ底部7に対して互いに並列するととも
に、バー2a〜2cの端部28a〜28cに交差してい
る。そして、送りバー4a〜4cの他端30a〜30c
とバー2a〜2cの主幹ブレーカ1側の端部28a〜2
8cとの交差部を、送りバー4a〜4cとバー2〜2c
との接続部31a〜31cとしている。
することにより形成したもので、図4に示すように一片
32と他片33からなる略L字形であり、送りバー4
a,4cは一片32の平面が垂直姿勢で他片33の平面
が水平姿勢に形成され、主幹ブレーカ1の出力端子6か
ら側面16にかけて送りバー4a〜4cを沿わすため、
一片32は送りバー4cの方が長く、逆に他片33は送
りバー4aの方が長くなっている。また送りバー4bは
一片32および他片33ともに平面が水平姿勢に形成さ
れ、一片32は送りバー4a,4cの一片32の中間の
長さであり、他片33は送りバー4a,4cの他片33
の中間の長さとしている。そして各送りバー4a〜4c
の一端は出力端子6に接続するため段曲げ部41a〜4
1cを介して切欠が形成され、他端はバー2a〜2cに
重なるように送りバー4a,4bについて互いに逆向き
に段曲げ部42a,42bを形成し、その先端に接続部
31a〜31cである接続ねじを通すため孔を形成して
いる。なおこの孔に整合する孔をバー2a〜2cの端部
28a〜28cにも形成している。45は送りバー4a
〜4cを仕切る仕切り板である。
をバー支持部材19に取付け、バー支持部材19の非弾
性係止片73を一方の係止部72に係止した状態でバー
支持部材19を回転して、弾性係止片74を他方の係止
部71に弾性係止し、これによりバー支持部材19を箱
体8に固定する。この場合、バー支持部材19を直接箱
体8に取着するので、箱体8の小型化が図れる。またバ
ー支持部材19の一方側に非弾性係止片73を設け他方
側に弾性係止片74を設けたため、非弾性係止片73を
係止した状態で弾性係止片74を係止させる方向に回転
しても、非弾性係止片73を折損しにくくできるととも
に、バー支持部材19を箱体8内に取着する作業が容易
になる。
内テーパ75を有するため、案内テーパ75により非弾
性係止片73を係止部72に係止しやすくなる。さら
に、一対の係止部71,72の一方が分岐ブレーカ3を
載置する載置台を構成する搭置台62に設けられている
ため、部品の共通化が図れるとともに箱体8の小型化が
図れる。
を搭置台62に設けているため、部品の共通化が図れて
箱体の小型化が図れるとともに、分岐ブレーカ3等によ
り外れにくくすることができる。さらに、弾性係止片7
4の基端部74aがバー支持部材19の側面より突出し
中間部74bがバー支持部材19の側面に平行に位置し
かつ先端部74cに係止部71に係止する爪を有し、弾
性係止片74が係止する係止部71は中間部74bを嵌
合する嵌合凹部70を有するため、バー支持部材19と
係止部71との間の隙間δ(図10)を小さくすること
ができ、箱体8の小型化が図れる。
たが、係止部73が搭置台62に形成されてもよい。
ば、バー支持部材を直接箱体に取着するので、箱体の小
型化が図れる。またバー支持部材の一方側に非弾性係止
片を設け他方側に弾性係止片を設けたため、非弾性係止
片を係止した状態で弾性係止片を係止させる方向に回転
しても、非弾性係止片を折損しにくくできるとともに、
バー支持部材を箱体内に取着する作業が容易になるとい
う効果がある。
ば、請求項1において、前記非弾性係止片が先端が細く
なる案内テーパを有するため、請求項1の効果のほか、
案内テーパにより非弾性係止片を係止部に係止しやすく
なる。請求項3の分電盤のバー支持装置によれば、請求
項1または請求項2において、前記一対の係止部の一方
が分岐ブレーカを載置する載置台に設けられているた
め、請求項1または請求項2の効果のほか、部品の共通
化が図れるとともに箱体の小型化が図れる。
ば、請求項3において、前記弾性係止片が係止する前記
係止部を前記載置台に設けているため、請求項3の効果
のほか、部品の共通化が図れて箱体の小型化が図れると
ともに、分岐ブレーカ等により外れにくくすることがで
きる。請求項5の分電盤のバー支持装置によれば、請求
項1または請求項2において、前記弾性係止片の基端部
が前記バー支持部材の側面より突出し中間部が前記バー
支持部材の側面に平行に位置しかつ先端部に前記係止部
に係止する爪を有し、前記弾性係止片が係止する前記係
止部は前記中間部を嵌合する嵌合凹部を有するため、請
求項1または請求項2の効果のほか、バー支持部材と係
止部との間の隙間を小さくすることができ、箱体の小型
化が図れる。
から見た部分断面図である。
図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 基部が底部に突設され先端が相対向方向
に突出した一対の係止部を有する箱体と、前記一対の係
止部の一方に係止する非弾性係止片を有するとともに前
記一対の係止部の他方に係止する弾性係止片を有して前
記底部に外れ止め載置されたバー支持部材と、このバー
支持部材に保持されたバーとを備えた分電盤のバー支持
装置。 - 【請求項2】 前記非弾性係止片は先端が細くなる案内
テーパを有する請求項1記載の分電盤のバー支持装置。 - 【請求項3】 前記一対の係止部の一方は分岐ブレーカ
を載置する載置台に設けられている請求項1または請求
項2記載の分電盤のバー支持装置。 - 【請求項4】 前記弾性係止片が係止する前記係止部を
前記載置台に設けている請求項3記載の分電盤のバー支
持装置。 - 【請求項5】 前記弾性係止片は基端部が前記バー支持
部材の側面より突出し中間部が前記バー支持部材の側面
に平行に位置しかつ先端部に前記係止部に係止する爪を
有し、前記弾性係止片が係止する前記係止部は前記中間
部を嵌合する嵌合凹部を有する請求項1または請求項2
記載の分電盤のバー支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23659895A JP3160505B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 分電盤のバー支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23659895A JP3160505B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 分電盤のバー支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0984222A JPH0984222A (ja) | 1997-03-28 |
JP3160505B2 true JP3160505B2 (ja) | 2001-04-25 |
Family
ID=17003024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23659895A Expired - Fee Related JP3160505B2 (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 分電盤のバー支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3160505B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6047788B1 (ja) * | 2016-02-08 | 2016-12-21 | 株式会社コアマン | ルアー |
Families Citing this family (2)
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JP2002291121A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 住宅用分電盤 |
JP4510563B2 (ja) * | 2004-09-09 | 2010-07-28 | テンパール工業株式会社 | 住宅用分電盤 |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP23659895A patent/JP3160505B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6047788B1 (ja) * | 2016-02-08 | 2016-12-21 | 株式会社コアマン | ルアー |
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