JP2002291121A - 住宅用分電盤 - Google Patents

住宅用分電盤

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JP2002291121A
JP2002291121A JP2001088980A JP2001088980A JP2002291121A JP 2002291121 A JP2002291121 A JP 2002291121A JP 2001088980 A JP2001088980 A JP 2001088980A JP 2001088980 A JP2001088980 A JP 2001088980A JP 2002291121 A JP2002291121 A JP 2002291121A
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JP2001088980A
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Wataru Nagano
亘 永野
Takeshi Yano
剛 矢野
Hiroaki Yamaguchi
博章 山口
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電線導体を箱体内に引き回す作業が容易になる
とともに、部品点数を削減することができ、分岐開閉器
の取付作業が容易になる住宅用分電盤を提供する。 【解決手段】1つの主幹回路遮断器31と複数の分岐回
路遮断器32とを箱体10の中に配置してある。箱体1
0の背壁11は、電線挿通孔14,15の間の部位を底
上げすることにより、導電バー110a,110b,1
10cを支持したバー支持部材100が取着されるバー
支持部材取付部たる支持部材用取付台50、分岐開閉器
たる分岐回路遮断器32が取着される分岐開閉器取付部
たる分岐用取付台60がそれぞれ連続一体に形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅用分電盤に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この公報に記載された分電盤では、図1
6および図17に示すように、主幹回路遮断器(主幹開
閉器)31’や複数の分岐回路遮断器(分岐開閉器)3
2’などが取着された基板90を前面開口した箱体1
0’内に収納し、箱体10’の前面側に扉付きのカバー
20’を結合している。分岐回路遮断器32’は、上下
2列に配設してあり、主幹回路遮断器31’に接続され
た導電バー(図示せず)に電気的に接続されている(な
お、上記導電バーの前方には保護カバー143が配設さ
れている)。ここにおいて、上列の分岐回路遮断器3
2’は導電バーの上側に配列され、下列の分岐回路遮断
器32’は導電バーの下側に配列されており、各列の分
岐回路遮断器32’は上下方向において導電バー側に電
源端子部(図示せず)が位置し導電バーと反対側に負荷
端子部(図示せず)が位置している。つまり、導電バー
を挟む形で上列の分岐回路遮断器32’と下列の分岐回
路遮断器32’とが配設されている。分岐回路遮断器3
2’は電源端子部が導電バーに端子ねじ(図示せず)を
用いて接続され、他端部側が基板90に固定ねじ(図示
せず)を用いて取着されている。また、上述の基板90
は箱体10’に取付ねじ91を用いて取着されている。
【0003】ところで、箱体10’の背壁11’には上
列の分岐回路遮断器32’の上側および下列の分岐回路
遮断器32’の下側それぞれに電線挿通孔(ノックアウ
ト孔)15’が設けられており、上列の分岐回路遮断器
32’は上側の電線挿通孔15’を挿通させた電線導体
が負荷側端子部に接続され、下列の分岐回路遮断器3
2’は下側の電線挿通孔15’を挿通させた電線導体が
負荷端子部に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された分電盤では、例えば、上列(或いは下
列)の分岐回路遮断器32’に接続されている電線導体
を下列(或いは上列)の分岐回路遮断器32’に接続し
直す場合、電線導体を異なる電線挿通孔15’へ一々挿
通し直す必要があり、特に、箱体10’を建物の壁面に
取着した後では電線挿通孔15’を手探りで探して電線
導体を挿通させなければならず、電線導体を箱体10’
内に引き回す作業が難しいという不具合があった。ま
た、分岐回路遮断器32’を基板90に対して固定ねじ
を用いて取着し、さらに基板90を取付ねじ91を用い
て箱体10’に取着しているので、部品点数が多く、分
岐回路遮断器32’の取付作業が面倒になるという不具
合があった。
【0005】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、電線導体を箱体内に引き回す作業が
容易になるとともに、部品点数を削減することができ、
分岐開閉器の取付作業が容易になる住宅用分電盤を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、背壁において分岐開閉器の並設
方向に直交する方向の両側にそれぞれ電線挿通孔が形成
された箱体と、箱体内に配設される主幹開閉器と、主幹
開閉器に接続された導電バーを支持し箱体内に配設され
るバー支持部材と、導電バーの延出方向に横並びに配設
されて各々導電バーに接続される複数の分岐開閉器とを
備えた住宅用分電盤において、箱体は、電線挿通孔間に
介在する部分を前方に底上げして、バー支持部材を直接
取り付けるバー支持部材取付部と分岐開閉器を直接取り
付ける分岐開閉器取付部とを形成したことを特徴とする
ものであり、電線挿通孔間に介在する部分を前方に底上
げして、バー支持部材を直接取り付けるバー支持部材取
付部と分岐開閉器を直接取り付ける分岐開閉器取付部と
を形成しているので、両側の電線挿通孔間においてバー
支持部材取付部および分岐開閉器取付部の背面側に電線
を挿通可能な空間が形成されることになり、背壁の背面
側から一方の電線挿通孔に挿通された電線導体を上記空
間を利用して他方の電線挿通孔側に引き回すことが可能
となるので、箱体が建物の壁面に取着されている状態で
分岐開閉器に接続する電線導体の引き回し作業が容易に
なり、また、バー支持部材および分岐開閉器を箱体に形
成されたバー支持部材取付部および分岐開閉器取付部へ
それぞれ直接取り付けることができるので、従来のよう
に導電バーや分岐開閉器を基板に取着してさらに基板を
箱体に取着する場合に比べて、部品点数の削減が図れ、
バー支持部材および分岐開閉器の取付作業が容易とな
る。また、箱体とは別の部材を用いることなくバー支持
部材および分岐開閉器の背面を箱体の背壁において電線
挿通孔を含む平面から底上げすることができる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記バー支持部材は、第1極の導電バーが中央に配
設され且つ第2極および第3極の導電バーが第1極の導
電バーの両側で第1の導電バーよりも背壁側に配設さ
れ、前記分岐開閉器取付部は、バー支持部材取付部に取
り付けられたバー支持部材に配設された第2極および第
3極の導電バーのうち分岐開閉器に近接する側の導電バ
ーよりも前方に位置するように底上げして形成したの
で、分岐開閉器を該分岐開閉器に近接する側の導電バー
を覆う形で取り付けることができ、背壁において分岐開
閉器の並設方向に直交する方向における箱体の寸法を小
さくすることが可能となり、盤全体のコンパクト化を図
ることができる。
【0008】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記分岐開閉器取付部は、前記分岐
開閉器に前記導電バーを接続した状態で、前記分岐開閉
器取付部における前記電線挿通孔側の端面と前記分岐開
閉器の負荷端子部側の端面とが同じ面上に並ぶので、前
記分岐開閉器の負荷端子部側の端面が分岐開閉器取付部
よりも電線挿通孔側に突出するのを防止できるから、前
記電線挿通孔の前方に前記分岐開閉器の負荷端子部側が
張り出すのを防止できて前記電線挿通孔の広さを十分に
確保することができ、電線導体の引き回し作業が容易に
なる。
【0009】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記分岐開閉器取付部の背面に、前
記分岐開閉器の並設方向に延出する補強リブが形成され
ているので、前記分岐開閉器取付部の機械的な強度の向
上を図れる。
【0010】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記補強リブは、丸みを有し、前記分岐開閉器取付
部の背面において電線挿通孔側の端部に形成されている
ので、前記分岐開閉器に接続する電線導体の被覆が前記
分岐開閉器取付部の電線挿通孔側の端部に当たって破れ
るのを防止することができる。
【0011】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記分岐開閉器の並設方向に延出さ
れ前記分岐開閉器の背面に当接するように前記分岐開閉
器取付部の前面に取着された鉄板を備えるので、前記分
岐開閉器に発生する熱を放熱することができるととも
に、前記分岐開閉器取付部の機械的な強度の向上も図れ
る。
【0012】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記分岐開閉器取付部に前記分岐開閉器の並設方向
に走る装着溝を形成するとともに、前記鉄板に前記分岐
開閉器の並設方向に延出され装着溝に係合する補強片を
設けたので、請求項6の効果に加え、鉄板が曲がりにく
くなり、前記分岐開閉器取付部の機械的な強度がさらに
高くなる。
【0013】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記補強片を前記鉄板の幅方向における両側に設け
るとともに、前記装着溝を前記分岐開閉器取付部におい
て前記各補強片に対応する位置に各々形成したので、請
求項7の効果に加え、さらに鉄板が曲がりにくくなり、
前記分岐開閉器取付部の機械的な強度がより一層高くな
る。
【0014】請求項9の発明は、請求項7または請求項
8の発明において、前記装着溝と前記補強片との一方に
引掛部を設けるとともに、他方に引掛部に引掛けられる
被引掛部を設けたので、前記分岐開閉器取付部から全て
の分岐開閉器を取り外したときに分岐開閉器取付部から
前記鉄板が落下するのを防止できる。
【0015】請求項10の発明は、請求項1ないし請求
項9の発明において、前記分岐開閉器に、前記導電バー
に差込接続される電源端子部が設けられるとともに、前
記導電バーの延出方向に直交する一側面に保持溝が設け
られ、前記分岐開閉器取付部に、前記分岐開閉器を各々
挟む形で突設され前記分岐開閉器を前記導電バーに差込
接続したときに保持溝に係合して前記分岐開閉器が前方
へ移動するのを防止する引掛突起を設けているので、引
掛突起間で前記分岐開閉器の差込方向を規制することに
なり、電源端子部を導電バーに対して正確な位置に合わ
せることができるから、前記分岐開閉器と前記導電バー
とを確実に接続することができる。
【0016】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、前記引掛突起の側縁と前記分岐分岐開閉器取付
部の前面とを連結する薄肉部を形成したので、前記引掛
突起を丈夫にすることができ、前記引掛突起が折損しに
くいものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】本実施形態の住宅用分電盤は、図
1ないし図6に示すように、1つの主幹回路遮断器31
と複数の分岐回路遮断器32とを箱体10の中に配置し
た分電盤であって、複数の分岐回路遮断器32を横1列
に横並びで並設してある。箱体10は、合成樹脂成形品
であって、前面開口した直方体状に形成され、前面側に
合成樹脂成形品のカバー20が結合されている。
【0018】箱体10は、外周形状が矩形状に形成され
た背壁11の外周縁の全周に亘って周壁12が前方に突
設された形状に形成されている。また、背壁11は、左
側の中央部に主幹開閉器たる主幹回路遮断器31が取り
付けられる主幹用取付台40が連続一体に形成され、背
壁11の右側の中央部には分岐開閉器たる分岐回路遮断
器32が取り付けられる分岐用取付台60が連続一体に
形成されている。さらに、背壁11は、分岐用取付台6
0の上方に後述の導電バー110a,110b,110
cを支持したバー支持部材100が取り付けられる支持
部材用取付台50が連続一体に形成されている。なお、
本実施形態では、分岐用取付台60が分岐開閉器取付部
を構成し、支持部材用取付台50がバー支持部材取付部
を構成している。
【0019】ここにおいて、主幹用取付台40は外周形
状が矩形状に形成された主幹用取付板40aの外周縁の
一部が段差部41を介して背壁11と連結されている。
支持部材用取付台50は外周形状が矩形状に形成された
支持部材用取付板50aの長手方向(左右方向)の両側
縁がそれぞれ段差部51を介して背壁11と連結され、
分岐用取付台60は外周形状が矩形状に形成された分岐
用取付板60aの長手方向(左右方向)の両側縁がそれ
ぞれ段差部61を介して背壁11と連結されている。ま
た、分岐用取付板60aは、支持部材用取付板50aよ
りも背壁11の背面を含む面からの距離が大きくなる位
置に形成されており、分岐用取付板60aの上端縁が段
差部62を介して支持部材用取付板50aの下端縁と連
結されている。したがって、図6に示すように、支持部
材用取付板50aの背面側に形成される空間と分岐用取
付板60aの背面側に形成される空間とは連通すること
になる。
【0020】また、背壁11は、主幹用取付台40の上
側に電線挿通孔13が開口され、支持部材用取付台50
の上側に電線挿通孔14が開口され、分岐用取付台60
の下側に電線挿通孔15が開口されている。すなわち、
支持部材用取付台50および分岐用取付台60は背壁1
1において電線挿通孔14,15間の部位を底上げして
形成されている。ここに、支持部材用取付台50におけ
る電線挿通孔14側の面(上面)は開口されており、分
岐用取付台60における電線挿通孔15側の面(下面)
は開口されているので、電線挿通孔14と電線挿通孔1
5とは支持部材取付板50aの背面側に形成される空間
と分岐用取付板60aの背面側に形成される空間とを介
して連通することになる。なお、各電線挿通孔13〜1
5は、背壁11において電線挿通孔13〜15それぞれ
に対応した部位にあらかじめ切除可能なノックアウト部
を形成しておきノックアウト部を適宜に切除することに
よって形成してもよい。
【0021】カバー20は、後端部外周面が箱体10の
周壁12の前端部外周面にほぼ一致する(図5および図
6参照)。また、カバー20は、主幹回路遮断器31の
一部を露出させる窓孔25や各分岐回路遮断器32の一
部を一括して露出させる窓孔26が形成されている。
【0022】ところで、主幹回路遮断器31は器体3内
に収納された接点部を開閉操作可能なハンドル31aが
前面側に配設されているが、上述の段差部41を設けて
いることによって図5に示すように主幹回路遮断器31
において露出する部位の前面とカバー20における窓孔
25の周囲とは同一面上に並んでおり、しかも接点部の
閉成状態においてはハンドル31aがカバー20の前面
側へ突出しない位置にあるので、見栄えの良い外観を呈
することになるとともに、主幹回路遮断器31の接点部
が閉成状態のときに誤ってハンドル31aが操作される
恐れを少なくすることができ、各分岐回路遮断器32に
それぞれ接続された負荷に負担がかかるのを防止するこ
とができる。また、分岐回路遮断器32は器体内に収納
された接点部を開閉操作可能なハンドル32aが前面側
に配設されているが、上述の段差部61を設けているこ
とによって図6に示すように分岐回路遮断器32におい
て露出する部位の前面とカバー20における窓孔26の
周囲とは同一面上に並んでおり、しかも接点部の閉成状
態においてはハンドル32aがカバー20の前面側へ突
出しない位置にあるので、見栄えの良い外観を呈するこ
とになるとともに、分岐回路遮断器32の接点部が閉成
状態のときに誤ってハンドル32aが操作される恐れを
少なくすることができ、分岐回路遮断器32に接続され
た負荷に負担がかかるのを防止することができる。
【0023】なお、カバー20の前面における窓孔26
の周部であって且つ分岐回路遮断器32の並設方向に直
交する方向の両側(つまり、窓孔26の上下)には、分
岐回路遮断器32に接続される負荷(使用負荷)を区別
する表示の設けられたシール24(図1および図2参
照)が貼着されている。
【0024】主幹回路遮断器31の器体3は合成樹脂製
であって、直方体状に形成されており、上部に端子台4
が設けられ、端子台4の前面側に電源側端子として3つ
の電源側端子片33,33,33が左右方向に並んで配
設されている。ここに、各電源側端子片33には図示し
ない端子ねじが挿通される端子孔33aが形成されてい
る。また、器体3の上部の右端部から上方へ端子取付部
5が連続一体に突出しており、負荷側端子として3つの
負荷側端子片34a,34b,34cが端子取付部5の
右側面から当該右側面に直交する方向へ突出する形で配
置されている。ここに、負荷側端子片34a,34b,
34cにはそれぞれ端子ねじ35,36,36が挿通さ
れる端子孔(図示せず)が形成されている。要するに、
主幹回路遮断器31の器体3には、3つの電源側端子片
33,33,33と3つの負荷側端子片34a,34
b,34cとが露設されている。電源側端子片33,3
3,33と負荷側端子片34a,34b,34cとは1
対1で対応付けされており、電源側端子片33,33,
33には電線挿通孔13を通して箱体10内に導入され
た電源線(図示せず)が上記端子ねじを用いて接続さ
れ、負荷側端子片34a,34b,34cには図3に示
すようにそれぞれ導電バー110a,110b,110
cが端子ねじ35,36,36を用いて直接接続され
る。なお、主幹回路遮断器31は取付ねじ30を用いて
主幹用取付台40に取着されており、器体3の右側面が
バー支持部材100に支持された導電バー110a,1
10b,110cの長手方向に直交している。また、主
幹用取付台40の主幹用取付板40aには中央部に開口
窓42が形成されているので、主幹回路遮断器31で発
生した熱を放熱させることができる。
【0025】また、各負荷側端子片34b,34a,3
4cは、正面視において上下方向に並設されており、上
下方向における中央の負荷側端子片34aが端子ねじ3
5を用いて中性極の導電バー110aに電気的および機
械的に接続され、上下の負荷側端子34b,34cがそ
れぞれ端子ねじ36,36を用いて電圧極の導電バー1
10b,110cに電気的および機械的に接続されてい
る。なお、負荷側端子片34a,34b,34cの上下
方向および前後方向の位置関係と導電バー110a,1
10b,110cの上下方向および前後方向の位置関係
とは1対1で対応するように設定されている。
【0026】バー支持部材100は、支持部材用取付台
50の前面側に載置される。バー支持部材100の左右
幅は支持部材用取付台50の左右幅よりもやや小さく形
成され、バー支持部材100の上下方向の幅寸法は支持
部材用取付板50aの上下方向の幅寸法よりやや大きく
形成されている。
【0027】また、バー支持部材100は、図8に示す
ように、上下方向の中央部に前方に突出した左右方向の
隔壁101を有し、隔壁101における左右方向の両端
部には前方に突出する支持ポスト102,103が形成
されている。支持ポスト102,103の前面には凹所
102a,103aが形成され、凹所102aの底部に
は図示しないナットが保持されている。バー支持部材1
00の隔壁101には分離壁101aが一体に形成さ
れ、隔壁101が8区画に分割されている。
【0028】バー支持部材100には上下に載置片10
4が延設されており、各載置片104の左右方向におい
て支持ポスト102を設けた一端部には後方に凹没した
凹所104aが形成され、各凹所104aの底部には図
示しないナットが保持されている。
【0029】各載置片104の中間部には係止部105
が前方に立設されている。バー支持部材100の上下
縁、つまり各載置片104の一端部にはそれぞれ載置片
104から前方に立設された立設壁106が形成され
る。ここに、バー支持部材100の上縁から立設された
立設壁106は図6および図7に示すように上側の方が
下側よりも載置片104からの突出寸法が大きくなるよ
うに先端面(前端面)が傾斜しており、先端面には左右
方向に走る係止溝106bが2つ形成されている。係止
溝106bは立設壁106の左右方向における中間部に
形成された仕切壁106cによって仕切られている。係
止溝106bについては後述する。さらに、1つおきで
4個の分離壁101aには対向する立設壁106に向か
って突出する引掛爪101bが形成されている。また、
立設壁106には隔壁101に向かって突出する引掛爪
106a(図8および図13参照)が2箇所に形成され
ている。
【0030】バー支持部材100は中性極の導電バー1
10aと2本の電圧極の導電バー110b,110cと
の3本の導電バー110a〜110cを同時に保持でき
るように構成されている。
【0031】中性極の導電バー110aは2つの支持ポ
スト102,103の間に架設される。導電バー110
aには長手方向において等ピッチで挿通孔111が形成
されている。導電バー110aの長手方向の一端部(図
3における左端部)には端子片112が延設され、端子
片112には上述の端子ねじ35が挿入される端子孔1
14および支持ポスト102の前面に突設した係止部1
02bが挿入される位置決め孔117が形成されてい
る。係止部102bには固定ねじ120(図11参照)
が螺合するねじ孔が形成されている。また、導電バー1
10aの他端部には支持ポスト103の凹所103に嵌
合する取付片113が延設されている。したがって、導
電バー110aは、取付片113を凹所103に嵌合す
るとともに係止部102bを位置決め孔117に挿通し
た状態で、固定ねじ120を係止部102bのねじ孔に
螺合することによって導電バー110aが支持ポスト1
02に固定される。また、上述の端子ねじ35は凹所1
02aの底部に設けたナットに螺合する。
【0032】一方、電圧極の2本の導電バー110b,
110cはそれぞれ載置片104の前面に重ねて取り付
けられる。導電バー110b,110cには長手方向の
中間部に挿通孔115が形成され、導電バー110b,
110cの長手方向の一端部(図3における左端部)に
はそれぞれ端子孔116が形成されている。端子孔11
6には上述の端子ねじ36が挿入され、端子ねじ36は
載置片104に設けた凹所104aの底部に保持されて
いるナットに螺合する。導電バー110aの前面側には
後述の結束部材130が取り付けられている。結束部材
130は8個の分岐回路遮断器32の幅寸法よりもやや
長い寸法を有している。結束部材130は、導電バー1
10aの挿通孔111に1つおきに圧入される圧入突起
132(図7参照)と、上端部後面から後方に突設され
た係合脚135(図7参照)とを備えており、係合脚1
35は導電バー110aの後面側に係止される引掛フッ
ク135a(図7参照)が先端部に形成されている。し
たがって、結束部材130は、圧入突起132が挿通孔
111に圧入されるとともに、引掛フック135aが導
電バー110aの後面に係止されることによって結束部
材130が導電バー110aに固定される。
【0033】さらに、導電バー110b,110cの短
手方向の一側縁には前方に向かって接続片118が突設
される。導電バー110cの接続片118には2本の挿
入端子片118a,118bが延設されており、導電バ
ー110bの接続片118には挿入端子片118aと挿
入端子片118bとが交互に延設されている。各挿入端
子片118a,118bは接続片118から導電バー1
10cに対向するように接続片118に対して直交方向
に延長されている。また、導電バー110cから挿入端
子片118bまでの距離は挿入端子片118aまでの距
離よりも大きくなっている。したがって、挿入端子片1
18b,118aは前後に位置することになる。さら
に、導電バー110b,110cを各載置片104に取
り付けた状態では、互いに他方の導電バー110b,1
10cに設けた挿入端子片118b,118aが前後に
位置し、かつ両挿入端子片118b,118aの先端縁
の位置が上下左右において揃うように位置する。このよ
うな配置によって、前後に並ぶ2つの挿入端子片118
b,118aは互いに他の導電バー110b,110c
に接続されていることになる。ここで、支持ポスト10
2,103間に架設された中性極の導電バー110aの
短手方向の端縁も上下方向における位置が両挿入端子片
118b,118aの先端縁と一致する。なお、異なる
導電バー110b,110cに設けた接続片118は隔
壁101によって絶縁される。
【0034】ところで、導電バー110b,110cに
設けた挿通孔115には載置片104に設けた係止部1
05が挿通される。また、導電バー110b,110c
の長手方向の一端部(左端部)には支持ポスト102の
角部に合致する形状の切欠部119が形成されている。
したがって、挿通孔115に係止部105が挿入され、
かつ切欠部119と支持ポスト102とが係合すること
によって、導電バー110b,110cはバー支持部材
100に対して左右方向に位置決めされることになる。
また、導電バー110b,110cの短手方向の一端部
は分離壁101aに設けた引掛爪101bと載置片10
4との間で保持され、他端部は立設壁106に設けた引
掛爪106aと載置片104との間で保持される。した
がって、導電バー110b,110cをバー支持部材1
00に装着するには、引掛爪106aと載置片104と
の間に導電バー110b,110cの一端部を挿入し、
挿通孔115を係止部105に位置合わせした状態で、
導電バー110b,110cを載置片104に押しつけ
れば、立設壁106が撓んで導電バー110b,110
cの他端部が引掛爪101bを乗り越え、引掛爪101
bと載置片104との間で導電バー110b,110c
の他端部が保持される。そこで、引掛爪101bは後方
に向かって分離壁101aからの突出寸法が大きくなる
ように形成され、導電バー110b,110cを取り付
ける際に当接する部位は傾斜面になっている。
【0035】ところで、結束部材130の上端部後面側
には絶縁性を有する弾性材料からなる矩形板状の保護カ
バー141の幅方向(短手方向)の一端部を保持する溝
136(図7参照)が左右方向に形成されており、上述
の載置片104に立設した立設壁106の先端面に形成
した係止溝106b,106bに保護カバー141の他
端部が保持される。すなわち、保護カバー141は電圧
極の導電バー110bを覆うように配設される。なお、
保護カバー141の上記他端部には立設壁106の仕切
壁106cに対応した部位に切欠部141aが形成され
ている。
【0036】結束部材130の上端面は図7に示すよう
に背壁11側ほど結束部材130の上下方向の幅が大き
くなるような傾斜面130aが形成されており、上記溝
136の内周面は上記係合脚135の上面に沿った誘導
面136aと傾斜面130aに略平行な当接面136b
とが当該溝136の底で繋がっている。
【0037】したがって、保護カバー141をバー支持
部材100に装着するには、係止溝106bに保護カバ
ー141の上記他端部を差し込み、上記一端部を傾斜面
130aに当接させた状態で、保護カバー141の上記
一端部側を押しつければ、保護カバー141が撓んで傾
斜面130aを乗り越え、上記一端部が溝136に係止
されるように係合脚135の上面および誘導面136a
に沿って誘導され、最終的に上記一端部の上面が当接面
136bと当接することになるので、保護カバー141
をバー支持部材100に比較的簡単に装着することがで
きる。
【0038】また、主幹回路遮断器31の負荷側端子片
34a,34b,34cと各導電バー110a,110
b,110cとの重なる部分の前方には絶縁材料からな
る保護カバー142(図4参照)が装着されている。な
お、結束部材130の長手方向の一端部には保護カバー
142を取着するための取付爪121が突設されてい
る。
【0039】ところで、上述のバー支持部材100の右
端部後面には、図10に示すように、載置片104の後
面から突出する部分と、その部分の先端から外向きに突
出する部分とを有するL字状の係止突起107が上下に
形成されている。一方、支持部材用取付板50aの右端
部には係止突起107が引っ掛けられる保持孔52が上
下に形成されている。また、バー支持部材100の左端
部の上下面にはそれぞれ被引掛片108,108が突設
されており、各被引掛片108,108は支持部材用取
付台50の左端部の近傍で背壁11から連続一体に突設
された保持突起16に引掛係止される。保持突起16
は、断面L字状に形成されたガイド壁16aと、ガイド
壁16aの前端面に連続一体に形成された受け片16b
とで構成されている。
【0040】したがって、バー支持部材100を支持部
材用取付台50に取り付けるに際しては、支持部材用取
付台50の保持孔52に上記係止突起107を前方から
挿入した図11および図12および図15(a)に示す
状態から、バー支持部材100を支持部材用取付板50
aの前面に沿って(つまり、背壁11の前面に沿って)
図11における右方向にスライドさせることで図13お
よび図14および図15(b)に示す状態のように上記
係止突起107を保持孔52の周部に重複させて引掛け
るとともに、上記被引掛片108を保持突起16の受け
片16bに重複させて引掛けることによりバー支持部材
100が支持部材用取付台50に保持される。要する
に、バー支持部材100は、箱体10の背壁11に平行
な面内で上記右方向へスライドさせることによって箱体
10に取着されることになる。また、係止突起107が
保持孔52の周部に重複せず、被引掛片108が受け片
16bに重複しない位置までバー支持部材100をスラ
イドさせれば、バー支持部材100を支持部材用取付台
50から取り外すことが可能になる。
【0041】上述のバー支持部材100に設けた被引掛
片108の前面にはバー支持部材100のスライド方向
に直交する方向に沿って抜止溝108aが形成されてお
り、箱体10の背壁11から突設された保持突起16の
受け片16bの後面にはバー支持部材100が取付時の
定位置までスライドされたときに抜止溝108aに係合
して被引掛片108が保持突起16から抜けるのを防止
する抜止突起17が突設されている。したがって、バー
支持部材100を定位置までスライドさせることによ
り、被引掛片108に形成された抜止溝108aと保持
突起16に形成された抜止突起17とが係合して保持突
起16から被引掛片108が抜けるのを防止されるか
ら、バー支持部材100が箱体10から外れる可能性が
少なくなる。
【0042】しかして、本実施形態では、箱体10の背
壁11の前面に沿ってバー支持部材100を所定方向
(右方向)へスライドさせることによって箱体10にバ
ー支持部材100を取り付けることができる。また、係
止突起107および被引掛片108は、保持孔52およ
び保持突起16にそれぞれ引っ掛からない状態において
背壁11の前方からバー支持部材100を正面視したと
きに視認可能となるように突設されているので、箱体1
0へのバー支持部材100の取付作業が容易になる。
【0043】また、バー支持部材100の長手方向の両
端部後面には図10に示すように後方へ突出するガイド
突起109を設けてあり、支持部材用取付板50aには
ガイド突起109をバー支持部材100のスライド方向
に沿って案内する長孔53を設けているので、バー支持
部材100を箱体10に取着する作業が容易になる。
【0044】ここにおいて、長孔53は、係止突起10
7および被引掛片108が保持孔52および保持突起1
6にそれぞれ引っ掛からない状態においてガイド突起1
09が遊挿される丸孔状の大径部53aの一部にガイド
突起109をスライド方向に沿って案内する溝部53b
が連続した鍵穴状に形成されている。したがって、バー
支持部材100を箱体10に取着する際には、ガイド突
起109が長孔53の大径部53aに遊挿されるように
バー支持部材100を支持部材用取付台50の前面側に
載置し、ガイド突起109が溝部53bに対応する部位
に入るようにバー支持部材100を取付時のスライド方
向へスライドさせることによってバー支持部材100を
箱体10に取着することができるから、バー支持部材1
00をスライドさせる前に支持部材用取付台50に載置
するときのバー支持部材100の位置合わせが容易にな
り、箱体10へのバー支持部材100の取着作業が容易
になる。なお、ガイド突起109は円柱状の形状であっ
て、長孔53の溝部53bの上下方向における幅はガイ
ド突起109の直径と略等しく設定してあるので、溝部
53bでは溝部53bの内周面とガイド突起109の外
周面とが当接する(図14参照)。
【0045】導電バー110a〜110cは分岐回路遮
断器32を接続するために設けられており、本実施形態
では横1列に8個の分岐回路遮断器32を配列してい
る。分岐回路遮断器32を取り付けるために、本実施形
態では上述の分岐用取付台60を設けている。分岐用取
付台60は図1および図7および図9に示すように、下
部の前面側に後述の鉄板70が装着されており、鉄板7
0によって分岐回路遮断器32からの熱を放熱できるよ
うになっている。分岐用取付板60aの下部の後面(背
面)側には左右方向に走る2つの補強リブ63,63が
上下方向に離間して突設されている。各補強リブ63は
上下方向における中央が両端よりも分岐用取付板60a
の後面からの突出寸法が徐々に大きくなるように形成さ
れており、丸みを有している。分岐用取付台60は補強
リブ63を設けていることによって機械的な強度を高め
ることができる。
【0046】また、分岐用取付板60aの前面側には、
各補強リブ63に対応した部位に左右方向に走る装着溝
64がそれぞれ形成されている。さらに、上側の装着溝
64の内面には保持突起66(図9参照)が突設されて
いる。保持突起66の機能については後述する。鉄板7
0は図9に示すように後方に開放され断面コ字状に形成
されており、長手方向において等ピッチで矩形状の挿通
孔72が形成されている。鉄板70は、上述の保持突起
66が係止される係止孔73が上側の脚片71において
上記保持突起66に対応した部位に形成されており、分
岐用取付板60aの下部の前面から突設された引掛突起
たる遮断器保持突起65を挿通孔72に挿通させ両脚片
71,71を分岐用取付台60の下部の前面側に形成さ
れた装着溝64,64に挿入すると、上述の保持突起6
6が保持孔73に挿入係止されることによって分岐用取
付板60aの前面側に装着される。したがって、鉄板7
0が分岐用取付台60から落下するのを防止することが
できる。ここに、本実施形態では、装着溝64に設けた
保持突起66と脚片71に設けた保持孔73との一方が
引掛部として機能し、他方が引掛部に引掛けられる被引
掛部として機能する。
【0047】なお、鉄板70には7つの挿通孔72が形
成されており、分岐用取付台60の一番左側の遮断器保
持突起65に対応した部位には切欠部74が形成されて
いる。
【0048】本実施形態では、鉄板70の両脚片71,
71がぞれぞれ補強片を構成しており、両脚片71,7
1を設けていることによって鉄板70が曲がるのを防止
することができるとともに、分岐用取付台60の機械的
な強度を高めることができる。
【0049】分岐用取付板60aの一端部(下端部)前
面には、前方に突設され先端部が下方に向かって延設さ
れた上述の逆L字状の遮断器保持突起65が8個形成さ
れている。また、分岐用取付板60aの他端部(上端
部)前面には遮断器支持片66が左右方向に等ピッチで
形成され、分岐用取付板60aの中央部前面には遮断器
支持片67が左右方向に等ピッチで形成されている。こ
こに、各遮断器支持片66,67はそれぞれ9個ずつ形
成されている。なお、遮断器保持突起65の側縁は薄肉
の薄肉部65aによって分岐用取付板60aの前面と連
結されている。なお、薄肉部65aの厚みは遮断器支持
片66,67と略同じ厚みに形成されている。
【0050】分岐用取付台60の前面側には分岐回路遮
断器32を8個まで取着することができる。分岐回路遮
断器32は、電源側にスリット状の3つの端子部37a
〜37cが設けられる。端子部37a〜37cのうち端
子部37aには中性極の導電バー110aが挿入され、
端子部37b,37cには電圧極の導電バー110b,
110cの挿入端子片118b,118aが挿入され
る。ただし、各分岐回路遮断器32はそれぞれ各導電バ
ー110a,110b,110cのうちの2本にのみ電
気的に接続され、他の1本はダミーとして扱われる。例
えば、端子部37aに導電バー110aが電気的に接続
され、端子部37cに挿入端子片118aが電気的に接
続されるが、挿入端子片118bは端子部37bに挿入
されるだけで電気的な接続は行われない。ここに、本実
施形態では、端子部37a〜37cが導電バー110a
〜110cに差込接続される電源端子部を構成してお
り、端子部37a〜37cのうちの2つに導電バー11
0a〜110cが差込接続される導電性材料からなる受
刃(図示せず)が設けられている。要するに、本実施形
態における分岐回路遮断器32は、器体をスライドさせ
て受刃を導電バー110a〜110cに差込接続するも
のであって、電源側の接続方式が端子ねじを用いない差
込方式(所謂プラグイン方式)になっている。
【0051】なお、分岐回路遮断器32は、負荷側に電
線挿入口(図示せず)が設けられており、電線挿入口を
通して器体に電線を挿入するだけで器体内に収納された
端子板(図示せず)と鎖錠ばね(図示せず)とで構成さ
れた周知の速結端子からなる負荷端子部に電線が接続さ
れる。
【0052】分岐回路遮断器32の器体の一方の側面
(左側面)には分岐用取付台60に設けた遮断器保持突
起65に係合する保持溝38が開口されている。ここ
に、保持溝38は分岐回路遮断器32を差込方向(図6
における上方向)にスライドさせることにより遮断器保
持突起65が係合する。さらに、分岐回路遮断器32の
前面であって隔壁101寄りの端部には2個の結束用突
部39が突設されている。
【0053】しかして、分岐回路遮断器32を分岐用取
付台60に取り付けるに際しては、端子部37aに導電
バー110aを挿入し、端子部37b,37cには挿入
端子片118a,118bを挿入せずに分岐回路遮断器
32を挿入端子片118b,118aの幅方向にずらし
ている状態から、分岐回路遮断器32の保持溝38に遮
断器保持突起65が挿入されるとともに挿入端子片11
8b,118aが端子部37b,37cに挿入されるよ
うに分岐回路遮断器32をスライドさせると、分岐用取
付台60の前面と遮断器保持突起65との間で保持溝3
8の周部が挟持されるようになる。このとき、遮断器支
持片66,67および薄肉部65aが分岐回路遮断器3
2の側面に当接して分岐回路遮断器32の左右方向への
位置ずれが防止される。なお、支持部材用取付板50a
には2つの開口窓54が開口されており、導電バー11
0a,110b,110cからの熱を放熱できるように
なっている。
【0054】上述の結束部材130には各分岐回路遮断
器32の前面に重なる部位まで延長された結束片133
が形成され、結束片133の先端部に設けた切欠溝13
4が分岐回路遮断器32の前面に突設された結束用突部
39に係合することによって、分岐回路遮断器32が結
束片133に連結されるようにしてある。この結束部材
130を設けていることにより、各分岐回路遮断器32
が結束部材130を介して連結されることになる。要旨
ではないから詳述しないが、結束部材130の結束片1
33は各分岐回路遮断器32ごとに切欠溝134と結束
用突部39との係合状態を解除できるように構成されて
いる。
【0055】しかして、本実施形態では、バー支持部材
取付部たる支持部材用取付台50および分岐開閉器取付
部たる分岐用取付台60が箱体10の背壁11に一体形
成されているので、図16および図17に示した従来構
成のように分岐回路遮断器32’を基板90に取着して
さらに当該基板90を箱体10’に取り付ける場合に比
べて部品点数の削減が図れる。しかも、分岐回路遮断器
32を導電バー110a〜110cに差込接続するとき
に遮断器保持突起65を保持溝38に係合させることで
分岐回路遮断器32をねじを用いることなく分岐用取付
台60に取着できるので、分岐回路遮断器32の取付作
業が容易になる。また、箱体10の背壁11に一体形成
された分岐用取付台60に厚み方向の力が加わりにくい
ので、分岐用取付台60が破損する恐れを少なくするこ
とができる。
【0056】また、箱体10の背壁11において分岐用
取付台60の下側に形成された電線挿通孔15は、分岐
用取付台60に対して導電バー110a〜110cが重
なる部分と反対側に形成されているので、電線挿通孔1
5から挿通された電線を分岐回路遮断器32に容易に接
続することができる。しかも、分岐用取付台60は、箱
体10の背壁11において電線挿通孔15が形成された
部位よりも前方に底上げした位置に形成されているの
で、電線挿通孔15から挿通された電線を分岐回路遮断
器32に接続する際の電線の曲げ曲率を大きくとること
ができ、分岐回路遮断器32に電線を接続する作業が容
易となる。また、分岐用取付台60は、分岐回路遮断器
32を導電バー110a〜110cに差込接続し且つ保
持溝38に遮断器保持突起65を係合させた状態で、分
岐用取付台60の分岐用取付板60aにおける電線挿通
孔15側の端面60b(図7参照)と分岐回路遮断器3
2のの負荷端子部側の端面32b(図7参照)とが同じ
面上に並ぶので、分岐回路遮断器32の負荷端子部側の
端面32bが分岐用取付台60よりも電線挿通孔15側
に突出するのを防止できるから、電線挿通孔15の前方
に分岐回路遮断器32の負荷端子部側が張り出すのを防
止できて電線挿通孔15の広さを十分に確保することが
でき、電線の引き回し作業が容易となる。
【0057】さらに、本実施形態では、支持部材用取付
台50および分岐用取付台60が背壁11において電線
挿通孔14,15間の部位を底上げして形成され、電線
挿通孔14と電線挿通孔15とは支持部材取付板50a
の背面側に形成される空間と分岐用取付板60aの背面
側に形成される空間とを介して連通することになるの
で、電線挿通孔14,15間において支持部材取付板5
0aおよび分岐用取付板60aの背面側に電線導体を挿
通可能な空間が形成されることになり、背壁11の背面
側から一方の電線挿通孔15に挿通された電線導体を上
記空間を利用して他方の電線挿通孔15へ引き回すこと
が可能となるので、箱体10が建物の壁面に取着されて
いる状態で分岐回路遮断器32に接続する電線導体の引
き回し作業が容易になる。また、箱体10とは別の部材
を用いることなくバー支持部材100および分岐回路遮
断器32の背面を箱体10の背壁11において電線挿通
孔14,15を含む平面から底上げすることができる。
【0058】しかも、電圧極の導電バー110b,11
0cのうち分岐回路遮断器32に近接する側の導電バー
110cよりも前方に分岐回路遮断器32が位置するよ
うに分岐用取付台60が底上げされているので、分岐回
路遮断器32を導電バー110cの前方を覆う形で取り
付けることができ、背壁11において分岐回路遮断器3
2の並設方向に直交する方向(つまり、上下方向)にお
ける箱体10の寸法を小さくすることが可能となり、盤
全体のコンパクト化を図ることができる。なお、本実施
形態では、中性極の導電バー110aが第1極の導電バ
ーを構成し、電圧極の導電バー110bが第2の導電バ
ーを構成し、電圧極の導電バー110cが第3極の導電
バーを構成している。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明は、背壁において分岐開
閉器の並設方向に直交する方向の両側にそれぞれ電線挿
通孔が形成された箱体と、箱体内に配設される主幹開閉
器と、主幹開閉器に接続された導電バーを支持し箱体内
に配設されるバー支持部材と、導電バーの延出方向に横
並びに配設されて各々導電バーに接続される複数の分岐
開閉器とを備えた住宅用分電盤において、箱体は、電線
挿通孔間に介在する部分を前方に底上げして、バー支持
部材を直接取り付けるバー支持部材取付部と分岐開閉器
を直接取り付ける分岐開閉器取付部とを形成したもので
あり、電線挿通孔間に介在する部分を前方に底上げし
て、バー支持部材を直接取り付けるバー支持部材取付部
と分岐開閉器を直接取り付ける分岐開閉器取付部とを形
成しているので、両側の電線挿通孔間においてバー支持
部材取付部および分岐開閉器取付部の背面側に電線を挿
通可能な空間が形成されることになり、背壁の背面側か
ら一方の電線挿通孔に挿通された電線導体を上記空間を
利用して他方の電線挿通孔側に引き回すことが可能とな
るので、箱体が建物の壁面に取着されている状態で分岐
開閉器に接続する電線導体の引き回し作業が容易にな
り、また、バー支持部材および分岐開閉器を箱体に形成
されたバー支持部材取付部および分岐開閉器取付部へそ
れぞれ直接取り付けることができるので、従来のように
導電バーや分岐開閉器を基板に取着してさらに基板を箱
体に取着する場合に比べて、部品点数の削減が図れ、バ
ー支持部材および分岐開閉器の取付作業が容易となると
いう効果がある。また、箱体とは別の部材を用いること
なくバー支持部材および分岐開閉器の背面を箱体の背壁
において電線挿通孔を含む平面から底上げすることがで
きる。
【0060】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記バー支持部材は、第1極の導電バーが中央に配
設され且つ第2極および第3極の導電バーが第1極の導
電バーの両側で第1の導電バーよりも背壁側に配設さ
れ、前記分岐開閉器取付部は、バー支持部材取付部に取
り付けられたバー支持部材に配設された第2極および第
3極の導電バーのうち分岐開閉器に近接する側の導電バ
ーよりも前方に位置するように底上げして形成したの
で、分岐開閉器を該分岐開閉器に近接する側の導電バー
を覆う形で取り付けることができ、背壁において分岐開
閉器の並設方向に直交する方向における箱体の寸法を小
さくすることが可能となり、盤全体のコンパクト化を図
ることができるという効果がある。
【0061】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記分岐開閉器取付部は、前記分岐
開閉器に前記導電バーを接続した状態で、前記分岐開閉
器取付部における前記電線挿通孔側の端面と前記分岐開
閉器の負荷端子部側の端面とが同じ面上に並ぶので、前
記分岐開閉器の負荷端子部側の端面が分岐開閉器取付部
よりも電線挿通孔側に突出するのを防止できるから、前
記電線挿通孔の前方に前記分岐開閉器の負荷端子部側が
張り出すのを防止できて前記電線挿通孔の広さを十分に
確保することができ、電線導体の引き回し作業が容易に
なるという効果がある。
【0062】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記分岐開閉器取付部の背面に、前
記分岐開閉器の並設方向に延出する補強リブが形成され
ているので、前記分岐開閉器取付部の機械的な強度の向
上を図れるという効果がある。
【0063】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記補強リブは、丸みを有し、前記分岐開閉器取付
部の背面において電線挿通孔側の端部に形成されている
ので、前記分岐開閉器に接続する電線導体の被覆が前記
分岐開閉器取付部の電線挿通孔側の端部に当たって破れ
るのを防止することができるという効果がある。
【0064】請求項6の発明は、請求項1ないし請求項
5の発明において、前記分岐開閉器の並設方向に延出さ
れ前記分岐開閉器の背面に当接するように前記分岐開閉
器取付部の前面に取着された鉄板を備えるので、前記分
岐開閉器に発生する熱を放熱することができるととも
に、前記分岐開閉器取付部の機械的な強度の向上も図れ
るという効果がある。
【0065】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記分岐開閉器取付部に前記分岐開閉器の並設方向
に走る装着溝を形成するとともに、前記鉄板に前記分岐
開閉器の並設方向に延出され装着溝に係合する補強片を
設けたので、請求項6の効果に加え、鉄板が曲がりにく
くなり、前記分岐開閉器取付部の機械的な強度がさらに
高くなるという効果がある。
【0066】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記補強片を前記鉄板の幅方向における両側に設け
るとともに、前記装着溝を前記分岐開閉器取付部におい
て前記各補強片に対応する位置に各々形成したので、請
求項7の効果に加え、さらに鉄板が曲がりにくくなり、
前記分岐開閉器取付部の機械的な強度がより一層高くな
るという効果がある。
【0067】請求項9の発明は、請求項7または請求項
8の発明において、前記装着溝と前記補強片との一方に
引掛部を設けるとともに、他方に引掛部に引掛けられる
被引掛部を設けたので、前記分岐開閉器取付部から全て
の分岐開閉器を取り外したときに分岐開閉器取付部から
前記鉄板が落下するのを防止できるという効果がある。
【0068】請求項10の発明は、請求項1ないし請求
項9の発明において、前記分岐開閉器に、前記導電バー
に差込接続される電源端子部が設けられるとともに、前
記導電バーの延出方向に直交する一側面に保持溝が設け
られ、前記分岐開閉器取付部に、前記分岐開閉器を各々
挟む形で突設され前記分岐開閉器を前記導電バーに差込
接続したときに保持溝に係合して前記分岐開閉器が前方
へ移動するのを防止する引掛突起を設けているので、引
掛突起間で前記分岐開閉器の差込方向を規制することに
なり、電源端子部を導電バーに対して正確な位置に合わ
せることができるから、前記分岐開閉器と前記導電バー
とを確実に接続することができるという効果がある。
【0069】請求項11の発明は、請求項10の発明に
おいて、前記引掛突起の側縁と前記分岐分岐開閉器取付
部の前面とを連結する薄肉部を形成したので、前記引掛
突起を丈夫にすることができ、前記引掛突起が折損しに
くいものとなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における要部分解斜視図であ
る。
【図2】同上の外観斜視図である。
【図3】同上においてカバーなどを取り外した状態の正
面図である。
【図4】同上においてカバーを取り外した状態の正面図
である。
【図5】同上の断面図である。
【図6】同上の断面図である。
【図7】同上の要部断面図である。
【図8】同上の要部分解斜視図である。
【図9】同上の要部分解斜視図である。
【図10】同上の要部分解斜視図である。
【図11】同上におけるバー支持部材の取付前の要部正
面図である。
【図12】同上におけるバー支持部材の取付前の要部背
面図である。
【図13】同上におけるバー支持部材の取付後の要部正
面図である。
【図14】同上におけるバー支持部材の取付後の要部背
面図である。
【図15】同上におけるバー支持部材の取り付け方の説
明図である。
【図16】従来例を示す分解斜視図である。
【図17】同上においてカバーを取り外した状態の正面
図である。
【符号の説明】
10 箱体 11 背壁 12 周壁 14 電線挿通孔 15 電線挿通孔 31 主幹回路遮断器 32 分岐回路遮断器 37a〜37c 端子部 40 主幹用取付台 50 支持部材用取付台 60 分岐用取付台 100 バー支持部材 110a 導電バー 110b 導電バー 110c 導電バー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 博章 愛知県瀬戸市穴田町737番地12 尾張松下 電工株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背壁において分岐開閉器の並設方向に直
    交する方向の両側にそれぞれ電線挿通孔が形成された箱
    体と、箱体内に配設される主幹開閉器と、主幹開閉器に
    接続された導電バーを支持し箱体内に配設されるバー支
    持部材と、導電バーの延出方向に横並びに配設されて各
    々導電バーに接続される複数の分岐開閉器とを備えた住
    宅用分電盤において、箱体は、電線挿通孔間に介在する
    部分を前方に底上げして、バー支持部材を直接取り付け
    るバー支持部材取付部と分岐開閉器を直接取り付ける分
    岐開閉器取付部とを形成したことを特徴とする住宅用分
    電盤。
  2. 【請求項2】 前記バー支持部材は、第1極の導電バー
    が中央に配設され且つ第2極および第3極の導電バーが
    第1極の導電バーの両側で第1の導電バーよりも背壁側
    に配設され、前記分岐開閉器取付部は、バー支持部材取
    付部に取り付けられたバー支持部材に配設された第2極
    および第3極の導電バーのうち分岐開閉器に近接する側
    の導電バーよりも前方に位置するように底上げして形成
    したことを特徴とする請求項1記載の住宅用分電盤。
  3. 【請求項3】 前記分岐開閉器取付部は、前記分岐開閉
    器に前記導電バーを接続した状態で、前記分岐開閉器取
    付部における前記電線挿通孔側の端面と前記分岐開閉器
    の負荷端子部側の端面とが同じ面上に並ぶことを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の住宅用分電盤。
  4. 【請求項4】 前記分岐開閉器取付部の背面に、前記分
    岐開閉器の並設方向に延出する補強リブが形成されてな
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項3記載の住宅
    用分電盤。
  5. 【請求項5】 前記補強リブは、丸みを有し、前記分岐
    開閉器取付部の背面において電線挿通孔側の端部に形成
    されてなることを特徴とする請求項4記載の住宅用分電
    盤。
  6. 【請求項6】 前記分岐開閉器の並設方向に延出され前
    記分岐開閉器の背面に当接するように前記分岐開閉器取
    付部の前面に取着された鉄板を備えることを特徴とする
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の住宅用分電
    盤。
  7. 【請求項7】 前記分岐開閉器取付部に前記分岐開閉器
    の並設方向に走る装着溝を形成するとともに、前記鉄板
    に前記分岐開閉器の並設方向に延出され装着溝に係合す
    る補強片を設けたことを特徴とする請求項6記載の住宅
    用分電盤。
  8. 【請求項8】 前記補強片を前記鉄板の幅方向における
    両側に設けるとともに、前記装着溝を前記分岐開閉器取
    付部において前記各補強片に対応する位置に各々形成し
    たことを特徴とする請求項7記載の住宅用分電盤。
  9. 【請求項9】 前記装着溝と前記補強片との一方に引掛
    部を設けるとともに、他方に引掛部に引掛けられる被引
    掛部を設けたことを特徴とする請求項7または請求項8
    記載の住宅用分電盤。
  10. 【請求項10】 前記分岐開閉器に、前記導電バーに差
    込接続される電源端子部が設けられるとともに、前記導
    電バーの延出方向に直交する一側面に保持溝が設けら
    れ、前記分岐開閉器取付部に、前記分岐開閉器を各々挟
    む形で突設され前記分岐開閉器を前記導電バーに差込接
    続したときに保持溝に係合して前記分岐開閉器が前方へ
    移動するのを防止する引掛突起を設けてなることを特徴
    とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の住宅
    用分電盤。
  11. 【請求項11】 前記引掛突起の側縁と前記分岐分岐開
    閉器取付部の前面とを連結する薄肉部を形成したことを
    特徴とする請求項10記載の住宅用分電盤。
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